JPH0669686B2 - 円筒型ホールソー - Google Patents

円筒型ホールソー

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JPH0669686B2
JPH0669686B2 JP21386789A JP21386789A JPH0669686B2 JP H0669686 B2 JPH0669686 B2 JP H0669686B2 JP 21386789 A JP21386789 A JP 21386789A JP 21386789 A JP21386789 A JP 21386789A JP H0669686 B2 JPH0669686 B2 JP H0669686B2
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雄策 松田
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三和ダイヤモンド工業株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/04Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs
    • B28D1/041Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs with cylinder saws, e.g. trepanning; saw cylinders, e.g. having their cutting rim equipped with abrasive particles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は円筒型ホールソーに関し、特にたとえば石材
などに孔を開けるためなどに用いられる円筒型ホールソ
ーに関する。
(従来技術) 第9図はこの発明の背景となる従来の円筒型ホールソー
の一例を示す斜視図である。円筒型ホールソー1は円筒
状のコア2を含む。コア2の軸方向の一端には、複数の
凸部3が形成される。これらの凸部3は、コア2の端部
から延びて、互いに間隔を隔てるように形成される。凸
部3端部には、それぞれ切削体4が形成される。これら
の切削体4は、たとえばダイヤモンド微粉粒などの砥粒
と金属合金粉末とを混合して凸部3に焼結したものであ
る。
このような円筒型ホールソー1を使用するには、コア2
を回転させながら切削体4が石材など被切削物に当てら
れる。そして、回転する切削体4によって、石材などに
孔が開けられる。この場合、切削体4の厚みは、コア2
の厚みより大きく形成される。こうすることによって、
切削体4によって切削された石材の溝の幅がコア2の厚
みより大きくなり、それによって生じた隙間から石材な
どの切り屑が排出される。
(発明が解決しようとする課題) 切削体の厚みがコアの厚みよりも大きいため、円筒型ホ
ールソーを使用するときに、各々の切削体にかかる負荷
が大きい。そのため、円筒型ホールソーの切れ味が悪く
なる。
また、石材などの被切削物が硬い場合、その切り屑のた
めにコアが磨耗して破損するおそれがある。そこで、コ
アの硬度を高めるために焼入れをすることが考えられる
が、寸法の大きいものでは焼入れが困難である。
さらに、コアの凸部に切削体を形成するために、コアの
寸法に応じた型が必要となる。そのため、寸法の異なる
円筒型ホールソーを製造する場合、それぞれの寸法に応
じた型が必要となり、円筒型ホールソーの製造が困難で
ある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、切れ味がよく、
破損しにくく、かつ異なる大きさのものを用意に製造で
きる円筒型ホールソーを提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、円筒状のコアと、コアの軸方向の一端から
延びて形成され、互いに間隔を隔てるように配置される
複数の凸部と、凸部の外周側および内周側を交互に通っ
てコアに固定される帯状の基板と、基板のコアと反対側
の端部に複数形成され、砥粒を含有する切削体とを含
む、円筒型ホールソーである。
(作用) 切削体の形成された帯状の基板とコアとが別々に形成さ
れる。この帯状の基板が、コアの凸部の外周側および内
周側を交互に通るようにしてコアに固定される。
(発明の効果) この発明によれば、基板をコアより薄くすることによっ
て、切削体を従来のものより薄くすることができる。そ
のため、円筒型ホールソーの使用時に、切削体にかかる
負荷が少なく、切れ味をよくすることができる。
また、基板は帯状に形成されるため、焼入れをして硬度
を大きくすることが容易であり、切り屑などによる磨耗
によって破損しにくい。
さらに、コアの大きさに応じて、帯状の基板を適当な長
さに切断し、これをコアに取り付けるだけでよく、異な
る寸法の円筒型ホールソーを製造することが容易であ
る。しかも、切削体は、円筒型ホールソーの大きさに拘
らず、帯状の基板に同じ間隔で形成すればよく、従来の
円筒型ホールソーのように異なる大きさの切削体を形成
するために多くの型を必要としない。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。この
円筒型ホールソー10はコア12を含む。コア12には、第2
図に示すように、その軸方向の一端に複数の凸部14が形
成される。これらの凸部14は、コア12の端部から延び
て、互いに間隔を隔てるように形成される。
コア12には、基板16が取り付けられる。基板16は、第3
図に示すように、たとえば鋼材などによって帯状に形成
される。基板16の幅方向の一端には複数の切欠部16aが
形成され、それによって複数の突起部16bが形成され
る。基板16は、焼入れをすることによって、その硬度が
高められる。
基板16の突起部16bには、切削体18が形成される。切削
体18は、たとえば体積比で1〜50%のダイヤモンド微粉
粒,30〜50%の銅粉末,30〜50%の鉄粉末および5〜10%
の錫粉末などの混合物を焼結することによって基板16に
形成される。
切削体18の形成された基板16は、コア12の凸部14の外周
側および内周側を交互に通るようにコア12に固定され
る。したがって、基板16は、第4図に示すように、コア
12の凸部14の間を蛇行するように取り付けられる。この
場合、基板16は、第5図に示すように、あらかじめ蛇行
するように折り曲げて形成されてもよい。このようにす
れば、第6図に示すように、基板16がコア12の凸部14に
嵌まりやすくなる。
また、第7図に示すように、コア12の凸部14を交互に外
周側寄りおよび内周側寄りになるように形成してもよ
い。このようにすれば、第5図に示すような折曲部を形
成しなくても、基板16をコア12に簡単に取り付けること
ができる。
この円筒型ホールソー10を使用する場合、コア12を回転
させながら切削体18が石材などの被切削物に当てられ
る。このとき、被切削物には切削体18が回転しながら接
触するため、切削体18によって被切削物が切削される。
切削体18は、コア12に蛇行するように取り付けられてい
るため、被切削物に形成される溝の幅は、切削体18の外
周側と内周側との間の幅となる。したがって、被切削物
に形成される溝の幅は、1つの切削体18の幅より十分大
きくなり、切り屑が容易に外部に排出される。
切削体18は鋼材などで形成された薄い基板16に形成され
るため、従来の円筒型ホールソーの切削体に比べて厚み
を小さくすることができる。そのため、円筒型ホールソ
ー10を使用するときに、切削体18にかかる負荷が小さく
なり、その切れ味がよくなる。
また、基板16に焼入れをすることによって、基板16の硬
度を高めることができる。そのため、被切削物の切り屑
による磨耗などによって、基板16が破損しにくい。
さらに、切削体18は、帯状の基板16に形成され、基板16
はコア12の大きさに応じて適当な長さに切断される。し
たがって、コア12の大きさに応じて切削体18を形成する
ための型を準備する必要がなく、円筒型ホールソー10の
製造が容易である。
この円筒型ホールソーは、石材などに孔を形成するため
に使用するほかに、円柱状の石材をつくるためなどにも
使用することができる。
なお、上述の実施例では、円筒状のコアを用いたが、第
8図に示すように、軸20を有するコア12を用いてもよ
い。このようなコア12を使用すれば、軸20をチャックな
どでつかむことによって、簡単に円筒型ホールソー10を
機械に固定することができる。
また、上述の実施例では、切削体に用いられる砥粒とし
てダイヤモンド微粒粉を用いたが、それ以外にも立方晶
窒化硼素(CBN)などの砥粒を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図である。 第2図は第1図に示す円筒型ホールソーに用いられるコ
アの一例を示す斜視図である。 第3図は第1図に示す円筒型ホールソーに用いられる基
板の一例を示す斜視図である。 第4図は第1図に示す円筒型ホールソーの平面図であ
る。 第5図は第3図に示す基板の変形例を示す平面図であ
る。 第6図は第5図に示す基板を用いた円筒型ホールソーの
要部を示す平面図である。 第7図は第2図に示すコアの変形例の要部を示す平面図
である。 第8図は第2図に示すコアの他の実施例を示す斜視図で
ある。 第9図はこの発明の背景となる従来の円筒型ホールソー
の一例を示す斜視図である。 図において、10は円筒型ホールソー、12はコア、14は凸
部、16は基板、18は切削体を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状のコア、 前記コアの軸方向の一端から延びて形成され、互いに間
    隔を隔てるように配置される複数の凸部、 前記凸部の外周側および内周側を交互に通って前記コア
    に固定される帯状の基板、および 前記基板の前記コアと反対側の端部に複数形成され、砥
    粒を含有する切削体を含む、円筒型ホールソー。
JP21386789A 1989-08-18 1989-08-18 円筒型ホールソー Expired - Fee Related JPH0669686B2 (ja)

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EP0679486A1 (de) * 1994-04-30 1995-11-02 Friedrich Busse Diamantwerkzeuge GmbH + Co. KG Werkzeug zur Bearbeitung von Stahlbeton, Naturstein o.dgl., z.B. Bohrkrone oder Schneidscheibe
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DE102011084436B4 (de) * 2011-10-13 2015-10-01 Robert Bosch Gmbh Hammerbohrkrone

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