JPS63168471A - 部分補修用塗料組成物 - Google Patents
部分補修用塗料組成物Info
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- JPS63168471A JPS63168471A JP17687A JP17687A JPS63168471A JP S63168471 A JPS63168471 A JP S63168471A JP 17687 A JP17687 A JP 17687A JP 17687 A JP17687 A JP 17687A JP S63168471 A JPS63168471 A JP S63168471A
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Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車車体などの鋼板に塗装された塗膜を部分
補修するのに用いる部分補修用塗料組成物に関するもの
である。
補修するのに用いる部分補修用塗料組成物に関するもの
である。
(従来の技術)
従来の塗膜の部分補修方法としては、塗膜欠陥の部分を
サンドペーパーで削り取り、そこに形成した深い凹みに
補修塗料をハケやエアスプレーなどで塗布し、次いで盛
り付けられた補修部分を周囲部分の塗膜表面のレベルと
同一面に平滑にし、かつ補修あとが残らないようにコン
パウンドで研磨し、次いでつや出しのワックス塗布して
仕上げている。
サンドペーパーで削り取り、そこに形成した深い凹みに
補修塗料をハケやエアスプレーなどで塗布し、次いで盛
り付けられた補修部分を周囲部分の塗膜表面のレベルと
同一面に平滑にし、かつ補修あとが残らないようにコン
パウンドで研磨し、次いでつや出しのワックス塗布して
仕上げている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の塗膜の部分補修方法に
あっては、サンドペーパーなどによる研磨工程において
塗膜表面の樹脂層が磨ぎ取られ、顔料分散層に無数の細
孔状の傷を生じ、仕上げ工程を経ても普通面と同様な平
滑性が得られない。
あっては、サンドペーパーなどによる研磨工程において
塗膜表面の樹脂層が磨ぎ取られ、顔料分散層に無数の細
孔状の傷を生じ、仕上げ工程を経ても普通面と同様な平
滑性が得られない。
このような研磨面層−表層の細孔状の傷は大気中の微細
な汚れ成分を付着させて補修部分を薄黒く浮立たせるこ
とがある。この現象が、いわゆる「黒シミ」と呼ばれ、
特に車体色ホワイトにおいて顕著に現れ、補修された面
が屋外環境に置かれて数日〜数ケ月後に発生し、初期の
商品性を著しく損なうという問題点があった。
な汚れ成分を付着させて補修部分を薄黒く浮立たせるこ
とがある。この現象が、いわゆる「黒シミ」と呼ばれ、
特に車体色ホワイトにおいて顕著に現れ、補修された面
が屋外環境に置かれて数日〜数ケ月後に発生し、初期の
商品性を著しく損なうという問題点があった。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、研磨工程後ネル布などで塗布する塗膜形成樹
脂成分として熱可塑性樹脂および必要に応じて粉末ワッ
クスからなる塗料組成物を使用したことにより上記問題
点を解決したものである。
たもので、研磨工程後ネル布などで塗布する塗膜形成樹
脂成分として熱可塑性樹脂および必要に応じて粉末ワッ
クスからなる塗料組成物を使用したことにより上記問題
点を解決したものである。
この発明において、塗膜形成樹脂成分として用いる熱可
塑性樹脂としては、粒径が0.05〜0.5μmの範囲
で、溶融温度が90〜100°Cである低融点粉末熱可
塑性樹脂を用いることが好ましい。またこのような粉末
熱可望性樹脂としては、例えば粒状アクリル樹脂を挙げ
ることができる。上述する低融点粉末熱可塑性樹脂を用
いるのは、研磨工程で塗膜表面に生じた細孔中に粉末樹
脂をネル布などで充填させ、溶融硬化させることにより
経時変化での樹脂の脱落を生じさせないためである。研
磨工程で塗膜表面に生じる細孔径は顔料の粒径に近似し
ており、このために粉末樹脂の粒径は上述する範囲であ
るように顔料より若干小さいものを用いる。粉末樹脂の
溶融硬化後は車両が市場で使用される車体の最高温度は
70°C以下であり、再溶融は生じない。
塑性樹脂としては、粒径が0.05〜0.5μmの範囲
で、溶融温度が90〜100°Cである低融点粉末熱可
塑性樹脂を用いることが好ましい。またこのような粉末
熱可望性樹脂としては、例えば粒状アクリル樹脂を挙げ
ることができる。上述する低融点粉末熱可塑性樹脂を用
いるのは、研磨工程で塗膜表面に生じた細孔中に粉末樹
脂をネル布などで充填させ、溶融硬化させることにより
経時変化での樹脂の脱落を生じさせないためである。研
磨工程で塗膜表面に生じる細孔径は顔料の粒径に近似し
ており、このために粉末樹脂の粒径は上述する範囲であ
るように顔料より若干小さいものを用いる。粉末樹脂の
溶融硬化後は車両が市場で使用される車体の最高温度は
70°C以下であり、再溶融は生じない。
この発明においては、塗膜形成樹脂成分として上述する
熱可塑性樹脂の他に必要に応じて粉末ワックスを添加し
てもよい。この場合の塗膜形成樹脂成分中の熱可塑性樹
脂としてもアクリル樹脂が好ましい。
熱可塑性樹脂の他に必要に応じて粉末ワックスを添加し
てもよい。この場合の塗膜形成樹脂成分中の熱可塑性樹
脂としてもアクリル樹脂が好ましい。
本発明の熱可塑性樹脂として好ましく用いられるアクリ
ル樹脂としては現在メタリック塗装のクリヤーとして一
般に使用されているアクリルクリヤー塗料、例えば商品
名「マジクロンMW −911F J(関西ペイント■
製)、商品名「スーパーラック0−70J (日本ペ
イント■製)、商品名「ベルコートNO,5800J
(日本油脂■製)などを用いることができる。塗膜形
成樹脂成分にアクリル樹脂クリヤー塗料を用いるのは透
明、高耐候性、高光沢性などの特徴を有しており、研磨
工程において塗膜表面に生じた細孔状の傷中に充填した
場合でも普通塗面と同等以上の塗膜性能を有するためで
ある。
ル樹脂としては現在メタリック塗装のクリヤーとして一
般に使用されているアクリルクリヤー塗料、例えば商品
名「マジクロンMW −911F J(関西ペイント■
製)、商品名「スーパーラック0−70J (日本ペ
イント■製)、商品名「ベルコートNO,5800J
(日本油脂■製)などを用いることができる。塗膜形
成樹脂成分にアクリル樹脂クリヤー塗料を用いるのは透
明、高耐候性、高光沢性などの特徴を有しており、研磨
工程において塗膜表面に生じた細孔状の傷中に充填した
場合でも普通塗面と同等以上の塗膜性能を有するためで
ある。
また、粉末ワックスは、上記クリヤー塗料がコーティン
グされたような形態で上記傷に導入するために好ましく
、この粉末ワックスとしては商品名「セバックス(セン
トラル産業■製;粒径0.5μm以下;主成分がカルナ
バワックスで、溶剤、シリコンを含まず、ミリシルセロ
チナートとカルナウバ酸とのエステル)を用いることが
できる。
グされたような形態で上記傷に導入するために好ましく
、この粉末ワックスとしては商品名「セバックス(セン
トラル産業■製;粒径0.5μm以下;主成分がカルナ
バワックスで、溶剤、シリコンを含まず、ミリシルセロ
チナートとカルナウバ酸とのエステル)を用いることが
できる。
塗膜形成樹脂成分として、アクリル樹脂クリヤー塗料に
対して粉末ワックスを添加する場合には、アクリル樹脂
固形分対粉末ワックス固形分重量比で30〜70 :
70〜30の割合で含有させるのが好ましい。この場合
、クリヤー塗料を入 れた容器に粉末ワックスを加え、
適当な撹拌機を 用いて均質に混合してこの発明の塗料
組成物を調製することができる。
対して粉末ワックスを添加する場合には、アクリル樹脂
固形分対粉末ワックス固形分重量比で30〜70 :
70〜30の割合で含有させるのが好ましい。この場合
、クリヤー塗料を入 れた容器に粉末ワックスを加え、
適当な撹拌機を 用いて均質に混合してこの発明の塗料
組成物を調製することができる。
(発明の効果)
上述するように、この発明の部分補修用塗料組成物は塗
膜形成樹脂成分として、熱可塑性樹脂および必要に応じ
て粉末ワックスとを含有させた塗料組成物としたことに
よって、塗膜表面に生じた細孔状傷中に充填された塗料
は塗膜を形成するため熱、水、光などによる劣化も普通
塗面と同等以上の塗膜性能を有しており、しかもワック
スのように一時的な効果でなく長期間効果を保持でき、
「黒シミ」現象の発生することのない塗膜の優れた部分
補修を達成することができる。
膜形成樹脂成分として、熱可塑性樹脂および必要に応じ
て粉末ワックスとを含有させた塗料組成物としたことに
よって、塗膜表面に生じた細孔状傷中に充填された塗料
は塗膜を形成するため熱、水、光などによる劣化も普通
塗面と同等以上の塗膜性能を有しており、しかもワック
スのように一時的な効果でなく長期間効果を保持でき、
「黒シミ」現象の発生することのない塗膜の優れた部分
補修を達成することができる。
(実施例1〜3)および(比較例1〜2)塗膜形成樹脂
成分として、熱可塑性樹脂:商品名「マジクロンMK−
9HFJ (関西ペイント■製)と粉末ワックス:商
品名「セバックス」 (セントラル産業■製)と表1に
示す割合で適当な撹拌機を用いて緊密に混合して塗料組
成物を調製した。これら塗料組成物を用い、次のように
して塗装試験を行った。
成分として、熱可塑性樹脂:商品名「マジクロンMK−
9HFJ (関西ペイント■製)と粉末ワックス:商
品名「セバックス」 (セントラル産業■製)と表1に
示す割合で適当な撹拌機を用いて緊密に混合して塗料組
成物を調製した。これら塗料組成物を用い、次のように
して塗装試験を行った。
まず、塗装試験板を次のように作製したニア0×150
m (厚さ0.811I11)の自動車用鋼板に電着
塗装(20μII+)、中塗り塗装(35μm)L、し
かる後上塗り塗料:商品名「オルガG6クリスタルホワ
イト」 (日本ペイント■製)を塗布し、140°C×
30分間焼付けて作製した。この作製した試験板の中央
部の30 X 30nnの区域を中ミガキ(150回)
、次いで仕上げミガキ(150回)して研磨した。この
研磨区域を評価部とし、ここに上記調製の塗料組成物を
それぞれネル布で塗布し、余分の塗料を除去し、常温で
10分間以上放置して評価した。評価は各塗料組成物を
塗布した試験板を屋外暴露場で暴露し、「黒シミ」の発
生期間を調べた。これらの結果を表1に示す。これらの
結果からこの発明の範囲内では「黒シミ」の発生はしな
いことがわかる。
m (厚さ0.811I11)の自動車用鋼板に電着
塗装(20μII+)、中塗り塗装(35μm)L、し
かる後上塗り塗料:商品名「オルガG6クリスタルホワ
イト」 (日本ペイント■製)を塗布し、140°C×
30分間焼付けて作製した。この作製した試験板の中央
部の30 X 30nnの区域を中ミガキ(150回)
、次いで仕上げミガキ(150回)して研磨した。この
研磨区域を評価部とし、ここに上記調製の塗料組成物を
それぞれネル布で塗布し、余分の塗料を除去し、常温で
10分間以上放置して評価した。評価は各塗料組成物を
塗布した試験板を屋外暴露場で暴露し、「黒シミ」の発
生期間を調べた。これらの結果を表1に示す。これらの
結果からこの発明の範囲内では「黒シミ」の発生はしな
いことがわかる。
(実施例4〜9)
塗料形成樹脂成分として、樹脂粒径0.05〜0.5μ
mで、樹脂融点90〜100°Cのアクリル樹脂粒径0
.05〜0.5μ階で融点90°C未満のアクリル樹脂
、粒径 0.05μm未満で融点90°C未満のアクリ
ル樹脂、粒径0.05μm未満で融点90〜100℃の
アクリル樹脂、粒径0.5μm超過で融点90°C未満
のアクリル樹脂、および粒径0.5μm超過で融点90
〜100°Cのアクリル樹脂を用い、粉末ワックスを用
いずに、実施例1に記載すると同様にして塗装試験を行
った。これらの試験結果を表2に示す、これらの結果か
ら、熱可塑性樹脂として、樹脂粒径0.05〜0.5μ
m、樹脂温度90〜100’Cのものを用いると特に好
ましいことがわかる。
mで、樹脂融点90〜100°Cのアクリル樹脂粒径0
.05〜0.5μ階で融点90°C未満のアクリル樹脂
、粒径 0.05μm未満で融点90°C未満のアクリ
ル樹脂、粒径0.05μm未満で融点90〜100℃の
アクリル樹脂、粒径0.5μm超過で融点90°C未満
のアクリル樹脂、および粒径0.5μm超過で融点90
〜100°Cのアクリル樹脂を用い、粉末ワックスを用
いずに、実施例1に記載すると同様にして塗装試験を行
った。これらの試験結果を表2に示す、これらの結果か
ら、熱可塑性樹脂として、樹脂粒径0.05〜0.5μ
m、樹脂温度90〜100’Cのものを用いると特に好
ましいことがわかる。
lニー4
(注) ◎: 黒シミ発生なく、外観も極めて良好O:
黒シミ発生なし
黒シミ発生なし
Claims (1)
- 1、塗膜形成樹脂成分として、熱可塑性樹脂および必要
に応じて粉末ワックスを有する部分補修用塗料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17687A JPS63168471A (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | 部分補修用塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17687A JPS63168471A (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | 部分補修用塗料組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63168471A true JPS63168471A (ja) | 1988-07-12 |
Family
ID=11466699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17687A Pending JPS63168471A (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | 部分補修用塗料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63168471A (ja) |
-
1987
- 1987-01-06 JP JP17687A patent/JPS63168471A/ja active Pending
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