JP2601674B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2601674B2
JP2601674B2 JP1647688A JP1647688A JP2601674B2 JP 2601674 B2 JP2601674 B2 JP 2601674B2 JP 1647688 A JP1647688 A JP 1647688A JP 1647688 A JP1647688 A JP 1647688A JP 2601674 B2 JP2601674 B2 JP 2601674B2
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利夫 田中
彰 山下
正明 松井
章 武井
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Nisca Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、印字装置、レーザープリンタ、ファクシミ
リ、複写機その他の処理装置に向けて用紙やプラスチッ
ク等のシートを1枚ずつ分離して供給する給紙装置に係
わり、葉書やカード等の比較的厚手の用紙と普通紙とを
選択的に供給することのできる給紙装置において、葉書
等の分離に用いられる分離手段と、普通紙等の分離に用
いられる分離手段とを繰り替えるための操作部材を備え
た給紙装置に関するものである。
「従来の技術」 近年、電子複写機等に用いられる比較的腰の弱い普通
紙と、葉書等の比較的腰の強い厚紙とを、1つの給紙装
置で選択的に印字装置等に送り出す方式が検討されてい
る。例えば、ホッパー等に積載された普通紙の分離に
は、この普通紙先端コーナー部に係合するための分離爪
を採用し、普通紙のたわみを利用して1枚ずつ分離す
る。一方、葉書等の厚紙の分離には、前記普通紙用の分
離爪はそのままにした状態で、葉書等を1枚ずつ分離す
るためのギャップ付きカセットのギャップ形成ユニット
を給紙装置本体に装着して分離する方式が検討されてい
る。このギャップ形成ユニットは、給紙装置本体装着時
において、前記普通紙用の分離手段である分離爪から退
避した位置に装着される様になっている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら上記従来型の給紙装置は、普通紙から厚
紙、或は厚紙から普通紙に分離手段を切り替えるために
は、給紙装置とは別体に設けられたギャップ形成ユニッ
トを用意しなければならず、該ユニットの不使用時にお
ける収納スペースの確保に困るだけでなく、誤って該ユ
ニットを紛失してしまうという問題点があった。更に、
普通紙と厚紙との切り替えには、ギャップ形成ユニット
の脱着操作が不可欠であり、比較的面倒で煩わしいだけ
でなく、年少者等では切り替えることができない問題点
があった。
そこで、1つの給紙装置に、普通紙と葉書用の2種類
の分離手段を設けることが検討された。即ち、普通紙の
先端コーナー部に係合するための分離爪と、葉書等を1
枚ずつ分離するためのギャップ部材を設け、これらの分
離手段を適宜切り替えることで上記問題点を解決する給
紙装置の開発がなされた。しかしながら上記給紙装置に
おいても、2種類の分離手段を切り替える場合には、ギ
ャップ部材の操作を、ポッパー上に葉書等を積載する操
作とは別個に行わなければならず、単に普通紙のみを供
給する場合の操作に比較して、極めて煩わしいものであ
った。
本発明は1つの給紙装置に、普通紙用と葉書用との2
種類の分離手段を設けた給紙装置において、上記2種類
の分離手段を比較的簡便に切り替えることができる給紙
装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 本発明は上記問題点に鑑み案出されたもので、用紙を
給送方向に繰り出す給紙回転体と、この給紙回転体に対
して積載用紙を圧接した給紙位置と該積載用紙を離間し
た用紙装填位置との間で移動可能なスタッカーと、この
スタッカーを給紙位置と用紙装填位置とに切り替えるた
めに第1、第2の位置との間で移動自在に構成された操
作部材と、上記給紙回転体で繰り出される用紙先端部と
係合するための左右一対の分離爪からなる第1の分離部
材と、用紙先端部と係合して用紙1枚の通過を許容する
ギャップ部材を有する第2の分離部材とからなり、この
第2の分離部材が、スタッカー上で前記左右一対の分離
爪と用紙側縁との間に介在して該分離爪と用紙と非係合
いする作動位置と、スタッカー上から退避した不作動位
置との間で移動自在に構成されている給紙装置におい
て、前記操作部材を前記第1、第2の位置に加え第3の
位置との間でも移動自在に構成し、この第3の位置で
は、前記第2の分離部材を不作動位置から作動位置に移
動せしめると共に、前記スタッカーを用紙装填位置に保
持せしめるために、前記操作部材が、第2の分離部材及
びスタッカーに連結されていることを特徴としている。
「作用」 以上の様に構成された本発明は、まずスタッカーが給
紙回転体と離間した用紙装填位置になる様に操作部材を
第1の位置にセットする。そして第1の種類のシート
(普通紙等の比較的腰の弱いシート)をスタッカー上に
載置し、操作部材を第2の位置にセットする。スタッカ
ーは、用紙装填位置から給紙位置に移動して、第1のシ
ートを給紙回転体に押圧させる。この給紙回転体により
第1のシートが繰り出され、第1の分離部材である左右
一対の分離爪により1枚ずつ分離される。この際、第2
の分離部材はスタッカー上から退避されるので、第1の
分離部材の分離動作に影響を及ぼすことがない。次に、
第2の種類のシート(葉書等の比較的腰の強いシート)
を使用する場合を説明すると、まず操作部材を第3の位
置にセットする。第3の位置では、スタッカーが給紙回
転体と離間した用紙装填位置になると共に、第2の分離
部材がスタッカー上で前記左右一対の分離爪と用紙側縁
との間に介在し、前記分離爪と用紙を非係合状態にさせ
ることができる。そして、この状態で第2の種類のシー
トをスタッカー内に載置し、載置後に操作部材を第2の
位置にセットすれば、第2の種類のシートが給紙回転体
に押圧される。この結果、給紙回転体で繰り出された第
2のシートは、第2の分離部材に形成されているギャッ
プ部材で1枚ずつ分離されることになる。この操作部材
は、第2の分離部材及びスタッカーに連結されているの
で、この操作部材の切り替え操作により、第1のシート
と第2のシートとに対する分離手段を簡便に切り替える
ことができる。
「実施例」 本発明の一実施例を図面に基いて説明すると、本実施
例は印字装置の給排紙口に取り付けるための給紙装置を
例に説明する。給紙装置本体1は、印字装置に対して用
紙や葉書等を一枚ずつ供給するものであり、印字装置は
ワードプロセッサ等に装備される熱転写型プリンター等
が適用できる。給紙装置本体1は、印字装置に取り付け
るタイプのみでなく、複写機、ファックス等の処理装置
に取り付けるタイプの物であってもよい。
次に給紙装置本体1を説明すると、給紙装置本体1
は、シート搬送装置2と、シート分離手段3とから構成
されている。給紙装置本体1には、印字装置から排出さ
れたシートを収容するための載置トレイ4が着脱自在に
取り付けられている。このシート搬送装置2は、積載さ
れたシートをシート分離手段3で1枚ずつ分離し、分離
されたシートを印字装置に搬送すると共に、印字装置で
印字されたシートを載置トレイ4に搬送するものであ
る。この給紙装置本体1は、第1の種類のシートである
例えば普通紙、及び第2の種類のシートである例えば葉
書、封筒、カード等の厚紙の何れをも給紙することが可
能であり、給紙切り替え手段35により第1の種類のシー
ト又は第2の種類のシートの何れか一方を選択し給紙す
ることができる。シート搬送装置2は、普通紙又は葉書
等をセットするシート収納部である給紙スタッカ部211
と、この給紙スタッカ211部にセットされた用紙を送り
出すための給紙ローラ212、212・・・と、これらの給紙
ローラ212、212・・・により送り出された用紙を、印字
装置へ案内するための合成樹脂製のガイド213、213・・
・と、給紙口214とが形成されている。そして、給紙装
置本体1を印字装置と連結するために給紙装置本体1の
底面部には、印字装置のプラテン軸の近傍と当接するた
めの支持部材215・215が設けられている。更に給紙装置
本体1には、印字装置で印字された用紙を排紙するため
の排紙ローラ241、241・・・と、この排紙ローラ241、2
41・・・に対向する位置に形成された排紙ガイド242
と、排紙ローラ241、241・・・により排紙された用紙を
収納するための排紙スタッカ部243とが形成されてい
る。そして、この給紙装置本体1の上面部には、合成樹
脂で構成されたカバー体12が載置されている。
次に載置トレイ4を説明すると、この載置トレイ4
は、排紙ローラ241、241・・・から排出された用紙を支
持するためのものであり、給紙装置本体1に取り付けら
れたカバー体12に、着脱自在に連結するものである。こ
の連結は、カバー体12に溝部121、122、123を形成し、
この溝部121、122、123に、載置トレイ4の基端部に形
成された連結部45を挿入係止することにより行われる。
載置トレイ4は、全体がM字型に形成されており、左右
受部41、41と中央受部42と連結受部43、43とからなって
いる。この連結受部43、43は、左右受部41と中央受部42
を連結するための横部材である。左右受部は、排出され
たシートの幅方向左右部を支持するものであり、中央受
部は該シートの中央部を支持するためのものである。こ
の載置トレイ4は金属や合成樹脂等で構成された棒材を
屈曲させて一体形成することが望ましい。左右受部41、
41の基端部には、ほぼ90度屈曲させて形成された係止突
起411、411からなる連結部45が形成され、カバー体12の
溝部121、123と係合可能となっている。中央受部42は、
棒材をコ字状に屈曲させて形成されており、この中央受
部42の排紙方向基端部と先端部との間には、第1の段差
46が形成されている。更に中央受部42の先端部と左右受
部41との間には、第2の段差47が形成されている。従っ
て、載置トレイ4がシートの積載上下方向に高低差を生
じる様に構成されている。即ち、第1の段差46と第2の
段差47との間で形成された段部48は、載置トレイ4の上
面部より凸部とすることもでき(図示の状態)、更に一
旦載置トレイを給紙装置本体1から取り外し、裏返して
再び装着すれば、断部48は、載置トレイ4の上面部より
凹部とすることもできる。中央受部42の基端部には、カ
バー体12の溝部122と係合するための係止部422からなる
連結部45が構成されている。載置トレイ4の裏返しを容
易にするために、左右受部41、41に形成されている係止
突起411、411を、中央受部42の係止部422を中心に対称
の位置に配置することが望ましい。また段部48には、排
紙されたシートのせり上がりを防止するためのストッパ
482が形成されている。更に、左右受部41、41と中央受
部42とを分離して構成してもよい。この場合には、中央
受部42に形成した係止部422からなる連結部45により、
給紙装置本体1に対して載置トレイを表裏切り替えて装
着可能に構成することができる。
次に分離手段3を説明すると、分離手段3は第1の分
離手段31と第2の分離手段32とからなっている。第1の
分離手段31は左右一対の分離爪311、311とからなってお
り、比較的腰の弱い複数の普通紙等の分離に用いられる
ものである。第2の分離手段32は用紙1枚の通過を許容
するギャップ部材322とからなっており、比較的腰の強
い複数の葉書、カード等の分離に用いられるものであ
る。給紙切り替え手段35は、使用する用紙の種類に応じ
て、第1の分離手段31と第2の分離手段32とを切り替え
るものである。
給紙スタッカー211部には、セットされる用紙の幅方
向を規制するための側板221、221が取り付けられてい
る。そして、側板221、221間には、第1のガイド軸222
と第2のガイド軸223が設けられ、これらのガイド軸に
は、左ユニット224、中央ユニット225、右ユニット226
とが、摺動自在に取り付けられている。従って、これら
のユニットを移動させることにより用紙の大きさの変更
に対応する事ができる。左ユニット224には、セットさ
れる用紙の後端を支持するための支持アーム227、227・
・・を挿入係止するための係止穴228、228が刻設されて
いる。同様に中央ユニット225と右ユニット226にも、そ
れぞれ係止穴228、228が刻設されている。各ユニット22
4、225、226にそれぞれ形成されているスタッカー23
は、第1のガイド軸を中心に揺動自在に構成されてお
り、給紙時には積載用紙を給紙回転体である給紙ローラ
に圧接することができる。左ユニット224と右ユニット2
26とには、スタッカー23と、側板221と、第1の分離手
段31である分離爪311と、第2の分離手段32であるギャ
ップ部材322を有するギャップ形成部材321と、スペーサ
部材33とが設けられている。ここでスペーサ部材33ほ用
紙側縁の一部を規制するものである。側板221には、第
1の分離手段31である分離レバー312が上下に回動自在
に取り付けられており、分離レバー312の先端には、給
紙ローラ212により送り出された第1の種類のシートを
1枚ずつ分離するため分離爪311が設けられている。こ
の分離レバー312には、スプリング313が取り付けられて
おり、通常はスタッカー23と分離爪312とが当接するよ
うに付勢されている。また、この分離レバー312には突
起部314が形成されており、突起部314と連通棒233とが
当接可能に構成されている。そして、側板221の前方に
は、給紙ローラ212、212・・・が取り付けられたローラ
受け216が回動自在に支持されている。スタッカー23、2
3・・・の背面には、起立部材231、231・・・が形成さ
れており、この起立部材231、231・・・には長穴232、2
32・・・が穿設されている。この長穴232、232には、連
通棒233が挿通されており、連通棒233の一端には操作レ
バー351が取り付けられている。この連結棒233の他端
は、給紙装置本体1の側部11に回動自在に取り付けられ
ている。従って、操作レバー351の回動に伴い、連通棒2
33が長穴232、232・・・を摺動しながら移動する。この
結果、各ユニット224、225、226にそれぞれ設けられて
いるスタッカー23、23・・が、操作レバー351の回動に
伴い第1のガイド軸を中心に揺動することになる。更
に、スタッカー23、23・・・の背部と各ユニット224、2
25、226との間には、コイルバネ234、234・・・が介挿
されており、スタッカー23、23・・・を給紙ローラ21
2、212・・・に付勢させることができる。そして、スタ
ッカー23、23・・・が、給紙ローラ212、212・・・から
離間した状態で(即ち、コイルバネ234を伸縮させた状
態)保持できるように、長穴232、232・・・の下部に
は、第1の係止溝235、235・・・と第2の係止溝236、2
36・・・とが形成されている。
次に、給紙切り替え手段35に接続される第2の分離手
段32について説明すると、左ユニット224と右ユニット2
26とに設けられたギャップ形成部材321を連動して起立
させるための棒部材352が、給紙装置本体1の両側部に
回動自在に取り付けられている。この棒部材352には、
弾性部材353が取り付けられており、棒部材352を上方に
付勢している。ギャップ形成部材321は、第1のガイド
軸222に回動自在に取り付けられており、この軸止点か
ら駆動レバー354がギャップ形成部材321に連接して一体
成形されている。駆動レバー354の上端部は、棒部材352
と当接可能になっているので、棒部材354が駆動レバー3
54を押下すれば、ギャップ形成部材321がスタッカー23
から突出することになる。ギャップ形成部材321下端部
には、第2の種類のシートが1枚通過することを許容す
るギャップ部材322が形成されている。ギャップ形成部
材321には、スペーサ部材33が回動自在に軸止されてお
り、その一端が連通棒233に当接可能となっている。操
作レバー351には、突起部355が形成されており、この突
起部355が棒部材352と当接可能な様に構成されている。
排紙ローラ241、241・・・は、給紙装置本体1の両側
部に回動支持された回転軸244に取り付けられている。
以上の様に構成された本実施例の作用を説明する。
(1)第1の種類のシートである普通紙を使用する場合 比較的腰の弱い普通紙を使用する場合について説明す
ると、まず、載置トレイ4の段部48を確認する。即ち、
第1の段差46と第2の段差47とで形成された段部48が、
載置トレイ4の上面に対して凸部となっているか確認す
る。もし、凹部となっている場合には、一旦載置トレイ
4を給紙装置本体から取り外し、裏返してから再び給紙
装置に装着する必要がある。そして、操作レバー351を
操作して、スタッカー23が給紙ローラ212から離間する
用紙装填位置(第1の状態)にセットする。この状態
は、操作レバー351の回動に伴い連通棒233が回動し、長
穴232、232・・・内を連通棒233が摺動するために、ス
タッカー23が下方に押し下げられる。この際、各ユニッ
ト224、225、226とスタッカー23、23・・・との間に介
挿されているコイルバネ234、234・・・が伸縮されるの
で、この弾性復元力に抗するために、連通棒233が、長
穴232、232・・・内に形成された第1の係止溝235、235
・・・に係合されてロックされる。更に、第1の分離手
段31の分離レバー312、312に形成された突起部314、314
が、連通棒233に当接されるので、分離レバー312、312
が上昇し、分離爪311、311も上昇するので載置する普通
紙と係合することがない。この状態で第1の種類のシー
トである普通紙を給紙スタッカー211内に載置する。第
2の分離手段32であるギャップ形成部材321とスペーサ3
3とは、退避位置にあり、スタッカー23と同一面となり
普通紙の幅方向を規制するのは側板221、221である。こ
の際、用紙の大きさに合わせて側板221、221を移動させ
る必要がある。
次に、操作レバー351を操作し、スタッカー23、23・
・・が給紙ローラ221、221・・・に対して普通紙を押圧
させる給紙位置に移動させる(第2の状態)。即ち、操
作レバー351を手前方向に回転させたので、連通棒233が
長穴232、232・・・内の第1の係止溝235、235・・・。
との係合が解除され、コイルバネ234、234・・・の弾性
復元力により、スタッカー23、23・・・が上方に回転す
ると共に、普通紙を給紙ローラ221、221・・・に押圧す
るものである。更に、第1の分離手段の分離レバー312
に形成された突起部314が、連通棒233との当接を解除さ
れ、スプリング313の弾性復元力により、分離爪311が、
スタッカー23と同一平面にあるギャップ形成部材321と
当接する。そして、給紙ローラ212、212・・・が回転す
れば、分離爪311、311により普通紙が一枚ずつ分離さ
れ、印字装置に送られる。印字された普通紙は、排紙ロ
ーラ241、241・・・により排紙スタッカ243に排出され
る。排出された普通紙は載置トレイ4に積載されるが、
第1の段差46と第2の段差47との間で形成された段部48
が、載置トレイ4上面に対して凸部となっているため、
普通紙を曲面状に保持することができる。
(2)第2の種類のシートである葉書を使用する場合 次に、比較的腰の強いシートである葉書を使用した場
合について説明する。まず、載置トレイ4を確認する。
即ち、第1段差46と第2の段差47とで形成された段部48
が、載置トレイ4上面に対して凹部となっているか確認
する。もし、凸部となっている場合には、一旦載置トレ
イ4を給紙装置本体1から取り外し、裏返してから再び
給紙装置本体1に取り付ける必要がある。そして、操作
レバー351を後方に回転させると、操作レバー351に形成
されている突起部355が、棒部材352と押し下げる。棒部
材352は、ギャップ形成部材321に連接されている駆動レ
バー354、354を押し下げる。この結果、ギャップ形成部
材321がスタッカー23の平面より上方に起立する。そし
て、ギャップ形成部材321に形成されているギャップ部
材322が、ほぼ給紙ローラ212の高さと同じとなる様にな
っている。更に操作レバー351の回転に伴い連通棒233が
回動し、長穴232、232・・・内を連通棒233が摺動する
ために、スタッカー23が押し下げられ用紙装填位置とな
る。スタッカー23の背面部に設けられているコイルバネ
234、234・・・の弾性復元力に抗するために連通棒233
が、長穴232、232・・・内に形成された第2の係止溝23
6、236・・・に係合されてロックされる。そして、第1
の分離手段31の分離レバー312、312に形成された突起部
314、314が、連通棒233に当接されるので、分離レバー3
12、312が上昇し、分離爪311、311も上昇するので載置
する葉書と係合することがない。即ち、スタッカー23上
でギャップ形成部材321が、分離爪311、311と側板221、
221との間に介在し、分離爪311、311と葉書を非係合状
態にするものである。更に、ギャップ形成部材321に回
動自在に軸止されたスペーサ部材33の一端が、起立部材
231に形成された突起部材237に当接し、スペーサ部材33
がスタッカー23上から起立される。以上の動作が完了す
れば、葉書を給紙スタッカー211に載置することのでき
る第3の状態となる。この第3の状態で葉書をセットす
るが、葉書の幅方向を規制するのは、側板221、221では
なく、ギャップ形成部材321、321とスペーサ部材33、33
とである。なお、葉書の大きさにあわせて各ユニット22
4、225、226を調整する必要がある。
葉書のセットが完了した場合には、操作レバー351を
操作し、普通紙の場合の第2の状態に成るようにする。
スタッカー23、23、23が給紙ローラ221、221・・・に対
して、葉書を押圧させる給紙位置に移動する。そして、
給紙ローラ212、212・・・が回転すれば、ギャップ部材
322、322により、葉書が1枚ずつ分離される。他の動作
は、普通紙の場合の第2の状態と同様である。なお、排
出された葉書は、載置トレイ4に積載されるが、第1の
段差46と第2の段差47との間で形成された段部48が、載
置トレイ4上面に対して凹部となっているために、葉書
全体に生じたカールを段部48で吸収することができ、さ
らに、段部48に形成されたストッパ482により、葉書の
せり上がりを防止することができる。即ち排紙された葉
書の内、最上面にある葉書が排出中の葉書に押し上げら
れてしまい、せり上がった葉書が鉛直方向にまっすぐ落
下せず、載置されていた元の位置に対して横方向に移動
してしまうという問題点があった。このストッパ482は
腰の強い用紙に対して特に有効である。
以上の様に構成された本実施例は、載置トレイ4に第
1の段差46と第2の段差47とを形成し、裏返し可能に構
成したので、普通紙等に対しては、排出された普通紙を
曲面状に保持することができ、用紙の座屈を防止するこ
とができる効果がある。葉書等に対しては、段部48で葉
書のカールを吸収し、積載可能枚数を増大させることが
できる効果がある。そして、一枚の載置トレイ4で普通
紙にも葉書にも対応することができる。更に、段部48に
ストッパ482を形成すれば、葉書のせり上がりを防止
し、整然と排紙スタッカー243内に用紙を積載させるこ
とができるという効果がある。
更に本実施例は、第1の分離手段31と第2の分離手段
32とを、給紙切り替え手段35で比較的簡便に切り替える
事ができるという効果がある。更に、スペーサ部材33を
取り付ければ、葉書の後端部を規制することができると
いう効果がある。
「効果」 以上の様に構成された本発明は、用紙を給送方向に繰
り出す給紙回転体と、この給紙回転体に対して積載用紙
を圧接した給紙位置と該積載用紙を離間した用紙装填位
置との間で移動可能なスタッカーと、このスタッカーを
給紙位置と用紙装填位置とに切り替えるために第1、第
2の位置との間で移動自在に構成された操作部材と、上
記給紙回転体で繰り出される用紙先端部と係合するため
の左右一対の分離爪からなる第1の分離部材と、用紙先
端部と係合して用紙1枚の通過を許容するギャップ部材
を有する第2の分離部材とからなり、この第2の分離部
材が、スタッカー上で前記左右一対のの分離爪と用紙側
縁との間に介在して該分離爪と用紙を非係合にする作動
位置と、スタッカー上から退避した不作動位置との間で
移動自在に構成されている給紙装置において、前記操作
部材を前記第1、第2の位置に加え第3の位置とを間で
も移動自在に構成し、この第3の位置では、前記第2の
分離部材を不作動位置から作動位置に移動せしめると共
に、前記スタッカーを用紙装填位置に保持せしめるため
に、前記操作部材が、第2の分離部材及びスタッカーに
連結されているので、操作部材の操作により、分離手段
を簡便に切り替えることができる効果がある。即ち操作
部材の操作により、スタッカー上に載置されたシート
は、第1の分離部材である分離爪で分離することがで
き、更に操作部材を第2の分離手段を選択する位置にセ
ットすれば、この操作のみで、シートを分離爪とは非係
合状態にすることができ、このシートをギャップ部材で
分離することができる。従って、分離手段の切り替えを
操作部材の設定のみで簡便に行う事ができるので、シー
トの腰の強さや用紙の厚みに応じて、最適な分離手段を
容易に選択することができるという効果がある。更に、
別体に形成されたギャップ形成ユニット等も不用であ
り、操作が容易でユニットの紛失の心配もなく、年少者
や初心者でも安心して取り扱う事ができるとい卓越した
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明で一実施例を示すもので、第1図は本実施例
である給紙装置の矢視図であり、第2図は給紙装置の一
部を切断した平面図、第3図は給紙装置の用紙装填状態
(第1の状態)を示す断面図、第4図は給紙装置の給紙
状態(第2の状態)を示す断面図、第5図は給紙装置の
葉書等装填状態(第3の状態)を示す断面図であり、第
6図は給紙装置本体に取り付けられたカバー体に載置ト
レイを装着する状態を示す斜視図である。 1……給紙装置本体、212……給紙ローラ 23……スタッカー、311……分離爪 321……ギャップ形成部材 351……操作レバー 33……スペーサ部材
フロントページの続き (72)発明者 松井 正明 大阪府門真市大字門真1006 松下電器産 業株式会社内 (72)発明者 武井 章 山梨県甲府市山宮町3167番地 日本精密 工業株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を給送方向に繰り出す給紙回転体と、
    この給紙回転体に対して積載用紙を圧接した給紙位置と
    該積載用紙を離間した用紙装填位置との間で移動可能な
    スタッカーと、このスタッカーを給紙位置と用紙装填位
    置とに切り替えるために第1、第2の位置との間で移動
    自在に構成された操作部材と、上記給紙回転体で繰り出
    される用紙先端部と係合するための左右一対の分離爪か
    らなる第1の分離部材と、用紙先端部と係合して用紙1
    枚の通過を許容するギャップ部材を有する第2の分離部
    材とからなり、この第2の分離部材が、スタッカー上で
    前記左右一対の分離爪と用紙側縁との間に介在して該分
    離爪と用紙を非係合にする作動位置と、スタッカー上か
    ら退避した不作動位置との間で移動自在に構成されてい
    る給紙装置において、前記操作部材を前記第1、第2の
    位置に加え第3の位置との間でも移動自在に構成し、こ
    の第3の位置では、前記第2の分離部材を不作動位置か
    ら作動位置に移動せしめると共に、前記スタッカーを用
    紙装填位置に保持せしめるために、前記操作部材が、第
    2の分離部材及びスタッカーに連結されていることを特
    徴とする給紙装置。
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JP2984066B2 (ja) * 1991-01-29 1999-11-29 富士通アイソテック株式会社 プリンタ用自動給紙装置
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