JPS63164664A - 群管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、分散して設置された複数のオフィスビルや工
場施設等（以下これらをビル等という）の管理を特定の
場所から通信回線を使用して行なうための群管理システ
ムに関する。

［従来の技術］ 従来、ビル等の管理は環境、衛生、防災等の諸設備を個
々の設備毎に制御し或は監視するものであったが、近年
の管理技術の高度化に伴ない、ビル全体として総合的に
管理するビル管理システムが本出願人により提供されて
いる。このシステムは、当該ビル内に配置された諸設備
を例えば各室毎に１群として各々の群毎に分散して配置
される分散制御装置と、複数の分散制御装置にまたがる
制御や系統処理を行なう主制御装置と、ビルの管理セン
ターに配置されるオペレータ操作部とを通信ネットワー
クで接続することにより構成されたものであり、管理機
能の分散化によるシステムの信頼性及び処理能力の向上
と効率的な総合管理を実現できるという利点を備えてい
る。

また、上記の管理システムを発展させたものとして、分
散した複数のビル等の管理を特定の場所すなわちセンタ
ービルで一括して行なうことができる群管理システムも
開発されている。この群管環システムは、センタービル
の管理システムと複数のリモート（遠隔１′！！りビル
の管理システムとを専用の通信回線によって接続し、セ
ンタービルと各リモートビルとの間で環境情報その他の
データ伝送を行なうことにより、各リモートビルでの管
理を自動化若しくは無人化できるようにしたものであり
、各ビルの省エネルギー及び省力化により管理費用の低
減に寄与するところ大である。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記のような群管理システムでは、リモ
ートビルの規模によってはそれ程大量のデータ伝送を必
要としない場合があり、その場合にもセンタービルとの
間で専用の通信回線を使用することは不経済であり、特
にリモートビル等が広域に多数分散している場合には１
通信費用が高価になってしまうという問題点があった。

そこで１通信回線として公衆回線を利用することにより
、通信費用の低減を図った群管理システムが提案されて
いるが、センターとリモート間のデータ通信に要する時
間は通常の回線使用に比較して概して短いので、センタ
ーの管理システムから通信したい相手局をその都度呼出
すならば、却って回線使用料が高くなる場合もあるとい
う問題点があった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
通信回線として公衆回線を使用すると共に、センターと
リモート間の通信のために要する費用をより低減できる
群管理システムを提供することを目的とする。

そのため、本発明は、特定の場所に設置された中央管理
装置と、該中央管理装置から離れた場所に設置された複
数の監視装置と、前記中央管理装置と各監視装置との間
で公衆回線を介して行なわれる通信を制御する通信制御
装置とを備え、通信制御装置は複数の通信チャネルを有
し、中央管理装置から゛監視装置のいずれかへの通信要
求に応じて通信チャネルのいずれかが当該通信相手の監
視装置と接続されているか否かをチェックし、接続され
ているときは当該通信チャネルを使用して通信を行なう
ように構成したものである。

［実施例］ 第１図は本発明の実施例の構成を示す０図示の群管理シ
ステムは、特定の場所（例えばセンタービル）に設置さ
れた中央管理装置ｌＯと、この中央管理装置１０から離
れた複数の場所（例えばリモートビル）に設置された監
視装置１１と、中央管理装置ｌＯと各監視装置１１との
間で行なわれる通信を制御する通信制御装置とを具備し
１通信制御装置は、中央管理装置１０と通信相手の監視
装置１１とを公衆回線１２を介して接続する機能を有す
る公衆回線ゲートウェイ（Ｇａｔｅ　Ｗａｙ　５ｗ１ｔ
−ｃｈｅｄ　１ｉｎｅ、　　以下ＣＷＳという）１３と
、このＧＷＳ　１３を公衆回線１２に接続するための複
数個の通信用アダプタ１４とから成る。尚、通信用アダ
プタ１４は、監視装置１１を公衆回線１２と接続するた
めに各監視装置ｌｌ側にも設けられる。

次に第２図に示すように、中央管理装置ｌＯはビル監視
者またはオペレータが各ビル（センタービルを含む）の
監視やデータ収集等を行なうために操作するオペレータ
コンソール（ＯＰＵ）２１及びサブオペレータコンソー
ル（ＳＯＰＵ）２２と、このシステムの制御部であるメ
インコンソール（ＭＣＬ）２３と、これらを接続する通
信ネットワーク２４とを備えている。

オペレータコンソール２１は、通信ネッ）７−り２４に
接続するモジュールとして、主マンマシン装置（ＭＭＵ
）２５を含んでいる。併設された２台のＭＭＵ２５は、
夫々ＣＲＴ２６とメツセージプリンタ（ＭＰＲ）２７を
制御すると共に相互に運用区分を分離でき、一方が異常
の場合には、ＭＰＲ２７の切替と共に運用区分をバック
アップする。ＣＲＴ２６には、表示内容をプリントする
ためのハードコピープリンタ（）ＩＣＰ）２８を接続す
ることができる。なお、オペレータコンソール２１には
、メインコンソール２３に接続されるグラフィックドラ
イバ（ＧＤＲ）２９も含まれ、これに入力用押しボタン
３０及び出力用ディスプレイ３１が接続されている。

サブオペレータコンソール２２は、ＭＭＵ２５と同等で
あるがサブセンターや防災センター等の別場所に設置さ
れる副マンマシン装置（ＳＭＵ）３２を含み、これにＣ
ＲＴ２６及びＭＰＲ２７が接続されている。

メインコンソール２３は、通信ネットワーク２４に接続
するモジュールとして、主制御装置（ＭＣＵ）３３と分
散制御装！　（ＤＣＵ）３４とを含んでいる。ＭＣＵ３
３は、磁気ディスク（ＭＤ）やフレキシブルディスク（
ＦＤ）等の外部記憶装置とロギングプリンタ（ＬＰＲ）
を備えており、管理データの加工、蓄積及びシステム共
用データの管理１分配を行なうと共に、グローバルな（
複数のＤＣＵにまたがる）制御や系統処理を司る。

一方、ＤＣＵ３４は、管理点数や配置場所等の観点から
分散して配置されるものであり、熱源、空調、電力等の
諸設備と通信し、警報検出、停復電制御、各種省エネル
ギー制御等を行なう。

また、通信ネットワーク２４は光ファイバを通信媒体と
するもので、リング構造を有し、プロトコル（通信規約
）はハイレベルデータリンク制御（ＨＤＬＣ）を採用す
ることができる。

更に、公衆回線接続のためのＧＷＳ　１３及び通信用ア
ダプタ１４は、第３図に示すように構成される。

まず、ＧＷＳ１３は複数の通信チャネル（例えば８チヤ
ネル）を有し、上記通信ネットワーク２４及びアダプタ
１４とそれぞれ接続するための通信用インタフェース４
１及び４２と、上記のプロトコルその他必要な通信制御
手順を格納した記憶部４３と、その通信制御手順に従っ
て通信ネットワーク２４からビル監視装置１１への通信
メツセージの伝送その他の通信制御を行なうＣＰＵ４４
とを備えて構成される。このＧＷＳ　ｌ　３に予め与え
られるデータとしては、通信先の電話番号、発着信チャ
ネルの設定、各局の型式（ＭＭＵ、ＭＣＵ、ＤＣＵ）等
がある。

また、アダプタ１４は、ｃｗｓｔ３との間で信号送受を
行なうための通信用インタフェース４５と、公衆回線１
２との接続に必要な処理を行なうプロセッサ４６と、通
信相手先を呼出す時に作動させる自動発着信ＮＣＵ　（
ネットワーク制御ユニット）４７と、通信相手先との回
線接続後に作動させるモデム４８とを備えて構成される
。このような通信アダプタは、パーソナルコンピュータ
を使用したパソコンアダプタとして知られているもので
あり、リモートビル側にも配置される。

なお、上記のＧＷＳ　１３は最大８チヤネルを有し、各
チャネルには、それぞれアダプタ１４を介して後述の５
ＤＵ５１を接続することができるので、５ＤＵ５１の数
が多い場合には、第２図に示したように２以上のＧＷＳ
　１３を設けることもできる。

一方、複数の監視装置１１は、それぞれアダプタ１４を
介して公衆回線１２に接続された公衆回線接続分散制御
装置（ＳＤｔＪ）５１と、これに付随したＣＲＴやプリ
ンタ等とを含む、５ＤＵ５１は、センタービル側のＤＣ
Ｕ３４と同様、それが配置されたリモートビルの熱源、
空調、電力等の諸設備と通信し、警報検出、停復電制御
、各種省エネルギー制御等を行なうが、公衆回線１２を
介して中央管埋装Ｎ１０と通信する機能をも有する。

すなわち、各５ＤＵ５１は、第４図に示すようにリモー
トビル側のアダプタ１４と接続するための通信用インタ
フェース５２と、リモートビルの各種設備及び中央管理
装置１１１０との通信制御その他必要な手順を格納した
記憶部５３と、その格納された手順に従ってリモートビ
ルの監視及び中央管理装置ｌＯとの通信を行なうＣＰＵ
５４と、ＣＲＴやプリンタ等との接続用マンマシンイン
タフェース５５とを備えて構成される。

次に、第５図は上記実施例の回線接続動作を示すフロー
チャートである。この動作は、センター側のＭＭＵ２５
、ＭＣＵ３３又はＤＣＵ３４からリモート側に発信要求
があることで開始される。

すなわち、中央管理装置ｌＯからの発信要求があると、
ＧＷＳ　１３は初めに、複数のチャネルのうちのいずれ
かが相手局（宛先）の５ＤＵ５１とつながっているか否
かを判断し、つながっていればそのチャネルを使用して
送信を行なう、これは、ＧＷＳ　１３の８チヤネルのう
ちの１つが任意の相１局と接続されている間に当該相手
局への発信要求が中央管理装置１０から出された場合で
ある。

一方、相手局とつながっていなければ、次に発信が許さ
れているチャネルの中で空きをさがす、そして、空きが
あればそのチャネルを使用して相手局を呼出し、つなが
れば送信を行なう、これに対し、空きのチャネルがない
場合は「空き無」、相手局を呼出してもつながらない場
合は「話し中」か「相手局との接続不調」かをそれぞれ
センター側にレスポンスとして返信する。

以上のように、センターから発信要求が出された場合に
は、ＧＷＳ　１３が相手局との接続をチェックし、その
結果に応じて相手局への送信又はセンターへの返信を行
なうものである。

以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限ら
れない０例えば、上記実施例はセンタービルで複数のリ
モートビルを監視するものであるが、本発明のシステム
はビル管理以外にも適用することができる。また１本発
明に使用する通信制御装置としては、上記構成のＧＷＳ
やパソコンアダプタ以外の装置を使用してもよい。

［発明の効果］ 上記のように、本発明によれば、中央管理装置と各監視
装置との間で公衆回線を介して行なわれる通信を制御す
る通信制御装置が複数の通信チャネルを有し、中央管理
装置から監視装置のいずれかに通信する場合、通信チャ
ネルのいずれかが当該通信相手の監視装置と接続されて
いるならば。

当該通信チャネルを使用して通信を行なうようにしたの
で、通信回線として公衆回線を利用することによる費用
の低減を図ることに加えて、中央管理装置から通信した
い相手局をその都度呼出す（所謂電話のかけ直しをする
）回数を軽減し、データ通信を効率良く遂行し且つ通信
チャネルを有効に使用できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の群管理システムの構成を示す図、 第２図は第１図の実施例の構成要素を示す図、第３図は
通信制御装置の構成例を示す図、第４図は通信機能を備
えたリモートビル監視装置の構成例を示す図、 第５図は第３図の通信制御装置の回線接続動作を示すフ
ローチャートである。 １０−−−一中央管理装置、 １１−−−一監視装置、 １２−−−一公衆電話回線。 １３−−−一公衆回線ゲートウェイ（ＧＷＳ）、１４−
−−一通信用アダプタ、 ２１−−−−オペレータコンソール、 ２２−−−−サブオペレータコンソール、２３−−−−
メインコンソール、 ２４−−−一通信ネットワーク、 ２５−−−−マンマシン装置（ＭＭＵ）。 ３２−−−一副マンマシン装置（ＳＭＵ）、３３−−−
一主制御装置（ＭＣＵ）、 ３４−−−一分散制御装置（ＤＣＵ）、５１−一−−公
衆回線分散制御装置（ＳＤＵ）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 特定の場所に設置された中央管理装置と、該中央管理装
   置から離れた場所に設置された複数の監視装置と、前記
   中央管理装置と各監視装置との間で公衆回線を介して行
   なわれる通信を制御する通信制御装置とを備え、前記通
   信制御装置は複数の通信チャネルを有し、前記中央管理
   装置から前記監視装置のいずれかへの通信要求に応じて
   前記通信チャネルのいずれかが当該通信相手の監視装置
   と接続されているか否かをチェックし、接続されている
   ときは当該通信チャネルを使用して通信を行なうように
   構成したことを特徴とする群管理システム。