JPS63172050A - 自動変速制御装置 - Google Patents

自動変速制御装置

Info

Publication number
JPS63172050A
JPS63172050A JP93787A JP93787A JPS63172050A JP S63172050 A JPS63172050 A JP S63172050A JP 93787 A JP93787 A JP 93787A JP 93787 A JP93787 A JP 93787A JP S63172050 A JPS63172050 A JP S63172050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle speed
speed sensor
gear position
gear
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP93787A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH059660B2 (ja
Inventor
Shigeki Shimanaka
茂樹 島中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP93787A priority Critical patent/JPS63172050A/ja
Publication of JPS63172050A publication Critical patent/JPS63172050A/ja
Publication of JPH059660B2 publication Critical patent/JPH059660B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の自動変速制御装置、特に、車速セン
サを複数にしてフェイルセイフ機能の向上と車輪ロック
時の適切な変速段設定を図った自動変速制御装置に関す
る。
(従来の技術) 一般に、自動変速機は車速を重要な一つのパラメータと
してその変速点が決定される。また、車速を検出する方
法としては、ガバナーバルブを用いた機械的なものの他
に、近接スイッチ等を用いた電気的な車速センサによる
ものがある。
従来のこの種の車速センサを用いた自動変速制御装置と
しては、例えば特開昭57−173645号公報に記載
されたものがある。この装置では、車速センサからの車
速を示す信号に基づいて所定の変速段を選択するととも
に、車速センサ系に断線等の異常が発生したとき、ある
いは急ブレーキ等によって車輪がロックしたときは、予
め定められた変速段を強制的に選択している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の自動変速制御装置にあ
っては、単一の車速センサを用いて車速を検出する構成
となっていたため、例えば、車速センサ系に断線等の障
害が発生した場合と、急ブレーキ等で車輪がロックした
場合とでは、検出された車速か共に低レベルの同一傾向
を示していた。
ところで、パワーユニットに要求されるトルク量はその
時の運転状態によって左右され一様ではない。例えば、
登板時においては大きなトルク量が要求され、それに応
じて適切な変速段が選択されなければならない、すなわ
ち、従来のものにあっては、車速センサの異常時および
車輪ロック時に予め定められた同一の変速段となるため
運転状態に応じた適切な変速段を選択できず、例えば車
速センサの異常時には、登板時や再発進時において駆動
力や加速力が不足するといった問題点があった。これら
の問題点を解決するために、予め定める変速段を低速段
とすることも考えられるが、高速走行中にこの低速段が
選択されると急激なエンジンブレーキが作用して大きな
速度変化を生じ、乗員に不快感を与えるといった新たな
問題点を招来する。また、車輪ロック発生の場合では、
車輪ロックが解除されて車輪の回転が回復し、車速セン
サが信号を出力し始めた瞬間、その信号に基づいて変速
段が設定されることから、車両は依然高速走行中である
にもかかわらず一度低速段に変速されてしまうため、上
述したと同様に、急激なエンジンブレーキが作用してし
まうといった問題点があった。
(発明の目的) そこで本発明は、複数の車速センサを設け、これらのセ
ンサ信号に基づいて車速センサの異常状態あるいは車輪
ロック状態を判別することにより、該状態に対応した適
切な変速段の選択を行うとともに、車速センサ系のフェ
イルセイフ機能の向上を図ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明による自動変速制御装置は上記目的達成のた
め、その基本概念図を第1図(A)に示すように、車速
に対応した車速信号を出力する少なくとも二つの車速セ
ンサaと、車速信号の一つが所定の基準値以下を示した
とき、その車速信号を出力した車速センサaの異常を示
す異常信号を出力する異常判定手段すと、所定の車速セ
ンサaからの車速信号を少なくとも一つのパラメータと
して変速比を決定するとともに、異常信号が出力された
とき該信号で示される車速センサa以外の車速センサa
を前記所定の車速センサaとする変速段決定手段Cと、
変速段決定手段Cの出力に基づいて変速機の変速比を切
り換える変速手段dと、を備えている。
また、第2の発明による自動変速制御装置は上記目的達
成のため、その基本概念図を第1図(B)に示すように
、車速に対応した車速信号を出力する少なくとも二つの
車速センサaと、車速信号が全て所定の減少傾向を示し
たとき、車輪がロック状態に移行したことを判定するロ
ック判定手段すと、所定の車速センサaからの車速信号
を少なくとも一つのパラメータとして変速段を決定する
とともに、前記ロック状態に移行したとき該状態に移行
する前の変速段を所定の時間保持する変速段決定手段C
と、変速段決定手段Cの出力に基づいて変速機の変速比
を切り換える変速手段dと、を備えている。
(作用) 第1の発明では、複数の車速センサを用いて車速か検出
され、これらの検出信号を所定の基準値と比較して車速
センサの異常が判定される。したがって、異常時には、
正常な車速センサの検出信号に基づいて通常通りの制御
が続行され、フェイルセイフ機能が発揮される。
また、第2の発明では、上記複数の検出信号が同一の減
少傾向を示したとき車輪ロック状態にあると判定され、
該状態に移行する直前の変速段が継続して保持される。
したがって、そのときの運転状態に対応した適切な変速
段となる。
(実施例) 以下、第1の発明の実施例および第2の発明の実施例を
図面に基づいて説明する。
第2〜7図は第1の発明および第2の発明に係る自動変
速制御装置の一実施例を示す図である。
なお、第1の発明および第2の発明はその実施例を共通
としているので、以下、一つの実施例として説明する。
まず、構成を説明する。第2図において、1はエンジン
である。エンジン1の図示しないクランクシャフトは自
動変速機2の図示しないインプットシャフトと結合して
、エンジン1のトルクを自動変速機2に伝達する。自動
変速機2は図示しない複数の変速段(例えば、1速およ
び2速)と摩擦要素を有し、該摩擦要素の締結によって
変速段が切り換えられる。自動変速機2の出力軸はプロ
ペラシャフト3に連結され、プロペラシャフト3は所定
の減速比を有する終減速機構4を介して左右のドライブ
シャフト5.6に連結される。ドライブシャフト5.6
のそれぞれの端部には図示しないアクスルを介して駆動
輪7.8が取り付けられており、この駆動輪7.8が自
動変速機2の出力軸の駆動を受けて回転する。
また、プロペラシャフト3の近傍には二つの車速センサ
9.10が設けられており、この車速センサ9.10は
プロペラシャフト3の回転数を検出する。すなわち、車
速センサ9.10はプロペラシャフト3の外周面に配設
された複数の磁性体と、この磁性体の接近によって接点
がONとなるリードスイッチにより構成され、あるいは
、プロペラシャフト3の外周面に形成された複数の凸部
と、この凸部の接近によってインダクタンス成分が変化
するヘッドにより構成される。このような構成を有する
車速センサ9.10は何れもプロペラシャフト3の回転
数(すなわち、駆動輪7.8の回転数に対応)に応じて
その出力信号が変化し、この出力信号が車速V、 、V
2としてコントロールユニット21に出力される。
コントロールユニット21は異常判定手段、ロック判定
手段および変速段決定手段としての機能を有し、CPU
22、ROM23、RAM24および■10ポート25
により構成される。CPU22はROM23に書き込ま
れているプログラムに従ってI10ボート25より必要
とする外部データを取り込んだり、またRAM24との
間でデータの授受を行ったりしながら自動変速機の変速
制御に必要な処理値を演算し、必要に応じて処理したデ
ータをI10ポート25へ出力する。ROM23はCP
U22における演算プログラムを格納しており、RAM
24は演算データ等を一時的に格納するいわゆるワーキ
ングメモリーである。
一方、演算の結果としてI10ポート25から選択信号
SELがソレノイドバルブ26に出力され、ソレノイド
バルブ26はこの選択信号SELを受けて駆動し、自動
変速機2の摩擦要素を締結して変速段を切り換える。
次に、作用を説明する。
第3図はROM23に書き込まれている自動変速制御の
プログラム(以下、5ELECTプログラムという)を
示すフローチャートであり、本プログラムは所定時間毎
に一度実行される。
また、第4〜7図は上述した5ELECTプログラムか
らエントリーされる4つのサブルーチンプログラムのフ
ローチャートを示す。すなわち、第4図は状態判定サブ
ルーチンプログラム(以下、5UBIプログラムという
)を示し、第5図は計時Bサブルーチンプログラム(以
下、5UB2プログラムという)を示す。また、第6図
は変速段決定サブルーチンプログラム(以下、5UB3
プログラムという)を示し、第7図は計時Aサブルーチ
ンプログラム(以下、5UB4プログラムという)を示
す。
なお、上述したすべてのプログラムに共通する各種の変
数エリアがRAM24上に割当てられており、これら変
数エリアの一覧を次表に示す。
(本頁、以下余白) 表  1 第3図において、まず、Plで車速センサ9からの車速
■1を読み込み、P2でこれを該当する変数エリアに格
納する。同様にP3で車速センサ10からの車速■2を
読み込み、P4で該当する変数エリアに格納する。次い
で、P、で次式■に従って車速V、の減速度Δ■1を演
算し、また、P6で、次式■に従って車速V2の減速度
ΔV2を演算する。
ΔVl  ”’Vl−1v、  ・・・・・・■但し、
V+−+  :前回の値 ΔVz =V2−I  Vz  ・・・・・・■但し、
Vz−I :前回の値 ステップP7は、第4図に示す5UBIプログラムへの
エントリーポイントであり、5UBIプログラムは車速
センサ9.10からの車速Vl 、V2と減速度ΔVI
、Δ■2とに基づいて車速センサの状態および車輪ロッ
クの状態等を判定する。
第4図において、まず、PX3で車速V1とスライスレ
ベルSLを比較する。スライスレベルSLは所定の低速
度(例えば、5 km / h )に設定されており、
これにより、速度零付近における車速■1、V2のばら
つきが無視される。比較の結果、V、>3Lのときは車
速センサ9の正常動作が確認され、一方、v、>SLが
成立しないときは車速センサ10の障害あるいは停車状
態若しくは車輪ロック状態が推定される。以下、順次ス
テップを経ることによって、これらの推定が絞られて結
論に導かれる。すなわち、pzzでは車速v2とスライ
スレベルSLが比較され、その結果、Vz>SLならば
車速センサ9.10の両方が正常と判定される。また、
Vz>SLが成立しないならば車速センサ10が異常か
あるいは車速センサ10に至るハーネスに断線等の障害
が発生したと判定され、P23で車速センサ10の異常
フラグF L A G V zをセ−/ ) (FLA
GVz =1)する。次イテ、pz4で正常側の車速V
、を変速段決定用車速V□に格納して5ELECTプロ
グラムへリターンする。
一方、P□でV、>SLが成立しないときは、Poで車
速V2とスライスレベルSLとを比較し、車速センサ9
の正常/異常を判定する。すなわち、Vz>SLのとき
は車速V1の出力のみがスライスレベルSL以下である
ことから、車速センサ9が異常であると判定され、P2
?で車速センサ9の異常フラグFLAGV、をセy )
 (FLAGV。
=1)し、pzaで正常側の車速V2を変速段決定用車
速V3Fに格納して5ELECTプログラムへリターン
する。
また、Pubでv2〉SLが成立しないときは、車速V
1、■2が共にスライスレベルSL以下であり、このこ
とは停車状態あるいは車輪ロック状態の何れかであるこ
とを示している。このため、PZ9で車速■、の減速度
ΔV、と基準減速度Gを比較し、ΔV、>Gならば車輪
ロックの可能性があるとし、また、Δv+ >Qが成立
しないならば停車の可能性があるとする。次いで、P3
゜で車速■2の減速度Δ■2と基準減速度Gを比較して
、ΔV2〉Gならば急ブレーキ等による車輪ロック状態
が発生したとして車輪ロックフラグFLAGLlをセッ
ト(FLAGL、=1)する。また、ΔV2>Gが成立
しないならば車速■1の減速度Δv1のみが大きいこと
から、車速センサ9の異常による車速■、の低下と判定
して結合子(ロ)を経てPg?で車速センサ9の異常フ
ラグFLAG■、をセットする。
一方、pz、で停車の可能性ありと判定されたときは、
P3Zで車速■2の減速度Δ■2と基準減速度Gとを比
較し、ΔV、>Gが成立しないならば停車と判定され5
ELECTプログラムへリターンする。また、Δvz 
>Qならば車速センサ10の異常と判定されて結合子(
イ)を経てP23で車速センサ10の異常フラグF L
 A G V tをセット(FLAGVz =1)する
以上のような判定動作をまとめると、次表2のとおりと
なる。
表2 このように、5UBIプログラムではそのときの車速セ
ンサの状態および車輪ロックの状態が判定され9、該当
するフラグがセットされる。これらのフラグは他のプロ
グラムで点検され、それぞれの状態に対応した処理が行
われる。すなわち、第3図において、P s ”” P
 +。で上述したそれぞれのフラグを点検し、FLAG
V、あるいはFLAGV2がセットされているときはP
1!に進み5UB3プログラムを実行する。また、FL
AGL、がセットされてい゛るときはPI3に進み、5
UB4プログラムを実行する。あるいは、何れのフラグ
もセントされていないときはP、に進み5UB2プログ
ラムを実行する。
以下、それぞれのサブルーチンプログラムについて述べ
る。第6図は5UB3プログラムを示すフローチャート
であり、このサブルーチンプログラムで変速段が決定さ
れる。まず、PSIで選択信号SELを点検し、現在の
変速段を判別する。仮に現在の変速段を1速とするとP
S2で変速段決定用車速VSPとアップシフト変速点を
示す基準車速■1とを比較し、■、P>VAならばP、
3で選択信号SELを「0」にセントする。次いで、P
S4では選択信号SELをソレノイドバルブ26に出力
して、自動変速機2の変速段を2速に切り換える。
一方、現在の変速段を2速とするとPsiで変速段決定
用車速vspとダウンシフト変速点を示す基準車速■、
とを比較し、V3P<VBならばPS&で選択信号SE
Lを「1」にセントして1速へのダウンシフトを行う。
なお、アップシフト変速点を示す基準車速VAとダウン
シフト変速点を示す基準車速■、とはV、>V、の関係
にあり、これにより変速動作にヒステリシス特性を持た
せている。
第7図は5UB4プログラムを示すフローチャートであ
り、このサブルーチンプログラムでは車輪ロック時の変
速段保持時間がカウントされる。
まず、PH1でカウント中を示すカウントフラグFL 
A G L tを点検する。車輪ロックが発生した直後
では、まだカウントフラグFLAGLzがセットされて
いないので、P66でカウントフラグFLAGLzをセ
ットする。次いで、P67でカウンタAをクリアし、今
回の処理を終了して5ELECTプログラムへリターン
する。車輪ロックの状態はブレーキを踏み続けることに
よって所定の時間!続(車体が停止するまで)し、その
間5UB4プログラムは繰り返して実行され、その都度
P62でカウンタAが+1づつカウントアツプされる。
また、カウントアンプの間は変速段決定用車速V、Pの
データ更新が行われないため、この変速段決定用車速■
5I−には車輪ロックの直前のデータが格納されたまま
である。したがって、この変速段決定用車速VSFに基
づき5UB3プログラムで変速段が決定されることから
、変速段が車輪ロック直前のまま保持される。
P6.ではカウンタAが所定値C4を超えたとき、車輪
ロックの状態が終了した(車体が停止した)と判別し、
P64でカウントフラグF L A G L zをリセ
ットし、変速段決定用車速Vsrに車速V、の最新デー
タを格納する。すなわち、この変速段決定用車速V3F
に基づいて5UB3プログラムで変速段が決定されるこ
とから、車輪ロック終了時(停車時)の変速段が1速と
なって、加速性および駆動力の向上が図られる。
第5図は5UB2プログラムを示すフローチャートであ
り、このサブルーチンプログラムでは車輪ロック継続中
にブレーキングを中止して加速に移行したときの変速段
保持時間がカウントされろ。
まず、P41でカウントフラグFLAGL2を点検し、
リセットならば通常走行中であると判別されて、p4s
で変速段決定用車速V3Fに車速V、を格納して5EL
ECTプログラムへリターンする。
一方、カウントフラグF L A G L zがセット
されているときは、車輪口・ツクから加速への移行と判
別されて、P4□でカウンタBと所定値C2とを比較す
る。ここで、C2の値は車輪ロックが解除されてから実
車速と車輪速度とが等値となるまでの所定の時間が選ば
れる。この理由は車輪ロックの解除直後の車速■8は低
速度を示しており、これに基づいて変速段を決定すると
1速を選択することになる。すなわち、車輪ロックが発
生する状態は例えば高速走行時であり、このような状態
で1速を選択することは乗員保護あるいはエンジン等の
負担軽減の面から避ける必要がある。したがって、カウ
ントフラグFLAGL2がセットされていて、かつカウ
ントBが所定値02以下のときはPd2の変速段決定用
V3Fの更新を禁止(ジャンプ)して5ELECTプロ
グラムへリターンされ、この変速段決定用車速VSFに
は車輪ロック直前の車速■、が保持される。その結果、
自動変速機2の変速段が車輪ロック直前のものに保持さ
れて、乗員への危険等が回避される。
このように、本実施例にあっては二つの車速センサを用
いて車速を検出するという、いわゆるセンサのデュアル
化を実現しているので、センサ情報の信転性が格段に向
上するとともに、運転状態に応じた適切な変速段を選択
することができる。
なお、車速センサ9.10の異常を判別する方法として
は、本実施例で述べた方法の他に、両センサからの車速
V+、Vzの偏差に基づいて判別する方法等が考えられ
るが、要は、複数の車速センサからの車速信号を比較検
討する方法であればこれらに限定されるものではない。
また、車輪ロックの判別方法及び車輪ロック後の停止時
間の演算方法も本実施例で述べたものの他に、Gセンサ
を用いたものや路面μを検出する等種々の方法が考えら
れることは明白である。
(効果) 第1の発明によれば、複数の車速センサを用いて車速を
検出し、これらの検出信号に基づいて車速センサの異常
を判別しているので、異常時には正常な車速センサの検
出信号により通常通りの制御を続行することができ、フ
ェイルセイフ機能を向上させることができる。
また、第2の発明によれば、上記複数の検出信号が同一
の減少傾向を示したとき車輪のロック状態にあると判別
しているので、該状態においては、その直前の変速段を
保持することができ、そのときの運転状態に対応した適
切な変速段とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は第1の発明の基本概念図、第1図(B)
は第2の発明の基本概念図、第2〜7図は第1の発明お
よび第2の発明に係る自動変速制御装置の一実施例を示
す図であり、第2図はその概略構成図、第3図はその自
動変速制御のプログラム(SELECT)を示すフロー
チャート、第4図はその状態判定サブルーチンプログラ
ム(SUBI)を示すフローチャート、第5図はその計
時Bサブルーチンプログラム(SUB2)を示すフロー
チャート、第6図はその変速段決定サブルーチンプログ
ラム(SUB3)を示すフローチャート、第7図はその
計時Aサブルーチンプログラム(SUB4)を示すフロ
ーチャートである。 9.10・・・・・・車速センサ、 21・・・・・・コントロールユニット(異常判定手段
、ロック判定手段、変速段決定手段)、 26・・・・・・ソレノイドバルブ(変速手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)車速に対応した車速信号を出力する少なくと
    も二つの車速センサと、 b)車速信号の一つが所定の基準値以下を示したとき、
    その車速信号を出力した車速センサの異常を示す異常信
    号を出力する異常判定手段と、 c)所定の車速センサからの車速信号を少なくとも一つ
    のパラメータとして変速比を決定するとともに、異常信
    号が出力されたとき該信号で示される車速センサ以外の
    車速センサを前記所定の車速センサとする変速段決定手
    段と、 d)変速段決定手段の出力に基づいて変速機の変速比を
    切り換える変速手段と、 を備えたことを特徴とする自動変速制御装置。
  2. (2)a)車速に対応した車速信号を出力する少なくと
    も二つの車速センサと、 b)前記少なくとも二つの車速センサよりの車速信号が
    全て所定の減少傾向を示したとき、車輪がロック状態に
    移行したことを判定するロック判定手段と、 c)所定の車速センサからの車速信号を少なくとも一つ
    のパラメータとして変速段を決定するとともに、前記ロ
    ック状態に移行したとき該状態に移行する前の変速段を
    所定の時間保持する変速段決定手段と、 d)変速段決定手段の出力に基づいて変速機の変速比を
    切り換える変速手段と、 を備えたことを特徴とする自動変速制御装置。
JP93787A 1987-01-05 1987-01-05 自動変速制御装置 Granted JPS63172050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP93787A JPS63172050A (ja) 1987-01-05 1987-01-05 自動変速制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP93787A JPS63172050A (ja) 1987-01-05 1987-01-05 自動変速制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63172050A true JPS63172050A (ja) 1988-07-15
JPH059660B2 JPH059660B2 (ja) 1993-02-05

Family

ID=11487587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP93787A Granted JPS63172050A (ja) 1987-01-05 1987-01-05 自動変速制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63172050A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304395A (ja) * 2000-04-27 2001-10-31 Honda Motor Co Ltd 自動変速機の制御装置
JP2008064200A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Jatco Ltd 自動変速機の制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304395A (ja) * 2000-04-27 2001-10-31 Honda Motor Co Ltd 自動変速機の制御装置
JP2008064200A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Jatco Ltd 自動変速機の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH059660B2 (ja) 1993-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3523351B2 (ja) 自動変速機の制御方法およびその装置
US6547022B2 (en) Vehicle traction control apparatus and method of traction control
EP0309868B1 (en) An engine brake control device
US4829435A (en) System for controlling automatic variable speed transmission
JPH08258588A (ja) 車両における路面状態検出装置
JPH0619666B2 (ja) 故障診断処理方式
US4472777A (en) Engine control apparatus for vehicle speed
JP2002107371A (ja) 車輪の回転状態検出装置
JPS62137454A (ja) 車速センサの異常判定装置
JP2595248B2 (ja) 自動車変速機用電子制御装置
US4947325A (en) Diagnostic system for rotational speed sensors in drive train of four wheels drive vehicle having central differential device
JP7199929B2 (ja) 後輪操舵システムの制御方法
JPS6011753A (ja) 自動車用電子制御装置の回転信号処理方式
JPS63172050A (ja) 自動変速制御装置
KR100215266B1 (ko) 앤티록 제어장치
KR100323908B1 (ko) 전자제어식 자동변속기
JP2000344083A (ja) 車両用トラクション制御装置
JPH0361760A (ja) シフトレバー位置検出手段の故障検出装置
JP2002503184A (ja) 自動車におけるエラー信号の発生方法および装置
JP2802306B2 (ja) 車両用車速センサの故障診断装置
JPH0314671B2 (ja)
JP2641223B2 (ja) 電子制御式自動変速機のフェールセーフ制御装置
JPH0697198B2 (ja) 車載用電子制御装置と試験装置のリンク確立方法
JP3334943B2 (ja) 自動変速機の車速センサ故障検知方法
JP2001114089A (ja) 車体速度センサの故障検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term