JPS63152739A - カ−トリツジタイプの倒立型緩衝器 - Google Patents
カ−トリツジタイプの倒立型緩衝器Info
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- JPS63152739A JPS63152739A JP29913186A JP29913186A JPS63152739A JP S63152739 A JPS63152739 A JP S63152739A JP 29913186 A JP29913186 A JP 29913186A JP 29913186 A JP29913186 A JP 29913186A JP S63152739 A JPS63152739 A JP S63152739A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/10—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
- F16F9/14—Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect
- F16F9/16—Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only straight-line movement of the effective parts
- F16F9/18—Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only straight-line movement of the effective parts with a closed cylinder and a piston separating two or more working spaces therein
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はアクタ−チューブ内に下方からインナーチュー
ブを挿入した倒立型の緩衝器のうち、特にチューブ内に
シリンダとピストンロッドとを予め組付けたユニットを
装着するようにしたカートリッジタイプの緩衝器に関す
る。
ブを挿入した倒立型の緩衝器のうち、特にチューブ内に
シリンダとピストンロッドとを予め組付けたユニットを
装着するようにしたカートリッジタイプの緩衝器に関す
る。
(従来の技術)
自動二輪車のフロントフォーク或いはりャクッションと
して用いる油圧緩衝器には正立型と倒立型とがある。
して用いる油圧緩衝器には正立型と倒立型とがある。
王立型の11衝器はボトムケース(アウターチューブ)
内に上方からフォークバイブ(インナーチューブ)を摺
動自在に挿入したものであり、倒立型の緩衝器はアウタ
ーチューブ内に下方からインナーチューブを摺動自在に
挿入したものである。
内に上方からフォークバイブ(インナーチューブ)を摺
動自在に挿入したものであり、倒立型の緩衝器はアウタ
ーチューブ内に下方からインナーチューブを摺動自在に
挿入したものである。
そして、倒立型緩衝器の具体的な構造としてUSP4,
561,669号に開示されるものが知られている。こ
のM衡量は第3図に示すように、アウターチューブ(1
00)内に下方からインナーチューブ(101)を摺動
自在に挿入し、アクタ−チューブ(100)の上端部は
ボルト(102)で閉塞し、インナーチューブ(101
)下端部はロアブラケット(103)で閉塞し、このロ
アブラケット(103)にはシリンダ(104)の下端
部を固着し、このシリンダ(104)内にはボルト(1
02)に上端部を固着したピストンロッド(105)を
挿入し、このピストンロッド(105)の下端にシリン
ダ(104)内周面に摺接するピストン(106)を固
着し、このピストン(106)によって上部油室(10
7)及び下部油室(108)に区画し、ピストン(10
6)にはこれら油室(107) 、 (toa)を連通
ずる油路(110)を形成している。
561,669号に開示されるものが知られている。こ
のM衡量は第3図に示すように、アウターチューブ(1
00)内に下方からインナーチューブ(101)を摺動
自在に挿入し、アクタ−チューブ(100)の上端部は
ボルト(102)で閉塞し、インナーチューブ(101
)下端部はロアブラケット(103)で閉塞し、このロ
アブラケット(103)にはシリンダ(104)の下端
部を固着し、このシリンダ(104)内にはボルト(1
02)に上端部を固着したピストンロッド(105)を
挿入し、このピストンロッド(105)の下端にシリン
ダ(104)内周面に摺接するピストン(106)を固
着し、このピストン(106)によって上部油室(10
7)及び下部油室(108)に区画し、ピストン(10
6)にはこれら油室(107) 、 (toa)を連通
ずる油路(110)を形成している。
そしてこの緩衝器にあっては、予めシリンダ(104)
とピストンロッド(105) とを組付けてユニ
ット化しておき、緩衝器の組立ての際にこのユニットを
アクタ−チューブ(100) とインナーチューブ(
101)との間に懸架スプリング(111)とともに入
れ、ボルト(102)を介してピストンロッド(105
)をアクタ−チューブ(100)側に、ロアブラケット
(103)を介してシリンダ(104)をインナーチュ
ーブ(101)側にそれぞれ取付けることで、簡単に緩
衝器の組立てが行えるようにしている。
とピストンロッド(105) とを組付けてユニ
ット化しておき、緩衝器の組立ての際にこのユニットを
アクタ−チューブ(100) とインナーチューブ(
101)との間に懸架スプリング(111)とともに入
れ、ボルト(102)を介してピストンロッド(105
)をアクタ−チューブ(100)側に、ロアブラケット
(103)を介してシリンダ(104)をインナーチュ
ーブ(101)側にそれぞれ取付けることで、簡単に緩
衝器の組立てが行えるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点)
上述した緩衝器にあっては、圧縮時及び伸長時のいずれ
の場合も油路(109) 、 (110)を介して油室
(107) 、 (108)の間で作動油が流動する。
の場合も油路(109) 、 (110)を介して油室
(107) 、 (108)の間で作動油が流動する。
そして、圧縮時及び伸長時のいずれも油室(107)
、 (108)間での作動油の流入及び流出のみが生じ
るようにしているため、圧縮時と伸長時とでは作動油の
流れが逆になり、頻繁に圧縮と伸長が繰り返されると乱
流が生じ、ピストンの部分においてキャビテーションが
発生し安定した減衰力が得にくくなる。
、 (108)間での作動油の流入及び流出のみが生じ
るようにしているため、圧縮時と伸長時とでは作動油の
流れが逆になり、頻繁に圧縮と伸長が繰り返されると乱
流が生じ、ピストンの部分においてキャビテーションが
発生し安定した減衰力が得にくくなる。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決すべく本発明は、倒立型で且つカート
リッジタイプの11街器のピストンロッドを中空とし、
この中空ピストンロッド内をピストンによって区画され
るシリンダ内の第1の油室とシリンダ外に形成される第
3の油室とをつなぐ主流路とし、この主流路内に伸長時
に開となるチェックバルブを設け、また前記シリンダ内
にバルブ装置を設けて第1の油室とつながる第4の油室
を形成し、このバルブ装置に設けた主流路に圧縮時に開
となるチェックバルブを設けた。
リッジタイプの11街器のピストンロッドを中空とし、
この中空ピストンロッド内をピストンによって区画され
るシリンダ内の第1の油室とシリンダ外に形成される第
3の油室とをつなぐ主流路とし、この主流路内に伸長時
に開となるチェックバルブを設け、また前記シリンダ内
にバルブ装置を設けて第1の油室とつながる第4の油室
を形成し、このバルブ装置に設けた主流路に圧縮時に開
となるチェックバルブを設けた。
(作用)
圧縮行程時にはシリンダ内の第1の油室の作動油はバル
ブ装置に設けた主流路を通って第4の油室に至り、この
第4の油室からシリンダ外側の第3の油室に流入し、ま
た伸び行程時には第3の油室内の作動油がピストンロッ
ド内の主流路を通って第1の油室内に流入する。
ブ装置に設けた主流路を通って第4の油室に至り、この
第4の油室からシリンダ外側の第3の油室に流入し、ま
た伸び行程時には第3の油室内の作動油がピストンロッ
ド内の主流路を通って第1の油室内に流入する。
(実施例)
以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図及び第2図は本発明に係る倒立型緩衝器の縦断面
図であり、このうち第1図は緩衝器の圧縮行程を示し、
第2図は最圧縮状態から伸び行程へ穆った状態を示す。
図であり、このうち第1図は緩衝器の圧縮行程を示し、
第2図は最圧縮状態から伸び行程へ穆った状態を示す。
緩衝器は自動二輪車のフロントクッションとして用いる
ものを示しており、この緩衝器はアウターチューブ(1
)内に下方からインナーチューブ(2)を摺動自在に挿
入してなり、アクタ−チューブ(1)の上端はボルト(
3)にて閉塞され、インナーチューブ(2)の下端はロ
アブラケット(4)にて閉塞されている。
ものを示しており、この緩衝器はアウターチューブ(1
)内に下方からインナーチューブ(2)を摺動自在に挿
入してなり、アクタ−チューブ(1)の上端はボルト(
3)にて閉塞され、インナーチューブ(2)の下端はロ
アブラケット(4)にて閉塞されている。
そしてボルト(3)の下面にはシリンダ(5)の上端部
が螺着し、このシリンダ(5)の下端にはブロック(6
)が螺着し、このブロック(6)の下端にはオイルロッ
クカラー(7)が螺着している。またロアブラケット(
4)の上面に形成された突部(8)にはオイルロックピ
ース(9)が被冠し、このオイルロックピース(9)及
び突部(8)に形成したネジ孔(9a) 、 (8a)
には前記シリンダ(5)内に臨む中空ピストンロッド(
lO)の下端部が螺着している。而して中空ピストンロ
ッド(10)及びオイルロックピース(9) はロアブ
ラケット(4)を介してインナーチューブ(2)側に固
定される。
が螺着し、このシリンダ(5)の下端にはブロック(6
)が螺着し、このブロック(6)の下端にはオイルロッ
クカラー(7)が螺着している。またロアブラケット(
4)の上面に形成された突部(8)にはオイルロックピ
ース(9)が被冠し、このオイルロックピース(9)及
び突部(8)に形成したネジ孔(9a) 、 (8a)
には前記シリンダ(5)内に臨む中空ピストンロッド(
lO)の下端部が螺着している。而して中空ピストンロ
ッド(10)及びオイルロックピース(9) はロアブ
ラケット(4)を介してインナーチューブ(2)側に固
定される。
また、インナーチューブ(2)の下部内周にはカラー(
11)を嵌着し、このカラー(11)上端に載置したス
プリングシート(12)を前記ボルト(3)下面との間
に懸架スプリング(13)を介設している。
11)を嵌着し、このカラー(11)上端に載置したス
プリングシート(12)を前記ボルト(3)下面との間
に懸架スプリング(13)を介設している。
一方、前記中空ピストンロッド(10)の上端部にはシ
リンダ(5)内周面に摺接するピストン(14)が固着
されている。このピストン(14)はシリンダ(5)内
を第1の油室(Sl)及び第2の油室(S2)に区画す
るとともに、その具体的な構造は、ピストンロッド(1
0)’の上端部に同軸的に筒体(15)を固着し、この
筒体(15)の外側に弁体(16)を取付け、筒体(1
5)内を前記中空ピストンロッド(lO)内に形成され
る主流路(17)とつながる流路(15a)とし、この
流路(15a)にスプリングにて閉方向に付勢されたチ
ェックバルブ(18)を設け、弁体(16)には油路(
19) 、 (20)を形成し、油路(19)の上端開
口にチェックバルブ(21)を、油路(20)の下端開
口にチェックバルブ(22)を設けている。
リンダ(5)内周面に摺接するピストン(14)が固着
されている。このピストン(14)はシリンダ(5)内
を第1の油室(Sl)及び第2の油室(S2)に区画す
るとともに、その具体的な構造は、ピストンロッド(1
0)’の上端部に同軸的に筒体(15)を固着し、この
筒体(15)の外側に弁体(16)を取付け、筒体(1
5)内を前記中空ピストンロッド(lO)内に形成され
る主流路(17)とつながる流路(15a)とし、この
流路(15a)にスプリングにて閉方向に付勢されたチ
ェックバルブ(18)を設け、弁体(16)には油路(
19) 、 (20)を形成し、油路(19)の上端開
口にチェックバルブ(21)を、油路(20)の下端開
口にチェックバルブ(22)を設けている。
また筒体(15)のフランジ部とシリンダ(5)内に固
着したスプリングシート(23)との間には伸び切りの
際の衝撃を緩和するリバウンドスプリング(24)を介
設し、前記ブロック(6) には第2の油室(S2)と
シリンダ(5)外側で且つインナーチューブ(2)内側
の第3の油室(S、)とをつなぐ油路(25)を形成し
、この油路(25)の上端開口をチェックバルブ(26
)にて閉塞するようにしている。また、前記オイルロッ
クピース(9)にはオイルロックカラー(7)とオイル
ロックピース(9)間に形成される室(S、)と前記第
3の油室(Ss)とをつなぐ油路(27)が形成され、
この油路(27)の上端開口部にフリーバルブ(負圧防
止用) (28)を設けている。またオイルロックピー
ス(9)が被冠する突部(8)には第3の油室(S、)
と中空ピストンロッド(10)内の主流路(17)とを
つなぐ油路(29)が形成され、この油路(29)内に
伸側減衰力調整用のニードルバルブ(30)を配設して
いる。
着したスプリングシート(23)との間には伸び切りの
際の衝撃を緩和するリバウンドスプリング(24)を介
設し、前記ブロック(6) には第2の油室(S2)と
シリンダ(5)外側で且つインナーチューブ(2)内側
の第3の油室(S、)とをつなぐ油路(25)を形成し
、この油路(25)の上端開口をチェックバルブ(26
)にて閉塞するようにしている。また、前記オイルロッ
クピース(9)にはオイルロックカラー(7)とオイル
ロックピース(9)間に形成される室(S、)と前記第
3の油室(Ss)とをつなぐ油路(27)が形成され、
この油路(27)の上端開口部にフリーバルブ(負圧防
止用) (28)を設けている。またオイルロックピー
ス(9)が被冠する突部(8)には第3の油室(S、)
と中空ピストンロッド(10)内の主流路(17)とを
つなぐ油路(29)が形成され、この油路(29)内に
伸側減衰力調整用のニードルバルブ(30)を配設して
いる。
更に前記シリンダ(5)内に上部にはバルブ装置(31
)が固設され、このバルブ装置(31)により第1の油
室(Sl)の上部に第4の油室(S4)を画成している
。この第4の油室(S4)は前記ボルト(3)に形成し
た油路(32)を介して第3の油室(S、)の上方の気
体部に連通している;またバルブ装置(31)は筒体(
33)とこの筒体(33)の外側に固着される弁体(3
4)とからなり、筒体(33)の上部には同じく筒状の
バルブシート(35)が嵌着され、このバルブシート(
35)下方にスプリングの弾発力によって筒体(33)
内の主流路(36)を閉塞するチェックバルブ(37)
が配設され、弁体(34)には油路(38)を形成し、
この油路(38)の上部開口をチェックバルブ(39)
にて閉塞し、下部開口をオリフィス孔を形成したリーフ
バルブ(40)にて閉塞し、更に前記バルブシート(3
5)に穿設した流路には圧側減衰力調整用のニードルバ
ルブ(41)を臨ませている。
)が固設され、このバルブ装置(31)により第1の油
室(Sl)の上部に第4の油室(S4)を画成している
。この第4の油室(S4)は前記ボルト(3)に形成し
た油路(32)を介して第3の油室(S、)の上方の気
体部に連通している;またバルブ装置(31)は筒体(
33)とこの筒体(33)の外側に固着される弁体(3
4)とからなり、筒体(33)の上部には同じく筒状の
バルブシート(35)が嵌着され、このバルブシート(
35)下方にスプリングの弾発力によって筒体(33)
内の主流路(36)を閉塞するチェックバルブ(37)
が配設され、弁体(34)には油路(38)を形成し、
この油路(38)の上部開口をチェックバルブ(39)
にて閉塞し、下部開口をオリフィス孔を形成したリーフ
バルブ(40)にて閉塞し、更に前記バルブシート(3
5)に穿設した流路には圧側減衰力調整用のニードルバ
ルブ(41)を臨ませている。
ところで図示した緩衝器は所謂カートリッジタイプとな
っている。つまり予めシリンダ(5)にバルブ装置(3
1)、ブロック(6)及びオイルロックカラー(7)を
螺着し、更にシリンダ(5)にピストン(14)を固着
した中空ピストンロッド(10)を挿入し、このピスト
ンロッド(lO)にオイルロックピース(9)を螺着し
たものを1つのユニット(カートリッジ)として用意し
ておき、緩衝器の組立ての際には、当該ユニットをアウ
ターチューブ(1)とインナーチューブ(2)側にボル
ト(3)及びロアブラケット(4)を介してに固着する
ようにし、組立ての簡略化を図っている。
っている。つまり予めシリンダ(5)にバルブ装置(3
1)、ブロック(6)及びオイルロックカラー(7)を
螺着し、更にシリンダ(5)にピストン(14)を固着
した中空ピストンロッド(10)を挿入し、このピスト
ンロッド(lO)にオイルロックピース(9)を螺着し
たものを1つのユニット(カートリッジ)として用意し
ておき、緩衝器の組立ての際には、当該ユニットをアウ
ターチューブ(1)とインナーチューブ(2)側にボル
ト(3)及びロアブラケット(4)を介してに固着する
ようにし、組立ての簡略化を図っている。
以上の如き構成からなる倒立型緩衝器の作用を以下に説
明する。
明する。
先ず圧縮行程にあってはアウターチューブ(1)と一体
的にシリンダ(5)がインナーチューブ(2)及びピス
トン(14)に対して下動するため、第1の油室(S、
)の容積は縮小して圧力が高まり、第2の油室(S2)
の容積は拡大して圧力が低くなる。
的にシリンダ(5)がインナーチューブ(2)及びピス
トン(14)に対して下動するため、第1の油室(S、
)の容積は縮小して圧力が高まり、第2の油室(S2)
の容積は拡大して圧力が低くなる。
その結果、第1図に示すように第1の油室(Sl)内の
作動油は以下の経路を通って他の油室に流入する。即ち
、第1の経路としてはチェックバルブ(37)をスプリ
ングに抗して主流路(36)を開とし、この主流路(3
6)を通って第4の油室(S4)へ至り、この第4の油
室(S4)から油路(32)を通って第3の油室(Ss
)へ上方から流入し、第2の経路としてはバルブ装置(
31)のリーフバルブ(40)のオリフィス孔を通りチ
ェックバルブ(39)を押し上げて第4の油室(S4)
に入り、この油室(Ss)から前記と同様に第3の油室
(S3)に流入し、更に第3の経路としてはピストン(
14)の流路(20)からチェックバルブ(22)を押
し下げ油室(S、)内に流入する。また圧縮行程時には
第2の油室(S、)内の圧力が低下するため、チェック
バルブ(26)が持ち上げられ、第3の油室(S、)内
の作動油が第2の油室(S、)内に流入する。
作動油は以下の経路を通って他の油室に流入する。即ち
、第1の経路としてはチェックバルブ(37)をスプリ
ングに抗して主流路(36)を開とし、この主流路(3
6)を通って第4の油室(S4)へ至り、この第4の油
室(S4)から油路(32)を通って第3の油室(Ss
)へ上方から流入し、第2の経路としてはバルブ装置(
31)のリーフバルブ(40)のオリフィス孔を通りチ
ェックバルブ(39)を押し上げて第4の油室(S4)
に入り、この油室(Ss)から前記と同様に第3の油室
(S3)に流入し、更に第3の経路としてはピストン(
14)の流路(20)からチェックバルブ(22)を押
し下げ油室(S、)内に流入する。また圧縮行程時には
第2の油室(S、)内の圧力が低下するため、チェック
バルブ(26)が持ち上げられ、第3の油室(S、)内
の作動油が第2の油室(S、)内に流入する。
そして、以上の圧縮行程において緩衝器の最圧縮位置に
近づくと、オイルロックカラー(7)がオイルロックピ
ース(9)の外周に密に嵌合し、第2図に示すように室
(S4)内に作動油を封じ込めオイルロックをきかせる
。
近づくと、オイルロックカラー(7)がオイルロックピ
ース(9)の外周に密に嵌合し、第2図に示すように室
(S4)内に作動油を封じ込めオイルロックをきかせる
。
次に伸び行程にあっては342図の状態からシリンダ(
5)がピストン(14)に対して上動するため、第1の
油室(S、)の容積は拡大して圧力が低くなり、第2の
油室(S2)の容積は縮小して圧力が高くなる。
5)がピストン(14)に対して上動するため、第1の
油室(S、)の容積は拡大して圧力が低くなり、第2の
油室(S2)の容積は縮小して圧力が高くなる。
その結果、第1の油室(Sl)内に以下の経路を通って
流入する。即ち、第1の経路としては第1の油室(SL
)内の圧力が低くなるためチェックバルブ(18)が持
ち上げられ、第3の油室(S3)内の作動油が油路(2
9)、中空ピストンロッド(lO)内及び主流路(17
)内を通って第1の油室(SL)内に流入し、第2の経
路としては第1の油室(51)内の圧力低下によってピ
ストン(14)のチェックバルブ(21)が持ち上げら
れ、油路(19)が開いて第2の油室(S2)内の作動
油が第1の油室(S、)内に流入する。
流入する。即ち、第1の経路としては第1の油室(SL
)内の圧力が低くなるためチェックバルブ(18)が持
ち上げられ、第3の油室(S3)内の作動油が油路(2
9)、中空ピストンロッド(lO)内及び主流路(17
)内を通って第1の油室(SL)内に流入し、第2の経
路としては第1の油室(51)内の圧力低下によってピ
ストン(14)のチェックバルブ(21)が持ち上げら
れ、油路(19)が開いて第2の油室(S2)内の作動
油が第1の油室(S、)内に流入する。
以上のように本発明に係る緩衝器にあフては圧縮行程に
おける作動油の流れは第1の油室(Sl)から上方の第
4の油室(S4)を通って第3の油室(S3)に流入す
るのが主流となり、伸長行程にあっては第1の油室(S
L)に下方の第2の油室(S2)及び油室(S、)から
作動油が流入し、圧縮行程及び伸長行程を繰り返しても
作動油の流れは、シリンダ(5)内を上方に移動してシ
リンダ(5)外側の第3の油室(S、)に流入し、この
第3の油室(S3)からシリンダ(5)内の油室(SL
) 、 (S2)に流入することとなり、常に一方向の
流°れとなる。
おける作動油の流れは第1の油室(Sl)から上方の第
4の油室(S4)を通って第3の油室(S3)に流入す
るのが主流となり、伸長行程にあっては第1の油室(S
L)に下方の第2の油室(S2)及び油室(S、)から
作動油が流入し、圧縮行程及び伸長行程を繰り返しても
作動油の流れは、シリンダ(5)内を上方に移動してシ
リンダ(5)外側の第3の油室(S、)に流入し、この
第3の油室(S3)からシリンダ(5)内の油室(SL
) 、 (S2)に流入することとなり、常に一方向の
流°れとなる。
(発明の効果)
以上に説明した如く本発明に係る緩衝器は、圧縮行程及
び伸長行程のいずれにおいても作動油の流れが一方向と
なるので、キャビテーションが発生しにくく安定した減
衰力を得ることができる。
び伸長行程のいずれにおいても作動油の流れが一方向と
なるので、キャビテーションが発生しにくく安定した減
衰力を得ることができる。
第1図は圧縮行程にある本発明の倒立型緩衝器の断面図
、第2図は伸び行程に6行した状態の本発明の倒立型緩
衝器の断面図、第3図は従来の倒立型&l衝街器、断面
図である。 尚、図面中(1)はアウターチューブ、(2)はインナ
ーチューブ、(5)はシリンダ、(7) はオイルロッ
クカラー、 (9)はオイルロックピース、 (10)
は中空ピストンロッド、(14)はピストン、(18)
。 (37)はチェックバルブ、(17) 、 (3B)は
作動油の主流路、(SL)は第1の油室、(S2)は第
2の油室、(S、)は第3の油室、(S4)は第4の油
室である。
、第2図は伸び行程に6行した状態の本発明の倒立型緩
衝器の断面図、第3図は従来の倒立型&l衝街器、断面
図である。 尚、図面中(1)はアウターチューブ、(2)はインナ
ーチューブ、(5)はシリンダ、(7) はオイルロッ
クカラー、 (9)はオイルロックピース、 (10)
は中空ピストンロッド、(14)はピストン、(18)
。 (37)はチェックバルブ、(17) 、 (3B)は
作動油の主流路、(SL)は第1の油室、(S2)は第
2の油室、(S、)は第3の油室、(S4)は第4の油
室である。
Claims (1)
- アウターチューブ内にインナーチューブを下方から摺動
自在に挿入するとともに、これらチューブ内にシリンダ
にピストンロッドを挿入したユニットを組付けてなるカ
ートリッジタイプの倒立型緩衝器において、前記ピスト
ンロッドに固着したピストンによってシリンダ内を第1
及び第2の油室に区画し、第1の油室とシリンダ外側に
形成される第3の油室とはピストンロッド内に形成され
る主流路を介して連通し、この主流路内には緩衝器の伸
び行程の際に開となるチェックバルブを設け、また前記
シリンダ内には第1の油室とつながる第4の油室を画成
するバルブ装置を設け、このバルブ装置に形成した主流
路には緩衝器の圧縮工程の際に開となるチェックバルブ
を設けたことを特徴とするカートリッジタイプの倒立型
緩衝器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29913186A JPS63152739A (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | カ−トリツジタイプの倒立型緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29913186A JPS63152739A (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | カ−トリツジタイプの倒立型緩衝器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63152739A true JPS63152739A (ja) | 1988-06-25 |
Family
ID=17868524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29913186A Pending JPS63152739A (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | カ−トリツジタイプの倒立型緩衝器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63152739A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0351542A (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-05 | Soqi Inc | 自動二輪車用テレスコピック型フロントフォークの油圧緩衝器 |
WO2020179095A1 (ja) * | 2019-03-04 | 2020-09-10 | 株式会社ショーワ | 油圧緩衝器 |
-
1986
- 1986-12-16 JP JP29913186A patent/JPS63152739A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0351542A (ja) * | 1989-07-17 | 1991-03-05 | Soqi Inc | 自動二輪車用テレスコピック型フロントフォークの油圧緩衝器 |
WO2020179095A1 (ja) * | 2019-03-04 | 2020-09-10 | 株式会社ショーワ | 油圧緩衝器 |
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