JPS63158691A - 火災報知システムの感知器回線の異常保護方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明は、親機側より感知器回線をループ状に配線した
火災報知システムの感知器回線の異常保護方式に関する
ものである。

［背景技術１ 親機側より感知器回線をループ状に配線したこの種の従
来の火災報知システムにおいては、感知器回線が開放あ
るいは短絡したときに、適切に対処できなかった。すな
わち、感知器回線が途中で開放した場合、感知器回線の
開放箇所までは感知器回線に接続されている感知器を監
視できるが、開放筒所以降の感知器は監視することがで
きないという問題があった。また、感知器回線が短絡し
た場合には、その感知器回線の短絡箇所を検出して適宜
な対策を講じるまで、感知器回線に無駄な電流が流れ、
無駄に電流消費を行なっていた。

［発明の目的］ 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、感
知器回線の開放、短絡を区別して検出し、感知器回線の
開放の場合は通常の監視方向とは逆方向から多重伝送信
号を伝送して監視し、感知器回線が短絡した場合は、親
機側より感知器回線を切り離して、無駄な電流消費を抑
えるようにすることを目的とした火災報知システムの感
知器回線の異常保護方式を提供するものである。

［発明の開示１ （Ｉ１１１成） 本発明は、親機側より感知器回線をループ状に配線し、
該感知器回線に多数の感知器を設け、親機側から多重伝
送方式で各感知器をアクセスすると共に、該感知器より
火災情報をａ機側へ伝送するようにした火災報知システ
ムにおいて、感知器回線の開放、短絡を区別して検出し
、感知器回線の開放の場合は、感知器回線の通常の多重
伝送信号の伝送方向とは逆方向に多重伝送信号を伝送す
るようにし、感知器回線が短絡の場合は、親機側より感
知器回線を切り離すようにしたことを特徴とするもので
ある。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面により説明する。

第１図は本発明のシステム構成図を示し、親機（図示せ
ず）と時分割多重伝送で信号の授受がされる中継器１が
設けてあり、この中継器１内に設けた多重伝送回路２か
ら感知器間＃１０．が監視地域内でループ状に配線され
、感知器間＃ＸＱ、の端末には中継器１内に設けた終端
器３が接続しである。感知器間＃ｌ（Ｌの始端にはスイ
ッチＳＷ、が挿入接続され、感知器間＃ｉｉｌ、の始端
と終端との闇にはスイッチＳＷ２が接続するようにしで
ある。感知器回線のには多数、本実施例では６つの感知
器４２，４□・・・が接続されている。各感知器４．・
・・には夫々固有のアドレスが設定してあり、中継器１
の多重伝送回路２より多重伝送信号でもっで順次各感知
器４をアクセスし、多重伝送信号の返送待機期間中に呼
び出された感知器４は火災検知の有無の信号を多重伝送
にて返送するようにしている。通常はスイッチＳＷ２を
オフとし、スイッチＳ　Ｗ　＋をオンとして右回りの多
重伝送を行なっている。つまり、感知器４２，４□、４
３・・・と順次アクセスしている。

今、仮に感知器間＃ｉｔのＡ点で開放が起こったとする
と、感知器４５と４６とは交信ができなくなる。この感
知器間＃ｉｔの開放の検出は、中継器１の多重伝送回路
２より各感知器４へ多重伝送しているため、その返送待
機期間中に感知器４より信号が返送されないことで、返
送があった感知器４以降の感知器間ＩＩＡαで開放があ
ったことを検出できるものである。そこで、スイッチＳ
　Ｗ　２をオンにして感知器間＃ｉｌのの開放を検出し
た後に、左回りの伝送を起こない感知器４６１４５のデ
ータを得ることがでさることになる。そして、多重伝送
回路２はＡ点での開放を検出するため、開放の検出後は
逆方向に多重伝送信号を伝送し、この伝送方式を繰り返
すものである。

一方、感知器間＃Ｘのが短絡すると、感知器回線ｔには
終端器３を介して微小電流が流れているが、短絡によっ
て感知器間＃ｉαに流れる電流が増大するため、この増
大した電流を電圧変換等により検出して、短絡を検知す
る。感知器間４ｉＡ０．の短絡を検知すると、多重伝送
回路２より信号を出力してスイッチＳＷ、をオフにして
感知器間＃ｉαを中継器１より切り離す。尚、この場合
、スイッチＳＷ２はオフにしである。従って、短絡によ
る無駄な電流Ｍ費を抑えることがでトるものである。

尚、上記の感知器回線αの開放の検出及びその＄ｔｌｆ
御、感知器回線αの短絡及びその制御は共に多重伝送回
路２内の保護回路で行なっている。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、親機側より感知器回線をループ
状に配線し、該感知器回線に多数の感知器を設け、親機
側から多重伝送方式で各感知器をアクセスすると共に、
該感知器より火災情報を親？ｊ！ｔｉｌｌへ伝送するよ
うにした火災報知システムにおいて、感知器回線の開放
、短絡を区別して検出し、感知器回線の開放の場合は、
感知器回線の通常の多重伝送信号の伝送方向とは逆方向
に多重伝送信号を伝送するようにし、感知器回線が短絡
の場合は、親機側より感知器回線を切り離すようにした
ものであるから、感知器回線が開放した場合には、通常
の多重伝送信号の伝送方向とは逆方向に多重伝送信号を
伝送することで、開放以降の感知器の監視を停止するこ
となく行なえるものであり、また、感知器回線が短絡し
た場合は、親機側より感知器回線を切り離すことで、短
絡により増加する無駄な電流消費を抑えることができる
効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のシステム構成図である。 ４は感知器、αは感知器回線である。 代理人　弁理士　石　１）侵　七 ４・・・感知器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）親機側より感知器回線をループ状に配線し、該感
   知器回線に多数の感知器を設け、親機側から多重伝送方
   式で各感知器をアクセスすると共に、該感知器より火災
   情報を親機側へ伝送するようにした火災報知システムに
   おいて、感知器回線の開放、短絡を区別して検出し、感
   知器回線の開放の場合は、感知器回線の通常の多重伝送
   信号の伝送方向とは逆方向に多重伝送信号を伝送するよ
   うにし、感知器回線が短絡の場合は、親機側より感知器
   回線を切り離すようにしたことを特徴とする火災報知シ
   ステムの感知器回線の異常保護方式。