JPS63160041A - 光磁気記録装置のバイアス磁界発生装置 - Google Patents
光磁気記録装置のバイアス磁界発生装置Info
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- JPS63160041A JPS63160041A JP61306221A JP30622186A JPS63160041A JP S63160041 A JPS63160041 A JP S63160041A JP 61306221 A JP61306221 A JP 61306221A JP 30622186 A JP30622186 A JP 30622186A JP S63160041 A JPS63160041 A JP S63160041A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電磁石を用いて磁界を発生する磁界発生装置に
係シ、特に高速に磁界の極性を切p換えることのできる
磁界発生装置に関する。
係シ、特に高速に磁界の極性を切p換えることのできる
磁界発生装置に関する。
(従来の技術)
一般に、テープレコーダー等における磁気テープに情報
を記録、再生又は消去するには、磁気ヘッドを磁気テー
プに接触させて行うことができるため、磁気ヘッドの近
傍においてのみ所定の磁束密度が得られれば十分である
。従って、比較的小凰の電磁石を用いて磁気ヘッドを構
成することができ、しかも電磁石の応答性は良好に得ら
れる。
を記録、再生又は消去するには、磁気ヘッドを磁気テー
プに接触させて行うことができるため、磁気ヘッドの近
傍においてのみ所定の磁束密度が得られれば十分である
。従って、比較的小凰の電磁石を用いて磁気ヘッドを構
成することができ、しかも電磁石の応答性は良好に得ら
れる。
又、磁気ヘッドの左右両極間のギャップ等を調整するこ
とによシ、磁束を集中させることができるので、装置を
小壁化しても大きな磁束密度を得ることができる。
とによシ、磁束を集中させることができるので、装置を
小壁化しても大きな磁束密度を得ることができる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、近年情報の記録再生のための装置として
多用されつつある光磁気ディスク装置におけるバイアス
磁界発生用の電磁石においては、電磁石から数鰭離れて
もなお数百〜数koaの磁束密度が必要とされている。
多用されつつある光磁気ディスク装置におけるバイアス
磁界発生用の電磁石においては、電磁石から数鰭離れて
もなお数百〜数koaの磁束密度が必要とされている。
これは、磁化媒体が磁気ディスク表面から1.2 tw
s程度内側にあシ、さらに該ディスクが回転する際、同
ディスクの面振れによシ、ディスク面が垂直方向に1m
程度上下動するので、磁化媒体を電磁石から2m程度以
内に近づけることは困難であるからである。
s程度内側にあシ、さらに該ディスクが回転する際、同
ディスクの面振れによシ、ディスク面が垂直方向に1m
程度上下動するので、磁化媒体を電磁石から2m程度以
内に近づけることは困難であるからである。
したがりて、光磁気ディスク装置の場合においては、所
要の磁束密度を得るために比較的大きなt@石を用いざ
るを得ない。
要の磁束密度を得るために比較的大きなt@石を用いざ
るを得ない。
又、光磁気ディスクでは情報の記録時と消去時でバイア
ス磁界の方向を切換える必要がちシ、この記録再生の切
換えを迅速に行なわなければ情報の授受スピードが低下
するという不都合が生じる。
ス磁界の方向を切換える必要がちシ、この記録再生の切
換えを迅速に行なわなければ情報の授受スピードが低下
するという不都合が生じる。
このため、従来から、駆動段において電磁石のコイルに
流れる電流を帰還させることにより、磁界の変化時にお
いては大きな電圧を電磁石のコイルの両端に印加し、磁
界の立上がシ後においては電磁石のコイルに適尚な電圧
を印加するという電流駆動段が用いられていた。
流れる電流を帰還させることにより、磁界の変化時にお
いては大きな電圧を電磁石のコイルの両端に印加し、磁
界の立上がシ後においては電磁石のコイルに適尚な電圧
を印加するという電流駆動段が用いられていた。
このような電磁石において、磁界の切換えを高速に行う
には線径の太いコイルを用いて、しかも巻数を少なくし
、且つこれに大電流を流す必要がある。−力、大きな磁
束を保持するにはアンペアターンをかせじことが必要で
あるが、発熱量を抑えるために小さな電流を流すように
すれば巻数を多くせざるを得ない。ところが、前述の電
磁石においては、磁界の切換えと保持とを1つのコイル
で行う構成としているため、コイルの巻数を多くすれば
高電圧電源が必要となって駆動段での消費電力が増え、
これとは逆にコイルの巻数を少くすれば電磁石での消費
電力が増え発熱量も増加するという問題が生じる。
には線径の太いコイルを用いて、しかも巻数を少なくし
、且つこれに大電流を流す必要がある。−力、大きな磁
束を保持するにはアンペアターンをかせじことが必要で
あるが、発熱量を抑えるために小さな電流を流すように
すれば巻数を多くせざるを得ない。ところが、前述の電
磁石においては、磁界の切換えと保持とを1つのコイル
で行う構成としているため、コイルの巻数を多くすれば
高電圧電源が必要となって駆動段での消費電力が増え、
これとは逆にコイルの巻数を少くすれば電磁石での消費
電力が増え発熱量も増加するという問題が生じる。
本発明は以上のような従来の問題点を解消すべく成され
たもので、磁化方向の切換えが高速にでき、且つ大きな
磁束の保持を可能とし、しかも消費電力に無駄がなく発
熱を最小限に抑えることをできる磁界発生装置を提供す
ることを目的とする。
たもので、磁化方向の切換えが高速にでき、且つ大きな
磁束の保持を可能とし、しかも消費電力に無駄がなく発
熱を最小限に抑えることをできる磁界発生装置を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上述した従来の問題点け、本発明のほぼ同一空間に磁界
を発生する複数のコイルが設けられた磁界発生装置であ
って、前記複数のコイルに第1のコイルとその外側に前
記第1のコイルよ多巻数の多い第2のコイルを含み、前
記第2のコイルの開放時に前記第1のコイルに通電し、
磁束が所定レベルに達した後、第2のコイルに通電する
ことによシ一定磁界を発生及び保持せしめる磁界発生装
置により解決することができる。
を発生する複数のコイルが設けられた磁界発生装置であ
って、前記複数のコイルに第1のコイルとその外側に前
記第1のコイルよ多巻数の多い第2のコイルを含み、前
記第2のコイルの開放時に前記第1のコイルに通電し、
磁束が所定レベルに達した後、第2のコイルに通電する
ことによシ一定磁界を発生及び保持せしめる磁界発生装
置により解決することができる。
(作用)
上述した本発明の磁界発生装置においては、磁界発生手
段として用いた電磁石が内側に巻数の少い第1のコイル
とこの外側に巻数の多い第2のコイルを用いて構成され
ているため、第1のコイルは第2のコイルよりインダク
タンスが小さり、シかも直流抵抗が小さい。従って、こ
の第1のコイルに通電すれば、該電磁石に発生する磁界
Fi急激に立上る。一方、第2のコイルは比較的巻数が
多いため、この第2のコイルに小電流を流した場合でも
アンペアターンFiffl有される。かぐして、上述の
ようなスイッチング操作によシ、第1のコイルを磁界立
上げ時、又は磁界方向の変換時に駆動させれば、これら
の動作を高速に行うことができる。又、第1のコイルに
より磁束が一定レベルにまで達した後、第2のコイルを
駆動させれば、前記磁束を保持することができる。
段として用いた電磁石が内側に巻数の少い第1のコイル
とこの外側に巻数の多い第2のコイルを用いて構成され
ているため、第1のコイルは第2のコイルよりインダク
タンスが小さり、シかも直流抵抗が小さい。従って、こ
の第1のコイルに通電すれば、該電磁石に発生する磁界
Fi急激に立上る。一方、第2のコイルは比較的巻数が
多いため、この第2のコイルに小電流を流した場合でも
アンペアターンFiffl有される。かぐして、上述の
ようなスイッチング操作によシ、第1のコイルを磁界立
上げ時、又は磁界方向の変換時に駆動させれば、これら
の動作を高速に行うことができる。又、第1のコイルに
より磁束が一定レベルにまで達した後、第2のコイルを
駆動させれば、前記磁束を保持することができる。
なお、第2のコイルは第1のコイルに比べてインダクタ
ンスが大きくなるおそれがあるが、この第2のコイルは
磁界を保持するために作用すれば十分であシ、特に不都
合は生じない。又、このように第1のコイルの外側に第
2のコイルを形成するという構成にすれば、複数のコイ
ルを並列的に配設したものに比べて装置全体の小型化に
有益である。
ンスが大きくなるおそれがあるが、この第2のコイルは
磁界を保持するために作用すれば十分であシ、特に不都
合は生じない。又、このように第1のコイルの外側に第
2のコイルを形成するという構成にすれば、複数のコイ
ルを並列的に配設したものに比べて装置全体の小型化に
有益である。
(実施例)
以下、本発明の実施例について説明するにあたり、第2
図及び第3図を参照して本発明の概念について説明する
。
図及び第3図を参照して本発明の概念について説明する
。
第2図はその概念を示す構成例(以下概念例と称す)の
概略図であり、第3図は第2図に示すものの変更例であ
る。
概略図であり、第3図は第2図に示すものの変更例であ
る。
第2図において、1は電磁石、LAは第1のコイル、l
bは第2のコイル、3はヨークである。
bは第2のコイル、3はヨークである。
第1のコイルlaは磁界立上げ時に用いられるものであ
り、第2のコイルibよシ少い巻数でヨーク3に巻回さ
れている。又、第1のコイル1aと第2のコイル1bは
、夫々第1スイツチ2a及び第2スイツチ2bを介して
相互に接続されており、さらにその一端はアースされ、
他端は電圧+Vを印加できるようにされている。
り、第2のコイルibよシ少い巻数でヨーク3に巻回さ
れている。又、第1のコイル1aと第2のコイル1bは
、夫々第1スイツチ2a及び第2スイツチ2bを介して
相互に接続されており、さらにその一端はアースされ、
他端は電圧+Vを印加できるようにされている。
このような構成において、磁界を発生するには、まず第
1スイツチ2aをONにして第1のコイル1aに1!流
を流す。この第1のコイル1&は、第2のコイル1bに
比ベインダクタンスが小さく、又直流抵抗が小さいので
、電圧+Vを印加すると急激に電流が流れ、それに伴い
電磁石lに発生する磁界も急激に立上る。そして、一定
時間後、すなわち第1のコイル1aによりて発生する磁
界或いは該コイルに流れる電流が規定レベルになったこ
とを検知した後に、第2スイツチ2bをONにして第1
スイツチ2aをOFF Kすれば、俄2のコイル1bに
のみ電流が流れ電磁石lから発生す2ろ磁界が保持され
る。なお、保持すべき磁界の強さKよシ第1のコイルI
IL及び第2のコイル1bの巻数、直流抵抗或いは電圧
+Vを設定すればよい。
1スイツチ2aをONにして第1のコイル1aに1!流
を流す。この第1のコイル1&は、第2のコイル1bに
比ベインダクタンスが小さく、又直流抵抗が小さいので
、電圧+Vを印加すると急激に電流が流れ、それに伴い
電磁石lに発生する磁界も急激に立上る。そして、一定
時間後、すなわち第1のコイル1aによりて発生する磁
界或いは該コイルに流れる電流が規定レベルになったこ
とを検知した後に、第2スイツチ2bをONにして第1
スイツチ2aをOFF Kすれば、俄2のコイル1bに
のみ電流が流れ電磁石lから発生す2ろ磁界が保持され
る。なお、保持すべき磁界の強さKよシ第1のコイルI
IL及び第2のコイル1bの巻数、直流抵抗或いは電圧
+Vを設定すればよい。
なお、上述のような構成は、第3図に示す構成に変更し
ても同様の作用を有する。第3図に示すものは第2図に
示すものをより簡単化したものであシ、第1のコイル1
a及び第2のコイル1bは連続的に電磁石1に巻回され
ておシ、第1のコイル1&に相当するコイルの巻数が少
なくなるような位置で第1スイツチ2aが接続されてい
る。そして、第1スイツチ2aは第2のコイルIb側の
端部に接続された第2スイツチ2bK連結され電圧+V
を印加できるようにされている。又、第1のコイルIb
側の端部はアースされている。
ても同様の作用を有する。第3図に示すものは第2図に
示すものをより簡単化したものであシ、第1のコイル1
a及び第2のコイル1bは連続的に電磁石1に巻回され
ておシ、第1のコイル1&に相当するコイルの巻数が少
なくなるような位置で第1スイツチ2aが接続されてい
る。そして、第1スイツチ2aは第2のコイルIb側の
端部に接続された第2スイツチ2bK連結され電圧+V
を印加できるようにされている。又、第1のコイルIb
側の端部はアースされている。
この変更例における作用は前記構成のものと同様である
が、前述の説明中第2スイッチ2bをONにした後第1
スイツチ2aを切ることにより、この変更例においては
第2のコイル1bと第1のコイルlaに電流が流れて電
磁石lに発生する磁界が保持される。
が、前述の説明中第2スイッチ2bをONにした後第1
スイツチ2aを切ることにより、この変更例においては
第2のコイル1bと第1のコイルlaに電流が流れて電
磁石lに発生する磁界が保持される。
なお上記2種の概念例においてはいずれも2つのコイル
か或いは2つに分離されたコイルが用いられているが、
巻回数或いは線径の様々異なるコイルを複数設け、これ
らコイルから適宜選択して磁界の立上げ速度を調整する
ことが可能である。
か或いは2つに分離されたコイルが用いられているが、
巻回数或いは線径の様々異なるコイルを複数設け、これ
らコイルから適宜選択して磁界の立上げ速度を調整する
ことが可能である。
以下、上述のようなスイッチング動作の具体例としてト
ランジスタを使用したスイッチング回路について説明す
る。第4図はその概略図である。
ランジスタを使用したスイッチング回路について説明す
る。第4図はその概略図である。
第4図において、1は電磁石、1aは第1のコイル、1
bは第2のコイルであり、第1のコイルlaは第2のコ
イル1bよシ少なく巻回されてお9、従って前記と同様
の作用を有している。Tri!L+Tr lb 、
Tr2a 、 Tr2b 、 Tr3
a 、 Tr3b iよ ト ランジスタであり
、夫々スイッチング動作をすることができる。3はダイ
オードである。
bは第2のコイルであり、第1のコイルlaは第2のコ
イル1bよシ少なく巻回されてお9、従って前記と同様
の作用を有している。Tri!L+Tr lb 、
Tr2a 、 Tr2b 、 Tr3
a 、 Tr3b iよ ト ランジスタであり
、夫々スイッチング動作をすることができる。3はダイ
オードである。
以上のような構成から成るスイッチング回路の動作につ
いて第5図に示すタイミングチャートを合せて用い説明
すSo 時刻t0においては全てのトランジスタがOFFの状態
になりておシ、コイルに電流が流れず磁界は発生しない
。次に時刻tlで正磁界(第4図中上方向に発生する磁
界)を発生させるには、トランジスタTrla、Tr2
bをONにし、第1のコイル1aに電圧を印加する。所
定の磁束密度が発生した時刻t2においてトランジスタ
Tr 3 bをONにし次いでトランジスタTr 2
bをOFFにすることにより第2コイル1bを有効にし
磁界を保持する。時刻t3においてトランジスタTr
3 bをOFFにすることによシ磁界は消滅する。
いて第5図に示すタイミングチャートを合せて用い説明
すSo 時刻t0においては全てのトランジスタがOFFの状態
になりておシ、コイルに電流が流れず磁界は発生しない
。次に時刻tlで正磁界(第4図中上方向に発生する磁
界)を発生させるには、トランジスタTrla、Tr2
bをONにし、第1のコイル1aに電圧を印加する。所
定の磁束密度が発生した時刻t2においてトランジスタ
Tr 3 bをONにし次いでトランジスタTr 2
bをOFFにすることにより第2コイル1bを有効にし
磁界を保持する。時刻t3においてトランジスタTr
3 bをOFFにすることによシ磁界は消滅する。
一方、時刻t4において逆方向の磁界を発生させるには
トランジスタTrlb、Tr2aをONにし、第2コイ
ルlbに逆方向の電圧を印加して逆磁界を立上げ、その
後時刻1sにおいて、トランジスタTr 3 aをON
にし、次いでトランジスタTr 2 aをONにして逆
方向の一定磁界を得る。時刻t6でトランジスタをOF
Fにすることにょシ磁界が消滅する。
トランジスタTrlb、Tr2aをONにし、第2コイ
ルlbに逆方向の電圧を印加して逆磁界を立上げ、その
後時刻1sにおいて、トランジスタTr 3 aをON
にし、次いでトランジスタTr 2 aをONにして逆
方向の一定磁界を得る。時刻t6でトランジスタをOF
Fにすることにょシ磁界が消滅する。
なお、第4図中のダイオード3は電磁石1の磁界の変化
に伴って発生する誘起電圧を阻止するために設けられた
ものである。
に伴って発生する誘起電圧を阻止するために設けられた
ものである。
又、トランジスタを完全なスイッチング動作とすると磁
界の消滅時において非常圧大きな誘起電圧が発生するの
で、これを防止するには磁界の消滅時のスイッチング時
間を長くする構成とすればよい。正逆両方向の磁束密度
に差異を持たせるためには、トランジスタの出力側に適
轟な抵抗を挿入することによりなし得る。
界の消滅時において非常圧大きな誘起電圧が発生するの
で、これを防止するには磁界の消滅時のスイッチング時
間を長くする構成とすればよい。正逆両方向の磁束密度
に差異を持たせるためには、トランジスタの出力側に適
轟な抵抗を挿入することによりなし得る。
次に、本発明の具体的実施例について説明する。
第1図はその概略斜視図である。
同図において、5は主ヨークであり、この主ヨークの両
側にはサイドヨーク6.7が設けられており、これら主
ヨーク5及びサイドヨーク6.7の一端は板ヨーク4に
連結されている。主ヨーク5には、まず磁界立上げ用の
内側コイル9が巻回され、この外側には磁界保持用の外
側コイル10が巻回されている。この内側コイル9及び
外側コイル10は、前述した本発明の概念を示す構成例
(以下、概念例と称す)においてそれぞれ第1のコイル
及び第2のコイルに相当するものであシ、外側コイル1
OVi内側コイル9より巻数が多く形成されている。主
ヨーク5は、図示のようにT字型に形成されており、こ
のような形状により、内側及び外側コイル9,10の巻
回が容易になる。
側にはサイドヨーク6.7が設けられており、これら主
ヨーク5及びサイドヨーク6.7の一端は板ヨーク4に
連結されている。主ヨーク5には、まず磁界立上げ用の
内側コイル9が巻回され、この外側には磁界保持用の外
側コイル10が巻回されている。この内側コイル9及び
外側コイル10は、前述した本発明の概念を示す構成例
(以下、概念例と称す)においてそれぞれ第1のコイル
及び第2のコイルに相当するものであシ、外側コイル1
OVi内側コイル9より巻数が多く形成されている。主
ヨーク5は、図示のようにT字型に形成されており、こ
のような形状により、内側及び外側コイル9,10の巻
回が容易になる。
上述の本実施例において内側コイル91−を前記概念例
における第1のコイルに相当し、又外側コイルlOは第
2のコイルに相当する。従って、これら内側及び外側コ
イル9.toに前記概念例で用いたスイッチング回路を
接続することにより前記概念例同様、磁界の高速の立上
げ及び保持を行うことができる。又、他のスイッチング
素子としてVFET 、 GTOサイリスタ等を使用す
ることもできる。
における第1のコイルに相当し、又外側コイルlOは第
2のコイルに相当する。従って、これら内側及び外側コ
イル9.toに前記概念例で用いたスイッチング回路を
接続することにより前記概念例同様、磁界の高速の立上
げ及び保持を行うことができる。又、他のスイッチング
素子としてVFET 、 GTOサイリスタ等を使用す
ることもできる。
しかして、本実施例においては巻数の少い内側コイル9
が主ヨーク5に対してより近接し、この内側コイル9の
外側に外側コイル10が設けられている。このような構
成の利点とする所は、該内側コイル9が外側コイルIO
K比べよシ直流抵抗が小さく、インダクタンスが低い点
にある。かくして、内側コイル9は高加速度的に磁界を
立上げるのに有効に作用し得る。なお、外側コイル10
は所定の磁界を保持するよう作用すれば良いから、消費
電力の低減及び発熱量を抑えることを考慮して1巻数を
多くすると共に該コイルに流す電流を小さくすることに
よシ、アンペアターンをかせじようにすれば良い。
が主ヨーク5に対してより近接し、この内側コイル9の
外側に外側コイル10が設けられている。このような構
成の利点とする所は、該内側コイル9が外側コイルIO
K比べよシ直流抵抗が小さく、インダクタンスが低い点
にある。かくして、内側コイル9は高加速度的に磁界を
立上げるのに有効に作用し得る。なお、外側コイル10
は所定の磁界を保持するよう作用すれば良いから、消費
電力の低減及び発熱量を抑えることを考慮して1巻数を
多くすると共に該コイルに流す電流を小さくすることに
よシ、アンペアターンをかせじようにすれば良い。
ちなみに、複数のコイルを磁界方向に並列的に配設した
場合と磁界立上げ用コイルを内側に設けその外側圧磁界
保持用コイルを設けた場合との比較例を第6図に示す。
場合と磁界立上げ用コイルを内側に設けその外側圧磁界
保持用コイルを設けた場合との比較例を第6図に示す。
図中、横軸は磁界の立上がシ時間を示し、縦軸は磁界の
強さを示し、Aは本実施例装置、Bは従来装置を示す。
強さを示し、Aは本実施例装置、Bは従来装置を示す。
図に示されるように、例えばPガウスの磁界は本実施例
装置においては従来装置に比べ略半分の時間で得られる
ことが理解される。
装置においては従来装置に比べ略半分の時間で得られる
ことが理解される。
なお本実施例装置は光磁気ディスク等の記録媒体を介し
て対物レンズ等の収束用レンズに対向するよう設置され
る。よシ詳細には、主ヨーク5の磁極面の長手方向が光
磁気ディスクの半径方向に対応するよう設置される。従
って、本実施例装置は光磁気ディスク面の垂直方向に対
して装置の小型化が容易となる。
て対物レンズ等の収束用レンズに対向するよう設置され
る。よシ詳細には、主ヨーク5の磁極面の長手方向が光
磁気ディスクの半径方向に対応するよう設置される。従
って、本実施例装置は光磁気ディスク面の垂直方向に対
して装置の小型化が容易となる。
又、内側コイル9及び外側コイル10に、夫々別々の電
圧電源を用いれば各コイルの巻数の比を大きくとらなく
てすむので誘起電圧を低くすることができる。
圧電源を用いれば各コイルの巻数の比を大きくとらなく
てすむので誘起電圧を低くすることができる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明の磁界発生装置によれば、
電磁石より数■離れた位置で大きな磁界を発生・保持し
得るにもかかわらず、極性の切換えを高速に行うことが
できる。このような装置は光磁気ディスクのように磁気
媒体に対して否接触で情報の記録・再生及び消去を行な
う場合に有益である。又、本発明は消費電力に無駄がな
く発熱を最小限に抑えることができる磁界発生装置を提
供し得るものである。
電磁石より数■離れた位置で大きな磁界を発生・保持し
得るにもかかわらず、極性の切換えを高速に行うことが
できる。このような装置は光磁気ディスクのように磁気
媒体に対して否接触で情報の記録・再生及び消去を行な
う場合に有益である。又、本発明は消費電力に無駄がな
く発熱を最小限に抑えることができる磁界発生装置を提
供し得るものである。
第1図は本発明の磁気発生装置の実施例を示す概略斜視
図、第2図は本発明の概念を示す構成例の回路図、第3
図は第2図に示す構成例の変更例を示す回路図、第4図
はトランジスタを用いたスイッチング回路を示す図、第
5図は第4図におけるスイッチング動作のタイミングチ
ャート、第6図は複数のコイルを並列的に設けた場合と
磁界立上げ用のコイルの外側に磁界保持用のコイルを設
けた場合との磁界の立上り速度に関する比較を示す図で
ある。 5・・・主ヨーク、9・・・内側ヨーク、10・・・外
側ヨーク。 代理人 弁理士 山 下 積 平 第2図 第3図 第4図 苧 第5図 第6図 手続補正歯 昭和62年 5月29日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 特願昭61−306221号 2、発明の名称 磁界発生装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (too)キャノン株式会社4、代理
人 住所 東京都港区虎ノ門五丁目13番1号虎ノ門40森
ビル氏名 (6538) 弁理士 山 下 穣
千ロ′−側5、補正の対象
−一明細書の特許請求の範囲及び
発明の詳細な説明の欄、−一 6、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (2) 明細書第5頁2〜10行目の「ほぼ同一空間
に・・・磁界発生装置」を 「第1のコイルと、該第1のコイルの外側に巻回された
第1のコイルより巻数の多い第2のコイルと、前記第1
のコイルにまず通電し、この第1のコイルによる磁界の
立ち上りの後、前記第2のコイルに通電して一定の磁界
を保持するように動作する駆動手段とから成る磁界発生
装置」と訂正する。 (3)明細書筒5頁12行目〜第6頁第15行目の磁界
発生手段・・・小型化に有益である。」を「第1のコイ
ルは磁界立上げ時に用いられる。即ち、第1のコイルは
、第2のコイルよりコイルの巻数が少いため、第1のコ
イルは第2のコイルよりもインダクタンスが小さく、又
直流抵抗が小さいので、急激に電流が流れ、これによる
磁界も急激に立上る。 そして、第1のコイルに通電して磁界の立ち上り後、第
2のコイルに通電することにより、該第2のコイルにて
一定の磁界が保持せしめられる。 又・第1のコイルに通電した後、第2のコイルに通電す
る動作は上記駆動手段によって行なうことができる。 従って、上記構成の磁界発生装置においては、大磁界の
立ち上げを小さい電流にて、しかも高速に行なうことが
でき、立ち上り後の電流は確実に保持せしめられる。又
、このような構成によって、極性の切換を高速に行うこ
とが可能となる。」と訂正する。 特許請求の範囲 第1のコイルと、該第1のコイルの外側に巻回された第
1のコイルより’181の多い第2のコイルと、前記第
1のコイルにまず通電し、この第1のコイルによる磁界
の立ち上りの後、前記第2のコイルに通電して一定の磁
界を保持するように動作する駆動手段とから成る磁界発
生装置。
図、第2図は本発明の概念を示す構成例の回路図、第3
図は第2図に示す構成例の変更例を示す回路図、第4図
はトランジスタを用いたスイッチング回路を示す図、第
5図は第4図におけるスイッチング動作のタイミングチ
ャート、第6図は複数のコイルを並列的に設けた場合と
磁界立上げ用のコイルの外側に磁界保持用のコイルを設
けた場合との磁界の立上り速度に関する比較を示す図で
ある。 5・・・主ヨーク、9・・・内側ヨーク、10・・・外
側ヨーク。 代理人 弁理士 山 下 積 平 第2図 第3図 第4図 苧 第5図 第6図 手続補正歯 昭和62年 5月29日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 特願昭61−306221号 2、発明の名称 磁界発生装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (too)キャノン株式会社4、代理
人 住所 東京都港区虎ノ門五丁目13番1号虎ノ門40森
ビル氏名 (6538) 弁理士 山 下 穣
千ロ′−側5、補正の対象
−一明細書の特許請求の範囲及び
発明の詳細な説明の欄、−一 6、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (2) 明細書第5頁2〜10行目の「ほぼ同一空間
に・・・磁界発生装置」を 「第1のコイルと、該第1のコイルの外側に巻回された
第1のコイルより巻数の多い第2のコイルと、前記第1
のコイルにまず通電し、この第1のコイルによる磁界の
立ち上りの後、前記第2のコイルに通電して一定の磁界
を保持するように動作する駆動手段とから成る磁界発生
装置」と訂正する。 (3)明細書筒5頁12行目〜第6頁第15行目の磁界
発生手段・・・小型化に有益である。」を「第1のコイ
ルは磁界立上げ時に用いられる。即ち、第1のコイルは
、第2のコイルよりコイルの巻数が少いため、第1のコ
イルは第2のコイルよりもインダクタンスが小さく、又
直流抵抗が小さいので、急激に電流が流れ、これによる
磁界も急激に立上る。 そして、第1のコイルに通電して磁界の立ち上り後、第
2のコイルに通電することにより、該第2のコイルにて
一定の磁界が保持せしめられる。 又・第1のコイルに通電した後、第2のコイルに通電す
る動作は上記駆動手段によって行なうことができる。 従って、上記構成の磁界発生装置においては、大磁界の
立ち上げを小さい電流にて、しかも高速に行なうことが
でき、立ち上り後の電流は確実に保持せしめられる。又
、このような構成によって、極性の切換を高速に行うこ
とが可能となる。」と訂正する。 特許請求の範囲 第1のコイルと、該第1のコイルの外側に巻回された第
1のコイルより’181の多い第2のコイルと、前記第
1のコイルにまず通電し、この第1のコイルによる磁界
の立ち上りの後、前記第2のコイルに通電して一定の磁
界を保持するように動作する駆動手段とから成る磁界発
生装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ほぼ同一空間に磁界を発生する複数のコイルが設けら
れた磁界発生装置であって、 前記複数のコイルに第1のコイルとその外側に前記第1
のコイルより巻数の多い第2のコイルを含み、前記第2
のコイルの開放時に前記第1のコイルに通電し、磁束が
所定レベルに達した後、第2のコイルに通電することに
より一定磁界を発生及び保持せしめる磁界発生装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61306221A JPS63160041A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 光磁気記録装置のバイアス磁界発生装置 |
US07/060,303 US4841407A (en) | 1986-06-16 | 1987-06-10 | Magnetic field generator having a plurality of coils for generating magnetic field in substantially the same space and method of driving the same |
EP87305339A EP0251561B1 (en) | 1986-06-16 | 1987-06-16 | Magnetic field generator |
DE8787305339T DE3781474T2 (de) | 1986-06-16 | 1987-06-16 | Magnetfelderzeuger. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61306221A JPS63160041A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 光磁気記録装置のバイアス磁界発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63160041A true JPS63160041A (ja) | 1988-07-02 |
JPH057845B2 JPH057845B2 (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=17954450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61306221A Granted JPS63160041A (ja) | 1986-06-16 | 1986-12-24 | 光磁気記録装置のバイアス磁界発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63160041A (ja) |
-
1986
- 1986-12-24 JP JP61306221A patent/JPS63160041A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH057845B2 (ja) | 1993-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |