JPS63166618A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPS63166618A
JPS63166618A JP31142386A JP31142386A JPS63166618A JP S63166618 A JPS63166618 A JP S63166618A JP 31142386 A JP31142386 A JP 31142386A JP 31142386 A JP31142386 A JP 31142386A JP S63166618 A JPS63166618 A JP S63166618A
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heater
duct
bypass air
bypass
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秀夫 浅野
Toshio Hirata
平田 敏夫
Shoichi Watanabe
渡辺 昌一
Mikio Miyajima
宮島 幹雄
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    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加熱器をバイパスする第1バイパス風路と、
加熱器および第1バイパス風路をバイパスする第2バイ
パス風路を備え、加熱器によって加熱された空気と、第
1バイパス風路を通過した空気とを混合して空気の温度
調節を行なうとともに、第2バイパス風路を開口するこ
とにより、車室内に吐出される風量の増大を計る機能を
備えた車両用空気調和装置に関する。
r従来の技術] 従来、この種の空気講和装置は、加熱器の上流、および
第1バイパス風路の上流に、いずれか一方の風路を11
1w4可能な板状のエアミックスダンパを設け、このエ
アミックスダンパの回動位置を操作することにより、加
熱器により加熱される風量と、加熱器をバイパスした風
量との比を調節して、ダクトより車室内に吐出される空
気の温度を調節していた。
一方、例えば、車室内を急速に冷却する場合など、車室
内の吹出口より大きな風量が要求される場合がある。そ
こで、加熱器および第1バイパス風路の上流の空気を、
車室内の吹出口に供給する第2バイパス風路を設けると
ともに、その第2バイパス風路をrFI鎖可能な板状の
マックスクールダンパを設け、大きな風聞が要求された
場合に、エアミックスダンパにより、加熱器を通過する
風路を閉鎖して第1バイパス風路を全国にし、さらに、
マックスクールダンパを回動操作して第2バイパス風路
を開放して、第1バイパス風路と第2バイパス風路を介
した空気を車室内の吐出口に供給していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の装置は、エアミックスダンパを駆
動する駆動手段と、マックスクールダンパを駆動する駆
動手段が必要となるとともに、エアミックスダンパとマ
ックスクールダンパとを連動させる機構が用いられてい
たため、構造が複雑となる問題点を有していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、加熱器と第1バイパス通路の開口比の調節と、第2
バイパス風路の開閉とを筒車な構造で行なうことのでき
る車両用空気調和装置の提供にある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、車室内に向って空
気を送るためのダクトと、該ダクト内に設けられ、前記
ダクト内を流れる空気流を加熱する加熱器と、前記ダク
ト内を流れる空気流を、前記加熱器を回避して、前記加
熱器の下流に供給する第1バイパス風路と、前記加熱器
および前記第1バイパス風路の上流に供給された空気を
、前記加熱器および前記第1バイパス風路を回避して、
前記加熱器および前記第1バイパス風路の下流に供給す
る第2バイパス風路と、前記ダクト内に配置され、前記
加熱器を通過する風路、前記第1バイパス風路、および
前記第2バイパス風路うちの1つ、または複数の風路を
開口させうる開口部を備えた可撓性の膜状部材と、該膜
状部材を前記ダクト内で移動させる膜状部材移動手段と
を備えたことを技術的手段とする。
[作用] 膜状部材は、可撓性のものが用いられるため、一枚の膜
状部材で、加熱器を通過する風路、第1バイパス風路、
および第2バイパス風路を遮断することが可能である。
この膜状部材には、加熱器を通過する風路、第1バイパ
ス風路、および第2バイパス風路うらの1つ、または複
数の風路を開口させうる開口部が設けられているため、
膜状部材移動手段により、膜状部材をダクト内で移動操
作することにより、加熱器を通過する風路と第1バイパ
ス風路との開口比の調節と、第2バイパス風路の開閉と
を連動させて行なうことができる。
[発明の効果] 本発明によれば、加熱器を通過する風路および第1バイ
パス風路の開口比の調節と、第2バイパス風路の開閉と
を1枚の膜状部材で、連動して行なうことができるため
、従来の、エアミックスダンパとマックスクールダンパ
の2つを連動させて開閉制御していたのに比較してダン
パの操作力を小さくすることができるとともに、ダンパ
の駆動機構を単純なものにすることができる。これによ
り、装置の部品点数を大幅に減らし、軽量、小形化や、
製造コストの低減が可能となるばかりでなく、潜在的な
故障確率なども低減することができる。
[実施例] 次に、本発明の車両用空気調和装置を、図面に示す一実
施例に基づき説明する。
第1WAは車両用空気講和装置のヒーティングユニット
の概略図を示す。このヒーティングユニツト1の上流側
には、図示しないクーリングユニットが設けられる。こ
のクーリングユニットは、上流に、車室内の空気と車室
外の空気とを選択的に取入れる内外気切換機構(図示し
ない)を備え、車室内に向って空気流を発生させる送風
!1(図示しない)が設けられている。
クーリングユニットのダクト内には、冷凍サイクルの冷
媒蒸発器等よりなる冷却器(図示しない)が設けられて
おり、送風機より発生した空気流は、冷却器を通過した
後、ヒーティングユニット1のダクト2内に流入するよ
うに設けられている。
ヒーティングユニット1は、上流側に温度調節部3が設
けられ、その下流には、温度調節部3で温度調節された
空気を車室内の各部に供給する吹出口切換機構4が設け
られている。
次に、温度調節部3について説明する。
ダクト3内の後面側(第1図上側)には、エンジン冷却
水(温水)の供給を受けて発熱する本発明の加熱器であ
るヒーターコア5が配置されている。このヒーターコア
5は、内部を通過する空気を加熱して、その下流の吹出
口切換機構4に供給するものである。また、ダクト2内
のヒーターコア5の前面側(第1図下側)には、ヒータ
ーコア5をバイパスさせて、吹出口切換機構4に供給す
る第1バイパス風路6が設けられている。さらに、第1
バイパス風路6の上流側のダクト2の前面には、ヒータ
ーコア5および第1バイパス風路6の上流の空気を、吹
出口切換機構4の下達する三方分岐ダクト7に連通ずる
第2バイパス風路8が設けられている。
また、ダクト2の内部には、第5図および第6図に示す
ような、例えばポリエヂレン系樹脂よりなるエンドレス
の可撓性の膜状部材(以下フィルムダンパ)9が配設さ
れている。このフィルムダンパ9は、第5図に示す支持
フレーム10により、ダクト2内で、移動可能に支持さ
れるとともに、そのフィルムダンパ9が、ヒーターコア
5の上流、第1バイパス風路6、および第2バイパス風
路8を閉鎖可能に配設されている。
フィルムダンパ9には、第1開口部11と第2開口部1
2の2つの開口を備える。この第1開口部11は、クー
リングユニットから供給された空気流を、フィルムダン
パ9内に導くもので、第2WU口部12は、ヒーター」
75の上流、第1バイパス風路6、および第2バイパス
風路8を、フィルムダンパ9の移動により、選択的に開
放するものである。
支持フレーム10は、第5図に示すように、ヒーターコ
ア5の上流、第1バイパス風路6、およびダクト2の内
形に対応した形状を呈するもので、ダクト2の上面と底
面に配される枠体13.14を備える。この枠体13.
14の上流側のコーナ一部分には、フィルムダンパ9を
内周より支持し、フィルムダンパ9を駆動する駆動シャ
フト15が回転自在に支持されている。この駆動シャフ
ト15の両端部には、フィルムダンパ9の両端の全周に
亘って設けられた多数の噛合せ穴16と噛合う歯車11
.18が設けられている。また、枠体13.14の下流
側のコーナ一部°分には、従動シャフト19が回転自在
に支持されている。この従動シャフト19の両端にも、
噛合せ穴16と噛合する歯車20.21が設けられてい
る。
また、他のコーナ一部分には、フィルムダンパ9を内周
より支持する支柱22.23.24が設けられるととも
に、ヒーターコア5の上流側フィルムダンパ9の外面を
支持する支柱25.26が設けられている。
なお、ヒーターコア5の上流、第1バイパス風路6、第
2バイパス風路8には、風圧により、フィルムダンパ9
が変形するのを防止する格子27.28.29がそれぞ
れ設けられている。さらに、第2バイパス風路8の開口
の内面には、第6図に示すように、ダクト2とフィルム
ダンパ9とのHDを塞ぐ、例えばウレタンフオーム等の
気胞性の樹脂よりなるシールバッキング30が貼り付け
られている。
ダクト2の上面には、第6図に示すように、駆動シャフ
ト15を回転駆動するシャフト駆動機構31が設けられ
ている。このシャフト駆動機構31は、ダクト2の上面
に設けられた図示しない穴を介して、駆動シャフト15
の上端に設けられた挿入穴32内に挿入され、駆動シャ
フト15と一体回転する突起33を備えたビニオン34
を有する。このとニオン34は、ダクト2の上面に回転
自在に支持された扇状の駆動プレート35の外周に噛合
する。この駆動プレート35は、ワイヤー36を介して
、第7図に示す、空気調和コントロールパネル31に設
けられた、温度調節レバー38に連結されており、この
温度調節レバー38の設定位置に応じて、駆動プレート
35を遠隔操作するものである。
これら、支持フレーム10およびシャフト駆動機構31
より、本発明の膜状部材移動手段39が構成される。
なお、本実施例の空気調和コントロールパネル37には
、温度調節レバー38の伯に、送風機の起動および送l
!1mの設定を行なうファンスイッチ40、内気と外気
の選択レバー41、クーラースイッチ42、吹出口選択
レバー43が設けられている。
次に、吹出口切換機構4について説明する。
吹出口切換機構4は、上記温度調節部3の下流に設けら
れ、第8図に示すように、ダクト2の上面、正面、底面
には、デフロスタ吹出口44、ベント吹出口45、およ
びヒータ吹出口46が開設されている。
デフロスタ吹出口44には、温度調節部3の下流に供給
されたダクト2内の空気をフ[1ントガラス47に吹付
けるデフロスタダクト48が装着される。
また、ベント吹出口45には、温度調節部3の下流のダ
クト2内に供給された空気を、インストルメントパネル
49の中央、および両サイドより車両乗員の胸元付近に
吐出する三方分岐ダクト7が設けられている。
この三方分岐ダクト7は、ベント吹出口45の他に、第
2バイパス風路8と連通し、第2バイパス風路8が開口
する際に、ヒーターコア5および第1バイパス風路6の
上流の空気を、ヒーターコア5および第1バイパス風路
6を回避させて車室内に供給するものである。
ヒータ吹出口46には、温度調節部3の下流のダクト2
内に供給された空気を、車両乗員の足元付近に吹出すヒ
ータノズル50が設けられている。
本実施例のデフロスタ吹出口44、ベント吹出口45、
およびヒータ吹出口46の開■操作は、ダクト2内に配
された、複数の開口部を備えたフィルムダンパ51によ
り行なわれる。このフィルムダンパ51は、フィルム駆
動歯車52、ビニオン53、プレート54を介して空気
調和コントロールパネル37の吹出口選択レバー43と
連動し、吹出口選択レバー43によってフィルムダンパ
51の開口部の位置が遠隔操作される。
次に、上記実施例の空気調和′@置の作動を説明する。
空気調和コントロールパネル37のファンスイッチ40
がONされると、内外気切換機構により選択された内気
または外気がクーリングユニットのダクト内に供給され
る。この時、クーラースイッチ42がONされていると
、クーリングユニットのダクト内に供給された空気は、
冷却器を通過する際に冷却される。冷却器を通過した空
気はヒーティングユニット1のダクト2内に流入し、′
a度温調節部3、温度の調節がなされる。そして、温度
調節された空気は、吹出口選択レバー43で選択された
吹出口より、車室内に吐出される。
ここで、温度調節部3の作動を説明する。
なお本実施例では、ヒーターコア5内に常にエンジンの
冷却水が供給されているものとする。
a)1温調節レバー38が、第7図の右側端部のヒート
モードの位MAに設定される場合。
温度調節レバー38が、ワイヤー36を介して駆動プレ
ート35を第1図の位置に移動させる。すなわち、ビニ
オン34、駆動シャフト15を介して、フィルムダンパ
9が第1図の位置に設定される。
この状態は、第9図のヂャートのAに示すように、ヒー
ターコア5の上流が第2開口部12によって全面的に開
口し、第1バイパス風路6および第2バイパス風路8が
、フィルムダンパ9によって塞がれる。
このため、第1開口部11よりフィルムダンパ9内に流
入した空気は、ヒーターコア5のみを通過し、加熱され
て下流の吹出口切換機構4に供給される。そして、吹出
口切換機構4により設定された吹出口より車室内に温風
が吐出される。
b)温度調節レバー38が、第7図の右側端部より、や
や左よりのエアミックスモードの位置已に選択される場
合。
温度調節レバー38が、ヒートモードの位置Aからやや
左のエアミックスモードの位118に設定されると、駆
動プレート35が第1図の矢印イの方向に約20゛回転
する。すると、ビニオン34が第1図の矢印口の方向に
回転し、フィルムダンパ9が第2図に示す位置に設定さ
れる。
この状態は、第9図のチャートの8に示すように、ヒー
ターコア5の上流と第1バイパス風路6とが第2開口部
12によってそれぞれ半分開口し、第2バイパス風路8
が、フィルムダンパ9によって塞がれる。
このため、第1開口部11よりフィルムダンパ9内に流
入した空気流の約半部は、ヒーターコア5を通過して加
熱され、他の約半部の空気は、第1バイパス風路6を通
過して、下流の吹出口切換機構4に供給される。そして
、吹出口切換機構4内に供給されたヒーターコア5およ
び第2バイパス風路8を通過した空気は、合流、交合さ
れ、吹出口切換機構4により設定された吹出口より車室
内に吐出される。
C)温度調節レバー38が、第7図の左側端部より、や
や右よりのクールモードの位置Cに選択される場合。
温度調節レバー38が、ヒートモードの位置Aからクー
ルモードの位@Cに設定されると、駆動プレート35が
第1図の矢印イの方向に約40°回転する。すると、ビ
ニオン34が第1図の矢印[1の方向に回転し、フィル
ムダンパ9が第3図に示す位置に設定される。
この状態は、第9図のチャートのCに示すように、ヒー
ターコア5の上流と第2バイパス風路8とが、フィルム
ダンパ9によって塞がれ、第1バイパス風路6のみが第
2開口部12によって全面的に開口する。
このため、第1開口部11よりフィルムダンパ9内に流
入した空気は、ヒーターコア5により加熱されることな
く第1バイパス風路6のみを通過して下流の吹出口切換
機構4に供給され、吹出口切換機構4により設定された
吹出口より車室内に吐出される。
d)温度調節レバー38が、第7図の左側端部のマック
スクールモードの位置りに選択される場合。
温度調節レバー38が、ヒートモードの位11Aからマ
ックスクールモードの位置りに設定されると、駆動プレ
ート35が第1図の矢印イの方向に約60”回転する。
すると、ビニオン34が第1図の矢印口の方向に回転し
、フィルムダンパ9が第4図に示す位置に設定される。
この状態は、第9図のチャートのDに示すように、ヒー
ターコア5の上流が、フィルムダンパ9によって塞がれ
、第1バイパス風路6と第2バイパス風路8とが第2開
口部12によって全面的に開口する。
このため、第1開口部11よりフィルムダンパ9内に流
入した空気の約半分は、第1バイパス風路6を通過して
下流の吹出口切換機構4に供給され、吹出口切換機構4
により設定された吹出口より車室内に吐出される。また
、第1開口部11よりフィルムダンパ9内に流入した空
気の他の半分は、第2バイパス風路8を通過して三方分
岐ダクト1に供給され、インストルメントパネル49の
中央、および両サイドより車両乗員の胸元付近に吐出さ
れる。
上記に示すように、マックスクールモードが設定される
と、第1バイパ゛ス風路6の他に、第2バイパス風路8
も開口するため、空気調和装置内の通風抵抗が減少し、
空気調和装置より車室内に吐出される風量が増大する。
このため、夏期など、クーラースイツヂ42をONL、
、温度調節レバー38をマックスクールモードに設定す
ることにより、クーリングユニットの冷却器で冷却され
た空気を車室内に大量に供給することができるため、車
室内を急激にクールダウンすることができる。
本発明によれば、ヒーターコア5を通過する風量および
第1バイパス風路6を通過する風量の調節と、第2バイ
パス風路8を通過する風量の調節とを、1枚のフィルム
ダンパ9をスライドすることで行なうことができるため
、従来の、エアミックスダンパとマックスクールダンパ
の2つ板状ダンパを連動さぜ゛て開閉していたのに比較
して、ダンパの操作力を小さくすることができるととも
に、温度調節とマックスクールダンパの開閉を行なう温
度調節部3の機構を単純なものにすることができる。ま
たこれにより、温度調節とマックスクールダンパの開閉
を行なう機構の部品点数を従来に比較して大幅に減らす
ことが可能となり、空気調和装置の軽量、小形化や、製
造コストの低減が可能となるばかりでなく、潜在的な故
障確率なども低減することができる。
また、本発明によれば、フィルムダンパ9が、ヒーター
コア5の上流、第1バイパス風路6、および第2バイパ
ス風路8を開閉する際、空気流の流れ方向とフィルムダ
ンパ9の移動方向との交差角度が変化しないため、フィ
ルムダンパ9を小さな操作力でスムーズに操作すること
ができる。
さらに、本発明は、フィルムダンパ9をスライドするこ
とにより、風路の開mを行なうため、従来の板状ダンパ
のように、ダンパの打音が発生しない。
フィルムダンパ9は、ダクト2内に自由に対置すること
ができるため、ダクト2をインストルメントパネル49
の形状に対応して設計することができ、ダクト2を偏平
化や、多角形化、円筒形化することも可能である。
(変形例) 上記実施例では、膜状部材に、ヒーターコア、第1バイ
パス風路、第2バイパス風路の開閉を行なう開口部の他
に、膜状部材内に空気流を導入するための開口部を設け
た例を示したが、膜状部材の側端の開口部分を、クーリ
ングユニットの下流と連通させて膜状部材内に空気流を
供給するように設け、膜状部材内に空気流を供給するた
めの開口部を廃止しても良い。また、膜状部材に、加熱
器、第1バイパス風路、第2バイパス風路のrI!ar
aを行なう開口部を複数設け、例えば、ヒーターコアの
開口時に第2バイパス風路を開口可能に設けてバイレベ
ルモードを達成するように設けても良い。
加熱器の上流側を遮断した例を示したが、下流側を遮断
するように設けても良い。
加熱器にヒーターコアを用いた例を示したが、PTCヒ
ータ等の電気式ヒータ等、他の加熱手段を用いても良い
膜状部材をエンドレスに設け、膜状部材をダクト内で回
転させた例を示したが、両端が巻取りローラに捲回され
る帯状に設け、両端の巻取りロータを操作することによ
り、膜状部材をダクト内でスライドさせても良い。
上記実施例では第2バイパス風路のみに、シールバッキ
ングを設けた例を示したが、加熱器や、第1バイパス風
路にも設けても良い。また、シールバッキングは、ダク
ト側に貼り付ける他に、膜状部材の内周の支持フレーム
側に設けたり、あるいは、膜状部材にウレタンフオーム
等の弾性体を貼り付け、シールバッキングを廃止するよ
うに設けても良い。
吹出口の切換にも膜状部材を用いた例を示したが、板状
ダンパにより吹出口を切換える空気調和装置に用いても
良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は温度調節部がヒートモードに設定されたヒーテ
ィングユニットの概略図、第2図は温度調節部がエアミ
ックスモードに設定されたヒーティングユニットの概略
図、第3図は温度調節部がクールモードに設定されたヒ
ーティングユニツl”の概略図、第4図は温度調節部が
マックスクールモードに設定されたヒーティングユニッ
トの概略図、第5図は支持フレームおよびフィルムダン
パを示す分解斜視図、第6図はヒーティングユニットの
通視図、第7図は吹出口切換機構の概略図、第8図は空
気調和コントロールパネルの正面図、第9図は温度調節
レバーの設定位[1,:おけるヒーターコア、第1バイ
パス風路、および第2バイパス風路の開閉状態を丞すヂ
ャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) (a)車室内に向って空気を送るためのダクトと
    、 (b)該ダクト内に設けられ、前記ダクト内を流れる空
    気流を加熱する加熱器と、 (c)前記ダクト内を流れる空気流を、前記加熱器を回
    避して、前記加熱器の下流に供給する第1バイパス風路
    と、 (d)前記加熱器および前記第1バイパス風路の上流に
    供給された空気を、前記加熱器および前記第1バイパス
    風路を回避して、前記加熱器および前記第1バイパス風
    路の下流に供給する第2バイパス風路と、 (e)前記ダクト内に配置され、前記加熱器を通過する
    風路、前記第1バイパス風路、および前記第2バイパス
    風路うちの1つ、または複数の風路を開口させうる開口
    部を備えた可撓性の膜状部材と、 (f)該膜状部材を前記ダクト内で移動させる膜状部材
    移動手段と を備えた車両用空気調和装置。 2) 前記膜状部材は、両端が接続されて、エンドレス
    に設けられたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の車両用空気調和装置。
JP31142386A 1986-12-27 1986-12-27 車両用空気調和装置 Expired - Lifetime JPH085306B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31142386A JPH085306B2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 車両用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31142386A JPH085306B2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 車両用空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63166618A true JPS63166618A (ja) 1988-07-09
JPH085306B2 JPH085306B2 (ja) 1996-01-24

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ID=18017023

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JP31142386A Expired - Lifetime JPH085306B2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27 車両用空気調和装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0458705A2 (en) * 1990-05-25 1991-11-27 Nissan Motor Company, Limited Heater unit structure of air mixing apparatus for automotive vehicle
US5154223A (en) * 1990-03-22 1992-10-13 Nippondenso Co., Ltd. Automotive air-conditioner having a film damper
EP1369269A3 (de) * 2002-06-05 2005-03-16 Behr GmbH & Co. KG Vorrichtung zur Steuerung eines Luftstroms, insbesondere für eine Heizungs- oder Klimaanlage von Kraftfahrzeugen

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JPH085306B2 (ja) 1996-01-24

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