JPS62270329A - ポリ塩化ビニル積層品の製造方法 - Google Patents

ポリ塩化ビニル積層品の製造方法

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JPS62270329A
JPS62270329A JP61114338A JP11433886A JPS62270329A JP S62270329 A JPS62270329 A JP S62270329A JP 61114338 A JP61114338 A JP 61114338A JP 11433886 A JP11433886 A JP 11433886A JP S62270329 A JPS62270329 A JP S62270329A
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polyvinyl chloride
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cushion layer
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邦彦 中島
村知 達也
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 く産業上の利用分野〉 本発明は、本体層と1本体層の裏面に形成されるクッシ
ョン層とを同時一体成形してポリ塩化ビニル(PVC)
積層品を製造する方法に関し、例えば、自動車のサイド
モールや壁シートの製造に好適な方法である。
この明細書では、サイドモールを例に採り説明するがこ
れに限られるものではない。
〈従来の技術〉 クッション層を裏面に有するサイドモールの一般的な構
成は、第2図に示すように、基材フィルム(クッション
層)1の両面に、粘着剤層(接着層)2.2を形成した
両面粘着テープ(以下「両面テープ」という)3を用い
、その一方の粘着剤層2を介してモール本体(本体層)
4に一体化したものである(実開昭80−140740
号(実願昭59−29830号)公報参照)1図例中、
5はインサート、6は保護紙である。そして、モール本
体4の材料は通常PVCであるが、両面テープの基材フ
ィルム1の材料は、モール本体裏面の波打ち吸収や自動
車走行中の振動吸収の見地から、高発泡(発泡倍率10
倍以上二以下同じ)可壱なポリエチレン、クロロプレン
ゴム、アクリルゴム等の軟質高分子材料である。また、
粘着剤は、常温で粘弾性的性質をもっていて被着体(車
体とモール本体)及び基材フィルムの双方に強い粘着性
を示すもので、通常アクリル系又はゴム系である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記のようにモールの製造は、モール本体(本体層)と
両面テープ(クッション層)を別々に成形した後、接着
一体化させるため、製造工数が嵩んだ、さらに、モール
本体とクッション層とが異種材料であるため、接着の信
頼性が不十分であり、特に実車装着長時間経過後におい
ては、モール本体裏面と両面テープとの間で瀾離が発生
しやすいという問題点があった。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、上記問題点を解決すべく、鋭意開発に努
力した結果、下記構成のポリ塩化ビニルモノマの製造方
法に想到した。
本体層と、本体層の裏面に形成されるクッション層とを
同時一体成形するに際して、クッション層の材料として
、塩化ビニル100重量部と、活性水素又はエポキシ基
を含有するビニルモノマ0゜01〜20重量部との共重
合体である架橋性PVC及びイソシアネートプレポリマ
ー、並びに、可塑剤、発泡剤より主としてなり、架橋性
ポリ塩化ビニル100i量部に対するイソシアネートプ
レポリマーの配合量が0.007〜100重量部である
ものを用いることを特徴とする。
く構成の詳細な説明〉 上記構成について、さらに詳細に説明をする。
なお、配合部数とを示す「部」は、特にことわらない限
り「重1部」のことである。
(1)本発明に使用する架橋性PVCは、塩化ビニル1
00重量部に対して、活性水素又はエポキシ基を含有す
るビニルモノマ(以下「官能性ビニルモノマJ ) 0
.01〜20部(望ましくは0.5〜4部)を共重合さ
せて得たものである。官箋性ビニルモノマが0.01部
未満では、架橋点が少なすぎて、高発泡のクッション層
を得がたく、20部を超えると架橋点が多くなりすぎ、
硬質発泡体となりクッション層の役目を果さなくなる。
上記官能性ビニルモノマとしては、■マレイン酸、イタ
コン酸、シトラコン酸、ナジック酸、コハク酸、シス−
Δ(−テトラヒドロフタル酸等のジカルボン酸及びそれ
らの無水物、■アクリル酸、クロトン酸、メタクリル酸
、マレイン酸モノエステル、ナジック酸モノエステル桂
皮酸、ギ酸ビニル等のモノカルボン酸、■アクリル酸ヒ
ドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル等のヒ
ドロキシルカルボン酸、■N−メチロールアクリルアミ
ド等の酸アミド、■ビニルシクロヘキセンモノオキシド
等のエポキシ化合物、を例示できるなお、この架橋性P
vCは、酢酸ビニル等の他のビニルモノマを共重合させ
ても勿論良い、尚、酢酸ビニルは、共重合させた場合、
PVCの熱分解を阻止する作用がある。
(2)本発明に使用するイソシアネートプレポリマーと
は、下記■長鎖ポリオール(平均分子量800〜500
0)と下記■ポリイソシアネートとを、後者過剰(通常
Of(/NGO= 1/2〜115)で反応させて得ら
れるウレタンプレポリマーのことである。このとき、ポ
リオール成分として、エチレングリコール、グリセリン
等の短鎖ポリオールを混合して反応させてもよい。
■ポリプロピレングリコール(略号rPPGj)、ポリ
テトラブチレングリコール(PTG)、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレン中エチレングリコール、プロ
ピレンオキサイド脅グリセリン反応物、プロピレンオキ
サイド拳トリメチロールプロパン反応物等のポリエーテ
ルポリオール、及び、ポリエチレンアジペート(略号r
PEA」)、ポリプロピレンアジベート、ポリブチレン
アジペート(略−号「PBA」)、ポリエチレン拳ブチ
レンアジペート(略号「PEBA」)等のポリエステル
ポリオールを挙げることができる。
■4.4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(略号
rMDI」)、水添4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート(略号「水添MDIJ)、トリレンジインシ
アネート(略号「TD工」)。
インホロンジイソシアネート(略号rIPDIJ)1.
5−ナフタレンジイソシアネート(略号「NDIJ)、
キシレンジイソシアネート(略号「XDI」)、水添キ
シレンジインシアネート(略号r水iXD I J )
 、 1.6−へキサメチレンジイソシアネート、4,
4:、t−トリフェニルメタントリイソシアネート、ト
リス(P−インシアネートフェニル)チオフォスフェー
ト等。
そして、上記イソシアネートプレポリマーの架橋性PV
C100部に対する配合量は、0.007〜100(望
ましくは、0.007〜30部)である。
0.007部未満であるとほとんど架橋せず、高発泡の
クッション層を得がたく、100部を超えると硬質発泡
体となり、クッション層の役目を果さなくなる。
(3)上記可塑剤としては、■ジー2−エチルへキシル
フタレート(略号rDOPJ )、ジイソデシルフタレ
ート(略号rn−DOPJ)、  ジノニルフタレート
、ジイソデシルフタレート、ジイソデシルフタレート等
の7タル酸エステル系、■ジー2−エチルへキシルアジ
ペート(略号「D。
A」)、ジ−n−オクチルアジペート、ジー2−エチル
へキシルセバケート等の脂肪族二塩基酸エステル系、■
トリオクチルフォスフェート、トリフェニルフォスフェ
ート等のリン酸エステル系、■エポキシ化大豆油等のエ
ポキシ系、■トリメリット酸トリオクチル等の芳香族カ
ルボン酸系、を例示でき、単独又は2種以上混合して用
いる。
そして、この可塑剤の架橋性PVCI O0部に対する
配合量は40−100部とする。
(4)発泡剤としては、■アゾビスイソブチロニドニト
リル(略号rAzIB」)、アゾジカルボンアミド(略
号「ADCA」)、ベンゼンスルホニルヒドラジド(略
号rBsH」)、)リヒドラジノトリアジン(略号rT
HTJ )、N 、N−−ジニトロソペンタメチレンテ
トラミン(略号「DPTJ )等の有機系、■重炭酸ソ
ーダ、水酸化ホウ素ナトリウム、炭酸アンモニウム等の
無機系のものを例示できる。なお、DPTに対しては、
分解を促進し、分解温度を下げるために発泡助剤(有機
酸又は尿素)を併用する。
この発泡剤の架橋性PVCI O0部に対する配合量は
、高発泡体を得るには通常0.5〜5部とする。
(5)上記架橋性PVCに対しては、通常、耐熱性及び
耐光性の改善を目的として安定剤を配合し、さらには、
滑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の副資材を適宜配合
する。
上記安定剤としては、■ステリン酸、ラウリン酸等の金
属塩(f:a、 Ba、 Pb、 Zn等)である金属
石ケン、■ジオクチル錫ジラウレート、ジオクチル錫マ
レエート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレエ
ート、ジブチル錫メルカプト等の錫系安定剤、■三塩基
性硫酸鉛、二塩基性亜燐酸鉛、三塩基性マレイン酸鉛、
二塩基性硫酸鉛等の鉛系安定剤を、例示でき、これらを
単独又は二種以上混合して用いる。
(8)また、本体層は、通常のPVCに、上記可・塑剤
、安定剤さらには・滑剤、充填剤、顔料、紫外線吸収剤
、酸化防止剤、発泡剤を適宜配合したP■C配合物を用
いる。
〔7部本発明のPVC積層品は、上記各材料を用いて本
体層(モール本体)4とクッション層IAとを押出し又
は射出により同時成形する(第1図参照)、このとき本
体層4とクッション層IAは同じPVC系材料なので、
従来の如く接着剤層(粘着剤層)を介さなくても、融着
して完全に一体化される。
第1図のサイドモールの場合、車体への取付けのために
、クッション層IAの表側に粘着剤層3を形成し、さら
に保護紙6で被覆しておく。
〈発明の効果〉 本発明のPVC稙層品の製造方法は、上記のような構成
により、下記のような効果を奏する。
(a)本体層とクッション層を同時一体成形するため、
従来の本体層とクッション層を、別々に成形した後、接
若一体化させる製造方法に比して、pvcg層品の製造
工数の大幅削減が回旋となる(b)本体層とクッション
層は同種材料で融着一体化されるため、従来の、異種材
料からなる本体層とクッション層を接着剤層を介して一
体化させる場合に比して、本体層とクッション層との間
の接着信頼性が大幅に向上する。
〈実施例〉 以下、実施例に基づいて1本発明をさらに、詳細に説明
をする。
下記組成の本体層材料と第1表に示す組成のクッション
層材料とを、第3図に示すような断面形状(b= 60
ms、 tax 10va、t2 m 1 mm)とな
るように同時押出し成形して、各実施例、比較例を積層
品を得た。なお、第1表における各架橋性PVCは、第
2表に示す組成の単量体混合物を慣用手段により共重合
させて得たものである。また、同じく各プレポリマーは
、第3表に示す長鎖ポリオールと、ポリイソシアネート
を表示の0)1/NGO比で混合し、N、ガス中180
℃×3時間の条件で反応させて得たものである。
(+)本体層材料 PVC(F=1450)      100部DOP 
           80部エポキシ化大豆油   
       3部トリーn−オクチルスズアセテート
4.5部上記で得た各実施例及び比較例の積層品につい
て、下記項目の試験を行なった。試験結果について、第
1表に示す、なお、比較例1・2はそれぞれプレポリマ
ーの配合量が過少・過剰な例、比較例3◆4はそれぞれ
架橋性PVCの活性ビニルモノマーの含有量が過少・過
剰な例、比較例5はPvCとして架橋性を有しない汎用
PVCを用いた例である。
(1)クッション層発泡倍率: 300 mmX 300 mmX厚さの重量を測定し下
記式により求めた。なおPvC比重は1.2とした。
(2) クッション層外観:目視により判定した。
波うちが大のもの・・・× 波うちが小のもの・・・0 (3) 君離強度:テンシロンで引張りスピード301
11Z分でT形剥離試験を行なった。
第   2   表 第3表
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のPVCg層品の一例を示すサイドモー
ルの部分切欠き斜視図、第2図は従来例のサイドモール
の部分切欠き斜視図、第3図は試験片の押出し断面形状
である。 1・・・クッション層、 2・・・粘着剤層(接着層)、 4・・・モール本体(本体層)。 特  許  出  願  人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 本体層と該本体層の裏面に形成されるクッション層とを
    同時一体成形してポリ塩化ビニル積層品を製造する方法
    であつて、 前記クッションの材料として、塩化ビニル100重量部
    と、活性水素又はエポキシ基を含有するビニルモノマ0
    .01〜20重量部との共重合体である架橋性ポリ塩化
    ビニル及びイソシアネートプレポリマー、並びに、可塑
    剤、発泡剤より主としてなり、前記架橋性ポリ塩化ビニ
    ル100重量部に対する前記イソシアネートプレポリマ
    ーの配合量が0.007〜100重量部であるものを用
    いることを特徴とするポリ塩化ビニル積層品の製造方法
JP61114338A 1986-05-19 1986-05-19 ポリ塩化ビニル積層品の製造方法 Granted JPS62270329A (ja)

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JPH037505B2 JPH037505B2 (ja) 1991-02-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH691046A5 (de) * 1996-06-05 2001-04-12 Veka Ag Thermoplastischer Werkstoff.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CH691046A5 (de) * 1996-06-05 2001-04-12 Veka Ag Thermoplastischer Werkstoff.

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JPH037505B2 (ja) 1991-02-01

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