JPS63155396A - ビル群管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野゛］ 本発明は、分散して設置された複数のオフィスビルや工
場施設等（以下、これらを総称してビルという）を一箇
所で総合管理するだめのビル群管理システムに関する。

［従来の技術］ 従来のビル管理は、環境、衛生、防災等の諸設備を個々
の設備毎に制御し或は監視するものであったが、近年の
管理技術の高度化に伴ない、ビル全体として総合的に管
理するビル総合管理システムが本出願人により提供され
ている。このシステムは、当該ビル内に配置された諸設
備を例えば各室毎に１群として各々の群毎に分散して配
置される分散制御装置と、複数の分散制御装置にまたが
る制御や系統処理を行なう主制御装置と、ビルの管理セ
ンターに配置されるオペレータ操作部とを通信ネットワ
ークで接続することにより構成されたものであり、管理
機能の分散化によるシステムの信頼性及び処理能力の向
上と効率的な総合管理を実現できるという利点を備えて
いる。

また、上記のビル管理システムを発展させたものとして
、分散した複数のビルの管理を一箇所すなわちセンター
となるビルで一括して行なうことができるビル群管理シ
ステムも開発されている。

この群管理システムは、第８図に示すように、センター
ビル１の管理システム２と複数のリモート（遠隔地）ビ
ル３の管理システム４とを専用の通信回線によって接続
し、センタービルｌと各リモートビル３との間で環境情
報その他のデータ伝送を行なうことにより、各リモート
ビル３での管理を自動化若しくは無人化できるようにし
たものであり、各ビルでの省エネルギー及び省力化によ
り管理費用の低減に寄与するところ大である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記のビル群管理システムではリモート
ビルまでの距離や通信量によっては、センタービルとの
間で専用の通信回線を使用することが不経済になる場合
があり、特に遠距離にあるリモートビルとの通信に専用
回線を使用すると。

通信費用が高価になってしまうという問題点があった・ ［問題点を解決するための手段］ 本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
上記のようなビル群管理システムにおいて、リモートビ
ルまでの距離や通信量の大小等、リモートビルの特質に
応じた通信回線を使用できるシステムを提供することを
目的とする。

そのため、本発明は、所定の場所に配置された中央管理
装置と分散して設置された複数のビルに配置されたビル
監視装置との間の通信路として、各ビルの特質に応じて
専用回線又は公衆回線を使用するように設定し、専用回
線を使用する通信制御装置は、中央管理装置と通信相手
のビル監視装置とを専用回線を介して接続する機能を有
する専用回線ゲートウェイと、該専用回線ゲートウェイ
及びビル監視装置を専用回線に接続するためのモデムと
で構成し、公衆回線を使用する通信制御装置は、中央管
理装置と通信相手のビル監視装置とを公衆回線を介して
接続する機能を有する公衆回線ゲートウェイと、該公衆
回線ゲートウェイ及びビル監視装置を公衆回線に接続す
るための通信用アダプタとで構成したものである。

［実施例コ 第１図は本発明の実施例の構成を示す。図示のビル群管
理システムは、センタービルに設置した中央管理装置１
０と複数のリモートビルに設置したビル監視装置１１と
を専用電話回線１２及び公衆電話回線１３によって接続
するものであり、いずれの回線を使用するかは、当該リ
モートビルの所在地やセンタービルとの通信量の大小等
により予め定められる。例えば、比較的近距離のビル監
視装置１１Ｌには専用回線１２を使用するが、通信量が
少ない場合或は遠距離のビル監視装置１１Ｓに対１−て
は、公衆回線１３を使用するものとする。

この群管理システムでは、センタービル側に、中央管理
装置１０と専用回線接続のビル監視装置１１Ｌとの間で
行なわれる通信を制御する専用回線通信制御装置として
、専用回線ゲートウェイ（Ｇａｔｅ　Ｗａｙ　Ｌｅａｓ
ｅｄ　１ｉｎｅ、以下ＧＷＬという）１４と、このＧＷ
Ｌ　１４を専用回線１２に接続するためのモデム１５と
が設けられると共に、中央管理装置１０と公衆回線接続
のビル監視装置１１Ｓとの間で行なわれる通信を制御す
る公衆回線通信制御装置として、公衆回線ゲートウェイ
（Ｇａｔｅ　ＷａｙＳｖｉｔｃｈｅｄ　１ｉｎｅ、以下
ＧＷＳという）１６と、このＧＷＳ　１６を公衆回線１
３に接続するための複数個の通信用アダプタ１７とが設
けられる。また、専用回線用モデム１５と公衆回線用通
信アダプタ１７は、それぞれビル監視装置１１を専用口
！！ａ１２及び公衆回線１３に接続するために各リモー
トビル側にも設けられる。

次に第２図に示すように、中央管埋装ｆｔ１ｌＯはビル
監視者またはオペレータが各ビル（センタービルを含む
）の監視やデータ収集等を行なうためニ操作するオペレ
ータコンソール（ＯＰＵ）２１及びサブオペレータコン
ソール（ＳＯＰＵ）２２と、このシステムの制御部であ
るメインコンソール（ＭＣＬ）２３と、これらを接続す
る通信ネットワーク２４とを備えている。

オペレータコンソール２１は、通信ネットワーク２４に
接続するモジュールとして、主マンマシン装置（ＭＭＵ
）２５を含んでいる。併設された２台のＭＭＵ２５は、
夫々ＣＲＴ２６とメツセージプリンタ（ＭＰＲ）２７を
制御すると共に相互に運用区分を分離でき、一方が異常
の場合には、ＭＣＲ２７の切替と共に運用区分をバック
アップする。ＣＲＴ２６には、表示内容をプリントする
ためのハードコピープリンタ（ＨＣＰ）２Ｂを接続する
ことができる。なお、オペレータコンソール２１には、
メインコンソール２３に接続されるグラフィックドライ
バ（ＧＤＲ）２９も含まれ、これに入力用押しボタン３
０及び出力用ディスプレイ３１が接続されている。

サブオベレ、−タコンソール２２は、ＭＭＵ２５と同等
であるがサブセンターや防災センター等の別場所に設置
される副マンマシン装置（ＳＭＵ）３２を含み、これに
ＣＲＴ２６及びＭＰＲ２７が接続されている。

メインコンソール２３は、通信ネットワーク２４に接続
するモジュールとして、主制御装置（ＭＣＵ）３３と分
散制御装置（ＤＣＵ）３４とを含んでいる。

ＭＣＵ３３は、磁気ディスク（ＭＤ）やフレキシブルデ
ィスク（ＦＤ）等の外部記憶装置とロギングプリンタ（
ＬＰＲ）を備えており、管理データの加工、蓄積及びシ
ステム共用データの管理、分配を行なうと共に、グロー
バルな（複数のＤＣＵにまたがる）制御や系統処理を司
る。一方、ＤＣＵ３４は、管理点数や配置場所等の観点
から分散して配置されるものであり、熱源、空調、電力
等の諸設備と通信し１ｇ報検出、停復電制御、各種省エ
ネルギー制御等を行なう。

また、通信ネットワーク２４は、光ファイバを通信媒体
とするもので、リング構造を有し、プロトコル（通信規
約）はハイレベルデータリンク制御（ＨＤＬＣ）を採用
することができる。

更に、専用回線接続のためのＧＷＬ１４は、第３図に示
すように構成される。すなわち、ＧＷＬ１４は複数（例
えば８本）の通信チャンネルを有し、上記通信ネットワ
ーク２４及びモデム１５とそれぞれ接続するための通信
用インタフェース４１及び４２と、上記のプロトコルそ
の他必要な通信制御手順を格納した記憶部４３と、その
通信制御手順に従って通信ネットワーク２４からビル監
視装置１１Ｌへの通信メツセージの伝送その他の通信制
御を行なうＣＰＵ４４とを備えて構成される。

一方、公衆回線接続のためのＧＷＳ　ｌ　６及び通信用
アダプタ１７は、第４図に示すように構成される。すな
わち、ＧＷＳ１６は複数（例えば８本）の通信チャンネ
ルを有し、上記通信ネットワーク２４及びアダプタ１７
とそれぞれ接続するための通信用インタフェース５１及
び５２と、上記のプロトコルその他必要な通信制御手順
を格納した記憶部５３と、その通信制御手順に従って通
信ネ・ントワーク２４からビル監視装置ＩＩｓへの通信
メツセージの伝送その他の通信制御を行なうＣＰＵ５４
とを備えて構成される。このＧＷＳ　１６に予め与えら
れるデータとしては、通信先の電話番号、発着チャンネ
ルの設定、各局の型式（この場合ＭＭＵ、ＭＣＵ、ＤＣ
Ｕの区別）等がある。

また、アダプタ１７は、ＧＷＳ　１６との間で信号送受
を行なうための通信用インタフェース５５と、公衆回線
１３との接続に必要な処理を行なうプロセッサ５６と１
通信相手先を呼出す時に作動させる自動発着信ＮＣＵ　
（ネットワーク制御二二ｙト）５７と１通信相手先との
回線接続後に作動させるモデム５８とを備えて構成され
る。このような通信アダプタは、パーソナルコンピュー
タを使用したパソコンアダプタとして知られているもの
である。

なお、第２図に示された群管理システムでは、各リモー
トビルの熱源等の大樋のデータ監視を行うため、それら
のデータを収集し解析するパーソナルコンピュータ３５
がセンター側に設けられ、アダプタ１７を介して公衆回
線１３に接続されるようになっている。

一方、専用回線接続のビル監視装置１１Ｌは、それぞれ
モデム１５を介して専用回線１２に接続された専用回線
接続分散制御装置（ＬＤＵ）６１と、これに付随したＣ
ＲＴやプリンタ等の周辺装置とを含む、ＬＤＵ６１は、
センタービル側のＤＣＵ３４と同様、それが配置された
リモートビルの熱源、空調、電力等の諸設備と通信し、
警報検出、停復電制御、各種省エネルギー制御等を行な
うが、専用回線１２を介して中央管理装置１０と通信す
る機能をも有する。すなわち、各ＬＤＵ６１は、第３図
に示すように、リモートビル側のモデム１５−と接続す
るための通信用インタフェース６２と、リモートビルの
各種設備及び中央管理装置１０との通信制御その他必要
な手順を格納した記憶部６３と、その格納された手順に
従ってリモートビルの監視及び中央管理装置１０との通
信を行なうＣＰＵ６４と、ＣＲＴ、プリンタ等との接続
用マンマシンインタフェース６５とを備えて構成される
。

また、公衆回線接続のビル監視装置１１Ｓは、それぞれ
アダプタ１７を介して公衆回線１３に接続された公衆回
線接続分散制御装置（ＳＤＵ）７１と、これに付随した
ＣＲＴ、プリンタ等の周辺装置とを含む。５ＤＵ７１も
、ＬＤＵ６１と同様。

それが配置されたリモートビルの熱源、空調、電力等の
諸設備と通信し、警報検出、停復電制御、各種省エネル
ギー制御等を行なうと共に、公衆回線１３を介して中央
管理装置１０と通信するＪａ俺を有する。すなわち、各
５ＤＵ７１は、第３図のＬＤＵ６１と同様、リモートビ
ル側のアダプタ１７と接続するための通信用インタフェ
ースと、リモートビルの各種設備及び中央管理装置１０
との通信制御その他必要な手順を格納した記憶部と、そ
の格納された手順に従ってリモートビルの監視及び中央
管理装置１０との通信を行なうＣＰＵと、ＣＲＴやプリ
ンタ等との接続用マンマシンインクフェースとを備えて
構成される。

次に、上記実施例の作用を説明する。

まず、第５図は上記のＧＷＬによる通信制御動作を示す
フローチャートである。初めに、中央管理装置１０のＭ
ＣＵ３３は、ＧＷＬｌ４に対し断線等の故障をチェック
するための指令を送る。このチェック指令があると、Ｇ
ＷＬｌ　４は回線状態をチェックし、その結果を返答す
る。

次に、センター側のＭＭＵ２５、ＭＣＵ３３又はＤＣＵ
３４からリモートビル側に通信要求があると、ＧＷＬｌ
４は、モデム１５及び専用回線１２を介して、センター
側からの指令や通信先のＬＤＵ６１からのデータ、その
他の信号を送信し或は受信する。

一方、リモートビルのＬＤＵ６１からセンター側に通信
要求があると、ＧＷＬｌ４は専用回線１２を介してリモ
ートビル側からの信号を受信して通信先のＭＭＵ２５、
ＭＣＵ３３又はＤＣＵ３４に送り、或はセンター側の通
信相手からの信号を当該ＬＤＵ６１に送信する。

次に、第６図は上記のＧＷＳによる通信制御動作を示す
フローチャートである。初めに、中央管理装置１０のＭ
ＣＵ３３は、ＧＷＳｌ　６に対し断線等の故障をチェッ
クするための指令を送る。このチェック指令があると、
ＧＷＳ１６は回線状態をチェックし、その結果を返答す
る。

次に、センター側のＭＭＵ　２５、ＭＣＵ３３又はＤＣ
Ｕ３４からリモートビル側に呼出し要求があると、ＧＷ
Ｓ　１６は呼出し先（宛先）の５ＤＵ７１が既につなが
っているか否かを判定し、つながっていれば、アダプタ
１７及び公衆回線１３を介してセンター側から宛先の５
ＤＵ７１ヘデータその他の信号を送信し、つながってい
なければダイヤルアップ即ち宛先の電話番号をダイヤル
する動作を実行して、宛先とつながったとき上記の送信
を行ない、つながらなければその旨をセンター側に通知
する。

送信が終了すると、ＧＷＳ　１６は内部タイマーをリセ
ットする。このタイマーは、１ｒＬ話回線の無駄な使用
を防止する観点から、回線接続後又は送受信終了後一定
時間が経過しても送受信が行なわれない場合に回線を切
るため、予め定めた時間を計時するものである。

一方、リモートビルの５ＤＵ７１からセンター側に呼出
し要求があると、ＧＷＳ　１６は自己への通信か否かを
判定し、”Ｎｏ”であれば動作終了となる。”Ｙｅｓ”
であれば、公衆回線１３を介してリモート側からの信号
を受信して宛先のＭＭＵ２５、ＭＣＵ３３又はＤＣＵ３
４に送り、これが終了した時、上記のタイマーをリセッ
トする。従って、タイマーはセンター側とリモート側の
間で送受信が行なわれる毎にリセットされることになる
。

これに対し、上記のタイマーが一定時間をカウントアツ
プした時、すなわち回線が接続し又は送受信が終了して
から更に送受信が行なわれることなく上記の一定時間が
経過した場合には、ＧＷＳは接続している回線を切り、
タイマーを停止する。

ＧＷＳ　１６は１以上の動作を行なうことによりセンタ
ー側のＭＭＵ２５、ＭＣＵ３３又はＤＣＵ３４とリモー
トビル側の５ＤＵ７１との通信を制御するものである。

第７図は、５ＤＵ７１の通信動作を示すフローチャート
である。この動作は、リモート側の５Ｄ７５１からセン
ター側への送信データがある場合に行なわれる。まず初
めに、５ＤＵ７１は宛先のセンター局番が既につながっ
ているか否かを判定する。その結果つながっていれば、
５ＤＵ７１はアダプタ１７及び公衆回線１３を介してセ
ンター側へ送信し、或はセンター側から送られた信号を
受信する。一方、センター局とつながっていない場合に
はダイヤルアップ、即ち宛先の電話番号をダイヤルする
動作を実行して、宛先とつながったときセンター側とリ
モート側との間の送受信を行ない、つながらなければ初
めに戻る。

上記の送信が終了したところで、５ＤＵ７１はタイマー
をリセットする。このタイマーも、前述のＧＷＳ　１６
のタイマーと同様１回線接続又は送受信終了後一定時間
（例えば６０秒）が経過しても通信が行なわれない場合
に５ＤＵ７１の方から回線を切るため、その一定時間を
計時するものであり、センター側とリモート側との間で
送受信が行なわれる毎にリセットされる。従って、この
タイマーが一定時間をカウントアツプした時には、回線
を切りタイマーを停止して動作終了となる。

以上１本発明の実施例について説明したが１本発明はこ
れに限らない０例えば１本発明のシステムに使用する通
信制御装置としては、上記構成のＧＷＬ又はＧＷＳとパ
ソコンアダプタ又はモデムとの組合せ以外の手段を使用
してもよい。

［発明の効果］ 以上のように、本発明は、中央管理装置と複数のビル監
視装置との間の通信路として、各ビルの特質に応じて専
用回線又は公衆回線を使用するように設定し、それぞれ
の回線に適合した通信制御装置を備えたものであるから
、センタービルとリモートビルとの通信を最少のコスト
で合理的に行なうことができ、特にリモートビルが遠近
に多数分散している場合に、ビル管理に必要なデータの
伝送を安いコストで実現することができるという効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のビル群管理システムの構成を示す図、 第２図は第１図の実施例の構成要素を示す図、第３図は
専用回線通信制御装置の構成例を示す図、 第４図は公衆回線通信制御装置の構成例を示す図、 第５図は第３図の専用回線通信制御装置の動作を示すフ
ローチャート、 第６図は第４図の公衆回線通信制御装置の動作を示すフ
ローチャート。 第７図は第４図のリモートビル制御装置の通信動作を示
すフローチャート。 第８図はビル群管理システムの概要を示す図である。 １−一一一センタービル、 ２−一一一センタービル管理システム、３−一一一リモ
ートヒル、 ４−一一一リモートヒル管理システム、１０−−−一中
央管理装置、 １１−−−−ビル監視装置、 １２−−−一専用電話回線。 １３−−−一公衆電話回線、 １４−−−一専用回線ゲートウェイ、 １５−−−−モデム、 １６−−−−公衆回線ゲートウェイ、 １７−−−−通信用アダプタ、 ２１−一−−オペレータコンソール、 ２２−−−−サブオペレータコンソール、２３−−−−
メインコンソール、 ２４−−−一通信ネットワーク。 ２５−−−−ブンマシン装置、 ３２−−−一副マンマシン装置、 ３３−一一一主制御装置、 ３４−−ｍ−分散制御装置、 ３５−−−−パーソナルコンピュータ。 第１図 第７図 第８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 分散して設置された複数のビルの管理を行なうビル群管
   理システムにおいて、 所定箇所に配置された中央管理装置と、前記複数のビル
   の各々に配置されたビル監視装置と、前記中央管理装置
   と専用回線によって接続されたビル監視装置との間で行
   なわれる通信を制御する専用回線通信制御装置と、前記
   中央管理装置と公衆回線によって接続されたビル監視装
   置との間で行なわれる通信を制御する公衆回線通信制御
   装置とを含み、 前記専用回線通信制御装置は、前記中央管理装置と通信
   相手のビル監視装置とを専用回線を介して接続する機能
   を有する専用回線ゲートウェイと該専用回線ゲートウェ
   イ及びビル監視装置を専用回線に接続するためのモデム
   とで構成され、前記公衆回線通信制御装置は、前記中央
   管理装置と通信相手のビル監視装置とを公衆回線を介し
   て接続する機能を有する公衆回線ゲートウェイと、該公
   衆回線ゲートウェイ及びビル監視装置を公衆回線に接続
   するための通信用アダプタとで構成されていることを特
   徴とするビル群管理システム。