JPS6317145A

JPS6317145A - マイクロコンピユ−タによる自動車用制御装置

Info

Publication number: JPS6317145A
Application number: JP61128056A
Authority: JP
Inventors: Yoshikazu Ikeki; 池木　美一; Satoshi Kawamura; 聡川村; Yasuhiro Kondo; 康宏近藤
Original assignee: Koyo Seiko Co Ltd; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Koyo Seiko Co Ltd; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-06-04
Filing date: 1986-06-04
Publication date: 1988-01-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、マイクロコンピュータを用いた自動車用制御
装置に関するものである。

（従来技術）この種の制御装置としては、例えば特開昭６０−２２６
３６６号公報に記載のものがある。該制御装置はマイク
ロコンピュータでアクチェータを制御し、自動車に必要
な機械的操作機能を得ているが、マイクロコンピュータ
リセット回路とアクチェータ駆動回路とは共に同一電源
から電源の供給を受けている。

（発明が解決しようとする問題点）前記制御装置にあっては、マイクロコンピュータのリセ
ット信号と７クチエータへの駆動電圧とが同一電源から
供給される為、マイクロコンピュータ作動と７クチユ工
−タ作動のタイミングが同一になる。したがって、リセ
ット信号発生電圧を低くした時、アクチェータの正常作
動電圧範囲より低いこともあるので誤動作（アクチェー
タとしてステッピングモーターを用いる場合には税調）
を生じることがある。また。

これを解決するためにリセット信号発生電圧をバッテリ
ー電圧に近づけるとバッテリー電圧とリセット信号発生
電圧に差がない為、バッテリー電源電圧の変動や、外乱
ノイズによる電源電圧変動によりリセット信号が不用に
もかかわらず発生し、やはり誤動作を生じる。

（問題点を解決するための手段）本発明は、前記問題点を解決するために、電源電圧の立
上りに際し、マイクロコンピュータへのリセット信号の
供給後、電源電圧がさらに定常値に近付くまでは、アク
チェータ駆動回路への電源の供給を見合わせるようにす
る。

（作　用）電源電圧の立上りの初期において、マイクロコンピュー
タが、リセット信号の供給を受けて動作状態になるが、
そのときにはアクチェータ駆動回路へは電源の供給が断
た九でいるので。

アクチェータは未だ動作しない。電源電圧の立上りが進
行して定常状態に近付くと、それを検出してアクチェー
タ駆動回路への電源の供給が開始されるので、定常状態
での制御信号を受けた状態でアクチェータが機能を始め
る。

（実施例）第１図は本発明の第１実施例を示すものである。１はマ
イクロコンピュータであって、バッファ回路２を介して
供給される複数の入力信号に応動して、アクチェータ４
を制御する。３はアクチェータ４のための駆動回路であ
って、マイクロコン−ピユータ１の指令に応じた電圧ま
たは電流をアクチェータ４に供給する。５は定電圧回路
であって、マイクロコンピュータ１をはじめ、各回路に
電源を供給するが、リセット電圧発生回路６にもそれが
供給され、マイクロコンピュータ１にリセット電圧を供
給する。マイクロコンピュータ１にはバッファ回路７．
Ａ／Ｄ変換回路８を介して、バッテリーから供給される
電源電圧をデジタル化したものが入力される。マイクロ
コンピュータ１内には、設定電圧を記憶させたＲＯＭが
内蔵されており、該設定電圧と前記Ａ／Ｄ変換回路８か
ら与えられた電源電圧とが比較される。そして、電源電
圧が設定電圧以上になると、マイクロコンピュータ１は
アクチェータ駆動電源制御回路９に信号を与え、それを
動作状態にする。アクチェータ駆動電源制御回路９はそ
れまで遮断状態にしていたバッテリーからの電源を、駆
動回路３に供給するので、それ以後はアクチェータ４が
駆動回路３からの電力の供給を受けて動作状態となる。

第２図に示すように、バッテリー電圧がｏｖから１２Ｖ
に向って立上ると、それがＶ□に達したときにリセット
電圧がマイクロコンピュータ１に与えられ、それが動作
を開始する。この状態では、ＲＯＭに記憶された設定電
圧ｖ３よりも電源電圧が低いため、アクチェータ駆動電
源制御回路９は駆動回路３の電源回路を未だ遮断してい
る。ｆ４源電圧が設定値ｖ２を越えると、第３図のフロ
ーチャートに示すようにそれが所定周期でＮ回確認され
、ＯＫとなればそこで始めてアクチェータ駆動電源制御
回路９がオンになり、アクチェータ４が動作可能になる
。

電源電圧がｖ２に達する迄の間にパルス状のノイズ電圧
が電源電圧に混入し、電源電圧とノイズ電圧との和が一
時的にｖ２を越えても、それがＮ回のチェック期間中持
続することはないので、マイクロコンピュータ１はアク
チェータ駆動電源制御回路９に指令を発しない、したが
って、このようなノイズ電圧によって誤動作することが
防止できる。

第４図は本発明の第２実施例を示すものである。この実
施例では、リセット電圧発生回路６は論理回路１１の出
力により動作する。論理回路１１には電源に直接接続さ
れた電源電圧検出回路１０の出力と、定電圧回路５の出
力側に接続された電圧検出回路１２の出力とが供給され
る。電圧検出回路１２は基準電圧Ｖ、が定電圧ダイオー
ドによって与えられた電圧比較回路で構成されており、
入力電圧がｖＬに達すると出力を生じる。電源電圧検出
回路１０も基準電圧ｖ２が定電圧ダイオードによって与
えられた電圧比較回路で構成されており、電源電圧がｖ
２を越えると出力を生じる。

電圧がＯｖより■、となった時、電源電圧とｖ２を比較
し、電源電圧がｖ３より小さい時出力電圧を生じつづけ
る。またノイズ性のパルス電圧の様な瞬時に立ち上がる
電源電圧はｖ２より大きいと判断され誤作動を生じるこ
とがあるので出力電圧を生じさせない。

したがって、リセット信号は、第５図に示すように＠源
電圧がＶ工に達すると発生し、マイクロコンピュータ１
を動作状態にするが、電源電圧検出回路１ｏは電源電圧
が■２に達してから、それをマイクロコンピュータ１に
入力するので、アクチェータ駆動電源制御回路９への制
御信号の入力はそれ以後となる。

第６図は前記動作をフローチャートで示したもめである
。

（効　果）本発明は以上のように、アクチェータ駆動電源制御回路
が、マイクロコンピュータの動作開始後で、かつ、電源
電圧が充分立上った後にオンになり、アクチェータの動
作がそれ以後に開始されるため、アクチェータの誤作動
、及び電源ラインの変動、外乱ノイズ等による装置の誤
作動を解消することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例のブロックダイアグラム、
第２図は同タイミングチャート、第３図は同フローチャ
ートである。第４ＷＩは第２実施例のブロックダイアグ
ラム、第５図は同タイミングチャート、第６図は同ブロ
ックダイアグラムである。１川マイクロコンピユータ３・・・駆動回路４・・・アクチェータ６・・・リセット電圧発生回路８・・・Ａ／Ｄ変換回路９・・・アクチェータ駆動電源制御回路１０・・・電源
電圧検出回路１２・・・電圧検出回路特許出願人　　光洋自動機株式会社松下電器産業株式会社第２図第３図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】　１　マイクロコンピュータと、その出力により制御さ
れる駆動回路と、該駆動回路により付勢されるアクチェ
ータと、前記駆動回路への電源の供給を制御するアクチ
ェータ駆動電源制御回路と、マイクロコンピュータのリ
セットを行うリセット回路と、それらに共通の電源とを
備え、前記マイクロコンピュータは、電源電圧の立上り
の初期において発生する前記リセット回路の出力信号に
より動作状態になり、それ以後に上昇した電源電圧に基
づく信号を入力信号として、前記アクチェータ駆動電源
制御回路に制御信号を出力し、それをオンにすることを
特徴とするマイクロコンピュータによる自動車用制御装
置。　２　アクチェータ駆動電源制御回路をオンにするに適
した基準電圧を、マイクロコンピュータ内のＲＯＭに記
憶させ、それと電源電圧との比較により、前記制御信号
を出力させることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載のマイクロコンピュータによる自動車用制御装置。　３　定電圧ダイオードにより基準電圧を発生させると
共に、該基準電圧と電源電圧との比較により前記制御信
号を得ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
マイクロコンピュータによる自動車用制御装置。　４　電源電圧との比較を所定回数反復して行ない、そ
れらが全て合格の場合に前記制御信号を得ることを特徴
とする特許請求の範囲第２項又は第３項記載のマイクロ
コンピュータによる自動車用制御装置。