JPS62285961A - 部分補修用塗料組成物 - Google Patents
部分補修用塗料組成物Info
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- JPS62285961A JPS62285961A JP12824186A JP12824186A JPS62285961A JP S62285961 A JPS62285961 A JP S62285961A JP 12824186 A JP12824186 A JP 12824186A JP 12824186 A JP12824186 A JP 12824186A JP S62285961 A JPS62285961 A JP S62285961A
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Links
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
３、発明の詳細な説明
（産業上の利用分野）
本発明は自動車車体などの鋼板に塗装された塗膜を部分
補修するのに用いる部分補修用塗料組成物に関する。
補修するのに用いる部分補修用塗料組成物に関する。
（従来の技術）
従来の部分補修方法としては、塗膜欠陥の部分をサンド
ペーパーで削り取り、そこに形成された深い凹みに補修
塗料を筆やエアスプレーなどで塗布し、次いで盛り付け
られた補修部分を周囲部分の塗膜表面のレベルと同一面
に平滑にし、かつ補修あとが残らないようにコンパウド
で暦き、次いでつや出しのワックス塗布して仕上げてい
る。
ペーパーで削り取り、そこに形成された深い凹みに補修
塗料を筆やエアスプレーなどで塗布し、次いで盛り付け
られた補修部分を周囲部分の塗膜表面のレベルと同一面
に平滑にし、かつ補修あとが残らないようにコンパウド
で暦き、次いでつや出しのワックス塗布して仕上げてい
る。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、このような従来の部分補修方法にあって
は、サンドペーパーなどによる研磨工程において塗膜表
面の樹脂層が磨き取られ、顔料分散層に無数の傷が生じ
、仕上げ工程を経ても普通面の平滑性が得られない。こ
のような研磨面層−表層の溝または礼状の傷は環境中の
微細な汚れ成分を付着および安定化させて補修部分を薄
黒く浮立たせる。この現象が、いわゆる「黒シミ」と呼
ばれ、特にホワイトにおいて顕著に現われ、補修された
面が屋外環境に置かれて数日〜数ケ月後に発生し、初期
の商品性を著しく損うという問題点があった。
は、サンドペーパーなどによる研磨工程において塗膜表
面の樹脂層が磨き取られ、顔料分散層に無数の傷が生じ
、仕上げ工程を経ても普通面の平滑性が得られない。こ
のような研磨面層−表層の溝または礼状の傷は環境中の
微細な汚れ成分を付着および安定化させて補修部分を薄
黒く浮立たせる。この現象が、いわゆる「黒シミ」と呼
ばれ、特にホワイトにおいて顕著に現われ、補修された
面が屋外環境に置かれて数日〜数ケ月後に発生し、初期
の商品性を著しく損うという問題点があった。
（問題点を解決するための手段）
本発明は上述する従来の問題点に着目し、研廖工程後、
ネル布などで塗布する塗膜形成樹脂成分と、該樹脂成分
の固形分１００重量％に対してケロシン３０〜１５０重
量％を含有させた塗料組成物を開発することによって上
記問題点を解決したものである。
ネル布などで塗布する塗膜形成樹脂成分と、該樹脂成分
の固形分１００重量％に対してケロシン３０〜１５０重
量％を含有させた塗料組成物を開発することによって上
記問題点を解決したものである。
本発明において塗膜形成樹脂成分はポリエステル樹脂、
アルキド樹脂、アクリル樹脂およびエポキシ樹脂からな
る群から選択する少なくとも１種の樹脂と、硬化剤とし
てアミン樹脂またはインシアネート含有樹脂を混合した
混合物などの一般的に塗料として用いられている樹脂成
分を用いることができる。
アルキド樹脂、アクリル樹脂およびエポキシ樹脂からな
る群から選択する少なくとも１種の樹脂と、硬化剤とし
てアミン樹脂またはインシアネート含有樹脂を混合した
混合物などの一般的に塗料として用いられている樹脂成
分を用いることができる。
本発明の部分補修用塗料において、ケロシンは塗膜形成
樹脂成分に該樹脂成分の固形分１００重量％に対して３
０〜１５０重量％の割合で含有させる。
樹脂成分に該樹脂成分の固形分１００重量％に対して３
０〜１５０重量％の割合で含有させる。
樹脂の溶解または稀釈させる目的で、他の溶剤（例えば
エステル類、芳香族類など）を使用することができるけ
れども、ケロシンは上記使用量の範囲で加えることが必
要である。なぜならば、本発明の塗料組成物はネル布な
どでワックス塗布する場合と同様にして使用するので、
ケロシンが樹脂固形分に対して３０重量％より少ないと
外観不良（Ｉｆ！びけ）を起し、また１５０重量％を越
えると微細な孔への充填効果が少なくなり、環境中の汚
れ成分が付着および安定化して「黒シミ」を形成するた
めである。また、ケロシンはワックスや研磨材などに使
用されており、蒸発速度が遅く、かつ塗膜への溶解力も
小さく膨潤などを起さないために好ましい。
エステル類、芳香族類など）を使用することができるけ
れども、ケロシンは上記使用量の範囲で加えることが必
要である。なぜならば、本発明の塗料組成物はネル布な
どでワックス塗布する場合と同様にして使用するので、
ケロシンが樹脂固形分に対して３０重量％より少ないと
外観不良（Ｉｆ！びけ）を起し、また１５０重量％を越
えると微細な孔への充填効果が少なくなり、環境中の汚
れ成分が付着および安定化して「黒シミ」を形成するた
めである。また、ケロシンはワックスや研磨材などに使
用されており、蒸発速度が遅く、かつ塗膜への溶解力も
小さく膨潤などを起さないために好ましい。
更に、本発明に いては上述するケロシン以外に非イオ
ン界面活性剤を樹脂固形分に対して０〜１０重量％の割
合で含有させる。この非イオン界面活性剤は作業性向上
のため、およびケロシンと樹脂または溶剤とを混合する
ために使用するが、カチオンおよびアニオン界面活性剤
よりは起泡力が小きく、溶剤との適合性が良好で、かつ
イオン解離しないので耐水性などが良好である。この非
イオン界面活性剤の添加量はケロシンの量によって異な
り、−概に規定できないが、樹脂固形分に対して１０％
を越えると耐水性などが悪くなる。しかし、添加しない
よりは、添加する方が優れた補修完成面が得られる。
ン界面活性剤を樹脂固形分に対して０〜１０重量％の割
合で含有させる。この非イオン界面活性剤は作業性向上
のため、およびケロシンと樹脂または溶剤とを混合する
ために使用するが、カチオンおよびアニオン界面活性剤
よりは起泡力が小きく、溶剤との適合性が良好で、かつ
イオン解離しないので耐水性などが良好である。この非
イオン界面活性剤の添加量はケロシンの量によって異な
り、−概に規定できないが、樹脂固形分に対して１０％
を越えると耐水性などが悪くなる。しかし、添加しない
よりは、添加する方が優れた補修完成面が得られる。
（発明の効果）
上述したように、本発明の部分補修用塗料組成物は塗料
形成樹脂成分と、この樹脂成分の固形分１００重量％に
対してケロシン３０〜１５０重量％を含有させたことを
によって、ワックスより勝るとも劣らない作業性を有し
、塗布した際、塗膜を形成するために熱、水、光などに
よる劣化も一般の塗膜と同等であるので、ワックスのよ
うに一時的な効果ではなく、長期間にわたり効果を持続
でき、また自動車車体のように夏場の温度上昇に対して
も塗膜Ｔｑ（ガラス転移点）が８０℃以上であるために
、粘着性が生じないので環境中の汚れ成分の付着および
安定化により生ずる「黒シミ」現象を発生することのな
い塗膜の優れた部分補修を達成することができる。
形成樹脂成分と、この樹脂成分の固形分１００重量％に
対してケロシン３０〜１５０重量％を含有させたことを
によって、ワックスより勝るとも劣らない作業性を有し
、塗布した際、塗膜を形成するために熱、水、光などに
よる劣化も一般の塗膜と同等であるので、ワックスのよ
うに一時的な効果ではなく、長期間にわたり効果を持続
でき、また自動車車体のように夏場の温度上昇に対して
も塗膜Ｔｑ（ガラス転移点）が８０℃以上であるために
、粘着性が生じないので環境中の汚れ成分の付着および
安定化により生ずる「黒シミ」現象を発生することのな
い塗膜の優れた部分補修を達成することができる。
（実施例１〜７）および（比較例１〜３）使用する塗装
試験板を次のようにして作製した；溶剤脱脂した７０
Ｘ １５０ｍｍのブリキ板に、自動車用上塗塗料として
２２秒／フォートカップ＃４（２０℃）に粘度調整した
商品名「オルガＧ６５ クリスクルホワイト」 （日本
ペイント＠製）をエアスプレーで塗布し、１４０℃で３
０分間にわたり焼付は処理した。
試験板を次のようにして作製した；溶剤脱脂した７０
Ｘ １５０ｍｍのブリキ板に、自動車用上塗塗料として
２２秒／フォートカップ＃４（２０℃）に粘度調整した
商品名「オルガＧ６５ クリスクルホワイト」 （日本
ペイント＠製）をエアスプレーで塗布し、１４０℃で３
０分間にわたり焼付は処理した。
実施例１〜７の本発明による７種の塗料組成物および比
較例１〜３の３種の比較塗料組成物を、表１に示す樹脂
および界面活性剤を表２に示す配合割合（重量％）で適
当なミキサーを用い、緊密に混合して調製した。
較例１〜３の３種の比較塗料組成物を、表１に示す樹脂
および界面活性剤を表２に示す配合割合（重量％）で適
当なミキサーを用い、緊密に混合して調製した。
かように調製した各種塗料組成物を、それぞれ上記作製
の各試験板の中央に直径３０〜４Ｑｍｍの円形状態に塗
布して評価した。評洒は、各塗布試験を神奈川県横須賀
市の日量自動車■における屋外暴露場にてａ露し、目視
と色差計＜８Ｍカラーコンピュータ （スガ試験機■製
））による、ｄＬ値（Δし値とは、初期と経時での明度
差の値で、「黒シミ」を数値で判定するのに最も適して
いる）、および鏡面反射率について調べた。これらの評
価結果を表２の下段に示す。
の各試験板の中央に直径３０〜４Ｑｍｍの円形状態に塗
布して評価した。評洒は、各塗布試験を神奈川県横須賀
市の日量自動車■における屋外暴露場にてａ露し、目視
と色差計＜８Ｍカラーコンピュータ （スガ試験機■製
））による、ｄＬ値（Δし値とは、初期と経時での明度
差の値で、「黒シミ」を数値で判定するのに最も適して
いる）、および鏡面反射率について調べた。これらの評
価結果を表２の下段に示す。
表 １
次の表２から、樹脂成分、ケロシンおよび非イオン界面
活性剤の配合量が本発明の範囲外であると評価結果が悪
いことがわかる。
活性剤の配合量が本発明の範囲外であると評価結果が悪
いことがわかる。
Claims (1)
- １、塗膜形成樹脂成分と、該樹脂成分の固形分１００重
量％に対してケロシン３０〜１５０重量％を含有させた
ことを特徴とする部分補修用塗料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12824186A JPS62285961A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 部分補修用塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12824186A JPS62285961A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 部分補修用塗料組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62285961A true JPS62285961A (ja) | 1987-12-11 |
Family
ID=14979986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12824186A Pending JPS62285961A (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 | 部分補修用塗料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62285961A (ja) |
-
1986
- 1986-06-04 JP JP12824186A patent/JPS62285961A/ja active Pending
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