JPS6345916B2 - - Google Patents

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JPS6345916B2
JPS6345916B2 JP22937583A JP22937583A JPS6345916B2 JP S6345916 B2 JPS6345916 B2 JP S6345916B2 JP 22937583 A JP22937583 A JP 22937583A JP 22937583 A JP22937583 A JP 22937583A JP S6345916 B2 JPS6345916 B2 JP S6345916B2
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JP
Japan
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signal
image
welding
sensor
torch
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Application number
JP22937583A
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English (en)
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JPS60121072A (ja
Inventor
Yoshiji Hanyu
Juji Nakahara
Azuma Hisayasu
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP22937583A priority Critical patent/JPS60121072A/ja
Publication of JPS60121072A publication Critical patent/JPS60121072A/ja
Publication of JPS6345916B2 publication Critical patent/JPS6345916B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • B23K9/127Means for tracking lines during arc welding or cutting
    • B23K9/1272Geometry oriented, e.g. beam optical trading
    • B23K9/1274Using non-contact, optical means, e.g. laser means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、センサを構成するテレビジヨンカ
メラを溶接トーチとともに倣い制御しつつ前記カ
メラにより溶接部を撮像し、撮像された前記溶接
部の画像にもとづいて溶接状況を検出、監視する
溶接状況監視装置に関する。
〔従来技術〕
一般に溶接において、溶接部の溶接状況を監視
する場合、テレビジヨンカメラやフアイバースコ
ープを用いて溶接部を撮像し、前記カメラに接続
されたテレビジヨン受像機あるいは前記スコープ
にテレビジヨンカメラを介して接続されたテレビ
ジヨン受像機により前記撮像された溶接部の画像
を表示し、操作者が前記画面上の画像を見て該画
像中に溶接ビードの盛り上がりなどの異常がない
かを監視し、あるいはX線テレビジヨンカメラを
用いて溶接部の内部を撮像し、前記X線テレビジ
ヨンカメラに接続されたテレビジヨン受像機の画
面上に前記溶接部の内部の画像を表示し、操作者
が前記画像を見てクラツク等が発生していないか
を監視している。
ところで従来自動倣い溶接機として、テレビジ
ヨンカメラ、テレビジヨン受像機からなるセン
サ、画像処理回路および倣い制御系を備え、前記
カメラにより溶接すべき箇所を撮像するととも
に、前記受像機により前記撮像された溶接個所の
画像を画面上に表示し、前記画面上の画像を前記
処理回路により画像処理して前記溶接箇所に対す
る倣い位置を導出し、前記倣い制御系により前記
倣い位置に溶接トーチを制御しつつ溶接を行なう
ものがあるが、この自動倣い溶接機により溶接を
行ないながら溶接部の溶接状況を監視する場合、
前記自動倣い溶接機に溶接状況監視用テレビジヨ
ンカメラ等を併用しなければならない。
しかし、前記自動倣い溶接機に前記溶接状況監
視用のテレビジヨンカメラ等を併用すると、倣い
制御用のテレビジヨンカメラのほかに溶接状況監
視用のテレビジヨンカメラが必要となり、非常に
無駄であり、しかも前記溶接状況監視用のテレビ
ジヨンカメラの倣い制御を行なうため倣い制御系
が必要となり、しかも前記倣い制御系と前記自動
倣い溶接機の倣い制御系とを連係しなければなら
ず、大規模かつ操作が複雑になるという欠点があ
る。
〔発明の目的〕
この発明は、前記の点に留意してなされたもの
であり、従来のように、倣い制御用と溶接状況監
視用の2台のテレビジヨンカメラを設けることな
く、1台のテレビジヨンカメラの画像にもとづ
き、溶接トーチおよびセンサを倣い制御するとと
もに、溶接部に溶接ビードの盛り上がり等の異常
が発生していないかを監視することを目的とす
る。
〔発明の構成〕
この発明は、扇状のレーザまたはX線等の電磁
波束を斜め方向から溶接部に照射する電磁波照射
源および前記溶接部の前記電磁波束の照射部分を
真上から撮像して画像信号を出力するテレビジヨ
ンカメラからなるセンサと、 前記センサに前記センサの進行方向に対して前
部に一体に設けられた溶接トーチと、 前記画像信号による画像を処理し、前記センサ
および前記トーチを上下方向と前記溶接部の方向
に直交する方向とに移動制御して前記センサおよ
び前記トーチを前記溶接部に対する倣い位置に制
御する倣い制御系と、 前記画像信号を、該画像信号による画像の各点
の明、暗に応じて2値化しハイレベルおよびロー
レベルの2値化信号を出力する2値化回路と、 演算指令信号出力部からの演算指令信号の入力
直後の1フレーム分の前記2値化信号のハイレベ
ルパルスをカウントする第1カウンタと、 前記第1カウンタのカウント値を記憶し、前記
演算指令信号の入力直後の最初のフレーム画像に
占める前記照射部分の基本面積として記憶したカ
ウント値を出力するレジスタと、 一方の入力端子に前記2値化信号が入力される
オアゲートと、 前記オアゲートの出力信号を記憶し1フレーム
分遅延した出力信号を前記オアゲートの他方の入
力端子に入力するシフトレジスタと、 前記シフトレジスタの出力信号のハイレベルパ
ルスをカウントし、前記演算指令信号の入力以後
の各フレーム画像に占める前記照射部分の軌跡面
積としてカウント値を出力する第2カウンタと、 前記基本面積に対する前記軌跡面積の比を算出
して溶接状況監視用の割算信号を出力する割算回
路と を備えたことを特徴とする溶接状況監視装置を提
供するものである。
〔発明の効果〕
したがつて、この発明の溶接状況監視装置によ
ると、センサのテレビジヨンカメラからの画像信
号による電磁波束の照射部分の画像を処理して溶
接トーチとともに前記センサを溶接部に倣い制御
させる倣い制御系を設けたことにより、前記トー
チおよびセンサの倣い制御を自動的かつ精度よく
行なうことができる。
さらに、演算指令信号の入力直後の画像信号に
よる最初のフレーム画像に占める前記照射部分の
基本面積を、第1カウンタおよびレジスタにより
導出するとともに、前記演算指令信号の入力以後
の各フレーム画像に占める前記照射部分の軌跡面
積を、オアゲート、シフトレジスタ、第2カウン
タにより導出し、前記基本面積に対する前記軌跡
面積の比を算出して溶接状況監視用の割算信号を
出力する割算回路を設けたことにより、前記トー
チおよびセンサの倣い制御に加え、前記割算信号
による前記比が所定のしきい値よりも大きいか否
かを判別するのみで溶接状況を監視して溶接部に
異常が発生していないかを検出することができる
と同時に、前記トーチ、センサの倣い制御精度の
検出をも行なうことができ、従来のように2台の
テレビジヨンカメラを設ける必要がなく、1台に
済み、構成の大規模化や操作の複雑化を招くこと
もなく、実用性の優れた溶接状況監視装置を提供
することができる。
〔実施例〕
つぎに、この考案を、その1実施例を示した図
面とともに詳細に説明する。
第1図において、1は溶接部であるV形開先2
を有する被溶接物、3は溶接トーチ、4は開先2
の近辺に斜め方向から扇状のレーザ光束を照射す
るレーザ、5はテレビジヨンカメラであり、レー
ザ4とともにセンサ6を構成し、レーザ4による
レーザ光束の照射部分を含む一定視野内を真上か
ら撮像して画像信号Vを出力する。
ここで、センサ6は開先2に沿つて一方向に移
動されるようになつており、しかもトーチ3が、
センサ6に該センサ6の進行方向に対して前部に
一体に設けられているため、トーチ3およびセン
サ6が一体に移動される。
7は前記画像信号Vを処理してカメラ5の開先
2の開先底に対する位置を導出して導出信号Gを
出力する画像処理回路、8はサーボ機構であり、
トーチ3、レーザ4およびカメラ5が装着された
2個のサーボ軸および2個のサーボモータからな
り、前記導出信号Gにより、前記両サーボ軸がそ
れぞれ上下方向と開先2の方向すなわち溶接方向
に直交する方向とに移動してトーチ3、レーザ4
およびカメラ5が移動され、トーチ3およびカメ
ラ5が開先2の開先底に対する所定の倣い位置に
それぞれ制御されるようになつており、画像処理
回路7およびサーボ機構8により倣い制御系9が
構成されている。
10は前記画像信号Vが入力されてカメラ5に
より撮像された画像に占める前記照射部分の面積
等を算出する算出回路、11は押釦の操作により
演算指令信号Mを出力する演算指令信号出力部に
接続された算出回路10の接続端子、12は算出
回路10の出力端子である。
このとき、算出回路10により、前記画像信号
が各画素の輝度によつて2値化され、各フレーム
の画像の明るい領域の面積が前記レーザ光束の照
射部分の面積として算出される。
そして、算出回路10により、前記押釦の操作
による前記演算指令信号Mの入力直後の1番目の
フレーム画像に占める前記照射部分の面積が基本
面積として算出され、前記演算指令信号Mの入力
以後の各フレーム画像に占める前記照射部分の面
積が算出され、各フレーム画像に占める前記照射
部分の軌跡の面積が算出され、前記基本面積に対
する前記軌跡面積の比が算出される。
つぎに、算出回路10の構成を示す第2図につ
いて説明する。
同図において、13は接続端子14を介して入
力される前記画像信号Vから同期信号を分離して
水平同期信号にもとづくクロツク信号Cおよび垂
直同期信号にもとづくリセツト信号Rを出力する
同期信号分離回路、15は前記クロツク信号Cに
より接続端子14を介して入力される前記画像信
号Vを、該信号Vによる画像の各点の明るさに応
じて2値化してハイレベルおよびローレベルの2
値化信号Bを出力する2値化回路、16は一方の
入力端子が2値化回路15の出力端子に接続され
たオアゲート、17は前記クロツク信号Cにより
オアゲート16を介して入力される1フレーム分
の前記2値化信号Bを記憶して順次シフトしシフ
トした2値化信号B′を出力するシフトレジスタ、
18は指令信号受信回路であり、前記指令信号M
により、該指令信号Mの入力直後の前記リセツト
信号の立上りから次の立上りまでの間、すなわち
1フレーム期間ローレベルのフレーム検知信号F
を出力するとともに、前記フレーム検知信号Fの
ローレベルからハイレベルの反転時にパルス状の
ラツチ信号Lを出力する。
19は両入力端子がシフトレジスタ17の出力
端子および受信回路18のフレーム検知信号出力
端子に接続され出力端子がオアゲート16の他方
の入力端子に接続されたアンドゲート、20は前
記リセツト信号Rを所定時間遅延して後述のレジ
スタによるデータ記憶後にリセツトパルスR′を
出力する遅延回路、21は第1カウンタであり、
前記リセツトパルスR′によりリセツトされ、前
記クロツク信号Cによりオアゲート16を介して
入力される前記2値化信号Bのハイレベルパルス
をカウントし、フレーム画像に占める前記レーザ
光束の照射部分の面積を演算してカウント信号P
を出力する。
このとき、シフトレジスタ17の出力端子がア
ンドゲート19の一方の入力端子に接続されてい
るために、アンドゲート19の他方の入力端子へ
の前記フレーム検知信号Fのローレベルの間、ア
ンドゲート19の出力は、一方の入力端子へのシ
フトレジスタ17の出力に関係なくローレベルと
なり、オアゲート16からは2値化回路15の出
力がそのまま出力される。
一方、前記フレーム検知信号Fのハイレベルの
間、アンドゲート19の出力は、一方の入力端子
へのシフトレジスタ17の出力のハイレベル、ロ
ーレベルに応じてハイレベル、ローレベルとな
り、オアゲート16によりシフトレジスタ17の
出力とアンドゲート19の出力との論理和がとら
れ、各フレーム画像の2値化データと、シフトレ
ジスタ17により1フレーム分遅延された各フレ
ーム画像の2値化データとの論理和により、各フ
レーム画像の明るい領域の軌跡の面積、すなわち
各フレーム画像に占める前記レーザ光束の照射部
分の軌跡面積が得られることになる。
従つて、アンドゲート19の一方の入力端子に
シフトレジスタ17の出力端子を接続し、2値化
回路15の出力端子とアンドゲート19の出力端
子とをオアゲート16の両入力端子に接続するこ
とにより、各フレーム画像に占める前記照斜部分
の軌跡面積を得ることが可能となる。
22はレジスタであり、前記ラツチ信号Lによ
り第1カウンタ21からのカウント信号Pによる
前記照射部分の面積の演算値を基本面積の演算値
としてを記憶し、後述の割算回路の演算時に、記
憶していた前記基本面積の演算値にもとづく第1
演算信号O1を出力するようになつており、第1
カウンタ21およびレジスタ22により基本面積
演算回路23が構成されている。
このとき、レジスタ22による前記基本面積の
演算値の記憶後、前記リセツトパルスR′により
第1カウンタ21がリセツトされるため、基本面
積演算回路23により、前記演算指令信号Mの入
力直後の最初のフレーム画像に占める前記照射部
分の面積のみが算出されることになり、これが基
本面積に相当する。
24は第2カウンタであり、前記リセツトパル
スR′によりリセツトされ、前記クロツク信号C
によりシフトレジスタ17から順次出力されるオ
アゲート16の出力を1フレーム分遅延した2値
化信号B′のハイレベルパルスをカウントし、各
フレーム画像に占める前記照射部分の面積を演算
し、前記照射部分の軌跡面積を算出して第2演算
信号O2を出力する。
25は割算回路であり、前記両演算信号O1
O2により、前記基本面積に対する前記軌跡面積
の比を算出して溶接状況監視用の割算信号Dを出
力するようになつており、第2図に示す回路によ
り算出回路10が構成されている。
つぎに、前記実施例の動作について説明する。
まず、溶接に際し、トーチ3およびセンサ6を
開先2に対する所定の倣い位置に粗調整したの
ち、レーザ4を駆動して被溶接物1の開先2に扇
状のレーザ光束を斜め方向から照射し、前記レー
ザ光束の照射部分を含む一定視野内をカメラ5に
より真上から撮像することにより、カメラ5から
の画像信号Vが画像処理回路7により処理されて
カメラ5の開先2の開先底に対する位置が導出さ
れ、画像処理回路7から出力される前記導出信号
Gにより、サーボ機構8の両サーボモータが駆動
されて両サーボ軸が上下方向を開先2の方向に直
交する方向とに所定量ずつ移動してトーチ3、レ
ーザ4およびカメラ5が移動され、トーチ3およ
びカメラ5が開先2の開先底からそれぞれ所定の
距離に制御され、配置される。
そして、トーチ3およびセンサ6が開先2の方
向に沿つて移動し、前記の動作が繰り返されて開
先2の開先底に対する所定の倣い位置に制御され
つつ開先2の溶接が行なわれるとともに、カメラ
5からの前記画像信号Vが算出回路10に入力さ
れて溶接状況の監視が行なわれる。
すなわち、カメラ5からの画像信号Vが算出回
路10に入力されると、分離回路13により、前
記画像信号Vから水平、垂直同期信号が抽出、分
離されてクロツク信号C、リセツト信号Rが出力
され、2値化回路15により、前記クロツク信号
Cのタイミングで前記画像信号Vが該画像信号V
による画像の各点の明るさに応じて2値化され、
2値化回路15から2値化信号Bがオアゲート1
6を介してシフトレジスタ17に出力されて記憶
される。
そして、前記リセツト信号Rは、第3図aに示
すように、1フレームの初めから次のフレームの
初めまでの時間に相当する周期でハイレベルに立
上るパルス信号であり、同図bに示すように、同
図aに示すリセツト信号Rのローレベル期間に前
記演算指令信号出力部の押釦が操作されて演算指
令信号Mが受信回路18に入力されると、受信回
路18から前記指令信号Mの入力直後の前記リセ
ツト信号Rのハイレベルへの立上りから次のハイ
レベルへの立上りまで間、同図cに示すようなロ
ーレベルのフレーム検知信号Fがアンドゲート1
9に出力され、前記ローレベルのフレーム検知信
号Fによりシフトレジスタ17からの2値化信号
B′のハイレベル、ローレベルに応じてハイレベ
ル、ローレベルに反転を繰り返していたアンドゲ
ート19の出力がローレベルに反転する。
さらに、アンドゲート19のローレベルへの出
力反転により、オアゲート16に入力されてくる
2値化回路15からの2値化信号Bがそのまま第
1カウンタ21に入力され、リセツト状態であつ
た第1カウンタ21により前記2値化信号Bのハ
イレベルパルスがカウントされるとともに、指令
信号Mの入力直後の前記画像信号Vによる最初の
フレーム画像に占める前記レーザ光束の照射部分
の基本面積が演算されてカウント信号Pが出力さ
れる。
そして、前記最初のフレーム期間が終了して前
記フレーム検知信号Fのローレベルからハイレベ
ルに反転すると、前記フレーム検知信号Fの反転
と同時に、受信回路18から第3図dに示すよう
にハイレベルに立上るパルス状のラツチ信号がL
がレジスタ22に出力され、レジスタ22により
前記カウント信号Pによる前記基本面積の演算値
が記憶され、割算回路25による演算時に前記演
算値が第1演算信号O1として読み出されるとと
もに、第1カウンタ21に遅延回路20からのリ
セツトパルスR′が出力されて第1カウンタ21
がリセツトされる。
つぎに、前記フレーム検知信号Fのローレベル
からハイレベルへの反転により、アンドゲート1
9の出力は再びシフトレジスタ17からの2値化
信号B′のハイレベル、ローレベルに応じてハイ
レベル、ローレベルへの反転を繰り返し、オアゲ
ート16により2値化回路15からの前記2値化
信号Bとアンドゲート19の出力信号との論理和
がとられ、シフトレジスタ17にオアゲート16
の出力信号が入力され、シフトレジスタ17によ
り、前記指令信号Mの入力以後の前記画像信号V
による全フレーム画像の前記2値化信号Bが記憶
される。
そして、シフトレジスタ17により前記クロツ
ク信号Cのタイミングで記憶された前記2値化信
号Bが前記クロツク信号Cのタイミングで順次シ
フトされ、シフトレジスタ17に入力される前記
2値化信号Bよりも1フレーム分遅れた2値化信
号B′がシフトレジスタ17から第2カウンタ2
4に順次出力され、第2カウンタ24により、前
記クロツク信号Cのタイミングで前記2値化信号
B′のハイレベルパルスがカウントされ、各フレ
ーム画像に占める前記照射部分の面積が演算され
て前記照射部分の軌跡面積が算出され、第2演算
信号O2が出力される。
さらに、第3図aに示すようなパルス状のリセ
ツト信号Rが演算回路25に入力され、割算回路
25による演算が開始され、割算回路25にレジ
スタ22からの第1演算信号O1および第2カウ
ンタ24からの第2演算信号O2が入力されて前
記基本面積に対する前記軌跡面積の割算が行なわ
れ、前記基本面積に対する前記軌跡面積の比が算
出されて割算信号Dが出力される。
いま、開先2に一様に溶接ビードが形成された
状態におけるカメラ5からの画像信号による各フ
レーム画像を再生したときに、その各フレーム画
像がたとえば第4図aに示すようになれば、カメ
ラ5が移動しても同図a中の斜線を施したレーザ
光束の照射部分、すなわちレーザ光束により明る
く表示される部分の画像が移動しないため、前記
割算信号Dによる前記両面積の比はほぼ一定値で
あり、開先2に均一な溶接ビードが形成されてい
ると判定される。
一方、開先2に形成された溶接ビードの一部に
異常な盛り上りが生じ、前記指令信号Mの入力後
の前記画像信号Vによるあるフレーム画像を再生
したときに第4図bのようになると、前記指令信
号Mの入力直後の最初のフレーム画像が同図aで
あるとした場合、前記レーザ光束の照射部分の画
像が前記ビードの盛り上りの部分だけ膨張したよ
うになり、前記照射部分の軌跡面積、すなわち同
図b中に斜線を施した部分の面積は、同図a中に
斜線を施した前記最初のフレーム画像の前記照射
部分の面積よりも大きくなるため、前記割算信号
Dによる前記両面積の比は前記一定値よりも大き
くなり、前記比が所定のしきい値を越えていれ
ば、溶接ビードに異常があると判定され、溶接中
断等の処置が直ちにとられる。
また、前記したような溶接状況の監視だけでな
く、前記割算信号Dによりトーチ3およびカメラ
5の倣い制御精度の検出も可能となる。
すなわち、説明を簡単にするため、トーチ3、
センサ6が停止した状態で、指令信号Mの入力直
後の画像信号Vによる最初のフレーム画像を再生
したときに、カメラ5の焦点が開先2の開先底上
にあり、その画像がたとえば第5図aに示すよう
になつて当該画像に占めるレーザ光束の照射部分
の面積が最小である場合に、サーブ機構8のサー
ボモータを手動操作してカメラ5をわるかに上下
すると、カメラ5の焦点が前記開先底からずれ、
あるフレーム画像が同図bに示すように変化し、
同図bに示す画像に占める前記照射部分の明るさ
が低下すると同時に輪郭がぼやけて面積が大きく
なるため、前記割算信号Dによる同図a,bに示
す画像に占める前記照射部分の面積比が1よりも
大きくなり、トーチ3、カメラ5が所定の倣い位
置になく倣い制御精度が悪いと判定することがで
きる。
したがつて、前記実施例によると、倣い制御系
9によるトーチ3、センサ6の倣い制御と同時
に、前記割算信号Dによる前記基本面積と前記軌
跡面積との比が所定のしきい値よりも大きいか否
かを判別するのみで、開先2に形成された溶接ビ
ードに盛り上り等の異常がないかを自動的に検出
することができ、従来のように2台のテレビジヨ
ンカメラを設ける必要がなく、1台で済み、構成
の大規模化や操作の複雑化もなく、非常に実用的
である。
さらに、前記割算信号Dによる前記両面積の比
により、カメラ5の開先2に対する位置を求めて
トーチ3、カメラ5が所定の倣い位置にあるか否
かをも検出することができ、前記割算信号Dによ
り、溶接状況の監視とトーチ3、カメラ5の倣い
制御精度の検出とをリアルタイムで行なうことが
できる。
また、センサ6および画像処理回路7による倣
い制御方式の自動溶接機に、算出回路10を付加
したことになるため、手持ちの前記したような自
動溶接機に、算出回路10を付加することによ
り、溶接状況の監視を容易に行なうことが可能と
なる。
なお、レーザ4に代えて扇状のX線束を照射す
るX線源を設け、カメラ5にX線テレビジヨンカ
メラを使用しても、この発明を同時に実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の溶接状況監視装置の1実施
例を示し、第1図は構成図、第2図は第1図中の
算出回路のブロツク図、第3図以下の図面は第1
図の動作説明図であり、第3図はタイミングチヤ
ート、第4図a,bは溶接状況監視時におけるテ
レビジヨンカメラからの画像信号によるフレーム
画像を再生したときに得られるそれぞれ異なるフ
レームの画像を示す図、第5図a,bは倣い制御
精度検出時におけるテレビジヨンカメラからの画
像信号によるフレーム画像を再生したときのそれ
ぞれ異なるフレームの画像を示す図である。 2……開先、3……トーチ、4……レーザ、5
……テレビジヨンカメラ、6……センサ、9……
倣い制御系、15……2値化回路、16……オア
ゲート、17……シフトレジスタ、21……第1
カウンタ、22……レジスタ、24……第2カウ
ンタ、25……割算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 扇状のレーザまたはX線等の電磁波束を斜め
    方向から溶接部に照射する電磁波照射源および前
    記溶接部の前記電磁波束の照射部分を真上から撮
    像して画像信号を出力するテレビジヨンカメラか
    らなるセンサと、 前記センサに前記センサの進行方向に対して前
    部に一体に設けられた溶接トーチと、 前記画像信号による画像を処理し、前記センサ
    および前記トーチを上下方向と前記溶接部の方向
    に直交する方向とに移動制御して前記センサおよ
    び前記トーチを前記溶接部に対する倣い位置に制
    御する倣い制御系と、 前記画像信号を、該画像信号による画像の各点
    の明、暗に応じて2値化しハイレベルおよびロー
    レベルの2値化信号を出力する2値化回路と、 演算指令信号出力部からの演算指令信号の入力
    直後の1フレーム分の前記2値化信号のハイレベ
    ルパルスをカウントする第1カウンタと、 前記第1カウンタのカウント値を記憶し、前記
    演算指令信号の入力直後の最初のフレーム画像に
    占める前記照射部分の基本面積として記憶したカ
    ウント値を出力するレジスタと、 一方の入力端子に前記2値化信号が入力される
    オアゲートと、 前記オアゲートの出力信号を記憶し1フレーム
    分遅延した出力信号を前記オアゲートの他方の入
    力端子に入力するシフトレジスタと、 前記シフトレジスタの出力信号のハイレベルパ
    ルスをカウントし、前記演算指令信号の入力以後
    の各フレーム画像に占める前記照射部分の軌跡面
    積としてカウント値を出力する第2カウンタと、 前記基本面積に対する前記軌跡面積の比を算出
    して溶接状況監視用の割算信号を出力する割算回
    路と を備えたことを特徴とする溶接状況監視装置。
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