JPS63168411A - 遷移金属触媒担体用ハロゲン化マグネシウム - Google Patents

遷移金属触媒担体用ハロゲン化マグネシウム

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JPS63168411A
JPS63168411A JP62000114A JP11487A JPS63168411A JP S63168411 A JPS63168411 A JP S63168411A JP 62000114 A JP62000114 A JP 62000114A JP 11487 A JP11487 A JP 11487A JP S63168411 A JPS63168411 A JP S63168411A
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carrier
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Tadashi Asanuma
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオレフィンの重合用遷移金KM媒担体用の新規
なハロゲン化マグネシウムに関する。詳しくは特定のX
線回折線を有する結晶性のハロゲン化マグネシウムから
なる遷移金属触媒担体用ハロゲン化マグネシウムに関す
る。
〔従来の技術〕
オレフィンの重合用にハロゲン化マグネシウムなどの担
体にハロゲン化チタンを担持してなる遷移金属触媒と有
機金属化合物からなる触媒を用いることは特公昭39−
12105号で開示されて以来、種々の改良方法が提案
されており、優れた性能のものも知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記改良方法は主として担体を得るに際して添加物を加
えて粉砕したり、成るいは担体として用いるハロゲン化
マグネシウムを溶剤に溶解せしめ次いで析出させること
により、遷移金属を担持してオレフィン重合用の触媒と
した時、優れた性能のものとなるように、担体をX線回
折によって測定された回折線が明確なピークを持たずハ
ローとして観測されるようになるように処理することが
行われている。特に、溶解し、次いで析出する方法は優
れており、高活性の触媒を製造することが出来る(例え
ば、特開昭56−1190111) 、 Lかしながら
この方法は析出剤を多量に必要とする上に繰り返しハロ
ゲン化チタンで処理しないと良好な活性のものが得られ
ないという問題がある。又、添加物を加えて粉砕する方
法は、再現性良く優れた性能の触媒を与えるのが困難で
ある。
本発明者はこれらの問題を解決した新規な遷移金属触媒
担体用ハロゲン化マグネシウムついて鋭意検討したとこ
ろ、特定の結晶性の回折線を与えるハロゲン化マグネシ
ウムが遷移金属触媒担体用として極めて優れていること
を見出し本発明を完成した。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明はX線回折によって測定された回折線とし
て7.38人付近に最大強度を有し7.98.5゜32
.3.57.3.47.3.26.2.90人付近に比
較的強い回折線を与える結晶性のMgBrClからなる
遷移金属触媒担体用ハロゲン化マグネシウムである。
本発明において、ハロゲン化マグネシウムとしては、そ
のX&1回折スペクトルが特定のところ、即ち、7.3
8人付近に最大強度ををし、7.98.5.32.3.
57.3.26.2.90人付近に比較的強い回折線を
存するものであるかぎり特にその製法に制限はないが例
えば次のような製法が例示できる。
一般式R’MgBr (式中、R1は炭化水素残基であ
る、)で表わされるグリニヤール試薬(このグリニヤー
ル試薬は、良く知られているようにR’Brであられさ
れる臭素化炭化水素化合物と金属マグネシウムをエーテ
ル等の存在下に反応せしめることで得られる。)と一般
式R”CI(式中、R2は炭化水素残基である。)であ
られされる塩素化炭化水素化合物を反応せしめることに
より、容易に上に定義した結晶性のMgBrClがえら
れる。。ここで上述の臭化炭化水素化合物、塩素化炭化
水素化合物の炭化水素残基としては脂肪族、脂環族、芳
香族炭化水素残基等のどのようなものでも良く、特に制
限はないが、炭素数1〜20程度のものを用いるのが一
般的である。
グリニヤール試薬と塩素化炭化水素化合物の反応は通常
媒体として用いたエーテル類の沸点で行えば充分に反応
は進行する0反応が進行するとM。
BrC1は媒体に不溶化し析出してくるので濾過、或い
は静置分離することで容易にとりだすことができる。こ
こで、MgBrClとしては組成が正確に1:1:1で
ある必要はなく、そのX線回折スフトルが上述の条件を
満足すればよい。
こうして得られたMgBrClを遷移金属触媒用の担体
として用いる方法としては特に制限はないが、例えば液
状のハロゲン化チタンで処理することでオレフィン重合
用の遷移金属触媒とされる。ここで用いるハロゲン化チ
タンとしては、好ましくは四塩化チタン、或いはエーテ
ル等で炭化水素溶剤に可溶化した三塩化チタン、さらに
は上記チタン化合物の塩素の一部をアルコキシ基とした
もの(例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブト
キシ、ペンチルオキシ等)が例示される。
具体的には、液状のハロゲン化チタンに単に上述のMg
BrClを分散し攪拌することで行われる。接触処理の
際の温度としては通常、常温ないし200℃である。
また、接触処理の際に、エーテル、エステル、アルコキ
シシランなどの含酸素有機化合物等の電子供与性化合物
を存在させることもできる。
本発明のハロゲン化マグネシウムを用いて得られた遷移
金属触媒を用いて重合できるオレフィンとしてはエチレ
ン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン
−1、オクテン−1、スチレン、ビニルナフタレンなど
が例示され、それらの単独重合或いは相互の共重合さら
にはジエンとの共重合などに用いられる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げ本発明を説明する。
実施例1 300mlの丸底フラスコにマグネシウム7.4g、ジ
エチルエーテル201人れ、エーテルの還流下に臭化シ
クロヘキサン50gとジエチルエーテル501の混合物
を2時間かけて滴下した。その後さらに1時間還流下撹
拌処理し、CaH+ +MgBrのエチルエーテル溶液
を調製した。
次いでエチルエーテルの還流下に四塩化炭素15gを4
時間かけて加え、更に還流下に2時間攪拌した。
次いで室温でろ過し、固形分をエチルエーテルで洗浄し
、窒素気流で乾燥して、固形分40gを得た。得られた
固形分はMg:CIt :Brがほぼt:t:iであり
、MgBrClであった。またX線回折の測定結果を第
1図に示す。
上記固形分Logを200m lの丸底フラスコに入れ
、四塩化チタン50m l、トルエン5抛lを入れ、9
0℃で1時間攪拌処理し、次いで静置して上澄を除去し
た。さらに四塩化チタン50m1、トルエン50+* 
1を入れ、90℃で1時間撹拌処理し、次いで静置して
上澄を除去し、得られた固形分をトルエンで7回洗浄し
て遷移金属触媒とした0分析の結果はチタンを1.9鍔
t%含有していた。
上記操作で得た遷移金属触媒を用いてエチレンを重合し
た。内容積21のオートクレーブにn−ヘプタン11入
れ、上記遷移金属触媒20−g、トリエチルアルミニウ
ム0.5mlを加え、水素を2Kg/cdゲージまで入
れ、さらにエチレンを6Kg/aJゲージきで加えた後
75℃に昇温し、10Kg/、jゲージになるようにエ
チレンを追加しながら75℃で2時間重合した。その後
冷却し、未反応のエチレンをパージした後ろ過して、ポ
リエチレンパウダーを得た。乾燥秤量したところ360
gであった。このパウダーの極限粘度数は2.56(1
35℃テトラリン溶液で測定した。)、かさ比重は0.
48、粒度は200メンシユ以下の微粉4.5%、10
メツシュ以上の粗粒0.3%であった。Ti当たりの収
率は、947Kg/g−Tiであり、かさ比重も良好で
あり、粒度分布も比較的シャープであった。
実施例2 実施例1において四塩化炭素にかえて四塩化硅素を用い
たところ同様に組成としてはMgBrClのハロゲン化
マグネシウムが得られ、X線回折スペクトルは、7.3
8人 に最大ピークがあり7.987.5゜32.3.
57.32.47 、3.26.2.90人 に比較的
強い回折線がみられた。同様の操作でえられた遷移金属
触媒は、Ti当たり965Kg/x−Tiの活性であっ
た。
(発明の効果) 本発明のハロゲン化マグネシュウムは遷移金属触媒用の
担体として極めて優れており工業的に価値がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のハロゲン化マグネシウムのX線回折の
スペクトルを示す図面である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. X線回折によって測定された回折線として7.38Å付
    近に最大強度を有し7.98、5.32、3.57、3
    .47、3.26、2.90Å付近に比較的強い回折線
    を与える結晶性のMgBrClからなる遷移金属触媒担
    体用ハロゲン化マグネシウム。
JP62000114A 1987-01-06 1987-01-06 遷移金属触媒担体用ハロゲン化マグネシウム Expired - Lifetime JPH072795B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5846129A (ja) * 1981-09-10 1983-03-17 帝人株式会社 ポリエステル複合捲縮糸条及びその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5846129A (ja) * 1981-09-10 1983-03-17 帝人株式会社 ポリエステル複合捲縮糸条及びその製造方法

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