JPS63152867A - ポリアニリン - Google Patents

ポリアニリン

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JPS63152867A
JPS63152867A JP62127363A JP12736387A JPS63152867A JP S63152867 A JPS63152867 A JP S63152867A JP 62127363 A JP62127363 A JP 62127363A JP 12736387 A JP12736387 A JP 12736387A JP S63152867 A JPS63152867 A JP S63152867A
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JP
Japan
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polyaniline
polymerization
battery
discharge capacity
fibrous structure
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Application number
JP62127363A
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English (en)
Inventor
Eiji Ofuku
大福 英治
Tadashi Fuse
布施 正
Masao Ogawa
雅男 小川
Yoshitomo Masuda
善友 増田
Hiroko Kojima
小嶋 裕子
Toshio Kita
喜多 敏夫
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • H01M4/60Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of organic compounds
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES OR LIGHT-SENSITIVE DEVICES, OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/20Light-sensitive devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M14/00Electrochemical current or voltage generators not provided for in groups H01M6/00 - H01M12/00; Manufacture thereof
    • H01M14/005Photoelectrochemical storage cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 所* f (7) IJ 、肝分芳一 本発明は、電子材料として好適なポリアニリン、特に電
池、光電池等の電極材料として使用した場合に体積当り
の放電容量が大きいポリアニリンに関する。
z来の   び ■が 決しようとする問題点近年、ポ
リアセチレン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリ−
p−フェニレン、ポリアニリン等の有機導電性高分子材
料を電池、光電池等の電極材料として利用することが提
案され、多くの研究が行なわれている。これらの有機導
電性高分子材料のうちでも、特にポリアニリンは放電容
量が大きく、充放電効率が高い電極材料として注目され
ており、導電性、電気化学活性等の電子物性面での研究
開発が盛んである。その結果、アルカリ性溶擁中で合成
されたポリアニリンは電気化学的に不活性で、電気化学
的に活性なポリアニリンは硫酸等の酸性水溶液中でアニ
リンを酸化重合することによって得られること、この場
合この酸化重合法の中でもエネルギー密度(放電電流及
び放電    “電圧)、各種電極材料としての生産性
等の点で、過硫酸塩の如き化学的酸化剤を用いる化学的
酸化法に比し、電解酸化(電解重合)法の方が優れてい
ることが見出されており、その他ポリアニリンの特性を
改善するための提案が種々なされている。
しかし、従°来の・ポリアニリンは1重量当りの放電容
量は比較的大きいのに対し、体積当りに換算すると十分
な放電容量が得られないという問題を残していた。この
ため、ポリアニリンを電池電極として使用した場合、よ
り大きい放電容量を得る必要がある場合はポリアニリン
の体積増加を行なわざるを得す、小型で長寿命の電池を
得る上で問題があった。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、電子材料とし
て好適なポリアニリン、特に電池、光電池等の電極材料
として使用した場合に体積当りの放電容量が大きいポリ
アニリンを提供することを目的とする。
−1占を  するための   び 本発明者らは、上記目的を達成するため、ポリアニリン
の体積当りの放電容量を大きくすることについて鋭意検
討を行なった結果1例えばアニリンを含むホウフッ化水
素酸溶液からなる重合液を用いてポリアニリンを電解酸
化重合するに際し、ポリアニリンが析出する重合極界面
におけるアニリンモノマーの濃度低下を避け、重合極界
面にアニリンモノマーを補給して重合極界面のアニリン
モノマー濃度を少なくとも0.1モルフ2以上に維持し
、15℃以下の液温で50mA/d以下、特に30mA
/a#以下の電流密度において電解酸化重合を行なうと
、繊維状構造(フィブリル構造)を有し、その繊維(フ
ィブリル)の平均直径が0.8−以上のポリアニリンが
得られると共に、この平均直径が0.8tm以上の繊維
状構造のポリアニリンは嵩密度が高く、体積当りの放電
容量が大きいことを知見し1本発明をなすに至ったもの
である。
なお、本出願人は、ホウフッ化水素酸を用いた電解重合
液により電解酸化する等の方法で得られたポリアニリン
は繊維がランダムにからみ合ったような繊維状構造を有
し、またこのようなポリアニリンに対し還元処理、更に
はアルコール処理を施すことによって得られたものは繊
維の直径が0.4m以下の繊維状構造を有するが、かか
る繊維径の細い繊維状構造を有するポリアニリンは放電
容量が大きいことを知見し、先に繊維の直径が0.4.
can以下の繊維状構造を有するポリアニリンを提案し
た(特願昭61−17162号)が、繊維の平均直径が
0.8Jul1以上の繊維状構造を有するポリアニリン
及びかかるポリアニリンが体積当り高い放電容量を有す
るということは本発明者らの新知見である。
また1本出願人は、ポリアニリンの嵩密度を0.4−1
.1g/aj、より好ましくは0.5〜1g/dに制御
し、かかる嵩密度を有するポリアニリンを電池に使用し
た場合、電池が有効に作用するために必要とされる電解
液量を大幅に減らすことができ、ポリアニリン1g当り
0.5〜2IIIlの電解液でも十分に電池としての性
能を発揮し得ることを知見し、正極及び負極の少なくと
も一方に嵩密度が0.4〜1.1 g/cdのポリアニ
リンを用いた電池を提案した(特願昭60−10339
3号)。
この嵩密度0.4〜1.1g/cdのポリアニリンは、
通常0.15〜0.3g/ajのポリアニリンを圧縮す
ることにより製造されるものであるが、上述した繊維の
平均直径が0.8−以上のポリアニリンは高い嵩密度を
有し、特に繊維径が1−以上のポリアニリンはそのまま
で0.3g/cd以上の嵩密度を有するものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明に係るポリアニリンは1倍率4000倍の電子顕
微鏡写真(参考図1,2)に示したように。
繊維がランダムにからみ合ったような繊維状(フィブリ
ル)構造のものであって、この繊維状構造を構成する繊
維の平均直径が0.8−以上のものである。この場合、
この繊維状構造のポリアニリンは、従来より知られた各
種用途に使用することができるが、嵩密度が0.3〜0
.9g/al程度と高いため電池の電極材料として用い
る場合には圧縮することなくそのまま使用しても体積当
りの放電容量が大きく、小型でありながら放電容量の大
きい電池が得られる。ここで、繊維の平均直径は0.8
−以上、好ましくは1〜5p、特に1〜2pであり、こ
れにより、一層優れた性能の電池を得ることができる。
特に繊維直系がIIl!a以上のポリアニリンは乾燥状
態で通常0.35〜0.9 g/d程度の嵩密度を有す
るため電池の電極材料として好適である。
上述した繊維の平均直径が0.8−以上の繊維状構造の
ポリアニリンは1例えばアニリンモノマーを含むホウフ
ッ化水素酸溶液を用いて電解酸化重合を行なうことによ
って得ることができるが、この場合電解酸化重合を行な
うに際し、重合極界面のアニリンモノマー濃度を一定以
上に保持するような条件で重合を行なうことが必要で、
特に重合極界面のアニリンモノマー濃度を0.1モル/
Q以上に維持することが好適である1重合初期において
アニリンモノマー濃度が高くても、重合につれて重合極
界面のアニリンモノマー濃度が低下し、このような重合
極界面でのアニリンモノマー濃度が低下したまま重合を
続ける場合、特にアニリンモノマー濃度が0.1モル/
Q以下に低下したまま重合を行なう場合、本発明の繊維
径が0.8%以上のポリアニリンを得ることが困難とな
る。なお、本発明のポリアニリンをより一層確実に製造
するためには、前記重合極界面の7ニリンモノマ一濃度
を0.5モル/Ω以上とすることが好ましい。
重合極界面におけるアニリンモノマー濃度を0.1モル
/a以上に維持する方法としては1重合液を攪拌して重
合極付近のアニリン量の減少を補い、再び電解重合を行
なったり、適時重合液を交換したり1重合中又は重合を
一時停止した際にアニリンを補給したり、あるいはこれ
らを互に組合せて行なう方法が採用し得、このように重
合極界面に十分なアニリンモノマーを供給することによ
り、繊維(フィブリル)が径方向に十分成長して、繊維
の平均直径が0.8/a1以上のポリアニリンを確実に
得ることができる。
なお、このアニリンを含む重合液中のホウフッ化水素酸
の濃度は、0.5〜10モル/Q、特に1.5〜3モル
/Qとすることが好ましい。
上記重合液を用いてポリアニリンを電解酸化重合する場
合1重合液の液温を15℃以下、より好ましくは10℃
〜−5℃とし、また電流密度を50mA/aJ以下、よ
り好ましくは30mA/a#以下とすることにより、平
均繊維径0.8−以上のポリアニリンを確実に得ること
ができる。
また1本発明の平均繊維径0.8.以上のポリアニリン
は、その重合極を長尺シート状に形成し。
この重合極を連続的又は間欠的に電解槽内に走行させる
ことによりポリアニリンを連続的に製造することができ
る。この場合1重合極のポリアニリンが析出形成する側
の表面に近接させて重合液又はアニリン濃度がより高濃
度のアニリン補給液を供給するためのノズルを設置して
アニリンを補給したり、重合液を攪拌したり、あるいは
アニリンの補給と重合液の攪拌を併用したりしながら電
解重合を行なうことが有効である。
本発明のポリアニリンは電池、光電池等の電極材料、即
ち正極や負極の活物質として使用し、二次電池等を構成
することができるが、この場合二次電池等の他の構成材
料としては公知の材料が使用される。
即ち、上記ポリアニリンを二次電池の正極に用いた場合
、負極としては種々の有機導電性高分子物質やグラファ
イト質などが使用され、更に1〜2価のカチオンとなり
得る金属であって、具体的にはリチウム、ナトリウム、
カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、亜鉛
等及びそれらを含む合金なども好適に使用し得る。
これらの中では、高い電池電圧が得られること、サイク
ル性能が良−一こと、自己放電しにくいこと等の点から
リチウム及びリチウム合金が負極活物質として好適に用
いられ、上記ポリアニリンを正極活物質として組合せる
ことにより、電池電圧が高く、容量密度、サイクル寿命
、自己放電等の電池性能に優れた非水リチウム二次電池
を構成することができる。なお、リチウム合金としては
、LL−11,Li−A11−In、 Li−An−B
i等が好適に用いられるが、この他にもリチウムと合金
形成できる金属との合金であれば特に制限はなく、AQ
、 Mg+In、 Pb、 Sn、 Bi、 Sb、 
Ta、 Zn、 Cd等の1種以上との合金が用いられ
る。
また、負極活物質として上記ポリアニリンを用いた場合
には、有機導電性物質、グラファイト質を正極活物質と
して使用することができ、更に正極活物質トシテ、例え
ばTiO2,Cr、○1.v20S I V$ 013
 TMnO21Cu Oe Mo○、、Cu、V、O□
。等の金属酸化物、 TiS2゜F e S t Cu
COS 4 + Mo S 3等の金属硫化物、NbS
e3.VSe2等の金属セレン化物などを使用すること
もできる。
更に、電池を構成する電解質は、アニオンとカチオンと
の組合せよりなる化合物であって、アニオンの例として
はP F 6−r S b F a−+ As F @
−+ S bC12s−の如きVA族元素のハロゲン化
物アニオン、B F、−。
AQCn4−の如きnlA族元素のハロゲン化物アニオ
ン、ド(Ia−)*Br−*Cn−の如きハロゲンアニ
オン、cno、−の如き過塩素酸アニオン、HF2−、
CF、50.−.5CN−。
5oH−、Hso4−等を挙げることができるが、必ず
しもこれらのアニオンに限定されるものではない。
また、カチオンとしては、LL”、Na◆、に+の如き
アルカリ金属イオン、Mg”、Ca“、Ba”十の如き
アルカリ土類金属イオンのほか、AQ’十なども挙げら
れ、更にR4N”(Rは水素又は炭化水素残基を示す)
の如き第4級アンモニウムイオン等を挙げることができ
るが、必ずしもこれらのカチオンに限定されるものでは
ない。
このようなアニオン、カチオンをもつ電解質の具体例と
しては、LI P F @ # Lx S b Fm 
g LxAs Fm @ LiCQO45LiI 、L
iBr、LiCQ、NaP F、、Na5bF、、Na
AsF、、NaCQO4゜NaI、KPF、、KSbF
、、KAsF、、KCAO4,LiBF、、LiAQC
Q4゜LiHF、、Li5CN、KSCN、LiS○a
cFa+(n  C4H?)4NASFG。
<n −C4H7)4NP Fm t (n −C4H
7)4 NCQO4,(n−C4H,)4NB F4゜
(C,H,)4NCQO4,(n −C4H,)4N 
I等が挙げられる。これらのうちでは、特にLiC00
4g Lx B F 4が好適であるが、本発明はこれ
らの化合物に制限されない。
なお、これらの電解質は通常溶媒により溶解された状態
で使用され、この場合溶媒は非水溶媒であることが好ま
しく、また比較的極性の大きい溶媒が好適に用いられる
。具体的には、プロピレンカーボネート、エチレンカー
ボネート、ベンゾニトリル、アセトニトリル、テトラヒ
ドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、γ−ブチ
ロラクトン、トリエチルフォスフェート、トリエチルフ
ォスファイト、硫酸ジメチル、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ジメチルスルフオキシド、ジオ
キサン、ジメトキシエタン、ポリエチレングリコール、
スルフオラン、ジクロロエタン、クロルベンゼン、ニト
ロベンゼンなどの1種又は2種以上の混合物を挙げるこ
とができる。
なおまた、二次電池を構成する電解質としては、上記電
解質を例えばポリエチレンオキサイド、ポリプロピレン
オキサイド、ポリエチレンオキサイドのイソシアネート
架橋体、エチレンオキサイドオリゴマーを側鎖に持つホ
スファゼンポリマー等の重合体に含浸させた有機固体電
解質、 Li、N、LiBCQ4等の無機イオン導電体
、Li4Si○、−Li、BO3等のリチウムガラスな
どの無機固体電解質を用いることもできる。
二次電池は、通常正負極間に電解液を介在させることに
より構成されるが、この場合必要によれば正負極間にポ
リエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂製の多孔質
膜や天然繊維等を隔膜(セパレーター)として使用する
ことができる。
見匪夏夏来 本発明の繊維の平均直径が0.8μs以上の繊維状構造
を有するポリアニリンは、電池、光電池、エレクトロク
ロミックディスプレー、各種修飾電極等の種々の電子材
料として有用であり、特に電池、光電池等の電極材料と
して好適に用いられ、体積当りの放電容量を増大させる
ことができるものである。
以下、実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、本
発明は下記の実施例に制限されるものではない。
〔実施例1〕 陽極に#300のステンレススチール製の金網(60I
X73)、陰極に#30のステンレススチール製の金網
(6a+1 X 7 a!1)をそれぞれ使用し、両極
共に水平方向に沿ってかつ陽極を陰極と所定間隔離間さ
せてその下方に配設し、また陽極の両端縁部にそれぞれ
一端部側が当接もしくは近接すると共に、他端部側が陰
極に向けて延出するようほぼ垂直にアクリル樹脂製のシ
ールド壁体を配設した電解槽を使用し1重合液として1
モル/Qのアニリン、2モル/QのHBF4を含む水溶
液を用い、液温10℃、陽極電流密度8 m A / 
cJの定電流にて2時間電解酸化重合を行ない1次いで
この時点で重合液を電解槽から排出して新しい重合液と
交換し、再び上記と同様の電解酸化を行なった。更に、
上記重合操作を2回繰り返して行なった。
このように重合極(陽極)界面のアニリン濃度の低下を
防止し、重合極界面に十分のアニリンを保持してポリア
ニリンの電解酸化重合を行ない、陽極表面に厚さ約21
111のシート状ポリアニリンを得た。
得られたポリアニリンは蒸留水で十分洗浄し。
次いでエタノールで洗浄した後、真空乾燥器で十分な乾
燥を行なった。
上記乾燥ポリアニリンを電子顕微鏡を用いて拡大写真を
撮像したところ、参考図1に示すポリアニリンが観察さ
れ、繊維の平均直径が約1.5戸の繊維状構造を有する
ポリアニリンが得られることが確認された。
また、上記乾燥ポリアニリンの嵩密度を測定したところ
約0.47 g/cxiであった。
次に、上記ポリアニリンを正極とし、負極に金属リチウ
ムを使用し、また十分に脱水処理をして水分含有量を8
ppm以下としたプロピレンカーボネートとジメトキシ
エタンの1:1混合溶媒中に3モル/QのL i B 
F、を溶解した非水電解液を用いて、外部から2.8v
の一定電圧を印加し、電気化学的に脱水処理を行なって
、ポリアニリン中の水分を更に除去した。
この水分を除去したポリアニリンを正極に(ポリアニリ
ン量150■)、Li−AQ金合金負極に用い、上記ポ
リアニリンの脱水処理の際に用いたものと同様の非水電
解液を用いて二次電池を構成した。なお、L i −A
 Q合金は、二次電池の非水電解液と同様の組成の電解
液中で厚さ2007J。
直径15Iの円板上のアルミニウム板を作用極とし、L
i金属を対極として120クーロンの電荷量に相当する
通電をすることによって作用極に得られたLi−AQ金
合金使用した。
上記二次電池を用いて上限電圧3.3V、下限電圧2.
OV(7)範囲1’ 0 、28 m A / cj 
(7) ’Ra 密gで充放電を行なったところ、放電
容量は12゜3mAhであった。これをポリアニリンの
体積当りの放電容量に換算すると34.7Ah/Qであ
った。
〔実施例2〕 重合液の液温を5.0’C,1回の重合時間を40分と
した以外は実施例1と同様の重合操作を行ない、厚さ約
11のシート状ポリアニリンを得た。
得られたポリアニリンを実施例1と同様にして乾燥した
後、この乾燥ポリアニリンを電子顕微璋を用いて拡大写
真を撮像したところ、参考図2に示すポリアニリンが観
察され、繊維の平均直径が約Q、84の繊維状構造を有
するポリアニリンが得られることが確認された。
また、上記乾燥ポリアニリンの嵩密度を測定したところ
約0.3g/ai?であった。
次に、このポリアニリン中の水分を実施例1と同様にし
て更に除去した後、実施例1と同様の二次電池を作成し
く但し、正極のポリアニリン使用景50■)、放電容量
を測定した結果は4 、5 m A hであり、これを
体積当りの放電容量に換算すると25.5Ah/Qであ
った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維の平均直径が0.8μm以上の繊維状構造を有
    することを特徴とするポリアニリン。 2、嵩密度が0.3〜0.9g/cm^3である特許請
    求の範囲第1項記載のポリアニリン。
JP62127363A 1986-07-30 1987-05-25 ポリアニリン Pending JPS63152867A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17960186 1986-07-30
JP61-179601 1986-07-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63152867A true JPS63152867A (ja) 1988-06-25

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ID=16068594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62127363A Pending JPS63152867A (ja) 1986-07-30 1987-05-25 ポリアニリン

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JP (1) JPS63152867A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000239361A (ja) * 1998-07-06 2000-09-05 Showa Denko Kk 導電性重合体、固体電解コンデンサ及びそれらの製造方法
US6919142B2 (en) 2001-12-13 2005-07-19 Rovcal, Inc. Conducting polymer additives for alkaline electrochemical cell having zinc anode
JP2009239296A (ja) * 1998-07-06 2009-10-15 Showa Denko Kk 固体電解コンデンサ及びそれらの製造方法
WO2022118785A1 (ja) * 2020-12-01 2022-06-09 日本ケミコン株式会社 電解コンデンサおよび電解コンデンサの製造方法

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