JPS63170202A - α型窒化けい素の製造方法 - Google Patents
α型窒化けい素の製造方法Info
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- JPS63170202A JPS63170202A JP144687A JP144687A JPS63170202A JP S63170202 A JPS63170202 A JP S63170202A JP 144687 A JP144687 A JP 144687A JP 144687 A JP144687 A JP 144687A JP S63170202 A JPS63170202 A JP S63170202A
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- silicon nitride
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- type silicon
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、α型窒化けい素の製造方法、とくには高強度
窒化けい素焼粘体の製造に有用なα型窒化けい素の製造
方法に関するものである。
窒化けい素焼粘体の製造に有用なα型窒化けい素の製造
方法に関するものである。
(従来技術とその問題点)
従来、金属けい素の直接窒化によるα型窒化けい素の製
造方法としては、西独シュタルク社(G。
造方法としては、西独シュタルク社(G。
Schwier、工業レアメタル、 73.98[19
80])の製法が有名であるが、窒化を円滑に行なわせ
、かつ量産に適したものとするためには、まず原料の金
属けい素を粉砕し、その粒径を数十からlAt5の範囲
にまで下げる必要がある。粒径がこの範囲よりも粗い場
合は完全に窒化しに<<、一方これより細かいと酸素が
増え窒化しにくくなる。この範囲の微粉を得るにもがな
りの粉砕が必要であり、装置の摩耗によりFe分の混入
が増加する。また、金属けい素には通常不純物としてA
1、Caが含まれているが、エムらの不純物、とくにC
aは窒化けい素(Sin N4 )焼結体の強度を低下
させるために好ましくないといわれている。特開昭59
−95605号などにも示されているように、窒化後の
酸処理などによる精製でFeは取れやすいが、A1.C
aは取れに<<、そのために高純度の窒化けい素粉末を
得るには最初から高純度の金属けい素を原料として選ん
で行なうが、さもなければ純度の低い原料を用いて、ま
ず酸処理、ろ過、水洗、乾燥、(および解砕)などの工
程を経てA1.Caを除いた後、窒化するしがながった
。しかし、後者の方法では、1)酸処理には酸のほか、
不純物を効率よく除去するための加熱源が必要になる;
2)ろ過、水洗のために大量の水と中和剤を必要とし、
これらのための排水設備も考慮しなければならない;3
)乾燥に際しての加熱源、乾燥物を窒化しやすい粒度に
するための機種および乾燥条件の選定、さらに乾燥状態
によっては解砕、ふるい分けが必要になるなどの多くの
制約、それに伴う付帯設備を必要とする;4)全体的に
作業量が多く、各工程における原料ロスも無視できない
;など多くの問題があった。
80])の製法が有名であるが、窒化を円滑に行なわせ
、かつ量産に適したものとするためには、まず原料の金
属けい素を粉砕し、その粒径を数十からlAt5の範囲
にまで下げる必要がある。粒径がこの範囲よりも粗い場
合は完全に窒化しに<<、一方これより細かいと酸素が
増え窒化しにくくなる。この範囲の微粉を得るにもがな
りの粉砕が必要であり、装置の摩耗によりFe分の混入
が増加する。また、金属けい素には通常不純物としてA
1、Caが含まれているが、エムらの不純物、とくにC
aは窒化けい素(Sin N4 )焼結体の強度を低下
させるために好ましくないといわれている。特開昭59
−95605号などにも示されているように、窒化後の
酸処理などによる精製でFeは取れやすいが、A1.C
aは取れに<<、そのために高純度の窒化けい素粉末を
得るには最初から高純度の金属けい素を原料として選ん
で行なうが、さもなければ純度の低い原料を用いて、ま
ず酸処理、ろ過、水洗、乾燥、(および解砕)などの工
程を経てA1.Caを除いた後、窒化するしがながった
。しかし、後者の方法では、1)酸処理には酸のほか、
不純物を効率よく除去するための加熱源が必要になる;
2)ろ過、水洗のために大量の水と中和剤を必要とし、
これらのための排水設備も考慮しなければならない;3
)乾燥に際しての加熱源、乾燥物を窒化しやすい粒度に
するための機種および乾燥条件の選定、さらに乾燥状態
によっては解砕、ふるい分けが必要になるなどの多くの
制約、それに伴う付帯設備を必要とする;4)全体的に
作業量が多く、各工程における原料ロスも無視できない
;など多くの問題があった。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは上記問題点の解決のため直接窒化法(3S
□+2N、→Si、N4)における窒化の諸条件を種々
検討の結果、低純度の金属けい素を用いた場合でも従来
用いられているような複雑な精製工程を踏まずに高純度
のα型窒化けい素を得る方法を見出したもので、本発明
は金属けい素粉床に1〜15重量%の塩化アンモニウム
を加えて混合し窒化させることにより、工程の簡略化、
付帯設備、エネルギー、作業量などの減少を達成したも
のである。
□+2N、→Si、N4)における窒化の諸条件を種々
検討の結果、低純度の金属けい素を用いた場合でも従来
用いられているような複雑な精製工程を踏まずに高純度
のα型窒化けい素を得る方法を見出したもので、本発明
は金属けい素粉床に1〜15重量%の塩化アンモニウム
を加えて混合し窒化させることにより、工程の簡略化、
付帯設備、エネルギー、作業量などの減少を達成したも
のである。
これを説明すると、本発明において原料として使用され
る金属けい素は、通常の電気炉でけい石とコークスとの
高温還元反応によって得られた金属けい素塊を2〜11
00IIに粉砕したものでよく。
る金属けい素は、通常の電気炉でけい石とコークスとの
高温還元反応によって得られた金属けい素塊を2〜11
00IIに粉砕したものでよく。
これに塩化アンモニウムを1〜15重量%の割合で添加
し、リボンブレンダーなどの混合機で5分〜3時間乾式
混合し、これを耐熱容器に充填し、N2、NH,、また
はこれらの混合ガスと接触させて、1000〜1500
℃、好ましくは1300〜1500℃で、20〜180
分かけて窒化反応させる。なお、この際高温下では塩化
アンモニウムが338℃で昇華し添加の効果が少なくな
るため、排ガスは500〜1400℃で行ない、また反
応ガスには反応を制御するためにH2、Ar。
し、リボンブレンダーなどの混合機で5分〜3時間乾式
混合し、これを耐熱容器に充填し、N2、NH,、また
はこれらの混合ガスと接触させて、1000〜1500
℃、好ましくは1300〜1500℃で、20〜180
分かけて窒化反応させる。なお、この際高温下では塩化
アンモニウムが338℃で昇華し添加の効果が少なくな
るため、排ガスは500〜1400℃で行ない、また反
応ガスには反応を制御するためにH2、Ar。
Heなどの不活性ガスを加えてもよい。
この反応により窒化の前段階でA1.Caなどの不純物
が排ガスとともに除去され、容易に高純度のα型窒化け
い素が得られる。
が排ガスとともに除去され、容易に高純度のα型窒化け
い素が得られる。
(実施例)
つぎに1本発明の具体的態様を実施例および参考例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
実施例 1゜
平均粒径3.9.、BET比表面積4 、7 rd /
gの金属けい素粉床に10重量%の塩化アンモニウム
を混合したものをボートに充填してシリコニット炉内に
いれ、下記の条件下でN2ガスを導入して1400℃の
温度で窒化した。原料として用いた金属けい素と、得ら
れた窒化けい素中の不純物の量、および窒化けい素中′
のα相含有率(X線回折による)を測定したところ、第
1表に示す結果が得られた。
gの金属けい素粉床に10重量%の塩化アンモニウム
を混合したものをボートに充填してシリコニット炉内に
いれ、下記の条件下でN2ガスを導入して1400℃の
温度で窒化した。原料として用いた金属けい素と、得ら
れた窒化けい素中の不純物の量、および窒化けい素中′
のα相含有率(X線回折による)を測定したところ、第
1表に示す結果が得られた。
(窒化条件)
実験No、1:ボートの進行方向とN、ガスの導入方向
とを向流とし、排ガス温度を300 ℃以下として行なったもの。
とを向流とし、排ガス温度を300 ℃以下として行なったもの。
実験No、2:ボートの進行方向とN2ガスの導入方向
とを自流とし、1250℃付近で排 ガスを行なったもの。
とを自流とし、1250℃付近で排 ガスを行なったもの。
実験No、3:ボートの進行方向とN2ガスの導入方向
とを並流で行なったもの。
とを並流で行なったもの。
実験No、4 :実験No、2の条件で窒化したものを
微粉砕した後、フッ硝酸処理したもの。
微粉砕した後、フッ硝酸処理したもの。
第1表
参考例
下記の方法で調製した各試料について窒化けい素粉床中
の不純物を測定したところ、第2表に示す結果が得られ
た。
の不純物を測定したところ、第2表に示す結果が得られ
た。
実験No、5:前例で用いたのと同じ金属けい素粉床を
、塩化アンモニウムを加えずにその まま窒化したもの。
、塩化アンモニウムを加えずにその まま窒化したもの。
実験No、6 : No、5で得られたものを微粉砕し
、酸処理したもの。
、酸処理したもの。
実験No、7:金属けい素粉末を、従来の酸処理、ろ過
、水洗、および乾燥の工程により A1、Caを除いた後、窒化したもの。
、水洗、および乾燥の工程により A1、Caを除いた後、窒化したもの。
実験No、8 : No、7で得られたものを微粉砕し
、酸処理したもの。
、酸処理したもの。
実施例 2゜
平均粒径3.5.ca、BET比表面積5.4rr?7
gの金属けい素粉末(実験No、9、参考例)、および
これに5重量%の塩化アンモニウムを混合したもの(実
験No、10.本発明)をそれぞれボートに充填し、ト
ンネル炉内にいれ、N2ガスを導入して窒化温度135
0℃、排ガス温度約1000’Cで窒化した。原料とし
て用いた金属けい素と、得られた窒化けい素中の不純物
の量、および窒化けい素中のα相含有率(X線回折によ
る)を測定したところ、第3表に示す結果が得られた。
gの金属けい素粉末(実験No、9、参考例)、および
これに5重量%の塩化アンモニウムを混合したもの(実
験No、10.本発明)をそれぞれボートに充填し、ト
ンネル炉内にいれ、N2ガスを導入して窒化温度135
0℃、排ガス温度約1000’Cで窒化した。原料とし
て用いた金属けい素と、得られた窒化けい素中の不純物
の量、および窒化けい素中のα相含有率(X線回折によ
る)を測定したところ、第3表に示す結果が得られた。
第3表
(発明の効果)
本発明によれば、低純度の金属けい素を用いた場合でも
従来用いられているような複雑な精製工程を踏まなくて
もAI、Caなどの不純物が除去され、高純度のα型窒
化けい素を得ることができるので、工程の簡略化、付帯
設備、エネルギー、作業量などを大幅に減少させること
ができる。
従来用いられているような複雑な精製工程を踏まなくて
もAI、Caなどの不純物が除去され、高純度のα型窒
化けい素を得ることができるので、工程の簡略化、付帯
設備、エネルギー、作業量などを大幅に減少させること
ができる。
Claims (1)
- 1、金属けい素粉末を直接窒化して窒化けい素を製造す
るに際し、これに1〜15重量%の塩化アンモニウムを
加えて混合し窒化させることを特徴とするα型窒化けい
素の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP144687A JPS63170202A (ja) | 1987-01-07 | 1987-01-07 | α型窒化けい素の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP144687A JPS63170202A (ja) | 1987-01-07 | 1987-01-07 | α型窒化けい素の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63170202A true JPS63170202A (ja) | 1988-07-14 |
JPH0573686B2 JPH0573686B2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=11501666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP144687A Granted JPS63170202A (ja) | 1987-01-07 | 1987-01-07 | α型窒化けい素の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63170202A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0377751A1 (de) * | 1988-05-24 | 1990-07-18 | Institut Strukturnoi Makrokinetiki Akademii Nauk Sssr | Verfahren zur herstellung von siliziumnitrid mit hohem alphagehalt |
JP2017114727A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | エルジー・ケム・リミテッド | α窒化ケイ素の製造方法 |
-
1987
- 1987-01-07 JP JP144687A patent/JPS63170202A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0377751A1 (de) * | 1988-05-24 | 1990-07-18 | Institut Strukturnoi Makrokinetiki Akademii Nauk Sssr | Verfahren zur herstellung von siliziumnitrid mit hohem alphagehalt |
US5032370A (en) * | 1988-05-24 | 1991-07-16 | Merzhanov Alexandr G | Method of preparing silicon nitride with a high alpha-phase content |
JP2017114727A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | エルジー・ケム・リミテッド | α窒化ケイ素の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0573686B2 (ja) | 1993-10-14 |
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