JPS63163765A - 真空断熱板 - Google Patents

真空断熱板

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Publication number
JPS63163765A
JPS63163765A JP31151186A JP31151186A JPS63163765A JP S63163765 A JPS63163765 A JP S63163765A JP 31151186 A JP31151186 A JP 31151186A JP 31151186 A JP31151186 A JP 31151186A JP S63163765 A JPS63163765 A JP S63163765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxygen
carbon black
container
vacuum
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31151186A
Other languages
English (en)
Inventor
秀雄 三瓶
亨 久保田
心平 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP31151186A priority Critical patent/JPS63163765A/ja
Publication of JPS63163765A publication Critical patent/JPS63163765A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的1 (産業上の利用分野) 本発明tよ、例えば冷蔵庫の断熱板等に用いられる内部
を減圧せしめた容器から成る真空断熱板に関する。
(従来の技術) 従来、プラスチックフィルムや金属箔積層プラスチック
フィルム等の容器中に粉体や繊維体等の断熱材を充填し
、内部を減圧してできる断熱板は、その中の真空度によ
りその熱伝導率は大きく変化する。
一般に、容器内の圧力が高くなるとその熱伝導率は大き
くなり、断熱性能は低下する為、断熱性能向上には真空
度を上げることが不可欠となっている。真空度を上げる
為に、従来このIIi熱材と共にゼオライト、活性炭等
の吸着剤を容器中に入れ、残留ガスの水分や空気などを
吸着させて除去していた。しかし、この方法では化学的
に不活性で、残留ガスの除去には限界が有った。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記の従来技術では残留ガスの除去に限界が
あった点に鑑みてなされたもので、より真空度が高く、
断熱性能に浸れた真空断熱板を提供することを目的とす
る。
[R,明の栴成] (問題点を解決するための手段と作用)本発明は上記の
目的を達成する為に、断熱材と共に酸素と反応する反応
性吸着剤を容器中に入れ、容器中の空気を酸素に置換し
た後に容器中を脱気せしめ、残留ガス中の酸素と反応性
吸着剤との化学反応を利用し、容器中の真空度を上げ、
断熱性能を高めたものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例について第1図を参照して詳細に
説明する。第1図は本発明の一実施例及び比較例で用い
た真空断熱板の断面構造を示す図であり、アルミニウム
箔をラミネートしたポリエステルフィルムから成る密閉
した容器1の中には平均粒径8〜12μmのパーライト
粉末から成る断熱材2を入れたクラフト紙から成る内袋
3が入れられている。この実施例では、カーボンブラッ
クの微粉末から成るFilと反応する反応性吸着剤を入
れたクラフト紙で作られた小袋4を更に入れであるが、
比較例2,3ではカーボンブランク微粉末の代わりに鉄
粉や木粉が入れである。また比較例1では空気をそのま
ま脱気して真空断熱板を作成した。
カーボンブラック微粉末作製法としては、まず比表面積
1000〜1300 [ゴ/g]、吸油量250〜30
0[彪/10091のカーボンブラックを、ボールミル
にて窒素雰囲気中で微粉砕する。約30分程で、粒径1
μm以下まで粉砕した後、極力空気に触れない様にして
粉砕機から取り出し、小袋4に入れて使用した。こうし
て作製したカーボンブラック微粉末は、通常のカーボン
ブラックに比較して非常に反応性に富み、高い活性化状
態の微粉末を1イることができる。本物質を入れること
により、残存空気中の酸素と本カーボンブラックが徐々
に反応(酸素反応)し、系内の圧力が低下する。
本実施例及び比較例2.3では、酸素と反応する反応性
吸着剤を入れた後、まず0.5tOrrまで容器中の空
気を脱気後、10torrまで酸素を入れ、更に脱気し
て0.5torrまで真空度を上げ、真空断熱板を作成
した。こうして試験した結果を表1に示す。
本実施例では残留ガスの95%以上が酸素で占められて
おり、反応性吸着剤の効果により、酸素は密封後、反応
吸着されて真空度は更に上がり、断熱性能は向上した。
しかし、比較例1では残留ガスは吸着されることなく、
真空度及び断熱性能は向上しなかった。また比較例2,
3では反応性吸着剤効果(真空度)は実施例の273〜
1710程度にとどまり、断熱性能もあまり向上しなか
った。
表1に示した如く、カーボンブラック微粉末を入れた真
空断熱板は、他のものに比較して3日後に真空度が上が
り、同時に熱伝導率も低下し、良好な断熱板となること
がわかる。これは先に述べた様に、脱気後、残存した酸
素が反応性に富んだ活性化カーボンブラック微粉末と酸
化反応を起こすことにより、酸素ガスが減少し、系内の
圧力が低下する為と考えられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えばカーボンブラックの物性等は異なっても、開襟な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例及び比較例で用いた真空断熱板
の構造を示す断面図である。 1・・・密封したフィルム容器、2・・・パーライト粉
末からなる断熱材、3・・・内袋、4・・・小袋。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密閉した容器中に入れられた断熱材と、酸素と反
    応する反応性吸着剤から成り、前記容器中の空気を酸素
    に置換し、容器中を減圧せしめたことを特徴とする真空
    断熱板。
  2. (2)酸素と反応する反応性吸着剤として、カーボンブ
    ラック微粉末を用いることを特徴とする特許請求範囲第
    1項記載の真空断熱板。
  3. (3)カーボンブラック微粉末として、不活性ガス雰囲
    気中で、ボールミルにより、平均粒径1μm以下まで粉
    砕したカーボンブラック微粉末を用いることを特徴とす
    る特許請求範囲第2項記載の真空断熱板。
JP31151186A 1986-12-25 1986-12-25 真空断熱板 Pending JPS63163765A (ja)

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JP31151186A JPS63163765A (ja) 1986-12-25 1986-12-25 真空断熱板

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JPS63163765A true JPS63163765A (ja) 1988-07-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1916465A1 (en) * 2006-10-26 2008-04-30 Vestel Beyaz Esya Sanayi Ve Ticaret A.S. Vacuumed heat barrier

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1916465A1 (en) * 2006-10-26 2008-04-30 Vestel Beyaz Esya Sanayi Ve Ticaret A.S. Vacuumed heat barrier

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