JPS599929B2 - 情報記録制御方式 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、情報記録制御方式、特にプロセッサを内蔵す
るコンソールをそなえたデータ処理システムにおいて、
上記コンソールに例えば磁気テープ装置や磁気ディスク
装置の如き比較的アクセスが早くかつ大容量の外部記憶
装置をもうけ、オペレータが例えば陰極線管ディスプレ
イの画面をチェックしつつ当該画面情報を上記外部記憶
装置上に格納し、また必要に応じてオフライン・モード
のもとでも上記陰極線管ディスプレイ上に再現できるよ
うにした情報記録制御方式に関するものである。

中央処理装置が０５からのメッセージや会話形式で行な
う保守・試験の結果などをコンソールにもうけられた陰
極線管ディスプレイ（以下ＣＲＴという）上に出力する
ことが行なわれる。

しかし、上記ＣＲＴ上の記録は揮発してしまうことから
、その記録を例えば専用ハードコピー機あるいはタイプ
ライタあるいはラインプリンタなどに残すことが行なわ
れる。このようなコピー機や印字機などは一般に低速で
あり、短時間の内に大量のデータの記録を残す如き場合
に問題となる。本発明は上記の点を解決することを目的
としており、本発明の情報記録制御方式は中央処理装置
とプロセッサを内蔵するコンソールとをそなえ、上記中
央処理装置がオペレーショナル・システムからのメッセ
ージを含む情報を上記コンソールを介して陰極線管ディ
スプレイ上に出力する機能を有するデータ処理システム
において、上記コンソールに外部記憶装置を接続すると
共に、上記陰極線管ディスプレイ上に表示する画面情報
を格納する画面バッファの内容を上記外部記憶装置上に
出力する情報転送バスをもうけ、上記画面バッファの内
容をキー操作によつて上記外部記憶装置上に格納するよ
うに構成され、また上記コンソールは、上記外部記憶装
置の内容を上記画面バツフア上にセツトする情報転送バ
スをもうけ、上記陰極線管デイスプレイ上に表示するよ
うにされ、かつ上記外部記憶装置の内容を上記陰極線管
デイスプレイ上に表示する処理は、オフライン・モード
のプロセツサで行なわれるようにしたことを特徴として
いる。

以下図面を参照しつつ説明する。図は本発明の一実施例
構成を示し、図中の符号１は中央処理装置、２はコンソ
ール、３はデイスプレイ装置、４はコンソール・プロセ
ツサ、５は磁気テープ装置、６は磁気デイスク装置、７
はラインプリンタ、８はＣＲＴｌ９はキー・ボード、１
０は磁気テープ制御装置、１１は磁気デイスク制御装置
、１２はラインプリンタ制御装置、１３はＣＲＴ制御回
路、１４は画面バツフア、１５は情報転送バス、１６な
いし２０は夫々アンド回路、２１ないし２３は夫々情報
バス、２４ないし２９は夫々制御線を表わしている。

中央処理装置１が０ＳからのメツセージなどをＣＲＴ８
上に出力するに当つて、該メツセージなどの情報はコン
ソール・プロセツサ４を介して１画面ずつ画面バツフア
１４にセツトする。

該画面バツフア１４の内容はコンソール・プロセツサ４
の制御のもとで制御回路１３を介してＣＲＴ８上に表示
される。このような表示画面を固定して記録するに当つ
ては、オペレータが例えばＣＲＴ８の画面を眺めつつ記
録すべき画面に対応してキー・ボード９を操作する。

該キー・ボードの操作によつて制御回路１３を介してコ
ンソール・プロセツサ４に対して記録モードが通知され
、コンソール・プロセツサ４は例えば制衝線２６を介し
てアンド回路１８をオンする。この結果、当該時点の画
面情報は、画面バツフア１４からアンド回路１８を介し
て磁気デイスク制御装置１１に入力され、該制御装置１
１の制御のもとに磁気デイスク装置６上に格納される。
この場合、オペレータは、ＣＲＴ８の表示画面をいちい
ち解析する必要はなく、単に記録すべき画面であるか否
かを判断するだけで足りる。

そして記録すべきものと判断した場合、その都度キー・
ボード９を操作すればよい。勿論キー・ボード９の操作
によつて順次表示されるであろう複数画面を連続して格
納せしめるようにすることができるのは言うまでもない
。また上記記録モードのもとで例えばキー・ボード９か
らの指示に応じて、コンソール・プロセツサ４がアンド
回路１６を介して磁気テープ装置５に画面バツフア１４
の内容を格納することもできるのは言うまでもない。上
記の如く磁気デイスク装置６などに記録された画面情報
は、例えばコンソール・プロセツサ４が中央処理装置４
から論理的に切離された状態即ちオフライン・モードの
もとで、アンド回路１９を介して１画面ずつ画面バツフ
ア１４上にセツトするようにされる。換言すると、コン
ソール・プロセツサ４は、磁気デイスク制御装置１１に
指令を発し、磁気デイスク装置６にリード・アクセスを
行ない、希望する画面を画面バツフア１４上にセツトす
る。そしてコンソール・プロセツサ４はデイスプレイ装
置３に指令を発し、画面バツフア１４の内容をＣＲＴ８
上に表示し、オペレータによる画面の解析を可能にする
。また必要に応じてライン・プリンタ７によつて印字す
る。なお、上述の如く画面バツフア１４の内容を格納し
た磁気テープ装置５の内容や磁気デイスク装置６の内容
を、必要に応じて他のオフライン・プロセツサによつて
、当該オフライン・プロセツサのＣＲＴによつて表示し
たりあるいはラインプリンタによつて印字したりするこ
とができるのは言うまでもない。

以上説明した如く、本発明の場合、オペレータは例えば
ＣＲＴ上の表示画面を眺めつつ、高速度で当該画面情報
を外部記憶装置上に格納することができる。

そして、例えばオフライン・モードのもとでＣＲＴ上に
表示し、オペレータはいわばゆつくりとＣＲＴ上の表示
画面を解析することが可能となる。しかも、上記外部記
憶装置として磁気テープ装置や磁気デイスク装置を用い
ることによつて、大量の画面情報を記録することができ
、かつオフライン・モードのもとでＣＲＴ上に表示する
に当つて、任意の画面情報を選択的にまた繰返し表示せ
しめることが町能となる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例構成を示す。 図中の符号１は中央処理装置、２はコンソール、３はデ
イスプレイ装置、４はコンソール・プロセツサ、５は磁
気テープ装置、６は磁気デイスク装置、７はライン・プ
リンタ、８は陰極線管デイスプレイ、９はキー・ボード
、１４はバツフア、１５は情報転送バスを表わす。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 中央処理装置とプロセッサを内蔵するコンソールと
   をそなえ、上記中央処理装置がオペレーショナル・シス
   テムからのメッセージを含む情報を上記コンソールを介
   して陰極線管ディスプレイ上に出力する機能を有するデ
   ータ処理システムにおいて、上記コンソールに外部記憶
   装置を接続すると共に、上記陰極線管ディスプレイ上に
   表示する画面情報を格納する画面バッファの内容を上記
   外部記憶装置上に出力する情報転送バスをもうけ、上記
   画面バッファの内容をキー操作によつて上記外部記憶装
   置上に格納するように構成され、また上記コンソールは
   、上記外部記憶装置の内容を上記画面バッファ上にセッ
   トする情報転送バスをもうけ、上記陰極線管ディスプレ
   イ上に表示するようにされ、かつ上記外部記憶装置の内
   容を上記陰極線管ディスプレイ上に表示する処理は、オ
   フライン・モードのプロセッサで行なわれるようにした
   ことを特徴とする情報記録制御方式。