JPS63154578A - シ−ト整合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はシート整合装置に係り、詳しくは印刷機または
複写機等から排出されるシー）・のシー１〜処理時間を
待つ乙となく次の複写を開始できる構造のシート整合装
置に関する。

（ロ）従来の技術 従来のシート整合装置は、複写機などに接続され排出さ
れたシートを順次整合１−レイ上に搬送し、整合１−レ
イ上のシートの端部揃えを終了した後、適当な間隔をお
いてシートの綴じ操作を行い、さらにシートの綴じ操作
終了後、綴じたシー１〜を整合トレイ上から別の収納ト
レイに移動させていた。

←→　発明が解決しようとする問題点 しかしながら、原稿循環装置（ＲＤＦ）が接続された複
写機を使用し、多数部のシート束を作成する場合、上記
従来例装置では複写システム全体のスループットが著し
く低下してしまうという問題点を有していた。例えば、
ＲＤＦを具備した複写機で、１０部以上のシート束を作
成する場合、前に綴じられるシート群が完全に整合トレ
イ上から収納トレイ上へ移動した信号を複写機が受ける
まで次の複写動作の開始を待つため、その分の時間が無
駄になる。この時間のロスは複写部数が増加するに従っ
て大きくなり、複写システム機を使用して効率的な作業
をする上で大きな問題となっている。

し）問題を解決するための手段 本発明は、上述した問題点を解消することを目的とした
もので、シートの積載・整合等が行われる第１のトレイ
と、該第１のトレイのほぼ上部に移動可能に配置され且
つシートを受入れ可能な第２のトレイとを有するシート
整合装置において、上記第１のトレイ上にシートが排出
されているとき、上記第２のトレイは上記第１のトレイ
へのシートの通過経路を妨害しない位置に配置され、ま
た、上記第１のトレイ上でシート処理がなされていると
き、上記第２のトレイは上記第１のトレイのほぼ上部に
移動して位置決めされる乙とを特徴とするものである。

（ホ）　作用 以上構成に基づき、第１のトレイ上にシートが排出され
ているとき、第２のトレイは上記第１のトレイへのシー
トの通過経路を妨害しない位置に配置されており、また
、一連のシー１−が第１のトレイ上に排出し終ると、第
２のトレイは移動して第１のトレイのほぼ上部に配置さ
れる。そして、第１のトレイ上でシート処理、即ちシー
）−の幅寄せ、整合、綴じ、落下収納を行っているとき
、第２の１−レイにば２サイクル目の複写済のシー１−
が排出され、シート処理時間を待たずに次のサイクルの
複写開始が可能である。

（へ）実施例 以下、図面に沿って、本発明を複写機におけるシー１−
整合装置に適用した実施例について説明する。

シート整合装置は、第１図ないし第３図［ｂｌに示すよ
うに、複写機本体（図示せず）に接続され、該複写機本
体から搬送されてきた複写後のシートは上流側に設けた
入口搬送ローし対１，２へと矢印Ａ方向から搬入される
ようになっている。該入口搬送ローラ対１，２の下流に
設置されたデフレクタ３により、シートは矢印Ｂ方向と
矢印Ｃ方向にその進行経路が選択され、矢印Ｂ方向に進
行するとシートは、例えばスタックステーシミンまたは
ソートステーション等に搬送される。矢印Ｃ方向に設け
られたシート通路４の途中にはシートセンサ５が設けら
れ、またシート通＃！４の下流には排出ローラ対６，８
とシー１−揃えベルト７が設けられており、該シート揃
えベルト７の下部には第１のトレイ１０が該ベルト７と
互いに接触状態で設置されている。そして、排出ローラ
対６，８とシート揃えベル１−７とによりシートは第１
のトレイ１０上に排出されるようになっている。また、
シート通路４の最下流端には除電針９が配置されており
、排出されるシートの静電気を除去するようになってい
る。次に、第１のトレイ１０の上部には第２のトレイ１
１が配置され、該第２のトレイ１１の両側１１ａ、Ｉｌ
ｃの下部にはラック１１′が形成されており、該ラック
１１′は上記第１のトレイ１０を支持する前、後側板１
０１，１０２により支えられた軸１３上のピニオンギア
１２とそれぞれ係合しており、また、第２のトレイ１１
の両側１１ａ、ｌｌｃの上部は本体に取付けられた上ガ
イドコロ１７と摺接しており、従って、上記第２のトレ
イ１１は、ピニオンギア１２と上がイドコロ１７に挾持
され、図示しない駆動源により駆動されるピニオンギア
１２の回転により、矢印り方向とＥ方向に移動可能にな
っている。そして、一連の複写中ば、第１図に示される
二点鎖線の位置及び第３図（ａ）に示されるように、排
出ローラ対６，８から第１のトレイ１０へとシートが排
出される通過経路が妨害されない位置に配置されており
、そこでシートは矢印Ｘ方向（第３図（ａｌ参照）へと
搬出されて第１のトレイ１０上に積載されるようになっ
ている。次に、第１のトレイ】Ｏの前部には、延長トレ
イ１３が着脱自在に配設されており、大きいサイズのシ
ートを積載する際、シート先端は延長）・レイ１３まて
とどき、第１のトレイ１０と延長トレイ１３とて大きい
サイズのシートを積載できるようになっている。同様に
して、第２のトレイ１１の前部には、第２図に示すよう
な形状の補助トレイ１４が設けられており、第１のトレ
イ１０の上部を第２のトレイ１１が覆った位置で大きい
サイズのシートが排出されたときのみ、シートの先端が
載せられるようになっている。また、該補助トレイ１４
は前、後側板１０１．１０２によってその両端で支持さ
れており、第２のトレイ１１の延長線に延び該第２のト
レイ１２と共に一体的な平面を形成している。また、延
長トレイ１４の上方にはカバー１５が配置されており、
上流側の一端を枢軸として矢印Ｆ方向に開閉可能であり
、ジャム（紙詰り等）処理時に開放してシートを取出す
ことができる。更に、装置本体には排出シートの幅方向
の整合を行うために幅方向即ち、矢印Ｇ、Ｈ方向に移動
可能な幅よせ板１６が設けられており、該幅よせ板１６
ば第１のトレイ１０の下部に配置されたラックとピニオ
ン機構（図示せず）によりシートの大きさによって位置
が可変であると共にシートが排出される毎に幅よせ動作
を行い、端部位置決め板１７にシートの一端を押し付け
るようにしている。前後側板１０１．１０２に枢着され
た軸１８′に固着されている落下フラッパ１８は第１の
トレイ１０の端部に突出し、排出されたシートの縦方向
を位置決めするための突き当て板の作用をし、シート揃
えベルト７と共にシートの端部揃えを行う。さらに、該
落下フラッパ１８は、上記軸１８′を中心にソレノイド
（図示せず）の作動力により矢印Ｊ方向に回動可能とな
っている。また、１９は落下フラッパ１８の位置検知を
行うマイクロスイッチである。

また、第１のトレイ１０の下部には半月ローラ２０が配
置されており、時計方向に数回転することにより、第１
のトレイ１０上の最下部に積載されたシートと接触して
該シートを落下フラッパ１８に突き当てることが可能で
ある。そして、該半月ローラ２０は、通常の複写動作中
は第１のトレイ１０の表面部に大径の外周が突出しない
ように位置決めされ停止している。また、第１のトレイ
１０ば排出されたシートを落下フラッパ２０に突き当て
易いように該落下フラッパ２０側に向かって下方に傾斜
しており、同様に第２のトレイ１１も第１のトレイ１０
と略同様の傾斜を保持している。

シート通路４の上部と第１のトレイ１０の下部との間に
は、発光、受光センサ２１，２２が配置されており、第
１のトレイ１０上にシートがあるか否かの検知を行うよ
うになっている。また、第２図の２点鎖線で示す２３の
位置にはステープラが配置されており、一連の複写動作
が完了し、シートが揃えられると該ステープラが作動し
、シートの角部付近を綴じるようになっている。さらに
、第１トレイ１０の下方には収納トレイ２４が配置され
ており、落下フラッパ１８がＪ方向に回動するとステー
プラで綴じられたシート群が矢印に方向に落下して順次
収納トレイ２４上に整合していく。本明細書でいうシー
ト処理とは、シートの幅寄せ、整合、綴じ、落下収納の
一連の処理を意味する。このシート処理を第１のトレイ
１０で行っている間、第２のトレイ１１はピニオンギア
１２の反時計方向の回転に伴って矢印Ｅ方向に移動し、
第１のトレイ１０のほぼ上部に配置される。そして、２
サイクル目のシートが第２のトレイ１１上に排出される
ようになっている。なお、２５は第２のトレイ１１の位
置を検知するマイクロスイッチである。

本実施例は以上のような構成よりなるので、複写機本体
（図示せず）から排出され矢印Ａ方向から搬入されてき
た複写済のシートは、デフレクタ３により進路が矢印Ｃ
方向に選択され、シート通路４を経て排出ローラ対６，
８とシー１−揃えベルト７により第１のトレイ１０上に
排出され、更に、反時計方向に回転しているシー１−揃
えベル１−７と第１の１〜レイ１０との間を傾斜面に沿
って下方に移動し、該シー１−の後端部は落下フラッパ
１８に突き当てられ停止する。一方、シートの幅方向の
整合は、幅方向に移動可能な幅よせ板１６がラックとビ
ニオン機構（図示せず）によりシートの大きさに合わせ
て矢印Ｇ、Ｈ方向に移動し、通常はシートが排出される
毎に矢印Ｈ方向に移動してシートの一端を端部位置決め
板１７に押し付けるようにしている。そして一連のシー
トが複写され積載された後、ステープラ２３が作動しシ
ートを綴じる。さらに、ステーブル動作が終了すると落
下フラッパ１８が矢印Ｊ方向に回動すると共にシート揃
えベルト７も回転するので、一連のシート群は収納トレ
イ２４に落下し１サイクルの複写が終了する。また、綴
じられたシート群の後端を発光・受光センサ２１，２２
によって検知し、シート群の後端が落下フラッパ１８を
通過するに必要な時間経過後、落下フラッパ１８は元の
位置に戻される。ここで第２のトレイ１１について説明
すると、複写法のシートが第１のトレイ１０上に排出さ
れている間は、該シー１−の第１のトレイ１０への通過
経路を妨害しないように、第３図（ａ）に示す位置に配
置されており、一連のシートが第］のトレイ１０上に排
出され終った信号を受けた時点で図示しない駆動源から
の駆動力によりピニオンギア１２が反時計方向に回転し
、第２のトレイ１１を上方に移動させて第１のトレイ１
０の上部に配置する（第３図（ｂｌ参照）。このとき、
第２のトレイ１１の位置検知をするマイクロスイッチ２
５は解除され、第２の１−レイ１１移動信号が複写機本
体に発せられると同時に、２サイクル目の複写が開始さ
れる。さらに、この時、第１のトレイ１０上ではシート
処理のうち、シー１−幅よせ、綴じ操作が行われており
、一方、第２のトレイ１１上では２サイクル目の複写法
のシートが排出されている（最高２枚まで）。次に、シ
ート処理のうち、１サイクル目のシート群が収納トレイ
２４に落下した信号をシート整合装置が受信すると、再
びピニオンギア１２が時計方向に逆回転し、第２のトレ
イ１１をボームポジションに戻す（第３図（ａｎ照）。

このとき、第２のトレイ１１に積載されていたシートは
、第１のトレイ１０上に落下し、シート揃えベルト７と
半月ローラ２０の回転によりシートの後端部は落下フラ
ッパ１８に突き当って整列され、一方幅方向の整合は、
幅方向に移動可能な幅よせ板１６と端部位置決め板１７
とにより行われる。乙のように第１のトレイ１０上でシ
ートの幅よせ、綴じ、落下収納作業を行っている時間に
２サイクル目の複写が行われ、シートが第２のトレイ１
１上に排出されるので、シート処理の時間を待つことな
く２サイクル目の複写が開始でき、複写システムのスル
ーブツトは低下させることがなく効率的な作業ができる
。

なお、本実施例において配置した第２のトレイは、第１
のトレイのほぼ上部に位置させたが、第２のトレイより
上流のシート通路の一部にスタック通路を設けて前サイ
クルの綴じ、落下整合が完了した時点でスタック通路の
シートを順次筒１のトレイに排出してもよいことはもち
ろんである。

また、第２のトレイはシート整合操作中のジャム信号及
び異常信号にも連動し、第１のトレイのほぼ上部に移動
して位置決めされるようになっている。

（ト）　　発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、シー）・の積載・
整合等が行われる第１のトレイと、該第１のトレイのほ
ぼ上部に移動可能に配置され且つシートを受入れ可能な
第２のトレイとを有するシート整合装置において、上記
第１のトレイ上にシートが排出されているとき、上記第
２のトレイは上記第１のトレイへのシートの通過経路を
妨害しない位置に配置され、また、上記第１のトレイ上
でシート処理、即ち例えばシートの幅寄せ、整合、綴じ
、落下収納の一連の処理がなされているときは、上記第
２のトレイは第１の１−レイのほぼ上部に移動して位置
決めされ、２サイクル目の複写法のシートが第２のトレ
イ上に排出されるようにしたので、シート処理する時間
を待つことなく次のサイクルの複写を開始する乙とがで
き、複写システムのスループットを低下させることなく
効率的な複写作業を行う乙とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はシート整合装置の一実施例を示す一部切欠き縦
断面図、第２図は第１図の平面図、第３図（ａｌ及び第
３図（ｂｌは第２の１−レイの作動状態を示す説明図。 ６．８・・排出ローラ対　、　　７　・シート揃えベル
ト　、　　１０・・・第１のトレイ　、　　１１・・第
２のトレイ　、　　１２・・・ピニオンギア　、　　１
６・・・幅よせ板　、　１７・・端部位置決め板　、１
８・・・落下フラッパ　、　　２０・・・半月ローラ　
、２３・・・ステープラ　、　２４・・・収納！−レイ
　。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）シートの積載・整合等が行われる第１のトレイと
   、 該第１のトレイのほぼ上部に移動可能に配置され且つシ
   ートを受入れ可能な第２のトレイと、を有するシート整
   合装置において、 上記第１のトレイ上にシートが排出されているとき、上
   記第２のトレイは上記第１のトレイへのシートの通過経
   路を妨害しない位置に配置され、 また、上記第１のトレイ上でシート処理がなされている
   とき、上記第２のトレイは上記第１のトレイのほぼ上部
   に移動して位置決めされることを特徴とするシート整合
   装置。
2. （２）上記第１のトレイの下部に、最下部に積載された
   シート面に接触可能な半月ローラを設置したことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のシート整合装置。
3. （３）シート整合操作中のジャム信号及び異常信号に連
   動して、上記第２のトレイは上記第１のトレイのほぼ上
   部に移動して位置決めされることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のシート整合装置。