JPS63160967A - 紙送り用ロ−ラ−及びその製造方法 - Google Patents

紙送り用ロ−ラ−及びその製造方法

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JPS63160967A
JPS63160967A JP30439886A JP30439886A JPS63160967A JP S63160967 A JPS63160967 A JP S63160967A JP 30439886 A JP30439886 A JP 30439886A JP 30439886 A JP30439886 A JP 30439886A JP S63160967 A JPS63160967 A JP S63160967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
particles
ground
paper
hardness higher
Prior art date
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Pending
Application number
JP30439886A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Okata
大方 一三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Piolax Inc
Original Assignee
Kato Hatsujo Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kato Hatsujo Inc filed Critical Kato Hatsujo Inc
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Publication of JPS63160967A publication Critical patent/JPS63160967A/ja
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、事務用機器に使用されるプリンターの紙送り
用ローラー及びその製造方法に関し、特に使用紙を回転
移動させる際にローラーとのすべりを生じることなく正
確迅速に行え、かつ耐摩耗性のある紙送り用ローラーと
その製造方法に関するものである。
[従来の技術] かかる従来技術としては、特開昭60−23248号に
開示されている様に、中空のローラ一本体を回転軸によ
って、この回転軸に対する距離が弾力的に変移可能に支
持し、しかも、前記ローラ一本体は、それ自身が弾性変
形できる様にばね弾性を有する金属部材で形成されてお
り、その裏面に実質的に等しい高さの微小突起を実質的
に均一微小間隔をおいて集合させて構成した紙送りロー
ラーが知られている。
又、特開昭61−150958号においては、管体の表
面に無数の微小突起を形成してなる紙送り用ローラーで
あって、突起は、それらが展開分布している範囲内で一
定の高さのものとそれより低いものとが、少なくとも円
周方向と軸方向とに沿って交互に配列されている紙送り
用ローラーが開示されている。
[発明か解決しようとする問題点] 黙しながら、かかる従来技術では、前者にあってはロー
ラ一本体が、ばね性を有する金属部材の表面に均一な微
小突起を同一間隔を以って形成するものであり、かかる
加工は機械加工上高度の技術を要するものであって、実
質的に紙送りに使用した場合、当該使用紙に対して必ず
しも一定圧力を付与できる様に正確に形成され得るもの
ではない。
しかも、金属材料がステンレスの様な高い硬度を有した
場合には、突起形成をO01ミリにするには、そのエツ
チングの前処理工程に多大の工数を要し、困難さを伴う
ものである。
更に、スパイラル状に加工することは、部分的に均一な
突起の存在を破損する可悌性もあり得るのである。
又、後者においては、突起の高さが高いものと低いもの
とを交互に配列するものであり、かかる突起をローラー
によって硬度の高いステンレス鋼に形成しようとすれば
、必然的に高低の差か大きくなりやすい。
しかも、突起自体が微小形状であるために、均一な形状
を確保するには、より注意深い工程を取る必要があり、
これらは加工上の問題点でもあった。
[問題点を解決するための手段] 而して、本発明はかかる従来技術の問題点を有効に解決
するために開発されたもので、本発明に係る紙送り用ロ
ーラーは、ローラー素材と、該素材より高い硬度を有す
る多数の粒子を混在、溶解して成型されたローラーの表
面に表出した前記粒子を平面状に研削加工すると共に腐
食加工することにより、突出した相互に同一平面を形成
する研削面を有してなることを特徴とするものである。
また、本発明に係る紙送り用ローラーの製造方法は、ロ
ーラー素材に、その素材より高い硬度を有する多数の粒
子を混在し、溶解することによってローラーを成型し、
しかる後に前記ローラー表面に表出した粒子を平面状に
研削加工すると共に腐食加工することにより、前記研削
面を突出させたことを特徴とするものである。
[作用] 依って、本発明にあっては、円筒状になったローラー形
状の外周を均一に研削することにより、硬い粒子表面を
平面状にするものであるから、前記ローラー外周面にそ
って平滑な平面体が形成されることになる。
しかも、腐食による方法で硬質粒子を浮き出す方法が取
られるので突出量が自由に決められる。
従って、かかる方法によるローラーを紙送り用ローラー
に使用するときは、紙を痛めることなく又すべりを生じ
ることなく均一な速度で確実に移動ができるのである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面に基いて説明する
本実施例に係る紙送り用ローラーは、第1図から第3図
に至る製造工程によって成形されるものである。
即ち、第1図に示す紙送り用ローラー1は、先ずローラ
ー素材2、例えばアルミニウム、マグネシウム等の軽金
属材料或は樹脂材料の中に、その素材2より高い硬度を
有する多数の粒子31例えばセラミックス或は金属間化
合物等を均等に混在し、溶解することによって円筒形金
型にローラーlを成型し、かつ前記ローラー1表面に表
出した前記粒子3と共に、ローラー1表面を外周の円周
面にあわせて平面状に研削加工する。
第2図は、研削加工後の状態を示すもので、この研削加
工によって、成型されたローラーlの表面は素材2と粒
子3とが一体となって鏡面状となる。かかる状態にした
あと腐食加工をするのである。
前記腐食加工の方法は、素材2の種類により異なるが素
材2との反応を容易に生起させるものであればよい。
これによって、ローラーlの表面に表出していた粒子3
の研削面をその腐食の度合に応じて突出させることが出
来るのである。
第3図は、粒子3が腐食加工によって滓出た様子を示す
概念図である。しかして、粒子3の表面は一定の決った
面を持ち、各面をつないて形成される1つの面は平滑で
、凹凸がない。
第4図は、第3図の斜視図であり、粒子3の表面状態を
示したものである。
かくて、上記した紙送り用ローラー1を用いて使用紙5
を回動させれば、第5図の概念図に示すように、使用紙
5は粒子3の表面に当接するが、その時図示の様に粒子
3の端末部4が使用紙5に対して局部的な面圧を与える
ことになる。
前記面圧は紙の回動に対して1紙面にわずかな食い込み
をなし、これによって紙のスリップ現象を防止するので
ある。
この様に、本ローラー1は、硬質の粒子3を使用してロ
ーラーlを形成したものであり、使用紙5をスリップす
ることなく、正確確実に回動できる様に研削工程を付加
したために、量産効果のあるローラー1を安価に提供す
ることができた。
[発明の効果] 以上の様に、本発明に係る紙送り用ローラーに依れば、
ローラー素材と、該素材より高い硬度を有する多数の粒
子を混在、溶解して成型されたローラーの表面に表出し
た前記粒子を平面状に研削加工すると共に腐食加工する
ことにより、突出した相互に同一平面を形成する研削面
を有してなることを特徴とするものであり、また、本発
明に係る紙送りローラーの製造方法に依れば、ローラー
素材に、その素材より高い硬度を有する多数の粒子を混
在し、溶解することによってローラーを成型し、かつ前
記ローラー表面に表出した粒子を平面状に研削加工する
と共に腐食加工することにより、前記研削面を突出させ
ることを特徴とするものであるからよ、素材と粒子とを
自由な割合で混合することが出来るため、ローラーの使
用紙に対する抵抗値を使用条件に合せて変化できる。
又、混合溶解により成型する方法を採用したため、量産
効果が更に大きくなった。
次に、硬質粒子を研削して、特に粒子の端面エツジ部が
使用紙に当接するような構成としたため使用紙がスリッ
プする様な事故がなくなり、正確迅速な回動が得られ1
機器の作動条件が、より有効となった。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本発明に係る紙送り用ローラーの
製造方法における工程概念図を示すもの、第4図は第3
図の斜視図を示し、第5図は使用紙をローラーの上で回
動している時の使用状態の概念図である。 l・・・紙送り用ローラー、  2・−・素材。 3・・・粒子、       4・・・粒子の端部、5
・・・使用紙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ローラー素材と、該素材より高い硬度を有する多
    数の粒子を混在、溶解して成型されたローラーの表面に
    表出した前記粒子を平面状に研削加工すると共に腐食加
    工することにより、突出した相互に同一平面を形成する
    研削面を有してなることを特徴とする紙送り用ローラー
  2. (2)ローラー素材に、その素材より高い硬度を有する
    多数の粒子を混在し、溶解することによってローラーを
    成型し、しかる後に前記ローラー表面に表出した粒子を
    平面状に研削加工すると共に腐食加工することにより、
    前記研削面を突出させた事を特徴とする紙送り用ローラ
    ーの製造方法。
JP30439886A 1986-12-20 1986-12-20 紙送り用ロ−ラ−及びその製造方法 Pending JPS63160967A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0256351A (ja) * 1988-08-19 1990-02-26 Kato Hatsujo Kaisha Ltd 紙送り用ロールの製造方法
JPH0256350A (ja) * 1988-08-19 1990-02-26 Kato Hatsujo Kaisha Ltd 紙送り用ロールの製造方法
JPH0323148U (ja) * 1989-07-18 1991-03-11
JPH0395046A (ja) * 1989-09-06 1991-04-19 Riken Korandamu Kk 摩擦部材の製造方法

Citations (2)

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JPS5489146A (en) * 1977-12-08 1979-07-14 Leuze Gerhart Drive gear element and method of and apparatus for producing same
JPS5751642A (en) * 1980-08-16 1982-03-26 Agfa Gevaert Ag Web guide roller used at high speed

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