JPS631640A - 自動給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 援４た斃 本発明は、プリンタ等において、用紙（カット紙）、特
に葉書等の厚紙を一枚ずつ分離して自動的に給紙する自
動給紙装置に関する。

史米抜監 第６図および第７図にプリンタ（１）上にセットされた
従来の自動給紙装置（２）を示す。この自動給紙装置ｔ
（２）は、ホッパ（３）の左右の用紙ホルダ（４）で保
持した用紙（５）を、スプリング（６）で付勢されたプ
レッシャプレート（７）によってフィードローラ（８）
へ押し付ける。左右の用紙ホルダ（４）の下端の角部に
は、用紙（５）を分離するためのコーナー爪（９）が設
けられている。プラテン（１０）の回転に伴いフィード
ローラ（８）が回転すると、用紙（５）は、左右のコー
ナー爪（９）によって最上位の一枚だけが分離されて送
り出される。その用紙（５）は、ホッパボトム（１１）
とスタッカボトム（１２）間を通ってプラテン（１０）
とプレッシャローラ（１３）間のやや前方まで送られた
後、位置決めのために。

プラテン（１０）の逆転により該プラテン（１０）とプ
レッシャローラ（１３）間の接点まで戻される。この後
、用紙（５）はプラテン（１０）の正転によって印字位
置へ送られ、さら・にスタッカボトム（１４）とフロン
トシートカバー（１５）とによってスタッカ（１６）側
へ案内され、排紙ローラ（１７）によって該スタッカ（
１６）へ送り込まれる。

このように従来は左右のコーナー爪（９）によって用紙
（５）を分離しているが、これによる分離は、−般に、
６０〜１００ｇ／ｒｒｒ程度の用紙であれば可能である
が、これ以上の厚紙（たとえば葉書）となると事実上不
可能であった。このような場合。

従来は給紙圧をアップするか、コーナー爪（９）の形状
等を変えることで対処しているが、信頼性が低く、また
コスト高にもなっていた。

目　　　　　的 本発明は、自動給紙装置において、葉書等の厚紙であっ
ても一枚ずつ確実に給紙できるようにしようとするもの
である。

構　　　成 本発明の自動給紙装置では、たとえば第１図に示す如き
用紙カセット（２０）を別に用意し、厚紙を給紙する場
合には、これに用紙を収納して該用紙カセット（２０）
を第４図に示す如くホッパ（３２）に着脱自在に装填す
る。その用紙は、ホッパ（３２）内に直接入れた場合と
同様に第５図に示す如くフィードローラ（２６）によっ
て給紙する。用紙カセット（２０）には排紙口（２９）
と摩擦部材（３０）を設け、該摩擦部材（３０）によっ
て用紙を一枚ずつ分離して排紙口（２９）から排出する
。

つぎに、その実施例について詳細に説明する。

本発明による自動給紙装置では、厚紙を給紙する場合の
ために、第１図に示す如き用紙サイズに応じた大きさの
用紙カセット（２０）が用意されている。この用紙カセ
ット（２０）は、前壁（２１）と底壁（２２）と左右側
壁（２３）は有るが、土壁および後壁はなく、上面に用
紙挿入口（２４）を形成するとともに後面のほぼ全域を
開口させている。その底壁（２２）の後端部分（２２ａ
）と左右側壁（２３）の後端部分（２３ａ）は内側にＬ
字形に折曲しており、用紙挿入口（２４）から挿入され
た用紙（２５）はこれら後端部分（２２ａ）・（２３ａ
）と前壁（２１）との間に保持される。また、前壁（２
１）には第２図に示す如くフィードローラ（２６）を受
は入れる給紙窓（２７）　、左右側壁（２３）には切り
欠き（２８）、底壁（２２）には細長い排紙口（２９）
がそれぞれ設けられている。この排紙口（２９）にはそ
れに沿って摩擦部材（３０）が付設され、排紙口（２９
）の間隙（Ｇ）は、この摩擦部材（３０）によって用紙
（２５）を−枚だけ通過させる幅員にされ、二枚以上は
該摩擦部材（３０）によって阻止される。また、左右側
壁（２３）にはそれぞれ上下−対の突起（３１）が突設
されている。該突起（３１）の基部（３１ａ）は先端部
（３１ｂ）よりも太くなっている。

一方、第３図に示す如くホッパ（３２）の左右の用紙ホ
ルダ（３３）の上端には、それぞれプレッシャプレート
（３４）が軸（３５）によって枢着され、また該用紙ホ
ルダ（３３）の下端角部にはコーナー爪（３６）が固着
されている。左右のプレッシャプレート（３４）は。

第４図および第５図に示すスプリング（３７）によって
前方に付勢されている。これらプレッシャプレート（３
４）は給紙圧解除バー（３８）によって同時に後退させ
ることができる。さらに、左右の用紙ホルダ（３３）に
は、用紙カセット（２０）の突起（３１）の先端部（３
１ｂ）とそれぞれ係合するやや横長のカセット保持孔（
３９）が設けられている。

このような自動給紙装置によって厚い用紙（２５）を給
紙する場合は、そのサイズにあった用紙カセット（２０
）に入れ、該用紙カセット（２０）を第４図に示す如く
ホッパボトム（４０）上に置いて左右の用紙ホルダ（３
３）の間隔を調整し、そのカセット保持孔（３９）に突
起（３１）の先端部（３１ｂ）を係合させ、左右の用紙
ホルダ（３３）で用紙カセット（２０）を挟む、この状
態で第５図に示す如く給紙圧解除レバー（３８）を解放
すると、用紙カセット（２０）は、プレッシャプレート
（３４）によって用紙（２５）とともに前方へ付勢され
、その用紙（２５）は用紙カセット（２０）の給紙窓（
２７）を通じてフィードローラ（２６）に押し付けられ
る。このとき、用紙カセット（２０）は、遊動しないよ
うに図示しない手段によってプレッシャプレート（３４
）とは逆方向に押圧される。フィードローラ（２６）が
回転すると、最上位の一枚の用紙（２５）のみが摩擦部
材（３０）によって分離され、排紙口（２９）から排出
される。

なお、突起（３１）の基部（３１ａ）の長さくＬ）はコ
ーナー爪（３６）の幅員（Ｗ）より大きいため、排紙口
（２９）から排出されてくる用紙（２５）にコーナー爪
（３６）が干渉することはない。

通常の厚さの用紙を給紙する場合は、用紙カセット（２
０）は使用しないで、用紙を左右の用紙ホルダ（３３）
で直接保持し、左右のコーナー爪（３６）で従来と同様
に分離する。

効　　　果 以上のように本発明では、用紙カセットに用紙を入れて
ホッパ内に装填し、該用紙カセットに設けられた摩擦部
材で用紙を分離しながらその排紙口から排出するため、
葉書等の厚紙であっても一枚ずつ確実に給紙できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の実施例を示し。 第１図は用紙カセットの斜視図、第２図はその一部の断
面図、第３図はホッパの斜視図、第４図は該ホッパに用
紙カセットをセットしたときの側面図、第５図は給紙状
態の側面図である。また、第６図は従来の自動給紙装置
をプリンタ上にセットした状態の斜視図、第７図はその
機構説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ホッパ内にセットされた用紙をフィードローラで給
   紙する自動給紙装置において、収納した用紙を前記フィ
   ードローラによって排出する用紙カセットを前記ホッパ
   内に着脱自在に装填し、該用紙カセットには、前記排出
   を許容する排紙口と、該排紙口において用紙を分離する
   摩擦部材とを設けたことを特徴とする、自動給紙装置。 ２、前記用紙カセットの左右側壁に突起を設け、それら
   の突起を前記ホッパの用紙ホルダにあけたカセット保持
   孔に係合し、その用紙カセットを該ホッパ内に着脱自在
   に装填してなる、前記特許請求の範囲第１項に記載の自
   動給紙装置。