JPS63161445A - 転写記録媒体および転写記録方法 - Google Patents

転写記録媒体および転写記録方法

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JPS63161445A
JPS63161445A JP61307838A JP30783886A JPS63161445A JP S63161445 A JPS63161445 A JP S63161445A JP 61307838 A JP61307838 A JP 61307838A JP 30783886 A JP30783886 A JP 30783886A JP S63161445 A JPS63161445 A JP S63161445A
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桐畑 善弘
Tsutomu Murata
力 村田
Katsuhide Tsukamoto
勝秀 塚本
Yutaka Nishimura
豊 西村
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
    • B41M5/48Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は高解像の文字或は画像を記録するに好適な転写
記録媒体、特にカラー記録に好適な転写記録媒体および
転写記録方法に関する。
〈従来の技術〉 近年オフィスオートメ−シーンの発展により種々の端末
機が要求されており、中でも電気信号を可視像に変換す
る記録装置、いわゆるプリンタの需要は大きいものがあ
るが、性能的に満足のゆくものが少ない。例えば一般的
に用いられている記録方式として、インキジェット方式
、電子写真方式、熱転写方式等があるが、液体或はトナ
ー等の粉体を使用することによる装置の保守、操作性の
複雑さ、或はサーマルヘッドを使用するため、ヘッドの
寿命が短く、印字速度が遅い等の問題があった。
そこで高速で比較的解像度のよい文字或は画像形成手段
のひとつとして、放電転写法が知られており、これに関
し例えば特公昭45−19819号公報に示されている
サーモグラフ複写法、特公昭57−22030号公報の
転写媒体が開示されている。
以下、従来の放電転写法を図面に従って説明する。
第1図はその方法で用いられる放電転写媒体の断面図で
支持体1の上面に光反射層2、下面に光熱変換層3、光
熱変換層3の下面1こ熱転写性固体インキ層4が設けら
れている。なお図示してないか支持体1と光反射層2と
の間に粗面化層を設ければ光反射層の放電破壊を一層容
易にし、かつ安定にさせることができる。
第2図〜第4図は前記記録媒体を用いた従来の記録工程
を示すもので、第1図と同一部分には同じ符号が付され
ている。5は受像シート、6はキセノンランプ、7は閃
光を示す。記録工程は第2図のように周知の放電破壊記
録の手段により、光反射層2を情報のパターンに応じて
除去し、第3図のように熱転写性固体インキ層4を塗布
した面と受像紙5とを密着させ、光反射層2上からキセ
ノンフラッシュランプ6により紫外線、可視光線および
赤外線を含む閃光を照射せしめる。
すると光反射層2が残っている部分に照射された閃光は
反射され、光反射層が除去された部分に照射された閃光
は支持体1を通過して光熱変換層に到達する。光熱変換
層は、閃光エネルギーを吸収しこれを有効に、熱エネル
ギーへと変換させる。このとき、光熱変換層上に積層さ
れた熱転写性固体インキが、熱エネルギーによって熱溶
融又は熱昇華する結果、密着された受像シート上へ転、
写、定着され、第4図に示すように転写画像8を得るこ
とができる。
他方、1976年5月刊の“[BM Technica
lDisclosure Bulletin”(第18
巻、第12号、第4142頁)には熱的レーデ−転写印
刷過程が開示されている。これは、支持体上に熱転写性
固体インキ層が設けられたインキシート上に画像情報に
基づいたレーザー光を収束させ、レーザーの光エネルギ
ーをインキによって熱エネルギーへと変換さぜることに
より、放電転写法の場合と同様に密着された受像シート
上へ画像状にインキを転写、定着させて転写画像を得る
ものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら上記のような従来の放電転写法では、表面
平滑度の高い受像紙を用いた場合には比較的鮮明で、か
つ所望の濃度を有し、放電破壊記録によるパターンをほ
ぼ忠実に転写せしめることができるものの、コピー用紙
のような普通紙や欧米で業務用紙として用いられている
ボンド紙の如き、表面平滑度の低い受像シートを用いた
場合には、インキの転写が、インキ層と受像紙との接点
、およびその近傍のみに限定されるため、ベタ画像を転
写する際「白抜け」を生じ、又、細線画像を転写する際
「カケ」「ハヌケ」と呼ばれる転写されない箇所が出現
したり、さらに又、細線の「トギレ」や「カスレ」が生
じ易いという問題がある。
又、転写記録品質の向上のために、熱溶融性バインダー
の融点や溶融粘度を低下させたり、熱昇華性塗料の昇華
開始温度を低下させることも考えられるが、この場合に
は「ブリッジ現象」と呼ばれている未解像転写が発生し
たり、比較的低温に於いても転写が生じ易くなる結果、
保存性の低下および非記録部分の地汚れ(カブリ)現象
が別の問題として出現する。
又、更に放電転写方式の最大の特徴は放電記録による高
解像の文字や画像を忠実にかつ鮮明に転写させることで
あるが、先に述べた従来の構成に於いては転写像のエツ
ジ部の「ニジミ」や「ボケ」による印字太りが見られる
ことが多く、従ってコントラストやシャープネスに欠け
たいわゆる「キレ」の悪い品質になり易いという問題が
あった。
さらに又、放電転写方式により、フルカラーの転写像を
得る際に要求される各原色の階調性表現に関することで
あるが、従来の構成に於いては放電破壊記録で得られた
階調性表現が忠実に転写され難いという問題がある。即
ち、ディザ−法等による面積階調表現の放電破壊記録パ
ターンに於いてはインキ層又は光熱変換層に吸収される
閃光エネルギー照射面積を記録ドツト密度に対応して制
御することができるものの、十分な階調性を得るために
は転写時の解像性に無理が生じ、転写記録濃度は一定値
に飽和する傾向を有し、高いドツト密度での階調表現は
困難であった。
他方、又、レーザー光を使用した熱転写法の場合でも、
放電転写法の場合と同様に表面平滑度の近い受像シート
へのインキの転写性が著しく悪く、実施化にあたっては
表面平滑度の高い用紙を使用せざるを得す、印刷コスト
がアップするという問題があった。この場合、低平滑度
の受像シートへのインキの転写性を向上させるために、
レーザー光のエネルギーを高くしたり、インキシートと
受像紙との密着圧を上げることも考えられるが、記録装
置が大がかりとなり高価になるという問題があった。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は上記の事情に鑑み、その問題点を解決すべ(鋭
意検討の結果なされたものであり、その概要は、光透過
性支持体上に光分解性化合物および光熱変換物質を含有
する中間層を介して熱転写性固体インキ層を設けたこと
を特徴とする転写記録媒体、および光透過性支持体上に
光分解性化合物および光熱変換物質を含有する中間層を
介して熱転写性固体インキ層を設けてなる転写記録媒体
の、該熱転写性固体イン、キ層の表面に受像シートを密
着せしめ、該転写記録媒体の背面に画像情報に基づいた
光エネルギーを照射することにより前記熱転写性固体イ
ンキ層を選択的に発熱溶融せしめて受像シートに転写さ
せ、然るのち転写記録媒体と受像シートとを剥離分離す
ることにより受像シート上に転写記録画像を得ることを
得ることを特徴とする転写記録方法である。
まず本発明による転写記録媒体の構成について説明する
。第5図は本発明による転写記録媒体の代表的な構成を
示すものであり、光透過性支持体1の片面に光分解性化
合物および光熱変換物質を含有する中間層9を介して熱
転写性固体インキ層4が設けられている。
[光透過性支持体1 本発明で用いられる光透過性支持体にはポリエチレンテ
レフタレート、ポリイミド、ポリカーボネイト、セロフ
ァン等、各種耐熱性樹脂フィルムが用いられ該フィルム
の厚さは1〜1100u、好ましくは4〜30praの
範囲が適当である。
[中間層] 本発明でいう中間層はバインダー中に光分解性化合物お
よび光熱変換物質を溶解もしくは分散して成層されるも
のである。この場合、中間層に好適なバインダーの材料
系としては熱可塑性樹脂類、ワックス類又はゴム類の中
から選ばれた少なくとも1種類をあげることができる。
熱可塑性樹脂類としては、熱可塑性のエラストマーが望
ましくその具体例として、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブチレン、ポリブタジェン等のオレフィン系樹
脂、ポリメタクリル酸メチル、エチレン・アクリル酸エ
チル共重合体等のアクリル系樹脂、ポリスチレン、AS
樹脂、BS樹脂、ABS樹脂等のスチレン系樹脂、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、
塩化ビニリデン・アクリルニトリル共重合体、塩化ビニ
ル・耐酸ビニル共重合体、塩化ビニル・塩化ビニリデン
共重合体、プロピレン・塩化ビニル共重合体等のビニル
系樹脂、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12等の
ポリアミド樹脂、飽和ポリエステル樹脂、ポリカーボネ
イト樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリフェニレンオキシ
ド樹脂、ポリフェニレンスルファイド樹脂、ポリスルホ
ン樹脂、ポリウレタン樹脂、テトラフルオロエチレン樹
脂、トリフルオロエチレン樹脂、ポリフッ化ビニリデン
等のフッ素樹脂、エチレンセルロース、酢酸セルロース
、ニド、ロセル口、−ス等の繊維素系樹脂、エポキシ樹
脂、アイオノマー樹脂、ロジン誘導体樹脂、等有機溶剤
可溶性樹脂系、ゼラチン、ニカワ、ヒドロキシエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルロース
、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシエチルデンプン、アラビアゴム、サッカロースオ
クタアセテート、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸
ソーダ、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール
、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアミン、ポリエチ
レンオキシド、ポリスチレンスルホン酸、ポリアクリル
酸、ポリアミド、イソブチレン・無水マレイン酸共重合
体等の水溶性樹脂系および前記した有機溶剤可溶性樹脂
系のエマルジョン系等をあげることができる。
ワックス類の具体例としては、キャンデリラワックス、
カルナウバワックス、ライスワックス、本ろう、ホホバ
油等の植物系ワックス、みつろう、ラノリン、鯨ろう等
の動物系ワックス、モンタンワックス、オシケライト、
セレシン等の鉱物系ワックス、パラフィンワックス、マ
イクロクリスタリンワックス、ペトロラクタム等の石油
ワックス、フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエ
チレンワックス等の合成炭化水素、モンタンワックス誘
導体、パラフィンワックス誘導体、マイクロクリスタリ
ンワックス誘導体等の変性ワックス、硬化ひまし油、硬
化ひまし油誘導体等の水素化ワックス、12−ヒドロキ
システアリン酸、ステアリン酸アミド、高級アルコール
およびこれらワックス類同志、ワックス類と有機物もし
くは無機物との配合品等をあげることができる。
ゴム類の具体例としては、天然ゴム、イソプレンゴム、
スチレン・ブタジェンゴム(SBR)、ブタジェンゴム
、アクリルニトリル・ブタジェンゴム、ブチルゴム、エ
チレン・プロピレンゴム、クロロプレンゴム、アクリル
ゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、ヒドリンゴ
ム、ウレタンゴム、多硫化ゴム、シリコーンゴム、フッ
素ゴムおよびこれらゴム類同志、ゴム類と有機物もしく
は無機物との配合品等をあげることができる。
これら中間層のバインダーは、単独又は、2種以上を混
合して用いることもできるが当該バインダーはこれらに
限定されるものではない。
次1こ中間層に配合する光分解性化合物とは、紫外線、
可視光線、および赤外線等を含む光により速やかに光分
解することが必須の条件であり、これに好適な材料系と
してジアゾ化合物およびアジド化合物をあげることがで
きる。該ジアゾ化合物およびアジド化合物に要求される
特性として以下の項目をあげることができる。
1)中間層中に均一に溶解もしくは分散が可能であるこ
と。
2)光分解速度が速く、かつ有効にチッ素ガスを発生さ
せること。
3)熱的もしくは機械的な衝撃にだいし耐性を有するこ
と。
これらの特性を有するジアゾ化合物としては、従来ジア
ゾ複写材料の分野で使用されているものをそのままあげ
ることができる。即ち、その具体例としては4−ジアゾ
−1−ジメチルアミノベンゼン、4−ジアゾ−1−ジエ
チルアミノベンゼン、4−ジアゾ−1−シフ泊ビルアミ
ノベンゼン、4−ジアゾ−1−メチルベンジルアミノベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−ジベンジルアミノベンゼン、
4−ジアゾ−1−エチルヒドロキシアミノベンゼン、4
−ジアゾ−1−ジエチルアミノ−3−メトキシベンゼン
、4−ジアゾ−1−ジメチルアミノ−2−メチルベンゼ
ン、4−ジアゾ−1−ベンゾイルアミノ−2,5−ジェ
トキシベンゼン、4−ジアゾ−1−モルホリノベンゼン
、4−ジアゾ−1−モルホリノ−2,5−ジメトキシベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−モルホリノ−2,5−ジェト
キシベンゼン、4−ジアゾ−1−モルホリノ−2,5−
ジブトキシベンゼン、4−ジアゾ−1−モルホリノ−2
,5−ジイソプロポキシベンゼン、4−ジアゾ−1−ア
ニリノベンゼン、4−ジアゾ−1−ジメチルアミノ−3
−カルボキシベンゼン、4−ジアゾ−1−トルイルメル
カプト−2,5−ジェトキシベンゼン、4−ジアゾ−1
,4−メトキシベンゾイルアミノ−2,5−ジェトキシ
ベンゼン、4−ジアゾ−1−ピロリジノ−3−メチルベ
ンゼン、4−ジアゾ−1−ピロリジノ−2−メチルベン
ゼン、4−ジアゾ−1−ジメチルアミノ−2−(4’ク
ロロフエノキシ)−5−クロロベンゼン等をあげること
ができる。
以上のジアゾ化合物は、その塩化物と、塩化亜鉛、塩化
カドミウム、塩化錫等のハロゲン化金属との複塩を形成
させて安定化させることができる。又、前記ジアゾ化合
物と、テトラフルオロホウ酸、ヘキサフルオロリン酸、
フルオロ硫酸等のフッ化物の酸やテトラホウ素ナトリウ
ム等の有機ホウ素塩との錯塩を形成させて安定させても
よい。
他方、アジド化合物としては特に芳香族アジド化合物が
有効である。即ち、その具体例としては、 (vi ) (vi ) N3 〉 以上の他4,4゛−ジアジド−ジフェニルスルホン、4
.4’−ジアジドベンゾスルホン、4.4’−ジアジド
スチルベン、4.4’−ジアジドベンザルアセトン、2
−6−ジー(4−アジドベンザル)−4−メチルシクロ
ヘキサノン、4,4°−ジアジドジフェニルサルファイ
ド、1.2− (4,4’−ジアジドジフェニル)エタ
ン、4.4’−ジアジドジフェニルエーテル、アジドベ
ンゾキサゾールス、4.4’−ジアジド−ジフェニルメ
タン、4,4゛−ジアジドスチルベン−2,2°−ジス
ルホン酸ナトリウム、アジド安息香酸、アジドベンゼン
スルホン酸等をあげることができる。これらアジド化合
物は光学増感が可能なため、必要に応じ増感剤を添加し
て実用的な光感度を向上させることもできる。
以上のジアゾ化合物とアジド化合物は単独又は2種類以
上を混合して用いることもできる。なお、これら光分解
性化合物の使用量は、中間層中の全回°形分100重量
部に対し、0.1〜80重量部、好ましくは5〜50重
量部の範囲が適当である。
次に中間層中に同時に配合する光熱変換物質は、紫外線
、可視光線お、よび赤外線等を含む光をより広い波長域
にわたり吸収し、より有効に熱エネルギーへ変換させる
ことが必須条件であり、これに好適な材料系として、無
機および有機顔料もしくは染料、紫外線吸収剤、赤外線
吸収剤等をあげることができる。即ち、その具体例とし
ては、カーボンブラック、黒鉛、鉄粉、銅粉、クロム粉
、アルミ粉等の金属粉末、金属の酸化物、硫化物、セレ
ン化物、フェロシアン化物、クロム酸塩、ケイ酸塩等の
無機顔料、アゾ顔料、染色レーキ顔料、ニトロ顔料、ニ
トロソ顔料、フタロシアニン顔料、金属錯塩顔料、ペリ
レン顔料、イソインドリノン顔料、キナクリドン顔料、
等の有機顔料、ニトロン顔料、ニトロ染料、アゾ染料、
スチルベンアゾ染料、トリフェニルメタン染料、キサン
チン染料、キノリン染料、チアゾール染料、アジン染料
、オキサジン染料、硫化染料、アントラキノン染料、イ
ンジゴイド染料、フタロシアニン染料等の染料、サリチ
ル酸系、ベンゾトリアゾール系、シアノアクリレート系
、ニッケルージブチルジチオカルバメート、ベンゾエー
ト型のクエンチャ−1およびヒンダードアミン等の紫外
線吸収剤、市販の赤外線吸収剤(三井東圧社製IRアブ
ソーバ−PA−1001,PA−,1005,PA10
06、富士フィルム社製IRF−905,IRF−70
0等)等をあげることができる。
これら光熱変換物質は、単独又は2種類以上を混合して
用いることもできる。なお、光熱変換物質の使用量は、
中間層中の全固形分100重量部に対し1〜50重量部
、好ましくは3〜30重量部の範囲が適当である。、。
又、中間層には前記したバインダー中の光分解性化合物
の光分解に際して、有効にチッ素ガスによる押圧および
圧接効果を増幅させるために必要に応じ、熱可融性物質
を添加させてもよい。この場合の熱可融性物質は、バイ
ンダーおよび光分解性化合物と相溶し、熱エネルギーに
より溶融又は軟化する結果、光分解により発生したチッ
素ガスの熱膨張を助長させるものであればよい。。
このような具体例として、ラウリン酸アミド、ステアリ
ン酸アミド、N−ベヘニルベンズアミド等の高級脂肪酸
アミド、芳香族カルボン酸アミド、ラウリン酸、ステア
リン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸又はそのエステル、
ポリエトレンゲリコール、ポリエチレンオキシド、ポリ
エチレンオキシド・ポリプロピレンオキシドクラフト共
重合体等をあげることができる。
さらにまた、中間層に塑性を付与する目的で、必要に応
じ、フタル酸エステル系、グリコールエステル系、エポ
キシ系、ポリエステル系、ビニル重合体等の可塑剤を添
加してもよい。さらに又、分散状態、塗膜形成状態の向
上を図る目的で、必要に応じ、分散剤や顔料を添加して
もよい。
以上のバインダー、光分解性化合物、光熱変換物質およ
び必要に応じて各種添加剤を加え、適当な溶剤中に溶解
もしくは分散させることにより中間層塗料とすることが
できる。中間層の塗料を作製する際の溶解、もしくは分
散は、従来用いられるところのプラネタリ−ミキサー、
バタフライミキサー、サンドミル、タンクミキサー、ア
トライター、三本ロールミル、パイブレーク−ミル、ジ
ェットミル等で行うことができる。該中間層塗料は、ソ
ルベントコーティング法により、光透過性支持体面上に
形成される。コーティングは、エアドクターコーター、
ブレードコーター、ロッドコーター、ナイフコーター、
スクイズコーター、含浸コーター、リバースロールコー
タ−、トランスファーロールコータ−、グラビアコータ
ー、キスロールコーター等を使用して実施することがで
きる。中間層の厚さは0.01〜20um好ましくは、
0.1〜10μIの範囲が適当である。
〔熱転写性固体インキ層〕
熱転写性固体インキ層は、熱溶融性もしくは熱昇華性の
材料からなり、何れも従来、熱転写インキシートの分野
で使用されているものをそのまま適用することができる
。即ち熱溶融性インキ層の場合であるならば、その構成
物質は主として低融点物質からなるバインダー、着色剤
、柔軟剤から構成される。低融点物質のバインダーはそ
の融点が、40〜120℃の範囲にある固体又は半固体
状物質であり、その具体例としてはカルナバワックス、
パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、
エステルワックス、酸化ワックス、モンタンワックス等
のワックス類、ステアリン酸、ベヘン酸等の高級脂肪酸
、バルミチルアルコール、ステアリルアルコール等の高
級アルコール、パルミチン酸セチル、ステアリン酸セチ
ル等の高級脂肪酸エステル、アセトアミド、ステアリン
酸アミド等のアミド、エステルガム、ロジンフェノール
樹脂等のロジン誘導体、テルペン樹脂、シクロペンタジ
ェン樹脂等の高分子化合物、ステアリルアミン、パルミ
チンアミン等の高級アミン、ポリエチレングリコール、
ポリエチレンオキシド等をあげることができる。これら
低融点物質は単独又は2種以上を混合して用いることが
できる。着色剤は従来公知の色素又は顔料の中から選ぶ
ことができる。その具体例としてシアン色色素としては
、ダイアセリトンファストブリリアントブルーR(三菱
化成社製、商品名)、カヤロンポリエステルブルーB−
3Fコンク(日本化薬社製、商品名)、等、マゼンタ色
色素としてはダイアセリトンファストレッドR(三菱化
成社製、商品名)、カヤロンポリエステルピンクRCL
−E(日本化薬社製、商品名)、等、イエロー色色素と
しては、カヤロンポリエステルライトイエロー5G−8
(日本化某社型、商品名)、アイゼンスピロンイエロー
GRH(保土谷化学社製、商品名)等をあげることがで
きる。又、シアン色顔料としては、セルリアンブルー、
フタロシアニンブルー等、マゼンタ色顔料としてはブリ
リアントカルミン、アリザリンレイク等、イエロー色顔
料としてはハンザイエロー、ビスアゾイエロー等、黒色
顔料としてはカーボンブラック、黒鉛、オイルブラック
等をあげることができる。
なお当インキ層中には、必要に応じて、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体、ブチラール樹脂等の熱可塑性樹脂や、オ
イル等を添加して使用することができる。
一方熱昇華性インキ層の場合であるならば、その構成物
質は主としてバインダーと着色剤から成っている。バイ
ンダーは転写時の溶融転写を避けるために、その融点、
又は軟化点が比較的高いものが望ましい。その具体例と
しては、ポリスルフォン、ポリカーボネイト、ポリエス
テル、ポリフェニレンオキシド、セルロース誘導体等の
有機溶剤可溶樹脂系、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルブチラール、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロース、水溶性又は水分散性ポリエステル
、水溶性又は水分散性アクリル樹脂等の水溶性又は水分
散性樹脂系、および前記した有機溶剤可溶樹脂系のエマ
ルジョン系等をあげることができる。
熱昇華性又は熱気化性染料は、一般に繊維類の転写捺染
や熱転写インキ中に使用される、分散染料、油溶染料、
酸性染料、媒染染料、バット染料、塩基性染料等の中か
ら選ぶことができる。その具体例としては、アゾ系、ア
ントラキノン系、ニトロ系、スチリル系、ナフトキノン
系、キノフタロン系、アゾメチン系、クマリン系、縮合
多環系等の染料をあげることができる。
これら染料の昇華開始温度は150℃以下が望ましい。
なお、当インキ層中には、必要に応じて、ブロッキング
防止剤、無機および有機顔料、酸化防止剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤等を添加して使用することもできる。
次に上記のごとき構成を有する転写記録媒体を使用して
おこなう本発明の転写記録方法について述べる。
すなわち本発明の転写記録方法を実施するためのプロセ
スを図面により順に述べると次のとおりである。
(1)  第6図〈イ)および(ロ)に示すように転写
記録媒体を構成する熱転写性固体インキ層4の表面に受
像シート5の表面を密着する。この場合の受像シートは
、最終的な画像を担持形成しつる例えば紙、フィルム等
のシート状のものが適用される。
(2)  転写記録媒体の背面(支持体を介して熱転写
性固体インキ層の反対側の面)に画像情報に基づいた光
エネルギーを照射する。この場合の画像情報に基づいた
光エネルギーを照射する手段としては、例えば、 ■ 第6図(イ)に示すように透明基体10上に金属蒸
着膜2を設け、該蒸着膜を放電破壊とか、フォトポリマ
ーを利用した剥離現象(ビールアパート)等により画像
状に除去していわゆるネガのマスクシート11を作製し
てこれを転写記録媒体の背面に重ね合わせキセノン、ヨ
ウ素ランプ等6により閃光7を照射する。
■ 転写記録媒体の背面にダイレクトにプログラミング
により画像状に制御され、かつ集束レンズ12により集
束されたレーザー光13、ずなわちYAGレーザ−、ヘ
リウム・カドミウムレーザー、アルゴンイオンレーザ−
、クリプトンレーザー、エキシマレーザ−、チッ素レー
ザー、金属蒸着レーザー、炭酸ガスレーザー、色素レー
ザー、半導体レーザー等を走査しながら照射する、等が
おこなわれる。
これにより、中間層を構成する光熱変換物質に基づく光
エネルギーから熱エネルギーへの変換がおこなわれ、熱
転写性固体インキ層が熱溶融部14となって受像シート
5への浸透転写を可能ならしめる状態にする。
(3)転写記録媒体と受像シートを剥離分離し受像シー
ト上に熱転写性固体インキよりなる画像8を転写する。
なお、本発明の転写記録媒体を構成する中間層の中の光
分解性化合物は、前記(2)のプロセスにおける発熱に
より光分解してガスを発生し、該ガスが中間層を体積膨
張せしめ、これにより受像シート、とくに表面平滑性の
低いシート表面への押圧、圧接効果が発生しインキ転写
性を向上させる機能を発揮するものである。
〈実施例〉 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本実
施例は本願発明を限定するものではない。なお配合部数
は全て重量部を示すものとする。
実施例1 上記混合液にガラスピーズを加え、ペイントシェイカー
にて100分間分散して中間層の塗料を作製した。次に
該塗料を厚さ6μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルム上に乾燥後の塗布厚が1.5μ曙になるようワイヤ
ーバーを用いて、75℃で1分間の乾燥条件にて塗工し
て中間層を形成した。
[熱転写性固体インキ層の形成] (A)イエローインキ(Y) (B)マゼンタインキ(M) (C)シアンインキ(C) (D)ブラックインキ(BK) 上記(A)、(B)、(C)および(It)からなる各
混合物を95℃で溶融混合した後、ホモミキサーで60
分間撹拌して熱溶融性インキとした。Y、M、Cおよび
BKインキの各融点は、75.74.72および69℃
、100℃における各溶融粘度は、126.34.22
および120cpであった。前記各インキを中間層上に
ホットメルト塗工法により、その各層厚が3.5μ繭と
なるようにコーティングして、熱転写性固体インキ層を
形成し、本発明のY、M、C,BKのインキ層を有する
4種類の転写記録媒体を得た。
次に、厚さ12μ糟ポリエチレンテレフタレートフイル
ムからなる光透過性支持体上に、平均粒径5111Il
のシリカ(S+o2)を含有した層厚6umの粗面化層
を設け、さらに該粗面化層上に約500AのAe蒸着層
を設けることにより放電、破壊記録で除去可能な光反射
層を設けたマスクシートを得た。
該マスクシートを通常の放電記録装置を用いてヘッド印
加電圧45Vにて、文字パターン、ベタパターンおよび
ディザ−法による階調パターンで画像情報を記録しネガ
のマスクシートを作製した。然るのち、該マスクシート
のポリエチレンテレフタレート面と、前記転写記録媒体
の背面、すなわちポリエチレンテレフタレート面とを重
ね合わせるとともに、転写記録媒体の熱転写性固体イン
キ面に受像紙を密着させた。つづいて、キセノンフラッ
シュ装gt(理想科学社製、FX−150>を用いて、
マスクシートの光反射層側から閃光を全面照射した。こ
のときの熱転写性固体インキ層面と受像紙面との密着圧
は、50g/cj、および100g/c+j、閃光エネ
ルギーは13mJ/a+Jの一定値に調製した。さらに
受像紙は、その表面のベック平滑度が4〜6秒のボンド
紙、50〜60秒のコピー用紙および300〜320秒
の熱転写用紙の3種類を用いた。
閃光照射後、本発明の転写記録媒体と受像紙とを180
°剥離法により剥離分離することにより受像紙上に転写
画像を得た。
実施例2〜4 中間層中のバインダーを以下に替えた以外は、実施例1
と同様にして本発明の転写記録媒体を得た。この際、バ
インダー、光分解性化合物および光熱変換物質の各固形
分組成比率および塗布層厚は実施例1と同一になるよう
に調整した。
実施例2のバインダー:ポリエステル樹脂(東洋紡社製
、商品名バイロン3O−8)の30重量%のメチルエチ
ルケトン/トルエン溶液実施例3のバインダー:塩化ビ
ニル酢酸ビニル共重合体樹脂(電気化学工業社製、商品
名デンカビニル100OAS)の20重量%のメチルエ
チルケトン溶液 実施例4のバインダー:マイクロクリスタリンワックス
(日本積繊社製、商品名)\ゴミツク10フ0)の20
重量%のトルエン溶液なお、転写記録方法も実施例1と
同様にしておこなった。
実施例5〜6 中間層中の光分解性化合物を以下に替えた以外は、実施
例1と同様にして本発明の転写記録媒体を得た。この際
、バインダー、光分解性化合物および光熱変換物質の各
固形分組成比率および塗布層厚は実施例1と同一になる
ように調製した。
実施例5の光分解性化合物:4−ジアゾ−1−ジエチル
アミノ−2−(4’−クロロフェノキシ)−5−クロロ
ベンゼン・6フツ化リン塩実施例6の光分解性化合物:
1−アジドピレンなお、転写記録方法も実施例1と同様
にしておこなった。
実施例7 熱転写性固体インキ層の組成および調製を以下のとおり
にした以外は実施例1と同様にして本発明を実施した。
(A)イエローインキ(Y) (B)マゼンタインキ(M) (C)シアンインキ(C) 上記混合液に、ガラスピーズを加え、ペイントシェイカ
ーにて120分間、分散後、カラーの熱昇華性インキ塗
料とした。この各インキを実施例1で得た中間層上に、
ワイヤーバーを用いて、60℃2分間乾燥後の層厚が3
u−になるようにコーティングして本発明の転写記録媒
体を得た。転写記録方法についても実施例1と同様に行
った。
実施例8 実施例1で得た転写記録媒体の熱転写性固体インキ層の
表面に受像紙を密着させた後、25ワツトのアルゴンイ
オンレーザ−を使用し、本発明の転写記録媒体を構成す
るポリエチレンテレフタレート支持体側から10+/s
ecの速度で、直径10μ■の画線を走査しながら照射
した。然るのち転写記録媒体と受像紙とを剥離分離する
ことにより受像紙上に転写画像を得た。
比較例1 中間層を設けないこと以外は、実施例1と同様にして、
比較用の転写記録媒体の作製および転写記録を行った。
比較例2 中間層中に光分解性化合物を含有させないこと以外は、
実施例1と同様にして比較用の転写記録媒体の作製およ
び転写記録を行った。
比較例3 光熱変換層中に光熱変換物質を含有させないこと以外は
、実施例1と同様にして比較用の転写記録媒体の作製お
よび転写記録を行った。
比較例4 中間層のバインダーを以下の熱硬化性樹脂に替えて調合
した以外は、実施例1と同様にして比較用の転写記録媒
体の作製および転写記録を行った。
前記各実施例および比較例から得られた転写記録媒体の
うちマゼンタ色の熱転写性固体インキ層を有する試料に
ついて、所定の密着圧にて転写記録を行った各試料の画
質を評価したところ第1表に示すとおりの結果が得られ
た。第1表における画質は何れも目視および拡大写真(
25倍、50倍)による視覚判定によるもので、その評
価基準は以下のとおりである。
即ち、細線転写部の「印字ガケ」、「トギレ」、「カス
レ」、ベタ転写部の「白ヌケ」、階調性表現の程度を観
察し、「印字ガケ」、「トギレ」、「カスレ」、「白ヌ
ケ」および「カブリ」が全(なく、ベタ部のマクベス反
射濃度が1以上であり、階調性表現も良好な高品質の場
合を◎、「印字ガケ」、「トギレ」、「カスレ」、「白
ヌケ」およびrカブリ」のうち少なくともひとつが発生
し、かつその程度が著しくない場合をOx”印字ガケ」
、「トギレ」、「カスレ」、「白ヌケ」および「カブリ
」のうち少なくともひとつが比較的目立つ場合を△、「
印字ガケ」、「トギレ」、「カスレ」、「白ヌケ」およ
び「カブリ」が著しく目立ち、ベタ転写部が濃度不足の
場合を×とした。第1表から明らかなとおり、本発明に
より受像シート上にすぐれた画像が得られることが確認
された。なお、マゼンタ色以外のカラーインキおよび黒
色インキを有する転写記録媒体についても同様の効果が
得られることが確認された。
〈発明の効果〉 本発明は以上の構成からなるので、転写記録法でありな
がら受像シートの選択範囲を大幅に広げることが可能と
なり、広範な記録システムの用途展開への見通しを得る
にいたった。
すなわち転写記録媒体に光分解性化合物を含有する中間
層を設けたことによって、この層の前記化合物が光分解
をし、ガス発生することによって受像シート面への圧接
効果を高め、これによって表面平滑度の低い受像シート
でも高解像で高濃度の転写を可能ならしめ、又、このガ
スの断熱効果によって、光透過性支持体側への熱放散が
大幅に抑制される結果、熱転写性固体インキ層温度を一
層昇湿させ、該インキ層の効果を増幅し、溶融性インキ
の場合は溶融状態の保持を増進し、熱昇華性インキの場
合には昇華量の大幅増加をきたし、これによって、転写
性を向上することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の転写記録媒体の断面図、第2図〜第4
図は従来の転写記録方式を示す断面図、第5図は本発明
の転写記録媒体の断面図、第6〜第7図は本発明の転写
記録方法を示す図である。 1・・・光透過性支持体、2・・・光反射層、3・・・
光熱変換層、4・・・熱転写性固体インキ層、5・・・
受像シート、6・・・キセノンフラッシュランプ、7・
・・閃光、8・・・転写画像、9・・・中間層、lO・
・・基体、11・・・マスクシート、12・・・集束レ
ンズ、13・・・レーザー光、14・・・溶融部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)光透過性支持体上に光分解性化合物および光熱変換
    物質を含有する中間層を介して熱転写性固体インキ層を
    設けたことを特徴とする転写記録媒体。 2)光分解性化合物がジアゾ化合物又はアジド化合物で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の転写
    記録媒体。 3)中間層のバインダーが熱可塑性樹脂類、ワックス類
    、又はゴム類の中から選ばれた少なくとも1種類である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の転写記録
    媒体。 4)光透過性支持体上に光分解性化合物および光熱変換
    物質を含有する中間層を介して熱転写性固体インキ層を
    設けてなる転写記録媒体の、該熱転写性固体インキ層の
    表面に受像シートを密着せしめ、該転写記録媒体の背面
    に画像情報に基づいた光エネルギーを照射することによ
    り前記熱転写性固体インキ層を選択的に発熱溶融せしめ
    て受像シートに転写させ、然るのち転写記録媒体と受像
    シートとを剥離分離することにより受像シート上に転写
    記録画像を得ることを特徴とする転写記録方法。
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