JPS63164061A - テ−プ状体のロ−デイング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は１例えばオープンリール方式の磁気記録再生
装置に適用するのに最適なテープ状体のローディング装
置であって１％に、テープやフィルム等のテープ状体を
ダクト状のローディング通路に沿ってエアで移送させる
ようにしたものに関する。

〔発明の概要〕

この発明は、供給リールから繰出されるテープやフィル
ム等のテープ状体を、ダクト状のローディング通路内に
沿って１巻取リール側へエアによって移送させるように
構成したテープ状体のローディング装Ｒ（でおいて、ロ
ーディング通路を左右方向においてジグザグ状に折れ曲
る曲線状に形成置傘体の小型化を図ることができるよう
にしたものである。

〔従来の技術〕

従来から、オーブンリール方式の磁気記録再生装置にお
いて、供給リールと巻取リールとの間にダクト状のロー
ディング通路を設け、このローディング通路内にエアを
ブロワによって吐出させるよ５［Ｌ、供給リールから繰
出されろ磁気テープをクーディング通路内に沿って巻取
リール側へ、エアによって移送させるようにしたもので
ある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながらこの種従来の装置でけ６．ＣＩ−ディング
通路が複雑に折れ曲っているものが多（、風量が強（て
多い、大型のブロワな用いなげれば。

テープ状体のエアによる移送を確実に行えなかった。ｉ
た。ｏ−ディング通路の周辺に無駄な空間ができていて
、Ｉ：ｌ−ディング装置全体が大型になっていた。

この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たものであって、風量の小さなブロワな用いても、テー
プ状体のエアによる移送を容易にかつ確実に行え、しか
も、供給リールと巻取リールとの下部にローディング通
路を無駄な空間ができないように配置したテープ状体の
ローディング装置を提供しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明のテープ状体のローディング装置は、供給リー
ルと巻取リールとを左右に間隔を隔てて配置し、案内ド
ラムを供給リールの下部に配置し。

始端が供給リールの下部に近接して配置され、終端が巻
取リールの下方に配置されたダクト状のローディング通
路を設け、このローディング通路は。

案内ドラムの周面に沿って横向きではｔぽＵ字状をなす
ドラム外周通路と、始端とドラム外周通路とを接続する
横向きでほぼ逆Ｕ字状をなす供給側通路と、ドラム外周
通路と終端とを接続する横向きの巻取側通路とによって
形成し、クーディング通路の床面（上方に向（面のこと
）に沿ってエアを吐出する複数のエア吐出口を設け、こ
れら複数のエア吐出口にエアを吐出するブロワを設け、
供給リールから繰出されるテープ状体を％ローディング
通路の床面に沿って吐出されるエアによって。

ローディング通路内に沿って始端側から終端側へ移送さ
せるように構成したものである。

〔作　用〕

この発明のテープ状体のローディング装置によれば、供
給リールと巻取リールとの下部に配置したローディング
通路が左右方向においてジグザグ状に折れ曲る曲線状に
形成され、かつそのローディング通路の床面に沿ってエ
アを吐出させるようにしであるので、エアがその床面に
沿って確実に流れ、そのエアによってテープ状体を床面
から確実に浮上させて移送させることができて、風量の
小さなブロワを用いてもテープ状体のエアによる移送を
容易にかつ確実に行える。しかも、左右方向においてジ
グザグ状に折れ曲るように配置されたローディング通路
は、供給リールと巻取リールとの下部の空間を左右方向
において全く無駄な空間ができな−よ５に有効に利用す
ることができて。

そのα−ディング通路全体の高さを非常に小さくするこ
とができる。

〔実施例〕

以下に、この発明？オープンリール方式のビデオテープ
レコーダに適用した磁気テープのローディング装置の一
実施例を図面によって説明する。

先ず、第１図及び第２図に示すように、縦型のビデオチ
ープレ；−ダ本体Ｃ以下単にＶＴＲ本体と記載する〕】
の前面】ａで上側の左右には供給リール台２と巻取リー
ル台３とが間隔を隔てて配置されている。そして、テー
プ状体である磁気テープ４が巻装された供給リール５と
、その磁気テ−１４を巻取るための巻取り−ル６とが供
給リール台２と巻取リール台３とに装着されている。ま
た、ＶＴＲ本体】の前面】ａで供給リール５の下部に近
接された位置に案内ドラムである回転ヘッドドラムが配
置されている。

次に、ＶＴＲ本体】の前面１ａで両リール５゜６の下側
に近接された位置にローディング通ｋＮ１９が配置され
ている。このローディング通ｊ８９はその始端９ａが供
給リール５の下部に近接されて配置され、終端９ｂが巻
取リール６の下方に所定間隔を隔てて配置され、かつ回
転ヘッドドラム７の周面７ａに沿って横向きでほぼＵ字
状をなすドラム外周通路９Ｃを有し工いる。なお、始端
９ａとドラム外周通路９Ｃとの間を接続する供給側通路
９ｄは横向きでほぼ逆Ｕ字状に形成されており。

また終端９ｂとドラム外周通１ｉ５９ｄとの間を接続す
る巻取側通路９ｅは終端９ｂに向って次第に上昇される
よ５な横向きに形成されている。従って。

このローディング通路は全体として緩やかなカーブを描
いて左右方向においてジグザグ状に彎曲されている。そ
して、このａ−ディング通ｗ５９は。

ＶＴＲ本体】の前面】ａに取付けられた前面パネル】０
と、その前面パネル】０の前面に嵌合された開閉自在の
前面カバー】１とによってダクト状に形成されている。

なお、前面カバー】】は透明な合成樹脂等によって底形
されたものであｐ、ヒンジ１２によってＶＴＲ本体１に
回転自在に取付けられ、第】図及び第２図に鎖線で示し
た閉蓋状態でロック手段（図示せず）によってロックさ
れるように構成されている。なお、磁気テープ４を回転
ヘッドドラム７の周面７ａにラセン状に巻付けるために
、ローディング通路９は、始端９ａが低く、終端９ｂ＠
が高くなるように緩やかに傾斜されておシ、これに合せ
て、供給リール５が低く、巻取り一ル６が高（なるよう
に段差が設けられている。

次に、ｃ！−ディング通路９の供給側通路９ｄに沿って
、ガイドポストコ４．テンシヨンデイテクター３５．ガ
イドａ−ニア１６．全巾消去ヘッド】７、入口ガイド１
８等が配置され、巻取測道Ｍ９ｅに沿って、出口ガイド
】９．テーパーガイド２０、インピーダンスローラ２】
、オーディオ消去ヘッド２２．オーディオ録再ヘッド２
３、オーディオモニターヘッド２４．キャプスタン２５
．ピンチローラ２６．ガイドローラ２７等のテープガイ
ド類及びヘッド類等が配置されている。

次に、ａ−ディング通路９に沿って複数のエア吐出口２
９ａ〜２９ｅが投げられておシ、】個又は複数のブロワ
３０．３］の複数のエア吐出通路３２８〜３２ｅがエア
吐出口２９ａ〜２９ｅに接続されている。なお１巻取リ
ール６のハブ６ａの周面に設けられた多数のエア吸込口
（図示せず）に片方のブロワ３】のエア吸込口３３がエ
ア吸入通路（図示せず）ン介して接続されていて、その
ブロワ３】によるエアの吸込力によって磁気テープ４の
先端４ａをハブ６ａの周面に巻付けて吸着できるように
構成されている。

次に、ローディング通路９の終端９ｂ側にセンサー３５
が配置されている。このセンサー３５は。

ローディング通路９の両側に配置された発光素子３６と
受光素子３７とからなる光センサーによって構成されて
いて、゛発光素子３６から照射されてローディング通路
９を横切る検出光３８を受光素子３７が受光するもので
ある。

次に、磁気テープ４のローディング動作を説明する。

第】図に示すように、先ず１両ブロワ３０，３】を作動
させると、複数のエア吐出口２９ａ〜２９ｅからローデ
ィング通路９内に矢印ａ〜ｅで示す方向にエアが吐出さ
れる。なお１片方のブロワ３１のエア吸込口３３に吸込
まれるエアによって、巻取リール６のハブ６ａの周面に
はその外側から内側に向って矢印ｆ方向にエアが吸込ま
れる。

次に、供給リール５に巻装されている磁気テープ４の先
端４ａをａ−ディング通路９の始端９ａに臨ませた後に
、供給リール５′ｆ！：矢印ｇ方向に手回し或いは自動
で回転させるようにして、その供給リール５かも磁気テ
ープ４を繰出す。

すると、第１図に実線で示すように、磁気テープ４が、
矢印ａ〜ｅで示す方向に吐出されているニアの吐出力Ｉ
Ｆ：　、Ｊ：つて移送されて、その磁気テープ４がロー
ディング通路９内に沿ってその始端９３側から終端９ｂ
側に至るまで、供給側通路９ｄ、ドラム外周通路９Ｃ及
び巻取側通路９ｅを矢印り方向に移送される。

そして、磁気テープ４の先端４ａがローディング通路９
の終端９ｂまで移送されて、その磁気テープ４のエアに
よる移送が完了された時に、その磁気テープ４の先＠４
ａがセンサー３５圧おけろ発光素子３６からの検出光３
８を遮断し、受光素子３７が非受光状態圧切換えられて
、このセンサー−，３５が磁気テープ４の先端４ａ￥検
出する。

すると、第４図妬示′ｆように、タイマー４０が動作シ
れ、このタイ？−４０＆ｔ：よって設定された一定時間
経過後に、ブロワ０Ｎ１０ＦＦ回路４１によって片方の
ブロワ３０が自動停止される。

そして、タイ’？−４０によって設定された一定時間が
経過される間（実際には、ブロワ３０のモータの電源が
切断された後のモータの少しの間の慣性回転時間も加算
される）に、磁気テープ４の先端４ａがローディング通
路９の終端９ｂからその通路外へ所定長さに矢印り方向
に送出される。

そして、ブロワ３０の停止と共に、エア吐出口２９ａ〜
２９ｄかもローディング通路９内へのヱ′Ｔ吐出が停止
されて、磁気テープ４のエアによる移送が停止される。

なお、供給リール５を矢印ｇ方向に手回しするものであ
わば、そのブロワ３０の停止と共にその手回しを止めれ
ば良（、供給リール５を矢印ｇ方向に自動で回転するも
のであわば一ブロワ３０の停止と共にその供給リー・ル
５の回転も自動停止させることになる。

次に、第１図に鎖線で示すように、山気テープ４の先端
４ａを矢印ｉ方向に手動操作によって持上げて、その先
端４ａを巻取り−ル６の／”１プロａの周面に巻付けて
ブロワ３］によるエアの吸込力によって吸着させる。そ
し、て、その磁気テープ４の先端４ａを巻取リール６の
へプロａの周面に完全に係止した後にブロワ３１も停止
される。

なお、磁気テープ４の先端４ａ？巻取リール６のハブ６
ａの周面に巻付けるのには、必しも、前述したエアの吸
込力を利用した吸着方法でな（ても、ハフ”Ｓａに設け
たスリットに磁気テープ４の先端４ａを差込んで係止す
る方法やその他の各種の係止手段によって係止する方法
を用いることができる。

以上により一磁気テープ４のローディング動作が全て完
了する。

次に、スタンバイ釦が押されると、第１図に示すように
、最初に１回転ヘッドドラム７が矢印ｊ方向に回転駆動
され９次て、テンションディチク乏−１５，、全巾消去
ヘノド］７．入ロガイド１８゜出口ガイド１９．テープ
ガイド２０等の可動部材がそれぞれ点線で示された復動
位置から鎖線で示された往動位置へ往動されて、鎖線で
示す如（。

磁気テープ４が１回転ヘッドドラム７０周面７ａに所定
の巻付角でラセン状に巻付けられると共に。

ベッド類やガイド類に架は渡される。

次Ｊ　プレイ釦が押されると、第１図に示すように、最
初に、キャプスタン２５が矢印に方向忙回転躯動され１
次ＶＣ，，ピンチローラ２６によって磁気テープ４がキ
ャプスタン２５に圧着され４）と共に、供給リール５と
巻取’Ｊ−，Ｉ’ｌ−６とがそれぞれ矢印ｇ、１方向に
回転駆動される。これｔ（よρ１、磁気テープ４がロー
ディング通路９内を矢印１１方向に定速定行されて所望
の記録又は再生が行われる。

なお、記録又は再生時や或いは早送り又は巻戻し時にお
いて、磁気テープ４が不測に切断されたり、Ｓ気テープ
４が巻取り−ルＧ又は供給リール５に完全に巻取られた
結果、センサー３５の受光素子３７が発光素子３６から
の検出光３８を再び受光する受光状ＢＶｃ切換えられる
と、ロープ・イング通路９内の８気テープ４が無くなっ
たと判断して、第４図圧示すように１例えば、テープ走
行駆動系停止回′ｔ１４２が動作されて、磁気テープ４
０走行駆動系や回転ヘッドドラム７が自動停止される。

ところで、このローディング装置では、複数のエア吐出
口２９ａ〜２９ｅは、左右方向においてジグザグ状に折
れ曲ろｌ１ｌ１３線状に形成さｊ、たローデインク通路
９のドラム外周通路９ｃ、供給側通路９ｄ、巻取側通路
９ｅの各床面（上方に向く面のこと）９ｃ、９ｄ、９ｅ
に沿ってエアを吐出するよう忙設けられている。

この結果、エア吐出口２９ａ〜２９ｅから矢印ａ％　ｅ
方向に吐出されるエアは、第３図に示すように、各床面
９ｃ、９ｄ、９ｅに沿って確実に流れ、そのエアによっ
て磁気テープ４を床面９Ｃ′。

９ｄ、９ｅから確実に浮上させて移送させることができ
て、風量の小さなブロワ３０，３］を用いて電磁気テー
プ４のエアによる移送を容易にかつ確実に行える。

しかして、第３図は、ドラム外周通路９ｃの巻取側通路
９ｅとの接続部分９ｆを示したものであるが、その接続
部分の床面９ｆを巻取側通路９ｅ側に至るに従って回転
ヘッドドラム７の周面７ａから徐々に離間される曲面に
形成している。

この結果、ドラム外周通ｗ１９Ｃのエア吐出口２９Ｃか
ら、その床面９　ｃ’に沿って矢印ｄ方向に吐出される
エアが、コアンダ効果（壁面に沿って噴出する噴流が、
壁面が彎曲していてもそれに付着して流れる性質のこと
。）によって、接続部分９ｆの床面９ｆの曲面に沿って
矢印（ｌｄ、ｄのように流れ、そのエアの矢印ｄ、ｄ、
ｄ　　の流れに沿って磁気テープ４の先端４ａが床面９
　ｆ’に沿って確実に移送される。

従って、第３図に点線で示すよ５に、ドラム外周通路９
ｃに沿って矢印り方向に移送されてきた磁気テープ４の
先端４ａが、その筐ま回転ヘッドドラム７の周面７ａに
沿って矢印ｈ“方向に巻込まれてしま５ことが全くなく
、磁気テープ４の先端をドラム外周通路９ｃから巻取側
通路９ｅへ極めて円滑かつ確実に移送させることができ
る。

そしてこのように、ドラム外周通ｗ１９　ｃから巻取側
通路９ｅへの磁気テープ４の移送を確実に行えることに
起因して、第１図に示すように、ドラム外周通路９ｃの
出入口部分に大きな空間４４を形成することができて、
この空間４４部分において回転ヘッドドラム７のクリー
ニング等を容易に行える。

また、このローディング装置によれば、第１図に示すよ
５に、左右方向においてジグザグ状に折れ曲るよ５に配
置されたローディング通路９が。

供給リール５と巻取リール６との下部の空間を左右方向
において全（無駄な空間ができないよ５忙有効に利用す
るので、そのａ−ディング通ｊｌｆ５９全体の高さＨｌ
を非常に小さくすることができて、ローディング装置全
体の高さＨ２が非常に小さくなっている。

以上、この発明の実施例に付き述べたが、この発明は実
施例に限定されることなく、この発明の技術的思想に基
づいて各種の有効な変更が可能である。

またこの発明は、オープンリール方式のビデオテープレ
コーダに限定されることな（、磁気テープを用いる磁気
記鋒再生装置や映写フィルムを用いる映写装置等の如く
、テープやフィルム等の各種のテープ状体のローディン
グ装置に適用可能である。

〔発明の効果〕

以上述べたように、この発明のテープ状体のローディン
グ装置は、供給リールと巻取リールとの下部に配置した
ローディング通路を左右方向においてジグザグ状に折れ
曲る曲線状に形成し、かつそのローディング通路の床面
に沿ってエアを吐出させるようにしであるので、風量の
小さなブロワな用いても、テープ状体のエアによる移送
を容易にかつ確実に行える。そして、ブロワの小型化を
図り得ることから、ローディング装置全体の小型。

軽量化及び省電力化を図ることができる。しかも。

左右方向においてジグザグ状に折れ曲るように配置され
たローディング通路は、供給リールと巻取リールとの下
部の空間を左右方向において全く無駄な空間ができない
ように有効に利用することができて、そのローディング
通路全体の高さを非常に小さくすることができるので、
ローディング装置全体の高さを非常に小さくして、著し
い小型化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示したものであって、第】
図はローディング装置全体を示した正面図、第２図はロ
ーディング装置全体を示した斜視図、第３図はローディ
ング通路の一部を示した正面図、第４図はセンサーによ
る動作を説明するブロック図である。 また図面医用いられた符号において。 ４・・・・・・・・・・磁気テープ（テープ状体）５・
・・・・・・・・・供給リール ６・・・・・・・・・・巻取リール ７・・・・・・・・・・回転ヘッドドラム（案内ドラム
） ９・・・・・・・・・・ローディング通路９ａ・・・・
・・・・ローディング通路の始端９ｂ・・・・・・・・
ローディング通路の終端９Ｃ・・・・・・・・ドラム外
周通路 ９ｄ・・・・・・・・供給側通路 ９Ｃ・・・・・・・・巻取側通路 ９　ｃ　ｓ　９　ｄ　＊　９　ｅ　＊　９　ｆ　・−−
−−−−−床面２９ａ〜２９ｅ・・・・・・・・エア吐
出口３０．３１・・・・・・・・ブロワ である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 供給リールと巻取リールとを左右に間隔を隔てて配置し
   、案内ドラムを供給リールの下部に配置し、 始端が供給リールの下部に近接して配置され、終端が巻
   取リールの下方に配置されたダクト状のローディング通
   路を設け、このローディング通路は、案内ドラムの周面
   に沿つて横向きでほぼＵ字状をなすドラム外周通路と、
   始端とドラム外周通路とを接続する横向きでほぼ逆Ｕ字
   状をなす供給側通路と、ドラム外周通路と終端とを接続
   する横向きの巻取側通路とによつて形成し、 ローディング通路の床面に沿つてエアを吐出する複数の
   エア吐出口を設け、これら複数のエア吐出口にエアを吐
   出するブロワを設け、 供給リールから繰出されるテープ状体を、ローディング
   通路の床面に沿つて吐出されるエアによつて、ローディ
   ング通路内に沿つて始端側から終端側へ移送させるよう
   に構成したテープ状体のローディング装置。