JPS63168715A - 表示制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は１画面表示装置の表示画面情報をハードコピー
装置等の印刷装置で記録出力させる表示制御装置に関す
る。

（従来の技術） 例えば、原子力発電所を監視するための表示装置では、
原子力発電所の各機器や配管等を示すグラフィック表示
に、各機器や配管等の運転状態をリアルタイムに数値や
グラフで表示している。

また、原子炉内部の状態をあられすデータを収集し、そ
のデータの解析結果を表示することで、原子炉内部の状
態を監視できるようにしている。

また、原子力発電所の稼動状態記録に残すとき、表示装
置の表示画面をそのまま印刷装置で記録出力している。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このような従来装置では１表示装置の表
示画面をそのままの状態で記録出力させているので、次
のような不都合を生じていた。

すなわち、表示装置に機密情報が含まれていた場合、そ
の機密情報まで記録出力されるという不都合を生じる。

また、表示装置の表示画面は、例えば原子力発電所を監
視する監視員のための情報が簡潔に表示されているので
、各部の説明等が省略されており、詳細な情報を残して
おくことができないという不都合も生じていた。

そこで１本発明は、適切な記録を残すことができる表示
制御装置を提供することを目的としている。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は、画面表示装置のみに表示させる情報を記憶す
る表示データ記憶手段と１画面表示装置および印刷装置
に表示／印刷させる情報を記憶する表示／印刷データ記
憶手段と、印刷装置のみに印刷させる情報を記憶する印
刷データ記憶手段と、表示データ記憶手段と表示／印刷
データ記憶手段の記憶情報を合成して画面表示装置に表
示する画面表示情報を形成するとともに、表示／印刷デ
ータ記憶手段と印刷データ記憶手段の記憶情報を合成し
て印刷装置で記録出力させる画像情報を合成する情報合
成手段を備えたものである。

（作用） したがって、画面表示装置と印刷装置でそれぞれに適合
した画像を表示／記録出力できるので、適切な記録を残
すことができる。

（実施例） 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。

図は、本発明の一実施例にかかる表示制御装置を示して
いる。

同図において、この表示制御装置の制御部１は。

インターフェース回路２を介してホスト装置（図示路）
と各種のデータをやりとりするとともに、ホスト装置か
ら転送されてきた表示情報を識別して、ＣＲ７表示装置
３にのみ出力するデータを表示データメモリ４に、ＣＲ
７表示装置３と印刷装置５の両方に出力するデータを表
示／印刷データメモリ６に、印刷装置５のみに出力する
データを印刷データメモリ７にそれぞれ記憶する。

常時は、制御部１はＣＲ７表示装置３のみにデータを表
示し、操作入力部８から印刷指令が操作入力されたとき
のみ、印刷装置５でデータを記録出力させる。

ＣＲ７表示装置３にデータを表示するとき、制御部１は
、表示データメモリ４に記憶しているデータと。

表示／印刷データメモリ６に記憶しているデータを合成
し、その合成結果を表示情報としてＣＲＴ表示メモリ９
に記憶させる。これにより、　ＣＲ７表示装置３はＣＲ
Ｔ表示メモリ９を適宜にアクセスして、それに記憶され
ている表示情報を画面表示する。

また、操作入力部８から印刷指令が操作入力されたとき
、制御部１は、表示／印刷データメモリ６に記憶してい
るデータと、印刷データメモリ７に記憶しているデータ
を合成し、その合成結果を印刷情報として印刷装置用メ
モリ１０に記憶させる。

これにより、印刷装置用メモリ１０から印刷装置５に印
刷情報が順次出力されて、その画像が記録出力される。

このようにして１本実施例では、ＣＲ７表示装置３の表
示画面の内容と、印刷装置５で記録出力させる画像の内
容を部分的に変更できるので、おのおのに最適な情報を
表示／記録出力できる。

例えば、本実施例を、原子力発電所の監視装置に利用す
る場合について考えてみる。

すなわち、原子力発電所を運転監視するオペレータは、
当該原子力発電所の状態や直前までの運転経過を理解し
た状態で、ＣＲＴ表示装置の表示内容を監視しているた
め、それに表示するグラフィックにポンプ、弁および機
器等のそれぞれの名称や機器番号を付加すると却って煩
わしく、また、表示画面が複雑になるので、重要データ
を誤認識するおそれがある。

一方では、印刷装置で記録出力したもののは、オペレー
タ以外の者にも参照されるので、ポンプ、弁および機器
等のそれぞれの名称や機器番号を付加することが必要と
なる。

また、経営上や組織管理上、個別に管理する情報もＣＲ
Ｔ表示装置に表示する必要のある場合があリ、かかる情
報を印刷装置で記録出力されることは好ましくないこと
がある。また、機密情報が印刷装置で記録出力されるこ
とは好ましくない。

そこで、原子力発電所を制御しているシステム（すなわ
ち上述した実施例におけるホスト装置）から、この表示
制御装置に各種の表示情報を出力するとき、その表示情
報が、ＣＲＴ表示装置のみに出力すべきものであるか、
ＣＲＴ表示装置と印刷装置の両方に出力すべきものであ
るか、印刷装置のみに出力すべきものであるかを識別す
る識別情報を１、システムが予めそれぞれの表示情報に
付加しておく。

そのような表示情報を受けた表示制御装置では、上述の
ようにして、おのおのの情報を識別して対応するメモリ
に記憶し、必要に応じて表示情報／印刷情報を合成して
形成し、それぞれＣＲＴ表示装置および印刷装置に出力
する。

これにより、オペレータの監視に必要かつ十分な情報が
ＣＲＴ表示装置で表示され、記録として残しておくのに
必要かつ十分な情報が印刷装置によって記録出力される
。

なお、操作入力部８から印刷指令が操作入力されるとき
に、記録出力情報をＣＲ７表示装置３に表示する指示情
報が付加されている場合には、印刷装置用メモリ１０に
記憶する情報をＣＲＴ表示メモリ９にも記憶すればよい
。

また、上述した実施例における情報の識別および合成機
能は、ホスト装置側に設けるようにしてもよい。ただし
、その場合、オペレータからの印刷指令をホスト装置が
受入する必要がある。

［発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、画面表示装置と
印刷装置でそれぞれに適合した画像を表示／記録出力で
きるので、画面表示装置の表示内容および印刷装置の記
録内容をそれぞれ適切なものにできるという効果を得る
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例にかかる表示制御装置を示すブ
ロック図である。 １・・・制御部、２・・・インターフェース回路、３・
・・ＣＲＴ（陰極線管）表示装置、４・・・表示データ
メモリ、５・・・印刷装置、６・・・表示／印刷データ
メモリ、７・・・印刷データメモリ、８・・・操作入力
部、９・・・ＣＲＴ表示メモリ、１０・・・印刷装置用
メモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画面表示装置の表示画面情報を印刷装置から記録出力さ
   せる表示制御装置において、前記画面表示装置のみに表
   示させる情報を記憶する表示データ記憶手段と、前記画
   面表示装置および印刷装置に表示／印刷させる情報を記
   憶する表示／印刷データ記憶手段と、前記印刷装置のみ
   に印刷させる情報を記憶する印刷データ記憶手段と、前
   記表示データ記憶手段と前記表示／印刷データ記憶手段
   の記憶情報を合成して前記画面表示装置に表示する画面
   表示情報を形成するとともに、前記表示／印刷データ記
   憶手段と前記印刷データ記憶手段の記憶情報を合成して
   前記印刷装置で記録出力させる画像情報を合成する情報
   合成手段を備えたことを特徴とする表示制御装置。