JPS63148918A - 苗植機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、苗植機に関するものである。

〔従来技術〕

従来、苗植機の苗載台の苗載面の上方に対向して苗載面
幅方向で異なる位置に２組の苗浮上防止体を設けたもの
はある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来技術においては、苗載面幅方向で異なる位置に苗浮
上防止体を設けたものであるから、苗、１曳面に載置さ
れた苗マットが２組の苗浮上防止体にて異なる部位が痛
められ、苗の損傷が多く、然も、苗浮上防止体が異なる
位置に設けられているので、苗の送りの障害となり良好
なる苗の植付けが行なえない場合もある。

〔問題を解決するための技術手段〕

この発明は、前記の従来技術のもつ問題点を解消すべく
、苗載台２２の苗載面２２ａの傾斜方向に沿う長さを２
枚以上の６１マツトがｙＣ置できる長さにすると共に、
苗載面２２ａに対向して直列に複数組の苗浮上防止体３
０・３９を設けてなる。７ｉ植機において、該複数組の
苗浮上防止体３０・３９を苗載面２２ａ幅方向で同じ位
置で苗マットに苗浮上り防止作用するように配置し、且
つ、複数組の苗浮上防止体３０・３９を苗載面２２ａの
傾斜方向に沿う方向でみて一部オーバラソプするように
構成すると共に、苗載面２２ａに複数枚の苗マットを直
列して載置したときに複数組の苗浮上防止体３０・３９
のうちの上方の苗浮上防止体３０が直列載置された２枚
の苗マットの両方に苗浮上り防止作用するように構成し
たことを特徴とする苗植機としたものである。

〔発明の効果〕

この発明によると、苗ヰ５９面幅方向で同じ位置に複数
の苗浮上防止体を設けたものであるから、苗載面に載置
された苗マットの損但が少なくなると共に、苗載面上で
の苗の送りが良好となり然も苗の浮上りを適切に防止し
、苗の姿勢を適正なものとすることができるので、良好
なる苗の植付けが行なえる。

〔実施例〕

この発明の一実施例である乗用型田植機を図面に基づい
て詳細に説明する。

３は乗用型走行車体であって、フラットな操縦ステップ
フロア−９の下側に、フロントミッションケース１０と
リヤーミッションケース１１を設け、フロントミッショ
ンケース１０の後側部の左右両側にフロントアクスルケ
ースを介して左右一対の前輪１２．１２が伝動回転され
るよう設け、リヤーミッションケース１１の左右両側に
伝動ケース１３．１３を取付けて後輪１４．１４を設け
、前記ステップフロア−９の前側部分に操作レバー等を
取付ける枠体１５を立設して、これにステアリングポス
トを介し操縦ハンドル１を設け、操縦ハンドル１の後方
にエンジン５を覆うエンジンカバー６を設けて、その上
に操、１ｇ座席２を取付けている。

１６．１６は支柱で、前記左右の伝動ケース１３．１３
を継ぐ連結枠１７上に、左右に所定の間隔でもって立設
されている。

１８は昇降リンクで、左右一対の下リンク１８ａ、１８
ａと単一の上リンク１８ｂの基部側か前記支柱１６．１
６にピンを介して枢着され、先端部側を縦リンク１９で
連結し、該昇降リンク１８が油圧シリンダー装置２０に
よって上下回動作動されるよう構成されている。

４は苗植作業機で、伝動ケース２１と左右に往復動する
苗タンク２２と移植装置２３と中央部及び側部の整地フ
ロート２４，２５．２５等からできており、この伝動ケ
ース２１の左右中間部が眞記縦リンク１９と一体の支持
体２６に支軸２７を介してローリング自由に取付けられ
ている。前記伝動ケース２１は、主伝動ケース２１ａ部
に上下方向の副伝動ケース２１ｂ、２１ｂ、２１ｂと後
方へ延びる縦伝動ケース２１　ｃ　ｒ　２１　ｃ　ｔ　
２１　ｃとからできるでいる。

２８は苗受正体で、苗タンク２２の下端側に沿わせて横
方向へ延ばされていて、これに苗タンク２２中に載置さ
れる苗が分割できる苗分割口２９゜２９・・・を設けて
いる。

３０は１Ｊｒｉタンク２２のＷ載面２２ａ上に載置され
た苗が上方に浮上るのを防止する上部苗浮上防止体で、
苗タンク２２の側壁２２ｂ・・・の上面に固設された支
持具３１の筒部３２に挿通し上下移動調節可能に蝶ボル
ト３２′により固定された軸体３３に固設の支持板３４
に回動自在に枢支された支持棒３５に固着された防止杆
３６・・・により構成されている。、３７は基部が上記
支持棒３５に固着され、先端が支持板３４に設けられた
２つの係止穴３８ａ、３８ｂに選択的に係合すべく設け
られた上部苗浮上防止体３０の姿勢保持具である。

然して、姿勢保持具３７の先端を係止穴３８ａに係合さ
せた状態では、上部苗浮上防止体３０は苗タンク２２の
苗載面２２ａ上方に対向した姿勢となっており、苗載面
２２ａ上に載せられた苗の浮上りを防止する。また、姿
勢保持具３７の先端を係止穴３８ｂに係合させた状態で
は、上部苗浮上防止体３０は第１図の仮想線の非作用状
態の姿勢となっている。

３９は苗タンク２２の苗載面２２ａ上に載置された苗が
上方に浮上るのを防止する下部苗浮上防止体で、苗タン
ク２２の側壁２２ｂ・・・の上面に固設された支持具４
０の筒部４１に挿通し上下移動調節可能に蝶ポル１−４
１’　により固定された軸体４２に固設の支持板４３に
回動自在に枢支された支持棒４４に固着された防止杆４
５・・・により構成されている。４６は基部が上記支持
棒４５に固着され、先端が支持板４３に設けられた２つ
の係止穴４７ａ、４７ｂに選択的に係合すべく設けられ
た下部苗浮上防止体３９の姿勢保持具である。

然して、姿勢保持具４６の先端を係止穴４７ａに係合さ
せた状態では、下部苗浮上防止体３９は苗タンク２２の
苗載面２２ａ上方に対向した姿勢となっており、苗載面
２２ａ上に載せられた苗の浮上りを防止する。また、姿
勢保持具３７の先端を係止穴４７ｂに係合させた状態で
は、下部苗浮上防止体３９は第１Ｍの仮想線の非作用状
態の姿勢となっている。

また、２２’は苗載台２２の上端部に固設された補助苗
載台であって、空隙部４８・・・を有する桟状に形成さ
れている。

そして、上部苗浮上防止体３０の防止杆３６・・・の下
端部と下部面）７．上防止体３９の防止杆４５・・の上
端部とは、苗載面２２ａの傾斜方向に沿う方向でみて一
部オーバラツプするように構成されている６また、第３
図に示すように苗マットの長さをＬ（通常６０■）とす
ると、苗載面２２ａの長さは２Ｌどなっており、補助苗
載台２２′の長さは１／２Ｌとなっている。

一方、ステップフロア−９は、枠体１５の周囲及びエン
ジンカバー６の周囲に同一平面にて設けられており、そ
の一部に切欠穴を設けてエンジン５を配置し、エンジン
５の周囲を覆うようにエンジンカバー６を前記ステップ
フロア−９より立設された左右回動支体６ａ、６ａに左
右枢支軸８゜８にて回動自在に枢支して設けている。そ
して、エンジンカバー６の上面には操縦席２が一体的に
装着されている。然して、左右枢支軸８，８回りにエン
ジンカバー６・操縦席２をイ方向に回動せしめれば、エ
ンジン５が剥き出しとなり、整４：ｕ・点検が容易にお
こなえる。

尚、図中４９・・・は苗送リベルトであって、苗載面２
２ａ上に載せられた苗を苗受止枠２８に向けて苗タンク
２２が左右端に至ったときに送るものである。

次に、上側の作用について説明すると、上部苗浮上防止
体３０と下部苗浮上防止体３９とを第１図実線の作用状
態にして各々の蝶ボルト３２′　・４１′を弛め載置す
る市に合わせて上下窩さを調節し再び蝶ボルト３２′　
・４１′を締めて上部苗浮上防止体３０と下部苗浮上防
止体３９とを固定し、苗タンク２２の上方より苗を苗載
面２２ａ上に供給し、エンジン５で各部を回転すると、
乗用型走行車体３が前輪１２．１２と後輪１４．１４の
回転により推進されて、苗植作業機４が整地フロート２
４，２５．２５で一部その荷重が受けられて牽引される
と共に伝動軸を介して動力がフロントミッションケース
１Ｑ側から伝動ケース２１内の入力軸へ伝動される。す
ると、苗タンク２２が苗受止枠２８に沿って左右動して
苗分割口２９・・・に次々と苗を供給し、移植装置２３
・・・が順次苗分割口２９・・・より一株分づつの苗を
分割して前記整地フロート２４，２５．２５にて整地さ
れた圃場に植付けて行く。そして、苗タンク２２上の苗
が残り少なくなれば作業者は順次苗タンク２２に苗を供
給すのであるが、ステップフロア−９は同一平面で然も
広いので作業性がとても良い。

また、エンジン５の整備・点検を行なうときには、枢支
軸８，８回りにエンジンカバー６・操縦席２をイ方向に
回動せしめると、エンジン５が剥き出しとなり、容易に
おこなえる。

そして、特に、苗植作業時には上部苗浮上防止体３０と
下部苗浮上防止体３９とを第１図実線の作用状態として
おくと、苗タンク２２の上端から操縦座席２に座ってい
る作業者が苗を苗タンク２２に供給する場合に、苗は損
傷少なく然もめくれたりすることなく適正な姿勢のまま
苗載面２２ａ上に載置されるのでその苗植付作業が適正
なものとなる。更には、苗植作業を終了して機体を清掃
する場合には、上部苗浮上防止体３０と下部＆’ｔｌ上
防止体３６とを第１図仮想線の非作用状態とすれば、作
業者は苗タンク２２上の苗タンクを容易に取出すことが
できる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示したもので、第１図は側
面図、第２図は平面図、第３図は要部平面図である。 図中記号、１は操縦ハンドル、２は抛縦席、３は乗用型
走行車体、４は苗植作業機、５はエンジン、６はエンジ
ンカバー、２２は苗タンク、３０は上部苗ｌｌ上防止体
、３９は下部苗浮上防止体を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 苗載台２２の苗載面２２ａの傾斜方向に沿う長さを２枚
   以上の苗マットが載置できる長さにすると共に、苗載面
   ２２ａに対向して直列に複数組の苗浮上防止体３０・３
   ９を設けてなる苗植機において、該複数組の苗浮上防止
   体３０・３９を苗載面２２ａ幅方向で同じ位置で苗マッ
   トに苗浮上り防止作用するように配置し、且つ、複数組
   の苗浮上防止体３０・３９を苗載面２２ａの傾斜方向に
   沿う方向でみて一部オーバラップするように構成すると
   共に、苗載面２２ａに複数枚の苗マットを直列して載置
   したときに複数組の苗浮上防止体３０・３９のうちの上
   方の苗浮上防止体３０が直列載置された２枚の苗マット
   の両方に苗浮上り防止作用するように構成したことを特
   徴とする苗植機。