JPS6042164B2 - 粉末の製造方法 - Google Patents

粉末の製造方法

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JPS6042164B2
JPS6042164B2 JP57135908A JP13590882A JPS6042164B2 JP S6042164 B2 JPS6042164 B2 JP S6042164B2 JP 57135908 A JP57135908 A JP 57135908A JP 13590882 A JP13590882 A JP 13590882A JP S6042164 B2 JPS6042164 B2 JP S6042164B2
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JP
Japan
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powder
reaction
present
gas
powder manufacturing
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JP57135908A
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裕介 井寄
紀雄 高橋
久雄 原
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Hitachi Metals Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は超硬およびサーメットの硬質相として利用され
る原料炭化物粉末の製造方法に関するものである。
炭化物の一般的な製造方法としては、 1 金属粉末と炭素の固相反応 2 金属粉末と炭素の固相、気相反応 3 タンスドラム法 4 ハロゲン化物と炭化水素の反応 等が知られている。
しカルながら、これら従来方法は、例えば上記1の方法
では高温で反応させるため機械的な粉砕を行なうが、有
害不純物の混入なしに1μm以下の大きさになるまで粉
砕を行なうことは困難であること、合成粉末の粒度は固
形炭素の大きさに左右されること、および固形炭素から
の不純物混入が避けられないなどの困難さがある。しか
し、超硬合金の主原料であるWCは、この方法によるも
のが最も一般的である。それは一▼!^^−を−↓ハー
ーィたヨーー 13 日 セ 、L、をドアゞ結合炭素
率が高いことなどの理由による。2の方法は、例えば、
Wメタル粉末とCH、ガスの反応によりWC粉末を合成
する場合に一部用いられるが、炭化速度が遅いことに加
え金属粉末の粒子の大きさによつて合成粒の粒度が決定
されるという欠点があつた。
3の方法は高温で反応されることが必要なため、得られ
る粒子は100μm前後の粗粒単結晶となり、微細な粉
末を得ることは困難である。
また、4の方法では数百オングストロームの微細で高純
度の粉末が得られる。しかし実用超硬合金用の原料には
0.1〜10PTrL程度の粒度が好ましく、数百オン
グストロームの粉末は工業上のメリットが少ない。本発
明は上記従来技術の欠点を解消し、量産性に優れ、しか
も1.0μ几以下の微粒子を得る新しい製造方法を提供
することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、WO、を一旦溶融
状態とした後急冷して粉末化し、該急冷酸化物粉末を還
元と同時に炭化雰囲気中て処理しJて、微粒の粉末を得
るという新規な方法である。
本発明において、WO、よりWCを合成する場合には、
還元性ガスとしてルを用いることが好ましく、また炭化
ガスとしてCH。が望ましい。また、H2とCH4の混
合比が1/ 10〜100/ 1の範囲;であれば、十
分好ましい合成粉末が得られる。H2/CH4く1/1
0では十分な還元反応が進行せず、またH2/CH4〉
10V1では逆に炭化速度が遅くなり工業的に好ましく
ない。また、本発明において、合成温度は80(代)以
上が必要であり、800℃未満では還元が十分進行しな
い。
本発明による方法は、すべて固相一気相反応に基づくた
め、非常に純度の高いものが得られる利点がある。
また、WO3を冷却速度101℃/秒以上で冷却したの
ちWCを前述の方法で合成した場合、市販のWO3粉末
を炭化する場合に比べて気相との反応が極めて活性化す
る利点がある。これは、おそらくは急冷することにより
蓄えられた多量の歪エネルギーが気相と反応に寄与する
ためと考えられる。ともあれ、急冷WO3を用いると、
従来困難とされていた平均粒度0.3μ瓦程度のWCが
容易に製造可能となる。また、本発明において、WO3
の冷却速度を101℃/秒より遅くすると、蓄えられる
歪エネルギーが小さく上述の効果が少ない。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1先端をノズル状にしぼつた石英管にWO3粉末
を入れ、これを1480℃に昇温した炉内に入れて5分
間保持したのち、急速に下方炉外に移動させ、同時に前
記石英管内に2.5k91dのNガスを導入して溶融W
O3を石英管先端部より噴出させた。石英管先端部の直
下2順には、予め周速30mIsecで回転する外形3
00m!nの銅製回転冷却体の最上部を位置させ、噴出
WO3をこの回転体に衝突させ二ることにより急冷し、
薄片状のWOを得た。次に、この薄片状急冷WO3を、
1000℃に昇温したH2/CH,=1/1の混合ガス
雰囲気内に設置し1時間保持したのち冷却し、合成粉末
を取出した。この合成粉末は、X線回折によりWCであ
ることが確認できた。またC分析の結果、結合C量が6
.13重量%であることを、SEM(Scanning
ElectrOnMicrOscOpe)で、平均粒度
が0.4μmであることをそれぞれ確認できた。実施例
2 市販のWO3粉末を実施例1と同様の雰囲気下゛におい
て1時間保持し、還元および炭化処理を行つた。
ただし、保持温度は1000′Cとした。得られた合成
粉末はWCであることをX線回折により確認した。さら
にICP(Ir)DuctivelyCOupledP
lasmaSpectrOphOtOmeter)を用
い、微量分析を市販WCと比較して行つた。第1表にそ
の測定結果の一部を示す。
このように、気相反応により合成したWCは極めて純度
が高いことがわかる。
特に、超硬合金の原料として用いた場合に、多大の悪影
響を及ぼすSは本発明によるWCでは極めて含有量が少
ないことは注自すべき効果である。このように、急冷し
たWO3をH(!:Cを含む混合ガス中で還元、炭化さ
せる本発明方法は、微細でかつ不純物が極めて少ないW
C粉末を得ることができるため、その工業上の効果は大
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶融WO_3を冷却体に噴射して冷却速度10^4
    ℃/秒以上で急冷したのち、この急冷WO_3をH_2
    とCH_4の混合比が1/10〜100/1の混合ガス
    雰囲気下において、800℃以上に加熱することを特徴
    とするWC粉末の製造方法。
JP57135908A 1982-08-04 1982-08-04 粉末の製造方法 Expired JPS6042164B2 (ja)

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JPS5926909A JPS5926909A (ja) 1984-02-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0518355U (ja) * 1991-08-23 1993-03-09 パラマウントベツド株式会社 ベツドにおけるボードの係止拘束機構

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