JPS6316227B2 - - Google Patents
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- JPS6316227B2 JPS6316227B2 JP57183231A JP18323182A JPS6316227B2 JP S6316227 B2 JPS6316227 B2 JP S6316227B2 JP 57183231 A JP57183231 A JP 57183231A JP 18323182 A JP18323182 A JP 18323182A JP S6316227 B2 JPS6316227 B2 JP S6316227B2
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- JP
- Japan
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- screen
- intersection
- welding
- torch
- line
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 64
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 12
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 7
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 210000001503 joint Anatomy 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 238000004148 unit process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/02—Seam welding; Backing means; Inserts
- B23K9/0213—Narrow gap welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Machine Tool Copy Controls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、I型狭開先を有する管相貫継手な
どの溶接継手の溶接線に対する倣い位置に溶接ト
ーチを制御する溶接線倣い制御方法に関し、前記
狭開先の中心線である溶接線に対する倣い位置
に、容易にかつ正確に溶接トーチを制御し、しか
も前記溶接トーチが狭開先内を往復移動しても、
前記狭開先内のアーク近辺の輻射赤外線による映
像に基づいて狭開先の中心線である溶接線を導出
する際に、溶融池による前記映像の不鮮明化を防
止し、良好な溶接を行なえるようにすることを目
的とする。
どの溶接継手の溶接線に対する倣い位置に溶接ト
ーチを制御する溶接線倣い制御方法に関し、前記
狭開先の中心線である溶接線に対する倣い位置
に、容易にかつ正確に溶接トーチを制御し、しか
も前記溶接トーチが狭開先内を往復移動しても、
前記狭開先内のアーク近辺の輻射赤外線による映
像に基づいて狭開先の中心線である溶接線を導出
する際に、溶融池による前記映像の不鮮明化を防
止し、良好な溶接を行なえるようにすることを目
的とする。
つぎに、この発明を、その1実施例を示した図
面とともに詳細に説明する。
面とともに詳細に説明する。
図面において、1,2は溶接継手である突合せ
継手3を構成する母材、4は継手3に形成された
I型狭開先、5は開先4の底部に設けられた裏当
て材、6は内部を溶接ワイヤ7が送給され開先4
内を往復移動する短冊状の溶接トーチ、8,8′
はトーチ6の移動方向の両側に取付けられた第
1、第2オプテイカルフアイバ(以下第1、第2
フアイバという)、9,9′は赤外線フイルタから
なる第1、第2フイルタ、10,10′はそれぞ
れ前記アークの近辺を撮像して第1、第2撮像信
号を出力する赤外領域に感度を有する第1、第2
工業用テレビジヨンカメラ(以下第1、第2カメ
ラという)であり、それぞれ両フイルタ9,9′
を介して両フアイバ8,8′に接続されており、
第1図a中のA方向へのトーチ6の移動による溶
接時に、第1カメラ10が作動して第1フアイバ
8、第1フイルタ9を介し前記アークの近辺の輻
射赤外線による像を撮像し、第1図中の方向への
トーチ6の移動による溶接時に、第2フアイバ1
0′が作動して第2フアイバ8′、第2フイルタ
9′を介し前記アークの近辺の輻射赤外線による
像を撮像する。11,11′はそれぞれ両カメラ
10,10′に接続され両カメラ10,10′から
の両撮像信号を増幅する第1、第2増幅部、12
は両増幅部11,11′に接続され後述の演算信
号により開先4の中心線である溶接線13を導出
して導出信号を出力する処理部、14,14′は
処理部12を介して前記両撮像信号がそれぞれ入
力され画面15,15′上に前記アークの近辺の
映像を、狭開先4の方向が左右方向になるように
それぞれ表示する第1、第2モニタ用テレビジヨ
ン受像機(以下第1、第2モニタという)、16
は前記両映像に基づき開先4の両内側面と開先底
との両画面15,15′上の交線4′,4″の各点
の位置およびトーチ6と溶接線13とのずれ角を
算出して処理部12に演算信号を出力する演算
部、17はトーチ6の狭開先4の幅方向への移動
用第1操作信号およびトーチ6の中心軸まわりの
回転用第2操作信号を出力する手動操作部、18
は処理部12を介して前記導出信号および前記操
作信号が入力される制御部であり、前記導出信号
により、トーチ6の上下方向の中心軸の先端、す
なわちワイヤ7の先端が開先4の中心線である溶
接線13上に位置するようにトーチ6を移動させ
るとともに、トーチ6が溶接線13に平行になる
ようにトーチ6を前記中心軸まわりに回転移動さ
せ、手動制御時に、前記両操作信号により、前記
と同様にトーチ6を移動させる。
継手3を構成する母材、4は継手3に形成された
I型狭開先、5は開先4の底部に設けられた裏当
て材、6は内部を溶接ワイヤ7が送給され開先4
内を往復移動する短冊状の溶接トーチ、8,8′
はトーチ6の移動方向の両側に取付けられた第
1、第2オプテイカルフアイバ(以下第1、第2
フアイバという)、9,9′は赤外線フイルタから
なる第1、第2フイルタ、10,10′はそれぞ
れ前記アークの近辺を撮像して第1、第2撮像信
号を出力する赤外領域に感度を有する第1、第2
工業用テレビジヨンカメラ(以下第1、第2カメ
ラという)であり、それぞれ両フイルタ9,9′
を介して両フアイバ8,8′に接続されており、
第1図a中のA方向へのトーチ6の移動による溶
接時に、第1カメラ10が作動して第1フアイバ
8、第1フイルタ9を介し前記アークの近辺の輻
射赤外線による像を撮像し、第1図中の方向への
トーチ6の移動による溶接時に、第2フアイバ1
0′が作動して第2フアイバ8′、第2フイルタ
9′を介し前記アークの近辺の輻射赤外線による
像を撮像する。11,11′はそれぞれ両カメラ
10,10′に接続され両カメラ10,10′から
の両撮像信号を増幅する第1、第2増幅部、12
は両増幅部11,11′に接続され後述の演算信
号により開先4の中心線である溶接線13を導出
して導出信号を出力する処理部、14,14′は
処理部12を介して前記両撮像信号がそれぞれ入
力され画面15,15′上に前記アークの近辺の
映像を、狭開先4の方向が左右方向になるように
それぞれ表示する第1、第2モニタ用テレビジヨ
ン受像機(以下第1、第2モニタという)、16
は前記両映像に基づき開先4の両内側面と開先底
との両画面15,15′上の交線4′,4″の各点
の位置およびトーチ6と溶接線13とのずれ角を
算出して処理部12に演算信号を出力する演算
部、17はトーチ6の狭開先4の幅方向への移動
用第1操作信号およびトーチ6の中心軸まわりの
回転用第2操作信号を出力する手動操作部、18
は処理部12を介して前記導出信号および前記操
作信号が入力される制御部であり、前記導出信号
により、トーチ6の上下方向の中心軸の先端、す
なわちワイヤ7の先端が開先4の中心線である溶
接線13上に位置するようにトーチ6を移動させ
るとともに、トーチ6が溶接線13に平行になる
ようにトーチ6を前記中心軸まわりに回転移動さ
せ、手動制御時に、前記両操作信号により、前記
と同様にトーチ6を移動させる。
そして、たとえばトーチ6が第1図a中のA方
向に移動して溶接する場合、第1フアイバ8によ
り開先4内に発生するアークの近辺を上方から監
視するとともに、第1カメラ10により前記アー
クの近辺を撮像すると、第1カメラ10から第1
アンプ11を介して撮像信号が出力され、前記撮
像信号により、たとえば第3図に示すように、温
度のやや低い狭開先4の底部の裏当て材5に相当
する左傾斜の斜線を施こした画面15の中央部が
やや暗く、さらに温度の低い狭開先4の両内側面
の上端部に相当する右傾斜の斜線を施こした画面
15の上端部および下端部が暗く、温度の高い狭
開先4の両内側面と開先底の裏当て材5との交線
4′,4″付近に相当する斜線を施こしていない画
面15上の交線4′,4″付辺のハツチングを施さ
ない部分が明るい映像が、第1モニタ14の画面
15上に表示されるとともに、第3図に示すよう
に、処理部12により、表示された前記映像に重
ねて所定幅で上下方向に長尺の第1、第2信号枠
S1,S2が所定間隔で設定される。
向に移動して溶接する場合、第1フアイバ8によ
り開先4内に発生するアークの近辺を上方から監
視するとともに、第1カメラ10により前記アー
クの近辺を撮像すると、第1カメラ10から第1
アンプ11を介して撮像信号が出力され、前記撮
像信号により、たとえば第3図に示すように、温
度のやや低い狭開先4の底部の裏当て材5に相当
する左傾斜の斜線を施こした画面15の中央部が
やや暗く、さらに温度の低い狭開先4の両内側面
の上端部に相当する右傾斜の斜線を施こした画面
15の上端部および下端部が暗く、温度の高い狭
開先4の両内側面と開先底の裏当て材5との交線
4′,4″付近に相当する斜線を施こしていない画
面15上の交線4′,4″付辺のハツチングを施さ
ない部分が明るい映像が、第1モニタ14の画面
15上に表示されるとともに、第3図に示すよう
に、処理部12により、表示された前記映像に重
ねて所定幅で上下方向に長尺の第1、第2信号枠
S1,S2が所定間隔で設定される。
つぎに、処理部12により、前記第1信号枠S
1の画面15の水平走査線番号ごとに、第1信号
枠S1内における該信号枠S1の幅方向、すなわ
ち左右方向への各点の明るさを示す各輝度信号が
積分され、第1信号枠S1内における前記各水平
走査線番号ごとの輝度が数値化されるとともに、
第4図に示すような第1信号枠S1における前記
各水平走査線番号ごとの輝度データである輝度曲
線が得られ、処理部12より演算部16に入力さ
れる。
1の画面15の水平走査線番号ごとに、第1信号
枠S1内における該信号枠S1の幅方向、すなわ
ち左右方向への各点の明るさを示す各輝度信号が
積分され、第1信号枠S1内における前記各水平
走査線番号ごとの輝度が数値化されるとともに、
第4図に示すような第1信号枠S1における前記
各水平走査線番号ごとの輝度データである輝度曲
線が得られ、処理部12より演算部16に入力さ
れる。
このとき、第3図に示すように、第1信号枠S
1における前記交線4′,4″の外側が他に比べて
明るいため、第4図に示す曲線において、前記交
線4′,4″付近の輝度の値は高くなり、第3図に
示す画面15上の信号枠S1の幅方向の中心線と
交線4′,4″との交点X,X′に対応する第4図
中の点C,D間で一定値となる。
1における前記交線4′,4″の外側が他に比べて
明るいため、第4図に示す曲線において、前記交
線4′,4″付近の輝度の値は高くなり、第3図に
示す画面15上の信号枠S1の幅方向の中心線と
交線4′,4″との交点X,X′に対応する第4図
中の点C,D間で一定値となる。
つぎに、演算部16により、画面15上の交点
X,X′に対応する第4図に示す曲線上の前記両
点C,Dの水平走査線番号が両点C,Dの画面1
5上の位置として算出され、第1信号枠S1にお
ける画面15での前記両交線4′,4″上の点C,
Dの位置M,M′が算出されるとともに、演算部
16により、前記と同様にして第2信号枠S2の
幅方向の中心線と交線4′,4″との交点Y,
Y′の画面15における位置N,N′が算出される。
X,X′に対応する第4図に示す曲線上の前記両
点C,Dの水平走査線番号が両点C,Dの画面1
5上の位置として算出され、第1信号枠S1にお
ける画面15での前記両交線4′,4″上の点C,
Dの位置M,M′が算出されるとともに、演算部
16により、前記と同様にして第2信号枠S2の
幅方向の中心線と交線4′,4″との交点Y,
Y′の画面15における位置N,N′が算出される。
そして、演算部16により算出された画面15
上の両信号枠S1,S2における前記両交線4′,
4″上の各点X,X′,Y,Y′の位置M,M′,N,
N′に基づき、処理部12により、第3図に示す
画面15上の両交線4′,4″の中間線、すなわち
狭開先4の中心線である溶接線13が導出され、
前記溶接線13が画面15の上下の中心線に一致
し、かつ画面15の左右方向に平行になるよう
に、制御部18により、トーチ6が狭開先4の幅
方向に移動され、かつトーチ6の中心軸のまわり
に回転される。
上の両信号枠S1,S2における前記両交線4′,
4″上の各点X,X′,Y,Y′の位置M,M′,N,
N′に基づき、処理部12により、第3図に示す
画面15上の両交線4′,4″の中間線、すなわち
狭開先4の中心線である溶接線13が導出され、
前記溶接線13が画面15の上下の中心線に一致
し、かつ画面15の左右方向に平行になるよう
に、制御部18により、トーチ6が狭開先4の幅
方向に移動され、かつトーチ6の中心軸のまわり
に回転される。
なお、画面15の表示映像が、第3図に示すよ
うになる場合には、溶接トーチ6が狭開先4の両
内側面に平行な状態にあり、処理部12により導
出された溶接線13が画面15の左右方向に平行
になるため、溶接トーチ6が狭開先4の幅方向に
移動され、トーチ6が回転されることはなく、画
面15の上下の中心線に前記溶接線13が一致
し、トーチ6の中心軸が狭開先4の中心線である
前記溶接線13上に位置することになる。
うになる場合には、溶接トーチ6が狭開先4の両
内側面に平行な状態にあり、処理部12により導
出された溶接線13が画面15の左右方向に平行
になるため、溶接トーチ6が狭開先4の幅方向に
移動され、トーチ6が回転されることはなく、画
面15の上下の中心線に前記溶接線13が一致
し、トーチ6の中心軸が狭開先4の中心線である
前記溶接線13上に位置することになる。
ところで、第1フアイバ8がアークを追いかけ
る位置、すなわち第2フアイバ8′の位置にある
と、当該フアイバ8を介し第1カメラ10により
撮像されて第1モニタ14の画面15に表示され
る映像は開先底の裏当て材5に相当する画面15
の中央部が明るく映り、前記映像に基づき、前記
した動作により得られる輝度曲線は第5図に示す
ようになり、画面15上の交線4′,4″付近に対
応する水平走査番号の2個のピークの間に、溶融
池によるピークが現われ、前記交線4′,4″上の
点X,X′の画面15における位置を算出するこ
とができなくなるため、トーチ6の第1図a中の
A方向への移動時には、必ず第1図aに示すよう
に移動方向に先行する位置に設けられた第1フア
イバ8を介して第1カメラ10によりアークの近
辺を撮像しなければならない。
る位置、すなわち第2フアイバ8′の位置にある
と、当該フアイバ8を介し第1カメラ10により
撮像されて第1モニタ14の画面15に表示され
る映像は開先底の裏当て材5に相当する画面15
の中央部が明るく映り、前記映像に基づき、前記
した動作により得られる輝度曲線は第5図に示す
ようになり、画面15上の交線4′,4″付近に対
応する水平走査番号の2個のピークの間に、溶融
池によるピークが現われ、前記交線4′,4″上の
点X,X′の画面15における位置を算出するこ
とができなくなるため、トーチ6の第1図a中の
A方向への移動時には、必ず第1図aに示すよう
に移動方向に先行する位置に設けられた第1フア
イバ8を介して第1カメラ10によりアークの近
辺を撮像しなければならない。
つぎに、第6図中の破線に示すように、トーチ
6が前記溶接線13に対して角度θだけずれ、処
理部12により算出された溶接線13が、画面1
5の左右方向に対して角度θだけずれている場
合、第1モニタ14の画面15上に表示されるア
ークの近辺の映像は第7図に示すようになり、当
該映像に基づき、前記と同様にして演算部16に
より算出された前記各点X,X′,Y,Y′の画面
15における位置M,M′,N,N′および、両信
号枠S1,S2間の距離Lにより、 θ=tan-1(M−N/L) の式に従つて前記ずれ角の角度θが演算部16に
より算出されるとともに、算出された前記角度θ
に基づく演算信号が処理部12を介して制御部1
8に出力され、制御部18により、前記角度θが
零になつて画面15において溶接線13が画面1
5の左右方向に平行になるように、トーチ6が中
心軸のまわりを第6図中の破線矢印方向に回転移
動され、トーチ6が溶接線13に平行に配設され
る。
6が前記溶接線13に対して角度θだけずれ、処
理部12により算出された溶接線13が、画面1
5の左右方向に対して角度θだけずれている場
合、第1モニタ14の画面15上に表示されるア
ークの近辺の映像は第7図に示すようになり、当
該映像に基づき、前記と同様にして演算部16に
より算出された前記各点X,X′,Y,Y′の画面
15における位置M,M′,N,N′および、両信
号枠S1,S2間の距離Lにより、 θ=tan-1(M−N/L) の式に従つて前記ずれ角の角度θが演算部16に
より算出されるとともに、算出された前記角度θ
に基づく演算信号が処理部12を介して制御部1
8に出力され、制御部18により、前記角度θが
零になつて画面15において溶接線13が画面1
5の左右方向に平行になるように、トーチ6が中
心軸のまわりを第6図中の破線矢印方向に回転移
動され、トーチ6が溶接線13に平行に配設され
る。
そして、このようにしてトーチ6の中心軸の先
端であるワイヤ7の先端が狭開先4の中心線上に
位置し、かつトーチ6が狭開先4の内側面に平行
になり、狭開先4の中心線である溶接線13に対
する倣い位置に、溶接トーチ6が正確に制御さ
れ、これらの動作が繰り返され、溶接線13に対
する倣い位置にトーチ6が移動され、第1図a中
のA方向への開先4の溶接が行なわれる。
端であるワイヤ7の先端が狭開先4の中心線上に
位置し、かつトーチ6が狭開先4の内側面に平行
になり、狭開先4の中心線である溶接線13に対
する倣い位置に、溶接トーチ6が正確に制御さ
れ、これらの動作が繰り返され、溶接線13に対
する倣い位置にトーチ6が移動され、第1図a中
のA方向への開先4の溶接が行なわれる。
一方、トーチ6が第1図a中のB方向に移動し
て溶接する場合、前記と同様の動作により第1図
a中のB方向への開先4の溶接が行なわれる。
て溶接する場合、前記と同様の動作により第1図
a中のB方向への開先4の溶接が行なわれる。
したがつて、前記実施例によると、開先4の第
1図a中のA方向、B方向への溶接時に、それぞ
れ第1、第2フアイバ8,8′を介し、第1、第
2カメラ10,10′によりアークの近辺を撮像
して第1、第2モニタ14,14′に前記アーク
の近辺の映像を表示し、それぞれの前記映像に基
づき、演算部16および処理部12により溶接線
13を導出してトーチ6を前記溶接線13に対す
る倣い位置に移動させるようにしたことにより、
狭開先4の中心線である溶接線13に対する倣い
位置に、溶接トーチ6を容易にかつ正確に制御で
き、しかも溶接トーチ6が狭開先4内を往復移動
しても、狭開先4内のアーク近辺の輻射赤外線に
よる映像に基づいて溶接線13を導出する際に、
モニタ14,14′に表示される映像の中央部が
溶融池により明るく映り画面15,15′上の交
線4′,4″付近が不鮮明になることを防止するこ
とができ、溶接線13に対する倣い位置を容易か
つ正確に導出することができ、良好な溶接を行な
うことができる。
1図a中のA方向、B方向への溶接時に、それぞ
れ第1、第2フアイバ8,8′を介し、第1、第
2カメラ10,10′によりアークの近辺を撮像
して第1、第2モニタ14,14′に前記アーク
の近辺の映像を表示し、それぞれの前記映像に基
づき、演算部16および処理部12により溶接線
13を導出してトーチ6を前記溶接線13に対す
る倣い位置に移動させるようにしたことにより、
狭開先4の中心線である溶接線13に対する倣い
位置に、溶接トーチ6を容易にかつ正確に制御で
き、しかも溶接トーチ6が狭開先4内を往復移動
しても、狭開先4内のアーク近辺の輻射赤外線に
よる映像に基づいて溶接線13を導出する際に、
モニタ14,14′に表示される映像の中央部が
溶融池により明るく映り画面15,15′上の交
線4′,4″付近が不鮮明になることを防止するこ
とができ、溶接線13に対する倣い位置を容易か
つ正確に導出することができ、良好な溶接を行な
うことができる。
さらに、遠隔地点から開先4の溶接状況を監視
することができるため、高所等の危険度の高い溶
接箇所の溶接時にも適用することができ、有用で
ある。
することができるため、高所等の危険度の高い溶
接箇所の溶接時にも適用することができ、有用で
ある。
以上のように、この発明は、溶接継手に形成さ
れたI型狭開先内を往復移動する短冊状の溶接ト
ーチの前記移動方向の両側に第1、第2オプテイ
カルフアイバを取付け、一方の移動方向への溶接
時に一方の前記フアイバにより、他方の移動方向
への溶接時に他方の前記フアイバにより、それぞ
れ前記狭開先内に発生するアークの近辺を上方か
ら監視するとともに、前記両フアイバにそれぞれ
接続された赤外領域に感度を有する第1、第2工
業用テレビジヨンカメラによりそれぞれの前記フ
アイバを介して前記アークの近辺を撮像し、第
1、第2モニタ用テレビジヨン受像機に前記両カ
メラによりそれぞれ撮像された前記アークの近辺
の映像を、前記狭開先の方向が画面の左右方向に
なるようそれぞれ表示するとともに、処理部によ
り、前記受像機の画面に表示された前記狭開先の
両内側面と開先底との交線付近の明るい領域を含
む映像に、所定幅で上下方向に長尺の信号枠を所
定間隔で重ね、一方の前記信号枠の前記画面の水
平走査線番号ごとに、該信号枠内における該信号
枠の幅方向への各点の輝度に応じた信号を積分し
て数値化し、前記走査線番号ごとの各輝度数値を
演算部に入力し、該演算部により、前記信号枠の
幅方向の中心線と前記両交線との交点に対応する
前記走査線番号を、該交点の前記画面上の位置と
して算出し、前記演算部により、前記と同様にし
て他方の前記信号枠の幅方向の中心線と前記両交
線との交点の前記画面上の位置を算出し、前記各
交点の前記画面上の位置に基づき、前記処理部に
より、前記画面上の前記両交線の中間線を導出
し、前記中間線が、前記画面の上下の中心線に一
致し、かつ前記画面の左右方向に平行になるよう
に、制御部により、前記トーチを、前記狭開先の
幅方向に移動し、かつ前記トーチの中心軸のまわ
りに回転することを特徴とする溶接線倣い制御方
法である。
れたI型狭開先内を往復移動する短冊状の溶接ト
ーチの前記移動方向の両側に第1、第2オプテイ
カルフアイバを取付け、一方の移動方向への溶接
時に一方の前記フアイバにより、他方の移動方向
への溶接時に他方の前記フアイバにより、それぞ
れ前記狭開先内に発生するアークの近辺を上方か
ら監視するとともに、前記両フアイバにそれぞれ
接続された赤外領域に感度を有する第1、第2工
業用テレビジヨンカメラによりそれぞれの前記フ
アイバを介して前記アークの近辺を撮像し、第
1、第2モニタ用テレビジヨン受像機に前記両カ
メラによりそれぞれ撮像された前記アークの近辺
の映像を、前記狭開先の方向が画面の左右方向に
なるようそれぞれ表示するとともに、処理部によ
り、前記受像機の画面に表示された前記狭開先の
両内側面と開先底との交線付近の明るい領域を含
む映像に、所定幅で上下方向に長尺の信号枠を所
定間隔で重ね、一方の前記信号枠の前記画面の水
平走査線番号ごとに、該信号枠内における該信号
枠の幅方向への各点の輝度に応じた信号を積分し
て数値化し、前記走査線番号ごとの各輝度数値を
演算部に入力し、該演算部により、前記信号枠の
幅方向の中心線と前記両交線との交点に対応する
前記走査線番号を、該交点の前記画面上の位置と
して算出し、前記演算部により、前記と同様にし
て他方の前記信号枠の幅方向の中心線と前記両交
線との交点の前記画面上の位置を算出し、前記各
交点の前記画面上の位置に基づき、前記処理部に
より、前記画面上の前記両交線の中間線を導出
し、前記中間線が、前記画面の上下の中心線に一
致し、かつ前記画面の左右方向に平行になるよう
に、制御部により、前記トーチを、前記狭開先の
幅方向に移動し、かつ前記トーチの中心軸のまわ
りに回転することを特徴とする溶接線倣い制御方
法である。
したがつて、この発明の溶接線倣い制御方法に
よると、I型狭開先内に発生するアークの近辺
を、溶接トーチの移動方向の先行側に取付けたオ
プテイカルフアイバを介して工業用テレビジヨン
カメラにより撮像し、モニタ用テレビジヨン受像
機に表示される前記アーク近辺の映像に基づき、
処理部により、前記モニタ用テレビジヨン受像機
の画面上における狭開先の両内側面と開先底との
両交線上の点の位置を算出し、演算部により、溶
接線として前記両交線の中間線を算出し、算出し
た前記中間線が、前記画面の上下の中心線に一致
し、かつ前記画面の左右方向に平行になるよう
に、制御部により、溶接トーチを、前記狭開先の
幅方向に移動し、かつ前記トーチの中心軸のまわ
りに回転するようにしたため、溶接トーチの中心
軸が狭開先の中心線である前記溶接線上に位置す
るとともに、溶接トーチが狭開先の内側面に平行
になり、管相貫継手に形成されたI型狭開先のよ
うな狭開先であつても、狭開先の中心線である溶
接線に対する倣い位置に、溶接トーチを容易にか
つ正確に制御することができる。
よると、I型狭開先内に発生するアークの近辺
を、溶接トーチの移動方向の先行側に取付けたオ
プテイカルフアイバを介して工業用テレビジヨン
カメラにより撮像し、モニタ用テレビジヨン受像
機に表示される前記アーク近辺の映像に基づき、
処理部により、前記モニタ用テレビジヨン受像機
の画面上における狭開先の両内側面と開先底との
両交線上の点の位置を算出し、演算部により、溶
接線として前記両交線の中間線を算出し、算出し
た前記中間線が、前記画面の上下の中心線に一致
し、かつ前記画面の左右方向に平行になるよう
に、制御部により、溶接トーチを、前記狭開先の
幅方向に移動し、かつ前記トーチの中心軸のまわ
りに回転するようにしたため、溶接トーチの中心
軸が狭開先の中心線である前記溶接線上に位置す
るとともに、溶接トーチが狭開先の内側面に平行
になり、管相貫継手に形成されたI型狭開先のよ
うな狭開先であつても、狭開先の中心線である溶
接線に対する倣い位置に、溶接トーチを容易にか
つ正確に制御することができる。
さらに、溶接トーチの移動方向の先行側に取付
けたオプテイカルフアイバを介して撮像したアー
ク近辺の映像に基づき、前記したように狭開先の
中心線を導出するため、溶接トーチが狭開先内を
往復移動しても、処理部により、狭開先内のアー
ク近辺の輻射赤外線による映像を処理する際に、
溶融池による前記映像の不鮮明化を防止すること
ができ、良好な溶接が可能となる。
けたオプテイカルフアイバを介して撮像したアー
ク近辺の映像に基づき、前記したように狭開先の
中心線を導出するため、溶接トーチが狭開先内を
往復移動しても、処理部により、狭開先内のアー
ク近辺の輻射赤外線による映像を処理する際に、
溶融池による前記映像の不鮮明化を防止すること
ができ、良好な溶接が可能となる。
図面は、この発明の溶接線倣い制御方法の1実
施例を示し、第1図aは一部の正面図、同図bは
同図aの右側面図、第2図はブロツク構成図、第
3図はモニタ用テレビジヨン受像機に表示される
ある状態の映像を示す図、第4図および第5図は
それぞれ演算部により算出された輝度と走査線番
号との関係図、第6図は狭開先内の溶接トーチの
状態を示す平面図、第7図はモニタ用テレビジヨ
ン受像機に表示される他の状態の映像を示す図で
ある。 3……突合せ継手、4……狭開先、6……溶接
トーチ、8,8′……第1、第2オプテイカルフ
アイバ、10,10′……第1、第2工業用テレ
ビジヨンカメラ、12……処理部、13……溶接
線、14,14′……第1、第2モニタ用テレビ
ジヨン受像機、18……制御部。
施例を示し、第1図aは一部の正面図、同図bは
同図aの右側面図、第2図はブロツク構成図、第
3図はモニタ用テレビジヨン受像機に表示される
ある状態の映像を示す図、第4図および第5図は
それぞれ演算部により算出された輝度と走査線番
号との関係図、第6図は狭開先内の溶接トーチの
状態を示す平面図、第7図はモニタ用テレビジヨ
ン受像機に表示される他の状態の映像を示す図で
ある。 3……突合せ継手、4……狭開先、6……溶接
トーチ、8,8′……第1、第2オプテイカルフ
アイバ、10,10′……第1、第2工業用テレ
ビジヨンカメラ、12……処理部、13……溶接
線、14,14′……第1、第2モニタ用テレビ
ジヨン受像機、18……制御部。
Claims (1)
- 1 溶接継手に形成されたI型狭開先内を往復移
動する短冊状の溶接トーチの前記移動方向の両側
に第1、第2オプテイカルフアイバを取付け、一
方の移動方向への溶接時に一方の前記フアイバに
より、他方の移動方向への溶接時に他方の前記フ
アイバにより、それぞれ前記狭開先内に発生する
アークの近辺を上方から監視するとともに、前記
両フアイバにそれぞれ接続された赤外領域に感度
を有する第1、第2工業用テレビジヨンカメラに
よりそれぞれの前記フアイバを介して前記アーク
の近辺を撮像し、第1、第2モニタ用テレビジヨ
ン受像機に前記両カメラによりそれぞれ撮像され
た前記アークの近辺の映像を、前記狭開先の方向
が画面の左右方向になるようそれぞれ表示すると
ともに、処理部により、前記受像機の画面に表示
された前記狭開先の両内側面と開先底との交線付
近の明るい領域を含む映像に、所定幅で上下方向
に長尺の信号枠を所定間隔で重ね、一方の前記信
号枠の前記画面の水平走査線番号ごとに、該信号
枠内における該信号枠の幅方向への各点の輝度に
応じた信号を積分して数値化し、前記走査線番号
ごとの各輝度数値を演算部に入力し、該演算部に
より、前記信号枠の幅方向の中心線と前記両交線
との交点に対応する前記走査線番号を、該交点の
前記画面上の位置として算出し、前記演算部によ
り、前記と同様にして他方の前記信号枠の幅方向
の中心線と前記両交線との交点の前記画面上の位
置を算出し、前記各交点の前記画面上の位置に基
づき、前記処理部により、前記画面上の前記両交
線の中間線を導出し、前記中間線が、前記画面の
上下の中心線に一致し、かつ前記画面の左右方向
に平行になるように、制御部により、前記トーチ
を、前記狭開先の幅方向に移動し、かつ前記トー
チの中心軸のまわりに回転することを特徴とする
溶接線倣い制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18323182A JPS5973182A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 溶接線倣い制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18323182A JPS5973182A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 溶接線倣い制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5973182A JPS5973182A (ja) | 1984-04-25 |
JPS6316227B2 true JPS6316227B2 (ja) | 1988-04-07 |
Family
ID=16132072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18323182A Granted JPS5973182A (ja) | 1982-10-18 | 1982-10-18 | 溶接線倣い制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5973182A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002136251A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Shimano Inc | 両軸受リールの発音装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50159446A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-24 | ||
JPS53115644A (en) * | 1977-03-18 | 1978-10-09 | Kobe Steel Ltd | Profiling method in visible arc welding |
JPS5411860A (en) * | 1977-06-29 | 1979-01-29 | Kobe Steel Ltd | Method of profiling weld line |
-
1982
- 1982-10-18 JP JP18323182A patent/JPS5973182A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50159446A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-24 | ||
JPS53115644A (en) * | 1977-03-18 | 1978-10-09 | Kobe Steel Ltd | Profiling method in visible arc welding |
JPS5411860A (en) * | 1977-06-29 | 1979-01-29 | Kobe Steel Ltd | Method of profiling weld line |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5973182A (ja) | 1984-04-25 |
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