JPS6339665A - 塗装の部分補修方法 - Google Patents

塗装の部分補修方法

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Publication number
JPS6339665A
JPS6339665A JP18013886A JP18013886A JPS6339665A JP S6339665 A JPS6339665 A JP S6339665A JP 18013886 A JP18013886 A JP 18013886A JP 18013886 A JP18013886 A JP 18013886A JP S6339665 A JPS6339665 A JP S6339665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wax
polishing
component
compound
kerosene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18013886A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yamanaka
雅彦 山中
Hiroaki Harada
宏昭 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP18013886A priority Critical patent/JPS6339665A/ja
Publication of JPS6339665A publication Critical patent/JPS6339665A/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は塗装の部分補修方法、特に自動車車体の塗装
工程において塗膜に生じるようなゴミ、ブツ等の局部的
な塗膜欠陥を部分補修するに際し、いわゆる「黒しみ」
と称せられる、補修あとが黒ずんで浮き出す現象の発生
を防止する方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、上述のような塗装工程における塗膜の局部的欠陥
を補修する方法としては、塗膜欠陥の部分をサンドバー
ペーで削り取り、深い凹部が生じた場合は、筆やエアス
プレー等で補修塗料を塗布する。次にその補修部分が周
りの塗膜表面と面一になり、補修あとが残らない様にコ
ンパウンド、例えばアルミナ(4〜5mm)30重量%
、純水40重量%、ケロシン20重量%、界面活性剤1
0重量%よりなるコンパウンドで麿き、つや出しのワッ
クス、例えばガルバチ0013重世%、ケロシン87重
世%より成るワックスを塗布し、仕上げるものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の塗膜の局部的欠陥を補
修する部分補修方法にあっては、研磨工程において、塗
膜表面の樹脂層が研ぎ去られ、顔料分散層に無数の傷を
生じ、仕上げの工程を経ても一般面並の平滑性は得られ
ない。この様な研磨面表層の溝あるいは礼状の傷は環境
中の微細な汚れ成分を付着、安定化させ、補修部分を薄
黒く浮立たせる。この現象が前記「黒しみ」の発生であ
り、これは特に「ホワイト」が顕著で補修された車両が
屋外環境に置かれた後数日乃至は数ケ月で発生し、車両
の初期の商品性を著しく損うという問題点があった。
C問題点を解決するための手段) この発明は、先ず研磨面表層に発生する傷を極力減する
為に仕上げに用いるコンパウンド中の研磨成分の粒径を
最適化し、更にそれでも内生じる傷を後処理剤、即ち特
定のワックスで処理することにより補修部分における充
填効果を嵩め、もって上記問題点が解決したものである
この発明の塗装の部分補修方法においては、先ず平均粒
径3μm以下の研磨材を含有するコンパウンドで仕上げ
研磨し、次いで70℃以上の融点を有するロウ成分を5
0重量%以上含有するワックスを塗布する。
(作 用) 通常研磨に用いるコンパウンドは、研磨成分を水や有機
溶剤、例えばケロシン等の溶媒で練り、若干の界面活性
剤、例えばノニオン系界面活性剤を添加したものである
が、この発明においては、仕上げ研磨用コンパウンドの
研磨成分の粒径を3μm以下とする。この理由は3μm
を越える粒子の作る溝や孔はワックス塗布によっては充
分埋めつくすことができず、黒しみを生じるからである
但し、研磨材の粒径は研磨効率を考慮するとあながち細
かいものを良しとはせず、粗研ぎで生じる欠陥を平滑に
し得ない場合がある。研磨成分の材質は、アルミナ、炭
化ケイ素等通常市販の研磨材でも、酸化ジルコニウムの
ごとき特殊な微粉末でもかまわない。好ましいコンパウ
ンドは研磨成分に灯油、水、界面活性剤を添加したもの
で、30〜70重量%の研磨成分、1〜10重量%の界
面活性剤および残部を灯油と水とし、水/灯油の比を0
.4以上としたものが好ましく用いられる。研磨成分は
上記範囲外では、作業性が悪くなり、水/灯油の割合は
0.4未満では分散不良で、作業性が悪くなる。
次に後処理用のワックスは、通常つや出しのロウ成分を
有機溶剤や水等でのばし、シリコンのような皮膜成分を
加えたものであるが、この発明においては70℃以上の
融点を有するロウ成分を50重量%以上含むものが用い
られ、他の成分として灯油、シリコン、水が含まれる。
これ等の成分の内生として灯油が用いられ、シリコンは
ロウ成分により、ぬれ性の低下、すべり性を改善するた
めに加えられ、また水はロウ成分が水溶性に近ければ使
用される。ワックスのロウ成分としてはカルナバロウの
如き天然ワックス、パラフィンの如き石油ワックス、或
いはアミド系ワックスの如き合成ワックスのいずれをも
用いることができる。ロウ成分の顔料が50重量%未満
では、塗布後乾燥が進むにつれ、塗膜表面の傷に充填さ
れたワックスは体積収縮をおこし、再び欠陥が再現する
ため、充分な穴埋め効果が得られない。
またロウ成分の融点を70℃以上としたのは、夏季等で
車両の車体水平面が達する温度を考慮したもので、溶融
状態のロウ成分が汚れを吸着するのを回避するためであ
る。
この発明においては、上述の補修材を用いて、通常の手
順で、塗膜の局部的欠陥の補修作業を行うが、更にワッ
クス塗布後、補修部位をロウの融点以上の温度で3分以
上熱処理することで一層高い効果が得られる。このよう
にこの発明で熱処理を効果的としたのは熱処理によって
塗布表面のワックスが融解し、欠陥への充填効果が高ま
り、塗膜表面が安定化するためである。特にこの発明の
場合、溶媒成分が低く、ロウの融点も下限を定めている
ので、常温での流動性が乏しく、そのため衰える充填効
果を補うため、本処理は有効である。
(実施例) 以下、この発明を実施例および比較例に従って説明する
。尚、例に用いた塗装試験板は溶剤脱脂した70mm 
x 150mmのブリキ板に自動車用上塗塗料の日本ペ
イント潤製、オルガG65(商品名、クリスタル・ホワ
イト)を22秒/フォードカップ#4.20℃に粘度調
整し、エアスプレー止て塗布し、140℃で30分間焼
き付けて作成した。実施例では、上記の試験板の中央を
直径30〜40mmの円状に研磨し、そこを評価した。
また評価法は、試験板を、室外ばくろ場にばくろし、目
視と色差計(スガ試験機製、5Mカラーコンピュータ)
によるΔL値(/ILは初期と経時での明度差、即ち(
曝露前の明度)−(曝露後の明度)であるので、例示す
るような、黒しみを数値で判定するには、最も適してい
る)及び光沢値(60°)で行った。
(コンパウンドの製造) 表1に示す研磨材A−E50部に、灯油50部を加え混
練し、コンパウンドA−Eとした。
表  1 (ワックスの製造) 表2に示す配合で充分加温、混練し、ワックスA−Eと
した。また、各々のロウ成分の混合物の融点を併記する
表  2 (表中、単イ広オ重量部である) *2各々単独での融点を配合比で重みづけをした平均値
次11辻1 本例においては、上記塗装試験板の円状部分の処理を、
次のように行った。粗研ぎとして、コンパウンドAを用
い、リンネル布によって充分研磨した。研ぎくずと残り
のコンパウンドAをふき取り、灯油を用いて完全に除去
した後、コンパウンドCを用いて粗研ぎと同様に仕上げ
研ぎを行った。
仕上げの研ぎくずとコンパウンドCを除去した後、ワッ
クスBを室温にて、ネル布を用いて塗布し、塗膜表面に
光沢が出るまで磨いた。
乍 12〜5 、     六   1〜3表3に示す
、粗研ぎ、仕上げ研ぎ、ワックスの組合わせで実施例1
と同様の処理を行った。
実衡聞工 実施例1の処理を施した試験板を表3に示すように、更
に100℃に保ったオーブンで5分間熱処理した。
尖応■1 実施例1の処理を施した試験板を表3に示すように、更
に70℃に保ったオーブンで5分間熱処理した。
表  3 以上の様にして得られた実施例1〜6、比較例1〜4の
処理済み試験片を先に示した方法で評価し、得た結果を
表4に示す。
表  4 (発明の効果) この発明によれば、その構成をコンパウンド中の研磨材
の粒径を3μm以下とし、仕上げ用のワックス中のロウ
成分を50%以上としたため、実施例1. 2. 3と
比較例1,2で明らかな様に、研磨の際生じる塗膜表面
の傷を微細化し、そこにロウ成分を埋め込むことで黒し
みを防止することができる。但し研磨材の粒径が細かい
実施例2の場合、仕上がりは非常に良いが、研磨効率が
劣るため、作業に多少時間を要する。一方粒径の粗い実
施例3の場合、作業時間は短縮されるが、非常に厳しい
環境の下では黒しみが発生する可能性があるという特徴
があり、工数等の諸事情に合わせて本発明の範囲内で選
択すればよい。
また、実施例5と比較例3で明らかな様にワックスのロ
ウ成分の融点を70℃以上としたことで夏季における耐
久性が向上した。また、実施例6と実施例7で明らかな
様にロウ成分の融点以上の加熱処理をすることで、比較
的粗い研磨材を用い作業時間を短縮した場合でも、確実
に黒しみを防止することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被塗面に塗装後、塗膜に生ずる局部的欠陥を部分補
    修するに当り、平均粒径3μm以下の研磨材を含有する
    コンパウンドで仕上げ研磨をした後、70℃以上の融点
    を有するロウ成分を50重量%以上含有するワックスを
    塗布することを特徴とする塗装の部分補修方法。
JP18013886A 1986-08-01 1986-08-01 塗装の部分補修方法 Pending JPS6339665A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18013886A JPS6339665A (ja) 1986-08-01 1986-08-01 塗装の部分補修方法

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JP18013886A JPS6339665A (ja) 1986-08-01 1986-08-01 塗装の部分補修方法

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Publication Number Publication Date
JPS6339665A true JPS6339665A (ja) 1988-02-20

Family

ID=16078073

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JP18013886A Pending JPS6339665A (ja) 1986-08-01 1986-08-01 塗装の部分補修方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04202661A (ja) * 1990-11-30 1992-07-23 Toshio Sugita 超伝導体薄膜形成装置
JPH11262729A (ja) * 1998-03-16 1999-09-28 Sakura Color Prod Corp 塗装補修方法及び塗装補修道具
CN114150356A (zh) * 2021-10-29 2022-03-08 中科马斯科(江苏)智能科技有限公司 一种铝合金阳极氧化外观缺陷修复磨料及修复方法

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