JPS63171688A - デイスク式選別装置を組合わせた籾すり機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）童業上の利用分野 本発明け、側面に壷穴を多数形設した数枚の選別ディス
クを、横架する回動軸に間隔をおいて軸着し、該選別デ
ィスクの側部に玄米受樋を斜設して構成するディスク式
選別装置と脱桴風選装置とを組合わせて成る籾すり機に
関するものである。

（ロ）従来の技術 従来の籾すり機では、例えば実開昭５７−５８４６６号
公報に開示されるように、内周面に多数の壷穴を形設し
回動可能に横架した選別川内に玄米受樋を挿架して玄米
と籾に選別する壷穴式選別装置の前行程に、玄米が漏下
する程度の網目をもつ選別網を斜設し、脱秤風選後の玄
米と籾の混合米をこの選別網によって選別しその漏下物
を壷穴式選別装置に供給して選別するいわゆる選別網方
式と壷穴式選別装置を脱桴風選装置に組合わせて構成す
る籾すり機が知られている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明け、上記のように選別網方式と壷穴式選別装置に
脱桴風選装置を組合わせて構成する籾すり機とけ異なり
、選別網方式の後行程にディスク式選別装置を設けるも
のであって、この場合に選別網からの漏下物のディスク
式選別装置への供給を円滑にすると同時に数枚の各選別
ディスクの選別作用を最大限に発揮させ、もって選別性
能の向上をはからんとするを目的として創作されたもの
である。

に）問題点を解決するための手段 そこで本発明け、上記の目的を達成するための手段とし
て、上方を開放し一側に籾取出口を開口せる機体内に、
側面に壷穴を多数形設した数枚の選別ディスクを、横架
する回動軸に間隔をおいて軸着し、該選別ディスクの側
部に玄米受樋を斜設してディスク式選別装置を溝成し、
該ディスク式選別装置の上方に玄米が漏下する程度の網
目をもつ選別網を前記回動軸方向と同方向に傾斜させて
設け、脱性風選後の玄米と籾の混合米をして該選別網上
を流下させながら、その漏下物を前記各選別ディスクの
間に供給せしめる構成にするものである。

（ホ）作　用 この構成によると、脱性風選後の玄米と籾の混合米は選
別網の傾斜上位側に供給されてその選別網上を低位側に
向かって流下し、その流下の過程において混合米中の籾
の大半のものけ流下層の上層に浮上して流下しその低位
側から取出されて粗選別される。そして、前記の流下の
過程でその流下層の下層にもぐる玄米と一部の籾は選別
網の網目から漏下し、その玄米の混合割合の高くなった
漏下物はディスク式選別装置の各選別ディスクの間に供
給されて回動する選別ディスクの側面に形設した壷穴に
よって選別作用を受けるようになる。

すなわち、玄米は壷穴にはまって高所にまでもち上げら
れて落下し玄米受樋に受は市められ流下して取出され、
籾は壷穴によってもち上げられる途中で落下するように
なって玄米受樋にまで至らず順次選別ディスクの周縁部
と機体底部の間を一側の籾取出口側に移行して取出され
るのである。

（へ）実施例 以下本発明について実施例図を参照して説明する。

（１）け箱形の籾すり機の本体、（Ａ）は籾タンク（２
）と一対の脱押ロール（３）等から成る脱押部で、本体
（１）上の＠部右側に位置して籾夕／り（１１内に供給
される籾を順次一対の脱性ロール（３）で摺落し、この
摺落されたものを流穀板（４１（５１によって案内して
下端の落下口（６）から落下させる工うに構成されてい
る。

本体（１）内の上部がわにおける＠側には吸引排塵ファ
ン（７）が設けられ、後側には吸気口（８）が開口して
あって、吸引排塵ファン（７）の回転によって吸気口（
８）から吸引される吸引風は前記落下口（６）の下側を
伏流して落下口（６）からの摺落物を風選し籾殻・枇等
の軽量物を吸引排塵ファン（７）ニ吸引して機外に排出
するようになっている。

（Ｂ）　ｕディスク式選別装置でその横形の機体（９）
は前記本体（１）内の中央部に位置し右側上方を前後に
わたって開放して後がわの一側に籾取出口αＱを開口し
ている。この機体（９）内には前後方向に回動軸αｌが
貫挿され七〇回動軸αＤＨ本体（１）の前後部の軸受（
１；５　（１３によって回動自在に支持されている。

そして機体（９）内には両側面に玄米がｌｒｉまり込む
程度の壷穴−を多数形設した数枚の選別ディスク１りが
前記回動軸Ｇ１１に適当の間隔をおいて軸着され、これ
らの各選別ディスクの左側の側部にはそれぞれ玄米受樋
σＧが傾斜状に挿入されている。

面は玄米が漏下する程度の網目をもつ選別網で、前側を
高く後側が低くなるように適度の傾斜をもたせて前記玄
米受樋σＧが斜設されるがわと反対がわの上方、つまり
前記機体（９）の右側上方を前後に゛わたって開放した
ところに機体（９）によって支持されて、前記落下口（
６）からの摺落物中から籾殻・批等の軽量物が除去され
た玄米と籾の混合米をその前側の傾斜上位側で受けるよ
うに構成している。

また本体（１〕内の左側下部には前後方向に玄米移送樋
ｕ３が横設され、この玄米移送樋囮には前記各玄米受樋
αｅの下端が連通し、玄米移送樋α３の前端には玄米ス
ロワ−σｌが接続されている。■は籾スロワ−で、この
籾スロワ−■の下部と前記籾出口００を籾樋（２）で連
通し、籾スロワ−■の上端は前記籾タンク（１１内にの
ぞませてあり、前記選別網Ｑりの後側の傾斜下位側は籾
落下路のから籾樋＠に開口する通口のを通して籾スロワ
−■の下部に通じている。

したがって、脱押部（Ａ）の籾タンク（２）に供給され
た籾は一対の脱性ロール（３）で摺落され流穀板（４１
（５）に案内されて落下口（６）から落下し吸引排塵フ
ァン（７）によって起風きれる吸引風によって風選され
て籾殻・批等の軽量物は機外に排出され、この軽量物が
除去された玄米と籾の混合米は選別網αでの傾斜上位側
に落下しこの選別網［１７＋上を低位側に向けて流下す
る間ＫＭ合米中の籾の大半のものけ選別網面の網目から
媚下することなく低位側に至って籾落下路■から通口■
を通り籾Ｊ　２１＋を経て籾スロワ−のによって揚上さ
れて籾タンク（２）に還元されるようになって粗選別さ
れる。

１だ、選別網［１７＋の網目からその流下の過程で漏下
する玄米と一部の籾は矢印（イ）のように各選別ディス
クａ５の間に供給され矢印（ロ）方向に回動する選別デ
ィスク１１５　Ｋよって流動層（ａ）を形成しなから壷
穴０４のもち上げ作用によって玄米は高所にまでもち上
げられて落下し玄米受樋ａＳに受は止められてそれぞれ
玄米移送樋α３内に流下し集合されながら前側に送られ
、玄米スロワ−０９によって適所に取出されるようにな
り、籾は壷穴ｔ１４１によってもち上げられる途中で落
下して流動層（ａ）上に落下し順次後側の籾取出口０（
Ｉがわに移行してこの籾取出口ＯＱから籾樋ａｔ＋を通
って籾スロワ−■にエリ籾タンク（２）に揚上されるの
である。

（ト）発明の効果 本発明は以上述べたように、上方を開放し一側に籾取出
口を開口せる機体内に、側面に壷穴を多数形設した数枚
の選別ディスクを、横架する回動軸じ間隔をおいて軸着
し、該選別ディスクの側部に玄米受樋を斜設してディス
ク式選別装置を溝成し、該ディスク式選別装置の上方に
玄米が漏下する程度の網目をもつ選別網を前記回動軸方
向と同方向に傾斜させて設け、説件風選後の玄米と籾の
混合米をして該選別網上を流下させながら、その漏下物
を前記各選別ディスクの間に供給せしめる構成にしたか
ら、選別網によって混合米中の籾の大半のものが取出さ
れて粗選別されながら各選別ディスクの間に供給される
から、その供給が簡単かつ円滑になると同時に混合米は
各選別ディスク間に供、＠すれて壷穴によるもち上げ作
用を受けるから、各選別ディスクの選別作用を最大限に
発揮させることとなって選別能率は向上され、しかも選
別網によって粗選別された玄米の混合割合の高くなった
ものが各選別ディスクの間に供給されるので選別精度は
頗る良好となる特長を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による籾摺機の実施例図であって、第１図
はその一部を残して縦断して示す側面図、第２図Ｖｉ第
１図のｌ−１１における断面図である。 ０（１・・・・・・籾取出口　　　　（９）パ・・・・
機体αＣ・・・・・・壷穴　　　　　　蒔・・・・・・
選別ディスクα１１−°−回動軸　　　　　ｕＩ１９・
・・・・・玄米受樋（Ｂ）・・・・・・ディスク式選別
装置　αη・・・・・・選別網。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）上方を開放し一側に籾取出口（１０）を開口せる機
   体（９）内に、側面に壷穴（１４）を多数形設した数枚
   の選別ディスク（１５）を、横架する回動軸（１１）に
   間隔をおいて軸着し、該選別ディスク（１５）の側部に
   玄米受樋（１６）を斜設してディスク式選別装置（Ｂ）
   を構成し、該ディスク式選別装置（Ｂ）の上方に玄米が
   漏下する程度の網目をもつ選別網（１７）を前記回動軸
   （１１）方向と同方向に傾斜させて設け、脱秤風選後の
   玄米と籾の混合米をして該選別網（１７）上を流下させ
   ながら、その漏下物を前記各選別ディスク（１５）の間
   に供給せしめる構成にしたことを特徴とするディスク式
   選別装置を組合わせた籾すり機。