JPS63169565A - 試料分注方法 - Google Patents

試料分注方法

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JPS63169565A
JPS63169565A JP43087A JP43087A JPS63169565A JP S63169565 A JPS63169565 A JP S63169565A JP 43087 A JP43087 A JP 43087A JP 43087 A JP43087 A JP 43087A JP S63169565 A JPS63169565 A JP S63169565A
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JP
Japan
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dummy
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suction
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Katsuaki Takahashi
克明 高橋
Susumu Kai
甲斐 奨
Katsuji Yamashita
山下 勝治
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、血清等の試料を吸引して吐出する試料分注方
法に関し、詳しくは試料分注時に生じる洗浄水による試
料の薄まりを防止するのに好適な試料分注方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
一般に、血清あるいは尿等の試料を分析する分析装置に
おいては、検体毎に任意の分析項目が選択できるように
なっている。従って、同じ分析項目用の試料の分注が、
ある検体においては第1番目に行なわれ、別の検体にお
いては第3番目に行なわれたりすることがある。この種
の分析装置において、試料分注用のプローブ先端に試料
を吸引し、吐出を行う分注方法においては、吸引した試
料と、プローブ内の洗浄水との相互拡散による試料の薄
まりが問題となる。試料の薄まりが発生すると、第1番
目に分注された試料の濃度分析値が低い値を示してしま
い、分析精度を低下させてしまう。
そのため1通常、試料と洗浄水との間に空気を挿入して
相互拡散を防止したり、洗浄水として非混和性流体(シ
リコンオイルなど)を用いて相互゛\ 繁散を防止している。しかし、非混和性流体を用いると
、プローブ先端の漏れ具合が不安定となり、プローブ先
端に試料液清か付着する場合としない場合が起り、分析
精度を維持できなくなるという問題がある。また、空気
を挿入する場合でも、薄まり防止は完全でないために、
吐出量よりも余分のダミー試料を吸引する方法がとられ
ている。
ダミー試料を吸引するものとして、実公昭57−397
70号に示されたものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、試料の薄まりを防止するためには、ダミー試
料を可能な限り多くすることが重要である。この場合に
、ダミー試料の量を多くしようとすると、その吸引時間
も長くかかることになる。
上記実公昭57−39770号に示されたものでは、分
析に使用する試料とダミー試料とを同じ速度で吸引して
いるため、ダミー試料の吸引時間が長くなる。これは、
吸引速度を上げれば短くなるが、逆に吐出速度も同時に
高くなるため、分注精度が低下してしまうという新たな
問題が生じることになる。
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、その
目的は分注精度を低下させることなく多くのダミー試料
を短時間で吸引することができる試料分注方法を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、ダミー試料の吸引速度を分析用試料の吸引
速度より高くすることにより、上記目的を達成している
〔作用〕
試料の薄まり度合は、ダミー試料の量に大きく左右され
、ダミー試料吸引時の吸引速度に余り影響されない、こ
れは、ダミー試料の吸引速度を高めることによって発生
する薄まり度合に比べてダミー試料量を多くすることに
よる蒲まり防止効果の方が勝っているためである。
試料の薄まりは、洗浄水と試料の境界に空気層が存在し
ても、吸引中にプローブ内を空気層が通過した後は、プ
ローブ内壁に洗浄水が多少残り、その残った洗浄水が試
料を薄めてしまうことに起因する。吸引速度が大きい程
その薄まり作用が激しく行なわれることが実験で確認さ
れた。
従って、ダミー試料を吸引する時に、その吸引速度を大
きくすれば、ダミー試料への薄まり作用が激しく行なわ
れ、ダミー試料の後から吸引される分析用試料への残存
洗浄水の混入が防止され、分析用試料の薄まりと分注精
度の低下を同時に防止することが可能となる。
〔実施例〕
第1図は本発明を適用した試料分注器の主要部分を示す
構成図であり、試料の分注動作は次のようにして行なわ
れる。
まず、電磁弁11を開いてシリンダ1o、プローブ1.
配管14内を洗浄水5で満たす、この場合、洗浄水は電
磁弁11の後方に位置する送水ポンプ(図示せず)から
送られる。
次に、プローブ1の先端を空中に位置させた状態でプラ
ンジャ6を下降させることにより、プローブ先端に空気
層2を吸引する。プランジャ6の上下動作は、パルスモ
ータ7とラック8およびビニオン9によって行なわれる
0次に、プローブ1を試料12中に挿入し、プランジャ
6を下降させ、ダミー試料3と分析試料4を吸引する。
さらに、プローブ1を反応容器13に内に移動し、プラ
ンジャ6を所定量だけ上昇させ、分析試料4を吐出させ
る。その後、プローブ1を洗浄槽(図示せず)上に位置
させ、電磁弁11を開くことにより、プローブ1内の洗
浄を行う。
以上により試料の分注が完了するが、本実施例では、ダ
ミー試料3の吸引速度と分析試料4の吸引速度は前者の
方が高くなるように切換えられる。
通常、生化学の自動分析装置においては、分析試料量が
1つの分析項目当り3〜20μQである。
このような微量の分注においては、ダミー試料量を10
μΩ程度にすれば1分析試料の薄まりは0.5%に抑え
ることができる。
一例をあげると、分析試料量が20μQ、ダミー試料量
が10μΩの場合、この合計の試料量30μ2の吸引時
間は3秒必要である。しかし、ダミー試料吸引速度を3
倍に上げれば、30μ党の試料は2.33秒で吸引可能
になる。換言すれば、同じ時間内で多くのダミー試料を
吸引することができ、薄まりをより低く抑えることがで
きる。
なお、吸引速度の切換えは、パルスモータ7の回転速度
の切換えによって行っているが、第2図に示すように、
ダミー試料吸引用シリンダ15を追加し、プランジャ1
6はダミー試料吸引時のみ下降させ1分析試料の分注は
シリンダ10で行うようにすればよい5この場合、プラ
ンジャ16の上死点への戻しは電磁弁11を開いてプロ
ーブ1内を洗浄する時に行なえばよい。
〔発明の効果〕
以上説明したことから明らかなように本発明によれば、
試料の吸引時に発生する薄まりをダミー試料を多く吸引
することにより防止することができ、かつ分注精度も低
下しないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した試料分注器の一実施例を示す
構成図、第2図は他の実施例を示す構成図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、試料を吸引吐出するプローブを有し、該プローブ内
    に試料を吸引する際に、試料の吐出量より多い余分量の
    ダミー試料を吸引する試料分注方法において、前記ダミ
    ー試料は分析に使用する試料の吸引速度より大きい速度
    で吸入することを特徴とする試料分注方法。
JP62000430A 1987-01-07 1987-01-07 試料分注方法 Expired - Lifetime JPH0625771B2 (ja)

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