JPS63165644A - 浮床用床パネル - Google Patents
浮床用床パネルInfo
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- JPS63165644A JPS63165644A JP31348786A JP31348786A JPS63165644A JP S63165644 A JPS63165644 A JP S63165644A JP 31348786 A JP31348786 A JP 31348786A JP 31348786 A JP31348786 A JP 31348786A JP S63165644 A JPS63165644 A JP S63165644A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、コンクリートスラブ等よりなる床下地上にグ
ラスウールマット等の緩衝体を介して弾性支持された浮
床用床パネルの改良に関する。
ラスウールマット等の緩衝体を介して弾性支持された浮
床用床パネルの改良に関する。
(従来の技術)
従来より、住宅、特に集合住宅等の床構造として、床衝
撃音を低減するために、コンクリートスラブ等よりなる
床下地上にグラスウールマット等の緩衝体を介して床パ
ネルを弾性的に支持せしめて敷設した。所謂浮床構造の
床に形成することが行われている。
撃音を低減するために、コンクリートスラブ等よりなる
床下地上にグラスウールマット等の緩衝体を介して床パ
ネルを弾性的に支持せしめて敷設した。所謂浮床構造の
床に形成することが行われている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来の浮床によると、床面撃力が加
わった時、床パネルの沈み込みや曲げ変形により該床パ
ネル下方の空気が急激に圧縮され、この圧縮空気は床パ
ネル下方では逃げ場がないために空気バネとして作用し
、その大きな反力が床パネルに作用して床パネルの振動
が大きくなる。
わった時、床パネルの沈み込みや曲げ変形により該床パ
ネル下方の空気が急激に圧縮され、この圧縮空気は床パ
ネル下方では逃げ場がないために空気バネとして作用し
、その大きな反力が床パネルに作用して床パネルの振動
が大きくなる。
また、上記空気圧が床パネル下方の床下地や緩衝体に作
用し、その結果、床衝撃音が伝播しやすいという問題が
あった。
用し、その結果、床衝撃音が伝播しやすいという問題が
あった。
本発明は、このような浮床構造における床パネル下方の
空気圧の上昇による弊害を、床パネル自体の構造に改良
を加えることにより解消することを目的とする。
空気圧の上昇による弊害を、床パネル自体の構造に改良
を加えることにより解消することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本発明では、浮床用床パネ
ルに中空パネルを用い、該中空パネルの中空部を利用し
て、床パネル下方の圧縮空気を該中空部で一旦拡散させ
たのち、該中空部からパネル表面に排出し拡散すること
にある。
ルに中空パネルを用い、該中空パネルの中空部を利用し
て、床パネル下方の圧縮空気を該中空部で一旦拡散させ
たのち、該中空部からパネル表面に排出し拡散すること
にある。
具体的に、本発明の講じた解決手段は、コンクリートス
ラブ等よりなる床下地上にグラスウールマット等の緩衝
体を介して弾性支持される浮床用床パネルを対象とする
。この浮床用床パネルとして、内部に適数の中空部を有
する中空パネルよりなり、該中空パネルの中空部直上の
パネル表面に溝等の凹所よりなる空気流通路を設けると
ともに、該空気流通路に上記中空部と連通ずる空気排出
孔を設け、かつパネル下面に上記中空部と連通する空気
導入孔を設ける構成としたものである。
ラブ等よりなる床下地上にグラスウールマット等の緩衝
体を介して弾性支持される浮床用床パネルを対象とする
。この浮床用床パネルとして、内部に適数の中空部を有
する中空パネルよりなり、該中空パネルの中空部直上の
パネル表面に溝等の凹所よりなる空気流通路を設けると
ともに、該空気流通路に上記中空部と連通ずる空気排出
孔を設け、かつパネル下面に上記中空部と連通する空気
導入孔を設ける構成としたものである。
(作用)
したがって、本発明の床パネルを床下地上に緩衝体を介
して弾性支持して浮床を構築した場合、床置撃力が作用
して床パネル下方の空気圧が高よると、該床パネル下方
の圧縮空気は空気導入孔を介して中空部内に一旦導入さ
れ拡散される。更に該中空部内の空気圧が上昇すると、
その上部の空気排出孔からパネル表面に排出され、かつ
パネル表面の空気流通路に沿ってパネル表面に拡散基れ
る。その結果、床パネル下方の空気圧の上昇が瞬時に小
さく低減されることになる。
して弾性支持して浮床を構築した場合、床置撃力が作用
して床パネル下方の空気圧が高よると、該床パネル下方
の圧縮空気は空気導入孔を介して中空部内に一旦導入さ
れ拡散される。更に該中空部内の空気圧が上昇すると、
その上部の空気排出孔からパネル表面に排出され、かつ
パネル表面の空気流通路に沿ってパネル表面に拡散基れ
る。その結果、床パネル下方の空気圧の上昇が瞬時に小
さく低減されることになる。
また、この場合、床パネル下方で局部的に圧力上昇した
圧縮空気が中空部で一旦拡散されるので、パネル下面の
空気導入孔は小さな径の孔であっても均一な空気の導入
が可能であり、床パネルの剛性低下を招くことがない。
圧縮空気が中空部で一旦拡散されるので、パネル下面の
空気導入孔は小さな径の孔であっても均一な空気の導入
が可能であり、床パネルの剛性低下を招くことがない。
また、該空気導入孔から導入された圧縮空気は中空部で
膨張し、その流通抵抗が小さくなって急速に拡散される
ので、床置撃力による急激な圧力上昇に対しても、この
衝撃と同時に床パネル下方の圧縮空気を素早く中空部内
に取り入れることができ、瞬間的に床パネル下方の空気
の吸入・排出がなされる。
膨張し、その流通抵抗が小さくなって急速に拡散される
ので、床置撃力による急激な圧力上昇に対しても、この
衝撃と同時に床パネル下方の圧縮空気を素早く中空部内
に取り入れることができ、瞬間的に床パネル下方の空気
の吸入・排出がなされる。
さらに、上記中空部から空気排出孔を介してパネル表面
に排出された空気は、パネル表面の空気流通路に沿って
流れて拡散されてしまうので、床パネル上面に床仕上げ
材(フロア材やカーペット)を設けても、上記空気排出
孔が塞がれることがなく、床仕上げ材との界面で空気を
横方向にスムーズに拡散、流動させることができる。
に排出された空気は、パネル表面の空気流通路に沿って
流れて拡散されてしまうので、床パネル上面に床仕上げ
材(フロア材やカーペット)を設けても、上記空気排出
孔が塞がれることがなく、床仕上げ材との界面で空気を
横方向にスムーズに拡散、流動させることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する
。
。
第1図は本発明の実施例に係る床パネルAを使用した浮
床構造を示し、1はコンクリートスラブ等よりなる床下
地であって、該床下地1上には、その全面にグラスウー
ルマット又はロックウールマット等よりなる緩衝体2が
配設されている。上記緩衝体2の上には、中空パネルよ
りなる複数枚の床パネル材A、A・・・が、各々床パネ
ルA下面の短辺方向に沿って配設された根太又は脚体等
よりなる複数個の支持体3,3・・・を介して、緩衝体
2との間に空気層4を保持した状態でかつ弾性的に支持
された状態で並設載置されている。さらに、該床パネル
Aの上面にはフロア材又はカーペット等よりなる床仕上
げ材5が配設されている。尚、上記床パネルAの緩衝体
2を介しての弾性支持方法としては、第1図の如くグラ
スウールマット等の上に根太や脚体等の支持体3を介し
て載置するほか、第2図に示すように床下地1上にゴム
等よりなる緩衝体2を有する脚体6を用いて置き敷きす
る方法、あるいは第3図に示すようにグラスウールマッ
ト等の緩衝体2の上に直接載置する方法等があり、要は
、床パネルAは床下地1上に緩衝体2を介して従来公知
の浮床や置き床のパネルと同様に弾性的に支持せしめて
並設されるものである。また、上記緩衝体2は床下地1
上に部分的に、又は全面的に配設してもよいが、第3図
の如く床下地1上に全面的に緩衝体2を配し且つその上
に床パネルAを直接載置する場合には、後述の如く緩衝
体2における床パネルAの中空部10直下に対応する部
位には上方に開口する貫通孔又は生貝通孔よりなる空隙
部7を形成しておくことが床パネルA下方の圧縮空気の
スムーズな排出を行う上で好ましい。さらに、上記床パ
ネルAの下面には、緩衝体2として第4図の如(ゴム脚
体を、第5図の如く通気性緩衝材(グラスウールマット
、ロックウールマット等)を予め一体的に固着しておい
てもよい。
床構造を示し、1はコンクリートスラブ等よりなる床下
地であって、該床下地1上には、その全面にグラスウー
ルマット又はロックウールマット等よりなる緩衝体2が
配設されている。上記緩衝体2の上には、中空パネルよ
りなる複数枚の床パネル材A、A・・・が、各々床パネ
ルA下面の短辺方向に沿って配設された根太又は脚体等
よりなる複数個の支持体3,3・・・を介して、緩衝体
2との間に空気層4を保持した状態でかつ弾性的に支持
された状態で並設載置されている。さらに、該床パネル
Aの上面にはフロア材又はカーペット等よりなる床仕上
げ材5が配設されている。尚、上記床パネルAの緩衝体
2を介しての弾性支持方法としては、第1図の如くグラ
スウールマット等の上に根太や脚体等の支持体3を介し
て載置するほか、第2図に示すように床下地1上にゴム
等よりなる緩衝体2を有する脚体6を用いて置き敷きす
る方法、あるいは第3図に示すようにグラスウールマッ
ト等の緩衝体2の上に直接載置する方法等があり、要は
、床パネルAは床下地1上に緩衝体2を介して従来公知
の浮床や置き床のパネルと同様に弾性的に支持せしめて
並設されるものである。また、上記緩衝体2は床下地1
上に部分的に、又は全面的に配設してもよいが、第3図
の如く床下地1上に全面的に緩衝体2を配し且つその上
に床パネルAを直接載置する場合には、後述の如く緩衝
体2における床パネルAの中空部10直下に対応する部
位には上方に開口する貫通孔又は生貝通孔よりなる空隙
部7を形成しておくことが床パネルA下方の圧縮空気の
スムーズな排出を行う上で好ましい。さらに、上記床パ
ネルAの下面には、緩衝体2として第4図の如(ゴム脚
体を、第5図の如く通気性緩衝材(グラスウールマット
、ロックウールマット等)を予め一体的に固着しておい
てもよい。
そして、上記床パネルAは、内部に長辺方向に暇通し短
辺側側面に間口する複数の中空部10が横−列状に形成
された中空パネル11よりなる。
辺側側面に間口する複数の中空部10が横−列状に形成
された中空パネル11よりなる。
この中空パネル11は、第1図〜第3図の如(中空部1
0を押出し成型により一体に成形した押出し中空パネル
の他、第6図に示すように合板、パーティクルボード、
木質セメント板、セメント板、スレート板等の板材11
a、11aを面材とし、この両面材間を木製桟木111
〕又は金属製型材(チャンネル材)等で結合して中空体
とした中空パネル、あるいは第7図及び第8図に示すよ
うに2枚の板体11c、11cのうち一方(第8図)又
は双方(第7図)に切削やプレス加工等によって溝加工
を施し、この両板材11c 、 11c 全溝部11d
を内側にして重ね合せて中空部10を形成した積層パネ
ル等が用いられる。また、この中= 7 − 空部10としては、一方向(長辺方向)に平行な中空孔
によるほか、第13図の如く直交する格子状の中空孔で
あってもよく、よりスムーズな空気の拡散が図れる。
0を押出し成型により一体に成形した押出し中空パネル
の他、第6図に示すように合板、パーティクルボード、
木質セメント板、セメント板、スレート板等の板材11
a、11aを面材とし、この両面材間を木製桟木111
〕又は金属製型材(チャンネル材)等で結合して中空体
とした中空パネル、あるいは第7図及び第8図に示すよ
うに2枚の板体11c、11cのうち一方(第8図)又
は双方(第7図)に切削やプレス加工等によって溝加工
を施し、この両板材11c 、 11c 全溝部11d
を内側にして重ね合せて中空部10を形成した積層パネ
ル等が用いられる。また、この中= 7 − 空部10としては、一方向(長辺方向)に平行な中空孔
によるほか、第13図の如く直交する格子状の中空孔で
あってもよく、よりスムーズな空気の拡散が図れる。
さらに、上記中空パネル11の中空部10直上のパネル
表面には、溝等の凹所にりなる空気流通路12が設けら
れている。この空気流通路12は、第11図及び第13
図の如く一方向に平行な溝、又は第12図の如く直交す
る格子状溝によるほか、第14図に示すようにパネル表
面に棒状ないしブロック状体を貼着して突起13を設(
プ、該突起13・・・間の平面部によって凹所を形成し
たもの、あるいは第9図の如く表面に凹凸14aを有す
るゴム又は合成樹脂製シート14をパネル表面に貼着し
て形成したもの等があり、パネル表面に床仕上げ材5を
配しても、後述の空気排出孔15が塞がらないようにそ
の深さが1mm以上になるように形成されている。
表面には、溝等の凹所にりなる空気流通路12が設けら
れている。この空気流通路12は、第11図及び第13
図の如く一方向に平行な溝、又は第12図の如く直交す
る格子状溝によるほか、第14図に示すようにパネル表
面に棒状ないしブロック状体を貼着して突起13を設(
プ、該突起13・・・間の平面部によって凹所を形成し
たもの、あるいは第9図の如く表面に凹凸14aを有す
るゴム又は合成樹脂製シート14をパネル表面に貼着し
て形成したもの等があり、パネル表面に床仕上げ材5を
配しても、後述の空気排出孔15が塞がらないようにそ
の深さが1mm以上になるように形成されている。
加えて、上記中空パネル11において、第15図に拡大
詳示するように上記空気流通路12には中空パネル11
の中空部10に連通する空気排出孔15が多数設けられ
ているとともに、中空パネル11下面には上記中空部1
0に連通する空気導入孔16が多数設けられている。該
空気導入孔16は、第16図に示すように床パネルA下
方の空気の流入がスムーズとなるように下方に拡開する
形状に形成することが好ましい。また、上記中空部10
の断面形状も、第16図及び第17図に示すように上面
が空気排出孔15に向って傾斜した傾斜面にすることが
、排気の際の空気抵抗による空気の渦が生じにく(排気
がスムーズとなって好ましい。尚、上記空気導入孔16
及び空気排出孔15の径及び個数は、体筒撃力(JIs
−A1418に規定する重量床衝撃音発生器における実
効衝撃力3875Nに相当する衝撃力)が加わった時の
床パネルAの沈み込みを考慮して定められるものであり
、特に限定されないが、直径が5〜15mmの孔を1T
r?当り50個以上均一に分散させて設けることが好ま
しい。また、中空パネル11の中空率は、空気をパネル
内で拡散させてスムーズ−〇 − に排出させるために15%以上にすることが好ましい。
詳示するように上記空気流通路12には中空パネル11
の中空部10に連通する空気排出孔15が多数設けられ
ているとともに、中空パネル11下面には上記中空部1
0に連通する空気導入孔16が多数設けられている。該
空気導入孔16は、第16図に示すように床パネルA下
方の空気の流入がスムーズとなるように下方に拡開する
形状に形成することが好ましい。また、上記中空部10
の断面形状も、第16図及び第17図に示すように上面
が空気排出孔15に向って傾斜した傾斜面にすることが
、排気の際の空気抵抗による空気の渦が生じにく(排気
がスムーズとなって好ましい。尚、上記空気導入孔16
及び空気排出孔15の径及び個数は、体筒撃力(JIs
−A1418に規定する重量床衝撃音発生器における実
効衝撃力3875Nに相当する衝撃力)が加わった時の
床パネルAの沈み込みを考慮して定められるものであり
、特に限定されないが、直径が5〜15mmの孔を1T
r?当り50個以上均一に分散させて設けることが好ま
しい。また、中空パネル11の中空率は、空気をパネル
内で拡散させてスムーズ−〇 − に排出させるために15%以上にすることが好ましい。
したがって、上記実施例においては、第1図の如く床面
に衝撃力Pが加わったとき、この衝撃力Pによって床パ
ネルAが曲げ変形すると共に、緩衝体2の圧縮歪みの分
だけ沈みを生じてその下方の空気層4の空気を圧縮する
が、この圧縮空気は支持体3の間で横方向に逃げるだけ
でなく、第10図の如く中空パネル11下面に中空部1
0に連通して開口する空気導入孔16を介して中空部1
0内に流入して拡散される。更に、該中空部10内の空
気圧が上昇すると、該中空部1oがら空気排出孔15を
介してパネル表面に流出しパネル表面の空気流通路12
に沿って横方向に拡散される。
に衝撃力Pが加わったとき、この衝撃力Pによって床パ
ネルAが曲げ変形すると共に、緩衝体2の圧縮歪みの分
だけ沈みを生じてその下方の空気層4の空気を圧縮する
が、この圧縮空気は支持体3の間で横方向に逃げるだけ
でなく、第10図の如く中空パネル11下面に中空部1
0に連通して開口する空気導入孔16を介して中空部1
0内に流入して拡散される。更に、該中空部10内の空
気圧が上昇すると、該中空部1oがら空気排出孔15を
介してパネル表面に流出しパネル表面の空気流通路12
に沿って横方向に拡散される。
このことにより、床パネルA下方の空気層4の空気圧が
速かに低下するので、従来の如くこの空気層5での垂直
方向に働く空気の動き(圧縮・膨張力)が低減されて、
衝撃力がこの空気圧を介して床パネルA下方の緩衝体2
および床下地1に伝わるのが軽減されるとともに、この
空気圧の反力が上方の床パネルΔに伝わるのがa減され
る。これにより、床下地1の振動が抑制されるとともに
、床パネルAの曲げ振動及び上下振動が低減させること
になり、この相乗作用により床衝撃音の階下への伝播を
有効に低減することができる。
速かに低下するので、従来の如くこの空気層5での垂直
方向に働く空気の動き(圧縮・膨張力)が低減されて、
衝撃力がこの空気圧を介して床パネルA下方の緩衝体2
および床下地1に伝わるのが軽減されるとともに、この
空気圧の反力が上方の床パネルΔに伝わるのがa減され
る。これにより、床下地1の振動が抑制されるとともに
、床パネルAの曲げ振動及び上下振動が低減させること
になり、この相乗作用により床衝撃音の階下への伝播を
有効に低減することができる。
(実験例)
次に、具体的に、床パネルとして幅909m 。
長さ1818m、厚さ52mmの木質中空パネルを用意
する。この中空パネルは、2Qmm厚のパーティクルボ
ードの表面に深さ2mll11幅20mmの凹条溝を4
Qmmピッチで縦横に交叉させて格子状に削設したもの
表面材とし、同一寸法のパーティクルボードを裏面材と
して、この両面材間に厚さ12mm1幅20mmの木製
桟木を40mmの間隔をあけて約30本短辺方向に沿っ
て平行に配して接着剤で結合してなる。さらに中空部直
上の凹条溝に直径iQmmの空気排出孔を、パネル全体
に均一に300個形成するとともに、裏面材に上記中空
部と連通ずる空気導入孔を同一径、同−個数設けたもの
である。そして、コンクリートスラブ(密度2300
kg/ 1n’ 、厚さ150mm)上に、密度64
kMTI+1、厚さ50mmのグラスウールマットを配
設し、その上に、厚さ12mm、幅6Qmmの合板製支
持体を450mmピッチで複数本並べた上に、上記中空
パネルを複数枚載置し、さらにその上に厚さ12mmの
木質フロア材によって床仕上げを行って浮床を作り、こ
の床に対しJIS−A1418に規定されている重量衝
撃音発生装置にて衝撃力を加え、階下より床衝撃音を測
定したところ、第18図にA線で示すような遮音性能を
得た。
する。この中空パネルは、2Qmm厚のパーティクルボ
ードの表面に深さ2mll11幅20mmの凹条溝を4
Qmmピッチで縦横に交叉させて格子状に削設したもの
表面材とし、同一寸法のパーティクルボードを裏面材と
して、この両面材間に厚さ12mm1幅20mmの木製
桟木を40mmの間隔をあけて約30本短辺方向に沿っ
て平行に配して接着剤で結合してなる。さらに中空部直
上の凹条溝に直径iQmmの空気排出孔を、パネル全体
に均一に300個形成するとともに、裏面材に上記中空
部と連通ずる空気導入孔を同一径、同−個数設けたもの
である。そして、コンクリートスラブ(密度2300
kg/ 1n’ 、厚さ150mm)上に、密度64
kMTI+1、厚さ50mmのグラスウールマットを配
設し、その上に、厚さ12mm、幅6Qmmの合板製支
持体を450mmピッチで複数本並べた上に、上記中空
パネルを複数枚載置し、さらにその上に厚さ12mmの
木質フロア材によって床仕上げを行って浮床を作り、こ
の床に対しJIS−A1418に規定されている重量衝
撃音発生装置にて衝撃力を加え、階下より床衝撃音を測
定したところ、第18図にA線で示すような遮音性能を
得た。
これに対し、上記実施例との比較のため、比較例として
上記中空パネルに代えて厚さ20mmのパーティクルボ
ードを2枚重ね合わせたものを床パネルに用い、その場
合での遮音性能の測定結果を第18図にB線で示す。
上記中空パネルに代えて厚さ20mmのパーティクルボ
ードを2枚重ね合わせたものを床パネルに用い、その場
合での遮音性能の測定結果を第18図にB線で示す。
第18図より明らかなように、比較例の遮音性能はL−
60稈度であり、床衝撃音が“気になるパ程麿に聞こえ
るところまでの性能であるのに対し、本発明実施例では
遮音性能がL−47まで軽減されて、床衝撃音が″はと
んど気にならない″ようになり、このことにより、比較
例では床パネルの振動が大きく、床下地に伝播しやすい
のに対し、本発明実施例では床下地の騒音が大幅に改善
されることが判明した。
60稈度であり、床衝撃音が“気になるパ程麿に聞こえ
るところまでの性能であるのに対し、本発明実施例では
遮音性能がL−47まで軽減されて、床衝撃音が″はと
んど気にならない″ようになり、このことにより、比較
例では床パネルの振動が大きく、床下地に伝播しやすい
のに対し、本発明実施例では床下地の騒音が大幅に改善
されることが判明した。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の浮床用床パネルによれば
、体筒撃力が作用した際、床パネルの曲。
、体筒撃力が作用した際、床パネルの曲。
げ変形や沈み込みに応じて該床パネル下方の圧縮空気を
瞬時にパネル表面にまでスムーズに排出拡散させること
ができるので、床パネル下方の空気圧の上昇を瞬時に小
さく抑えて、床パネルの上記空気圧の反力に起因する振
動及び該空気圧の床下地への作用による衝撃力の伝達を
小さく低減でき、階下に放出される床衝撃音を小さいも
のとすることが可能である。
瞬時にパネル表面にまでスムーズに排出拡散させること
ができるので、床パネル下方の空気圧の上昇を瞬時に小
さく抑えて、床パネルの上記空気圧の反力に起因する振
動及び該空気圧の床下地への作用による衝撃力の伝達を
小さく低減でき、階下に放出される床衝撃音を小さいも
のとすることが可能である。
また、本発明の床パネルは中空パネルよりなり、該中空
パネルの中空部に空気導入孔が連通Cているので、パネ
ル内部を空気が通り扱けるときの抵抗が小さく、上記圧
縮空気を迅速に排出できる。
パネルの中空部に空気導入孔が連通Cているので、パネ
ル内部を空気が通り扱けるときの抵抗が小さく、上記圧
縮空気を迅速に排出できる。
しかも、パネル表面に空気流通路が設けられ、該空気流
通路に空気排出孔が開口されているので、床パネル上に
床仕上げ材を設けても、空気排出孔が塞がれることがな
く、床パネル上面において排出した空気を横方向にスム
ーズに拡散できる。これにより、上記空気圧の上昇抑制
効果を確実なものとすることができる。
通路に空気排出孔が開口されているので、床パネル上に
床仕上げ材を設けても、空気排出孔が塞がれることがな
く、床パネル上面において排出した空気を横方向にスム
ーズに拡散できる。これにより、上記空気圧の上昇抑制
効果を確実なものとすることができる。
さらに、中空パネル下面の空気導入孔は、床パネル下方
に放出される振動音に対して吸音作用を有するので、床
パネル下方の空間での共鳴音を良好に吸音して、階下へ
の放出音を一層低減することができる効果も有する。
に放出される振動音に対して吸音作用を有するので、床
パネル下方の空間での共鳴音を良好に吸音して、階下へ
の放出音を一層低減することができる効果も有する。
尚、本発明の床パネルは、中高層住宅の床のみでなく、
体育館その他のスポーツ施設の床に用いてもよく、床面
の振動を小さくかつ速やかに減少させて、競技中に室内
に放出される床衝撃音も小さくできるという効果を有す
る。
体育館その他のスポーツ施設の床に用いてもよく、床面
の振動を小さくかつ速やかに減少させて、競技中に室内
に放出される床衝撃音も小さくできるという効果を有す
る。
第1図〜第17図は本発明の実施例を例示し、第1図イ
よ床パネルの使用例を示す断面図、第2図および第3図
はそれぞれ他の使用例の断面図である。第4図および第
5図はそれぞれ床パネルの変形例を示す断面図、第6図
〜第9図はそれぞれ床パネルの形成例を示す断面図、第
10図は第12図のx−X線断面における空気の流れを
説明する説明図、第11図〜第14図は床パネルの一例
を示す斜視図である。第15図は床パネルの要部の拡大
断面図、第16図および第17図はそれぞれ同要部の変
形例を示す拡大断面図である。第18図は本発明実施例
による遮音性能を比較例と比較して示す測定結果図であ
る。 1・・・床下地、2・・・緩衝体、Δ・・・床パネル、
10・・・中空部、11・・・中空パネル、12・・・
空気流通路、15・・・空気排出孔、16・・・空気導
入孔。 訊グヨ・ 第1図 第11図 第12図 1(J 、/ 、1(J 第13図 第14図
よ床パネルの使用例を示す断面図、第2図および第3図
はそれぞれ他の使用例の断面図である。第4図および第
5図はそれぞれ床パネルの変形例を示す断面図、第6図
〜第9図はそれぞれ床パネルの形成例を示す断面図、第
10図は第12図のx−X線断面における空気の流れを
説明する説明図、第11図〜第14図は床パネルの一例
を示す斜視図である。第15図は床パネルの要部の拡大
断面図、第16図および第17図はそれぞれ同要部の変
形例を示す拡大断面図である。第18図は本発明実施例
による遮音性能を比較例と比較して示す測定結果図であ
る。 1・・・床下地、2・・・緩衝体、Δ・・・床パネル、
10・・・中空部、11・・・中空パネル、12・・・
空気流通路、15・・・空気排出孔、16・・・空気導
入孔。 訊グヨ・ 第1図 第11図 第12図 1(J 、/ 、1(J 第13図 第14図
Claims (1)
- (1)コンクリートスラブ等よりなる床下地上にグラス
ウールマット等の緩衝体を介して弾性支持される浮床用
床パネルであって、内部に適数の中空部を有する中空パ
ネルよりなり、該中空パネルの中空部直上のパネル表面
に溝等の凹所よりなる空気流通路が設けられているとと
もに、該空気流通路に上記中空部と連通する空気排出孔
が設けられ、かつパネル下面に上記中空部と連通する空
気導入孔が設けられていることを特徴とする浮床用床パ
ネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61313487A JPH0633676B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 浮床用床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61313487A JPH0633676B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 浮床用床パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63165644A true JPS63165644A (ja) | 1988-07-08 |
JPH0633676B2 JPH0633676B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=18041902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61313487A Expired - Lifetime JPH0633676B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 浮床用床パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633676B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02194270A (ja) * | 1988-10-03 | 1990-07-31 | Bridgestone Corp | 床構造 |
JPH02289758A (ja) * | 1989-04-27 | 1990-11-29 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 置床用床パネル |
JPH0559227B2 (ja) * | 1987-09-16 | 1993-08-30 | Okumura Corp | |
JPH10205043A (ja) * | 1997-01-29 | 1998-08-04 | Nozawa Corp | 遮音床 |
JP2002227322A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Daiwa House Ind Co Ltd | 建屋吸音構造 |
JP2003097037A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Yamaha Corp | 遮音床および床下地パネル |
JP2003227226A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-15 | Yamaha Corp | 二重床、遮音床及び遮音床施工方法 |
JP2008082162A (ja) * | 2007-11-05 | 2008-04-10 | Yamaha Corp | 遮音床および床下地パネル |
JP2018012936A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 特定非営利活動法人team Timberize | 遮音床構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0546420A (ja) * | 1990-08-31 | 1993-02-26 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 同一従属型プロセスのスループツト増大方法、プロセス生成回路、周期冗長コードジエネレータ、およびコントローラシステム |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP61313487A patent/JPH0633676B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0546420A (ja) * | 1990-08-31 | 1993-02-26 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 同一従属型プロセスのスループツト増大方法、プロセス生成回路、周期冗長コードジエネレータ、およびコントローラシステム |
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JP4636075B2 (ja) * | 2007-11-05 | 2011-02-23 | ヤマハ株式会社 | 遮音床および床下地パネル |
JP2018012936A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 特定非営利活動法人team Timberize | 遮音床構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0633676B2 (ja) | 1994-05-02 |
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