JPH0450592Y2 - - Google Patents

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JPH0450592Y2
JPH0450592Y2 JP1122287U JP1122287U JPH0450592Y2 JP H0450592 Y2 JPH0450592 Y2 JP H0450592Y2 JP 1122287 U JP1122287 U JP 1122287U JP 1122287 U JP1122287 U JP 1122287U JP H0450592 Y2 JPH0450592 Y2 JP H0450592Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばオープンリール方式の磁気
記録再生装置に適用するのに最適なテープ状体の
ローデイング装置であつて、特に、テープやフイ
ルム等のテープ状体をダクト状のローデイング通
路に沿つてエアで移送させるようにしたものに関
する。
〔考案の概要〕
この考案は、供給リールから繰出されるテープ
やフイルム等のテープ状体を、ダクト状のローデ
イング通路内に沿つて、巻取リール側へエアによ
つて移送させるように構成したテープ状体のロー
デイング装置において、ブロワからローデイング
通路へエアを送るためのエア移送路を、そのロー
デイング通路が前面に設けられたベースプレート
の背面構造を利用してそのベースプレートに一体
に設けることにより、ブロワからローデイング通
路へエアを送るための配管構造の簡素化を図つた
ものである。
〔従来の技術〕
従来から、オープンリール方式の磁気記録再生
装置において、始端が供給リール側に配置され、
終端が巻取リール側に配置されたダクト状のロー
デイング通路と、そのローデイング通路に沿つて
設けられた複数のエア吐出口と、そのエア吐出口
からローデイング通路内にエアを吐出させるブロ
ワとを具備し、供給リールから繰出されるテープ
状体をエア吐出口から吐出されるエアによつてロ
ーデイング通路内に沿つて始端側から終端側へ移
送させるように構成したテープ状体のローデイン
グ装置がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この種従来のローデイング装置
では、ブロワからローデイング通路の複数のエア
吐出口へエアを移送するための配管構造が非常に
複雑であつた。
即ち、通常この種配管にはビニールパイプ等を
用いるが、そのビニールパイプを複数の分岐管を
用いて複数に分岐して配管しなければならず、そ
のビニールパイプの配管が非常に面倒であり、部
品点数並びに組立工数が多くて著しくコスト高に
つく。また、ビデオテープレコーダ等において
は、リール台や回転ヘツドドラム及びこれらの駆
動モータ等の回転機構部にビニールパイプが接触
しないように配管しなければならず、そのビニー
ルパイプの配管路や管径等に著しい制限が加わ
る。このために、管径の太いビニールパイプを直
線的に配管することはできず、管径の細いビニー
ルパイプを種々屈曲させて配管しなければならな
いために、ブロワからローデイング通路へのエア
の供給効率が低く、ローデイング通路内でのエア
の流量を多くすることができない関係で、エアに
よるテープ状体の移送をスムーズに行い難い。特
に、配管の不手際等によつて、ビニールパイプが
折れてしまえば、ローデイング通路へエアを供給
できなくなる事故も発生する。
この考案は、このような問題点を解決するため
になされたものであつて、ブロワからローデイン
グ通路へエアを送るためのエア移送路を、そのロ
ーデイング通路が前面に設けられたベースプレー
トの背面構造を利用してそのベースプレートに一
体に設けたテープ状体のローデイング装置を提供
しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前述したテープ状体のローデイン
グ装置において、前記ローデイング通路をベース
プレートの前面に設け、このベースプレートの背
面に多数の補強用リブを一体に設けると共に複数
のリブ上に部分的なカバーを取付けて、このベー
スプレートの背面に複数のリブとカバーとによつ
て囲まれたエア移送路を形成し、前記ブロワをベ
ースプレートの背面に取付けて、そのブロワのエ
ア吐出口をエア移送路の一部に直接接続させ、そ
のエア移送路からベースプレートの前面側に開口
させた複数のエア吐出ノズルを前記ローデイング
通路の複数のエア吐出口に接続したものである。
〔作用〕
この考案のテープ状体のローデイング装置によ
れば、ブロワからローデイング通路へエアを送る
ためのエア移送路を、ベースプレートの背面に一
体に設けられた補強用リブを利用して、そのベー
スプレートの背面に一体に設けられている。そし
て、ブロワのエア吐出口がそのエア移送路の一部
に直接接続されていて、ブロワとエア移送路との
間でのビニールパイプ等による配置は不要であ
り、かつ、エア移送路からローデイング通路の複
数のエア吐出口へはそのエア移送路から開口させ
た複数のエア吐出ノズルによつてエアが送られ
る。
〔実施例〕
以下、この考案をオープンリール方式のビデオ
テープレコーダに適用した磁気テープのローデイ
ング装置の一実施例を図面によつて説明する。
先ず、第4図及び第5図に示すように、縦型の
ビデオテープレコーダ本体であるベースプレート
1の前面1aで上側の左右には供給リール台2と
巻取リール台3とが間隔を隔てて配置されてい
る。そして、テープ状体である磁気テープ4が巻
装された供給リール5と、その磁気テープ4を巻
取るための巻取リール6とが供給リール台2と巻
取リール台3とに装着されている。また、ベース
プレート1の前面1aで供給リール5の下部に近
接された位置に案内ドラムである回転ヘツドドラ
ム7が配置されている。
次に、ベースプレート1の前面1aで両リール
5,6の下側に近接された位置にローデイング通
路9が配置されている。このローデイング通路9
はその始端9aが供給リール5の下部に近接され
て配置され、終端9bが巻取リール6の下方に所
定間隔を隔てて配置され、かつ、回転ヘツドドラ
ム7の周面7aに沿つて横向きでほぼU字状をな
すドラム外周通路9cを有している。なお、始端
9aとドラム外周通路9cとの間の供給側通路9
dは横向きでほぼ逆U字状に形成されており、ま
た終端9bとドラム外周通路9cとの間の巻取側
通路9eは終端9bに向かつて次第に上昇される
ように形成されている。従つて、このローデイン
グ通路は全体として緩やかなカーブを描いてジグ
ザグ状に彎曲されている。そして、このローデイ
ング通路9は、ベースプレート1の前面1aに取
付けられた前面パネル10と、その前面パネル1
0の前面に嵌合された開閉自在の前面カバー11
とによつてダクト状に形成されている。なお、前
面カバー11は透明な合成樹脂等によつて成形さ
れたものであり、ヒンジ12によつてベースプレ
ート1に回転自在に取付けられ、第4図及び第5
図に鎖線で示した閉蓋状態でロツク手段(図示せ
ず)によつてロツクされるように構成されてい
る。なお、磁気テープ4を回転ヘツドドラム7の
周面7aにラセン状に巻付けるために、ローデイ
ング通路9は、始端9a側が低く、終端9b側が
高くなるように緩やかに傾斜されており、これに
合せて、供給リール5が低く、巻取リール6が高
くなるように段差が設けられている。
次に、ローデイング通路9の供給側通路9dに
沿つて、ガイドポスト14、テンシヨンデイテク
ター15、ガイドローラ16、全巾消去ヘツド1
7、入口ガイド18等が配置され、巻取側通路9
eに沿つて、出口ガイド19、テーパーガイド2
0、インピーダンスローラ21、オーデイオ消去
ヘツド22、オーデイオ録再ヘツド23、オーデ
イオモニターヘツド24、キヤプスタン25、ピ
ンチローラ26、ガイドローラ27等のテープガ
イド類及びヘツド類等が配置されている。
次に、ローデイング通路9に沿つて複数のエア
吐出口29a〜29eが設けられており、1個又
は複数のブロワ30,31からの複数のエア吐出
通路32a〜32eがエア吐出口29a〜29e
に接続されている。なお、巻取リール6のハブ6
aの周面に設けられた多数のエア吸込口(図示せ
ず)に片方のブロワ31のエア吸込口がエア吸込
通路33を介して接続されていて、そのブロワ3
1によるエアの吸込力によつて磁気テープ4の先
端4aをハブ6aの周面に巻付けて吸着できるよ
うに構成されている。
次に、ローデイング通路9の終端9b側にセン
サー35が配置されている。このセンサー35
は、ローデイング通路9の両側に配置された発光
素子36と受光素子37とからなる光センサーに
よつて構成されていて、発光素子36から照射さ
れてローデイング通路9を横切る検出光38を受
光素子37が受光するものである。
次に、磁気テープ4のローデイング動作を説明
する。
第4図に示すように、先ず、両ブロワ30,3
1を作動させると、複数のエア吐出口29a〜2
9eからローデイング通路9内に矢印a〜eで示
す方向にエアが吐出される。なお、片方のブロワ
31のエア吸込口33に吸込まれるエアによつ
て、巻取リール6のハブ6aの周面にはその外側
から内側に向かつて矢印f方向にエアが吸込まれ
る。
しかしてこの際、ブロワ30,31の作動と同
時に、回転ヘツドドラム7が第4図で矢印h方向
に高速で回転駆動される。
次に、供給ルール5に巻装されている磁気テー
プ4の先端4aをローデイング通路9の始端9a
に臨ませた後に、供給リール5を矢印g方向に手
回し或いは自動で回転させるようにして、その供
給リール5から磁気テープ4を繰出す。
すると、第4図に実線で示すように、磁気テー
プ4が、矢印a〜eで示す方向に吐出されている
エアの吐出力によつて移送されて、その磁気テー
プ4がローデイング通路9内に沿つてその始端9
a側から終端9b側に至るまで、供給側通路9
d、ドラム外周通路9c及び巻取側通路9eを矢
印h方向に移送される。
そして、磁気テープ4の先端4aがローデイン
グ通路9の終端9bまで移送されて、その磁気テ
ープ4のエアによる移送が完了された時に、その
磁気テープ4の先端4aがセンサー35における
発光素子36からの検出光38を遮断し、受光素
子37が非受光状態に切換えられて、このセンサ
ー35が磁気テープ4の先端4aを検出する。
すると、タイマー(図示せず)が動作され、こ
のタイマーによつて設定された一定時間経過後
に、ブロワ30が自動停止される。
そして、タイマーによつて設定された一定時間
が経過される間(実際には、ブロワ30のモータ
の電源が切断された後のモータの少しの間の慣性
回転時間も加算される)に、磁気テープ4の先端
4aがローデイング通路9の終端9bからその通
路外へ所定長さに矢印h′方向に送出される。そし
て、ブロワ30の停止と共に、エア吐出口29a
〜29dからローデイング通路9内へのエア吐出
が停止されて、磁気テープ4のエアによる移送が
停止される。なお、供給リール5を矢印g方向に
手回しするものであれば、そのブロワ30の停止
と共にその手回しを止めれば良く、供給リール5
を矢印g方向に自動で回転するものであれば、ブ
ロワ30の停止と共にその供給リール5の回転も
自動停止させることになる。
次に、第4図に鎖線で示すように、磁気テープ
4の先端4aを矢印i方向に手動操作によつて持
上げて、その先端4aを巻取リール6のハブ6a
の周面に巻付けてブロワ31によるエアの吸込力
によつて吸着させる。そして、その磁気テープ4
の先端4aを巻取リール6のハブ6aの周面に完
全に係止した後にブロワ31も停止される。
なお、磁気テープ4の先端4aを巻取リール6
のハブ6aの周面に巻付けるのには、必しも、前
述したエアの吸込力を利用した吸着方法でなくて
も、ハブ6aに設けたスリツトに磁気テープ4の
先端4aを差込んで係止する方法やその他の各種
の係止手段によつて係止する方法を用いることが
できる。
以上により、磁気テープ4のローデイング動作
が全て完了する。
次に、スタンバイ釦が押されると、第4図に示
すように、最初に、回転ヘツドドラム7が矢印j
方向に回転駆動され、次に、テンシヨンデイテク
ター15、全巾消去ヘツド17、入口ガイド1
8、出口ガイド19、テープガイド20等の可動
部材がそれぞれ点線で示された復動位置から鎖線
で示された往動位置へ往動されて、鎖線で示す如
く、磁気テープ4が、回転ヘツドドラム7の周面
7aに所定の巻付角でラセン状に巻付けられると
共に、ヘツド類やガイド類に掛け渡される。
次に、プレイ釦が押されると、第4図に示すよ
うに、最初に、キヤプスタン25が矢印k方向に
回転駆動され、次に、ピンチローラ26によつて
磁気テープ4がキヤプスタン25に圧着されると
共に、供給リール5と巻取リール6とがそれぞれ
矢印g,l方向に回転駆動される。これにより、
磁気テープ4がローデイング通路9内を矢印h方
向に定速走行されて所望の記録又は再生が行われ
る。
なお、記録又は再生時や或いは早送り又は巻戻
し時において、磁気テープ4が不測に切断された
り、磁気テープ4が巻取リール6又は供給リール
5に完全に巻取られた結果、センサー35の受光
素子37が発光素子36からの検出光38を再び
受光する受光状態に切換えられると、ローデイン
グ通路9内の磁気テープ4が無くなつたと判断し
て、例えば、テープ走行駆動系停止回路(図示せ
ず)が動作されて、磁気テープ4の走行駆動系や
回転ヘツドドラム7が自動停止される。
次に、第1図〜第3図によつて、ブロワ30,
31からローデイング通路9へエアを送るための
配管構造について説明する。
先ず、ローデイング通路9等が前面1aに設け
られたベースプレート1はアルミニウムの鋳物等
の軽金属等によつて成形されたものであり、その
背面1bには縦横に配列された多数の補強用リブ
40が一体成形されて設けられている。そして、
2枚の部分的なカバー41a,41bがそれぞれ
複数のリブ40a,40b上にそれぞれ複数のビ
ス42a,42bによつて取付けられて、ベース
プレート1の背面1bにそれぞれ複数のリブ40
a,40bとカバー41a,41bとによつて囲
まれた2つのエア移送路43a,43bが形成さ
れている。そして、ベースプレート1の前面1a
側にはエア移送路43a,43bに接続された複
数のエア吐出ノズル44a〜44dが開口されて
いる。なお、これらのエア吐出ノズル44a〜4
4dはベースプレート1に一体成形されたもので
ある。
次に、両ブロワ30,31はケーシング46内
にモータ47によつて回転駆動されるフアン48
を設けたものであり、ケーシング46の上下両端
にエア吸込口49とエア吐出口50とが設けられ
ている。そして、両ブロワ30,31はベースプ
レート1の背面1bにそれぞれ複数のビス51
a,51bによつて取付けられて、これらのエア
吐出口50が両エア移送路43a,43bの上端
に直接接続されている。なお、片方のブロワ31
のエア吸込口49は前記エア吸込通路33に接続
されている。
次に、ベースプレート1の前面1aに取付けら
れた前記前面パネル10は合成樹脂等によつて成
形されたものであり、この前面パネル10に前記
複数のエア吐出通路32a〜32eが一体成形さ
れ、これら複数のエア吐出通路32a〜32eの
一端が前記ローデイング通路9に沿つて設けられ
た前記複数のエア吐出口29a〜29eに構成さ
れている。そして、前面パネル10をベースプレ
ート1の前面にビス止め等によつて取付けた時
に、複数のエア吐出通路32a〜32eの他端が
複数のエア吐出ノズル44a〜44dに接続され
るように構成されている。
エアを送るための配管構造は以上の如く構成さ
れていて、両ブロワ30,31が作動されると、
これらのエア吐出口50から両エア移送路43
a,43b内の上端に直接エアが吐出される。そ
して、両エア移送路43a,43b内に吐出され
たエアは、複数のエア吐出ノズル44a〜44d
から複数のエア吐出通路32a〜32eに吐出さ
れて、ローデイング通路9の複数のエア吐出口2
9a〜29eから矢印a〜e方向に吐出される。
そして、この配管構造によれば、従来のような
ビニールパイプ等による配管が一切不要である。
そして、両エア移送路43a,43bは第1図に
寸法Aで示したベースプレート1の補強用リブ4
0を含む板厚内に一体に設けられるものであり、
これら両エア移送路43a,43bを設けること
によつてベースプレート1の板厚Aが大きくなつ
たり、或いはベースプレート1の強度が低下する
ような不都合は全く発生しない。更に、リブ40
a,40bの間隔等を利用して、両エア移送路4
3a,43bの断面積をビニールパイプの管径等
に比べて非常に大きくすることができる。この結
果、両エア移送路43a,43b内でのエアの移
送ロスを少なくすることができて、両ブロワ3
0,31からローデイング通路9の複数のエア吐
出口29a〜29eへのエア供給効率をビニール
パイプ等に比べて著しく高くすることができ、複
数のエア吐出口29a〜29eからローデイング
通路9内にエアを勢い良くかつ十分な流量で吐出
させることができる。
以上、この考案の実施例に付き述べたが、この
考案は実施例に限定されることなく、この考案の
技術的思想に基づいて各種の有効な変更が可能で
ある。
またこの考案は、オープンリール方式のビデオ
テープレコーダに限定されることなく、磁気テー
プを用いる磁気記録再生装置や映写フイルムを用
いる映写装置等の如く、テープやフイルム等の各
種のテープ状体のローデイング装置に適用可能で
ある。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案のテープ状体のロ
ーデイング装置は、ブロワからローデイング通路
へエアを送るためのエア移送路を、ベースプレー
トの背面に一体に設けられた補強用リブを利用し
て、そのベースプレートの背面に一体に設け、特
に、ブロワのエア吐出口をそのエア移送路の一部
に直接接続して、ブロワとエア移送路との間での
ビニールパイプ等による配置を不要にし、かつ、
エア移送路からローデイング通路の複数のエア吐
出口へはそのエア移送路から開口させた複数のエ
ア吐出ノズルによつてエアを送るようにしたの
で、ブロワからローデイング通路の複数のエア吐
出口へエアを移送するためのビニールパイプ等に
よる配管を不要にすることができて、その配管構
造を著しく簡素化することができる。しかも、エ
ア移送路は、ベースプレートの背面に一体に設け
られた補強用リブに部分的なカバーを取付けるだ
けのものであり、部品点数並びに組立工数が非常
に少なく、構造が簡単で低コストなものである。
また、エア移送路の断面積をビニールパイプの管
径等に比べて非常に大きくすることができるの
で、そのエア移送路内でのエアの移送ロスが少な
く、ブロワからローデイング通路へのエア供給効
率がビニールパイプ等に比べて著しく高くするこ
とができる。従つて、ローデイング通路内でのエ
アの流量を十分に多くすることができて、エアに
よるテープ状体の移送をスムーズに行うことがで
きる。また、ビニールパイプ等のように不測に折
れたためにローデイング通路へエアを供給できな
くなるような事故は全く発生せず、信頼性が高い
上に、配管の管理等が非常に容易となる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示したものであつ
て、第1図は要部である第2図−矢視での断
面図、第2図は要部であるベースプレートの背面
図、第3図は要部であるベースプレートの正面
図、第4図はローデイング装置全体を示した正面
図、第5図はローデイング装置全体を示した斜視
図である。 なお図面に用いられた符号において、1……ベ
ースプレート、1a……ベースプレートの前面、
1b……ベースプレートの背面、4……磁気テー
プ(テープ状体)、5……供給リール、6……巻
取リール、9……ローデイング通路、9a……ロ
ーデイング通路の始端、9b……ローデイング通
路の終端、29a〜29e……ローデイング通路
のエア吐出口、30,31……ブロワ、32a〜
32e……エア吐出通路、40,40a,40b
……リブ、41a,41b……カバー、43a,
43b……エア移送路、44a〜44d……エア
吐出ノズル、50……ブロワのエア吐出口、であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 始端が供給リール側に配置され、終端が巻取リ
    ール側に配置されたダクト状のローデイング通路
    と、そのローデイング通路に沿つて設けられた複
    数のエア吐出口と、そのエア吐出口からローデイ
    ング通路内にエアを吐出させるブロワとを具備
    し、 供給リールから繰出されるテープ状体をエア吐
    出口から吐出されるエアによつてローデイング通
    路内に沿つて始端側から終端側へ移送させるよう
    に構成したテープ状体のローデイング装置におい
    て、 前記ローデイング通路をベースプレートの前面
    に設け、このベースプレートの背面に多数の補強
    用リブを一体に設けると共に複数のリブ上に部分
    的なカバーを取付けて、このベースプレートの背
    面に複数のリブとカバーとによつて囲まれたエア
    移送路を形成し、 前記ブロワをベースプレートの背面に取付け
    て、そのブロワのエア吐出口をエア移送路の一部
    に直接接続させ、そのエア移送路からベースプレ
    ートの前面側に開口させた複数のエア吐出ノズル
    を前記ローデイング通路の複数のエア吐出口に接
    続したことを特徴とするテープ状体のローデイン
    グ装置。
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