JPS63180769A - 高摩擦面を有するプ−リ - Google Patents

高摩擦面を有するプ−リ

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JPS63180769A
JPS63180769A JP1103487A JP1103487A JPS63180769A JP S63180769 A JPS63180769 A JP S63180769A JP 1103487 A JP1103487 A JP 1103487A JP 1103487 A JP1103487 A JP 1103487A JP S63180769 A JPS63180769 A JP S63180769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
belt
metal
particles
ceramic
Prior art date
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Pending
Application number
JP1103487A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
博 高橋
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Piolax Inc
Original Assignee
Kato Hatsujo Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kato Hatsujo Inc filed Critical Kato Hatsujo Inc
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Publication of JPS63180769A publication Critical patent/JPS63180769A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金属ベルトや紙送り用の駆動装置として使用さ
れているプーリに関するものである。
[従来の技術] 現在の小型OA機器は小型の駆動装置が使用され、特に
金属ベルトを駆動させる場合には、その駆動精度が要求
され、また紙送りの為の駆動にあっては、前記紙を滑ら
せない為の表面あらさが要求されている。
いずれにせよ、前記ベルト等を駆動させるプーリはその
表面を高摩耗面とし、また高摩擦面とすることが望まれ
、例えば従来技術にありては特公昭57−44864号
に開示されている様に、軽金属のアルミニウムによりな
るプーリ表面を機械加工によって仕上げ、その上に酸化
クロム、酸化アルミナ、タングステン、タングステンカ
ーバイドなどの極めて硬い酸化物を溶射により適当量付
与することによりプーリ表面の硬度の高い高摩耗面、高
摩擦面を加工するものであった。
[発明が解決しようとする問題点] 然かし乍ら、かかる従来の溶射プーリにあっては、その
表面が前記した様な酸化クロム、酸化アルミナ等の化合
物を強制的に吹き付ける方法を取るものであるから外周
の寸法径が必然的に崩れると同時に、また表面が不統一
状態てざらついて薄板のベルトに対する駆動装置として
は、いささか不充分なものてあった。
[問題点を解決するための手段] 而して本発明は、かかる従来のプーリのもつ問照点な有
効に解決するために開発されたものてあって、金属、セ
ラミック及び樹脂材を粉粒状に粉砕して混合し、前記混
合体を所定形状を有する成型用金型内で加熱圧縮するこ
とによってプーリを成型し、化学腐食作用を与えて、前
記外表面に表出している金属粉粒のみを溶解除去してな
る高摩擦面を有するプーリを提供するものである。
[作用] 依って、本発明にあってはプーリ表面上の金属粉粒を溶
解して素地材料であるプラスチック上の金属所在個所に
凹所を形成したので、金属ベルトがプーリ周面に駆動す
るとき、プーリ円周面とベルト円周面の接触部で腐食面
と当接し回転抵抗を与えることとなり、これによって駆
動力の安定性が得られる。
しかも、残留したセラミック面は平面となっているため
、回転駆動時にベルト面をキズ付けず回転するので、長
期使用においてもベルトに対する保護が完全である。
このことは、ベルトが紙の場合であっても同様である。
[実施例] 以下、本発明を図示する一実施例に基いて詳述する。
本実施例にかかるプーリ1は、第1図の概念図によって
図示される様に金属4、セラミック3及び樹脂材2を均
一に、即ち大体lOO乃至300ミクロン程度の粉粒状
に粉砕して全体を混合し、前記混合体を必要とするプー
リlの所定形状を有する成型用金型内(図示せず)に投
入したあと加熱し成型するものである。かかる工程によ
って成型用金型内に投入された樹脂2は溶解し、他の素
材、即ち金属4やセラミック3の粉粒な固化するのであ
る。
ここで、金属材料には軽金属であるアルミニウムか適し
、樹脂材としては耐酸化性の強い塩化ビニール材が適し
ている。
かくて成型されたプーリ1は、このままの表面状態では
金属ベルトに対して、或いは紙送り用装置としては不都
合てあって、より正確な寸法精度を出す為には表面研削
をしなければならない。
即ち、プーリ1は、表面凹凸を均一化するために機械的
に研削される。この時、研削の刃先はセラミック3と金
属4の表面を□平面状に研削し、同時に軟質の樹脂材2
も食いこみながら削り取ることになる。
かくて、第2図に示す様にセラミック3と金属4とは、
外周表面より突出した状態て表れるのである。
次に、第2図に示した寸法精度の高いプーリ1を更に摩
擦抵抗を高くするために、腐食液によって表面に突出し
ている金属粉粒体4を溶解するのである。
腐食液として、化学薬品の種類によっては、樹脂材2を
溶解せず金属粉粒4のみを溶解する。
前記した金属粉粒4の溶解により、プーリ1表面には第
3図の様にセラミック3のみが残留することになる。そ
して、前記溶解した金属4の跡には凹部5か形成され、
前記凹部5の存在によって摺動に対する抵抗力が更に向
上する。
上記工程により、プーリlは、多数の抵抗体5を具備し
てなり外周寸法の正確な、しかもセラミック3の表面を
活性体としたベルト摺動に理想的に合致したプーリlが
完成する。
上記プーリlに所要のベルトを掛装して回動させる時、
前記第2図乃至第3図により明確になる様に、所要のベ
ルトは表面の平滑面を持つセラミック3の面に当接摺動
することになる。
そして、プーリlの回転により、ベルトは前記プーリ1
の外周面を同様に駆動するが、ベルト自身が曲線を描い
た時、前記ベルトの内周面は四部5のザラザラ凹凸面に
当接し抵抗を与えることになる。
かかる抵抗が、ベルトの回動ずれを救済して正確な駆動
条件を与えることとなる。更に、前記凹部5とセラミッ
ク3のもつ平滑面端末エツジ部6との共同接触による抵
抗により、ベルトに安定した駆動作用を与えることが出
来るのである。・上記したベルト駆動は、当然に紙送り
用の紙駆動においても同様の作用を与えるものである。
[発明の効果] 以上の様に、本発明に係る高摩擦面を有するプーリは、
金属、セラミック及び樹脂材を粉粒状に粉砕して混合し
、前記混合体を所定形状を有する成型用金型内て加熱圧
縮することによってプーリを成型し、化学腐食作用を与
えて、前記外表面に表出している金属粉粒のみを溶解除
去してなるものであるから、プーリ自身の量産化が容易
に計れると同時に、品質面においても安定した品質が保
証される。
また、素材として樹脂材が使用されているため軽量とな
り、価格面ても安価に量産化がてきるので機器の小型化
に合致する。
更に、外径寸法が正確に加工てきるのて、ベルト駆動に
安定性か得られ、また表面がセラミックで硬質なため長
期使用に充分に耐えられるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる高摩擦面を有するプーリの成型素
材の混合状態を説明する概念図、第2図はプーリ表面を
機械加工したあとの状態を説明する概念図、第3図は表
面の金属粉粒を溶解除去したあとの状態を説明する概念
図である。 1・・・プーリ、     2・・・樹脂、3・・・セ
ラミック、   4・・・金属。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属、セラミック及び、樹脂材を粉粒状に粉砕して混合
    し、前記混合体を所定形状を有する成型用金型内で加熱
    圧縮することによってプーリを成型し、化学腐食作用を
    与えて、前記外表面に表出している金属粉粒のみを溶解
    除去してなることを特徴とする高摩擦面を有するプーリ
JP1103487A 1987-01-20 1987-01-20 高摩擦面を有するプ−リ Pending JPS63180769A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7011313B2 (en) 2002-04-04 2006-03-14 Japan Metal Gasket Co., Ltd. Metal gasket

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929307A (ja) * 1972-07-18 1974-03-15

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