JPH02135336A - 画像形成媒体 - Google Patents

画像形成媒体

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JPH02135336A
JPH02135336A JP28773688A JP28773688A JPH02135336A JP H02135336 A JPH02135336 A JP H02135336A JP 28773688 A JP28773688 A JP 28773688A JP 28773688 A JP28773688 A JP 28773688A JP H02135336 A JPH02135336 A JP H02135336A
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哲朗 福井
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明広 毛利
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正人 片山
Kazuo Isaka
井阪 和夫
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱現像性の乾式銀塩系画像形成媒体に関する
[従来の技術1 従来より公知の種々の画像形成方法のうち、銀塩を利用
した画像形成方法(銀塩写真法)は、感度、解像度、感
度安定性の点で最も優れた方法の一つである。しかし、
この銀塩写真法には、現像定着の操作に液体を使用する
など処理上の煩雑さを伴なう。
このような湿式処理を必要とせず、しかも感度、解像度
、保存性に優れた方法として、感光性ハロゲン化銀、有
機銀塩、還元剤および重合性子ツマ−を含有する画像形
成媒体に対して、像露光(密着露光、投影露光、デジタ
ル露光等)、加熱による熱増幅、加熱による上記ポリマ
ー前駆体の重合を行ない、ポリマー潜像を形成するとい
う画像形成方法が有る(特開昭61−69062号公報
、特開昭62−70836号公報等参照)。
上述のような画像形成媒体に対する像露光としては、画
像情報の信号を処理できる点、近年進歩の著しいレーザ
技術を応用できる点で、特にデジタル露光が重要視され
ている。更に、そのデジタル露光には、装置の小型化の
点などから半導体レーザな用いることが望まれている。
[発明が解決しようとする課題] 上述のような従来の画像形成媒体で画像を形成する場合
には、露光手段と、加熱手段との双方が必要であり、記
録装置の小型化、低コスト化等の点でまだ十分ではなか
った。また、その画像形成時間の短縮化においても十分
ではなかった。
本発明の目的は、小型、低コストの記録装置により、比
較的短時間で画像を形成できる画像形成媒体を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた
結果、光を熱に変換する材料を画像形成媒体に含有させ
、熱増幅工程を光照射により行なうのが非常に有効なこ
とを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還
元剤および重合性ポリマー前駆体を含む画像形成媒体に
おいて、光を熱に変換する材料を更に含むことを特徴と
する画像形成媒体である。
以下、本発明の媒体が含有する「光を熱に変換する材料
」を、「熱変換材料」と略称する。
本発明の画像形成媒体は熱変換材料を含むので、次のよ
うな過程■〜■を有する画像形成方法等が可能である。
■1本発明の媒体に対して所望の像露光を行なうことに
より、露光部分のハロゲン化銀から銀核を発生させる。
■ 銀核が発生した媒体に対し、熱変換材料が吸収する
波長の光で露光を行うことにより、熱変換材料を発熱さ
せ、その熱により熱増幅を行なう。なお熱増幅とは、銀
核な触媒とした、有機銀塩と還元剤との酸化還元反応を
起こし、その反応により、銀核存在部分に金属銀を成長
(増幅)させる過程である。
■、媒体が含有する重合性ポリマー前駆体を露光により
光重合させポリマー潜像を形成する。例えば、上記過程
■において還元剤とその酸化体との分布等が生じている
ので、その重合禁止能の差の分布に応じてその重合も部
位選択的に起こり、ポリマー潜像を形成できるのである
上記のように、本発明の画像形成媒体を用いれば、画像
形成に必要な■像露光、■熱増幅、■重合を、全て露光
により行なうことができる。したがって、露光手段のみ
を有する記録装置(加熱手段は有さない)を用いて、画
像を形成することができる。更には、■〜■の工程を連
続して行なうこともできるので、画像形成時間の短縮も
可能である。特に■と■は同時に行なうのが好ましい。
なお、従来の画像形成媒体は、熱変換材料を有さないの
で■の熱増幅を露光により行なうことはできなかった。
上述の画像形成方法における■と■の露光は、同じ波長
の光であってもよい場合もあるが、光の利用効率の点か
ら、異なる2波長の光を用いることが望ましい。つまり
、■の露光には、ハロゲン化銀の感光感度の無い波長光
を選択して用いるか、あるいは、その感光感度波長光を
カットするフィルター層を介して■の露光を行なうこと
などが望ましい。更には、レーザ光と非線形光学素子を
用いて得られる第二次高調波(SHG光)を■の像露光
に利用し、その基本波を■の熱増幅の熱源として利用す
ることが好ましい。
本発明の媒体を用いて画像を形成する場合に、S HG
光とその基本波を用いることが好ましいのは、特に、記
録装置の小型化、画像形成時間の短縮化ができるからで
ある。ただしそれだけでなく、解像度の向上、材料の選
択性の拡大など、S HG光の利用に起因する従来より
公知の利点をも本発明で発現することももちろんできる
なお、本発明の媒体は、ハロゲン化銀を含有するので、
変換効率が悪いためにそのパワーが低いS・HG光を用
いて像露光を行なった場合であっても、十分に実用性の
ある速度で■の像露光を行なうことができる。
以下、本発明の画像形成媒体の構成について詳細に説明
する。
本発明の画像形成媒体において、熱変換材料とは、露光
された光を吸収して、■の熱増幅が行なわれる程度の熱
に変換できる材料である。その熱変換材料は、ハロゲン
化銀や有機銀等と一緒の層に含まれていてもよいし、そ
の熱が有機銀塩等の層に良好に伝達する程度に隣接する
層に含まれていてもよく、例えば基材中に含んでいても
よい。
なお、ハロゲン化銀と一緒の層に含有させる場合には、
そのハロゲン化銀を分光増感しない材料を選択すること
が望ましい。
熱変換材料としては、上述のような熱変換が可能な材料
であれば、特に限定されないが、例えば、無機系金属あ
るいは有機系色素を挙げることができる。
無機系金属としては、一般には、Sn、Sb、Pb、B
i%As、Zn、Cd、In、Au、At、Cu、Te
、Crなど挙げることができ、その他に、Se、C成分
を含有させたTe−Se化合物、Te−C化合物および
カーボンブラック等も挙げることができる。
有機系色素としては、例えば、ポリメチン系色素、アズ
レン系色素、メロシアニン系色素、シアニン系色素、ロ
ーダミン系色素、ナフトキノン系色素、ビリリウム系色
素、フタロシアニン系色素、ナフタロシアニン系色素、
フルオレン系色素、トリアリールアミン系色素、トリア
リールアミニウム系色素、トリアリールジイモニウム系
色素、アゾ色素などを挙げることができ、その他にも金
属キレート化合物等を挙げることができる。
ポリメチン系色素としては、例えば、1.3−ビス(p
−ジエチルアミノフェニル)プロパニウムアイオダイド
、1,1,3.3−テトラキス(p−ジエチルアミノフ
ェニル)プロペニウムブロマイド、1,1,3.3−テ
トラキス(p−モルホリノフェニル)プロペニウムクロ
ライド、183−ビス(p−ジエチルアミノフェニル)
−2−メチルプロペニウムパークロレイト、■。
2.3−トリス(p−ジエチルアミノスチリル)カルボ
ニウムテトラフルオロボレート、1.3−ビス(p−ジ
エチルアミノフェニル)−1−(p−トリル)プロペニ
ウムトシレート、1. 15.5−テトラキス(p−ジ
エチルアミノフェニル)ペンタジエニウムパークロレイ
ト、1.1゜5.5−テトラキス(p−ジエチルアミノ
フェニル)ペンタジエニウムアイオダイド、1,5−ビ
ス(p−ジエチルアミノフェニル)−1,5−ジフェニ
ルペンタジエニウムブロマイド、1.5−ビス(p−ジ
メチルアミノフェニル)−1,5−’ビス(p−アニシ
ル)ペンタジエニウム六フッ化ヒ素、1−[γ−(p−
ジメチルアミノフェニル)プロペニリデン]−グアイア
ズレニウムアイオダイド、1.l、5.5−テトラキス
(p−ジエチルアミノフェニル)−3−メチルペンタジ
エニウムアイオダイド等を挙げることができる。
アズレン系色素としては、例えば、1.3−ビス(グア
イアズレニル)プロペニウムパークロレイト、1.3−
ビス(6°−t−ブチルアズレニル)プロペニウムアイ
オダイド、1.5−ビス(グアイアズレニル)ペンタジ
エニウムアイオダイド、1−グアイアズレニル−5−(
6’ −t−ブチルアズレニル)ペンタジエニウムパー
クロレイト等を挙げることができる。
シアニン系色素としては、例えば、1,1゛3.3.3
’ 、3’−へキサメチル−2,2゛インドカルボシア
ニンアイオダイド、1.1′3.3,3°、3゛−ヘキ
サメチル−2,2゜インドジカルボシアニンパークロレ
イト、■。
1°、3,3.3’ 、3’ −ヘキサメチル−2゜2
° −トリカルボシアニンテトラフルオロポレート、1
.1゛−ジエチル−3,3,3°、3゛テトラメチル−
2,2−インドジカルボシアニンブロマイド、1.l’
−ジプロピル−3,3゜3°、3°−テトラメチル−2
,2°−インドカルボシアニンクロライド、1.1゛−
ジェトキシエチル−3,3,3’ 、3°−テトラメチ
ル−2,2°−インドジカルボシアニンアイオダイド、
[[3−(1,3,3−トリメチル−2−インドリブン
)メチリデン]−2−クロロー1−シクロペンテ−1−
イル]−メチリデンー1.33−トリメチル−2−イン
ドリウムパークロレイト、[(3−エチル−ベンゾ−1
−チアゾリウム)メチリデン−2−クロロ−1−シクロ
ペンテ−1−イル]−メチリデンー3−エチルヘンシー
1−チアゾリウムパークロレイト、3.3゜−ジエチル
−2,2゛−チアシアニンパークロレイト、3.3°−
ジエチル−2,2′−チアカルホシアニンテトラフルオ
ロボレート、3,3″ジエチル−2,2゛−チアジカル
ボシアニントシレート、(1−メチル−4−キノリノ)
−(1゜3.3−トリメチル−3H−1,7−ジアザ−
2−インデン)−トリメチンシアニンパークロレイト等
を挙げることができる。
メロシアニン系色素としては、例えば、3−エチル−5
−[4−(3−エチル−2−ベンゾチアゾリリデン)−
2−ヘキセニリデン]ローダニン、2−[[3−エチル
−4−オキソ−5−(l−エチル−4−キノリニリデン
)エチリデン−2−チアゾリニリデン1メチル]−3−
エチルベンゾオキサシリウムブロマイド等を挙げること
ができる。
ローダミン系色素としては、例えば、トリメチルローダ
ミンパークロレイト、ローダミンB等を挙げることがで
きる。
ナフトキノン系色素としては、例えば、5゜8−ビス(
メチルアミノ)−1,4−ナフトキノン、2.3−ジア
ミノ−5−アミノ−1,4−ナフトキノン、2.3−ジ
シアノ−5,8−ビス(ブチルアミノ)−1,4ナフト
キノン等を挙げることができる。
ビリリウム系色素としては、2.6−ジフェニル−4−
[3−(1,3,3−1−ジメチル−2゜3−ジヒドロ
−IH−インドール−2−イリデン)−1−ペンテニル
コチオピリリウムバークロレイト、2.6−ジフェニル
−4−(3−(1゜3.3−トリメチル−2,3−ジヒ
ドロ−IH−インドール−2−イリデン)−1−ペンテ
ニル]セレナピリリウムパークロレイト等を挙げること
ができる。
フルオレン系色素としては、例えば、3.6−ビス(ジ
エチルアミノ)−9−フェニルフルオレニウムブロマイ
ド、3.6−ビス(ジプロピルアミノ)−9−(p−ジ
プロピルアミノフェニル)フルオレニウムアイオダイド
等を挙げることができる。
アゾ色素としては、例えば、4−(5°−二トロー2゛
−チアゾリルアゾ)−ジエチルアニリン、2−(4°−
ジメチルアミノフェニルアゾ)−N−メチルベンゾチア
ゾリウムアイオダイド、4−フェニルアゾ−4゛−ジメ
チルアミノアゾベンゼン等を挙げることができる。
金属キレート化合物としては、例えば、ビス(4−ジエ
チルアミノジチオベンジル)ニッケル、ビス(4,4’
 −ジメトキシジチオベンジル)ニッケル、ビス(4,
4°−ジクロロジチオベンジル)ニッケル、ビス(4−
メトキシ−1゜2−ジチオフェニル)ニッケル等を挙げ
ることができる。
本発明の媒体が含有する感光性ハロゲン化銀としては、
塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀など
を挙げることができ、これらは通常の写真乳剤に対して
行なわれるような化学増感、光学増感処理が施されてい
ても良い。つまり、化学増感としては、硫黄増感、貴金
属増感、還元増感などを用いることができ、光学増感と
しては従来よく知られている増感色素を用いた方法など
を適用できる。
本発明の媒体が含有する有機銀塩としては、脂肪族カル
ボン酸、芳香族カルボン酸、メルカプト基またはα−水
素を有するチオカルボニル化合物、もしくはイミノ基含
有化合物などとの銀塩である。
脂肪族カルボン酸としては、酢酸、酪酸、こはく酸、セ
バシン酸、アジピン酸、オレイン酸、リノール酸、リル
ン酸、酒石酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸
、樟脳酸などがあるが、一般的に炭素数が少ない程、銀
塩としては不安定であるため、適度な炭素数をもつもの
が好ましい。
芳香族カルボン酸としては、安息香酸誘導体、キノリン
酸誘導体、ナフタレンカルボン酸誘導体、サリチル酸誘
導体、没食子酸、タンニン酸、フタル酸、フェニル酢酸
誘導体、ピロメリット酸などがある。
メルカプト又はチオカルボニル基を有する化合物として
は、3−メルカプト −4−フェニル−1,2,4−ト
リアゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−
メルカプト −5−アミノチアジアゾール、2−メルカ
プトベンツチアゾール、S−アルキルチオグリコール酸
(アルキル基炭素数12ないし22)、ジチオ酢酸など
ジチオカルボン酸類、チオステアロアミドなどチオアミ
ド類、5−カルボキシ−1−メチル−2−フェニル−4
−チオピリジン、メルカプトトリアジン、2−メルカプ
トベンゾオキサゾール、メルカプトオキサジアゾール又
は3−アミノ −5−ベンジルチオ−1,2,4−トリ
アゾールなと米国特許第4゜123、274号記載のメ
ルカプト化合物などが挙げられる。
イミノ基を有する化合物としては、特公昭44−302
70号又は同45−18416号記載のベンゾトリアゾ
ールもしくはその誘導体、例えばベンゾトリアゾール、
メチルベンゾトリアゾールなどアルキル置換ベンゾトリ
アゾール類、5−クロロベンゾトリアゾールなどハロゲ
ン置換ベンゾトリアゾール類、ブチルカルボイミドベン
ゾトリアゾールなどカルボイミドベンゾトリアゾール類
、特開昭58−118639号記載のニトロベンゾトリ
アゾール類、特開昭58−118638号記載のスルホ
ベンゾトリアゾール、カルボキシベンゾトリアゾールも
しくはその塩、又はヒドロキシベンゾトリアゾールなど
、米国特許4.220.709号記載の1.2.4−ト
リアゾールやIH−テトラゾール、カルバゾール、サッ
カリン、イミダゾールおよびその誘導体などが代表例と
して挙げられる。
本発明の媒体が含有する還元剤としては、熱増幅の過程
にて、下記■または■の作用を示す還元剤などを挙げる
ことができる。
■、酸化されると重合禁止能が増大する化合物を生じる
還元剤。なお、その重合禁止能とは、媒体が含有する重
合性ポリマー前駆体に対する重合禁止能である。
■0重合性ポリマー前駆体に対する光重合開始剤として
作用する化合物を、酸化されることにより生じることの
できる還元剤。
上記還元剤■を用れば、ポリマー前駆体の重合を光重合
により行なうことができ、先に述べたような、■像露光
、■熱増幅、■重合の工程を全て露光におより行なうこ
とができる。
上記還元剤■としては、例えば、0−クレゾール、p−
クレゾール、2−tert−ブチルフェノール、3−t
ert−ブチルフェノール、4−t−ブチルフェノール
、4−tert−アミルフェノール、p−ベンジルフェ
ノール、5−ヒドロキシヒドロインデン、オルソキシレ
ノール、3−ブチル−4−イソプロピルフェノール、テ
トラヒドロ−β−ナフトール、3,4.5−トリメチル
フェノール、2,3.5−トリメチルフェノール、チラ
ミン、チロミン、2.6−ビス(ヒドロキシメチル)−
p−クレゾール、6−クロロ−m−クレゾール、4.6
−ジクロロ−〇−クレゾール、0−アセチルフェノール
、0−ヒドロキシフェニル酢酸、p−ヒドロキシフェニ
ル酢酸、2.2°−ブチレンビス(4−メチル−6−t
−ブチルフェノール)などのフェノール誘導体:例えば
α−ナフトール、β−ナフトール、4−メトキシ−1−
ナフトール、2−アセチル−α−ナフトール、2− (
N、N−ジエチルアミノメチル)−〇−ナフトール、α
−ナフトール−4−スルホン酸ナトリウム、1.3−ナ
フタレンジオール、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸ヒ
ドラジド、a−ナフトール−2−スルホン酸カリウム、
2−ヒドロキシ−1−ナフトアルデヒド、1−ニトロ−
2−ナフトール、1.7−ナフタレンジオール、2.3
−ナフタレンジオール、1,7−ジヒドロキシ−6−ナ
フトエ酸、2.4−ジクロロ−1−ナフトールなどのナ
フトール誘導体;例えば8−ヒドロキシキノリン、4.
8−ジヒドロキシキノリン−2−カルボン酸、4−ヒド
ロキシキノリン−2−カルボン酸などのヒドロキシキノ
リン誘導体:例えば2.3−ジヒドロキシキノキサリン
などの芳香族系ヒドロキシ化合物などを挙げることがで
きる。なお、これらの2種以上を併用しても良い。
また、上記還元剤■としては、代表的には、下記の式に
より表記されるものが使用できる。
式中、Rは水素原子、置換もしくは未置換アルキル基、
アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アラルキル
基、アルコキシアルキル基、アシル基を表し、r l+
 r 2. r 3. r 4. r l+ r a、
 r 7. r aは、各々独立して、水素原子、ハロ
ゲン原子、置換もしくは未置換アルキル基、アルコキシ
ル基、ヒドロキシル基、置換もしくは未置換アミノ基、
アミドた基、アリール基、アルケニル基、アルキニル基
、カルボキシル基、スルホニル基、スルホキシル基であ
り、互いに、同じであっても異なっていてもよい。また
、r、からraあるいは、Rが2価の連結基となり、2
量体となってもよい。
またrlとr2 、’r 2とr3 、r3とr4、r
sとrs、raとr 7 、r 7とraが結合して、
縮合環を形成してもよい。
これらの合成方法は、アナーレン デア ケミ−379
巻 67頁、ジャーナル 才ブ ケミカル ソザイティ
 123巻 2029頁、ジャーナルオブ アメリカン
 ケミカル ソサイティ 70巻3738頁、ベリヒテ
 デル ケミ−63巻 1690頁、ベリヒテ デル 
ケミ−63巻 13旧頁などに記載されている。
還元剤■として、例えば、アントラヒドロキノン、1−
メチルアントラヒドロキノン、2−メチルアントラヒド
ロキノン、1−エチルアントラヒドロキノン、2〜エチ
ルアントラヒドロキノン、1−アセチルアミノアントラ
ヒドロキノン、2−アセチルアミノアントラヒトロキノ
ン、アントラヒドロキノンモノメチルエーテル、アント
ラヒドロキノンモノエチルエーテル、1−ヒドロキシア
ントラヒドロキノン、1,4−ジヒドロキシアントラヒ
ドロキノン、■−メチルアントラヒドロキノンモノメチ
ルエーテル、2−メチルアントラヒドロキノンモノエチ
ルエーテル、2−エチルアントラヒドロキノンモノエチ
ルエーテル、1−ジメチルアミノアントラヒドロキノン
、1−ジメチルアミノアントラヒドロキノンモノメチル
エーテル、2−アミノアントラヒドロキノン、2−ジエ
チルアミノアントラヒドロキノンモノエチルエーテル、
2〜プロピオン酸アミドアントラヒドロキノン、1〜ク
ロロアントラヒドロキノン、1−クロロアントラヒドロ
キノンモノプロビルエーテル、2−クロロアントラヒド
ロキノン、2−クロロアントラヒドロギノンモノメチル
エーテル、15−ジクロロアントラヒドロキノンモノエ
チルエーテル、■−ヒドロキシアントラヒドロキノン、
1,4−ジヒドロキシアントラヒドロキノン、ビス(ア
ントラヒドロキシ−2−)グリオキシル酸アミド等のア
ントラヒドロキノン誘導体を挙げることができる。なお
、これらは2種以上併用してもよい。
本発明の媒体が含有する重合性ポリマー前駆体としては
、−分子中に反応性ビニル基を少なくとも1個持つ化合
物が利用でき、例えば、反応性ビニル基含有単量体、反
応性ビニル基含有オリゴマー及び反応性ビニル基含有ポ
リマーからなる群より選択した1 f!I!以上を用い
ることができる。
これら化合物の反応性ビニル基としては、スチレン系ビ
ニル基、アクリル酸系ビニル基、メタクリル酸ビニル基
、アリル系ビニル基、ビニルエーテルなどの外に酢酸ビ
ニルなどのエステル系ビニル基など重合反応性を有する
置換もしくは非置換のビニル基が挙げられる。
かかる条件を満たす重合性ポリマー前駆体の具体例は次
のとおりである。
例えば、スチレン、メチルスチレン、クロルスチレン、
ブロモスチレン、メトキシスチレン、ジメヂルアミノス
チレン、シアノスチレン、ニトロスチレン、ヒドロキシ
スチレン、アミノスチレン、カルボキシスチレン、アク
リル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸シクロヘキシル、アクリルアミド、メタクリル酸、
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エーテル、メタクリ
ル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸フェ
ニル、メタクリル酸シクロヘキシル、ビニルピリジン、
N−ビニルピロリドン、N−ビニルイミダゾール、2−
ビニルイミダゾール、N−メチル−2−ビニルイミダゾ
ール、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル
、イソブチルビニルエーテル、β−クロロエチルビニル
エーテル、フェニルビニルエーテル、p−メチルフェニ
ルビニルエーテル、p−クロルフェニルビニルエーテル
などの一価の単量体;例えばジビニルベンゼン、シュウ
酸ジスチリル、マロン酸ジスチリル、コハク酸ジスチリ
ル、グルタル酸ジスチリル、アジピン酸ジスチリル、マ
レイン酸ジスチリル、フマル酸ジスチリル、β、β−ジ
メチルグルタル酸ジスチリル、2−ブロモグルクル酸ジ
スチリル、α、α゛−ジクロログルタル酸ジスチリル、
テレフタル酸ジスチリル、シュウ酸ジ(エチルアクリレ
ート)、シュウ酸ジ(メチルエチルアクリレート)、マ
ロン酸ジ(エチルアクリレート)、マロン酸ジ(メチル
エチルアクリレート)、コハク酸ジ(エチルアクリレー
ト)、グルタル酸ジ(エチルアクリレート)、アジピン
酸ジ(エチルアクリレート)、マレイン酸ジ(ジエチル
アクリレート)、フマル酸ジ(エチルアクリレート)、
β、β−ジメチルグルタル酸ジ(エチルアクリレート)
、エチレンジアクリルアミド、プロピレンジアクリルア
ミド、1.4−フェニレンジアクリルアミド、1.4−
フェニレンビス(オキシエチルアクリレート)、1.4
−フェニレンビス(オキシメチルエチルアクリレート)
、1.4−ビス(アクリロイルオキシエトキシ)シクロ
ヘキサン、1.4−ビス(アクリロイルオキシメチルエ
トキシ)シクロヘキサン、1.4−ビス(アクリロイル
オキシエトキシカルバモイル)ベンゼン、1.4−ビス
(アクリロイルオキシメチルエトキシカルバモイル)ベ
ンゼン、l、4−ビス(アクリロイルオキシエトキシカ
ルバモイル)シクロヘキサン、ビス(アクリロイルオキ
シエトキシカルバモイルシクロヘキシル)メタン、シュ
ウ酸ジ(エチルメタクリレート)、シュウ酸ジ(メチル
エチルメタクリレート)、マロン酸ジ(エチルメタクリ
レート)、マロン酸ジ(メチルエチルメタクリレート)
、コハク酸ジ(エチルメタクリレート)、コハク酸ジ(
メチルエチルメタクリレート)、グルタル酸ジ(エチル
メタクリレート)、アジピン酸ジ(エチルメタクリレー
ト)、マレイン酸ジ(エチルメタクリレート)、フマル
酸ジ(エチルメタクリレート)、フマル酸ジ(メチルエ
チルメタクリレート)、β。
β′−ジメチルグルタル酸ジ(エチルメタクリレート)
、t、4−フェニレンビス(オキシエチルメタクリレー
ト)、i、4−ビス(メタクリロイルオキシエトキシ)
シクロヘキサンアクリロイルオキシエトキシエチルビニ
ルエーテルなどの2価の単量体:例えばペンタエリスリ
トールトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリメ
タクリレート、ペンタエリスリトールトリ(ヒドロキシ
スチレン)、ジペンタエリスリトールへキサアクリレー
ト、シアヌル酸トリアクリレート、シアヌル酸トリメタ
クリレート、1,1.1−トリメチロールプロパントリ
アクリレート、1,1.1−トリメチロールプロパント
リメタクリレート、シアヌル酸トリ(エチルアクリレー
ト)、1,1゜1−トリメチロールプロパントリ(エチ
ルアクリレート)、シアヌル酸トリ(エチルビニルエー
テル)、l、1.1−トリメチロールプロパンと3倍モ
ルのトルエンジイソシアネートとの反応物とヒドロキシ
エチルアクリレートとの縮合物、1゜1.1−トリメチ
ロールプロパンと3倍モルのヘキサンジイソシアネート
との反応物とp−ヒドロキシスチレンとの縮合物などの
3価の単m体:例えばエチレンテトラアクリルアミド、
プロピレンテトラアクリルアミドなどの4価の単量体な
ど、更には、オリゴマー又はポリマーの末端に反応性ビ
ニル基を残した重合性ポリマー前駆体あるいはオリゴマ
ー又はポリマーの側鎖に反応性ビニル基をつけた重合性
ポリマー前駆体などを挙げることができる。
なお、前述のようにこれらの重合性ポリマー前駆体を2
種以上用いてもよい。
本発明の画像形成媒体には、上述した熱変換材料、感光
性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤および重合性ポリマ
ー前駆体が必須成分として含有されていなければならな
い。
本発明の画像形成媒体には、更に任意成分として、重合
開始剤を含有していることが望ましい。
その重合開始剤としては、光重合開始剤、熱重合開始剤
のどちらでもよく、両者を併用することも可能である。
ただし、光重合開始剤を含有することは、先に述べた■
の重合過程を露光により行なうことが容易となるので好
ましい。
熱重合開始剤としては公知の開始剤などを使用でき、例
えばアゾ系開始剤、過酸化物系開始剤を挙げることがで
きる。アゾ系開始剤とは分子中に窒素−窒素2重結合を
少なくとも1個以上有する有機化合物で、例えばアゾビ
スイソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキサンカルボ
ニトリル、アゾビスメチルフェネチルカルボニトリル、
アゾビス5ec−アミロントリル、アゾビスフェニルエ
タン、アゾビスシクロへキシルプロピロニトリル、アゾ
ビスメチルクロロエタン、トリチルアゾベンゼン、フェ
ニルアゾイソブチロニトリル、9−(p−ニトロフェニ
ルア/)−9−フェニルフルオレンなどを挙げることが
できる。また、過酸化物系開始剤としては分子中に酸素
−酸素結合を少なくとも1個以上有する有機化合物であ
ればほとんど全ての化合物が含まれる。たとえばメチル
エチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオ
キサイド、3,3.5−トリメチルシクロヘキサノンパ
ーオキサイド、メチルシクロヘキサノンパーオキサイド
、アセチルアセトンパーオキサイド、1.1’−ビス(
ターシャリイブチルパーオキシ)−3,3,5−4リメ
チルシクロヘキサン、1.1′−ビス(ターシャリイブ
チルパーオキシ)シクロヘキサン、n−ブチル−44−
ビス(ターシャリイブチルパーオキシ)パレラート、2
.2′−ビス(ターシャリイブチルパーオキシ)ブタン
、ターシャリイブチルハイドロパーオキサイド、クメン
ハイドロパーオキサイド、ジイソプロピルペンビンハイ
ドロパーオキサイド、パラ−メンタンハイドロバーオキ
サイト、2.5−ジメチルヘキサン−2、−シバイドロ
バ−オキサイド、1,1,3.3−テトラメチルブチル
ハイドロパーオキサイド、ジターシャリイブチルパーオ
キサイド、ターシャリイブチルタミルパーオキサイド、
ジクミルパーオキサイド、α、α゛−ビス(ターシャリ
イブチルパーオキシイソプロピル)ベンセン、2.5−
ジメチル−2,5−ジ(ターシャリイブチルパーオキシ
)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャ
リイブチルパーオキシ)ヘキシン−3、アセチルパーオ
キサイド、イソブチリルパーオキサイド、オククノイル
バーオキサイド、デカノイルパーオキサイド、ラウロイ
ルパーオキサイド、3.5.5−1リメチルヘキサノイ
ルパーオキサイド、過酸化こはく酸、過酸化ベンゾイル
、2゜4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、m−ト
ルオイルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキシジ
カーボネート、ジー2−エチルヘキシルパーオキシジカ
ーボネート、ジノルマルプロピルパーオキシジカーボネ
ート、ジー2−エトキシエチルパーオキシジカーボネー
ト、ジメトキシイソプロビルパーオキシカーボネート、
ジ(3−メチル−3−メトキシブチル)パーオキシジカ
ーボネート、ターシャリイブチルパーオキシアセテート
、ターシャリイブチルパーオキシイソブチレート、ター
シャリイブチルパーオキシビバレート、ターシャリイブ
チルパーオキシネオデカノエート、ターシャリイブチル
パーオキシベンゾエート、ターシャリイブチルパーオキ
シ−3,5゜5−トリメチルヘキサノエート、ターシャ
リイブチルパーオキシラウレート、ターシャリイブチル
パーオキシベンゾエート、ジターシャリイソパーオキシ
イソフタレート、2.5−ジメチル−2゜5−ジ(ベン
ゾイルパーオキシ)ヘキサン、ターシャリイブチル過酸
化マレイン酸、ターシャリイパーオキシイソブロビルカ
ルボネート等を挙げることができが、本発明はこれらに
限定されるものではなく、この他の公知の熱重合開始剤
も使用できる。
光重合開始剤としては、例えばカルボニル化合物、イ才
つ化合物、ハロゲン化合物、レドックス系光重合開始剤
等が挙げられる。
具体的には、カルボニル化合物としては、例えばベンジ
ル、4.4°−ジメトキシベンジル、ジアセチル、カン
ファーキノンなどのジケトン類;例えば4.4°−ジエ
チルアミノベンゾフェノン、4.4°−ジメトキシベン
ゾフェノンなどのベンゾフェノン類;例えばアセトフェ
ノン、4−メトキシアセトフェノンなどのアセトフェノ
ン類;例えばベンゾインアルキルエーテル類;例えば2
−シクロロチオキサントン、2−5−ジエチルチオキサ
ントン、チオキサントン−3−カルボン酸−β−メトキ
シエチルエステルなどのチオキサントン類ニジアルキル
アミノ基を有するカルコン類およびスチリルケトンM;
3.3’カルボニルビス(7−メドキシクマリン)、3
゜3°−カルボニルビス(7−ジニチルアミノクマリン
)などのクマリン類などがあげられる。
イオウ化合物としてはジベンゾチアゾリルスルフィド、
デシルフェニルスルフィドなどのジスルフィド類などが
あげられる。
ハロゲン化合物としては、例えば四臭化炭素、キノリン
スルホニルクロライド、トリハロメチル基を有するS−
トリアジン類などがあげられる。
レドックス系の光重合開始剤としては、3価の鉄イオン
化合物(例えばクエン酸第2鉄アンモニウム)と過酸化
物などを組み合せて用いるものや、リボフラビン、メチ
レンブルーなどの光還元性色素とトリエタノールアミン
、アスコルビン酸などの還元剤を組み合せて用いるもの
などがあげられる。
また以上に述べた光重合開始剤において、2種以上を組
み合せてより効率の良い光重合反応を得ることもできる
この様な光重合開始剤の組み合せとしては、ジアルキル
アミノ基を有するカルコンおよびスチリルスチリルケト
ン類、クマリン類とトリハロメチル基を有すS−トリア
ジン類、カンファーキノンとの組み合せなどがあげられ
る。
これらの重合開始剤もその2種以上を併用したり、上述
の化合物と組み合わせて用いてもよい。
本発明の画像形成媒体を、支持体上に画像形成層を積層
して形成する場合には、上記成分を、適宜用いられるバ
インダーとともに溶剤に溶解して金属、プラスチック、
紙などの支持体上に塗布乾燥して形成することができる
なお、記録媒体を所望の形状に成形する際のその形状と
しては、平板、円筒状、ロール状など特に限定されるも
のではない。層状に形成した場合の層厚としては、0.
1 pm〜2 mm、好ましくはI Jll11〜0.
1mm程度とされる。なお、画像形成層は、単一層に限
定されるものではなく、多層構成であってもよい。熱変
換材料を銀塩とは異なる層に入れた場合の熱変換材料層
の層厚としては、0.05JJffi〜1mm、好まし
くは0.5μm 〜500pmであり、熱変換材料は支
持体中に含有されていてもよい。
本発明に用いられる好適なバインダーは、広範な樹脂か
ら選択することができる。
具体的には例えばニトロセルロース、リン酸セルロース
、硫酸セルロース、酢酸セルロース、プロピオン酸セル
ロース、酪酸セルロース、ミリスチン酸セルロース、パ
ルミチン酸セルロース、酢酸・プロピオン酸セルロース
、酢酸・酪酸セルロースなどのセルロースエステル類:
例えばメチルセルロース、エチルセルロース、プロピル
セルロース、ブチルセルロースなどのセルロースエーテ
ル類;例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポル酢酸
ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール
、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンなどの
ビニル樹脂類;例えばスチレン−ブタジェンコポリマー
、スチレン−アクリロニトリルコポリマー、スチレン−
ブタジェン−アクリロニトリルコポリマー、塩化ビニル
−酢酸ビニルコポリマーなどの共重合樹脂類;例えばポ
リメチルメタクリレート、ポリメチルアクリレート、ポ
リブチルアクリレート、ポリアクリル酸、ポリメタクリ
ル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリロニトリルなど
のアクリル樹脂類;例えばポリエチレンテレフタレート
などのポリエステル類;−例えば、ポリ(4,4−イソ
プロピリデン、ジフェニレンーコ−1,4−シクロヘキ
シレンジメチレンカーボネート)、ポリ(エチレンジオ
キシ−3,3°−フェニレンチオカーボネート)、ポリ
(4,4’ −イソブロビリデンジフェニレンカーボネ
ートーコーテレフタレート)、ポリ(4,4° −イソ
プロピリデンジフェニレンカーボネート)、ポリ(4,
4° −5ec−プチリデンジフェニレンカーボネ−1
・)、ポリ(4,4’イソプロピリデンジフエニレンカ
ーボネート−ブロック−オキシエチレン)などのボリア
リレート樹脂類:ボリアミド類;ポリイミド′B:エボ
キシ樹脂類;フェノール樹脂類;例えばポリエチレン、
ポリプロピレン、塩素化ポリエチレンなどのポリオレフ
ィン類;及びゼラチンなどの天然高分子などが挙げられ
る。
また、シアニン系色素、メロシアニン系色素、三角色素
などの増感色素等を含有させることもできる。
本発明の媒体における上記成分の好ましい配合比は次の
通りである。
有機銀塩1モルに対して、ハロゲン化銀を好ましくは、
0.001モル〜2モル、より好ましくは0.05〜0
.4モル含有させるのが望ましい。また、有機銀塩1モ
ルに対して還元剤を好ましくは0.05モル〜3モル、
より好ましくは0,2〜1.3モル含有させるのが望ま
しい。更に、重合性ポリマー前駆体100重量部に対し
て光重合開始剤あるいは熱重合開始剤を好ましくは0.
1重量部〜30重量部、より好ましくは0.5重量部〜
lO重量部用いるのが望ましい。また、還元剤1モルに
対して光重合開始剤あるいは熱重合開始剤を好ましくは
0.01モル〜lOモル、より好ましくは0.5モル〜
3モル含有させるのが望ましい。
また、熱変換材料な銀塩層中に含有させる場合の熱変換
材料の含有量は、ハロゲン化銀塩、有様銀塩、還元剤、
重合性ポリマー前駆体、および適宜含有されるバインダ
ーの総和100重量部に対して、1部〜100部、より
好ましくは、3部〜30部である。
本発明の画像形成媒体は、先に述べたように、SHG光
とその基本波を用いた画像形成方法に有用である。以下
、非線形光学材料を利用したレーザ光の変調について説
明する。
レーザ光を非線形光学効果を用いて波長変換することに
より、基本波ωと波長変換された波ω1を得ることが出
来、その結果大出力短波長レーザを小型の装置で得るこ
とが可能となり、同時に(m−1)個の波長を得ること
も可能となる。
非線形光学効果とは、例えば下式(1)で示されるとこ
ろの物質の非線形分極において)(+nl  (n≧2
)で表現されるところの非線形感受率を用いたものであ
る。
P”I−o X”’ E+io X” E2+Box(
31E 3 +、、・・、       H2次非線形
感受率 光第2高調波発生    ω+ω−2ω和・差周波発生
     ω1±ω2−ω3光パラメトリック発振  
ω、 −(1) H+ (IJ 23次非線形感受率 先筒3高調波発生 ω+ω+ω−3ω 四光波混合    ω、±ω2±ω3−ω4電場誘起光
第2高調波発生 ω+ω+O→2ω 三光波混合 一ω1−ω1+ω2→ω2−2ω1 誘導ブリユアン、ラマン散乱 このような非線形感受率を有する化合物としては次に示
すようなものがある。
無機結晶   LiNb0.にDP、 Li1O+、 
ADP、等有様結晶   尿素、α−レゾルシノール、
m−ニトロアニリン、3−メチル −4−二トロビリジン=1−オキサ イド、等 高分子    ポリフッ化ビニリデン、ポリ(シアン化
ビニリデン−酢酸ビ ニル)等 高分子液晶  −(−CH2CHO−)−。
(CL +r OΦトドNO□ 高分子組成物 ポリオキシエチレン中にp−ニトロアニ
リンを溶解させたもの、 ポリ −ε−カプロラクタム中に p−ニトロアニリンを溶解させた もの 高分子液晶組成物 液晶   デシルオキシベンジリデンアニリド−2−メ
チルブチル−シンナメー ト、ペンチルオキシシアノビフェニ ル 前記無機結晶および有機結晶は、使用するためには単結
晶化する必要があり、一般に困難である。さらに入射レ
ーザ光に対する光損傷のしきい値も低い。それと比較し
て、高分子、高分子液晶、高分子組成物、高分子液晶組
成物は、素子化が容易でしかも非線形感受率が大きいた
めに本発明に用いるには適している。
代表的な高分子組成物としては、ポリオキシアルキレン
マトリックス中に分子非線形感受率の大きな化合物を加
え、分子配列したものがある。
具体的にはポリオキシアルキレンは、下記式1式% 式中、Rは炭素数1〜6のアルキレン基を示し、nは1
0〜200.000である。
Rは炭素数1〜6のアルキレン基を用いることが出来る
が、炭素数7以上では電子吸引性置換基と電子供与性置
換基を有する化合物との相溶性が減少してしまうために
、優れた物性のフィルムを得ることは出来ない。この中
でRが炭素数2〜4のポリオキシアルキレンが特に好ま
しい。
前記ポリオキシアルキレンは、マトリックスの1部であ
っても有効であり、共重合により他の化合物へ導入する
ことやブレンドによって他の化合物と混合することによ
っても利用可能である。
共重合による導入の方法としては次のようなものがある
■下記一般式 (I)に示すように主鎖ポリマーの側鎖
として利用する を利用する。
ポリオキシアルキレンを有する化合物として、より具体
的には次のようなものがある。
LCOO+ ROtrCOOR2 (RはC3〜C6のアルキレン基を示す。
R1,R2はC3〜C2゜のアルキル基を示す。n =
 2〜10000 ) この場合 −f−At−で示される主鎖の少なくとも一
部に+R−0Rr で示されるポリオキシアルキレンが
結合していればよい。また架橋構造を有してもよい。
■下記一般式(II)に示すように主鎖として繰り返し
ユニットを構成して利用する 一A+ RO+v−B+ R−Ohrr C+ R−0
土n・・・・・・・・・・・(II) A、B、C・・・・はそれぞれ同一の構造であっても違
ってもよい。
■前記■、■の構造が環状構造を構成したもの(RはC
0〜C6のアルキレン基を示す。
R3,R4はHまたはCI” C2゜のアルキル基を示
す。n%n、=2〜10000 )(1叶+R,O±−
[1R20ナコ一士R30すn2 H(Rr、Rt、R
3はC1〜C6のアルキレン基を示す。n、  n、、
n2.=2〜100000)゛士CH2−C’−t−H o−u+−o+ru (RはC3〜C6のアルキレン基を示す。n= 10〜
200000、m = 1(1〜100000゜XはH
lCH3またはハロゲン基を示す。) ■ (RはCI〜C6のアルキレン基、n=1O〜1000
00、R8はC1〜C+aのアルキレン基、シクロヘキ
シレン基、フェニレン基、ビフェニレン基、トルイレン
基を示す。
m = 10〜10000 ) (Rは01〜C6のアルキレン基、n=10〜1000
00、R2はC3〜C+aのアルキレン基、シクロヘキ
シレン基、フェニレン基、ビフェニレン基、ターフェニ
レン基、トルイレン基を示す。m = 10〜1000
0 )前記に代表されるポリオキシアルキレンマトリッ
クスに混合して用いる大きな分子非線形感受率を有する
化合物としては、モノ置換ベンゼン誘導体、トリ置換ベ
ンゼン銹導体、テトラ置換ベンゼン銹導体、モノ置換ビ
フェニル誘導体、ジ置換ビフェニル誘導体、トリ置換ビ
フェニル誘導体、テトラ置換ビフェニル誘導体、モノ置
換ナフタレン誘導体、ジ置換ナフタレン誘導体、トリ置
換ナフタレン誘導体、テトラ置換ナフタレン誘導体、モ
ノ置換ピリジン誘導体、ジ置換ピリジン誘導体、トリ置
換とリジン誘導体、テトラ置換ピリジン誘導体、モノ置
換ピラジン誘導体、ジ置換ピラジン誘導体、トリ置換ピ
ラジン誘導体、テトラ置換ピラジン誘導体、モノ置換ピ
リミジン誘導体、ジ置換ピリミジン誘導体、トリ置換ピ
リミジン誘導体、テトラ置換ピリミジン誘導体、モノ置
換アズレン誘導体、ジ置換アズレン誘導体、トリ置換ア
ズレン誘導体、テトラ置換アズレン誘導体、モノ置換ビ
ロール誘導体、ジ置換ビロール誘導体、トリ置換ビロー
ル誘導体、テトラ置換ビロール誘導体、モノ置換チオフ
ェン誘導体、ジ置換チオフェン誘導体、トリ置換チオフ
ェン誘導体、テトラ置換チオフェン誘導体、モノ置換フ
ラン誘導体、ジ置換フラン誘導体、トリ置換フラン誘導
体、テトラ置換フラン誘導体、モノ置換ビリリウム塩誘
導体、ジ置換ビリリウム塩誘導体、トリ置換ビリリウム
塩誘導体、テトラ置換ビリリウム塩誘導体、モノ置換キ
ノリン誘導体、ジ置換キノリン誘導体、トリ置換キノリ
ン誘導体、テトラ置換キノリン誘導体、モノ置換ピリダ
ジン誘導体、ジ置換ピリダジン誘導体、トリ置換ピリダ
ジン誘導体、テトラ置換ピリダジン誘導体、モノ置換ト
リアジン誘導体、ジ置換トリアジン誘導体、トリ置換ト
リアジン誘導体、モノ置換テトラジン誘導体、ジ置換テ
トラジン誘導体、モノ置換アンスラセン誘導体、ジ置換
アンスラセン誘導体、トリ置換アンスラセン誘導体、テ
トラ置換アンスラセン誘導体を用いることができる。
これらの化合物は電子供与性置換基を有しており、より
具体的にはアミノ基、アルキル基(メチル、エチル、イ
ソプロピル、n−プロピル、n−ブチル、t−ブチル、
5ec−ブチル、n−オクチル、t−オクチル、n−ヘ
キシル、シクロヘキシルなど)、アルコキシ基(メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシなど)、アルキル
アミノ(N−メチルアミノ、N−エチルアミノ、N−プ
ロピルアミノ、N−ブチルアミノなど)、ハイドロキシ
アルキルアミノ基(N−ハイドロキシメチルアミノ、N
−(2−ハイドロキシエチル)アミン、N−(2−ハイ
ドロキシプロピル)アミノ、N−(3−ハイドロキシプ
ロピル)アミノ、N−(4−ハイドロキシ)ブチルアミ
ノなど)、ジアルキルアミノ基(N、N−ジメチルアミ
ノ、N、N−ジエチルアミノ、N、N−ジプロピルアミ
ノ、N、N−ジブチルアミノ、N−メチル−N−エチル
アミノ、N−メチル−N−プロピルアミンなど)、ハイ
ドロキシアルキル−アルキルアミン基(N−ハイドロキ
シメチル−N−メチルアミノ、N−ハイドロキシメチル
−N−二チルアミノ、N−ハイドロキシメチル−N−エ
チルアミノ、N−(2−ハイドロキシエチル)−N−メ
チルアミノ、N−(2−ハイドロキシエチル)−N−エ
チルアミノ、N−(3−ハイドロキシプロピル)−N−
メチルアミノ、N−(2−ハイドロキシプロピル)−N
−エチルアミノ、N−(4−ハイドロキシブチル)−N
−ブチルアミノなど)、ジハイドロキシアルキルアミノ
基(N、N−ジハイドロキシメチルアミノ、N、N−ジ
ー(2−ハイドロキシエチル)アミノ、N、N−ジー(
2−ハイドロキシプロピル)アミノ、N、N−ジー(3
−ハイドロキシエチル)アミノ、N−ハイドロキシメチ
ル−N−(2−ハイドロキシエチル)アミノなど)、メ
ルカプト基、ハイドロキシ基又はプロトン基がある。又
、これらの化合物は電子吸引性置換基を有しており、よ
り具体的にはニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子(塩素
原子、臭素原子)、トリフルオロメチル基、カルボキシ
ル基、カルボキシエステル基、カルボニル基又はスルホ
ニル基がある。
このような化合物を含有する高分子組成物である非線形
光学材料はアセトニトリル・ベンゼン等の溶媒に可溶で
あり、フィルム化や塗布性に優れている。
レーザ光を前記非線形光学材料へ入射し、非線形光学効
果により波長変換を行なうためには、入射する基体レー
ザ光と波長変換された光が干渉して減衰しないように位
相整合を行なう必要がある。位相整合の方法としては下
記に示すようなものがあり、素子形態に応じて適した方
法が選択される。
■単結晶もしくはバルク材料において屈折率の異方性を
用いる ■光ファイバー、先導波路においてモードの差を用いる ■光ファイバー、光導波路においてチェレンコフ放射を
用いる ■薄膜素子において2次元位相整合を用いる例えば、l
軸性結晶もしくは1軸性バルク材料において屈折率の異
方性を用いて位相整合をとることが可能である。光学主
軸とのなす角をθ。とじ、常光線に対する屈折率をn’
%異常光線に対する屈折率を06としたとき、光第2高
調波発生においてn@<n’であれば下記式(3) (
4)のいずれかを満たせば位相整合が可能である。
n:W (θ、) = n ’           
(3)ω n:、(θ、、)=7〔n−(θea) + n ’、
、 )   (4)光ファイバー、先導波路においては
、TEモードと7Mモードの見かけの屈折率が一致する
膜厚もしくは径を選択することによって位相整合が可能
である。
チェレンコフ放射においては、ωとω。の周波数におい
て位相速度に一致する角度θへ波長変換光が放射される
以上のようにして構成された素子は、レーザパワー密度
、位相整合長、非線形感受率等によって決まる変換効率
で基本レーザ光を波長変換する。
このとき基本レーザ光も波長変換光と同時に取り出すこ
とが可能であり、これによって使用できるレーザ光が多
波長化され、乾式銀塩の感光波長域を自由に選択するこ
とが可能となる。
次に、本発明の媒体に対して露光を行なう記録装置の例
を示す。
第1図は、SHG光とその基本波を照射する記録装置の
構成の一例を示す模式図である。この装置においては、
変調信号発生器1により変調しつつ半導体レーザ2から
レーザ光を発振させ、そのレーザ光を薄膜導波路型非線
形光学素子3に入射させ、SHG光を発生させ、そのS
HG光をミラー4に反射させ、グイクロイックミラー5
で基本波光と光軸をあわせて、本発明の画像形成媒体6
にデジタル露光を行なう。なお、図示していないが、画
像形成媒体6は、回転ドラム状である。また、この装置
においては、SHG光と基本波光の光軸な合わせている
が、必ずしも合わせる必要はない。
第2図は記録装置の構成の他の例を示す模式図であり、
光フアイバー化された非線形光学素子7を用いて、ポリ
ゴンミラー8で走査させる装置である。図中、9はレー
ザ光源、!0はレーザ変調器、11は変調信号発生器、
12はf・θレンズ、13はガルバノミラ−である。
本発明の媒体に形成されたポリマー潜像は、それ自体を
刷版として利用することができる。また、重合部−未重
合部の接着性の差を利用して、受像紙にビールアパート
法により分離する方法や、トーニング処理により未重合
部にトナーを付着させる方法や、あらかじめ画像形成媒
体に含有させておいた染料、顔料を受像紙に拡散転写、
昇華転写する方法などにより、fリマー潜像に応じたカ
ラー画像を得ることができる。また、イエロー、マゼン
タ、シアン用の3枚の媒体を用いて、フルカラーの画像
を得ることもできる。
なお、その画像形成方法として、画像形成層の上に受像
紙をあらかじめ設けてもよいし、記録前にラミネートし
て挟持してもよい。受像紙の基材は、上記支持体と同一
のものであってもよいが、重合部と未重合部の接着力の
差を安定して剥離画像として取り出すために、異なった
材質あるいは一方を表面処理したものを用いるのが好ま
しい。
表面処理剤としては、界面活性剤、表面改質剤、金属薄
膜、シラン処理剤、接着剤などを用いることができる。
[実施例] 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。なお
、以下の記載において「部」は、重量基準である。
実施例1 まず、トルエン60部にベヘン酸3部を溶解させ、その
後暗室にてベヘン酸銀5部を加え、ホモミキサーを用い
て6000回転で7分間分散した。次いで、臭化銀0.
7部、ポリビニルブチラール(商品名:エキストランB
M−1,積水化学社製)3部を加え、2時間攪拌を続け
た。その後、35℃に加温しながら、アジピン酸0.5
部、フタラジノン0.8部を加え、30分間攪拌を行な
い、A液を得た。
一方、これとは別に、トルエン40部にミヒラースケ8
20.9部、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル0.4
部、トリメチロールプロパントリアクリレート25部、
4−メトキシナフトール0.6部を加え、B液を得た。
このA液とB液とを混合し、カーボンブラックが層厚l
Oμmに塗布されたPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)フィルムに塗布、乾燥して、厚さ4μmの画像形成
層を得た。この上に2μmPVA(ポリビニルアルコー
ル)層を設けて、本発明の画像形成媒体を得た。
こうして得た画像形成媒体に第1図に示すような構成の
記録装置(半導体レーザ:発振波長830nlll、出
力100mW 、非線形光学素子:  LiNbO5、
松下電器製)を用いて、SMC光と基本波を(同時に)
照射した。その後、UV露光機(ll5H−500D 
、生態社製)を用いて、4秒間前面露光した。PVA層
を水洗除去したのち、エタノール浴でエツチング処理す
ると、SMC光の未露光部分が画像状に残った。
実施例2 1.1.5.5−テトラキス(p−ジエチルアミノフェ
ニル)ペンタチエニウムアイオダイド5部、ポリビニル
ブチラール(商品名:BX−1、積水化学社製) 10
部を、n−ブタノール/ジアセトンアルコール/ジクロ
ロエタン(2/2/1)混合溶剤100部に溶解させた
。これを25μmのPETフィルムに塗布、乾燥して、
厚さ1μmの画像形成層を得た。この層の上に、厚さ1
μm未満のPVA層を設けた。暗室にて、そのPVA層
の上に、実施例1にて調製した感光液を用いて、4μm
の画像形成層を形成し、更に2μmのPVA層を設けた
こうして得た画像形成媒体に、実施例1と同じ記録装置
を用いて、SMC光と基本波を照射した。その後、実施
例1と同じUV露光機を用いて、4秒間全面露光した。
PVA層を水洗除去したのち、エタノール浴でエツチン
グ処理すると、SMC光の未露光部分が画像状に残った
実施例3 1.1,5.5−テトラキス(p−ジエチルアミノフェ
ニル)ペンタチエニウムアイオダイド2部を加えた以外
は実施例1と同様にして、B液を調製した。これと実施
例1と同じA液とをこのA液とB液とを混合した(カー
ボンブラックは入れない)。この分散液を、PETフィ
ルムに塗布、乾燥して、厚さ6μmの画像形成層を得た
。この上に2μmのPVAfiを設けて、本発明の画像
形成媒体を得た。
こうして得た画像形成媒体に、実施例1と同様にして記
録および全面露光を行なった。PVA層を水洗除去した
のち、エタノール浴でエツチング処理すると、SHG光
の未露光部分が画像状に残った。
実施例4 ペンタエリスリトールトリアクリレート 9.5部、ジ
クロロメタン12.5部、8重量%のPVA水溶液75
部、5重量%のp−ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ
水溶液3.3部から成る混合液を、ホモミキサーを用い
て6000rpmにて10分間乳化した。これに、臭化
銀乳剤(ゼラチン7重量%、臭化銀10重量%)1.5
部、ベンゾトリアゾール銀乳剤(ゼラチン7重量%、ベ
ンゾトリアゾール銀6.3重量%)6部、ソルビトール
3部、10重量%ゼラチン水溶液4部、水20部を加え
、攪拌し、その後、アゾビスイソブチロニトリル0.8
部、4−メチル−1−フェニル−3−ピラゾリドン0.
9部のメタノール溶液29部を加え、感光液を調製した
これに、カーボンブラックを10重量%になるように混
入した。これを、50μmPETフィルムに塗布、乾燥
して、厚さが4μmの画像形成層を得た。
この上に6部mPET層フィルムをラミネートして、本
発明の画像形成媒体を得た。
こうして得た画像形成媒体に、実施例1と同様にして記
録および全面露光を行なった。ラミネートフィルムを剥
離したのち、水洗すると、SHG光の露光部分が画像状
に残った。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明の媒体は、小型、低コス
トの記録装置により、比較的短時間で画像を形成できる
画像形成媒体である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の画像形成媒体に露光を
行なう記録装置の構成の例を示す模式図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)感光性ハロゲン化銀、有機銀塩、還元剤および重合
    性ポリマー前駆体を含む画像形成媒体において、光を熱
    に変換する材料を更に含むことを特徴とする画像形成媒
    体。 2)光重合開始剤を含有する請求項1記載の画像形成媒
    体。 3)熱重合開始剤を含有する請求項1記載の画像形成媒
    体。
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