JP3005097B2 - 1−ジヒドロフェニル−3,5−ジフロロベンゼン誘導体 - Google Patents

1−ジヒドロフェニル−3,5−ジフロロベンゼン誘導体

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JP3005097B2
JP3005097B2 JP3-337940A JP33794091A JP3005097B2 JP 3005097 B2 JP3005097 B2 JP 3005097B2 JP 33794091 A JP33794091 A JP 33794091A JP 3005097 B2 JP3005097 B2 JP 3005097B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶化合物に関し、更に
詳細には、液晶表示材料として有用な液晶化合物及びこ
れを含有する液晶組成物ならびに当該組成物を利用した
液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶の電気光学効果を利用した液晶表示
素子は、時計、電卓を始めワープロ、テレビ等の表示板
として広く利用されている。この液晶表示素子は、特に
液晶物質の光学的異方性および誘電異方性を利用したT
N型(ねじれネマチック型)液晶セルが多く使用されて
いる。
【0003】現在、実用に適する液晶表示素子に用いら
れる液晶に要求される特性には以下の様なものがあげら
れる。 (1)広い液晶温度範囲を有すること 液晶セルが屋外で使用し得る為には−40℃〜90℃の
温度範囲で安定に存在しなければならないし、また誘電
異方性、屈折率異方性の温度依存性、つまりNI点付近
では急激な変化が起こるのでNI点の高いものが好まれ
ている。 (2)粘性が低いこと 液晶セルの応答特性は粘性と深い関係にあることは明か
である。つまり早い応答速度を得る為には低粘性の材料
を用いなければならないのである。
【0004】(3)屈折率異方性(Δn)が光学的特性
に合致しなければならない。液晶表示の視角特性やコン
トラストなどの表示品質はΔnに関係することが大き
く、高コントラスト、高視野角を得る為に適当にΔnを
調整していかなければならない。 (4)誘電異方性(Δε)がパネル駆動方式に合致しな
ければならない。例えば、TN方式において低い駆動電
圧を得るためにはΔεが大きいものでなければならな
い。 (5)化学的、光学的に安定なものであること。 以上のような各特性を全て満足する化合物はいまだに見
出されておらず、数種のいろいろな特性を持った化合物
を混合して実用に供しているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在実用化されている
液晶表示装置の駆動電圧は、しきい値電圧Vthと深く関
係しており、しきい値電圧Vthは誘電異方性Δεの1/
2乗に逆比例する関係にあることはよく知られている。
つまり、液晶表示装置には誘電異方性Δεが正である
液晶組成物が用いられる。 誘電異方性Δεが正である
ものを用いて液晶組成物を作成すれば、しきい値電圧を
さほど下げることはないので、誘電異方性Δεが正の液
晶化合物が求められている。しかし、従来から提供され
ている液晶化合物では、このような条件を満たすものが
なく、新しいタイプの液晶化合物の提供が求められてい
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
性質を有する液晶化合物を得べく、数多くの化合物を合
成し、その液晶特性を広く検討していたところ、コア部
分にジヒドロベンゼンと2つのフッ素原子を有する化合
物が上記要求を満たし、液晶の構成成分として優れたも
のであることを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち本発明の第一の目的は、一般式
(I)
【化2】 [式中、R1は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基
または4位に炭素数1〜10のアルキル基を有するトラ
ンスシクロヘキシル基を、Aは1,4−ジヒドロフェニ
レン基を示し、R2は水素原子、シアノ基、ハロゲン原
子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のア
ルコキシ基、カルボキシ基または基−COO-B-R'
(ここで、Bはハロゲン原子で置換されていても良い
1,4−フェニレンまたは1,4−シクロヘキセニレンを
示し、R'はシアノ基、ハロゲン原子、炭素数1〜10
のアルキル基、または炭素数1〜10のアルコキシ基を
示す)を示す]で表される1−ジヒドロフェニル−3,
5−ジフロロベンゼン誘導体を提供することである。
【0008】また、本発明の別の目的は、前記1−ジヒ
ドロフェニル−3,5−ジフロロベンゼン誘導体を含有
する液晶組成物を提供することである。更に、本発明の
他の目的は、前記1−ジヒドロフェニル−3,5−ジフ
ロロベンゼン誘導体を含有する液晶組成物を用いた液晶
表示装置を提供することである。
【0009】本発明の1−ジヒドロフェニル−3,5−
ジフロロベンゼン誘導体(I)は、例えば次に挙げる方
法のいずれかにより調製することができる。 方 法 1:化合物(I)中、R2が水素原子またはハロ
ゲン原子である化合物(化合物(Ia))は、まず1−ブ
ロモ−3,5−ジフロロベンゼン誘導体(II)とマグネ
シウムとを反応させグリニアール試薬(III)を作製
し、次にグリニアール試薬(III)と4−置換シクロヘ
キセノン(IV)とを反応させ、その後脱水反応させるこ
とにより得ることができる。
【0010】
【化3】 (式中、点線は、いずれか一方は結合が存在して二重結
合であり、他方は結合が存在せず一重結合であることを
示し、Xは水素原子またはハロゲン原子を示し、R1
よびAは前記した意味を有する)
【0011】化合物(III)と化合物(IV)の反応は、
例えば、無水エーテル、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル系溶媒中、通常のグリニヤール反応の条件で行なうこ
とができる。反応終了後、反応混合物に希塩酸、飽和塩
化アンモニウム水溶液等を加えて加水分解し、次いで反
応生成物をジエチルエーテル等で抽出後、水洗、乾燥
し、更に溶媒留去し、更にトルエンのごとき不活性溶媒
中でp−トルエンスルホン酸等により脱水反応させ、こ
の反応生成物を水洗、乾燥後、溶媒を減圧留去し、例え
ばメタノール等の極性溶媒を用いる再結晶法等の精製手
段に付すことにより本発明化合物(Ia)とすることがで
きる。
【0012】上記方法の出発原料である4−置換シクロ
ヘキセノン(IV)は、例えば下式に従い、モノケタール
シクロヘキサノン(V)にグリニアール試薬(VI)を作
用させ、次いで脱水反応をおこない4−置換シクロヘキ
セノンケタール(VII)とし、更にこのケタールを分解
することにより製造することができる。
【0013】
【化4】 (式中、R1および点線は前記した意味を有する)
【0014】なお、4−置換シクロヘキセノン(IV)の
うち、4−アルキルシクロヘキセノンはアルキルブロマ
イドよりグリニアール試薬を作成することにより、トラ
ンス−4−アルキルシクロヘキシルシクロヘキセノンは
トランス−4−アルキルシクロヘキサノールに三臭化リ
ン等を作用させることにより、トランス−4−アルキル
シクロヘキシルブロマイドを得、これよりグリニアール
試薬を作成することにより調製することができる。
【0015】化合物(V)と化合物(VI)の反応は、例
えば、無水エーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル
系溶媒中で実施される。
【0016】この反応混合物を飽和塩化アンモニウム等
により加水分解し、加水分解生成物を例えばジエチルエ
ーテル等の溶媒で抽出し、水洗、乾燥後、抽出液から溶
媒を減圧留去し、更に、例えばトルエンのような不活性
溶媒中、例えば硫酸水素カリウム等を作用させて脱水
し、次いで脱水生成物を水洗、乾燥後、溶媒を減圧留去
することにより化合物(VII)得られる。
【0017】このようにして得られた化合物(VII)
は、ベンゼン、トルエン等の不活性溶媒中、塩酸、硫
酸、フルオロ酢酸等の強酸で加水分解し、次いで、水
洗、乾燥後、溶媒を減圧留去し、更に蒸留、再結晶等慣
用の手段で精製することにより化合物(IV)とすること
ができる。
【0018】方 法 2:化合物(I)中、R2がカルボ
キシル基である化合物(化合物(Ib))は、下式に従
い、化合物(Ia)とn−ブチルリチウムとを反応させ化
合物(VIII)を合成し、その後化合物(VIII)と固形炭
酸とを反応させることにより得られる。
【0019】
【化5】 (式中、R1およびAは前記した意味を有する)
【0020】この反応は、例えばテトラヒドロフラン等
のエーテル系溶媒中、化合物(Ia)に、nーブチルリチ
ウムのヘキサン溶液を加え、次いで固形炭酸を加え、更
に希塩酸水溶液を加え、水洗、乾燥後、溶媒を減圧留去
し、再結晶等の手段で精製することにより実施すること
ができる。
【0021】方 法 3:化合物(I)中、R2がシアノ
基である化合物(化合物(Ic))は、下式に従い、化合
物(Ib)にチオニルクロライド、アンモニア、チオニル
クロライドをこの順で反応させることにより相当するベ
ンゾイルクロライドおよびベンズアミドを経由して製造
することができる。
【0022】
【化6】 (式中、R1およびAは前記した意味を有する)
【0023】この反応は、化合物(Ib)を塩化チオニル
に溶解させ還流した後、塩化チオニルを減圧留去し、次
いでアンモニア水を加えて析出する結晶を取り出し、こ
れを再結晶等により精製してベンズアミドを得る。 更
にそれを塩化チオニルに溶解させ還流した後、塩化チオ
ニルを減圧留去し、再結晶等により精製することにより
実施される。
【0024】方 法 4:化合物(I)中、R2がアルキ
ル基である化合物(化合物(Id))は、下式に従い、化
合物(VIII)にカリウムtertブトキサイトとヨウ化
アルキルを作用させることにより得ることができる。
【0025】
【化7】 (式中、R3は炭素数1〜10のアルキル基を示し、R1
はおよびAは前記した意味を有する)
【0026】この反応は、例えばテトラヒドロフラン等
のエーテル系溶媒中化合物(VIII)にtertーブトキ
サイトとヨウ化アルキルを加え、反応終了後、反応生成
物に希塩酸水溶液および飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶
液を加え、更に飽和炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、水
洗、乾燥後溶媒を減圧留去し、再結晶等により精製する
ことにより実施される。
【0027】方 法 5:化合物(I)中、R2がアルコ
キシ基である化合物(化合物(Ie))は、下式に従い、
まず、化合物(Ib)に硫酸、窒化ナトリウムを反応させ
て化合物(IX)を合成する。次いでこの化合物(IX)に
硫酸、亜硝酸ナトリウムを反応させてジアゾニウム塩
(X)とし、さらに加水分解し、その後臭化アルキル(X
I)を反応させることにより得られる。
【0028】
【化8】 (R3は、炭素数1〜10のアルキル基を示し、R1およ
びAは前記した意味を有する)
【0029】方 法 6:化合物(I)中、R2が基−C
OO-B-R'である化合物(化合物(If))は、下式に
従い、化合物(Ib)に式(XII)で表される4−置換フ
ェノール誘導体または4−置換シクロヘキサノールを作
用させてエステル化することにより製造することができ
る。
【化9】 (式中、R1、R'、AおよびBは前記した意味を有す
る)
【0030】4−置換フェノール誘導体の例としては、
4−アルキルフェノール、4−シアノフェノール、4−
フロロフェノール、4−アルコキシフェノール、3−フ
ロロ−4−シアノフェノール、3−クロロ−4−シアノ
フェノール、3,4−ジフロロフェノール、3,5−ジフ
ロロ−4−シアノフェノール等が、また、4−置換シク
ロヘキサノールの例としては、4−アルキルシクロヘキ
サノール等がそれぞれ挙げられる。
【0031】化合物(Ib)と化合物(XII)の反応は、
例えば塩化メチレンなどの溶媒中、N,N−ジシクロヘ
キシルカルボジイミドなどのエステル化剤を加えてエス
テル化反応を行い、反応終了後析出した結晶を濾過し、
その母液をカラム等により精製し、溶媒を留去させるこ
とにより実施することができる。
【0032】なお、本発明化合物(I)においてAで表
される1,4−ジヒドロフェニレン基は、出発原料に異
性体が存在し、また、反応途中または反応後においてそ
の二重結合の位置が変化することがあるため、反応生成
物のA部分において下に示す異性体が存在し、それらの
混合物として得られうるが、主な異性体は前二者であ
る。
【0033】
【化10】
【0034】しかし実用上、液晶化合物としてこれらの
混合物を用いることは何等問題はない。またこれらの異
性体は、公知の分離精製手段、例えば液体クロマトグラ
フィー等により分離することが可能である。
【0035】本発明の1−ジヒドロフェニル−3,5−
ジフロロベンゼン誘導体(I)は多くの液晶化合物と混
合し液晶組成物を製造することができる。 また、これ
らの液晶組成物を液晶表示装置に用いることもできる。
【0036】本発明の誘導体と混合可能な液晶化合物と
してはエステル系、シクロヘキシルフェニル系、ビフェ
ニル系、ピリミジン系、ジオキサン系、トラン系などが
挙げられる。
【0037】
【発明の効果】本発明の1−ジヒドロフェニル−3,5
−ジフロロベンゼン誘導体(I)はベンゼンの3,5の位
置にフッ素原子が入っているため分子長軸方向に電子を
引っぱっており、そのため誘電異方性Δεが正を示すた
め、他の液晶混合物と混合して液晶表示装置として有用
な液晶組成物を得ることができる。更に、本発明化合物
は広範囲の液晶化合物との相互溶解性が大きいものであ
り、液晶組成物の構成物質として広範囲の液晶化合物と
組み合わせて使用され、その性質改善に極めて有用なも
のである。
【0038】
【実施例】次に参考例および実施例をあげ、本発明を更
に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例等により
何等制約されるものではない。
【0039】参 考 例 1 金属マグネシウム粉末11.5gに、ペンチルブロマイ
ド 60.4gを無水エ−テル 200mlに溶解させた
溶液を攪拌しながら15〜20℃で滴下し、室温で1時
間反応させてペンチルマグネシウムブロマイド(グリニ
アール試薬)を生成させた。この生成したグリニアール
試薬中に1,4−シクロヘキサジオン−(2,2−ジメチ
ル−1,3−ジプロピレン)モノケタール 66gを攪拌
しながら−10〜0℃で滴下した後、室温でさらに1時
間反応させた。反応終了後、飽和塩化アンモニウム水溶
液500mlを徐々に滴下した後、ジエチルエ−テルで
抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸
ナトリウムを加えて抽出液を乾燥した。これをろ過し、
ろ液から溶媒を減圧留去して4−ペンチル−4−ヒドロ
キシシクロヘキサノン−(2,2−ジメチル−1,3−ジ
プロピレン)ケタールの粗生成物を得た。
【0040】この粗生成物をトルエン200mlに溶解
させ、この溶液に硫酸水素カリウム0.7gを加えた
後、攪拌しながら還流し、反応によって生成する水をデ
カンタ−で除去した。この脱水反応を23時間行った
後、反応混合物を冷却した。トルエン層を飽和炭酸ナト
リウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した後、トルエンを減圧留去した。得られ
た反応生成物をn−ヘキサンから再結晶させ、結晶をろ
別させ、その母液をシリカゲルカラムに通して精製した
後、n−ヘキサンを減圧留去して4−ペンチルシクロヘ
キセノン−(2,2−ジメチル−1,3−ジプロピレン)
ケタール 44gを得た。
【0041】次に、この化合物をジエチルエ−テル 4
0mlに溶解させ、トリフルオロ酢酸 88mlと水
8.8mlの溶液中へ攪拌しながら−10〜0℃で滴下
した後、室温でさらに2時間反応させた。反応終了後、
中性になるまで飽和炭酸ナトリウム水溶液を加え、ジエ
チルエ−テル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した後、ジエチルエ−テルを減圧留去し、減
圧蒸留で精製し、4−ペンチルシクロヘキセノン 16
gを得た。
【0042】参 考 例 2 トランス−4−ペンチルシクロヘキサノ−ル 138g
を三臭化リン104gと48%臭化水素水5滴の中へ1
0℃以下になるように攪拌しながら滴下した。滴下終了
後そのままの温度で1時間反応させ、さらに室温で1時
間反応させた。反応終了後、水200mlを加え、ジエ
チルエ−テルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄した
後、無水硫酸ナトリウムを加え乾燥させ、これをろ過
し、ろ液から溶媒を減圧留去してトランス−4−ペンチ
ルシクロヘキシルブロマイド91gを得る。 これを無
水エ−テル 200mlに溶解し、この溶液を金属マグ
ネシウム粉末 11.5gに攪拌しながら15〜20℃で
滴下した後、室温で1時間反応させてトランス−4−ペ
ンチルシクロヘキシルマグネシウムブロマイド(グリニ
アール試薬)を生成させた。 4−(2,2−ジメチル−
1,3−プロピレン)モノケタールシクロヘキサノン6
6gを上記反応で調整したグリニア−ル試薬中に攪拌し
ながら−10〜0℃で滴下した後、室温でさらに1時間
反応させた。
【0043】反応終了後、飽和塩化アンモニウム水溶液
500mlを徐々に滴下した後、ジエチルエ−テルで
抽出した。 抽出液を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫
酸ナトリウムを加えて抽出液を乾燥した。 これをろ過
し、ろ液から溶媒を減圧留去して1−(トランス−4−
ペンチルシクロヘキシル)−4−(2,2−ジメチル−
1,3−プロピレン)モノケタールシクロヘキサノール
の粗生成物を得た。 この粗生成物をトルエン 220m
lに溶解させ、この溶液に硫酸水素カリウム0.7gを
加えた後攪拌しながら還流し、反応によって生成する水
をデカンタ−で除去した。この脱水反応を16時間行っ
た後、反応混合物を冷却した。 トルエン層を飽和炭酸
ナトリウム、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した後、トルエンを減圧留去した。
【0044】得られた反応生成物をn−ヘキサンから再
結晶し、結晶をろ別させ、その母液をシリカゲルカラム
に通して精製した後、n−ヘキサンを減圧蒸留して1−
(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−4−
(2,2−ジメチル−1,3−プロピレン)シクロヘキセ
ン 50gを得た。 次にこの化合物をジエチルエ−テル
45mlに溶解させ、トリフルオロ酢酸 88mlと水
8.8mlの溶液中へ攪拌しながら−10〜0℃で滴下
した後、室温でさらに2時間反応させた。 反応終了
後、中性になるまで飽和炭酸ナトリウム水溶液を加え、
ジエチルエ−テル層を飽和食塩水で洗浄した。 無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、ジエチルエ−テルを減圧留
去し、減圧蒸留で精製し、トランス−4−ペンチルシク
ロヘキシルシクロヘキキセノン20gを得た。
【0045】実 施 例 1 金属マグネシウム粉末4.5gに、3,5−ジフロロブロ
モベンゼン 30.1gを無水エーテル 90mlに溶解
させた溶液を攪拌しながら15〜20℃で滴下し、室温
で1時間反応させて3,5−ジフロロマグネシウムブロ
モベンゼン(グリニアール試薬)を生成させた。 この
生成したグリニアール試薬中に、4−ペンチルシクロヘ
キセノン 20gを攪拌しながら−10〜0℃で滴下し
た後、室温で更に1時間反応させた。 反応終了後、希
塩酸を徐々に滴下した後、ジエチルエーテルで抽出し
た。 抽出液を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸ナ
トリウムを加えて抽出液を乾燥した。 これを濾過し、
濾液から溶媒を減圧留去して1−(1−ヒドロキシ−4
−ペンチルシクロヘキセニル)−3,5−ジフロロベン
ゼンの粗生成物を得た。
【0046】この粗生成物をトルエン 250mlに溶
解させ、この溶液にp−トルエンスルホン酸一水和物
0.5gを加えたのち、攪拌しながら還流し、反応によ
って生成する水をデカンターで除去した。 この脱水反
応を30分間行った後、反応混合物を冷却した。 トル
エン層を飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次
洗浄し、無水硫酸ナトリウムを加え乾燥したのち、トル
エンを減圧留去し、減圧蒸留で精製し、1−(4−ペン
チルジヒドロフェニル)−3,5−ジフロロベンゼン2
4gを得た。 このものは融点−31℃であった。
【0047】実 施 例 2 実施例1における原料の一つである4−ペンチルシクロ
ヘキセノン 20gの代わりにトランス−4−ペンチル
シクロヘキシルシクロヘキセノン 30gを使用する以
外は全く同様の工程操作によって1−(トランス−4−
ペンチルシクロヘキシルジヒドロベンゼン)−3,5−
ジフロロベンゼン 31gを得た。 このものはネマチッ
ク液晶でC−N点 36℃、N−I点 75℃であった。
【0048】実 施 例 3 実施例1で得られた1−(4−ペンチルジヒドロフェニ
ル)−3,5−ジフロロベンゼン 10.5gを無水テト
ラヒドロフラン40mlに溶解させ、−70℃に冷却
し、n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.5mol
/l)27mlを滴下する。 滴下終了後、−50℃で
さらに5時間反応させ、1−(4−ペンチルジヒドロフ
ェニル)−3,5−ジフロロ−4−リチウムベンゼンを
生成させた。 この生成物を−70℃に冷却し、固形炭
酸2gを加え、攪拌しながら室温まで昇温させ反応させ
る。 反応終了後、希塩酸を徐々に滴下した後、ジエチ
ルエーテルで抽出した。 抽出液を飽和食塩水で洗浄し
たのち、無水硫酸ナトリウムを加えて抽出液を乾燥し
た。 これを濾過し、濾液から溶媒を減圧留去した。 得
られた反応生成物を酢酸エチルとトルエンから再結晶さ
せて4−(4−ペンチルジヒドロフェニル)−2,6−
ジフロロ安息香酸 9.5gを得た。 このものの融点は
65℃であった。
【0049】実 施 例 4 実施例3で得られた4−(4−ペンチルジヒドロフェニ
ル)−2,6−ジフロロ安息香酸 3.7gと4−シアノ
フェノール 1.19gを塩化メチレン20mlに溶解
し、そこへN,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミド
2.47gを加え、室温で3時間攪拌し続ける。 反応終
了後、析出した結晶を濾過し、その母液をシリカゲルカ
ラムに通し精製させた後、塩化メチレンを減圧留去して
4−(4−ペンチルジヒドロフェニル)−2,6−ジフ
ロロ安息香酸 4−シアノフェニル3.5gを得た。 こ
のものはネマチック液晶でC−N点 81℃、N−I点
176℃であった。
【0050】実 施 例 5 実施例4における原料の一つである4−シアノフェノー
ル 1.19gの代わりに4−フロロフェノール 1.14
gを使用する以外は全く同様の工程操作によって4−
(4−ペンチルジヒドロフェニル)−2,6−ジフロロ
安息香酸−(4−フロロフェニル) 3.2gを得た。
このものはネマチック液晶でC−N点 64℃、N−I
点 100℃であった。
【0051】実 施 例 6 実施例4で得られた1−(4−(トランス−4−ペンチ
ルシクロヘキシル)−ジヒドロフェニル)−3,5−ジ
フロロベンゼン 3.4gを無水テトラヒドロフラン 4
0mlに溶解させ、−70℃に冷却し、n−ブチルリチ
ウムのヘキサン溶液(1.5mol/l)6.7mlを滴
下する。滴下終了後、−50℃でさらに5時間反応さ
せ、1−(4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシ
ル)−シクロヘキセニル)−3,5−ジフロロ−4−リ
チウムベンゼンを生成させた。 この生成物を−70℃
に冷却し、カリウム−tertブトキサイド 1.1gの
無水テトラヒドロフラン 20ml溶液を攪拌しながら
1時間かけて滴下する。 滴下終了後そのままの温度で
10分間攪拌し、次いでヨードエタン 1.71gの無水
テトラヒドロフラン 5ml溶液を攪拌しながら滴下す
る。 滴下終了後攪拌しながら室温まで昇温させ反応さ
せる。 反応終了後、希塩酸を徐々に滴下した後、ジエ
チルエーテルで抽出した。 抽出液を飽和亜硫酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩
水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムを加えて抽出液を
乾燥した。 これを濾過し、濾液から溶媒を減圧留去
し、酢酸エチルとエタノールの混溶媒から再結晶させ、
1−(4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)
−ジヒドロフェニル)−3,5−ジフロロ−4−エチル
ベンゼン3.5gを得た。 このものはネマチック液晶で
C−N点 43℃、N−I点 105℃であった。
【0052】実 施 例 7 実施例5で得られた4−(4−プロピルジヒドロフェニ
ル)−2,6−ジフロロ安息香酸 2.8gを塩化チオニ
ル 20mlに溶解し、攪拌しながら2時間還流した。
その後塩化チオニルを減圧留去し、アンモニア水を加
え、10℃で30分間室温で攪拌した。 反応終了後、
析出した結晶を濾過し、酢酸エチルとエタノールの混溶
媒より再結晶して4−(4−プロピルジヒドロフェニ
ル)−2,6−ジフロロ安息香酸アミドを得た。 これを
塩化チオニル 15mlに溶解し、攪拌しながら2時間
還流した。 その後塩化チオニルを減圧留去し、酢酸エ
チルとエタノールの混合溶媒より再結晶して4−(4−
プロピルジヒドロフェニル)−2,6−ジフロロシアノ
ベンゼン 1gを得た。 このものは融点 59℃であっ
た。
【0053】実 施 例 8 実施例2で得られた1−(トランス−4−ペンチルシク
ロヘキシルジヒドロフェニル)−3,5−ジフロロベン
ゼン 3.4gを無水テトラヒドロフラン 15mlに溶
解し、この溶液を−70℃に冷却してn−ブチルリチウ
ムのヘキサン溶液(1.5mol/l)6.7mlを滴下
する。 滴下終了後、−50℃でさらに5時間反応さ
せ、1−(4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシ
ル)−ジヒドロフェニル)−3,5−ジフロロ−4−リ
チウムベンゼンを生成させた。 この生成物を−70℃
に冷却し、これにカリウム−tertブトキサイド 1.
1gの無水テトラヒドロフラン 20ml溶液を攪拌し
ながら1時間かけて滴下する。 滴下終了後、そのまま
の温度で10分間攪拌し、次いでヨードエタン 1.71
gの無水テトラヒドロフラン10ml溶液を攪拌しなが
ら滴下する。 滴下終了後、攪拌しながら室温まで昇温
させ反応させる。
【0054】反応終了後、希塩酸を徐々に滴下した後、
ジエチルエーテルで抽出した。 抽出液を飽和亜硫酸水
素ナトリウム水溶液、飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽和
食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムを加えて抽出
液を乾燥した。 これを濾過し、濾液から溶媒を減圧留
去し、酢酸エチルとエタノールの混溶媒から再結晶させ
1−(4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)
−ジヒドロフェニル)−3,5−ジフロロ−4−エチル
ベンゼン 2.8gを得た。 このものは液晶で、C−S
点 32℃、S−N点 78℃、N−I点 102℃であ
った。
【0055】実 施 例 9 金属マグネシウム粉末 0.66gに、3,4,5−トリフ
ルオロブロムベンゼン6.4gを無水エ−テル 30ml
に溶解した溶液を攪拌しながら10〜15℃で滴下した
後、室温で1時間反応させてグリニア−ル試薬を生成さ
せた。 このグリニア−ル試薬に、トランス−4−ブチ
ルシクロヘキシルシクロヘキセノン5gを攪拌しながら
−10〜0℃で滴下した後、室温でさらに1時間反応さ
せた。
【0056】反応終了後、希塩酸を滴下し、反応混合物
をジエチルエ−テルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗
浄した後、無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥して、ジエ
チルエ−テルを減圧留去し、1−(1−ヒドロキシ−4
−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)−シクロヘ
キセニル)−3,4,5−トリフルオロベンゼンの粗生成
物を得た。 この粗生成物をトルエン 50mlに溶解さ
せ、この溶液にр−トルエンスルホン酸−水和物 0.0
5gを加えた後、攪拌しながら還流し、反応によって生
成する水をデカンタ−で除去した。 この脱水反応を1
時間行った後、反応混合物を冷却した。トルエン層を飽
和炭酸ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した後、トルエンを減圧留去し
た。得られた反応生成物をエタノ−ルから2回再結晶さ
せて1−(4−(トランス−4−ブチルシクロヘキシ
ル)−ジヒドロフェニル)−3,4,5−トリフルオロベ
ンゼン 1.2gを得た。 このものはモノトロピック液
晶で、融点 60℃、I−N点 59℃であった。
【0057】実 施 例 10 金属マグネシウム粉末 0.66gに、3,4,5−トリフ
ルオロブロムベンゼン6.4gを無水エ−テル 30ml
に溶解させた溶液を攪拌しながら10〜15℃で滴下し
た後、室温で1時間反応させてグリニア−ル試薬を生成
させた。 このグリニア−ル試薬に、4−ヘプチルシク
ロヘキセノン 4.0gを攪拌しながら−10〜0℃で滴
下した後、室温でさらに1時間反応させた。
【0058】反応終了後、希塩酸を滴下し、反応混合物
をジエチルエ−テルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗
浄した後、無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥し、ジエチ
ルエ−テルを減圧留去して、1−(1−ヒドロキシ−4
−ヘプチルシクロヘキセニル)−3,4,5−トリフルオ
ロベンゼンの粗生成物を得た。 この粗生成物をトルエ
ン 50mlに溶解させ、この溶液にр−トルエンスル
ホン酸−水和物 0.05gを加えた後、攪拌しながら還
流し、反応によって生成する水をデカンタ−で除去し
た。 この脱水反応を1時間行った後、反応混合物を冷
却した。 トルエン層を飽和炭酸ナトリウム水溶液、飽
和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
後、トルエンを減圧留去した。 得られた反応生成物を
エタノ−ルから2回再結晶させて1−(4−ヘプチルジ
ヒドロフェニル)−3,4,5−トリフルオロベンゼン
1.0gを得た。 このものは融点14℃であった。
【0059】実 施 例 11 下に記載の化合物を混合した液晶組成物(混合液晶組成
物)90重量部に、本発明化合物10重量部を加え、液
晶組成物を作製した。その液晶組成物の特性を表1に示
す。なお、表中しきい値電圧Vthはこの液晶組成物をセ
ル厚9μmのTN型液晶表示装置に搭載した際の値であ
る。
【0060】(混合液晶組成物)
【化11】
【0061】( 結 果 )
【表1】 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07C 255/55 C07C 255/55 C09K 19/08 C09K 19/08 19/20 19/20 19/30 19/30 G02F 1/13 500 G02F 1/13 500 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、R1は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基
    または4位に炭素数1〜10のアルキル基を有するトラ
    ンスシクロヘキシル基を、Aは1,4−ジヒドロフェニ
    レン基を示し、R2は水素原子、シアノ基、ハロゲン原
    子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のア
    ルコキシ基、カルボキシ基または基−COO-B-R'
    (ここで、Bはハロゲン原子で置換されていても良い
    1,4−フェニレンまたは1,4−シクロヘキセニレンを
    示し、R'はシアノ基、ハロゲン原子、炭素数1〜10
    のアルキル基、または炭素数1〜10のアルコキシ基を
    示す)を示す]で表される1−ジヒドロフェニル−3,
    5−ジフロロベンゼン誘導体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の1−ジヒドロフェニル−
    3,5−ジフロロベンゼン誘導体を含有する液晶組成
    物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の1−ジヒドロフェニル−
    3,5−ジフロロベンゼン誘導体を含有する液晶組成物
    を用いた液晶表示装置。
JP3-337940A 1990-11-28 1991-11-28 1−ジヒドロフェニル−3,5−ジフロロベンゼン誘導体 Expired - Lifetime JP3005097B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-322432 1990-11-28
JP32243290 1990-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0558933A JPH0558933A (ja) 1993-03-09
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