JPS6316809A - 半中空金属押出型材の製造方法及び同製造用ダイス - Google Patents
半中空金属押出型材の製造方法及び同製造用ダイスInfo
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- JPS6316809A JPS6316809A JP16256286A JP16256286A JPS6316809A JP S6316809 A JPS6316809 A JP S6316809A JP 16256286 A JP16256286 A JP 16256286A JP 16256286 A JP16256286 A JP 16256286A JP S6316809 A JPS6316809 A JP S6316809A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、建築物の窓用サツシ等の建築用構造材やロ
ッドレスシリンダのシリンダバレル材等の産業用機械部
品に使用されるような、周壁の一部に長さ方向に沿った
スリット状の小開口部を有するセミホロー型あるいはチ
ャンネル型等の半中空の金属押出型材、特にアルミニウ
ム製半中空押出型材の製造方法、およびそれに用いるダ
イスの構造に関するものである。
ッドレスシリンダのシリンダバレル材等の産業用機械部
品に使用されるような、周壁の一部に長さ方向に沿った
スリット状の小開口部を有するセミホロー型あるいはチ
ャンネル型等の半中空の金属押出型材、特にアルミニウ
ム製半中空押出型材の製造方法、およびそれに用いるダ
イスの構造に関するものである。
従来の技術
上記のような所謂セミホロー型の半中空金属押出型材の
製造は、従来一般にポートホールダイスを用いて押出成
形することによって行われている。即ち、ポートホール
ダイスは、雌型と雄型の組合わせからなるものであって
、両型のベアリング部間に形成される環状の成形間隙の
一部を、上記雄型のベアリング部に突設した小突起で塞
いだものとして、この小突起により、上記成形間隙に則
って成形される中空型材の周壁の一部にスリット状の開
口部を形成せしめるものとしている。
製造は、従来一般にポートホールダイスを用いて押出成
形することによって行われている。即ち、ポートホール
ダイスは、雌型と雄型の組合わせからなるものであって
、両型のベアリング部間に形成される環状の成形間隙の
一部を、上記雄型のベアリング部に突設した小突起で塞
いだものとして、この小突起により、上記成形間隙に則
って成形される中空型材の周壁の一部にスリット状の開
口部を形成せしめるものとしている。
考案が解決しようとする問題点
ところが、上記のような雌雄両型の組合わせからなるポ
ートホールダイスを用いて所謂セミホロー押出型材の製
造を行う場合、高圧による金属材料の押出しに伴って雄
型に撓みを生じ易いこと、あるいは押出材に開口部を形
成すべき雄型の小突起自体に撓みや変形を生じ易いこと
等に起因して、使用の繰返しにより上記小突起と、これ
が密接すべき雌型内面との間に僅かの隙間を生じること
がある。このため、該間隙に押出材料が入り込んで押出
型材の開口部の側縁にパリと称されるような薄い突出状
の傷部分が発生し、成形精瓜が悪化するのみならず、成
形後において」1記バリを取除くための仕上げ作業を必
要とするというような難点があった。
ートホールダイスを用いて所謂セミホロー押出型材の製
造を行う場合、高圧による金属材料の押出しに伴って雄
型に撓みを生じ易いこと、あるいは押出材に開口部を形
成すべき雄型の小突起自体に撓みや変形を生じ易いこと
等に起因して、使用の繰返しにより上記小突起と、これ
が密接すべき雌型内面との間に僅かの隙間を生じること
がある。このため、該間隙に押出材料が入り込んで押出
型材の開口部の側縁にパリと称されるような薄い突出状
の傷部分が発生し、成形精瓜が悪化するのみならず、成
形後において」1記バリを取除くための仕上げ作業を必
要とするというような難点があった。
また、」−記のような成形間隙の一部を塞ぐ小突起を有
するポートホールダイスは、殊に小突起を雌型に緊密に
当接させうるちのとしなければならないため、高度の加
工精度を必要とし、その製作上の難度が高いのみならず
、更には、成形すべき押出型材における開口部寸法の変
更に対して、個々に別の雄型を必要とすることも相俟っ
て、ダイスの製造コスI・も高くつき、ひいては製品の
コストアップを招くというような問題点があった。
するポートホールダイスは、殊に小突起を雌型に緊密に
当接させうるちのとしなければならないため、高度の加
工精度を必要とし、その製作上の難度が高いのみならず
、更には、成形すべき押出型材における開口部寸法の変
更に対して、個々に別の雄型を必要とすることも相俟っ
て、ダイスの製造コスI・も高くつき、ひいては製品の
コストアップを招くというような問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決して、簡易構成の
ダイスにより、高精度、高品質の半中空押出材を高能率
に製造可能なものとすることを目的とする。
ダイスにより、高精度、高品質の半中空押出材を高能率
に製造可能なものとすることを目的とする。
問題点を解決する為の手段
上記の目的において、この発明は、ポートホールダイス
の雌型と雄型に、更に第三部品として、押出型材にスリ
ット状の開口部を形成せしめるためのブリッジ片を着脱
可能な状態に組合わせるものとして、該三点部品からな
る特殊なダイスを用いて金属材料の押出し加工を行うも
のとなすことを主旨とするものである。
の雌型と雄型に、更に第三部品として、押出型材にスリ
ット状の開口部を形成せしめるためのブリッジ片を着脱
可能な状態に組合わせるものとして、該三点部品からな
る特殊なダイスを用いて金属材料の押出し加工を行うも
のとなすことを主旨とするものである。
即ち、この発明は、周壁の一部に長さ方向に沿ってスリ
ット状の開口部を有する半中空金属押出型材を押出成形
する゛に際して、ポートホールダイスの雌型と雄型のベ
アリング部間に形成される環状の成形間隙の一部に、上
記雌雄両型間にまたがって配置された着脱自在なブリッ
ジ片の中間部を位置せしめた状態で押出し操作を行うこ
とにより、前記ブリッジ片で前記スリット状開口部を形
成せしめることを特徴とする半中空金属押出型)4の製
造方法、及びこれに用いるダイスとして、ボートポール
ダイス雌型と同雄型、及び該#紐両型のベアリング部間
に形成される環状の成形間隙の一部を塞ぐ態様で雌雄両
型間にまたがって配置されたブリッジ片とからなり、該
ブリッジ片は両端の取付部が前記雌雄両型に対向状に刻
設形成された取付溝に嵌め込まれることにより着脱自在
に組付けられていることを特徴とする半中空金属押出型
材の製造用ダイスを要旨とするものである。
ット状の開口部を有する半中空金属押出型材を押出成形
する゛に際して、ポートホールダイスの雌型と雄型のベ
アリング部間に形成される環状の成形間隙の一部に、上
記雌雄両型間にまたがって配置された着脱自在なブリッ
ジ片の中間部を位置せしめた状態で押出し操作を行うこ
とにより、前記ブリッジ片で前記スリット状開口部を形
成せしめることを特徴とする半中空金属押出型)4の製
造方法、及びこれに用いるダイスとして、ボートポール
ダイス雌型と同雄型、及び該#紐両型のベアリング部間
に形成される環状の成形間隙の一部を塞ぐ態様で雌雄両
型間にまたがって配置されたブリッジ片とからなり、該
ブリッジ片は両端の取付部が前記雌雄両型に対向状に刻
設形成された取付溝に嵌め込まれることにより着脱自在
に組付けられていることを特徴とする半中空金属押出型
材の製造用ダイスを要旨とするものである。
実施例
以下、この発明を図示実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第3図に示すダイス(A)は、第4図に示
すような周壁(a)の一部に幅の狭いスリット状の開口
部(b)を有する断面長方形状の半中空押出型+4(X
)を製造するためのものである。 ′ 上記ダイス(A)は、第1図に示すように、ポートホー
ル雌型(1)と雄型(2)とブリッジ片(3)との3つ
の部品で構成されている。
すような周壁(a)の一部に幅の狭いスリット状の開口
部(b)を有する断面長方形状の半中空押出型+4(X
)を製造するためのものである。 ′ 上記ダイス(A)は、第1図に示すように、ポートホー
ル雌型(1)と雄型(2)とブリッジ片(3)との3つ
の部品で構成されている。
雌型(1)は、接合面(4)の周縁に位置決め用突出縁
部(5)を有し、上記接合面(4)の中央部に成形材料
を流入する四部(6)が形成されると共に、該凹部(6
)の中央に貫通状に成形開孔部(7)が穿設されている
。
部(5)を有し、上記接合面(4)の中央部に成形材料
を流入する四部(6)が形成されると共に、該凹部(6
)の中央に貫通状に成形開孔部(7)が穿設されている
。
一方、雄型(2)は、」1記成形開孔部(7)内に臨ん
でベアリング部間に環状の成形間隙(8)を形成する成
形凸部(9)を有し、かつその凸部(9)のまわりの位
置において成形材料を導入するための複数個の導入孔(
lO)が押出方向に貫通状に穿設されたもので、第2図
に示すように、接合面(11)の周縁に設けられた位置
決め用段部(12)を前記縁部(5)に嵌合させて、前
記雌型(1)と組合わされている。
でベアリング部間に環状の成形間隙(8)を形成する成
形凸部(9)を有し、かつその凸部(9)のまわりの位
置において成形材料を導入するための複数個の導入孔(
lO)が押出方向に貫通状に穿設されたもので、第2図
に示すように、接合面(11)の周縁に設けられた位置
決め用段部(12)を前記縁部(5)に嵌合させて、前
記雌型(1)と組合わされている。
前記ブリッジ片(3)は、第1図に示すように、横断面
矩形状の板状片からなるものであって、第2図に示すよ
うに、その一端の取付部(3a)が前記成形凸部(9)
の先端部周面に切込み四部(13)を形成することによ
り作出された側方突出縁部(9a)の側端部に形成され
た有底取付溝(9b)に嵌込まれ、他端の取付部(3b
)が前記雌型(1)の対向位置に形成された有底取付溝
(lb)に嵌込まれることにより、前記雌型(1)と前
記雄型(2)とにまたがるようにして着脱自在に堆付け
られ、その中間部が前記成形間隙(8)を横断してその
一部を閉塞したものとなされている。
矩形状の板状片からなるものであって、第2図に示すよ
うに、その一端の取付部(3a)が前記成形凸部(9)
の先端部周面に切込み四部(13)を形成することによ
り作出された側方突出縁部(9a)の側端部に形成され
た有底取付溝(9b)に嵌込まれ、他端の取付部(3b
)が前記雌型(1)の対向位置に形成された有底取付溝
(lb)に嵌込まれることにより、前記雌型(1)と前
記雄型(2)とにまたがるようにして着脱自在に堆付け
られ、その中間部が前記成形間隙(8)を横断してその
一部を閉塞したものとなされている。
而して、押出型材(X)の開孔部(b)の寸法は、上記
ブリッジ片(3)の厚さDに応じて定まるものである。
ブリッジ片(3)の厚さDに応じて定まるものである。
その厚さDは、最小約1關程度にまで設定可能である。
また、]二2ブリッジ片(3)の長さしおよび幅Wは、
強度保持のためにそれぞれ厚さDの2倍程度以」二ある
ことが必要である。擾]料としては、」−2両型(1)
(2)と同一素材からなるものが好適に用いられるが、
それらよりも強度的に優れた、例えば高速度鋼、セラミ
ックあるいは超硬合金等を使用しても良い。
強度保持のためにそれぞれ厚さDの2倍程度以」二ある
ことが必要である。擾]料としては、」−2両型(1)
(2)と同一素材からなるものが好適に用いられるが、
それらよりも強度的に優れた、例えば高速度鋼、セラミ
ックあるいは超硬合金等を使用しても良い。
上記ダイス(A)において、押出機のコンテナ内で加熱
されたアルミニウム・ビレット等の金属成形材料は、雄
型(2)の導入孔(1o)に流れ込む。そして導入孔(
10)に流れ込んだ成′ 形材料は、雌型(1)の凹部
(6)を経由してここでいったん合流し雄型(2)の成
形凸部(9)の周囲の成形間隙(8)から押出されるが
、その間隙′(8)の一部が前記ブリッジ片(3)によ
り閉塞されているので、第4図に示すように周壁(a)
の一部に長さ方向に沿って連続したスリーット状の開口
部(b)を有する断面口字状の半中空押出型材(X)に
成形される。
されたアルミニウム・ビレット等の金属成形材料は、雄
型(2)の導入孔(1o)に流れ込む。そして導入孔(
10)に流れ込んだ成′ 形材料は、雌型(1)の凹部
(6)を経由してここでいったん合流し雄型(2)の成
形凸部(9)の周囲の成形間隙(8)から押出されるが
、その間隙′(8)の一部が前記ブリッジ片(3)によ
り閉塞されているので、第4図に示すように周壁(a)
の一部に長さ方向に沿って連続したスリーット状の開口
部(b)を有する断面口字状の半中空押出型材(X)に
成形される。
第5図および第6図は、他の実施例を示すもので、押出
型材(X)における開孔部(b)の寸法の異なるものを
製造するために用いられるものである。
型材(X)における開孔部(b)の寸法の異なるものを
製造するために用いられるものである。
このダイス(B)を構成する雄型(2)と雌型(1)は
、上記実施例と全く同一で、ブリッジ片(30)のみが
異なる。
、上記実施例と全く同一で、ブリッジ片(30)のみが
異なる。
上記ブリッジ片(30)は、横断面略十字状に形成され
たもので、第5図に示すように前記実施例に対応する取
付部(30a ) (30b )を有し、かつこれら
の間の両側面から1対の突起部(30e)(30d)が
側方突出状に設けられ、これら突起部が成形間隙(8)
に密嵌してその一部を閉塞する・ものとなされている。
たもので、第5図に示すように前記実施例に対応する取
付部(30a ) (30b )を有し、かつこれら
の間の両側面から1対の突起部(30e)(30d)が
側方突出状に設けられ、これら突起部が成形間隙(8)
に密嵌してその一部を閉塞する・ものとなされている。
そして、」−記取付部(30a ) (30b )が
雄型(2)および雌型(1)の有底取付溝(913)
(Ill)にそれぞれ嵌め合わされることにより、両
型(I)(2,)にまたがって着脱自在に取付けられた
ものとなされている。
雄型(2)および雌型(1)の有底取付溝(913)
(Ill)にそれぞれ嵌め合わされることにより、両
型(I)(2,)にまたがって着脱自在に取付けられた
ものとなされている。
而して、この実施例の場合は、前記両突起部(30c
) (30d )の両端間の寸法D′に応じた幅のス
リット状開口部(b)を有する押出型材(X゛)を製造
しうるちのである。
) (30d )の両端間の寸法D′に応じた幅のス
リット状開口部(b)を有する押出型材(X゛)を製造
しうるちのである。
上記の2つの実施例から既に明らかであるように、この
発明の適用によれば、開口部(b)の寸法の異なる異種
の半中空押出型材(X)(X′)を製造する場合にも、
共通の雄型(2)と雌型(1)を用いながら、上記厚さ
Dないし寸法D″の異なるブリッジ片(30)に交換す
るだけで対応しうる。従って金型の製造も容易でその製
造コストの低減、ひいては製品価格の低減を図り得る。
発明の適用によれば、開口部(b)の寸法の異なる異種
の半中空押出型材(X)(X′)を製造する場合にも、
共通の雄型(2)と雌型(1)を用いながら、上記厚さ
Dないし寸法D″の異なるブリッジ片(30)に交換す
るだけで対応しうる。従って金型の製造も容易でその製
造コストの低減、ひいては製品価格の低減を図り得る。
発明の効果
この発明は、上述したように周壁の一部に長さ方向に沿
ってスリット状の開口部を有する半中空金属押出型材を
押出成形するに際して、ポートホールダイスの雌型と雄
型のベアリング部間に形成される環状の成形間隙の一部
に、上記雌雄両型間にまたがって配置された着脱自在な
ブリッジ片の中間部を位置せしめた状態で押出し操作を
行うことにより、前記ブリッジ片で前記スリット状開口
部を形成せしめるものであるから、ブリッジ片を常時確
実に成形間隙に横断状態に存在せしめるた状態で押出成
形を行うことができ、ひいては押出型材に上記ブリッジ
片の厚さに対応したスリット状の開口部を正確に形成せ
しめることができる。従って、従来のように上記開口部
を形成仕しめるべき雄型の小突起と雌型との間に隙間が
できて、押出型材の開口部両側縁にパリを発生ずるとい
うような事態を回避でき、そのパリの除去作業の必要性
を排除しながら高精度の半中空押出材を能率的に生産し
うる。
ってスリット状の開口部を有する半中空金属押出型材を
押出成形するに際して、ポートホールダイスの雌型と雄
型のベアリング部間に形成される環状の成形間隙の一部
に、上記雌雄両型間にまたがって配置された着脱自在な
ブリッジ片の中間部を位置せしめた状態で押出し操作を
行うことにより、前記ブリッジ片で前記スリット状開口
部を形成せしめるものであるから、ブリッジ片を常時確
実に成形間隙に横断状態に存在せしめるた状態で押出成
形を行うことができ、ひいては押出型材に上記ブリッジ
片の厚さに対応したスリット状の開口部を正確に形成せ
しめることができる。従って、従来のように上記開口部
を形成仕しめるべき雄型の小突起と雌型との間に隙間が
できて、押出型材の開口部両側縁にパリを発生ずるとい
うような事態を回避でき、そのパリの除去作業の必要性
を排除しながら高精度の半中空押出材を能率的に生産し
うる。
また、上述のように]1記ブリッジ片は、上記雌雄両型
とは別体に構成され、これらに対し着脱自在に嵌込まれ
たものとなされているから、これを容易に交換すること
ができ、もって使用回数に応じてブリッジ片のみを適宜
交換することによって、ダイス全体としての寿命の増大
を図り得ると共に、押出型材に開口部を形成せしめるた
めのダイス部分の精緻な加工を不要とするから、その製
作も容易化できダイスの製作コストの低減をはかりうる
。
とは別体に構成され、これらに対し着脱自在に嵌込まれ
たものとなされているから、これを容易に交換すること
ができ、もって使用回数に応じてブリッジ片のみを適宜
交換することによって、ダイス全体としての寿命の増大
を図り得ると共に、押出型材に開口部を形成せしめるた
めのダイス部分の精緻な加工を不要とするから、その製
作も容易化できダイスの製作コストの低減をはかりうる
。
更には、上記ブリッジ片の厚さを適宜設定し、これを取
替えることによって、押出型材の開口部の寸法あるいは
押出型材自体の形状を、雄型および雌型を変更すること
なしに、任意に変更設定することができ至便であると共
に、また、上記寸法を従来のポートホールダイスを用い
て製造する場合より一段と小さいものとすることも可能
となる。
替えることによって、押出型材の開口部の寸法あるいは
押出型材自体の形状を、雄型および雌型を変更すること
なしに、任意に変更設定することができ至便であると共
に、また、上記寸法を従来のポートホールダイスを用い
て製造する場合より一段と小さいものとすることも可能
となる。
第1図ないし第4図はこの発明の第1実施例を示すもの
であり、第1図はダイスの構成部材を分離して示す一部
切欠き斜視図、第2図は同ダイスの要部の縦断面図、第
3図は第2図m−■線の断面図、第4図は上記第1図な
いし第3図のダイスによって製造される半中空押出型材
の断面図である。第5図および第6図は他の実施例を示
すもので、第5図はブリッジ片の斜視図、第6図は第3
図に対応するダイスの断面図である。 (1)・・・雌型、(lb)・・・取付溝、(2)・・
・雄型、(3) (80)・・・ブリッジ片、(la
) (80a )(3b) (llOb ) ・・
・取付部、(8Qe ) (Sod ) −突起部、
(8)・・・成形間隙、(9b)・・・取付溝。 以上 取付溝 第1図
であり、第1図はダイスの構成部材を分離して示す一部
切欠き斜視図、第2図は同ダイスの要部の縦断面図、第
3図は第2図m−■線の断面図、第4図は上記第1図な
いし第3図のダイスによって製造される半中空押出型材
の断面図である。第5図および第6図は他の実施例を示
すもので、第5図はブリッジ片の斜視図、第6図は第3
図に対応するダイスの断面図である。 (1)・・・雌型、(lb)・・・取付溝、(2)・・
・雄型、(3) (80)・・・ブリッジ片、(la
) (80a )(3b) (llOb ) ・・
・取付部、(8Qe ) (Sod ) −突起部、
(8)・・・成形間隙、(9b)・・・取付溝。 以上 取付溝 第1図
Claims (4)
- (1)周壁の一部に長さ方向に沿ってスリット状の開口
部を有する半中空金属押出型材を押出成形するに際して
、 ポートホールダイスの雌型と雄型のベアリ ング部間に形成される環状の成形間隙の一部に、上記雌
雄両型間にまたがって配置された着脱自在なブリッジ片
の中間部を位置せしめた状態で押出し操作を行うことに
より、前記ブリッジ片で前記スリット状開口部を形成せ
しめることを特徴とする半中空金属押出型材の製造方法
。 - (2)ポートホールダイス雌型と同雄型、及び該雌雄両
型のベアリング部間に形成される環状の成形間隙の一部
を塞ぐ態様で雌雄両型間にまたがって配置されたブリッ
ジ片とからなり、該ブリッジ片は両端の取付部が前記雌
雄両型に対向状に刻設形成された取付溝に嵌め込まれる
ことにより着脱自在に組付けられていることを特徴とす
る半中空金属押出型材の製造用ダイス。 - (3)ブリッジ片は、横断面矩形の板状片からなり、そ
の幅方向を雌雄両型の軸線方向と平行にして配置されて
いる特許請求の範囲第2項記載の半中空金属押出型材の
製造用ダイス。 - (4)ブリッジ片は、その中間部両側面に、成形間隙に
密嵌される所定高さの1対の突起部を有するものとなさ
れている特許請求の範囲第2項記載の半中空金属押出型
材の製造用ダイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16256286A JPS6316809A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 半中空金属押出型材の製造方法及び同製造用ダイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16256286A JPS6316809A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 半中空金属押出型材の製造方法及び同製造用ダイス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6316809A true JPS6316809A (ja) | 1988-01-23 |
| JPH024369B2 JPH024369B2 (ja) | 1990-01-29 |
Family
ID=15756947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16256286A Granted JPS6316809A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 半中空金属押出型材の製造方法及び同製造用ダイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6316809A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012016711A (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Showa Denko Kk | 半中空形材製造用押出ダイス |
-
1986
- 1986-07-09 JP JP16256286A patent/JPS6316809A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012016711A (ja) * | 2010-07-06 | 2012-01-26 | Showa Denko Kk | 半中空形材製造用押出ダイス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH024369B2 (ja) | 1990-01-29 |
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