JPS63152334A - トラン型新規液晶化合物 - Google Patents

トラン型新規液晶化合物

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JPS63152334A
JPS63152334A JP7552587A JP7552587A JPS63152334A JP S63152334 A JPS63152334 A JP S63152334A JP 7552587 A JP7552587 A JP 7552587A JP 7552587 A JP7552587 A JP 7552587A JP S63152334 A JPS63152334 A JP S63152334A
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JP
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liquid crystal
formula
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tolan
compound
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JP7552587A
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Yasuyuki Goto
泰行 後藤
Tetsuya Ogawa
哲也 小川
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C13/00Cyclic hydrocarbons containing rings other than, or in addition to, six-membered aromatic rings
    • C07C13/28Polycyclic hydrocarbons or acyclic hydrocarbon derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C25/00Compounds containing at least one halogen atom bound to a six-membered aromatic ring
    • C07C25/18Polycyclic aromatic halogenated hydrocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/06Non-steroidal liquid crystal compounds
    • C09K19/08Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings
    • C09K19/30Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing saturated or unsaturated non-aromatic rings, e.g. cyclohexane rings
    • C09K19/3001Cyclohexane rings
    • C09K19/3059Cyclohexane rings in which at least two rings are linked by a carbon chain containing carbon to carbon triple bonds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な化合物であるトラン誘導体およびこの誘
導体を含有する液晶組成物に関する。
液晶を応用した表示素子は液晶物質の示す電気光学効果
を利用したものであり、その表示様式によってTN(ね
じれネマティック)型、DS(動的散乱)型、ゲスト・
ホスト型、DAP型など各枠の方式がある。これらの方
式により使用される液晶物質に要求される性質はそれぞ
れ異なるが、なるべく広い温度範囲で液晶相を示すこと
および水分、熱、光、空気等に対して安定であることは
共通して要求される。しかし現在のところ単一化合物で
そのような要求を全て満たす化合物はなく、数種の液晶
化合物を、または数種の液晶化合物に液晶類似化合物を
混合して得られる液晶組成物を使用しているのが実状で
ある。
液晶材料の成分として用いられるトラン誘導体の例とし
て、次の(1)〜(3)の一般式で表わされる化合物が
それぞれ(1)フランス特許出願公開第2.141,4
38号、(2)特開昭60−15242’i’号、およ
び(3)特開昭60−204731号に示されている。
R”8員+R4(1) (R3及びR4はそれぞれアルキル基またはアルコキシ
基を示す。) (べKxは−Q−−t たは−@r−+、R及ヒR’ハ
それぞれ重鎮のアルキル基を示す。) これらのトラン系化合物は、光の屈折率の異方性(以下
△nと略記する)が大きく、透明点が高いという特徴を
もった液晶材料である。
本発明の目的は前述した特徴にさらに低粘性および低温
における既存の液晶との良好なる相溶性とを併せもつ液
晶物質を提供し、液晶材料の選択の自由度を高めること
にある。
(発明の構成) 本発明は、一般式 (式中、R1は炭素数1〜10のアルキル基を、R2は
炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルキルオキシ基
を、Xは−CH2CH2−または単結合を、AはH原子
またはF原子をそれぞれ示し、Xが単結合である場合は
AはF原子であるを少くとも一つ含有することを特徴と
する′°液晶混合物である。
本発明の態様は次の一般式群により表わされる化合物で
ある。
R1+CH2CH2+C:C+R” (I a )(こ
れらの式においてR1およびR2はそれぞれ前記した意
味をもつ。) これらの化合物は、わずかに負の訪電異方性値をもつ液
晶性化合物である。
(T −’a )式により表わされる化合物の中では、
線式においてR1がエチル、プロピル、ブチル、または
ペンチルである物、および(1−a)5一 式におけるR2がメチル、エチル、プロピル、ブチル、
ペンチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ
、またはペンチルオキシである物が好ましい。
例えば、後記する実施例に示される4−(トランス−4
−プロピルシクロヘキシル−1−エチル)−4′−エチ
ルトランは△nが大きく、粘性が極めて小さく、かつ、
ネマチック領域の広い液晶化合物であり、諸物件をバラ
ンスよく備えたネマチック液晶材料である。
(t−b)式により表わされる化合物の中でij:、R
1カニチル、プロピル、ブチル、またはペンチルで R
2がエチル、プロピル、ブチルまたはペンチルである物
が好ましい。(t−a)または(r−b )によシ表わ
されるトラン誘導体は、3個の6員環を線状に結合した
骨格構造の中にエタン結合橋を導入していることに特徴
がある。エタン結合橋の導入により、比較的低い融点(
すなわち、中間相下限温度)と小さい粘度とが実現して
いると考えられる。
また、(■−b)式の化合物はフェニレン環の1つの側
位をF原子で置換したことによシ、(1−a)式の化合
物に比べてさほど粘度を増加させること力く、スメクチ
ック相領域の減少および広いネマチック相領域を実現し
ている。
この化合物も(1−a)式の化合物と同様に大きな△n
と低粘性をもったネマチック液晶である。
(1−c )式の化合物の中ではR1またはR2がエチ
ル、プロピル、ブチル、またはペンチルである物が好ま
しい。R1およびR2の双方が長鎖のアルキルである物
には粘度の高い物があシ、これらは実用上あまり好まし
くない。(r −c )式の化合物はフェニレン環の側
位をF置換することによシ融点および透明点を低下させ
ている。
さらに、(i−b)式または(I−c)式により表わさ
れる化合物はフェニレン環の1つの側位をF原子で置換
したことにより、低温における他の液晶化合物との相溶
性が改善されている。
本発明の化合物は例えば、次の製造方法に従つて製造す
ることができる。以下の式においてR1、R2、Xおよ
びAはそれぞれ前記の意味をもつ。
先ず、式(1)で表わされる置換ベンゼンに二硫化炭素
中で4−置換フェニル酢酸クロリドと無水塩化アルミニ
ウムを反応させて式(1)のケトン誘導体を得る。この
式(1)のケトン誘導体にエーテルあるいはテトラヒド
ロンラン等の無水の溶媒中で水素化リチウムアルミニウ
ム等の還元剤を反応させて式(IT)の化合物を得る。
続いてこのアルコール誘導体を不活性有機溶媒中で後述
の触媒の存在下に常圧で還流温度にて脱水反応を行い、
(V)のエチレン誘導体を得る。
不活性有機溶媒としてはベンゼン、トルエン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、塩化メチレン等が適しておシ、触媒
としては塩化アルミニウム、四塩化スズ、四塩化チタン
などのルイス酸や硫酸、リン酸などの鉱酸やトルエンス
ルホン酸などを使用できる。
続いて(V)のエチレン誘導体に塩化メチレン、塩化エ
チレン、四塩化炭素等の溶媒中で臭素を付加させ式(W
)の化合物を得る。式(Vl)の化合物にテトラヒドロ
フラン溶媒中にてカリウムt−ブトキシドを反応させ、
続いて抽出、洗浄、再結晶等の一連の精製操作を行う事
により目的の式(1)の化合物を製造する。これらの各
ステップの反応は既知であるが、全合成法としては新規
な合成方法である。
出発原料としだ式(II)の置換ベンゼンは、容易に入
手できる原料に周知の反応を適用することにより得られ
る。すなわち、(I)式でXがエチレン基である置換ベ
ンゼンは、トランス−4−アルキルシクロヘキシル酢酸
クロリドとベンゼンとのフリーデル−クラフッ反応、も
しくは、トランス−4−アルキルシクロヘキシル酢酸ク
ロリドとビス(3−y’7;tロフェニル)カドミウム
とのカップリングにより、得られるケトン誘導体を還元
することによって得られ、また(1)式でXが単結合で
ある置換ベンゼンは3−フルオロフェニルマグネシウム
プロミドと4−アルキルシクロへキサノンとのグリニヤ
ール反応によシ得られる置換シクロヘキサノールから脱
水反応と水添反応を経て得ることができる。
本発明の液晶混合物の成分として(1)式で表わされる
化合物と混合して用いられる好ましい液晶化合物の代表
例としては、例えば4−置換安息香酸4′−置換フェニ
ルエステル、番−置換シクロヘキサンカルボン酸4’−
を換フェニルエステル、4−置換シクロヘキサンカルボ
ン酸4′−置換ビフェニリルエステル、4−(4−置換
シクロヘキサンカルボニルオキシ)安息香酸4′−置換
フェニルエステル、4−(4−置換シクロヘキ”ル) 
安息香酸4’−置換フェニルエステル、4−(4−置換
シクロヘキシル)安息香酸4′−置換シクロヘキシルエ
ステル、4+4’−41換ビフエニル、4.4’−置換
フェニルシクロヘキサン、414’−を換ターフェニル
、 414′−を換ビフェニリルシクロヘキサン、2−
(4’−置換フェニル)5−置換ビリミジンなどを挙げ
ることができる。
また、前記した化合物のフェニレン環の側位のHをハロ
ゲンもしくは−C’Nで置換した化合物も同様に用いる
ことができる。
(実施例) 以下実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本
発明はこれらの例に限定されるものではない。
また各例中において、記号は次の通りとする。
C−S点:結晶−スメクチック相転移点C−N点:結晶
−ネマチック相転移点 S−N点:スメクチック−ネマチック相転移点N−I点
:ネマチック−等方性液体相転移点実施例1 4−()ランス−4−プロピルシクロへキシル−1−エ
チル)−4/−エチルトラン二硫化炭素160cc中に
無水塩化アルミニウム2 ’7.’7 t (0,21
モル)を加え冷却下に4−エチルフェニル酢酸クロリド
31.7 y (0,174モル)を加え、続いてトラ
ンス−4−プロピルシクロヘキシルエチルベンゼン40
 f (0,1’i’4モル)を約1時間で加えた。次
いで反応混合物を室温にて10時間攪拌し、二硫化炭素
を留去し、残渣を希塩酸水溶液中に加え、1時間攪拌し
て分解した。生成した粗結晶をトルエン100CCにて
抽出し、水洗、乾燥した後トルエンを留去し、残った固
型物を酢酸エチルエステルから再結晶精製し、下記化合
物35.3 f得た。
C3H7+CH2Ch2+ヒCH2−C:)−C2H’
融点:101.8℃ この化合物を無水テトラヒドロフラン50ccに溶解し
、水素化リチウムアルミニウム2.7t(0,07モル
)と無水テトラヒドロンラン100CCの混合溶液中に
滴下した。さらに0℃で1時間攪拌後、反応物に20 
wt%硫酸50ccを加え無機物を溶解させ、分離した
油状物をトルエン100CCKて抽出した。分離したト
ルエン溶液を10%炭酸水素ナトリウム水溶液にて洗浄
後、中性になる1で水で洗浄した。このトルエン溶液を
無水硫酸す) IJウムで乾燥後p−)ルエンスルホン
酸1.8Fを加え加熱還流させ、生成する水を系外に除
去した。反応終了後室温にまで放冷し、トルエン溶液を
中性になるまで水で洗浄した。このトルエン溶液を無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、トルエンを留去し残った固型
物を酢酸エチルエステルから再結晶させて下記化合物2
5fを得た。
c3+(7−()−cH2cH2(ycH=cH(ンC
2H5この物は液晶相を示しC−8点: 143.9℃
、S−N点: 151,3℃、N−1点: 197,9
℃であった。
この化合物を塩化メチレン150 ccに溶解し、室温
下で臭素11.Ot (o、o e 9モル)を滴下し
1時間反応させ、この後に塩化メチレンを留去し残った
固型物をn−へブタンから再結晶し、下記化合物24,
5 fを得た。
融点:204.5℃ 次にこの化合物を無水テトラヒドロフラン100ccK
室温で溶解し、ここにカリウムt−ブトキシド22.5
 F (0,20モル)を加え40℃にて2時間攪拌し
た。この後反応物に水200 ccを加え、分離した粗
結晶をトルエン100 ccにて抽出し、水洗、乾燥後
トルエンを留去し、残った固型物を酢酸エチルエステル
から再結晶して目的物である下記化合物15.Ofを得
た。
C5H7+cHzcHz<ΣC:CQC2H5この物は
液晶相を示しC−8点: 6 B、7℃、S−N点: 
74.1℃、N−I点: 1 C31,8℃であった。
実施例2〜16 実施例1に準じた方法にて得られたトラン誘導体および
その相転移点を実施例1の結果とともに表1に示した。
表   1 R1(ΣcH2cH2(yc=c−4ΣR2表1および
後記する表2および表3において()はモノトロピック
転移点であることを示す。
実施例17〜25 実施例1に準じて、3−(トランス−4−アルキルシク
ロヘキシルエチル)フルオロベンゼンおよび4−置換フ
ェニル酢酸クロリドから表2に示す化合物を得た。
表   2 実施例26〜32 実施例1に準じて3−(トランス−4−アルキルシクロ
ヘキシル)フルオロベンゼンおよび4−置換フェニル酢
酸クロリドから表3に示す化合物を得た。
表   3 実施例33 なる組成の液晶組成物AのN−I点は52.1 ’Cl
2O℃での粘度は22.4cp、屈折率の異方性△nは
0.119である。この液晶組成物85重量部に本発明
の化合物で実施例1に示した4−(トランス−4−プロ
ピルシクロヘキシル−1−エチル)−4I−エチルトラ
ン15重量部を加えた液晶組成物のN−I点は68.0
℃に上昇し、20℃での粘度は19.Ocpに減少し、
屈折率の異方性△nは0.142に上昇した。
また、この液晶組成物は一30℃の冷却下に30日間放
置しても結晶の析出はなかった。
実施例34 実施例33で用いた液晶組成物A85重量部に本発明の
化合物で実施例20に示した2−フルオロ−4−()ラ
ンス−4−プロピルシクロヘキシル−1−エチル)  
41−エチルトラン15重量部を加えた液晶組成物のN
−1点は65.0℃に上昇し、20℃での粘度は20,
8cpに減少し、屈折率の異方性△nは0.140に上
昇した。
また、この液晶組成物は一30℃の冷却下に30日間放
置しても結晶の析出はなかった。
実施例35 実施例33で用いた液晶組成物A85重量部に本発明の
化合物で実施例27に示した2−フルオロ−4−()ラ
ンス−4−プロピルシクロヘキシル)−41−エチルト
ラン15電量部を加えた液晶組成物のN−I点は66.
7℃に上昇し、20℃での粘度は21.Ocp K減少
し、屈折率の異方性△nは0.140に上昇した。
また、この液晶組成物は一30℃の冷却下に30日間放
置しても結晶の析出はなかった。
これらの実施例により式(1)の化合物は母体液品のN
−I点を実用上充分なまでに上昇させ、△nを上昇させ
、しかも粘度を低減させることができ、低温における相
溶性がすぐれた液晶材料であることが理解できる。
比較例1 実施例33で用いた液晶組成物A85重量部に先行技術
として式(2)に示したトラン系誘導体の1つである、
4−()ランス−4−プロピルシクロヘキシル)  4
1−エチルトラン15fi量部を加えた液晶組成物のN
−1点は68.3℃に上昇し、20℃における粘度は2
2.8cpであり、屈折率の異方性△n ij: 0.
141に上昇したが、−30℃の冷却下に放置したとこ
ろわずか1日で結晶が析出した。
比較例2 実施例33で用いた液晶組成物A85重量部に先行技術
として式(2)に示したトラン系誘導体の]、つである
、4−(4−プロピルフェニル)−4′−エチルトラン
15重量部を加えた液晶組成物のN−I点は70.3℃
に△nは0.145に上昇したが、20℃での粘度も2
B、Ocpに上昇した。この液晶組成物を一30℃の冷
却下に放置したところわずか5時間で結晶が析出した。
(発明の効果) 液晶表示セルにおいてセル外観を損う原因となるセル表
面での干渉縞の発生を防止するために、セルに充填され
る液晶材料の屈折率の異方性(△n)とセルの厚さくd
)μmの積を成る特定の値に設定する必要がある。実用
的に使用される表示セルでは△n−dの値が0.5.1
.0.1.6又は2.2のいずれかに設定されている。
このように△n−dの値が一定値に設定されるから、△
nの値の大きな液晶材料を使用すればdの値を小さくす
ることができる。dの値が小さくなれば、応答時間は小
となる。従って、△nの値の大き々液晶材料は、応答速
度が速く、干渉縞のない液晶表示セルを作成するのに重
要である。応答時間を小ならしめるには粘性が小さいこ
とも必要である。本発明に係る式(1)の化合物は大き
な△n(約0.26 )と高いN−I転移温度、更には
低粘度(約16 cp : 20℃)の新規力ネマチッ
ク液晶化合物であり、各種の母液晶に本発明の式(I)
の化合物を混合することによって低粘度で、大きな△n
と尚いN−I転移温度を鳴する実用的な液晶材料を調製
することができる。
以上 特許出願人  チ ッ ソ 株 式 会 社代理人 弁
理士 佐々井 彌太部 同 上 野中克彦

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は炭素数1〜10のアルキル基を、R^
    2は炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルキルオキ
    シ基を、Xは−CH_2CH_2−または単結合を、A
    はHまたはFをそれぞれ示し、Xが単結合である場合は
    AはFであることを条件とする。)にて表わされるトラ
    ン誘導体。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項において、Xが−CH
    _2CH_2−であり、AがHであるトラン誘導体。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項において、Xが−CH
    _2CH_2−であり、AがFであるトラン誘導体。
  4. (4)特許請求の範囲第(1)項において、Xが単結合
    であり、AがFであるトラン誘導体。
  5. (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は炭素数1〜10のアルキル基を、R^
    2は炭素数1〜10のアルキル基もしくはアルキルオキ
    シ基を示し、Xは−CH_2CH_2−または単結合を
    、AはHまたはFをそれぞれ示し、Xが単結合である場
    合はAはFであることを条件とする。)にて表わされる
    トラン誘導体を少くとも1つ含有することを特徴とする
    液晶混合物。
JP7552587A 1986-08-04 1987-03-28 トラン型新規液晶化合物 Pending JPS63152334A (ja)

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EP87111048A EP0255700B1 (en) 1986-08-04 1987-07-30 A tolan derivative and a liquid crystal mixture containing the same
AT87111048T ATE67991T1 (de) 1986-08-04 1987-07-30 Tolanderivat und dieses enthaltende fluessigkristallmischung.
US07/079,997 US4778620A (en) 1986-08-04 1987-07-31 Tolan derivative and a liquid crystal mixture containing the same
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0688850A2 (en) 1994-06-23 1995-12-27 Chisso Corporation A liquid crystal composition
US6162372A (en) * 1998-09-10 2000-12-19 Chisso Corporation Liquid crystal compositions and liquid crystal display devices

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