JPS6317118B2 - - Google Patents

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JPS6317118B2
JPS6317118B2 JP53076933A JP7693378A JPS6317118B2 JP S6317118 B2 JPS6317118 B2 JP S6317118B2 JP 53076933 A JP53076933 A JP 53076933A JP 7693378 A JP7693378 A JP 7693378A JP S6317118 B2 JPS6317118 B2 JP S6317118B2
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JP
Japan
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gas
catalyst
methane
temperature
methanation
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Application number
JP53076933A
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English (en)
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JPS5414403A (en
Inventor
Uiruherumu Meeraa Furiidoritsuhi
Deiitaa Myuuraa Borufu
Yotsukeru Heintsu
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GEA Group AG
Original Assignee
Metallgesellschaft AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Metallgesellschaft AG filed Critical Metallgesellschaft AG
Publication of JPS5414403A publication Critical patent/JPS5414403A/ja
Publication of JPS6317118B2 publication Critical patent/JPS6317118B2/ja
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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L3/00Gaseous fuels; Natural gas; Synthetic natural gas obtained by processes not covered by subclass C10G, C10K; Liquefied petroleum gas
    • C10L3/06Natural gas; Synthetic natural gas obtained by processes not covered by C10G, C10K3/02 or C10K3/04
    • C10L3/08Production of synthetic natural gas

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Industrial Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、水素及び酸化炭素を含有する合成ガ
スを5〜100バールの圧力下でニツケル含有触媒
の固定床に通すようにした多段階のメタン化法に
よつて、少なくとも80容量%のメタンを含みかつ
天然ガスに代用し得るガスを製造する方法に関す
る。 ドイツ連邦共和国特許出願公告第2436279号、
及びこれに対応する米国特許第4016189号明細書
に記載されている公知の多段階のメタン化方法で
は、合成ガスを200〜500℃で公知のニツケル触媒
を用いて多段階にてメタン化している。約500℃
以下で行なわれるメタン化方法を以下に「低温メ
タン化」と称する。 本発明の目的は、特に、メタン化される前にあ
る程度のメタンを生成時点で既に含有する合成ガ
スをメタン化することにある。この合成ガスは、
予めCO及びH2OをCO2及びH2に転化する転化反
応により調整することができる。上述の本発明の
目的は、冒頭に述べた方法において、乾燥量基準
で8〜25容量%のメタンを含有する合成ガスを使
用し、触媒床への導入点での前記ガスの温度が
230〜400℃、好ましくは250〜370℃であると共に
前記触媒からの排出点での前記ガスの温度が550
〜750℃、好ましくは580〜680℃である触媒含有
第1段(高温メタン化段階)でメタン化を行な
い、この場合、前記第1段は、それぞれ断熱状態
で操作されかつ互いに縦続された少なくとも2つ
のメタン化反応器から成り、これらの各反応器に
は新鮮な合成ガスの一部をそれぞれ供給し、最初
の反応器には新鮮な合成ガスと、前記反応器のう
ちの一つの反応器からの生成ガスの循環分との混
合物を供給し、この際、前記生成ガスの前記循環
分は冷却及び圧縮されており、最終の反応器から
メタン高含有生成ガスを取り出し、前記第1段の
各反応器内の触媒は25〜50重量%のニツケル、高
アルミナセメント及び少なくとも5重量%の二酸
化ジルコニウムを含むと共にニツケルが化合物
Ni5MgAl2O9として存在し、前記メタン高含有生
成ガスを触媒含有第2段(低温メタン化段階)に
おいて230〜500℃でさらにメタン化を行なうこと
により、少なくとも80容量%のメタンを含有する
ガスを製造することによつて達成される。 接触的な反応でメタンの合成を技術的に行なう
場合には、次の反応が激しい発熱を伴なうことに
注意しなければならない。 CO+3H2→CH4+H2O CO2+4H2→CH4+2H2O CO+H2O→CO2+H2 このメタン化に際しての冷却費用を少なくする
ためには、ガスが触媒床から出る際に比較的高い
温度を有するようにメタン化を行なうのが好まし
い。このような高温メタン化の後には、所望の高
メタン含有量を有する生成ガスを得るために、引
続いて低温メタン化を常に行わねばならない。 高温メタン化段階である前記触媒含有第1段に
は、乾燥量基準で10〜20容量%のメタンを含有す
る合成ガスを供給するのが好ましい。この合成ガ
スとしては、石炭、タール又は重質残渣油を加圧
下に酸素及び水蒸気の存在下でガス化し、得られ
た高温ガスを冷却し、このガスを精製して触媒毒
(特に硫黄化合物)を除去することにより製造さ
れたものが好ましい。この合成ガスのメタン化に
際しては部分的な転化反応を予め行つてもよい。 このようなメタン含有合成ガスは好ましくは石
炭の公知の高圧ガス化により製造する。ルルギ法
による石炭の高圧ガス化方法についての詳細は、
米国特許第3930811号、第3902872号、第3937620
号、第3951616号、第4031030号及び第4014664号
明細書に記載されている。 高温メタン化に関して重要なことは、高い生成
ガス温度において、使用されるニツケル含有触
媒、即ちニツケル触媒が安定であり、かつ活性を
持続することである。適当なニツケル触媒は、25
〜50重量%のニツケルと、少なくとも5重量%の
アルミナ溶融セメント(高アルミナセメント)
と、少なくとも5重量%の二酸化ジルコニウムと
から成る。このような高温メタン化の触媒は種々
の方法で製造することが出来る。 好ましい触媒の第1の態様としては、
Ni5MgAl2O9及びZrO2を重量比で13:1の割合で
含有し、かつ触媒全量に対し30重量%のアルミナ
溶融セメントを含有する触媒が挙げられる。この
アルミナ溶融セメントは重量%で次の組成、即ち
26.4%のCaO、71.9%のAl2O3、0.2%のFe2O3
0.2%のMgO、0.4%のNa2O、0.07%のSiO2及び
こん跡量のK、Cr、Cu、Mn、Ni及びPbからな
つている。この第1の態様に該当する触媒は次の
如くに製造する。 即ち、下記の溶液を下記の懸濁液に15分以
内で添加する。懸濁液及び溶液は次の組成を
有している。 懸濁液: 37.5gのZrO2及び1250gの炭酸ナトリウムを
含有する6の水 溶液: 250gのMg(NO32・6H2O 1280gのNi(NO32・6H2O 690gのAl(NO33・9H2Oの6水溶液 酸化ジルコニウム上に生成したNi5Mg
(OH)16・CO3・4H2Oからなる沈澱物(析出物)
はろ過し、洗浄してアルカリを除去し、110℃で
12時間乾燥し、次いで400時間〓焼する。こうし
て得られた〓焼物は酸化ニツケルと担体成分とし
ての酸化マグネシウム、酸化アルミニウム及び酸
化ジルコニウムとを含有している。そして350g
の〓焼物を乾燥した150gのアルミナ溶融セメン
トと混合する。次いで60gの水を添加した後、混
合物を加圧して3×3mmの錠剤に成形し、次いで
この錠剤に短時間水をかけ、湿つた状態において
密閉系中にて40℃で6日間保持して十分に固化さ
せる。この錠剤は面破砕強さ464Kg/cm2及び嵩密
度1.57Kg/を有するものとなる。またニツケル
の含有量は酸化ニツケルに換算して28.7重量%で
ある。触媒は使用する前に還元するのが望ましい
が、この還元は水素又は他の還元性ガスで処理す
ることにより行なうことができる。 好ましい触媒の第2の態様としては、
Ni5MgAl2O9、ZrO2及びα−Al2O3を重量比で
12:1:2の割合で含有し、かつ前述したアルミ
ナ溶融セメント(高アルミナセメント)を触媒総
重量の15%含有する触媒が挙げられる。この触媒
は次の如くにして製造する。 即ち、下記の溶液及びを、溶液のPHが8.5
以下に低下しないようにして、60℃の温度で下記
の懸濁液に連続的に加える。この場合の溶液及
び懸濁液の組成は次の如くである。 溶液:1250gの炭酸ナトリウム含有する6水
溶液 溶液:255gのMg(NO32・6H2O 1280gのNi(NO32・6H2O 690gのAl(NO33・9H2Oを含有する6水溶
液 懸濁液:43.2gの二酸化ジルコニウム及び74g
のα−Al2O3を含有する3の水 得られた沈澱物をろ過して水洗し、ろ過ケーキ
を110℃で12時間乾燥し、次に400℃で4時間〓焼
する。 得られた〓焼物425gを乾燥した75gの高アル
ミナセメントと混合する。そして75gの水を混合
液、この混合物を固めて3×3mmの錠剤に成形す
る。こうして得られた触媒に短時間水をかけ、
110℃で12時間乾燥する。これによつて、触媒は
面破砕強さ453Kg/cm2、嵩密度1.52Kg/を有す
るものとなる。またニツケル含有量は酸化ニツケ
ルに換算して30.3重量%である。触媒は使用する
前に還元する。 公知の低温メタン化段階である前記触媒含有第
2段では、温度は触媒床の人口領域において通常
230〜320℃とするのがよく、更に好ましくは260
〜300℃とし、また触媒床の出口領域において260
〜500℃とするのがよく、更に好ましくは480℃以
下とする。 次に、本発明による方法の例を図面を基いて説
明する。 第1図に示した方法において、精製によつて触
媒毒が除去されかつ主として一酸化炭素、水素及
びある程度のメタンを含有する合成ガスを管1を
通じて熱交換器2へ供給する。合成ガスは、主と
して硫黄化合物を除去するガススクラツパー(図
示せず)から誘導する。この合成ガスの温度は
200℃以下であり、通常はたかだか100℃である。
このガスを公知のレクチゾール法(Rectisol−
Verfahren)により液状メタノールで洗浄した場
合には、ガスの温度はほゞ20℃となる。 次いで合成ガスは熱交換器3を通過しながら予
熱され、管5に流入する。ガスの予熱は混合ガス
の温度が高温メタン化反応器7,20人口領域に
おいて230〜400℃、好ましくは250〜370℃となる
ように調整する。なお、高温メタン化反応器7及
び20は、高温メタン化段階である前記触媒含有
第1段の最初のメタン化反応器及び最終のメタン
化反応器をそれぞれ構成している。 管5を流れる全ガスの60〜80%を管4に導入
し、反応器7に導入する前に管12からの循環ガ
スと混合する。反応器7からの流出ガス(生成ガ
ス)は管8及び10を流れ、廃熱ボイラ9及び給
水予熱器又はエコノマイザ11で冷却され、ブロ
ワー13で圧縮される。管12と4を流れるガス
の流量比は0.5:1〜3:1、好ましくは0.8:1
〜2:1とする。 反応器7及び20における高温メタン化のため
のメタン化触媒は活性成分としてニツケルを含有
している。これらの触媒は断熱状態にて操作され
る反応器の固定床に配置する。 廃熱ボイラ9において流出ガスから得られる熱
はスチームを製造するのに用い、このスチームは
管38を通じてスチーム収容器36に供給する。
スチーム収容器36にはまたエコノマイザ11及
び23から管35を通じて予熱水を供給する。収
容器36中の水は廃熱ボイラ9及び22に管37
を通じて供給する。過剰のスチームはスチーム収
容器36から管39を通じて除去する。このスチ
ームは、例えば合成ガス製造用の固体又は液体燃
料の加圧ガス化のためのガス化剤として用いてよ
い。 管10を流れる流出ガスの一部分はエコノマイ
ザ11で冷却される。冷却されない流出ガスを管
14に分流させる。管12を流れる冷却された流
出ガスの一部分は既に述べた如くブロワー13に
より循環させる。エコノマイザ11を通過した流
出ガスの部分流は管15を通じて取り出し、管1
4を流れる分流と混合する。得られた混合ガスは
管16を通じて導びき、管17を流れる原料ガス
と混合する。管18を流れる混合ガスは第2の高
温メタン化反応器20へ供給する。この導入温度
は反応器7におけるものと同様である。 反応器20には反応器7と同じ高温メタン化用
触媒を配置する。反応器20の触媒床出口及び管
21の流出ガスの温度は550〜750℃、好ましくは
580〜680℃とする。管8を流れる流出ガスも同温
度とする。 管21を流れる流出ガスの熱の一部分は廃熱ボ
イラ22及びエコノマイザ23で除く。このガス
は、次の低温メタン化反応器25のニツケル触媒
層の出口領域における温度が400〜500℃調節され
るように、冷却される。低温メタン化用のニツケ
ル触媒については古くから知られている。これは
温度230〜500℃で用いられる。 管26を流れる流出ガスは熱交換器3で冷却す
る。流出ガスの熱はまたエコノマイザ27におい
て管37からの供給水を加熱するのに利用する。
反応器25からの流出ガスは所望の最終組成を有
するものではないので、公知の熱力学の法則に基
づいて低温で接触的に最終メタン化を行なう。こ
のためには、ドイツ連邦共和国特許出願公告第
2436297号、及びこれに対応する米国特許第
4016189号明細書に記載された向流冷却反応器2
9を使用する。ニツケル触媒の固定床を有する2
つの反応器25及び29は、低温メタン化段階で
ある前記触媒含有第2段のメタン化反応器をそれ
ぞれ構成している。 反応器29から管30へ出た湿つた生成ガスは
260〜500℃、好ましくは480℃の温度を有してい
るが、更に熱交換器2で冷却する。これは引き続
いて水冷及び空冷器からなる冷却装置31で冷却
し、この際の凝集物を32により除去する。管3
3から出る利用可能状態となつた生成ガスは天然
ガスに代用し得るガスである。 第2図は第1図と同様のメタン化装置を示す。
両者の相異は、第1図の配置においては管12を
流れる循環ガスはエコノマイザ11から取り出し
ているが、第2図の装置においてはその循環ガス
はエコノマイザ23から取り出していることであ
る。第2図においては管5を流れる原料ガスの40
〜60%を管4を通じて最初の高温メタン化反応器
7に供給する。 これらの相異点は重要な意味を有する。第1図
では多量のガスが管12を通じて循環され、より
小さな圧力差をブロワー13で補償すればよい。
このため第1図では第2図より単純で安価なブロ
ワー13を用い得る。従つて第1図におけるブロ
ワー13はその価格が半分で済むが、操作はより
信頼性のあるものとなる。このことは全装置費の
4〜6%の削減につながる。 次に上述の実施例の具体例を説明する。 具体例 石炭の加圧ガス化により製造され、部分的転化
によつて組成が調整され、かつレクチゾール法に
よるスクラツパーに通された合成ガス1000キロモ
ルを24.5バールの圧力で供給した。この合成ガス
は次の基本組成を有していた。 CO2 1.48モル% CO 18.60モル% H2 63.14モル% CH4 16.21モル% 比較のために、このガスを第1図及び第2図の
装置でチタン化した。 18℃の合成ガスを管1を通じて熱交換器2に供
給し、220℃/220℃(以下、このように記載した
場合は、第1図での値/第2図での値であること
を示す)に加熱した。このガスは更に熱交換器3
により315℃に予熱し、750キロモル/520キロモ
ルを管4を通じて反応器7に供給した。ブロワー
13からの温度290℃/290℃の湿つた循環ガス
1050キロモル/625キロモルを管12を通じて混
合した。管12を流れるガスの組成は下記表−1
の如くであつた。
【表】 ル当りのモル数)
循環ガスは、300℃の湿潤ガス1800キロモル/
1145キロモルが反応器7に供給されるように、合
成ガスの部分流と混合した。この混合ガスの組成
を下記表−2に示す。
【表】 ル当りのモル数)
表−2に示した組成を有する混合ガスは高温メ
タン化反応器7で反応し、この反応器を出る時点
では650℃の温度になつている。管8を通つて反
応管7を出るガスは下記表−3の如き組成を有し
ていた。
【表】
【表】 ル当りのモル数)
管8を流れるガスの絶対量は、湿潤ガスとして
1570キロモル/995キロモルであつた。このガス
はさらに廃熱ボイラ9及びエコノマイザ11で冷
却した。285℃/295℃を示す520キロモル/995キ
ロモルのガスを管16を通じて導びき、管17か
らの合成ガス250キロモル/480キロモルと混合し
た。これによつて、温度300℃及び下記表−4に
示す組成を有する湿潤ガス770キロモル/1475キ
ロモルを反応器20に供給した。 表−4 第1図及び第2図 CO2 (モル%) 3.76 CO ( 〃 ) 9.08 H2 ( 〃 ) 43.97 CH4 ( 〃 ) 42.77 その他( 〃 ) 0.42 H2O(乾燥ガス1モル当りモル数) 0.159 反応器20において高温メタン化用の触媒によ
り反応させた湿潤ガス675キロモル/1300キロモ
ルをその反応器から取り出した。反応器7及び2
0は断熱条件下に操作し、触媒は固定床に配置し
た。この触媒は前記の“第1の態様”に基づいて
製造したものであつた。反応器20を出るガスの
組成は上記表−1に示す如くであつた。第1図の
装置において管21を流れるガスの組成は下記表
−5に示す如くであつた。 表−5 CO2 (モル%) 5.11 CO ( 〃 ) 2.28 H2 ( 〃 ) 29.22 CH4 ( 〃 ) 63.01 その他( 〃 ) 0.18 H2O (乾燥ガス1モル当りのモル数) 0.2843 反応器20を出る湿潤ガス675キロモルは次に
低温メタン化した。このガスは装置22,23で
290℃に冷却し、次いで反応器25に供給した。
465℃の湿潤ガス620キロモルを反応器25から取
り出した。このガスは下記表−6の如き組成を有
していた。 表−6 第1図及び第2図 CO2 (モル%) 2.70 CO ( 〃 ) 0.12 H2 ( 〃 ) 13.52 CH4 (モル%) 83.23 その他( 〃 ) 0.43 H2O (乾燥ガス1モル当りのモル数)
0.4452 中間の低温メタン化反応器から流出するガスは
熱交換器3及び27により反応器29のガス導入
温度195℃まで冷却した。向流冷却反応器29に
よる最終メタン化は、両実施例ともそのガス流
量、導入温度、270℃のガス排出温度が同じであ
るので、同一条件で行なつた。断熱条件下で操作
する反応器25及び29においてニツケル触媒は
固定床として配置した。この触媒は、アルミナ担
体にニツケルが58重量%担持含有されているもの
であつた。 管30を流れる600キロモルの湿潤ガスは次の
組成を有していた。 CO2 (モル%) 0.33 CO ( 〃 ) 0.00069 H2 ( 〃 ) 3.94 CH4 ( 〃 ) 95.26 その他(モル%) 0.47 H2O (乾燥ガス1モル当りのモル数) 0.5492 管30を流れる生成ガスは熱交換器2及び後続
の冷却装置31により40℃に冷却した。かくして
約3800Kgのプロセスが凝縮生成した。天然ガスに
代用し得る生成ガスは消費地へ送るに先立つて乾
燥し、次いで64バールに圧縮した。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を例示するものであつて、第1図
は高温メタン化及び低温メタン化により合成ガス
をメタン化する方法のフローシート、第2図は第
1図の方法の変形例を示すフローシートである。 なお図面に用いられている符号において、7…
…高温メタン化反応器(触媒含有第1段)、9…
…廃熱ボイラ、11……エコノマイザ、20……
高温メタン化反応器、22……廃熱ボイラ、23
……エコノマイザ、25……低温メタン化反応器
(触媒含有第2段)、29……最終メタン化反応器
(触媒含有第2段)、31……冷却装置、36……
スチーム収容器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水素及び酸化炭素を含有する合成ガスを5〜
    100バールの圧力下でニツケル含有触媒の固定床
    に通すようにした多段階のメタン化法によつて、
    少なくとも80容量%のメタンを含みかつ天然ガス
    に代用し得るガスを製造する方法において、 乾燥量基準で8〜25容量%のメタンを含有する
    合成ガスを使用し、 前記触媒床への導入点での前記ガスの温度が
    230〜400℃であると共に前記触媒床からの排出点
    での前記ガスの温度が550〜750℃である触媒含有
    第1段でメタン化を行ない、 この場合、前記第1段は、それぞれ断熱状態で
    操作されかつ互いに縦続された少なくとも2つの
    メタン化反応器から成り、これらの各反応器には
    新鮮な合成ガスの一部をそれぞれ供給し、最初の
    反応器には新鮮な合成ガスと、前記反応器のうち
    の一つの反応器からの生成ガスの循環分との混合
    物を供給し、この際、前記生成ガスの前記循環分
    は冷却及び圧縮されており、最終の反応器からメ
    タン高含有生成ガスを取り出し、前記第1段の各
    反応器内の触媒は25〜50重量%のニツケル、高ア
    ルミナセメント及び少なくとも5重量%の二酸化
    ジルコニウムを含むと共にニツケルが化合物
    Ni5MgAl2O9として存在し、 前記メタン高含有生成ガスを触媒含有第2段に
    おいて230〜500℃でさらにメタン化を行なうこと
    により、少なくとも80容量%のメタンを含有する
    ガスを製造することを特徴とする方法。 2 触媒含有第1段に供給する合成ガスが、乾燥
    量基準で10〜20容量%のメタンを含有する特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。 3 合成ガスが、石炭、タール又は重質残渣油を
    加圧下に酸素及び水蒸気の存在下でガス化し、得
    られた高温ガスを冷却し、このガスを精製して触
    媒毒を除去することにより製造されたものである
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。
JP7693378A 1977-07-02 1978-06-24 Production of gas capable of being substituted for natural gas Granted JPS5414403A (en)

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