JPS63162232A - ポリ塩化ビニル積層品の製造方法 - Google Patents

ポリ塩化ビニル積層品の製造方法

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JPS63162232A
JPS63162232A JP61313669A JP31366986A JPS63162232A JP S63162232 A JPS63162232 A JP S63162232A JP 61313669 A JP61313669 A JP 61313669A JP 31366986 A JP31366986 A JP 31366986A JP S63162232 A JPS63162232 A JP S63162232A
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JP
Japan
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polyvinyl chloride
main body
weight
cushion layer
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JP61313669A
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English (en)
Inventor
村知 達也
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、本体層と、本体層の裏面に形成されるクッシ
ョン層とを同時一体成形してポリ塩化ビニル(P V 
C)積層品を製造する方法に関し、例えば、自動車のサ
イドモールや壁シートの製造に好適な方法である。
この明細書では、サイドモールを例に採り説明するがこ
れに限られるものではない。
〈従来の技術〉 クッション層を裏面に有するサイドモールの一般的な構
成は、第2図に示すように、基材フィルム(クッション
層)1の両面に、粘着剤WJ(接着層)2.2を形成し
た両面粘着テープ(以下「両面テープ」という)3を用
い、その一方の粘着剤層2を介してモール本体(本体層
)4に一体化したものである(実開昭60−14074
0号公報参照)0図例中、5はインサート、6は保護紙
である。そして、モール本体4の材料は通常PvCであ
るが、両面テープの基材フィルム1の材料は、モール本
体裏面の波打ち吸収や自動車走行中の振動吸収の見地か
ら、高発泡(発泡倍率lO倍以上二以下同じ)可能なポ
リエチレン、クロロブレンゴム、アクリルゴム等の軟質
高分子材料である、また、粘着剤は、常温で粘弾性的性
質をもっていて被着体(車体とモール本体)及び基材フ
ィルムの双方に強い粘着性を示すもので、通常アクリル
系又はゴム系である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記のようにモールの製造は、モール本体(本体II)
と両面テープ(クッション層)を別々に成形した後、接
着一体化させるため、製造工数が嵩んだ。さらに、モー
ル本体とクッション層とが異種材料であるため、接着の
信頼性が不十分であり、特に実車装着長時間経過後にお
いては、モール本体裏面とテープとの間で剥離が発生し
やすいという問題点があった。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、上記問題点を解決すべく、鋭意開発に努
力した結果、下記構成のポリ塩化ビニル積層品の製造方
法に想到した。
本体層と、本体層の裏面に形成されるクッション層とを
同時一体成形するに際して、クッション層の材料として
、塩化ビニル100重量部と、活性水素又はエポキシ基
を含有するビニルモノマ0.01〜20重量部との共重
合体である架橋性PvC及びポリオール/トリエタノー
ルアミン−110,05〜1/2 (モル比)の混合物
とポリイソシアネートを反応させて得られた、末端にN
CO基を備えた反応体、並びに、可塑剤、発泡剤より主
としてなり、架橋性ポリ塩化ビニル100重量部に対す
る前記反応体の配合量が0.007〜100重量部であ
るものを用いることを特徴とする。
く構成の詳細な説明〉 上記構成について、さらに詳細に説明をする。
なお、配合部数とを示す「部」は、特にことわらない限
り「重量部」のことである。
(1)本発明に使用する架橋性pvcは、塩化ビニル1
00重量部に対して、活性水素又はエポキシ基を含有す
るビニルモノマ(以下「官能性ビニルモノマJ)0.0
1〜20部(望ましくは0.5〜4部)を共重合させて
得たものである。官能性ビニルモノマ%<o、ot部末
端では、架橋点が少なすぎて高発泡のクッション層を得
がたく、20部を超えると架橋点が多くなりすぎ、硬質
発泡体となりクッション層の役目を果たさなくなる上記
官能性ビニルモノマとしては、■マレイン酸、イタコン
酸、シトラコン酸、ナジック酸、コハク酸、シスーΔ4
−テトラヒドロフタルM等のジカルボン酸及びそれらの
無水物、■アクリル酸、クロトン酸、メタクリル酸、マ
レイン酸モノエステル、ナジック酸モノエステル桂皮酸
、ギ酸ビニル等のモノカルボン酸、■アクリル酸ヒドロ
キシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル等のヒドロ
キシルカルボン酸、■N−メチロールアクリルアミド等
の酸アミド、■ビニルシクロヘキセンモノオキシド等の
エポキシ化合物、を例示できるなお、この架橋性PvC
は、酢酸ビニル等の他のビニルモノマを共重合させても
勿論良い、尚、酢酸ビニルは、共重合させた場合、pv
cO熱分解を阻止する作用がある。
(2)本発明に使用するポリオール/トリエタノールア
ミン−110,05〜1/2 (モル比)の混合物とポ
リイソシアネートを反応させて得られた、末端にNCO
基を備えた反応体とは、下記■長鎖ポリオール(平均分
子量800〜soo。
)とトリエタノールアミンの混合物(モル比でポリオー
ル/トリエタノールアミン−110,05〜1/2)及
び下記■ポリイソシアネートとを、後者過剰(通常OH
/NCO−1/1.5〜1/7)で反応させて得られる
反応体のことである。
このとき、ポリイソシアネートが上記比に対し過少だと
、架橋性PVCとの架橋点が少なすぎて、高発泡のクッ
ション層を得がたく、過剰であると架橋点が多くなりす
ぎ、硬質発泡体となりクッション層の役目を果たさなく
なる。
■ポリプロピレングリコール(略号rPPGJ)、ポリ
テトラブチレングリコール(PTG)、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレン・エチレングリコール、プロ
ピレンオキサイド・グリセリン反応物、プロピレンオキ
サイド・トリメチロールプロパン反応物等のポリエーテ
ルポリオール、及び、ポリエチレンアジペート、ポリプ
ロピレンアジペート、ポリブチレンアジペート、ポリエ
チレン・プチレンアジペーF等のポリエステルポリオー
ルを挙げることができる。
■4,4−ンフェニルメタンジイソシアネート(略号r
MDIJ)、水添4,4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネート(略号「水添MDIJ)、トリレンジイソシア
ネート(略号rTD I J ) 、イソホロンジイソ
シアネート(略号rIPDIJ)1.5−ナフタレンジ
イソシアネート(略号「NDIJ)、キシレンジイソシ
アネート(略号「XDIJ)、水添キシレンジイソシア
ネート(略号「水添XDIJ)、1.6−へキサメチレ
ンジイソシアネート、4,4.4−)リフェニルメタン
トリイソシアネート、トリス(P−イソシアネートフェ
ニル)チオフォスフェート等。
そして、前記反応体の架橋性pvcioo部に対する配
合量は、0.007〜100 (望ましくは、0.00
7〜30部)である。0.007部未満であるとほとん
ど架橋せず、高発泡のクッション層を得がたく、100
部を超えると硬質発泡体となり、クッション層の役目を
果たさなくなる、また、ポリイソシアネート単独や、ポ
リオールとポリイソシアネートの反応物に比較し、前記
反応体を使用することにより、架橋点間が長くなり、ク
ッション層が軟らかくなる。
(3)上記可塑剤としては、■ジー2−エチルへキシル
フタレート(略号rDOPJ’) 、ジ−nオクチルフ
タレート(略号rn−DOPJ)、ジノニルフタレート
、ジイソデシルフタレート、ジイソデシルフタレート等
のフタル酸エステル系、■ジー2−エチルへキシルアジ
ペート(略号「DOAJ)、ジ−n−オクチルアジペー
ト、ジー2−エチルへキシルセバケート等の脂肪族二塩
基酸エステル系、■トリオクチルフォスフェート、トリ
フェニルフォスフェート等のリン酸エステル系、■エポ
キシ化大豆油等のエポキシ系、■トリメリット酸トリオ
クチル等の芳香族カルボン酸系、を例示でき、単独又は
2種以上混合して用いる。
そして、この可塑剤の架橋性PVC100部に対する配
合量は40〜100部とする。
(4)発泡剤としては、■アゾビスイソブチロニトリル
(略号rAZIBJ)、アゾジカルボンアミド(略号「
ADCA」)、ベンゼンスルホニルヒドラジド(略号r
BSHJ)、l−リヒドラジノトリアジン(略号rTH
TJ) 、N、N−ジニトロソペンタメチレンテトラミ
ン(略号rD PT」)等の有機系、0重炭酸ソーダ、
水酸化ホウ素ナトリウム、炭酸アンモニウム等の無機系
のものを例示できる。なお、DPTに対しては、分解を
促進し、分解温度を下げるために発泡助剤(有機酸又は
尿素)を併用する。
この発泡剤の架橋性PVC100部に対する配合量は、
高発泡体を得るには通常0.5〜5部とする。
(5)上記架橋性pvcに対しては、通常、耐熱性及び
耐光性の改善を目的として安定剤を配合し、さらには、
滑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の副資材を適宜配合
する。
上記安定剤としては、■ステアリン酸、ラウリン酸等の
金属塩(Ca、Ba、Pb、Zn等)である金属石ケン
、■ジオクチル錫ジラウレート、ジオクチル錫マレエー
ト、ジプチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレエート、
ジプチル錫メルカプト等の錫系安定剤、■三塩基性硫酸
鉛、二塩基性亜燐酸鉛、三塩基性マレイン酸鉛、二塩基
性硫酸鉛等の鉛系安定剤を、例示でき、これらを単独又
は二種以上混合して用いる。
(6)また、本体層は、通常のPvCに、上記可塑剤、
安定剤さらには滑剤、充填剤、顔料、紫外線吸収剤、酸
化防止剤、発泡剤を適宜配合したpvc配合物を用いる
(7)本発明のPVC積層品は、上記各材料を用いて本
体I!(モール本体)4とクッションNIAとを押出し
又は射出により同時成形する(第1図参照)。このとき
本体層4とクッション層IAは同じpvc系材料なので
、従来の如(接着剤層(粘着剤層)を介さなくても、融
着して完全に一体化される。
第1図のサイドモールの場合、車体への取付けのために
、クソシッンJilAの表側に粘着剤層3を形成し、さ
らに保護紙6で被覆しておく。
〈発明の効果〉 本発明のpvc積層品の製造方法は、上記のような構成
により、下記のような効果を奏する。
(a)本体層とクッション層を同時一体成形するため、
従来の本体層とクッション層を、別々に成形した後、接
着一体化させる製造方法に比して、PVC積層品の製造
工数の大幅削減が可能となる。
(b)本体層とクッション層は同種材料で融着一体化さ
れるため、従来の、異種材料からなる本体層とクッショ
ン層を接着剤層を介して一体化させる場合に比して、本
体層とクッション層との間の接着信頼性が大幅に向上す
る。
〈実施例〉 以下、実施例に基づいて、本発明をさらに、詳細に説明
をする。
下記組成の本体層材料と第1表に示す組成のクッション
層材料とを、第3図に示すような断面形状(b=60w
a、 t+−10mm、tz=1nl)となるように同
時押出し成形して、各実施例、比較例の積層品を得た。
なお、第1表における各架橋性pvcは、第2表に示す
組成の単量体混合物を慣用手段により共重合させて得た
ものである。また、同じく各反応体は、第3表に示す長
鎖ポリオール1モルに対し、トリエタノールアミン(略
号rTEAJ )を表示のモル数加え、さらにポリイソ
シアネートを表示のOH/N CO比で混合し、Ntガ
ス中180℃×3時間の条件で反応させて得たものであ
る。
(1)本体層材料 PVC(P=1450)      100部DOP 
             80部エポキシ化大豆油 
          3部トリーn−オクチルスズアセ
テ−、ト 4.5部上記で得た各実施例及び比較例の積
層品について、下記項目の試験を行った。試験結果につ
いて、第1表に示す。なお、比較例1・2はそれぞれ反
応体の配合量が過少・過剰な例、比較例3・4はそれぞ
れ架橋性PVCの活性ビニルモノマーの含有量が過少・
過剰な例、比較5はPVCとして架橋性を有しない汎用
PVCを用いた例である。
(1)クッション層発泡倍率: 発泡倍率=1.2÷クッション層の比重(1,2はpv
cの比重) (2)クッション層外観:目視により判定波うちが大の
もの・・・× 波うちが小のもの・・・○ (3)剥離強度:テンシロンで引張りスピード30m/
分でT形剥離試験を行った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のpvc積層品の一例を示すサイドモー
ルの部分切欠き斜視図、第2図は従来例のサイドモール
の部分切欠き斜視図、第3図は試験片の押出し断面形状
である。 1・・・クッション層、 2・・・粘着剤層(接着層)、 4・・・モール本体(本体層)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 本体層と該本体層の裏面に形成されるクッション層とを
    同時一体成形してポリ塩化ビニル積層品を製造する方法
    であって、 前記クッションの材料として、塩化ビニル100重量部
    と、活性水素又はエポキシ基を含有するビニルモノマ0
    .01〜20重量部との共重合体である架橋性ポリ塩化
    ビニル及びポリオール/トリエタノールアミン=1/0
    .05〜1/2(モル比)の混合物とポリイソシアネー
    トを反応させて得られた、末端にNCO基を備えた反応
    体、並びに、可塑剤、発泡剤より主としてなり、前記架
    橋性ポリ塩化ビニル100重量部に対する前記反応体の
    配合量が0.007〜100重量部であるものを用いる
    ことを特徴とするポリ塩化ビニル積層品の製造方法。
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