JPH04119359A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH04119359A
JPH04119359A JP2239464A JP23946490A JPH04119359A JP H04119359 A JPH04119359 A JP H04119359A JP 2239464 A JP2239464 A JP 2239464A JP 23946490 A JP23946490 A JP 23946490A JP H04119359 A JPH04119359 A JP H04119359A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、支持体上にハロゲン化銀、還元剤、色画像形
成物質、重合性化合物および塩基プレカーサーを収容し
たマイクロカプセルを含む感光層を有する感光材料を用
いた画像形成方法に関する。
〈従来の技術〉 ハロゲン化銀、還元剤、色画像形成物質および重合性化
合物がマイクロカプセル(感光性マイクロカプセル)に
収容されてなる感光材料が、特開昭61−275742
号および同61−278849号公報に記載されている
上記構成の感光材料を用いた直像形成方法としては、ま
ず感光材料を像様露光して潜像を形成させたのち、これ
を熱現像することにより、潜像が形成された部分の重合
性化合物を重合させ、更に該感光材料を受像層を有する
受像材料と重ね合せ、この状態で加圧し、未重合の重合
性化合物を受像材料に転写し、受像材料上に転写画像を
得るという方法が一般に用いられている。
また、逆に潜像の形成されなかった部分の重合性化合物
を重合させる方法については、特開昭62−70836
号、同62−81635号、特開平2−141756号
、同2−141757号等の各公報および明細書に記載
されている。
一方、上記の画像形成方法の熱現像における現像あるい
は重合反応は、アルカリ性の条件下において円滑に進行
する。このため、感光材料の感光層中に画像形成促進剤
として、塩基または塩基プレカーサーを含ませておくこ
とが好ましい。感光層が塩基または塩基プレカーサーを
含むことを特徴とする感光材料については、特開昭62
−264041号公報に記載がある。
塩基または塩基プレカーサーを、感光層中に添加する場
合、塩基または塩基プレカーサーを感光性マイクロカプ
セルに収容することが、塩基または塩基プレカーサーの
画像形成促進機能の点でさらに好ましい。
塩基プレカーサーをマイクロカプセル内に含むことを特
徴とする感光材料については、特開昭64−32251
号、特開平1−263641号、特願平1−t8224
5号、特願平1−160148号等各公報及び明細書に
記載があり、固体状の塩基プレカーサーがマイクロカプ
セル内に収容されている。
このように塩基または塩基プレカーサーをマイクロカプ
セル内に収容する事により、画像形成は確かに促進され
るが、それでも上記特開平1−263641号公報に記
載されているように熱現像にはまだ10秒前後の時間が
必要であり、短時間で画像形成するために、熱現像時間
をさらに短くする必要があった。
またこの感光材料を用いて画像を得るためには、感光材
料を10秒前後加熱するための装置が必要であり、この
装置は感光材料のサイズが大きくなるに従い、あるいは
加熱時間が長くなるに従って大きくなる。したがってこ
の感光材料を用いる画像形成装置をコンパクトなものと
するためには、熱現像時間を短くする必要があった。
さらにこの感光材料を連続した帯状のものとして、少く
とも像様露光工程、熱現像工程、および受像材料と重ね
合せて加圧する工程を含む一連の工程を短時間の内に行
なう画像形成方法においては、像様露光後熱現像された
感光材料の終端が加圧工程に達した時、それと連続する
感光材料は熱現像工程で加熱されてしまうため、無駄に
使われてしまう事になる。この無駄となる感光材料の量
は、短時間で画像形成を可能にしようとすると、熱現像
時間が長くなるに従い、膨大なものとなるため、この感
光材料の無駄を減らすためにも、熱現像時間を短くする
事が必要であった。
〈発明が解決しようとする課題〉 したがって本発明の目的は、支持体上に、少くともハロ
ゲン化銀、還元剤、色画像形成物質、重合性化合物、お
よび塩基プレカーサーを収容したマイクロカプセルを含
む感光材料を用いて、短時間でコントラストの高い(最
大濃度が十分高く、かつ最低濃度が十分低い)Ii像を
与える画像形成方法を提供する事にある。
また本発明の別の目的は、上記の感光材料を用い、コン
パクトな画像形成装置によってコントラストの高い画像
を与える画像形成方法を提供する事にある。
さらに本発明の別の目的は、上記の感光材料を用い、コ
ンパクトな画像形成装置によって、該感光材料を無駄に
使用する事なく、コントラストの高い画像を短時間で与
える画像形成方法を提供する事にある。
く課題を解決するための手段〉 従来、特開平1−263641号公報に記載されている
ような支持体上の一方の面に、少くともハロゲン化銀、
還元剤、色画像形成物質、重合性化合物、および塩基プ
レカーサーを収容したマイクロカプセルを含む感光層を
塗設した感光材料を用い、像様露光後熱現像する場合、
熱現像時間を短くするために、熱伝導の効率を考えて、
該感光材料の感光層を塗設した面を直接発熱体と接触さ
せて加熱する方法が一般的であった。
さらに熱現像時間を短くするために、熱現像の温度を高
くしたところ、非常に短い熱現像時間では、転写画像の
最低濃度が高く、コントラストの低い転写画像しか得ら
れなかった。そこで熱現像時間を少しづつ長くしたとこ
ろ、熱現像時間に従って、転写画像の最低濃度が低くな
ってくるが、それ以上に最高濃度が低くなり、やはりコ
ントラストの低い、転写画像しか得られなかった。
そこで従来の考え方とは全く逆に、本発明の感光材料の
、感光層を塗設されていない支持体上の面を直接発熱体
と接触させて加熱したところ、全く予期出来なかったが
熱現像の温度を少し高くするだけで、従来の1/2から
1/20もの短い現像時間でコントラストの高い画像が
得られる事がわかった。
すなわち該感光材料の感光層を塗設していない支持体上
の面を発熱体と接触させて加熱する場合、熱は支持体を
通してマイクロカプセルに伝導されるため、逆に長い現
像時間を要するように考えられるが、実際、熱現像温度
を少し高くする事により、短い熱現像時間でコントラス
トの高い、良好な画像が得られた。
この理由については明らかではないが、上記の加熱方法
では熱現像温度を高くすることで熱伝導を促進させると
共に感光層を熱現像時空気中にさらす事で、空気中の酸
素が未露光部(最高濃度部)における重合性化合物の不
要な重合硬化を抑制し、それによって最高濃度部の転写
濃度が低下する事を妨ぎ、コントラストの良好な画像が
得られたものと推察される。
このように本発明の目的は、支持体上の一方の面に、少
くともハロゲン化銀、還元剤、色画像形成物質、重合性
化合物、および塩基プレカーサーを収容したマイクロカ
プセルを含む感光層を塗設した感光材料を用い、像様に
露光する工程、像様露光と同時、あるいは像様露光後、
該感光材料を、感光層を塗設していない支持体上の面か
ら0. 1秒から5秒間加熱する工程を含むことを特徴
とする画像形成方法によって達成された。
〈発明の詳細な記述〉 以下に、本発明の感光材料に使用されるハロゲン化銀、
還元剤、色画像形成物質、重合性化合物、塩基プレカー
サー、マイクロカプセルおよび支持体について詳しく説
明する。
本発明の感光材料には、ハロゲン化銀として、塩化銀、
臭化銀、沃化銀あるいは塩臭化銀、塩沃化銀、沃臭化銀
、塩沃臭化銀のいずれの粒子も用いることができる。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十
二面体、十四面体のような規則的な結晶を有するもの、
球状、板状のような変則的な結晶系を有するもの、双晶
面などの結晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの複合
形でもよい。
ハロゲン化銀の粒径は、約0.01ミクロン以下の微粒
子でも投影面積直径が約10ミクロンに至るまでの大サ
イズ粒子でもよく、多分散乳剤でもまた米国特許第3.
574,628号、同3゜655.394号および英国
特許第1.413748号などに記載された単分散乳剤
でもよい。
また、アスペクト比が約5以上であるような平板状粒子
も本発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フォ
トグラフインク・サンエンス・アンド・エンジニアリン
グ(Gu tof f 、 Pho tograph 
1cScience and Engineering
 ) 、第14巻248〜257頁(1970年);米
国特許第4.434226号、同4,414.310号
、同4,433.048号、同4,439,520号お
よび英国特許第2.112,157号などに記載の方法
により簡単に調製することができる。
結晶構造は−様なものでも、内部と外部とが異質なハロ
ゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしていて
もよい、また、エピタキシャル接合によって組成の異な
るハロゲン化銀が接合されていてもよく、また例えばロ
ダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合
されていてもよい、また、ハロゲン組成、晶癖、粒子サ
イズ等が異なった二種以上のハロゲン化銀粒子を併用す
ることもできる。
本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤は、例えばリ
サーチ・ディスクロージャー(RD)I’&t1764
3 (1978年12月)、22〜23頁、lIl、乳
剤製造(Emulsion preparation 
andjypes) ’ 、および同階18716 (
1979年11月)、64B頁、などに記載された方法
を用いて調製することができる。
ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成および
分光増感を行ったものを使用する。このような工程で使
用される添加剤はリサーチ・ディスクロージャー1k1
7643および開−18716に記載されており、その
該当箇所を後掲の表にまとめた。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
リサーチ・ディスクロージャーに記載されており、下記
の表に関連する記載箇所を示した。
’        g   RD18716化学増感剤
  23頁   648頁右蘭感度上昇剤      
  同 上 置光増感剤 23〜24頁   648頁右蘭〜強色増
感剤        649頁右蘭かぶり防止剤  2
4〜25頁   649頁右聞〜および安定側 なお、上舵ハロゲン化銀粒子としては、特開昭63−6
8830号公報記載の感光材料のように、比較的低カプ
リ値のハロゲン化銀粒子を用いることが好ましい。
ハロゲン化銀をマイクロカプセル中に均一に含ませるた
め、重合性化合物には、親水性のくり返し単位と疎水性
のくり返し単位よりなるコポリマーを溶解させておくこ
とが好ましい。その詳細については、特開昭62−20
9450号公報、同63−28784’4号および特願
平1−37782号各公報に記載がある。
本発明の感光材料に使用することができる還元剤は、ハ
ロゲン化銀を還元する機能および/または重合性化合物
の重合を促進(または抑制)する機能を有する。上記機
能を有する還元剤としては、様々な種類の物質がある。
上記還元剤には、ハイドロキノン類、カテコール類、p
−アミノフェノール類、p−フェニレンジアミン類、3
−ピラゾリドン類、3−アミノピラゾール類、4−アミ
ノ−5−ピラゾロン類、5−アミノウラシル類、4゜5
−ジヒドロキシ−6−アミノピリミジン類、レダクトン
類、アミルレダクトン類、0−またはpスルホンアミド
フェノール類、O−またはpスルホンアミドナフトール
類、2.4−ジスルホンアミドフェノール類、2.4−
ジスルホンアミドナフトール類、O−またはp−アシル
アミノフェノール類、2−スルホンアミドインダノン類
、4−スルホンアミド−5−ピラゾロン類、3−スルホ
ンアミドインドール類、スルホンアミドピラゾロベンズ
イミダゾール類、スルホンアミドピラゾロトリアゾール
類、α−スルホンアミドケトン類、ヒドラジン類等があ
る。
なお、上記機能を有する各種還元剤については、特開昭
61−183640号、同61−188535号、同6
1−228441号の各公報、および、特開昭62−7
0836号、同62−86354号、同62−8635
5号、同62−206540号、同62−264041
号、同62−109437号、同63−254442号
、特願昭63−97379号、同63−296774号
、同63−296775号、特願平1−27175号、
同1−54101号、同1−91162号、同1−90
087号等の公報及び明細書に記載されている。(現像
薬またはヒドラジン誘導体として記載のものを含む)ま
た上記還元剤については、T、 Jmas+es 著”
 The Theory of the Photog
raphicProcess”第4版、291〜334
頁(1977年)リサーチ・ディスクロージャー誌Vo
1.170. 1978年6月の第17029号(9〜
15頁)、および同誌Vo1.176.1978年12
月の第17643号(22〜31頁)にも記載がある。
また、特開昭62−210446号公報記載の感光材料
のように、還元剤に代えて加熱条件下あるいは塩基との
接触状態等において還元剤を放出することができる還元
剤前駆体を用いてもよい0本明細書における感光材料に
も、上記各公報、明細書および文献記載の還元剤および
還元剤前駆体が有効に使用できる。よって、本明細書に
おける「還元剤jには、上記各公報明細書および文献記
載の還元剤および還元剤前駆体が含まれる。
又これらの還元剤のうち、酸と塩を形成する塩本性を有
するものは適当な酸との塩の形で使用することもできる
これらの還元剤は、華独で用いてもよいが、上記各明細
書にも記載されているように、二種以上の還元剤を混合
して使用してもよい、二種以上の還元剤を併用する場合
における、還元剤の相互作用としては、第一に、いわゆ
る超加成性によってハロゲン化銀(および/または有機
銀塩)の還元を促進すること、第二に、ハロゲン化銀(
および/または有機銀塩)の還元によって生成した第一
の還元剤の酸化体が共存する他の還元剤との酸化還元反
応を経由して重合性化合物の重合を引き起こすこと(ま
たは重合を抑制すること)等が考えられる。ただし、実
際の使用時においては、上記のような反応は同時に起こ
り得るものであるため、いずれの作用であるかを特定す
ることは国難である。
上記還元剤の具体的な例を以下に示す。
CH。
CH3 0■ CHl CH。
c、ov(t) CH。
C,)l。
還元剤の添加量は巾広く変えることが出来るが一般に銀
塩に対して0.1〜1500モル%、好ましくは10〜
300モル%である。
本発明の感光材料に使用できる色画像形成物質には特に
制限はなく、様々なsiのものを用いることができる。
すなわち、それ自身が着色している物!(染料や顔料)
や、それ自身は無色あるいは淡色であるが外部よりのエ
ネルギー(加熱、加圧、光照射等)や別の成分(顕色剤
)との接触により発色する物質(発色剤)も色画像形成
物質に含まれる。
本発明の色画像形成物質としては、特開昭62−187
346号公報に述べられているように、画像の安定性に
優れそれ自身が着色している染料や顔料が好ましい。
本発明に用いられる染料や顔料としては、市販のものの
他、各種文献等に記載されている公知のものが利用でき
る0文献に関しては、カラーインデックス(C,1,)
便覧、「最新顔料便覧」日本顔料技術協会編(1977
年刊)、[最新顔料応用技術J CMC出版(1986
年刊)、「印刷インキ技術J  (CMC出版、198
4年刊)等がある。
顔料の種類としては、色別にみると白色顔料、黒色顔料
、黄色顔料、橙色顔料、褐色顔料、赤色顔料、紫色顔料
、青色顔料、緑色顔料、螢光顔料金属粉顔料その他、重
合体結合色素が挙げられる。
具体的には、不溶性アゾ顔料、アゾレーキ顔料、縮合ア
ゾ顔料、キレートアゾ顔料、フタロシアニン系顔料、ア
ントラキノン系顔料、ペリレン及びペリノン系顔料、チ
オインジゴ系顔料、キナクリドン系顔料、ジオキサジン
系顔料、イソインドリノン系顔料、キノフタロン系顔料
、染付はレーキ顔料、アジン頗枡、ニトロソ顔料、ニト
ロ顔料、天然顔料、螢光顔料、無機顔料等が使用できる
本発明に使用できる顔料は、上述の裸の顔料のままでも
よいし、表面処理をほどこされた顔料でもよい0表面処
理の方法には、樹脂やワックスを表面コートする方法、
界面活性剤を付着させる方法、反応性物質(例えば、シ
ランカップリング剤やエポキシ化合物、ポリイソシアネ
ート等)を顔料表面に結合させる方法等が考えられ、次
の文献等に記載されている。
金属石けんの性質と応用(幸書房) 印刷インキ技術(CMC出版、1984)最新顔料応用
技術(CMC出版、1986)本発明に使用できる顔料
の粒径は、重合性化合物中に分散後で、0.01μ〜1
0μ範囲であることが好ましく、0.05〜1μ範囲で
あることが、更に好ましい。
顔料は、重合性化合物100重量部に対して5〜60重
量部の割合で用いることが好ましい。
重合性化合物中へ、顔料を分散する方法としては、イン
ク製造やトナー製造時等に用いられる公知の分散技術が
使用できる。
分散機としては、サンドミル、アトライターバールミル
、スーパーミル、ボールミル、インペラー、デスパーザ
−1KDミル、コロイドミル、ダイナトロン、3本ロー
ルミル、加圧ニーグー等があげられる。詳細は、「最新
顔料応用技術」(CMC出版、1986)に記載がある
感光材料に使用される重合性化合物は、一般に付加重合
性または開環重合性を有する化合物である。付加重合性
を有する化合物としてはエチレン性不飽和基を有する化
合物、開環重合性を有する化合物としてはエポキシ基を
有する化合物等があるが、エチレン性不飽和基を有する
化合物が特に好ましい。
感光材料に使用することができるエチレン性不飽和基を
有する化合物には、アクリル酸およびその塩、アクリル
酸エステル類、アクリルアミド類、メタクリル酸および
その塩、メタクリル酸エステル類、メタクリルアミド類
、無水マレイン酸、マレイン酸エステル類、イタコン酸
エステル類、スチレン類、ビニルエーテル類、ビニルエ
ステル類、N−ビニル複素環類、アリルエーテル類、ア
リルエステル類およびそれらの誘導体等がある。
感光材料に使用することができる好ましい重合性化合物
の具体例としては、アクリル酸エステル類に関し、n−
ブチルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、2
−エチルへキシルアクリレート、ヘンシルアクリレート
、フルフリルアクリレート、エトキシエトキシエチルア
クリレート、トリシクロデカニルオキシアクリレート、
ノニルフェニルオキシエチルアクリレート、1.3−ジ
オキソランアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレ
ート、ブタンジオールジアクリレート、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、トリシクロデカンジメチロー
ルジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリ
レート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジ
ペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエ
リスリトールへキサアクリレート、ポリオキシエチレン
化ビスフェノールAのジアクリレート、2− (2−ヒ
ドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシ
メチル−5−エチル−1,3−ジオキサンジアクリレー
ト、2−(2−ヒドロキシ−1゜1−ジメチルエチルl
−5,5−ジヒドロキシメチル−1,3−ジオキサント
リアクリレート、トリメチロールプロパンのプロピレン
オキサイド付加物のトリアクリレート、ジペンタエリス
リトールのカプロラクトン付加物のへキサアクリレート
、ヒドロキシポリエーテルのポリアクリレート、ポリエ
ステルアクリレートおよびポリウレタンアクリレート等
を挙げることができる。
また他の具体例としては、メタクリル酸エステル類に関
し、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、エ
チレングリコールジメタクリレート、ブタンジオールジ
メタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリメタクリレート、ペンタエリス
リトールテトラメタクリレートおよびポリオキシアルキ
レン化ビスフェノールAのジメタクリレート等を挙げる
ことができる。
上記重合性化合物は、単独で使用しても二種以上を併用
してもよい、二種以上の重合性化合物を併用した感光材
料については、特開昭62−210445号公報に記載
がある。なお、前述した還元剤の化学構造にビニル基や
ビニリデン基等の重合性官能基を導入した物質も重合性
化合物として使用できる。
本発明の感光材料に使用できる塩基プレカーサーとして
は、無機の塩基および有機の塩基の塩基プレカーサー(
脱炭酸型、熱分解型、反応型および錯塩形成型など)が
使用できる。
好ましい塩基プレカーサーとしては、特開昭59−18
0549号、同59−180537号、同59−195
237号、同61−32844号、同61−36743
号、同61−51140号、同61−52638号、同
61−52639号、同61−53631号、同61−
53634号、同61−53635号、同61−536
36号、同61−53637号、同61−53638号
、同61−53639号、同61−53640号、同6
1−55644号、同61−55645号、同61−5
5646号、同61−84640号、同61−1072
40号、同61−219950号、同61−25184
0号、同61−252544号、同61−313431
号、同63−316740号、同64−68746号お
よび特願昭62−209138号各公報に記載されてい
る加熱により脱炭酸する有1ItI&と塩基の塩、また
、特開昭59〜157637号、同59−165943
号、同63−96159記載公報記載の加熱により塩基
を脱離る化合物が挙げられる。
本発明の塩基プレカーサーとしては、50℃ないし20
0℃で塩基を放出する事が好ましく、80℃ないし18
0℃で放出する事がさらに好ましい。
本発明の感光材料に使用する塩基プレカーサーとしては
、マイクロカプセル中に収容するため、25℃での水に
対する溶解度が1%以下の次のようなカルボン酸と有機
塩基の塩からなる塩基プレカーサーが好ましい。
(a)塩基プレカーサーがカルボン酸と有機塩基との塩
からなり、該有機塩基が、下記式(1)で表わされるア
ミジンから水素原子−個または二個除いた原子団に相当
する部分構造を二乃至四個、および該部分構造の構造基
からなる二酸乃至四酸塩基である。
〔上記式(1)において、RI I、RI2、R′sお
よびR”は、それぞれ、水素原子、アルキル基、アルケ
ニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、アラルキル
基、アリール基および複素環残基からなる群より選ばれ
る一価の基を表わしく善本は一個以上の置換基を有して
いてもよい)、そして、RI I、RIz、RI3およ
びR14から選ばれる任意の二個の基は互いに結合して
三員または六員の含窒素複素環を形成していてもよい〕 (b)塩基プレカーサーがカルボン酸と有機塩基との塩
からなり、該有機塩基が、下記式(2)で表わされるグ
アニジンから水素原子−個または二個除いた原子団に相
当する部分構造を二乃至四個、および該部分構造の連結
基からなる二酸乃至四酸塩基である。
RI2 / \ 〔上記式(2)において、R21,R2!、RZ3Rz
aおよびR25は、それぞれ、水素原子、アルキル基、
アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、アラ
ルキル基、アリール基および複素環残基からなる群より
選ばれる一価の基を表わしく善本は一個以上の置換基を
有していてもよい)、そして、R21、R2N、 R!
!、RIおよびR2Sがら選ばれる任意の二個の基は互
いに結合して三員または六員の含窒素複素環を形成して
いてもよい〕なお、上記(a)および(b)の塩基プレ
カーサーについては、それぞれ特開昭63−31670
号、及び同64−68746号公報に詳細に記載されて
いる。
以下にこれらの塩基プレカーサーの具体例を示すが、こ
れに限るものではない。
本発明のマイクロカプセルについては、特に制限はな←
様々な公知技術を適用することができる。
例としては、米国特許第2800457号および同第2
800458号各明細書記数の親水性壁形成材料のコア
セルベーションを利用し方方法;米国特許第32871
54号および英国特許筒990443芳容明細書、およ
び特公昭3B−19574号、同42−446号および
同42−771記載公報記載の界面重合法;米国特許第
3418250号および同第3660304号各明細書
記数のポリマーの析出による方法;米国特許第3796
669号明細書記載のイソシアネート−ポリオール壁材
料を用いる方法;米国特許第3914511号明細書記
載のイソシアネート壁材料を用いる方法;米国特許第4
001140号、同第4087376号、同第4089
802号および同第4025455号、特開昭62−2
09439号、特開昭64−91131号、特開平l−
154140号および特願昭63−241635号公報
記載のアミン・アルデヒド樹脂を用いる方法があり、ア
ミノ・アルデヒド樹脂の例としては、尿素−ホルムアル
デヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド−レゾルシン樹脂
、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アセトグアナミン
−ホルムアルデヒド樹脂、ベンゾグアナミン−ホルムア
ルデヒド樹脂などを挙げることができる。
また、特公昭36−9168号および特開昭51−90
79号各公記載載のモノマーの重合によるin 5it
u  法;英国特許第927807号および同第965
074号各明細書記載の重合分散冷却法;米国特許第3
111407号および英国特許第930422記載明細
書記載のスプレードライング法等を挙げることができる
重合性化合物の油滴をマイクロカプセル化する方法は以
上に限定されるものではないが、芯物質を乳化した後、
マイクロカプセル壁として高分子膜を形成する方法が好
ましい、なお、ポリアミド樹脂および/またはポリエス
テル樹脂からなる外殻を有するマイクロカプセルを用い
た感光材料については特開昭62−209437号公報
に、ポリウレア樹脂および/またはポリウレタン樹脂か
らなる外殻を有するマイクロカプセルを用いた感光材料
については特開昭62−209438号公報に、ゼラチ
ン製の外殻を有するマイクロカプセルを用いた感光材料
については特開昭62−209440号公報に、エポキ
シ樹脂からなる外殻を有するマイクロカプセルを用いた
感光材料については特開昭62−209441号公報に
、ポリアミド樹脂とポリウレア樹脂を含む複合樹脂外殻
を有するマイクロカプセルを用いた感光材料については
特開昭62−209447号公報に、ポリウレタン樹脂
とポリエステル樹脂を含む複合樹脂外殻を有するマイク
ロカプセルを用いた感光材料については特開昭62−2
09442号公報にそれぞれ記載がある。
本発明においては、特にメラミン・ホルムアルデヒド樹
脂を用いると、緻密性の高いカプセルを得ることができ
、特に好ましい。
また、特願平1−37782号明細書には特に壁の緻密
性に優れたカプセルを得るため、スルフイン酸基を有す
る水溶性ポリマーとエチレン性不飽和基を有する重合性
化合物との反応生成物からなる膜の周囲にメラミン・ホ
ルムアルデヒド樹脂等の高分子化合物の重合体壁を設け
たマイクロカプセルが開示されており、本発明には好ま
しい。
なお、アミノアルデヒド系のマイクロカプセルを用いる
場合には、特開昭63−32535号公報記載の感光材
料のように、残留アルデヒド量を一定値以下とすること
が好ましい。
マイクロカプセルの平均粒子径は、3乃至20μmであ
ることが好ましい。マイクロカプセルの粒子径の分布は
、特開昭63−5334号公報記載の感光材料のように
、一定値以上に均一に分布していることが好ましい。ま
た、マイクロカプセルの膜厚は、特開昭63−8133
6号公報記載の感光材料のように、粒子径に対して一定
の値の範囲内にあることが好ましい。
なお、マイクロカプセルにハロゲン化銀を収容する場合
は、前述したハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズをマイ
クロカプセルの平均サイズの5分の1以下とすることが
好ましく、10分の1以下とすることがさらに好ましい
、ハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズをマイクロカプセ
ルの平均サイズの5分の1以下とすることによって、均
一でなめらかな画像を得ることができる。
マイクロカプセルにハロゲン化銀を収容する場合は、マ
イクロカプセルの外殻を構成する壁材中にハロゲン化銀
を存在させることが好ましい。マイクロカプセルの壁材
中にハロゲン化銀を含む感光材料については特開昭62
−169147号公報に記載がある。
本発明において塩基プレカーサーをマイクロカプセルに
収容させるためには、塩基プレカーサーを重合性化合物
中に直接固体分散させた感光性組成物を用いてもよいが
(特開昭64−32251号、特開平1−263641
号各公報記記載、塩基プレカーサーを水中に分散させた
状態で重合性化合物中に乳化させた感光性組成物を用い
ることが特に好ましい。(特開昭63−218964号
、特願平1−182245号、特願平1−160148
号各公報お記載明細書記載) ここで、塩基プレカーサーの水への分散に際しては、非
イオン性あるいは、両性の水溶性ポリマーを使用するこ
とが好ましい。
非イオン性の水溶性ポリマーの例としては、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミ
ド、ポリメチルビニルエーテル、ポリアクリロイルモル
ホリン、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ポリヒド
ロキシエチルメタクリレート−コーアクリルアミド、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース及びメチルセルロースなどを挙げることができる。
また、両性の水溶性ポリマーとしては、ゼラチンを挙げ
ることができる。
上記の水溶性ポリマーは、塩基プレカーサーに対して0
.1〜100重量%の割合で含まれていることが好まし
く、1〜50重景%の割合で含まれていることがさらに
好ましい、また、塩基プレカーサーは分散液に対して5
〜60重量%含まれていることが好ましく、10〜50
重量%で含まれていることがさらに好ましい。また、塩
基プレカーサーは重合性化合物に対して2〜50重量%
の割合で含まれていることが好ましく、5〜30重量%
の割合で含まれていることがさらに好ましい。
本発明の感光性マイクロカプセルの製造において、ハロ
ゲン化銀、還元剤、色画像形成物質および塩基プレカー
サーを含む重合性化合物からなる油性液体を水性媒体中
に分散し、カプセルの外殻を形成させる際、水性媒体中
には、非イオン性の水溶性ポリマーおよびアニオン性の
水溶性ポリマーが含まれていることが好ましい、この場
合、重合性化合物を含む油性液体は、水性媒体に対して
、10〜120重量%が好ましく、20〜90重量%が
さらに好ましい。
非イオン性の水溶性ポリマーの例としては、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミ
ド、ポリメチルビニルエーテル、ポリアクリロイルモル
ホリン、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ポリヒド
ロキシェチルメタクリレートーコーアクリルアミド、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース及びメチルセルロースなどを挙げることができる。
アニオン性の水溶性ポリマーの例としては、ポリスチレ
ンスルフィン酸、スチレンスルフィン酸塩の共重合体、
ポリスチレンスルホン酸塩、スチレンスルホン酸の共重
合体、ポリビニル硫酸エステル塩、ポリビニルスルホン
tafL m水マL/ イン酸・スチレン共重合体、無
水マレイン酸・イソブチレン共重合体などを挙げること
ができる。
この場合、アニオン性の水溶性ポリマーの水性媒体中の
濃度は、0.01〜5重量%の範囲が好ましく、さらに
好ましくは、0.1〜2重量%の範囲である。
上記の場合、非イオン性の水溶性ポリマーと少量のスル
フィン酸基を有する水溶性ポリマーを併用することが特
に好ましい。
また、塩基プレカーサーの重合性化合物に対する溶解度
を低下させるため、重合性化合物中に、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、安息香酸アミド
、シクロへキシルウレア、オクチルアルコール、ドデシ
ルアルコール、ステアリルアルコール、ステアロアミド
等の重合性化合物に溶解し、かつ−0H1−3ol N
Hz、CON Hz 、N HCON Htなどの親水
性基を有する化合物を添加する事もできる。
本発明の感光材料の支持体としては、熱現像において感
光材料は感光層を塗設していない支持体上の面から加熱
されるので、熱伝導性の良好な材料を用いることが好ま
しい。
支持体に用いることができる材料としては、ガラス、紙
、上質紙、バライタ紙、コート紙、キャストコート祇、
合成紙、金属およびその類似体、ポリエステル、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、アセチルセルロース、セルロ
ースエステル、ポリビニルアセタール、ポリスチレン、
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
イミド等のフィルム、および樹脂材料やポリエチレン等
のポリマーによってラミネートされた紙等を挙げること
ができる。
この中で本発明の好ましい支持体はポリマーフィルムで
あり、前に述べた熱伝導性から、50μ以下のポリマー
フィルムである事が特に好ましい。
すなわち本発明の画像形成方法においては、少なくとも
像様に露光する工程、加熱する工程、および加圧する工
程等の一連の工程が必要であり、感光材料は連続した帯
状のものとして用いる事が効率上特に好ましい。したが
って感光材料は連続した帯状のものとして搬送、加熱、
加圧、および巻込み等の操作を受けるため、それに耐え
るだけの力学特性、あるいは熱特性が必要になる。この
観点からすると、支持体としては力学特性(引張り強度
、弾性率、剛度等)からポリマーフィルムが好ましく、
その中でも熱伝導性の良い、厚さ50p以下のものが特
に好ましい、厚さが50μを越えるものは熱伝導性が悪
く、熱現像時間を短くする事が難しい、また厚さが10
μ以下のものは力学的強度の点で搬送性に問題がある。
さらに感光層を支持体に塗設するために、特開昭61−
113058号公報記載の下塗り層をポリマーフィルム
上に設ける、あるいはアルミニウム等の金属、蒸着膜を
ポリマーフィルム上に設ける事が好ましい。
したがって本発明の画像形成方法を実施する感光材料の
支持体としては、50μ以下の厚みのポリマーフィルム
で、アルミ莫着膜を有するものが特に好ましい。
以下に本発明の感光材料に用いる事のできる他の成分に
ついて説明する。
感光材料に用いることができるバインダーは、単独であ
るいは組合せて感光層に含有させることができる。この
バインダーには主に親水性のものを用いることが好まし
い。親水性バインダーとしては透明か半透明の親水性バ
インダーが代表的であり、例えばゼラチン、ゼラチン誘
導体、セルロース誘導体、デンプン、アラビアゴム等の
ような天然物tと、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、アクリルアミド重合体等の水溶性のポリビ
ニル化合物のような合成重合物質を含む。
他の合成重合物質には、ラテックスの形で、とくに写真
材料の寸度安定性を増加させる分散状ビニル化合物があ
る。なお、バインダーを用いた感光材料については、特
開昭61−69062号公報に記載がある。また、マイ
クロカプセルと共にバインダーを使用した感光材料につ
いては、特開昭62−209525号公報に記載がある
本発明においては、感光性ハロゲン化銀と共に、有機金
属塩を酸化剤として併用することもできる。
このような有機金属塩の中、有機銀塩は、特に好ましく
用いられる。
上記の有機銀塩酸化剤を形成するのに使用し得る有機化
合物としては、米国特許第4.500626号第52〜
534M等に記載のベンゾトリアゾール類、脂肪酸その
他の化合物がある。また特開昭60−113235号公
報記載のフェニルプロピオール酸銀などのアルキニル基
を有するカルボン酸の銀塩や、特開昭61−24904
4号、同64−57256号の各公報記載のアセチレン
銀も有用である。有機銀塩は2種以上を併用してもよい
以上の有機銀塩は、感光性ハロゲン化銀1モルあたり、
0.01ないし10モル、好ましくは0゜01ないし1
モルを併用することができる。感光性ハロゲン化銀と有
機銀塩の塗布量合計は銀換算で1■ないし10g/nf
が適当である。
感光材料に用いるスマツジ防止剤としては、常温で固体
の粒子状物が好ましい。具体例としては、英国特許第1
232347号明細書記載のでんぷん粒子、米国特許第
3625736号明細書等記載の重合体微粉末、英国特
許第1235991号明細書等記載の発色剤を含まない
マイクロカプセル粒子、米国特許第2711375号明
細書記載のセルロース微粉末、タルク、カオリン、ベン
トナイト、ろう石、酸化亜鉛、酸化チタン、アルミナ等
の無機物粒子等を挙げることができる。上記粒子の平均
粒子サイズとしては、体積平均直径で3乃至50μmの
範囲が好ましく、5乃至40μmの範囲がさらに好まし
い。前述したように重合性化合物の油滴がマイクロカプ
セルの状態にある場合には、上記粒子はマイクロカプセ
ルより太きい方が効果的である。
感光材料には種々の画像形成促進剤を用いることができ
る。
画像形成促進剤には■塩基又は、塩基プレカーサーの移
動の促進■還元剤と銀塩との反応の促進■重合による色
素供与性物質の不動化の促進などの機能が有り物理化学
的な機能からは前記の塩基または塩基プレカーサー、求
核性化合物、オイル、熱溶剤、界面活性剤、銀又は銀塩
と相互作用をもつ化合物、酸素除去機能ををする化合物
等に分類される。ただしこれらの物質群は一般に複合機
能を存しており上記の促進効果のいくつかを合わせ持つ
のが普通である。これらの詳細については、米国特許4
,678,739号第38〜40@、特開昭62−20
9443号等の公報および明細書中に記載がある。
感光材料には、ハロゲン化銀の潜像が形成されない部分
の重合性化合物を重合させる系において、重合を開始さ
せることあるいは画像転写後、未重合の重合性化合物の
重合化処理することを目的として熱あるいは光重合開始
剤を用いることができる。
熱重合開始剤の例としてはアブ化合物、有機過酸化物、
無機過酸化物、スルフィン酸類等を挙げることができる
。これらの詳細については高分子学会、高分子実験学編
集委員会編、[付加重合・開環重合、+  (1983
年、弁室出版)の第6頁〜第18頁等に記載されている
光重合開始剤の例としては、ベンゾフェノン類、アセト
フェノン類、ベンゾイン類、チオキサンソン類等を挙げ
ることができる。これらの詳細については「紫外線硬化
システムJ  (1989年、総合技術センター)第6
3頁〜第147頁等に記載されている。
感光材料には塗布助剤、剥離性改良、スベリ性改良、帯
電防止、現像促進等の目的で種々の界面活性剤を使用す
ることができる。界面活性剤の具体例は特開昭62−1
73463号、同62−183457号等に記載されて
いる。
感光材料には帯電防止の目的で帯電防止剤を使用するこ
とができる。
帯電防止剤としてリサーチディスクロジャー誌1978
年11月の第17643号(27頁)等に記載されてい
る。
感光材料の感光層に、ハレーシランまたはイラジェーシ
ヨンの防止を目的として、染料または顔料を添加しても
よい、感光層に白色顔料を添加した感光材料について特
開昭63−29748号公報に記載がある。
感光材料のマイクロカプセル中に加熱または光照射によ
り脱色する性質を有する色素を含ませてもよい、上記加
熱または光照射により脱色する性質を有する色素は、コ
ンベンショナルな銀塩写真系におけるイエローフィルタ
ーに相当するものとして機能させることができる。上記
のように加熱または光照射により脱色する性質を有する
色素を用いた感光材料については、特開昭63−974
940号公報に記載がある。
感光材料に重合性化合物の溶剤を用いる場合は、重合性
化合物を含むマイクロカプセルとは別のマイクロカプセ
ル内に封入して使用することが好ましい。なお、マイク
ロカプセルに封入された重合性化合物と混和性の有機溶
媒を用いた感光材料については、特開昭62−2095
24号公報に記載がある。前述したハロゲン化銀粒子に
水溶性ビニルポリマーを吸着させて用いてもよい、上記
のように水溶性ビニルポリマーを用いた感光材料につい
ては特開昭62−91652号公報に記載がある。
以上述べた以外に感光層中に含ませることができる任意
の成分の例およびその使用態様についても、上述した一
連の感光材料に関する出願明細書、およびリサーチ・デ
ィスクロージャー誌νo1. 170.1978年6月
の第17029号(9〜15頁)に記載がある。
感光材料に任意に設けることができる層としては、受像
層、発熱体層、帯電防止層、カール防止層、ばくり層、
カバーシートまたは保護層、ハレーシラン防止層(着色
層)等を挙げることができる。
なお、発熱体層を用いた感光材料については特開昭61
−294434号公報に、カバーシートまたは保護層を
設けた感光材料については特開昭62−210447号
公報に、ハレーション防止層として着色層を設けた感光
材料については特開昭63−101842号公報に、そ
れぞれ記載されている。更に、他の補助層の例およびそ
の使用態様についても、上述した一連の感光材料に関す
る出願明細書中に記載がある。
本発明においては種々のカブリ防止剤または写真安定側
を使用することができる。その例としては、RD176
43 (1978年)24〜25頁に記載のアゾール類
やアザインデン類、特開昭59−168442号記載の
窒素を含むカルボン酸類およびリン酸類、あるいは特開
昭59−111636号公報記載のメルカプト化合物お
よびその金属塩、特開昭62−87957公報に記載さ
れているアセチレン化合物類などが用いられる。
感光材料には現像時の処理温度および処理時間に対し、
常に一定の画像を得る目的で種々の現像停止剤を用いる
ことができる。
ここでいう現像停止剤とは、適正現像後、速やかに塩基
を中和または塩基と反応して膜中の塩基濃度を下げ現像
を停止する化合物または銀および銀塩と相互作用して現
像を抑制する化合物である。
具体的には、加熱により酸を放出する酸プレカーサー、
加熱により共存する塩基を置換反応を起す親電子化合物
、または含窒素へテロ環化合物、メルカプト化合物およ
びその前駆体等が挙げられる。
更に詳しくは特開昭62−253159号(31)〜(
32)頁、特願平1〜72479号、同13471号公
報等に記載されている。
本発明の画像形成方法のあと感光材料とともに受像材料
を用いるのが一般的である。
以下に受像材料について説明する。
受像材料は支持体のみでも良いが、支持体上に受像層を
設ける事が好ましい。
受像材料の支持体としては、特に制限はないが、感光材
料の支持体2同じようにガラス、紙、上質紙、バライタ
紙、コート紙、キャストコート紙、合成紙、布、金属お
よびその類似体、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、アセチルセルロース、セルロースエステル、
ポリビニルアセタール、ポリスチレン、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンテレフタレート等のフィルム、および
樹脂材料やポリエチレン等のポリマーによってラミネー
トされた紙等を挙げることができる。
なお、受像材料の支持体として、紙等の多孔性の材料を
用いる場合には、特開昭62−209530号公報記載
の受像材料のように一定の平滑度を有していることが好
ましい。また、透明な支持体を用いた受像材料について
は、特開昭62−209531号公報に記載がある。
受像材料の受像層は、白色顔料、バインダーおよびその
他の添加剤より構成され白色顔料自身あるいは白色顔料
の粒子間の空隙が重合性化合物の受容性を増す。
受像層に用いる白色顔料としては、無機の白色顔料とし
て例えば、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マ
グネシウム、酸化アルミニウム、等の酸化物、硫酸マグ
ネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸マグネ
シウム、炭酸バリウム、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシ
ウム、水酸化マグネシウム、リン酸マグネシウム、リン
酸水素マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、そのほか
、ケイ酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、硫化亜鉛
、各種クレー、タルク、カオリン、ゼオライト、酸性白
土、活性白土、ガラス等が挙げられる。
有機の白色顔料として、ポリエチレン、ポリスチレン、
ベンゾグアナミン樹脂、尿素−ホルマリン樹脂、メラミ
ン−ホルマリン樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。
これら白色顔料は単独でまたは併用して用いても良いが
、重合性化合物に対する吸油量の高いものが好ましい。
また、本発明の受像層に用いるバインダーとしては、水
溶性ポリマー、ポリマーラテックス、有機溶剤に可溶な
ポリマーなどが使用できる。水溶性ポリマーとしては、
例えば、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、メチルセルロース等のセルロース誘導体
、ゼラチン、フタル化ゼラチン、カゼイン、卵白アルブ
ミン等の蛋白質、デキストリン、エーテル化デンプン等
のデンプン類、ポリビニルアルコール、ポリビニルアル
コール部分アセタール、ポリ−N−ビニルピロリドン、
ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピラゾール、
ポリスチレンスルホン酸等の合成高分子、その他、ロー
カストビーンガム、プルラン、アラビアゴム、アルギン
酸ソーダ等が挙げられる。
ポリマーラテックスとして、例えば、スチレンブタジェ
ン共重合体ラテックス、メチルメタクリレート・ブタジ
ェン共重合体ラテックス、アクリル酸エステルおよび/
またはメタクリル酸エステルの重合体または、共重合体
ラテックス、エチレン・酢酸ビニル共重合体ラテックス
等が挙げられる。
有機溶剤に可溶なポリマーとして、例えば、ポリエステ
ル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ
アクリロニトリル樹脂等が挙げられる。
上記バインダーの使用法としては、二種以上を使用する
ことができ、さらに、二種のバインダーが相分離を起こ
すような割合で併用することもできる。このような使用
法の例としては、特開平1−154789号公報に記述
がある。
白色顔料の平均粒子サイズは0.1〜20μ、好ましく
は0.1〜10μであり、塗布量は、0゜1g〜60g
、好ましくは、0.5g〜30gの範囲である。白色顔
料とバインダーの重量比は、顔料1に対しバインダー0
.O1〜0.4の範囲が好ましく、0.03〜0.3の
範囲がさらに好ましい。
受像層には、バインダー、白色顔料以外にも、以下に述
べるようなさまざまな添加剤を含ませることができる。
例えば、発色剤と顕色剤よりなる発色システムを用いる
場合には、受像層に顕色剤を含ませることができる。顕
色剤の代表的なものとしては、フェノール類、有機酸ま
たはその塩、もしくはエスチル等があるが、色画像形成
物質としてロイコ色素を用いた場合には、サリチル酸の
誘導体の亜鉛塩が好ましく、中でも、3.5−ジ−α−
メチルベンジルサリチル酸亜鉛が好ましい。
上記顕色剤は受像層に、0.1乃至50g/nfの範囲
の塗布量で含まれていることが好ましい。
更に好ましくは、0.5乃至20g/n(の範囲である
受像層に熱可塑性化合物を含ませてもよい。受像層に熱
可塑性化合物を含ませる場合は、受像層そのものを熱塑
性化合物微粒子の凝集体として構成することが好ましい
、上記のような構成の受像層は、転写画像の形成が容品
であり、かつ画像形成後、加熱することにより光沢のあ
る画像が得られるという利点を有する。上記熱−可塑性
化合物については特に制限はなく、公知の可塑性樹脂(
プラスチック)およびワックス等から任意に選択して用
いることができる。ただし、熱可塑樹脂のガラス転移点
およびワックスの融点は、200°C以下であることが
好ましい、上記のような熱可塑性化合物微粒子を含む受
像層を有する受像材料については、特開昭62−280
071号、同62280739号公報に記載がある。
受像層には、光重合開始剤または熱重合開始剤を含ませ
ておいてもよい。受像材料を用いる画像形成において、
色画像形成物質は、未重合の重合性化合物と共に転写さ
れる。このため、未重合の重合性化合物の硬化処理(定
着処理)円滑な進行を目的として、受像層に光重合開始
剤または熱重合開始剤を添加することができる。なお、
光重合開始剤を含む受像層を有する受像材料については
特開昭62−161149号公報に、熱重合開始剤を含
む受像層を有する受像材料については特開昭62−21
0444号公報にそれぞれ記載がある。
以下に本発明の画像形成方法における像様に露光する工
程、像様露光と同時、あるいは像様露光後、該感光材料
を、感光層を塗設していない支持体の面から加熱する工
程、および該感光材料の感光層を塗設した面と受像材料
とを重ね合わせて加圧する工程等の一連の工程について
述べる。
上記像様に露光する工程における露光方法としては、様
々な露光手段を用いる事ができるが、般に可視光を含む
輻射線の画像様露光によりハロゲン化銀の潜像を得る。
光源の種類や露光量は、ハロゲン化銀の感光波長(色素
増感を施した場合は、増感した波長)や、感度に応じて
選択することができる。
代表的な光源としては、低エネルギー輻射線源として、
自然光、紫外線、可視光、赤外線、蛍光灯、タングステ
ンランプ、水銀灯、ハロゲンランプ、キセノンフラッシ
ュランプ、レーザー光源(ガスレーザー、固体レーザー
、化学レーザー半導体レーザーなど)、発光ダイオード
、プラズマ発光管、FOTなどを挙げることができる。
特殊な場合には、高エネルギー線源であるX線、T線、
電子線などを用いることもできる。
本発明における感光材料は、特にフルカラーの感光材料
の場合には、複数のスペクトル領域に感光性をもつマイ
クロカプセルより構成されているため対応する複数のス
ペクトル線により画像露光することが必要である。その
ため上記光源は1種類でもよいし2種以上を組み合わせ
て用いてもよい。
光源の選択に際しては、感光材料の感光波長に適した光
源を選ぶことはもちろんであるが、画像情報が電気信号
を経由するかどうか、システム全体の処理速度、コンパ
クトネス、消費電力などを考慮して選ぶことができる。
画像情報が電気信号を経由しない場合、例えば風景や人
物などの直接撮影、原画の直接的な複写、リバーサルフ
ィルム等のポジを通しての露光などの場合には、カメラ
、プリンターや引伸機のようなプリント用の露光装置、
複写機の露光装置などを利用することができる。この場
合、二次元画像をいわゆるlショットで同時露光するこ
ともできるし、スリットなどを通して走査露光すること
もできる。原画に対して、引き伸ばしたり縮小すること
もできる。この場合の光源はレーザーのような単色の光
源ではなくタングステンランプ、蛍光灯のような光源を
用いるか、複数の単色光源の組み合わせを用いるのが通
常である。
画像情報を電気信号を経由して記録する場合には、画像
表示装置としては、発光ダイオード、各種レーザーを熱
現像カラー感光材料の感色性に合わせて組み合わせて用
いてもよいし、画像表示装置として知られている各種デ
バイス(CRT、液晶デイスプレィ、エレクトロルミネ
フセンスディスブレイ、エレクトロクロミンクデイスプ
レィ、プラズマデイスプレィなど)を用いることもでき
る。この場合、画像情報はくビデオカメラや電子スチル
カメラから得られる画像信号、日本テレビジョン信号規
格(NTSC)に代表されるテレビ信号、原画をスキャ
ナーなどで多数の画素に分割して得た画像信号、磁気テ
ープ、ディスク等の記録材料に蓄えられた画像信号が利
用できる。
カラー画像の露光に際しては、LED、レーザ、蛍光管
などを感材の感色性に合わせて組み合わせて用いるが、
同じものを複数組み合わせ用いてもよいし、別種のもの
を組み合わせて用いてもよい。感光材料の感色性は写真
分野ではR(赤)、G(緑)、B(青)感光性が通常で
あるが、近年はUV、IPなどの組み合わせで用いるこ
とも多く、光源の利用範囲が広がってきている。たとえ
ば感光材料の感色性がCG、RlIR)であったり、(
R2IR(短波)、IR(長波))、(UV(短波)、
UV(中波)、UV(長波))、(UV、B、G)など
のスペクトル顛域が利用される。光源もLED2色とレ
ーザーの組み合せなど別種のものを組み合わせてもよい
、上記発光管あるいは素子は1色毎に単管あるいは素子
を用いて走査露光してもよいし、露光速度を速めるため
にアレイになったものを用いてもよい、利用できるアレ
イとしては、LEDアレイ、液晶シャッターアレイ、磁
気光学素子シャッターアレイなどが挙げられるや先に記
した画像表示装置としては、CRTのようにカラー表示
のものとモノクロ表示のものがあるが、モノクロ表示の
ものをフィルターを組み合わせて数回の露光を行う方式
を採用してもよい。
既存の2次元の画像表示装置は、FOTのように1次元
化して利用してもよいし1画面を数個に分割して走査と
組み合せて利用してもよい。
上記の像様に露光する工程によって、マイクロカプセル
に収容されたハロゲン化銀に潜像が得られる。
本発明の画像形成方法においては、像様露光と同時、あ
るいは像様露光後、該感光材料を熱現像するために、加
熱する工程が含まれる。
従来の熱現像方法では、現像時間を短縮する事は難しく
、本発明では前述したように、感光材料の感光層が塗設
されていない支持体上の面から加熱する事で熱現像が行
なわれる。
この加熱手段としては、特開昭61−294434号公
報記載の感光材料のように、感光材料の感光層が塗設さ
れていない支持体上の面に発熱体層を設けて加熱しても
よい、さらに特開昭61147244号公報記載のよう
に熱板、アイロン、熱ローラーを用いたり、特開昭62
−144166号公報記載のように、熱ローラーとベル
トの間に感光材料をはさんで加熱する方法を用いてもよ
すなわち該感光材料を、感光材料の面積以上の表面積を
存する発熱体と接触させて、全面を同時に加熱しても良
いし、より小さな表面積の発熱体(熱板、熱ローラ−、
熱ドラムなど)と接触させ、それを走査させて時間を追
って全面′!l<加熱されるようにしても良い。
また上記のように発熱体と感光材料とを直接接触する加
熱方法以外にも、tm波、赤外線、熱風などを感光材料
にあてて非接触の状態を加熱する事もできる。
本発明の画像形成方法においては、該感光材料の、感光
層を塗設していない支持体上の面がら加熱することで熱
現像が行なわれるが、この時、感光層の塗設しである面
の方は直接空気に接触していても良いが、熱を逃がさな
いように保温するために、断熱材などでカバーしても良
い、この場合感光層中に含まれているマイクロカプセル
を破壊しないように、感光層には強い圧力(10kg/
d以上)をかけない様にする事が好ましい。
また加熱による熱現像は、像様露光と同時または像様露
光後行なわれるが、像様露光後0.1秒以上経過してか
ら加熱する事が好ましい。
加熱温度は一般に60℃から250℃、好ましくは80
℃から180℃であり、加熱時間は0. 1秒から5秒
の間であり、これは従来の加熱時間の%以下である。
感光材料は、上記のようにして熱現像を行い、ハロゲン
化銀の潜像が形成された部分またはハロゲン化銀の潜像
が形成されない部分の重合性化合物を重合させることが
できる。またハロゲン化銀の潜像形成された部分に、還
元剤との反応で重合禁止側が生成する場合には、あらか
じめ感光層中に、好ましくはマイクロカプセル中に添加
しである熱あるいは光重合開始剤を加熱または光照射す
る事により分解させ、−様にラジカルを発生させ、ハロ
ゲン化銀の潜像が形成されない部分の重合性化合物を重
合させることもできる。この場合前に述べた像様露光工
程、熱現像工程の他に、必要により全面加熱あるいは全
面露光する工程が必要となるが、その方法は像様露光工
程あるいは熱現像工程と同様である。
本発明の画像形成方法により、感光層上にポリマー画像
を得た感光材料と受像材料を重ね合せた状態で加圧する
工程により、未重合の重合性化合物を受像材料に転写し
、受像材料上に色画像を得ることができる。
上記の加圧方法としては、従来公知の方法を用いること
力(できる。
例えば、プレッサーなどのプレス板の間に感光材料と受
像材料を挟んだり、ニップロールなどの圧力ローラーを
用いて搬送しながら加圧してもよい、ドツトインパクト
装置などにより断続的に加圧してもよい。
また、高圧に加圧した空気をエアガン等によりふきつけ
たり、超音波発生装置、圧電素子などにより加圧するこ
ともできる。
加圧に必要な圧力は500kg/C11以上、好ましく
は800kg/cj以上である。
本発明の感光材料は、カラーの撮影およびプリント用感
材、印刷感材、コンピューターグラフィックハードコピ
ー感材、複写機用感材等の数多くの用途があり、本発明
の画像形成方法によってコンパクトで安価な複写機、プ
リンター、簡易印刷機等の画像形成システムを作り上げ
る事ができる。
〈実施例〉 以下に実施例によって本発明の画像形成方法をさらに詳
しく説明する。
ゼラチン水溶液(水1600d中にゼラチン25gと塩
化ナトリウム1.2gを加え、INの硫酸でpi(3,
5に調整し、45℃に保温したもの)に、臭化カリウム
65gを含有する水溶液200dと硝酸銀水溶液(水2
00dに硝酸銀1 oogを溶解させたもの)を同時に
30分間にわたって等流量で添加した。この添加が終了
して5分後から、増感色素(SR−1)500■を加え
、更に該増感色素添加後15分から沃化カリウム2.5
gを含有する水溶液100aeと硝酸銀水溶液(水10
0dに硝酸銀2.0gを溶解させたもの)を5分間にわ
たって等流量で添加した。この乳剤に、ポリ (イソブ
チレン−コーマレイン酸モノナトリウム)の水溶液を加
え、pHを調整して沈陳させ、水洗して、脱塩した後、
ゼラチン4.0gを加えて溶解し、さらにチオ硫酸ナト
リウム0.45■加えて55℃で20分間化学増悪を行
ない、平均粒子サイズ0.18μm変動係数26%の単
分散14面体沃臭化銀乳剤(ER−1)400gを調製
した。
増感色素(SR−1) 300I11の分散コンテナ中にゼラチンの3%水溶液
160g、塩基プレカーサー(BG−1)40gおよび
直径0.5〜0.75+a+nのガラスピーズ20(l
dを加え、ダイノミルを用いて毎分3000回転にて3
0分間分散し、粒径1.0μm以下の固体分散物(KB
−1)を得た。
2−   GC−1のテ。11 重合性化合物(MN−1)170gに、ツルスパース1
7000 3.0gおよびツルスパース5000 2、
Og (商品名、IC1社製)を熔解させ、銅フタロシ
アニン(東京化成■製)30gを混ぜ、アイガー・モー
ターミル(アイガー・エンジニアリング社製)を使用し
て毎分5000回転で、1時間撹拌し、分散物(GC−
1)を得た。
重合性化合物(MN−1) 顔料分散物(GC−1) 45gに、コポリマー (IP−1)の(SV l)20重量%溶液9g をを容解させた。このt蓄液に(RD−1)2.3g、
(RD−2)6.2g、下記メルカプト化合物(FF−
3)のメタノールシン容液1.Og、およびステアリル
アルコール5.0gを加えて油性の液体を得た。
この溶液にハロゲン化銀乳剖(ER−1)3゜8gと固
体分散物(KB−1)を24g加え、50°Cに保温し
ながら、ホモジナイザーを用いて毎分15000回転で
5分間攪拌し、W/○エマルジョンの感光性組成物(P
R−1)を得た。
コポリマー(IP−1) C1l 、       CH。
(CHz  Ch ss   イCHz  ch 17
CO□CIIzC)l=cHz   C0tH(SV−
1) CHs  CHCHzOCH* H (RD−1) (RD (FF ポリマー(2P−1)の15%水溶液4.0gに蒸留水
26g、ポリマー(2P−2)の10%水溶液70gを
加えた混合液をpH5,0に調整した。此の混合液に上
記感光性組成物(PR−1)を加え、デイシルバーを用
いて50°Cで毎分5000回転で20分間攪拌し、W
10/Wエマルジョンの状態の乳化物を得た。
別に、メラミン14.8g’にホルムアルデヒド37%
水溶液20.0gおよび蒸留水76.3gを加え60°
Cに加熱し、40分間撹拌して透明なメラミン・ホルム
アルデヒド初期縮合物の水溶液を得た。
上記W10/Wエマルジョン146gにこのメラミン・
ホルムアルデヒド初期縮合物の水溶液25.0gを加え
、25°Cに保温しながら、2N硫酸を用いてpHを5
.0に調整した。次いでこれを30分かけて70゛Cに
昇温し、さらに30分間70°Cで加熱、攪拌を続けた
。その後尿素の40%水溶液10.3gを加え、2N硫
酸を用いてpHを3,5に調整し、さらに40分間60
°Cで加熱、攪拌を続け、室温に放冷後、2N水酸化ナ
トリウムを用いてpHを6.5に調整し、メラミン・ホ
ルムアルデヒド樹脂をカプセル壁材とする赤感性マイク
ロカプセル分散液(CR−1) IMI製した。
ポリマー(2P −(CH2 i SO□eKΦ ポリビニルヘンゼンスルフィン酸カリウムポリマー (2P −(CH2 i ポリビニルピロリドンに 90(GAF製) ゼラチン水溶液(水1600d中にゼラチン25gと塩
化ナトリウム0.8gを加え、これをINの硫酸でpH
3,2に調整し、45°Cに保温したもの)に、臭化カ
リウム71gを含有する水溶液200−と硝酸銀水溶液
(水200dに硝酸銀100gを溶解させたもの)を同
時に30分間にわたって等流量で添加した。この添加が
終了して1分後に、増感色素(SG−1)480■を加
え、更に増感色素の添加後10分から沃化カリウム2゜
9gを含有する水溶液100献と硝酸銀水溶液(水10
0Idに硝酸銀3g’c溶解させたもの)を同時に5分
間にわたって添加した。この乳則にポリ(イソブチレン
−コーマレイン酸モノナトリウム)の水溶液を加え、p
Hを調整して沈陵させ、水洗して脱塩した後、ゼラチン
4.5gを加えて溶解し、更にチオ硫酸ナトリウム0.
7■加え、60°Cで15分間化学増感を行ない、平均
粒子サイズ0.158m変動係数24%の単分散14面
体沃臭化銀乳剤(EC−1)420gを調製した。
増悪色素(SG−1) GM−1の 重合性化合物(MS−2) 255 gに、マイクロリ
スレッド3 RA’ (商品名、チバガイギー社製)4
5gを混ぜ、80°Cで90分間加熱、攪拌を行い、分
散物(GM−1)を得た。
重合性化合物(MN−2) 顔料分散物(CM−1)45gにコポリマー(I P−
1)17)(SV−1)20%(重量%)溶液を9g、
(RD−1)2.3g、(RD−2)3.1g、(FF
−3)のメタノール0.5%溶11、Og、ステアリル
アルコール5.0gを加え、溶解させて油性溶液を調製
した。
この溶液にハロゲン化銀乳剤(EC−1)3゜8gと、
固体分散物(KB−1)24gを加え、60°Cに保温
しながら、ホモジナイザーを用いて毎分15000回転
で5分間攪拌し、W10エマルジョンの感光性組成物(
PG−1)を得た。
マイクロカプセル   (CG−1)の感光性組成物(
PR−1)の代わりに、(PC=1)を用い、60°C
で毎分5000回転で20分攪拌してW10/Wエマル
ジョン状態の乳化物を得る以外は、実施例1と同様にし
て、赤感性マイクロカプセル分散液(C(、−1)を調
製した。
ゼラチン水溶液(水1500d中にゼラチン20gと塩
化ナトリウム0.5gを加え、これにlNの硫酸でPH
3,2に調整し、42°Cに保温したもの)に、臭化カ
リウム66gを含有する水溶液300dと硝酸銀水溶液
(水300紙に硝酸銀100gを溶解させたもの)を同
時に50分間にわたって等流量で添加した。この添加が
終了して5分後に、増感色素(SB−1)430■を添
加し、更に添加後15分から、沃化カリウム2.9gを
含有する水溶液100dと硝酸銀水溶液(水100dに
硝酸銀3gを溶解させたもの)を5分間にわたって等流
量で添加した。この乳剤に、ポリ(イソブチレン−コー
マレイン酸モノナトリウム)の水溶液を加え、pHを調
整して沈降させ、水洗して脱塩した後、ゼラチン4gを
加えて、熔解し、さらにチオ硫酸ナトリウムを0.5■
加えて、50°Cで15分間化学増感を行い、平均粒子
サイズ0.24μm、変動係数26%の単分散14面体
沃臭化銀乳剤(EB−1)460gを調製した。
増感色素(SB−1) (CI(Z)4SO3e  (CH2)4503)1・
N(CZI(S)3GY−1の 重合性化合物(MS−2)255 gに、マイクロリス
エロー4GA(商品名、チガガイギー社製)45gを混
ぜ、80°Cで90分間加熱、攪拌を行い、分散物(G
Y−1)を得た。
PB−1の 顔料分散物(C;Y−1) 45 gにコポリマー(]
、 P −1)の(SV−1)20%(重量%)溶液を
9g、(RD−1)2.3g、(RD−2)6.2g、
(FF−3)のメタノール0.5%ン容i’ff11.
Og、ステアリルアルコール5.0gを加え、熔解させ
て油性溶液を調製した。
この溶液にハロゲン化銀乳剤(EB−1)38gと、固
体分散物(KB−1)24gを加え、60°Cに保温し
ながら、ホモジナイザーを用いて毎分15000回転で
5分間攪拌し、W10エマルジョンの感光性組成物(P
B−1)を得た。
マイクロカプセル   (CB−1)の感光性組成物(
PR−1)の代わりに、(PBl)を用い、60゛Cで
毎分7000回転で20分攪拌してW10/Wエマルジ
ョン状態の乳化物を得る以外は、実施例1と同様にして
、青感性マイクロカプセル(CB−1)を調製した。
実施例4.感    A の− 上記の感光性マイクロカプセル分散/pi、(CR1)
、(CG−1)、(CB−1)を各53gを混合し、界
面活性剤(WW−1)1.0g、(WW−2)の5%水
溶液5g、サーフロン5ill(商品名、旭硝子■製)
30%溶液0.4g、ポリビニルアルコールPVA20
5 (商品名、クラレ■製)の20%水溶液25gを加
え、40°Cで30分間攪拌した。
この液を、25μ厚ポリエチレンテレフタレートフイル
ム(ユニチカ■製)のアルミ蒸着した面に、塗布量68
d/rrrとなるように塗布し、60°Cで乾燥して、
本発明に用いる感光材料(A)を作成した。
界面活性剤(WW−1) 界面活性剤(WW−2) CHzCOzCsH+t Na3S  CHCOZCIlH17 実施例5゜ 受M科1」曹叉 炭酸カルシウム(PC700、白石T業■製)80g、
界面活性剤(ポイズ520、花王■製)1.6g、およ
び水221.4dを混合し、ポリトロン分散機(PT 
I O/35型、キ名マチカ社製)を用いて毎分200
0回転で20分間分散した。この分散液52gと、10
%ポリビニルアル−1−ル(P VA −117,1m
’)’yし製)水溶液52g、実施例4で用いた界面活
性剤(WW−1)の10%水溶液4gとを混合し、さら
に水22gを加え、受像層形成用塗布液を調製した。
この塗布液を秤量80i/ポの紙支持体(JISP−8
207により規定される繊維長分布として24メンシュ
残分の重量%と42メソンユ残分の重量%との和が30
乃至60%であるような繊維長分布を有する原紙を用い
た紙支持体〔特開昭63−186239号公報参照〕)
上に50i/ポとなるように均一に塗布した後、60゛
C乾燥して本発明に用いる受像材料を作成した。
実施例6.       A  および    を い
土再盈及戚 感光材料(A)をタングステン電球を用い、透過濃度が
0〜3.0に連続的に変化するフィルターを通し、色温
度4800°K、5000Lux4秒の露光条件にて露
光した後、該感光材料を140.150.160°Cに
加熱したホットプレート上に、感光層の塗設されていな
い支持体上の面が接触するように載せ、1.2.5.1
0秒間加熱した。
次いで、該感光材料の感光層を塗設した面と受像材料と
重ね、その状態で1000kg/cdの加圧ローラーに
通し、感光材料から受像材料を剥離し、受像材料上に得
られた画像のビジュアル最大濃度と最低濃度とをX−ラ
イトを用いて測定した。
また露光した該感光材料の感光層の塗設されている面を
ホットプレートに接触するように載せる以外は全く同様
の方法に従い、本発明の比較例を作成した。
結果を表−1にまとめた。
表−1から明らかなように、本発明の画像形成方法に従
って像様露光後、該感光材料を、感光層を塗設していな
い支持体上の面とホットプレートとを接触させて加熱し
、熱現像すれば、加熱温度が150°Cの場合2〜5秒
の、また1 60 ’Cの場合1〜5秒程程度短い加熱
時間で、最高濃度が高く、最低濃度の低いコントラスト
の良好な画像が得られるが、比較例のように、該感光材
料を、感光層を塗設しである支持体上の面とホットプレ
ートを接触させて加熱すると、加熱温度を高くしても、
短い加熱時間では最低濃度が十分低くならず、また長く
加熱すると最高濃度が低下するために、コントラストの
良好な画像が得られず、従来から知られているように、
加熱温度140°Cで、10秒程度の長い熱現像時間が
必要となる。
実施例7.       B  (C(D)の実施例4
で用いた液をアルミ蒸着された50.75.100μ厚
ポリエチレンテレフタレートフイルムのアルミ蒸着面に
塗布する以外は全く同様にして、本発明に用いる感光材
料(B)および比較例に用いる感光材料(C)、(D)
を作成した。
実施例6において、像様露光された感光材料を150.
160°Cに加熱したホットプレート上に、感光層の塗
設されていない支持体の面が接触するように載せ、1.
2.5秒間加熱する事以外は全く同様の方法に従い、感
光材料(A)〜(D)を用いて画像形成を行った。
結果を表−2にまとめた。
表−2から明らかなように、本発明の画像形成方法に従
って、像様露光後、該感光材料を、感光層を塗設してい
ない支持体上の面とホットプレートとを接触させて加熱
し、熱現像する場合、支持体のポリマーフィルムが厚く
なるに従って、最低濃度が高くなり、コントラストが悪
化する。また支持体のポリマーフィルムの厚さが厚くな
るに従い値段も高くなり、感光材料を帯状の連続したも
のとして取扱う場合、カサが大きくなるため、本発明の
ように、最低濃度が十分低い厚さ50μ以下のポリマー
フィルムが適切である事がわかる。
/ 実施例9.  で  した或    A および本発明
に用いる感光材料(A)を22cm巾に裁断した後、感
光層を外側にして送り出しロールに50m巻きつけた。
これを第1図に示す画像形成装置に取りつけた。
すなわち感光材料9は送り出しロールから毎秒2cmの
速度で搬送され、露光装置2で走査露光され、加熱装置
で155°Cに加熱され(加熱装置は接触する部分の長
さが3cmあり、感光材料は全面1.5秒で加熱される
)、受像材料IOと重ね合わせて加圧装置4で加圧され
、剥離装置6で画像が転写された受像材料と分離された
後、巻取りロール5に巻取られる。この時受像材料に転
写された画像の最大濃度は1.20で、最低濃度は0゜
21であった。
第1図から明らかなように、本発明の画像形成方法を用
いれば、短い現像時間で画像が得られるため、加熱工程
で必要とされる加熱装置が極めて小さいものとなり、露
光、加熱、加圧などの一連の工程を連続的に行って画像
形成する装置全体が非常にコンパクトなものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例9で用いた画像形成装置を示す。 図中の番号は下記を意味する。 ■、送出しロール 2、n光装置 3、加熱〃 4、加圧〃 5、S取りロール 6、剥離装置 7、受像材料トレー 8、転写剤受像材料トレー 9、感光材料 10、受像材料 11、感光層が塗設しである面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上の一方の面に、少くともハロゲン化銀、
    還元剤、色画像形成物質、重合性化合物、および塩基プ
    レカーサーを収容したマイクロカプセルを含む感光層を
    塗設した感光材料を用い、像様に露光する工程、像様露
    光と同時、あるいは像様露光後、該感光材料を、感光層
    を塗設していない支持体上の面から0.1秒から5秒間
    加熱する工程を含むことを特徴とする画像形成方法。
  2. (2)像様露光後、0.1秒以上経過した後、加熱する
    工程に入ることを特徴とする請求項(1)記載の画像形
    成方法。
  3. (3)支持体が50μ以下のポリマーフィルムであるこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の画像形成方法。
  4. (4)支持体がアルミ蒸着膜を有する50μ以下のポリ
    マーフィルムであることを特徴とする請求項(1)記載
    の画像形成方法。
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