JP2560753B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両用空気調和装置に関する。
[従来の技術] 例えば、一般に、車両用空気調和装置では、車室内に
空気を吐出する際の吹出口として、車両のフロントガラ
スに向かって空気を吹き出すためのデフロスタ吹出口、
車両乗員の足元付近に空気を吹き出すためのヒータ吹出
口、車両乗員の胸元付近に向かって空気を吹き出すため
のセンタベンチレーション吹出口、車両の両サイドから
空気を吹き出すためのサイドベンチレーション吹出口の
大別して4か所の吹出口を有している。
そして、デフロスタ吹出口、ヒータ吹出口、センタベ
ンチレーション吹出口の各吹出口には、各吹出口を開閉
するダンパが配設され、車両乗員が操作パネルに設けた
吹出口切替レバーを操作することにより、各吹出口の開
閉および風量調節を行っていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに、サイドベンチレーション吹出口には、サイ
ドベンチレーション吹出口を直接開閉するためのダンパ
が配設されてなく、サイドベンチレーション吹出口は常
に開放されていた。そこで、サイドベンチレーション吹
出口から吐出される空気量の調節は、サイドベンチレー
ション吹出口に連通する車室内の開口部に設けられた開
閉手段を操作することで行われていた。
このため、他の吹出口モード、例えば、デフロスタ吹
出口モードを選択した場合でも、サイドベンチレーショ
ン吹出口に連通する車室内の開口部が開口されている
と、選択したデフロスタ吹出口から吐出される空気量が
低下し、デフロスタ効果が十分に得られない問題点があ
った。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その
目的は、デフロスタ吹出モード時のデフロスタ効果(防
曇効果)を高めることができ、且つベンチレーション吹
出モード時の乗員の冷房感覚を向上させることのできる
車両用空気調和装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、サイドベンチレーション吹出口を開
閉する開閉手段が、ベンチレーションモード時よりもデ
フロスタモード時の方がより多くサイドベンチレーショ
ン吹出口を閉じる用に構成されている。このため、デフ
ロスタ吹出モード時には、ベンチレーション吹出モード
時よりもサイドベンチレーション吹出口から吐出される
空気量が低減するため、より多くの空気をデフロスタ吹
出口からフロントガラスへ向けて吐出することができ
る。その結果、十分なデフロスタ効果(防曇効果)を得
ることが可能となる。
一方、ベンチレーション吹出モード時には、デフロス
タ吹出モード時よりもサイドベンチレーション吹出口か
ら吐出される空気量が増大するため、乗員の冷房感覚を
向上できる。
[実施例] 次に、本発明の車両用空気調和装置の実施例を図面に
基づき説明する。
本実施例の空気調和装置1は、第2図の概略図に示す
ように、冷風と温風とを混合し、混合した空気を車室内
の各部に吐出する方式のものである。
通風ダクト2の上流には、空気導入口として、車室内
と通じて、車室内空気を循環させるための内気導入口3
と、車室内に外気を取り入れるための外気導入口4とが
形成されている。両導入口3、4のいずれか一方は、内
外気切替ダンパ5によって閉塞される。
この通風ダクト2には、通風ダクト2内において、車
室内に向かって空気流を発生させる送風機6、冷凍サイ
クルの冷媒蒸発器よりなる冷却器7、エンジン冷却水を
熱源とする加熱器8、この加熱器8をバイパスするバイ
パス通路9、加熱器8を通る空気とバイパス通路9を通
る空気との比を調節するエアミックスダンパ10、このエ
アミックスダンパ10で混合された空気を車室内の各部に
供給する吹出口切替機構11が設けられている。
この吹出口切替機構11は、通風ダクト2の下流側を構
成し、第1図に示すように、角型形状を呈するケース12
の上面、正面、底面に、デフロスタ吹出口13、センタベ
ンチレーション吹出口14、ヒータ吹出口15が開設され、
センタベンチレーション吹出口14の両サイドにサイドベ
ンチレーション吹出口16が開設されている。
このデフロスタ吹出口13、センタベンチレーション吹
出口14、ヒータ吹出口15、サイドベンチレーション吹出
口16は、送風機6によって、内気導入口3あるいは外気
導入口4より導入した空気を、通風ダクト2内より車室
内に向けて吹き出すための吹出口である。
デフロスタ吹出口13、センタベンチレーション吹出口
14、ヒータ吹出口15は、それぞれその開口部が四角形状
を呈し、サイドベンチレーション吹出口16は、その開口
部が長円形状を呈している。
また、デフロスタ吹出口13、センタベンチレーション
吹出口14、ヒータ吹出口15は、幅方向(第2図左右方
向)および周方向の開口長が同一に設けられている。な
お、各吹出口13、14、15の開口長は必ずしも同一である
必要はなく、例えば、周方向の開口長は、各吹出口13、
14、15の吐出空気量に応じて変更しても良い。
デフロスタ吹出口13には、第3図に示すように、デフ
ロスタ吹出口13より吐出される空気をフロントガラス17
に吹き付けるための送風路18が装着され、センタベンチ
レーション吹出口14には、センタベンチレーション吹出
口14より吐出される空気をインストルメントパネル19の
中央より車両乗員の胸元付近に吹き出すための送風路20
が装着されている。
また、ヒータ吹出口15には、ヒータ吹出口15より吐出
される空気を車両乗員の足元に吹き出すための送風路21
が装着され、サイドベンチレーション吹出口16には、サ
イドベンチレーション吹出口16より吐出される空気をイ
ンストルメントパネル19の両側より車両乗員の胸元付近
に吹き出すための送風路22が装着されている。
ケース12内には、第4図に示すような、本発明の可撓
性の膜状部材であるフィルムダンパ23が配設されてい
る。このフィルムダンパ23は、例えば、ポリエチレン系
樹脂よりなる帯状フィルムを環状にして、ケース12内に
構成されるフレーム24の外周をスライド可能に取り付け
られる。
フィルムダンパ23には、デフロスタ吹出口13、センタ
ベンチレーション吹出口14、ヒータ吹出口15の各開口面
積に相応する大きさの第1開口部25、第2開口部26、第
3開口部27が打ち抜きにより開設されている。なお各開
口部25、26、27の周方向には、各開口部25、26、27を打
ち抜き形成する際に、複数本の帯が形成され、各開口部
25、26、27が、第5図に示すフレーム24の各コーナー部
分を通過する際に、フィルムダンパ23が変形するのを防
止するとともに、フィルムダンパ23を移動する際に、フ
ィルムダンパ23に発生する張力による各開口部25、26、
27の変形を防止している。
フレーム24は、各吹出口13、14、15、16を有するケー
ス12の内形に対応し、ケース12の側面断面の形状に対応
した五角形の2つの枠体28と、この枠体28の対向する各
コーナー部を支持するとともに、フィルムダンパ23を内
周より支持する支柱29と、各枠体28を構成する上下2本
の棧28aの間に形成され、後述する駆動アーム30の駆動
軸31を軸支するための支柱32とからなる。なお、吹出口
が形成されてないケース面(第1図右側)に対応する枠
体28の柱部分28bは、駆動アーム30の回動軌跡に沿った
円弧を形成している。
支柱32に軸支された駆動軸31には、第5図に示すよう
に、フィルムダンパ23を各吹出口13、14、15の開口面に
沿って移動させるためのコの字型を呈する駆動アーム30
が溶着され、円弧状の柱部分28bに沿って回動可能に設
けられている。
なお、フィルムダンパ23は、環状にしてフレーム24の
外周に取り付ける際に、フィルムダンパ23の両端部が駆
動アーム30の先端部にかしめ加工などにより結合され、
駆動軸31を中心とする駆動アーム30の回動に応じて、フ
レーム24の外周上をスライドする。
また、駆動アーム30の後端部には、駆動アーム30と一
体に、サイドベンチレーション吹出口16を閉鎖可能な長
円形状の面積を有する開閉板(本発明の開閉手段)33が
形成され、駆動アーム30の回動に応じて、サイドベンチ
レーション吹出口16を開閉する。
なお、フィルムダンパ23を各吹出口13、14、15の開口
面に沿って移動した際の、各開口部25、26、27と、各吹
出口13、14、15および開閉板33との位置関係を第6図な
いし第8図を用いて説明する。
まず、駆動アーム30が第6図に示す実線位置にある時
は、第1開口部25がデフロスタ吹出口13を開口し、開閉
板33がサイドベンチレーション吹出口16を全面的に塞い
でいる。また、センタベンチレーション吹出口14は、フ
ィルムダンパ23の第1開口部25と第2開口部26との間の
第1遮蔽部23aによって塞がれており、ヒータ吹出口15
は、フィルムダンパ23の第2開口部26と第3開口部27と
の間の第2遮蔽部23bによって塞がれている。
駆動アーム30が第7図に示す実線位置にある時は、第
3開口部27がヒータ吹出口15を開口し、開閉板33がサイ
ドベンチレーション吹出口16の約1/3を塞いでいる。ま
た、デフロスタ吹出口13とセンタベンチレーション吹出
口14は、共にフィルムダンパ23の第1遮蔽部23aによっ
て塞がれている。
駆動アーム30が第8図に示す実線位置にある時は、第
2開口部26がセンタベンチレーション吹出口14を開口
し、開閉板33がサイドベンチレーション吹出口16を全面
的に開口している。また、デフロスタ吹出口13は、フィ
ルムダンパ23の第1遮蔽部23aによって塞がれており、
ヒータ吹出口15は、フィルムダンパ23の第3開口部27と
第1開口部25との間の第3遮蔽部23cによって塞がれて
いる。
駆動軸31は、その一端部がケース12の側壁面から突出
して設けられた後、L字型に屈曲して形成され、図示し
ないワイヤによって遠隔操作される。
ワイヤは、一端が駆動軸31の端部(第2図右側)に取
り付けられたリンク部材34に連結するとともに、他端
が、第9図に示すように、運転者によって操作される空
気調和コントロールパネル35に設けられた吹出モード選
択レバー36に連結され、吹出モード選択レバー36の設定
位置に応じて駆動軸31を遠隔操作する。
なお、上記したフレーム24、駆動軸31、駆動アーム30
より本発明の移動手段が構成される。
本実施例の空気調和コントロールパネル35には、デフ
ロスタ吹出モード、ベンチレーション吹出モード、ヒー
タ吹出モードが設けられ、車両乗員が吹出モード選択レ
バー36を操作することにより駆動軸31を回動するように
設けられている。また、本実施例の空気調和コントロー
ルパネル35には、吹出モード選択レバー36の他に、送風
機6の起動および風量操作を行うファンスイッチ37、内
外気切替ダンパ5を操作する内外気切替レバー38、クー
ラースイッチ39、エアミックスダンパ駆動レバー40が設
けられている。
なお、本実施例では、加熱器8には常にエンジン冷却
水が供給されているものとする。
次に、上記実施例の空気調和装置1の作動を説明す
る。
ファンスイッチ37がONされると、送風機6の作動によ
り、内外気切替レバー38の操作に応じて開口された内気
導入口3または外気導入口4より、通風ダクト2内に空
気が供給される。
通風ダクト2内に供給された空気は、冷却器7を通過
する際に、クーラースイッチ39がONされていると冷却さ
れ、エアミックスダンパ10の設定位置に応じた割合で、
加熱器8ないしバイパス通路9を通過し、加熱器8の下
流で合流して混合される。混合された空気は、吹出口切
替機構11を構成するケース12内に配設されたフィルムダ
ンパ23の内部に供給される。
a)空気調和コントロールパネル35の吹出モード選択レ
バー36を、ベンチレーション吹出モードに設定した場
合。
駆動軸31がワイヤによって駆動されることで駆動アー
ム30が回動駆動され、フィルムダンパ23がフレーム24の
外周上を各吹出口13、14、15の開口面に沿って移動す
る。そして、第8図に示すように、フィルムダンパ23の
第2開口部26が、センタベンチレーション吹出口14と一
致して、センタベンチレーション吹出口14を全面的に開
口するとともに、デフロスタ吹出口13がフィルムダンパ
23の第1遮蔽部23aによって塞がれて、ヒータ吹出口15
がフィルムダンパ23の第3遮蔽部23cによって塞がれ
る。
また、このとき開閉板33は、サイドベンチレーション
吹出口16を全面的に開口する位置にあり、通風ダクト2
から供給された空気は、センタベンチレーション吹出口
14、およびサイドベンチレーション吹出口16から送風路
20、22を介して、インストルメントパネル19の中央より
車両乗員の胸元付近、およびインストルメントパネル19
の両側より車両乗員の胸元付近に吐出される。
b)空気調和コントロールパネル35の吹出モード選択レ
バー36を、ヒータ吹出モードに設定した場合。
駆動軸31がワイヤによって駆動されることで駆動アー
ム30が回動駆動され、フィルムダンパ23がフレーム24の
外周上を各吹出口13、14、15の開口面に沿って移動す
る。そして、第7図に示すように、フィルムダンパ23の
第3開口部27が、ヒータ吹出口15と一致して、ヒータ吹
出口15を全面的に開口するとともに、デフロスタ吹出口
13およびセンタベンチレーション吹出口14が、共にフィ
ルムダンパ23の第1遮蔽部23aによって塞がれる。
また、このとき開閉板33は、サイドベンチレーション
吹出口16の約1/3を塞ぐ位置にあり、通風ダクト2から
供給された空気は、ヒータ吹出口15から送風路21を介し
て、車両乗員の足元付近に比較的大きな風量で吐出さ
れ、サイドベンチレーション吹出口16から送風路22を介
して、インストルメントパネル19の両側より車両乗員の
胸元付近に比較的小さな風量で吐出される。
c)空気調和コントロールパネル35の吹出モード選択レ
バー36を、デフロスタ吹出モードに設定した場合。
駆動軸31がワイヤによって駆動されることで駆動アー
ム30が回動駆動され、フィルムダンパ23がフレーム24の
外周上を各吹出口13、14、15の開口面に沿って移動す
る。そして、第6図に示すように、フィルムダンパ23の
第1開口部25が、デフロスタ吹出口13と一致して、デフ
ロスタ吹出口13を全面的に開口するとともに、ヒータ吹
出口15がフィルムダンパ23の第2遮蔽部23bによって塞
がれ、センタベンチレーション吹出口14がフィルムダン
パ23の第1遮蔽部23aによって塞がれる。
また、このとき開閉板33は、サイドベンチレーション
吹出口16を全面的に塞ぐ位置にあり、通風ダクト2から
供給された空気は、デフロスタ吹出口13のみから送風路
18を介して、車両のフロントガラス17に向かって大きな
風量で吐出される。
この結果、デフロスタ吹出モードに設定した場合に
は、駆動アーム30に一体形成した開閉板33によって、サ
イドベンチレーション吹出口16が全面的に閉じられるた
め、送風機6の作動により導入した空気を、すべてデフ
ロスタ吹出口13より吐出させることができ、デフロスタ
効果を有効に利用することができる。
なお、各吹出モード時におけるサイドベンチレーショ
ン吹出口16からの吐出風量は、開閉板33の形状、サイド
ベンチレーション吹出口16の形状、および両者の位置関
係によって変えることができる。
第10図に本発明の第2実施例を示す。
本実施例では、第10図に示すように、駆動アーム30を
第1実施例の時と逆に配置したものである。
(変形例) 上述した実施例では、駆動アーム30をフレーム24の外
側に設置した場合を例示したが、第11図に示すように、
駆動アーム30をフレーム24の内側に設置しても良い。
このように設置することで、フレーム24の外側におけ
る、開閉板33を含む駆動アーム30の取付けスペース、お
よび駆動スペースを必要としないため、上述した実施例
よりも、吹出口切替機構11を小型化することができる。
また、駆動アーム30の駆動軸31を軸支するための支柱
32の支持部の形状を、第12図に示すように、駆動軸31を
軸支する穴41に切欠き部分41aを設け、駆動軸31を差し
込むような形にすることにより、駆動軸31と駆動アーム
30とを一体成形してフレーム24に取付けることが可能で
ある。
複数の吹出口として、4つの吹出口を例示したが、4
つ以外の複数であっても良い。
フィルムダンパを、ワイヤを介して手動操作させた例
を示したが、電動モータ、負圧アクチュエータ、油圧ア
クチュエータなど他の操作手段によって回動操作させて
も良い。
また、フィルムダンパを単一の部材で構成したが、膜
状部材の外周面に摺動抵抗を低減させる目的でクロスな
どを接着させて用いても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は第1実施例を示すもので、第1図
は吹出口切替機構の斜視図、第2図は車両用空気調和装
置の概略図、第3図は吹出口切替機構の車両搭載図、第
4図はフィルムダンパの斜視図、第5図はフレームと駆
動アームの斜視図、第6図ないし第8図はフィルムダン
パの作動説明図、第9図は空気調和コントロールパネル
の正面図、第10図は本発明の他の実施例を示す吹出口切
替機構の断面図、第11図および第12図はフレームと駆動
アームとの変形例を示す図である。 図中 13……デフロスタ吹出口 14……センタベンチレーション吹出口 15……ヒータ吹出口 16……サイドベンチレーション吹出口 17……フロントガラス 19……インストルメントパネル 23……フイルムダンパ(膜状部材) 23a……第1遮蔽部(遮蔽部) 23b……第2遮蔽部(遮蔽部) 23c……第3遮蔽部(遮蔽部) 24……フレーム(移動手段) 25……第1開口部(デフロスタ吹出口を開口する開口
部) 26……第2開口部(センタベンチレーション吹出口を開
口する開口部) 30……駆動アーム(移動手段) 31……駆動軸(移動手段) 33……開閉板(開閉手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントガラスに向かって空気を吹き出す
    ためのデフロスタ吹出口と、 インストルメントパネルの中央より車両乗員の胸元付近
    に空気を吹き出すためのセンタベンチレーション吹出口
    と、 インストルメントパネルの両側より前記乗員の胸元付近
    に空気を吹き出すためのサイドベンチレーション吹出口
    と、 前記デフロスタ吹出口および前記センタベンチレーショ
    ン吹出口の開口面に沿って移動可能に設けられ、前記デ
    フロスタ吹出口および前記センタベンチレーション吹出
    口を開く開口部およびこれらの吹出口を閉じる遮蔽部を
    備えた可撓性の膜状部材と、 この膜状部材を前記デフロスタ吹出口および前記センタ
    ベンチレーション吹出口の開口面に沿って移動させる移
    動手段と、 この移動手段に連動して前記サイドベンチレーション吹
    出口を開閉する開閉手段とを備え、 前記開閉手段は、前記開口部が前記センタベンチレーシ
    ョン吹出口を開き、前記遮蔽部が前記デフロスタ吹出口
    を閉じるベンチレーション吹出モードの時よりも、前記
    開口部が前記デフロスタ吹出口を開き、前記遮蔽部が前
    記センタベンチレーション吹出口を閉じるデフロスタ吹
    出モードの時の方が、前記サイドベンチレーション吹出
    口をより多く閉じるように構成されたことを特徴とする
    車両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】前記開閉手段は、前記ベンチレーション吹
    出モードの時に前記サイドベンチレーション吹出口を全
    面的に開いて、前記デフロスタ吹出モードの時に前記サ
    イドベンチレーション吹出口を全面的に閉じるように構
    成されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    車両用空気調和装置。
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