JPS63161086A - 酵素含有食器洗浄及びリンス組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、脂肪分解酵素を含む酵素含有食器洗浄又はリ
ンス組成物（ｅｎｚｙｍａｔｉｃ　ｄｉｓｈｗａｓｈｉ
ｎｇ　ｏｒｒｉｎｓｉｎｇ　Ｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏｎ）
に関する。

酵素含有食器洗浄組成物は当業界で公知である。

食器洗浄組成物に配合するための酵素としては、主にア
ミラーゼ及び／又はプロテアーゼが提案されている。リ
パーゼも示唆されているが、アミラーゼ及び／又はプロ
テアーゼはど注目されていない。食器洗浄組成物、特に
様械による食器洗浄作業の主洗浄工程で使用される食器
洗浄線用組成物は通常満足な洗浄性能を有している。し
かしなが成され、満足な外観が得られないこともある。

通常、主洗浄液の一部（ｓｏｍｅ　ｍａｉｎ　ｗａｓｈ
　１ｉｑｕｏｒ）は主洗浄工程からリンス工程まで持ち
越され、リンスすべき食器類の上に汚れが沈着し、不溶
性のカルシウム塩が形成される結果乾燥させた食器類に
目に見える曇りやスポットが形成されるのである。

特にガラス食器類の場合には目されすな外観を呈する。

本発明者らは驚くべきことに、食器類の主洗浄組成物又
はリンス組成物にリパーゼを添加すると前記組成物で洗
浄又はリンスした食器類上に形成される曇りやスポット
の度合が著しく軽減されることを知見した。本発明では
、酵母、真菌及び細菌のような任意の適当な起源のリパ
ーゼが使用される。好ましくは、細菌起源のリパーゼで
あり、特に好ましくは、微生物Ｃｈｒｏｍｏｂａｃｔｅ
ｒ　ｖｔｓｃｏｓｕｍｖａｒ、　ｌｉｐｏｌｙｔｉｃｕ
ｍ　ＮＲＲＬ　Ｂ−３６７３より産生されるリパーゼの
抗体と正の免疫交差反応を示ず細菌性リパーゼである。

前記リパーゼはオランダ特許明細書１４５．２６９（東
洋醸造）に記載されており、微生物はイリノイ州ビオリ
アにある米国農務省のＡ（ｌｒ’１ｃｕｌｔｕｒａｌＲ
ｅｓｅａｒｃｈ　５ｅｒｖｉｃｅ、　　Ｎｏｒｔｈｅｒ
ｎ　Ｕｔｉｌｉｚａｔｉｏｎ　ａｎｄＤｅｖｅｌｏｐｍ
ｅｎｔ旧ｖｉｓｉｏｎでＮＲＲＬ　Ｂ−３ｔ３７３とし
て入手可能である。このリパーゼを以下「東洋１１１１
　造Ｊリパーゼと称する。本発明の好ましいリパーゼは
、オフテルロニーの公知の一般的免疫拡散法［＾ｃｔａ
。

Ｈａｄ、　５ｃａｎ、　、　１３３．　ｏ、　７６〜７
９（１９５０）］により東洋醸造リパーゼ抗体と正の免
疫交差反応を示すものでなければならない。

抗血清は次のようにして製造する。

等容量の０．１ｍｇ／ｄ抗原とフロインドアジュバント
（完全若しくは不完全）とをエマルジョンが得られるま
で混合する。２羽の雌家兎に次の様式でエマルジョン２
ｄを注入する。

０日目：完全７０インドアジュバント中抗原４日目：完
全フロインドアジュバント中抗原３２日目：不完全フロ
インドアジュバント中抗原６０日目：不完全フロインド
アジュバント中抗原のブースター ％　６７日１に採取した凝血を遠心処理して、所要の抗
体を含有する血清を作成した。

抗−東洋醸造リパーゼ抗血清の力価を、オフテルロニー
法に従って抗原及び抗血清の連続希釈物の沈静を観察し
て決定する。抗血清の２５希釈は、０．１＃Ｉｇ／ｄの
抗原濃度で目に見える沈降が認められる希釈度であった
。

上記した東洋醸造リパーゼ抗体と正の免疫交差反応を示
すリパーゼ全てが本発明の好ましいリパーゼに包含され
る。その典型的なリパーゼとして、Ｐ　１３３９由来の
リパーゼ（商品名＾ｍａｎｏ−８）　、Ｐｓｅｕ−ｄｏ
ｍｏｎａｓ　ｎ１ｔｒｏｒｅｄｕｃｅｎｓ　ｖａｒ、ｌ
ｉｐｏｌｙＮｃｕｍ　ＦＥＲＮ　Ｐ１３３８由来のリパ
ーゼ、Ｐｓｃｕｒｌｏｍｏｎａｓ　ｓｐ、由来のリパー
ゼ（商品名＾ｍａｎｏ−ＣＥＳ　）　、ＰＳｅｕｄＯｍ
ＯｎａＳｓｕｎ例えばＣｈｒｏｍｏｂａｃｔｅｒ　ｖｉ
ｓｃｏｓｕｍ　ｖａｒ、　ｌｉｐｏｌｙｔ−ｉｃｕｍ　
ＮＲＲＬ　Ｂ−３６７３山来（７）　ＩＪ　バー　ｆｉ
　（東洋ＭＩｉｎｉ（１カら市販）、米国のＵＳ　Ｂｉ
ｏｃｈｅｍｉＣａｌ　Ｃｏｒｐ、及びオランダのｏｒｏ
ｓｙｎｔｈ　Ｃｏ、から市販のＣｈｒｏｍｏｂａｃ　ｔ
ｅｒｖｉｓｃｏｓｕｍリパーゼ並びにＰｓｅｕｄｏｍｏ
ｎａｓ　ｇｌａｄｉｏｌｉ由来のリパーゼが例示される
。

洗浄組成物中に本発明のリパーゼは、最終の洗浄組成物
が１００〜０．００５　ＬＵ／　ｍ’ｌ、好ましくは２
５〜０．０りＬυ／Ｉｒｒｇの脂肪分解活性を有するよ
うな量配合される。

リパーゼ単位（［υ）は、温度３０℃、ｐｌ＋９．０の
条件下、５ミリモル／乏のトリスｕ％液中に１３ミリモ
ル／１のＣａ２＋及び２０ミリモル／ｌのＮａｐ！の存
在下で１分当り　１μモルの滴定可能な脂肪酸を産生ず
るリパーゼのＧである。なお基質は３，３重量％のオリ
ーブ油と３．３％のアラビアゴムを含むエマルジョンで
ある。

勿論、上記リパーゼの混合物を使用することら可能であ
る。リパーゼを非精製状態で使用しても、またフェニル
セファロース吸着法のような公知の吸着方法により精製
した精製状態で使用してもよい。

本発明組成物に更に食器洗が又はリンス組成物の慣用成
分を含有させてもよい。従って、本発明の食器洗′ｆｐ
ＩＩ］放物は食器洗浄組成物に通常使用されている１　
８ｉ若しくはそれ以上のアルカリ性塩を合み１ｑる。即
ち、有機及び／又は無感のどルダー例えばオルト−、ピ
ロー及びトリポリリン酸、ヘキサメタリン酸、ケイ酸、
炭酸、ゼオライト、ホウ酸、クエン酸、ニトリロトリ酢
酸、カルボキシメチルオキシコハク酸及びエチレンジア
ミンテトラ酢酸のアルカリ金属塩、ポリマレエートやポ
リアクリレートのような高分子電解質並びに他の公知の
右ｎ及び無機のビルダー物質を含み得る。

通常、組成物中のビルダー醇は１０〜９０？ｉ［％、通
常３０〜７０重量％である。

本発明組成物は洗剤活性物質も含み得る。洗剤活性物質
を配合するときには、その一般的なｍは０．５〜１０小
吊％、通常　１〜５重量％である。任意の公知の洗剤活
性物質例えば石鹸、合成アニオン。

ノニオン及び両性イオン洗剤界面活性剤及びその混合物
が使用可能である。好ましくは、ノニオン洗剤界面活性
剤特に低起泡性ノニオン洗剤界面活性剤が使用される。

適当なノニオン洗剤界面活性剤はＨ，５ｃｈｉｃｋ著”
Ｎｏｎ１ｏｎｉｃ　５ｕｒｆａｃｔａｎｔｓ”　Ｖｏｌ
、１（１９６７）に例示されている。

本発明組成物に他の有用な添加剤例えば漂白剤。

漂白活性剤、ハイドロトロープ、フィラー、香料、着色
剤、殺菌剤、汚れ懸濁剤（ｓｏｉ　ｌ−ｓｕｓｐｅｎｌ
−５ｕｓｐｅｎｄｉｎ　、アミノポリリン酸及びそのア
ルカリ金属若しくはアルカリ土類金属塩、ヘクトライト
のようなりレー、脂肪酸、ベンゾトリアゾールのような
腐食防止剤等を配合してもよい。他の酵素例えばプロテ
アーゼ、アミラーゼ、オキシダーゼ等を配合してもよい
。

食器洗浄機用組成物に漂白剤としてペルオキシ型漂白剤
（好ましくはＴＡ［Ｄのような漂白先駆物質とともに）
を配合することが適当である。

慣用の食器洗浄機用組成物の典型的な例では、２０〜６
０正１’ｆｉ％のトリポリリン酸アルカリ金属塩、４０
〜８０Φ吊％のケイ酸アルカリ金属塩、　５〜３０・丁
ω％のニケイ酸アルカリ金属塩、１〜１５車最％のペル
オキシ型漂白剤、０．５−５ｆｆｌ吊％の低起泡性洗剤
界面活性剤及び香料１着色剤、ハイドロトロープ、フィ
ラー等の微量成分を含む。

リンス組成物として調装するとぎには、前記組成物は０
．５〜１０重量％のノニオン界面活性剤、５〜２５千ｍ
％の有様若しくは無機の酸、１〜５重量％のハイドロト
ロープ、染料、殺菌剤、り・レー。

シリカゾル等を含み、残部は水である。

本発明の製品は、所望の形態例えば粉末、顆粒。

ケーキ、棒、ペースト、液体等の形態で調製され（！す
る。

以下、本発明の実施例を示す。

支度■ユ 市販の食器洗浄機を用い下記の条件でテストを行なった
。

一洗剤組放物用帛：３０ｇ −す　　バ　　−　　ゼ　：　　２．５ｇ　＜−１５Ｌ
Ｕ／威）−水　　硬　　度：１洗ｅ　　　　２７°Ｇｌ
＋注水（ｆｌｏｏｄ）　　９°Ｇｌｌ リンス１９°Ｇｌｌ リンス２９°ＧＨ 最終リンス　９°ＧＨ −洗玲温度と時間＝５５℃、６０分 −被洗浄食器：きれいな皿類 きれいなガラス食器類 一汚　　れ　　　：卵黄３５ｇ （１洗ぴの開始詩に添加した） 洗ｉＴ１組成物は以下の組成を有する。

トリポリリン酸ナトリウム　　　　１１．６１　　（ｇ
）炭酸ナトリウム　　　　　　　　　　２．１■八［Ｄ
（５９，７％　）　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　１．８１過ホウ酸ナトリウム　　　　　　　　
２．４３カルシウム−Ｄｅｑｕａｓｔ　（４７，６％）
　　　　０．３９７ニケイ酸すトリウム　　　　　　　
３．３低起泡性ノニオン洗剤　　　　　　　０４０５（
Ｐｌｕｒａｆａｃ　　ＲＡ４０） ヘクトライトクレー　　　　　　　　０．６７５硫酸ナ
トリウム　　　　　　　　　　５．６１０アミラーゼ　
　　　　　　　　　　　０５４０（４，８マルト一ス単
位／ＩＩｒｇ） リパーゼとして東洋？ＩＩＩ造リパーゼを使用した。

テストは２種のラン、即ちリパーゼ含有組成物及びリパ
ーゼ非含有組成物について行なった。

専門のパネラ−にガラス食器類の外観を査定させ、次の
基準で判定させた。

曇　　リ　　　　　　スポット Ｌ４　Ｆｌすなし　　　　１ニスポツトなし２、僅かな
曇り　　　２，１〜５個のスポット３、明らかな曇り　
　３：５〜１０個のスポット４、目立つ曇り　　　４；
１１〜２０個のスポット５：２０個以上のスポット 次の結果を得た。

実施例２ 下記の条件で実施例１のテストを行なった。

−洗）ｌ温度＝６５℃ 一汚　れ　：標準汚れ （主洗浄の終りにきれいなプレートを機械に入れたので
、最終リンスで洗浄は起らず持ち越しくｃａｒｒｙ−ｏ
ｖｅｒ）のみが生じた）−ラ　ン　１：最終リンスでリ
パーゼを添加せず一ラン　２：最終リンスに２．５９の
東洋ｉ造すパーゼを添加した（１５Ｌυ／ｄ） （以下余白ン 主洗浄組成物は以下の組成を有する。

トリポリリン酸ナトリウム　　　３６重重舟炭酸ナトリ
ウム　　　　　　　　　９ ニケイ酸す１−リウム　　　　　　１５■八ＥＤ　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
３．８過ホウ酸ナトリウム四水和物　　８．８メタホウ
酸カリウム　　　　　　　０．３５メタホウ酸ナトリウ
ム　　　　　　０．８５カルシウム−Ｄｅｑｕｅｓｔ　
　　　　　　０．６３アミラーゼ（４，８ＨＵ／η）１
．８ ［５ｐｅｒａＳｅ　　　　　　　　　　　　１．８（プ
ロテアーゼ：　６７５ＧＵ　／η）低起泡性ノニオン洗
剤　　　　　　１．３５（Ｐｌｕｒａｆａｃ　ＲＡ４０
） ヘクトライト（Ｌａｐｏｎｉｔｅ　ＸＬＳ）　　　２．
２５ベンゾトリアゾール　　　　　　　０．１硫酸ナト
リウム　　　　　　　　１４．０水　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　９．５ガラス食器に
ついて以下のスポット形成度及び会り度を得た。

友亙■ユ 実施例２の東洋醸造リパーゼを＾ｍａｎｏ−Ｐリパーゼ
、　Ｌｉｐａｓｅ　ＭＹ　（Ｃａｎｄｉｄａ　ｃｙｌｉ
ｎｄｒａｃｅａ山来）又はＡｍａｎｏ　ＡＰ−６リパー
ゼ（Ａｓｐｃｒｇｉｌｌｕｓ　ｎｉｇｅｒ由来）に代え
ても同様の結果が得られた。

実施例４ 下記の処方はリンス助剤組成物の一例であり、これにリ
パーゼを配合し得る。

重量％ 低起泡性ノニオン洗剤　　　　　　１０（Ｐｌｕｒａｆ
ａｃ　ＲＡ　３０） クエン酸　　　　　　　　　　　　　１８キシレンスル
ホン酸ナトリウム　　　３．０染料　　　　　　　　　
　　　　　　０．００３ブヂル化ヒドロキシトルエン　
　　　０．１水　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　ｑ、ｓ。

ユニリーバ−・ナームローゼ 出厚は　・ペンノートシャープ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）０．５〜１０重量％の洗剤界面活性剤と０〜９０
   重量％のビルダーとを含む酵素含有食器洗浄又はリンス
   組成物であって、更に０．００５〜１００ＬＵ／ｍｇの
   脂肪分解酵素を含むことを特徴とする組成物。
2. （２）リパーゼが￥Ｃｈｒｏｍｏｂａｃｔｅｒ　ｖｉｓ
   ｃｏｓｕｍ￥　ｖａｒ．￥ｌｉｐｏｌｙｔｉｃｕｍ￥　
   ＮＲＲＬ　Ｂ　３６７３より産生されるリパーゼの抗体
   と正の免疫交差反応を示す細菌性リパーゼであることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の組成物。
3. （３）リパーゼが￥Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ　ｆｌｕｏ
   ｒｅｓｃｅｎｓ￥、￥Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ　ｆｒａ
   ｇｉ￥、￥Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ　ｎｉｔｒｏｒｅｄ
   ｕｃｅｎｓ￥ｖａｒ．￥ｌｉｐｏｌｙｔｉｃｕｍ￥、￥
   Ｐｓｅｕｄｏｍｏｎａｓ　ｃｅｐａｃｉａ￥、￥Ｐｓｅ
   ｕ−ｄｏｍｏｎａｓ　ｇｌａｄｉｏｌｉ￥及び￥Ｃｈｒ
   ｏｍｏｂａｃｔｅｒ　ｖｉｓｃｏｓｕｍ￥からなる群か
   ら選択された微生物より産生可能であることを特徴とす
   る特許請求の範囲第２項に記載の組成物。
4. （４）２０〜６０重量％のトリポリリン酸アルカリ金属
   塩、４０〜８０重量％のケイ酸アルカリ金属塩、１〜１
   ５重量％のペルオキシ型漂白剤及び０．５〜５重量％の
   低起泡性ノニオン洗剤を含む特許請求の範囲第１項から
   第３項のいずれかに記載の食器洗浄組成物。
5. （５）水性媒体中に０．５〜１０重量％のノニオン界面
   活性剤、５〜２５重量％の有機若しくは無機の酸及び１
   〜５重量％のハイドロトロープを含む特許請求の範囲第
   １項から第３項のいずれかに記載のリンス組成物。