JP2570713B2 - テ−プ状体のロ−デイング装置 - Google Patents
テ−プ状体のロ−デイング装置Info
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- JP2570713B2 JP2570713B2 JP62008751A JP875187A JP2570713B2 JP 2570713 B2 JP2570713 B2 JP 2570713B2 JP 62008751 A JP62008751 A JP 62008751A JP 875187 A JP875187 A JP 875187A JP 2570713 B2 JP2570713 B2 JP 2570713B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばオープンリール方式の磁気記録再
生装置に適用するのに最適なテープ状体のローデイング
装置であつて、特に、テープやフイルム等のテープ状体
をダクト状のローデイング通路に沿つてエアで移送させ
るようにしたものに関する。
生装置に適用するのに最適なテープ状体のローデイング
装置であつて、特に、テープやフイルム等のテープ状体
をダクト状のローデイング通路に沿つてエアで移送させ
るようにしたものに関する。
この発明は、供給リールから繰出されるテープやフィ
ルムなどのテープ状体を、ブロワから供給されるエアに
よりダクト状のローディング通路に沿って巻取リール側
へと移送させるように構成したテープ状体のローディン
グ装置において、テープ状体のローディング準備が完了
した時点でブロワを自動的に作動させるようにする一
方、ローディング(エアによるテープ状体の移送)が一
定時間以内に終了したときにはその終了時点の前後で、
また、一定時間内に終了しなかったときにはこの一定時
間が経過した時点でブロワを自動的に停止させることに
よって、テープ状体のローディング(エアーによるテー
プ状体の移送)を簡単な操作によりタイミング良く行え
るようにすると共に、ブロワの保護も図り得るようにし
たものである。
ルムなどのテープ状体を、ブロワから供給されるエアに
よりダクト状のローディング通路に沿って巻取リール側
へと移送させるように構成したテープ状体のローディン
グ装置において、テープ状体のローディング準備が完了
した時点でブロワを自動的に作動させるようにする一
方、ローディング(エアによるテープ状体の移送)が一
定時間以内に終了したときにはその終了時点の前後で、
また、一定時間内に終了しなかったときにはこの一定時
間が経過した時点でブロワを自動的に停止させることに
よって、テープ状体のローディング(エアーによるテー
プ状体の移送)を簡単な操作によりタイミング良く行え
るようにすると共に、ブロワの保護も図り得るようにし
たものである。
従来から、オープンリール方式の磁気記録再生装置に
おいて、供給リールと巻取リールとの間にダクト状のロ
ーデイング通路を設け、このローデイング通路内にエア
をブロワによつて吐出させるようにし、供給リールから
繰出される磁気テープをローデイング通路内に沿つて巻
取リール側へエアによつて移送させるようにしたものが
ある。
おいて、供給リールと巻取リールとの間にダクト状のロ
ーデイング通路を設け、このローデイング通路内にエア
をブロワによつて吐出させるようにし、供給リールから
繰出される磁気テープをローデイング通路内に沿つて巻
取リール側へエアによつて移送させるようにしたものが
ある。
しかしながらこの種従来のローデイング装置では、ブ
ロワを作動させるための専用スイツチを手動操作してブ
ロワを作動させており、操作が煩雑である上に、ブロワ
の作動が早過ぎたり、遅過ぎたりし易くて、テープ状体
のローデイング(エアによるテープ状体の移送)をタイ
ミング良く行えなかつた。
ロワを作動させるための専用スイツチを手動操作してブ
ロワを作動させており、操作が煩雑である上に、ブロワ
の作動が早過ぎたり、遅過ぎたりし易くて、テープ状体
のローデイング(エアによるテープ状体の移送)をタイ
ミング良く行えなかつた。
また、ローデイング中においてテープ状体がローデイ
ング通路内の途中で不測につまつたり、或いは、テープ
状体のローデイングを途中で中止したような時に、往々
にしてブロワが作動されたままになり、必要以上にブロ
ワの寿命を短くする要因になつている。また、ブロワを
不必要に作動させると、騒音の問題も発生する。
ング通路内の途中で不測につまつたり、或いは、テープ
状体のローデイングを途中で中止したような時に、往々
にしてブロワが作動されたままになり、必要以上にブロ
ワの寿命を短くする要因になつている。また、ブロワを
不必要に作動させると、騒音の問題も発生する。
この発明は、このような問題点を解決するためになさ
れたものであつて、テープ状体のローデイング準備が完
了した時点で、ブロワを自動的に作動させるようにする
一方、テープ状体のローデイングが一定時間内に終了し
ない時等には、ブロワを自動的に停止させるようにした
テープ状体のローデイング装置を提供しようとするもの
である。
れたものであつて、テープ状体のローデイング準備が完
了した時点で、ブロワを自動的に作動させるようにする
一方、テープ状体のローデイングが一定時間内に終了し
ない時等には、ブロワを自動的に停止させるようにした
テープ状体のローデイング装置を提供しようとするもの
である。
この発明は、前述したテープ状体のローデイング装置
において、供給リールが装着される供給リール台の一定
角度以上の回転を検出して前記ブロワを作動させる回転
検出器と、ローディング通路に沿ってその終端側に移送
された前記テープ状体の先端部がこのローディング通路
の終端附近に達したことを検出してブロワを停止させる
センサーと、ブロワの作動後の一定時間内にセンサーが
テープ状体の先端部を検出しなかったときにブロワを停
止させるタイマーとをそれぞれ有するブロワ制御回路を
設け、供給リール台が一定角度以上回転したときに、こ
の供給リール台に装着された供給リールからテープ状体
が繰出されてこのテープ状体の先端側がローディング通
路内にその始端側から挿入されると共に、供給リール台
の回転が回転検出器により検出されてブロワが作動し、
これによって、エア吐出口から吐出されるエアによりテ
ープ状体がローディング通路に沿って巻取リール側へと
移送されるように構成し、ブロワの作動後の一定時間内
にセンサーがテープ状体の先端部を検出することにより
ブロワが停止すると共に、一定時間内にセンサーがこの
先端部を検出しなかったときにはタイマーによりブロワ
が停止するように構成したものである。
において、供給リールが装着される供給リール台の一定
角度以上の回転を検出して前記ブロワを作動させる回転
検出器と、ローディング通路に沿ってその終端側に移送
された前記テープ状体の先端部がこのローディング通路
の終端附近に達したことを検出してブロワを停止させる
センサーと、ブロワの作動後の一定時間内にセンサーが
テープ状体の先端部を検出しなかったときにブロワを停
止させるタイマーとをそれぞれ有するブロワ制御回路を
設け、供給リール台が一定角度以上回転したときに、こ
の供給リール台に装着された供給リールからテープ状体
が繰出されてこのテープ状体の先端側がローディング通
路内にその始端側から挿入されると共に、供給リール台
の回転が回転検出器により検出されてブロワが作動し、
これによって、エア吐出口から吐出されるエアによりテ
ープ状体がローディング通路に沿って巻取リール側へと
移送されるように構成し、ブロワの作動後の一定時間内
にセンサーがテープ状体の先端部を検出することにより
ブロワが停止すると共に、一定時間内にセンサーがこの
先端部を検出しなかったときにはタイマーによりブロワ
が停止するように構成したものである。
この発明によれば、供給リールを供給リール台に装着
した後に供給リールに巻装されているテープ状体の先端
をローディング通路の始端に持ち来たすべく供給リール
台を一定角以上手動で回転させて、テープ状体のローデ
ィング準備を完了すると、そのことが、供給リール台の
一定角以上の回転として回転検出器により自動的に検出
されて、ブロワが自動的に作動する。
した後に供給リールに巻装されているテープ状体の先端
をローディング通路の始端に持ち来たすべく供給リール
台を一定角以上手動で回転させて、テープ状体のローデ
ィング準備を完了すると、そのことが、供給リール台の
一定角以上の回転として回転検出器により自動的に検出
されて、ブロワが自動的に作動する。
一方、ブロワの作動後には、テープ状体は供給リール
の回転に伴って供給リールから繰出されてエアによりロ
ーディング通路に沿って巻取リール側へと移送する。そ
して、ブロワの作動後の一定時間以内にセンサーがテー
プ状体の先端部を検出したときや、センサーが上記先端
部を検出することなく上記一定時間が経過したときには
ブロワが自動的に停止するので、ブロワの作動後に行わ
れるテープ状体のローディングが順調に行われるか多少
トラブルを生じても何とか短時間に行われたときには、
このローディングの終了時点の前後でブロワが自動的に
停止し、また、上記ローディング中にテープ状体がロー
ディング通路の途中で不測に詰まるなどして、ブロワの
作動後の一定時間内に上記ローディングが終了しないと
きには、この一定時間が経過した時点でブロワが自動的
に停止する。
の回転に伴って供給リールから繰出されてエアによりロ
ーディング通路に沿って巻取リール側へと移送する。そ
して、ブロワの作動後の一定時間以内にセンサーがテー
プ状体の先端部を検出したときや、センサーが上記先端
部を検出することなく上記一定時間が経過したときには
ブロワが自動的に停止するので、ブロワの作動後に行わ
れるテープ状体のローディングが順調に行われるか多少
トラブルを生じても何とか短時間に行われたときには、
このローディングの終了時点の前後でブロワが自動的に
停止し、また、上記ローディング中にテープ状体がロー
ディング通路の途中で不測に詰まるなどして、ブロワの
作動後の一定時間内に上記ローディングが終了しないと
きには、この一定時間が経過した時点でブロワが自動的
に停止する。
以下に、この発明をオープンリール方式のビデオテー
プレコーダに適用した磁気テープのローデイング装置の
一実施例を図面によつて説明する。
プレコーダに適用した磁気テープのローデイング装置の
一実施例を図面によつて説明する。
先ず、第2図及び第3図に示すように、縦型のビデオ
テープレコーダ本体(以下単にVTR本体と記載する)1
の前面1aで上側の左右には供給リール台2と巻取リール
台3とが間隔を隔てて配置されている。そして、テープ
状体である磁気テープ4が巻装された供給リール5と、
その磁気テープ4を巻取るための巻取リール6とが供給
リール台2と巻取リール台3とに装着されている。ま
た、VTR本体1の前面1aで供給リール5の下部に近接さ
れた位置に案内ドラムである回転ヘツドドラム7が配置
されている。
テープレコーダ本体(以下単にVTR本体と記載する)1
の前面1aで上側の左右には供給リール台2と巻取リール
台3とが間隔を隔てて配置されている。そして、テープ
状体である磁気テープ4が巻装された供給リール5と、
その磁気テープ4を巻取るための巻取リール6とが供給
リール台2と巻取リール台3とに装着されている。ま
た、VTR本体1の前面1aで供給リール5の下部に近接さ
れた位置に案内ドラムである回転ヘツドドラム7が配置
されている。
次に、VTR本体1の前面1aで両リール5、6の下側に
近接された位置にローデイング通路9が配置されてい
る。このローデイング通路9はその始端9aが供給リール
5の下部に近接されて配置され、終端9bが巻取リール6
の下方に所定間隔を隔てて配置され、かつ、回転ヘツド
ドラム7の周面7aに沿つて横向きでほぼU字状をなすド
ラム外周通路9cを有している。なお、始端9aとドラム外
周通路9cとの間の供給側通路9dは横向きでほぼ逆U字状
に形成されており、また終端9bとドラム外周通路9cとの
間の巻取側通路9eは終端9bに向つて次第に上昇されるよ
うに形成されている。従つて、このローデイング通路は
全体として緩やかなカーブを描いてジグザグ状に彎曲さ
れている。そして、このローデイング通路9は、VTR本
体1の前面1aに取付けられた前面パネル10と、その前面
パネル10の前面に嵌合された開閉自在の前面カバー11と
によつてダクト状に形成されている。なお、前面カバー
11は透明な合成樹脂等によつて成形されたものであり、
ヒンジ12によつてVTR本体1に回転自在に取付けられ、
第2図及び第3図に鎖線で示した閉蓋状態でロツク手段
(図示せず)によつてロツクされるように構成されてい
る。なお、磁気テープ4を回転ヘツドドラム7の周面7a
にラセン状に巻付けるために、ローデイング通路9は、
始端9a側が低く、終端9b側が高くなるように緩やかに傾
斜されており、これに合せて、供給リール5が低く、巻
取リール6が高くなるように段差が設けられている。
近接された位置にローデイング通路9が配置されてい
る。このローデイング通路9はその始端9aが供給リール
5の下部に近接されて配置され、終端9bが巻取リール6
の下方に所定間隔を隔てて配置され、かつ、回転ヘツド
ドラム7の周面7aに沿つて横向きでほぼU字状をなすド
ラム外周通路9cを有している。なお、始端9aとドラム外
周通路9cとの間の供給側通路9dは横向きでほぼ逆U字状
に形成されており、また終端9bとドラム外周通路9cとの
間の巻取側通路9eは終端9bに向つて次第に上昇されるよ
うに形成されている。従つて、このローデイング通路は
全体として緩やかなカーブを描いてジグザグ状に彎曲さ
れている。そして、このローデイング通路9は、VTR本
体1の前面1aに取付けられた前面パネル10と、その前面
パネル10の前面に嵌合された開閉自在の前面カバー11と
によつてダクト状に形成されている。なお、前面カバー
11は透明な合成樹脂等によつて成形されたものであり、
ヒンジ12によつてVTR本体1に回転自在に取付けられ、
第2図及び第3図に鎖線で示した閉蓋状態でロツク手段
(図示せず)によつてロツクされるように構成されてい
る。なお、磁気テープ4を回転ヘツドドラム7の周面7a
にラセン状に巻付けるために、ローデイング通路9は、
始端9a側が低く、終端9b側が高くなるように緩やかに傾
斜されており、これに合せて、供給リール5が低く、巻
取リール6が高くなるように段差が設けられている。
次に、ローデイング通路9の供給側通路9dに沿つて、
ガイドポスト14、テンシヨンデイテクター15、ガイドロ
ーラ16、全巾消去ヘツド17、入口ガイド18等が配置さ
れ、巻取側通路9eに沿つて、出口ガイド19、テーパーガ
イド20、インピーダンスローラ21、オーデイオ消去ヘツ
ド22、オーデイオ録再ヘツド23、オーデイオモニターヘ
ツド24、キヤプスタン25、ピンチローラ26、ガイドロー
ラ27等のテープガイド類及びヘツド類等が配置されてい
る。
ガイドポスト14、テンシヨンデイテクター15、ガイドロ
ーラ16、全巾消去ヘツド17、入口ガイド18等が配置さ
れ、巻取側通路9eに沿つて、出口ガイド19、テーパーガ
イド20、インピーダンスローラ21、オーデイオ消去ヘツ
ド22、オーデイオ録再ヘツド23、オーデイオモニターヘ
ツド24、キヤプスタン25、ピンチローラ26、ガイドロー
ラ27等のテープガイド類及びヘツド類等が配置されてい
る。
次に、ローデイング通路9に沿つて複数のエア吐出口
29a〜29eが設けられており、1個又は複数のブロワ30、
31の複数のエア吐出通路32a〜32eがエア吐出口29a〜29e
に接続されている。なお、巻取リール6のハブ6aの周面
に設けられた多数のエア吸込口(図示せず)に片方のブ
ロワ31のエア吸込口33がエア吸込通路(図示せず)を介
して接続されていて、そのブロワ31によるエアの吸込力
によつて磁気テープ4の先端4aをハブ6aの周面に巻付け
て吸着できるように構成されている。
29a〜29eが設けられており、1個又は複数のブロワ30、
31の複数のエア吐出通路32a〜32eがエア吐出口29a〜29e
に接続されている。なお、巻取リール6のハブ6aの周面
に設けられた多数のエア吸込口(図示せず)に片方のブ
ロワ31のエア吸込口33がエア吸込通路(図示せず)を介
して接続されていて、そのブロワ31によるエアの吸込力
によつて磁気テープ4の先端4aをハブ6aの周面に巻付け
て吸着できるように構成されている。
次に、第1図及び第2図に示すように、ローデイング
通路9の終端9b側にセンサー35が配置されている。この
センサー35は、ローデイング通路9の両側に配置された
発光素子36と受光素子37とからなる光センサーによつて
構成されていて、発光素子36から照射されてローデイン
グ通路9を横切る検出光38を受光素子37が受光するもの
である。
通路9の終端9b側にセンサー35が配置されている。この
センサー35は、ローデイング通路9の両側に配置された
発光素子36と受光素子37とからなる光センサーによつて
構成されていて、発光素子36から照射されてローデイン
グ通路9を横切る検出光38を受光素子37が受光するもの
である。
次に、第1図に示すように、供給リール台2を回転駆
動するリール台モータ40にはFG等の回転検出器41が設け
られている。この回転検出器41は、供給リール台2が例
えば約1/2回転等の一定角度以上に手動回転された時
に、その回転を自動的に検出するものである。
動するリール台モータ40にはFG等の回転検出器41が設け
られている。この回転検出器41は、供給リール台2が例
えば約1/2回転等の一定角度以上に手動回転された時
に、その回転を自動的に検出するものである。
次に、第1図はブロワ制御回路を示したものであつ
て、前記回転検出器41及びセンサー35の他に、例えば3
秒間に設定された数秒間回転検出器回路42、例えば1分
間に設定されたタイマー(この発明で云うタイマー)4
3、ブロワON/OFF回路44、例えば5秒間に設定されたタ
イマー45等によつて構成されている。
て、前記回転検出器41及びセンサー35の他に、例えば3
秒間に設定された数秒間回転検出器回路42、例えば1分
間に設定されたタイマー(この発明で云うタイマー)4
3、ブロワON/OFF回路44、例えば5秒間に設定されたタ
イマー45等によつて構成されている。
次に、磁気テープ4のローデイング動作を説明する。
先ず、第2図に示すように、供給リール台2及び巻取
リール台3に供給リール5及び巻取リール6を装着す
る。
リール台3に供給リール5及び巻取リール6を装着す
る。
次に、第3図に示すように、供給リール5に巻装され
ている磁気テープ4の先端4aをローデイング通路9の始
端9aに持ち来たすべく供給リール5と一体に供給リール
台2を矢印g′方向に約1/2回転等の一定角度以上に手
動回転して、磁気テープ4のローデイング準備を完了す
る。
ている磁気テープ4の先端4aをローデイング通路9の始
端9aに持ち来たすべく供給リール5と一体に供給リール
台2を矢印g′方向に約1/2回転等の一定角度以上に手
動回転して、磁気テープ4のローデイング準備を完了す
る。
すると、第1図に示すように、供給リール台2の上記
一定角度以上の回転が回転検出器41によつて検出され、
その回転検出信号が46によつてブロワON/OFF回路44がON
となり、ブロワ30、31が同時に作動される。なおこの
際、供給リール台2を矢印g方向に一定角度以上に回転
しても、同じように回転検出器41が検出して、ブロワ3
0、31が同時に作動される。
一定角度以上の回転が回転検出器41によつて検出され、
その回転検出信号が46によつてブロワON/OFF回路44がON
となり、ブロワ30、31が同時に作動される。なおこの
際、供給リール台2を矢印g方向に一定角度以上に回転
しても、同じように回転検出器41が検出して、ブロワ3
0、31が同時に作動される。
そして、両ブロワ30、31が作動されると、複数のエア
吐出口29a〜29eからローデイング通路9内に矢印a〜e
で示す方向にエアが吐出される。なお、片方のブロワ31
のエア吸込口33に吸込まれるエアによつて、巻取リール
6のハブ6aの周面にはその外側からの内側に向つて矢印
f方向にエアが吸込まれる。
吐出口29a〜29eからローデイング通路9内に矢印a〜e
で示す方向にエアが吐出される。なお、片方のブロワ31
のエア吸込口33に吸込まれるエアによつて、巻取リール
6のハブ6aの周面にはその外側からの内側に向つて矢印
f方向にエアが吸込まれる。
次に、第2図に示すように、供給リール5を矢印g方
向に手回し或いは自動で回転させるようにして、その供
給リール5から磁気テープ4を繰出す。
向に手回し或いは自動で回転させるようにして、その供
給リール5から磁気テープ4を繰出す。
すると、第2図に実線で示すように、磁気テープ4
が、矢印a〜eで示す方向に吐出されているエアの吐出
力によつて移送されて、その磁気テープ4がローデイン
グ通路9内に沿つてその始端9a側から終端9b側に至るま
で、供給側通路9d、ドラム外周通路9c及び巻取側通路9e
を矢印h方向に移送される。
が、矢印a〜eで示す方向に吐出されているエアの吐出
力によつて移送されて、その磁気テープ4がローデイン
グ通路9内に沿つてその始端9a側から終端9b側に至るま
で、供給側通路9d、ドラム外周通路9c及び巻取側通路9e
を矢印h方向に移送される。
しかしてこの際、磁気テープ4の先端4aをローデイン
グ通路9の始端9aに持ち来たして、磁気テープ4のロー
デイング準備を完了すると、ブロワ30、31が自動的に作
動されるので、その磁気テープ4の先端4aは、特に、エ
ア吐出口29a、29bから吐出されるエアによつて直ちにロ
ーデイング通路9の供給側通路9d内に吸込まれようとす
る状態になる。そこで、この後、供給リール5を矢印g
方向に回転すれば、磁気テープ4の先端4aは直ちにロー
デイング通路9内に吸込まれて前述したようにローデイ
ング(エアによる磁気テープ4の移送)されることにな
る。従つて、磁気テープ4のローデイングをタイミング
良く、素早く行える。
グ通路9の始端9aに持ち来たして、磁気テープ4のロー
デイング準備を完了すると、ブロワ30、31が自動的に作
動されるので、その磁気テープ4の先端4aは、特に、エ
ア吐出口29a、29bから吐出されるエアによつて直ちにロ
ーデイング通路9の供給側通路9d内に吸込まれようとす
る状態になる。そこで、この後、供給リール5を矢印g
方向に回転すれば、磁気テープ4の先端4aは直ちにロー
デイング通路9内に吸込まれて前述したようにローデイ
ング(エアによる磁気テープ4の移送)されることにな
る。従つて、磁気テープ4のローデイングをタイミング
良く、素早く行える。
一方、以上の如く、エアの吐出力によつて磁気テープ
4が第2図に実線で示すようにローデイング通路9内を
始端9aから終端9bまで移送されて、その磁気テープ4の
エアによる移送が完了された時に、第1図に示すよう
に、その磁気テープ4の先端4aがセンサー35における発
光素子36からの検出光38を遮断し、受光素子37が非受光
状態に切換えられて、このセンサー35が磁気テープ4の
先端4aを検出する。すると、センサー35からの磁気テー
プ先端検出信号47によつて、タイマー45が動作され、こ
のタイマー45によつて設定された5秒間等の数秒間経過
後に、ブロワON/OFF回路44にブロワOFF指示信号48が供
給されて、片方のブロワ30が自動停止される。
4が第2図に実線で示すようにローデイング通路9内を
始端9aから終端9bまで移送されて、その磁気テープ4の
エアによる移送が完了された時に、第1図に示すよう
に、その磁気テープ4の先端4aがセンサー35における発
光素子36からの検出光38を遮断し、受光素子37が非受光
状態に切換えられて、このセンサー35が磁気テープ4の
先端4aを検出する。すると、センサー35からの磁気テー
プ先端検出信号47によつて、タイマー45が動作され、こ
のタイマー45によつて設定された5秒間等の数秒間経過
後に、ブロワON/OFF回路44にブロワOFF指示信号48が供
給されて、片方のブロワ30が自動停止される。
そして、タイマー45によつて設定された数秒間が経過
される間(実際には、ブロワ30のモータの電源が切断さ
れた後のモータの少しの間の慣性回転時間も加算され
る)に、第2図に示すように、磁気テープ4の先端4aが
ローデイング通路9の終端9bからその通路外へ所定長さ
に矢印h′方向に送出される。そして、ブロワ30の停止
と共に、エア吐出口29a〜29dからローデイング通路9内
へのエア吐出が停止されて、磁気テープ4のエアによる
移送が停止される。なお、供給リール5を矢印g方向に
手回しするものであれば、そのブロワ30の停止と共にそ
の手回しを止めれば良く、供給リール5を矢印g方向に
自動で回転するものであれば、ブロワ30の停止と共にそ
の供給リール5の回転も自動停止させることになる。
される間(実際には、ブロワ30のモータの電源が切断さ
れた後のモータの少しの間の慣性回転時間も加算され
る)に、第2図に示すように、磁気テープ4の先端4aが
ローデイング通路9の終端9bからその通路外へ所定長さ
に矢印h′方向に送出される。そして、ブロワ30の停止
と共に、エア吐出口29a〜29dからローデイング通路9内
へのエア吐出が停止されて、磁気テープ4のエアによる
移送が停止される。なお、供給リール5を矢印g方向に
手回しするものであれば、そのブロワ30の停止と共にそ
の手回しを止めれば良く、供給リール5を矢印g方向に
自動で回転するものであれば、ブロワ30の停止と共にそ
の供給リール5の回転も自動停止させることになる。
以上により、磁気テープ4のローデイング(エアによ
る磁気テープ4の移送)が終了するが、この際、そのロ
ーデイングが一定時間内に終了しない場合には、ブロワ
30、31が自動的に停止される。
る磁気テープ4の移送)が終了するが、この際、そのロ
ーデイングが一定時間内に終了しない場合には、ブロワ
30、31が自動的に停止される。
即ち、前述したように、供給リール5を矢印g方向に
回転して磁気テープ4を繰出すことによつて、その磁気
テープ4のローデイングが行われるが、その際、第1図
に示すように、供給リール5と一体に回転する供給リー
ル台2の回転が回転検出器41よつて検出されて、その回
転検出信号46が3秒間等の数秒間以上継続して出力され
ているか否かが数秒間回転検出回路42によつて検出され
る。そして、その回転検出信号46が数秒間以上継続して
出力された時には、タイマー43が動作され、例えば磁気
テープ4がローデイング通路9内の途中で不測につまる
等して、タイマー43によつて設定された1分間等の一定
時間内にセンサー35が磁気テープ4の先端4aを検出しな
い時には、タイマー43からブロワON/OFF回路44にブロワ
OFF指示信号48が供給されて、ブロワ30、31が自動的に
停止される。なお、このことにより、例えばいたずら動
作として、磁気テープ4のローデイングを行わずに、供
給リール台2をいつまでも回転し続けようとしても、上
記1分間等の一定時間後に、ブロワ30、31を自動停止さ
せることができるものである。
回転して磁気テープ4を繰出すことによつて、その磁気
テープ4のローデイングが行われるが、その際、第1図
に示すように、供給リール5と一体に回転する供給リー
ル台2の回転が回転検出器41よつて検出されて、その回
転検出信号46が3秒間等の数秒間以上継続して出力され
ているか否かが数秒間回転検出回路42によつて検出され
る。そして、その回転検出信号46が数秒間以上継続して
出力された時には、タイマー43が動作され、例えば磁気
テープ4がローデイング通路9内の途中で不測につまる
等して、タイマー43によつて設定された1分間等の一定
時間内にセンサー35が磁気テープ4の先端4aを検出しな
い時には、タイマー43からブロワON/OFF回路44にブロワ
OFF指示信号48が供給されて、ブロワ30、31が自動的に
停止される。なお、このことにより、例えばいたずら動
作として、磁気テープ4のローデイングを行わずに、供
給リール台2をいつまでも回転し続けようとしても、上
記1分間等の一定時間後に、ブロワ30、31を自動停止さ
せることができるものである。
また、磁気テープ4のローデイング途中で供給リール
5の回転を止めて、そのローデイングを途中で中止した
場合には、供給リール台2の停止後、3秒間等の数秒間
経過後に、数秒間回転検出回路42からブロワON/OFF回路
44にブロワOFF指示信号48が供給されて、ブロワ30、31
が自動的に停止される。
5の回転を止めて、そのローデイングを途中で中止した
場合には、供給リール台2の停止後、3秒間等の数秒間
経過後に、数秒間回転検出回路42からブロワON/OFF回路
44にブロワOFF指示信号48が供給されて、ブロワ30、31
が自動的に停止される。
なお、磁気テープ4の先端4aをセンサー35が検出した
後であれば、供給リール台2を回転することによつて、
ブロワON/OFF回路44をONにして、ブロワ30、31を再作動
させて、磁気テープ4のローデイングを続けて行うこと
ができる。
後であれば、供給リール台2を回転することによつて、
ブロワON/OFF回路44をONにして、ブロワ30、31を再作動
させて、磁気テープ4のローデイングを続けて行うこと
ができる。
ところで、以上の如き磁気テープ4のローデイング後
には、第2図に鎖線で示すように、磁気テープ4の先端
4aを矢印i方向に手動操作によつて持ち上げて、その先
端4aを巻取リール6のハブ6aの周面に巻付けてブロワ31
によるエアの吸込力によつて吸着させる。この際、巻取
リール6を矢印l方向に手動回転しながら、磁気テープ
4の先端4aをハブ6aの周面に巻付けて吸着させるが、そ
の巻取リール6の回転が巻取リール台3を回転駆動する
リール台モータの回転検出器(何れも図示せず)によつ
て検出されて、ブロワ31が停止される。
には、第2図に鎖線で示すように、磁気テープ4の先端
4aを矢印i方向に手動操作によつて持ち上げて、その先
端4aを巻取リール6のハブ6aの周面に巻付けてブロワ31
によるエアの吸込力によつて吸着させる。この際、巻取
リール6を矢印l方向に手動回転しながら、磁気テープ
4の先端4aをハブ6aの周面に巻付けて吸着させるが、そ
の巻取リール6の回転が巻取リール台3を回転駆動する
リール台モータの回転検出器(何れも図示せず)によつ
て検出されて、ブロワ31が停止される。
なお、磁気テープ4の先端4aを巻取リール6のハブ6a
の周面に巻付けるのには、必ずしも、前述したエアの吸
込力を利用した吸着方法でなくても、ハブ6aに設けたス
リツトに磁気テープ4の先端4aを差込んで係止する方法
やその他の各種の係止手段によつて係止する方法を用い
ることができる。
の周面に巻付けるのには、必ずしも、前述したエアの吸
込力を利用した吸着方法でなくても、ハブ6aに設けたス
リツトに磁気テープ4の先端4aを差込んで係止する方法
やその他の各種の係止手段によつて係止する方法を用い
ることができる。
次に、スタンバイ釦が押されると、第2図に示すよう
に、最初に、回転ヘツドドラム7が矢印j方向に回転駆
動され、次に、テンシヨンデイテクター15、全巾消去ヘ
ツド17、入口ガイド18、出口ガイド19、テープガイド20
等の可動部材がそれぞれ点線で示された復動位置から鎖
線で示された往動位置へ往動されて、鎖線で示す如く、
磁気テープ4が、回転ヘツドドラム7の周面7aに所定の
巻付角でラセン状に巻付けられると共に、ヘツド類やガ
イド類に架け渡される。
に、最初に、回転ヘツドドラム7が矢印j方向に回転駆
動され、次に、テンシヨンデイテクター15、全巾消去ヘ
ツド17、入口ガイド18、出口ガイド19、テープガイド20
等の可動部材がそれぞれ点線で示された復動位置から鎖
線で示された往動位置へ往動されて、鎖線で示す如く、
磁気テープ4が、回転ヘツドドラム7の周面7aに所定の
巻付角でラセン状に巻付けられると共に、ヘツド類やガ
イド類に架け渡される。
次に、プレイ釦が押されると、第2図に示すように、
最初に、キヤプスタン25が矢印k方向に回転駆動され、
次に、ピンチローラ26によつて磁気テープ4がキヤプス
タン25に圧着されると共に、供給リール5と巻取リール
6とがそれぞれ矢印g、l方向に回転駆動される。これ
により、磁気テープ4がローデイング通路9内を矢印h
方向に定速走行されて所望の記録又は再生が行われる。
最初に、キヤプスタン25が矢印k方向に回転駆動され、
次に、ピンチローラ26によつて磁気テープ4がキヤプス
タン25に圧着されると共に、供給リール5と巻取リール
6とがそれぞれ矢印g、l方向に回転駆動される。これ
により、磁気テープ4がローデイング通路9内を矢印h
方向に定速走行されて所望の記録又は再生が行われる。
なお、記録又は再生時や或いは早送り又は巻戻し時に
おいて、磁気テープ4が不測に切断されたり、磁気テー
プ4が巻取リール6又は供給リール5に完全に巻取られ
た結果、センサー35の受光素子37が発光素子36からの検
出光38を再び受光する受光状態に切換えられると、ロー
デイング通路9内の磁気テープ4が無くなつたと判断し
て、例えば、テープ走行駆動系停止回路(図示せず)が
動作されて、磁気テープ4の走行駆動系や回転ヘツドド
ラム7が自動停止される。従つて、センサー35は磁気テ
ープ4のエアによる移送完了の検出と、ローデイング通
路9内での磁気テープ4の有無検出とに兼用されてい
る。
おいて、磁気テープ4が不測に切断されたり、磁気テー
プ4が巻取リール6又は供給リール5に完全に巻取られ
た結果、センサー35の受光素子37が発光素子36からの検
出光38を再び受光する受光状態に切換えられると、ロー
デイング通路9内の磁気テープ4が無くなつたと判断し
て、例えば、テープ走行駆動系停止回路(図示せず)が
動作されて、磁気テープ4の走行駆動系や回転ヘツドド
ラム7が自動停止される。従つて、センサー35は磁気テ
ープ4のエアによる移送完了の検出と、ローデイング通
路9内での磁気テープ4の有無検出とに兼用されてい
る。
以上、この発明の実施例に付き述べたが、この発明は
実施例に限定されることなく、この発明の技術的思想に
基づいて各種の有効な変更が可能である。
実施例に限定されることなく、この発明の技術的思想に
基づいて各種の有効な変更が可能である。
またこの発明は、オープンリール方式のビデオテープ
レコーダに限定されることなく、磁気テープを用いる磁
気記録再生装置や映写フイルムを用いる映写装置等の如
く、テープやフイルム等の各種のテープ状体のローデイ
ング装置に適用可能である。
レコーダに限定されることなく、磁気テープを用いる磁
気記録再生装置や映写フイルムを用いる映写装置等の如
く、テープやフイルム等の各種のテープ状体のローデイ
ング装置に適用可能である。
以上述べたように、この発明によれば、供給リール台
に装着された供給リールに巻装されているテープ状体の
先端をローディング通路の始端に持ち来たすべく供給リ
ール台を一定角度以上手動で回転させたときに、テープ
状体のローディング準備が完了すると共に、ブロワが自
動的に作動する。したがって、テープ状体の先端をロー
ディング通路の始端に持ち来たす操作を手動で簡単に行
うことができるために構成が簡単であると共に、ブロワ
を作動させるための手動操作用の専用スイッチを設ける
必要がなく、また、この専用スイッチをいちいち手動操
作する必要もないので、操作の煩雑さを解消できて、操
作性を著しく向上させることができる。
に装着された供給リールに巻装されているテープ状体の
先端をローディング通路の始端に持ち来たすべく供給リ
ール台を一定角度以上手動で回転させたときに、テープ
状体のローディング準備が完了すると共に、ブロワが自
動的に作動する。したがって、テープ状体の先端をロー
ディング通路の始端に持ち来たす操作を手動で簡単に行
うことができるために構成が簡単であると共に、ブロワ
を作動させるための手動操作用の専用スイッチを設ける
必要がなく、また、この専用スイッチをいちいち手動操
作する必要もないので、操作の煩雑さを解消できて、操
作性を著しく向上させることができる。
また、上記ローディング準備が完了した時点でブロワ
が自動的に作動するので、テープ状体の先端をローディ
ング通路の始端に持ち来たす操作を手動で簡単に行うこ
とができるために構成が簡単であるにもかゝわらず、ブ
ロワの作動が早過ぎたり遅過ぎたりすることが全くな
く、常にブロワを最適なタイミングで作動させることが
でき、このために、テープ状体のローディング(エアに
よるテープ状体の移送)を常にタイミング良く素早く行
える。
が自動的に作動するので、テープ状体の先端をローディ
ング通路の始端に持ち来たす操作を手動で簡単に行うこ
とができるために構成が簡単であるにもかゝわらず、ブ
ロワの作動が早過ぎたり遅過ぎたりすることが全くな
く、常にブロワを最適なタイミングで作動させることが
でき、このために、テープ状体のローディング(エアに
よるテープ状体の移送)を常にタイミング良く素早く行
える。
しかも、ブロワの作動後の一定時間以内にセンサーが
テープ状体の先端部を検出したときや、センサーが上記
先端部を検出することなく上記一定時間が経過したとき
にはブロワが自動的に停止するので、ブロワの作動後に
行われるテープ状体のローディングが順調に行われるか
多少トラブルを生じても何とか短時間に行われたときに
は、このローディングの終了時点の前後でブロワが自動
的に停止し、また、上記ローディング中にテープ状体が
ローディング通路の途中で不測に詰まるなどして、ブロ
ワの作動後の一定時間内に上記ローディングが終了しな
いときには、この一定時間が経過した時点でブロワが自
動的に停止する。したがって、ローディングが順調に行
われた場合、多少トラブルを生じた場合および大きなト
ラブルを生じた場合のいずれであっても、ブロワは必要
最小限作動するだけで不必要に長時間作動しないので、
ブロワの寿命を増大するためのブロワの保護を十分に図
ることができ、また、ブロワを不必要に作動させること
による騒音の問題も解消することができる。
テープ状体の先端部を検出したときや、センサーが上記
先端部を検出することなく上記一定時間が経過したとき
にはブロワが自動的に停止するので、ブロワの作動後に
行われるテープ状体のローディングが順調に行われるか
多少トラブルを生じても何とか短時間に行われたときに
は、このローディングの終了時点の前後でブロワが自動
的に停止し、また、上記ローディング中にテープ状体が
ローディング通路の途中で不測に詰まるなどして、ブロ
ワの作動後の一定時間内に上記ローディングが終了しな
いときには、この一定時間が経過した時点でブロワが自
動的に停止する。したがって、ローディングが順調に行
われた場合、多少トラブルを生じた場合および大きなト
ラブルを生じた場合のいずれであっても、ブロワは必要
最小限作動するだけで不必要に長時間作動しないので、
ブロワの寿命を増大するためのブロワの保護を十分に図
ることができ、また、ブロワを不必要に作動させること
による騒音の問題も解消することができる。
図面はこの発明の一実施例を示したものであつて、第1
図はブロワ制御回路を説明するブロツク図、第2図はロ
ーデイング装置全体を示した正面図、第3図はローデイ
ング装置全体を示した斜視図である。 また図面に用いられた符号において、 2……供給リール台 3……巻取リール台 4……磁気テープ(テープ状体) 5……供給リール 6……巻取リール 9……ローデイング通路 9a……ローデイング通路の始端 9b……ローデイング通路の終端 29a〜29e……エア吐出口 30,31……ブロワ 41……回転検出器 43……タイマー 44……ブロワON/OFF回路 である。
図はブロワ制御回路を説明するブロツク図、第2図はロ
ーデイング装置全体を示した正面図、第3図はローデイ
ング装置全体を示した斜視図である。 また図面に用いられた符号において、 2……供給リール台 3……巻取リール台 4……磁気テープ(テープ状体) 5……供給リール 6……巻取リール 9……ローデイング通路 9a……ローデイング通路の始端 9b……ローデイング通路の終端 29a〜29e……エア吐出口 30,31……ブロワ 41……回転検出器 43……タイマー 44……ブロワON/OFF回路 である。
Claims (1)
- 【請求項1】始端が供給リール側に配置され、終端が巻
取リール側に配置されたダクト状のローディング通路
と、 このローディング通路に沿って巻取リール側に向って流
れるようにエアを吐出させるエア吐出口と、 このエア吐出口から吐出させるためにこのエア吐出口に
エアを供給するブロワとをそれぞれ具備するテープ状体
のローディング装置において、 供給リールが装着される供給リール台の一定角度以上の
回転を検出して前記ブロワを作動させる回転検出器と、 前記ローディング通路に沿ってその終端側に移送された
前記テープ状体の先端部がこのローディング通路の終端
附近に達したことを検出して前記ブロワを停止させるセ
ンサーと、 前記ブロワの作動後の一定時間内に前記センサーが前記
テープ状体の先端部を検出しなかったときに前記ブロワ
を停止させるタイマーとをそれぞれ有するブロワ制御回
路をさらに具備し、 前記供給リール台が一定角度以上回転したときに、この
供給リール台に装着された供給リールからテープ状体が
繰出されてこのテープ状体の先端側が前記ローディング
通路内にその始端側から挿入されると共に、前記供給リ
ール台の回転が前記回転検出器により検出されて前記ブ
ロワが作動し、これによって、前記エア吐出口から吐出
されるエアにより前記テープ状体が前記ローディング通
路に沿って巻取リール側へと移送されるように構成し、 前記ブロワの作動後の前記一定時間内に前記センサーが
前記テープ状体の先端部を検出することにより前記ブロ
ワが停止すると共に、前記一定時間内に前記センサーが
前記先端部を検出しなかったときには前記タイマーによ
り前記ブロワが停止するように構成したことを特徴とす
るテープ状体のローディング装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62008751A JP2570713B2 (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | テ−プ状体のロ−デイング装置 |
AU10035/88A AU616392B2 (en) | 1987-01-17 | 1988-01-05 | Tape-like element loading device |
US07/141,220 US4779818A (en) | 1987-01-17 | 1988-01-06 | Tape-like element loading device |
DE3889932T DE3889932T2 (de) | 1987-01-17 | 1988-01-14 | Bandladevorrichtung. |
EP88100462A EP0275928B1 (en) | 1987-01-17 | 1988-01-14 | Tape-like element loading device |
KR1019880000255A KR920010458B1 (ko) | 1987-01-17 | 1988-01-15 | 테이프상체(狀體)의 로딩장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62008751A JP2570713B2 (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | テ−プ状体のロ−デイング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63177345A JPS63177345A (ja) | 1988-07-21 |
JP2570713B2 true JP2570713B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=11701631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62008751A Expired - Fee Related JP2570713B2 (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | テ−プ状体のロ−デイング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570713B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48104306U (ja) * | 1972-03-07 | 1973-12-05 | ||
JPS57191866A (en) * | 1981-05-19 | 1982-11-25 | Victor Co Of Japan Ltd | Magnetic tape driving device |
JPS5853424B2 (ja) * | 1981-06-30 | 1983-11-29 | 富士通株式会社 | テ−プ案内装置 |
JPS5832263A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-25 | Fujitsu Ltd | テ−プ案内装置 |
JPS60136942A (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | Hitachi Ltd | 磁気テ−プ装置 |
-
1987
- 1987-01-17 JP JP62008751A patent/JP2570713B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63177345A (ja) | 1988-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |