JPS6314805A - パルスギヤの製造方法 - Google Patents
パルスギヤの製造方法Info
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- JPS6314805A JPS6314805A JP15819586A JP15819586A JPS6314805A JP S6314805 A JPS6314805 A JP S6314805A JP 15819586 A JP15819586 A JP 15819586A JP 15819586 A JP15819586 A JP 15819586A JP S6314805 A JPS6314805 A JP S6314805A
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- molding
- pulse gear
- sintered
- pulse
- powder
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- Pending
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パルスギヤの製造方法に関し、詳細には、焼
結材料製のパルスギヤを備えた軸部材の回転数を検知す
るのに用いられるパルスギヤの製造方法に関する。
結材料製のパルスギヤを備えた軸部材の回転数を検知す
るのに用いられるパルスギヤの製造方法に関する。
自動車の制動装置において、急制動時の車輪のロックを
防ぐために、いわゆるアンチスキッドブレーキが実用化
されている。
防ぐために、いわゆるアンチスキッドブレーキが実用化
されている。
これは、車輪の回転数を検出することにより車輪のスリ
ップ状態を判別し、タイヤと路面の最大摩擦力を保持す
るように、ブレーキ液圧を制御するものである。そして
、車輪の回転数の検出には、車軸に備えた所定のセレー
ション配列を有するパルスギヤを車軸と共に回転させ、
それに電磁ピンクアップを近接して固定し、車輪回転数
に比例した周波数のパルスを発生させる速度検出装置を
使用する。
ップ状態を判別し、タイヤと路面の最大摩擦力を保持す
るように、ブレーキ液圧を制御するものである。そして
、車輪の回転数の検出には、車軸に備えた所定のセレー
ション配列を有するパルスギヤを車軸と共に回転させ、
それに電磁ピンクアップを近接して固定し、車輪回転数
に比例した周波数のパルスを発生させる速度検出装置を
使用する。
このパルスギヤは、プレス加工により成形されたものを
、一体にしたり (たとえば、特開昭56−43816
号)、または、要求精度が高い場合は、粉末成形材料を
焼結後、寸法矯正により所定の形状まで仕上げていた。
、一体にしたり (たとえば、特開昭56−43816
号)、または、要求精度が高い場合は、粉末成形材料を
焼結後、寸法矯正により所定の形状まで仕上げていた。
そして、材料の節約および加工時間の短縮上、焼結によ
る方法が有利である。
る方法が有利である。
しかしながら、焼結による製造方法には、次の問題があ
った。
った。
従来、焼結によるパルスギヤは、第7図に示す工程で作
られていた。この方法では、焼結時の寸法変化を矯正す
るために、寸法矯正が行われていた。ところが、寸法矯
正を行うと、パルスギヤの出力特性を左右する透磁力が
低下する欠点があった。この欠点を克服するには、寸法
矯正代を少なくするべく、粉末成形時および焼結時の寸
法精度をより厳しく管理する必要がある。このために、
生産効率が低下し、その割りには寸法精度が十分確保で
きていなかった。
られていた。この方法では、焼結時の寸法変化を矯正す
るために、寸法矯正が行われていた。ところが、寸法矯
正を行うと、パルスギヤの出力特性を左右する透磁力が
低下する欠点があった。この欠点を克服するには、寸法
矯正代を少なくするべく、粉末成形時および焼結時の寸
法精度をより厳しく管理する必要がある。このために、
生産効率が低下し、その割りには寸法精度が十分確保で
きていなかった。
したがって、本発明の目的は、寸法矯正工程以前にそれ
程厳しい寸法精度の管理を必要とせずに、高い透磁力を
付与した焼結材料製のパルスギヤの製造方法を提供する
ことにある。
程厳しい寸法精度の管理を必要とせずに、高い透磁力を
付与した焼結材料製のパルスギヤの製造方法を提供する
ことにある。
そこで、本発明は、寸法矯正工程の後に焼鈍を行うこと
により、高い透磁力を付与することを特徴とする。
により、高い透磁力を付与することを特徴とする。
具体的には、本発明はパルスギヤを製造する方法であり
、次の構成からなる。
、次の構成からなる。
製造されるパルスギヤは、焼結材料製であり、リング状
をしており、軸部材に取り付けられる。
をしており、軸部材に取り付けられる。
パルスギヤには、歯部が形成されている。歯部ハ、磁性
体からなり、所定のセレーション配列を有しており、軸
部材の回転に応じて回転し、回転数検出用センサに磁束
変化を生じさせるようになっている。
体からなり、所定のセレーション配列を有しており、軸
部材の回転に応じて回転し、回転数検出用センサに磁束
変化を生じさせるようになっている。
このパルスギヤを製造するに当たって、まず、磁性材料
からなる原料粉より、少なくとも歯部に磁性材料が配さ
れるように、粉末成形を行い、パルスギヤ成形体を作る
。
からなる原料粉より、少なくとも歯部に磁性材料が配さ
れるように、粉末成形を行い、パルスギヤ成形体を作る
。
次に、このパルスギヤ成形体を焼結し、パルスギヤ焼結
体とする。焼結後、パルスギヤ焼結体は、寸法矯正され
、寸法が矯正される。
体とする。焼結後、パルスギヤ焼結体は、寸法矯正され
、寸法が矯正される。
そして、寸法矯正後、焼鈍されて高透磁力を付与され、
所望の処理が行われて製品として完成する。
所望の処理が行われて製品として完成する。
上述の構成において、パルスギヤは、少なくともその歯
部が磁性体より形成されていればよいが、パルスギヤ全
体を磁性体から構成してもよい。
部が磁性体より形成されていればよいが、パルスギヤ全
体を磁性体から構成してもよい。
寸法矯正は、型内で軸方向への加圧を行う方法の他、し
ごき加工による方法等を用いることができる。
ごき加工による方法等を用いることができる。
また、歯部は、外歯、内歯、平歯等のいずれも適用可能
である。
である。
また、焼鈍条件は、鉄系普通焼結では、A5点以下、ま
た、フェライト系ステンレス焼結では、950℃以下で
炉冷することにより、行うことができる。ただし、それ
らの温度以上に加熱することは、熱変形による寸法精度
不良が顕著になるため、避けるのが望ましい。
た、フェライト系ステンレス焼結では、950℃以下で
炉冷することにより、行うことができる。ただし、それ
らの温度以上に加熱することは、熱変形による寸法精度
不良が顕著になるため、避けるのが望ましい。
以上のような本発明にかかるパルスギヤの製造方法は、
寸法矯正の後に焼鈍を行うので、寸法矯正で低下した透
磁力を回復することができる。
寸法矯正の後に焼鈍を行うので、寸法矯正で低下した透
磁力を回復することができる。
次に、本発明の実施例を図面を参考にして説明する。
ここで、第1図は、本発明の実施例にかかるパルスギヤ
の製造方法を説明するための工程図、第2図は、本発明
の実施例に用いられる寸法矯正装置の断面図、第3図は
、同装置を用いて製造されたパルスギヤの平面図、第4
図は、本実施例における焼鈍の熱サイクル図、第5図は
、本発明のパルスギヤをアクスルハブへ組み付けた状態
を示す断面図、そして、第6図は、本実施例におけるパ
ルスギヤの出力電圧と加速度変動の関係を示すグラフで
ある。
の製造方法を説明するための工程図、第2図は、本発明
の実施例に用いられる寸法矯正装置の断面図、第3図は
、同装置を用いて製造されたパルスギヤの平面図、第4
図は、本実施例における焼鈍の熱サイクル図、第5図は
、本発明のパルスギヤをアクスルハブへ組み付けた状態
を示す断面図、そして、第6図は、本実施例におけるパ
ルスギヤの出力電圧と加速度変動の関係を示すグラフで
ある。
本実施例にかかるパルスギヤの製造方法は、第1図に示
す工程に沿って行われる。
す工程に沿って行われる。
まず、ステンレス鋼粉(SUS403L、JIS規格)
に対し、約1%の潤滑剤(ステアリン酸亜鉛)を加え、
■型混粉機で30分間混粉をした。
に対し、約1%の潤滑剤(ステアリン酸亜鉛)を加え、
■型混粉機で30分間混粉をした。
その粉を粉末成形プレス(図示しない)に供給し、約6
tの面圧で成形体を製造した。その成形体を、約500
℃で1時間脱ロー後、約1200℃で1時間の真空焼結
をした。その後、径方向の片側で0.15flの寸法矯
正代で寸法矯正を行った。この寸法矯正には、第2図に
示す寸法矯正装置10を用いた。寸法矯正装置10は、
外型としてのダイス12と中央のコア14とで郭定され
る充填空間16に、成形体18を上パンチ20により上
方より押し込み、下パンチ22とで圧縮して寸法矯正を
行うようになっている。寸法矯正されたパルスギヤ24
は、第3図にその平面図を示すように、凸部24aと溝
24bが形成され、パルスギヤ24が回転することによ
り、電磁ピックアンプ(図示しない)に対して回転数検
出のためのパルスを発生するようになっている。
tの面圧で成形体を製造した。その成形体を、約500
℃で1時間脱ロー後、約1200℃で1時間の真空焼結
をした。その後、径方向の片側で0.15flの寸法矯
正代で寸法矯正を行った。この寸法矯正には、第2図に
示す寸法矯正装置10を用いた。寸法矯正装置10は、
外型としてのダイス12と中央のコア14とで郭定され
る充填空間16に、成形体18を上パンチ20により上
方より押し込み、下パンチ22とで圧縮して寸法矯正を
行うようになっている。寸法矯正されたパルスギヤ24
は、第3図にその平面図を示すように、凸部24aと溝
24bが形成され、パルスギヤ24が回転することによ
り、電磁ピックアンプ(図示しない)に対して回転数検
出のためのパルスを発生するようになっている。
寸法矯正後に、第4図に示す熱サイクルに沿って、焼鈍
を行った。真空加熱炉(図示しない)に寸法矯正された
パルスギヤ24を入れ、常温より0.5 Hrで900
℃まで加熱し、IHr保持した後、約4Hrで炉冷を行
った。
を行った。真空加熱炉(図示しない)に寸法矯正された
パルスギヤ24を入れ、常温より0.5 Hrで900
℃まで加熱し、IHr保持した後、約4Hrで炉冷を行
った。
その後、第5図に示すアクスルハブ26にパルスギヤ2
4を圧入して、パリ取り等の仕上げ加工をして完成した
。
4を圧入して、パリ取り等の仕上げ加工をして完成した
。
このように作られた本実施例のパルスギヤの出力電圧と
透磁率を調べたので、従来例と比較して説明する。なお
、出力電圧は、周方向のエアギアツブが0.6鶴を有す
る本実施例のパルスギヤを25゜rpmの回転数で回転
させ、第5図に示す電磁ピックアップ28により検出を
行った。また、13iff率は、出力電圧を測定した後
、パルスギヤをハブより抜き出し、単品の透磁率として
測定をした。従来例のパルスギヤの寸法は、本実施例と
同一であり、焼鈍以外は全て同じ工程により作られたも
のである。実験結果を次表に示す。
透磁率を調べたので、従来例と比較して説明する。なお
、出力電圧は、周方向のエアギアツブが0.6鶴を有す
る本実施例のパルスギヤを25゜rpmの回転数で回転
させ、第5図に示す電磁ピックアップ28により検出を
行った。また、13iff率は、出力電圧を測定した後
、パルスギヤをハブより抜き出し、単品の透磁率として
測定をした。従来例のパルスギヤの寸法は、本実施例と
同一であり、焼鈍以外は全て同じ工程により作られたも
のである。実験結果を次表に示す。
表
上表より明らかなように、本実施例のパルスギヤは、最
大透磁率が従来例に比べて大幅に向上しており、これに
より、高い出力特性が得られることが判る。この出力特
性が高まることは、第6図に示すように、加速度変動で
あるG変動を低下させることになり、従来例に比べて回
転数検出精度を格段に向上させている。
大透磁率が従来例に比べて大幅に向上しており、これに
より、高い出力特性が得られることが判る。この出力特
性が高まることは、第6図に示すように、加速度変動で
あるG変動を低下させることになり、従来例に比べて回
転数検出精度を格段に向上させている。
以上、本発明の特定の実施例について説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許の範囲
内において種々の実施態様を包含するものである。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許の範囲
内において種々の実施態様を包含するものである。
以上により、本発明のパルスギヤの製造方法によれば、
寸法矯正後の焼鈍工程により、寸法矯正で低下した透磁
力を回復できるので、寸法矯正工程前の粉末成形時、焼
結時の寸法管理を厳しく行わなくともよく、高い出力特
性を有するパルスギヤを生産効率良(製造することがで
きる。
寸法矯正後の焼鈍工程により、寸法矯正で低下した透磁
力を回復できるので、寸法矯正工程前の粉末成形時、焼
結時の寸法管理を厳しく行わなくともよく、高い出力特
性を有するパルスギヤを生産効率良(製造することがで
きる。
第1図は、本発明の実施例にかかるパルスギヤの製造方
法を説明するための工程図、 第2図は、本発明の実施例に用いられる寸法矯正装置の
断面図、 第3図は、同装置を用いて製造されたパルスギヤの平面
図、 第4図は、本実施例における焼鈍の熱サイクル図、 第5図は、本発明のパルスギヤをアクスルハブへ組み付
けた状態を示す断面図、 第6図は、本実施例におけるパルスギヤの出力電圧と加
速度変動の関係を示すグラフ、そして、第7図は、従来
例のパルスギヤの製造方法説明するための工程図である
。 出願人 トヨタ自動車株式会社 第6図 第7図
法を説明するための工程図、 第2図は、本発明の実施例に用いられる寸法矯正装置の
断面図、 第3図は、同装置を用いて製造されたパルスギヤの平面
図、 第4図は、本実施例における焼鈍の熱サイクル図、 第5図は、本発明のパルスギヤをアクスルハブへ組み付
けた状態を示す断面図、 第6図は、本実施例におけるパルスギヤの出力電圧と加
速度変動の関係を示すグラフ、そして、第7図は、従来
例のパルスギヤの製造方法説明するための工程図である
。 出願人 トヨタ自動車株式会社 第6図 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 軸部材に取り付けられ、リング状をしており、軸部材の
回転に応じて所定の磁束変化を回転数検出用センサに生
じさせるセレーション配列を有する磁性体からなる歯部
を備えた焼結材料製パルスギヤの製造方法であって、 磁性材料からなる原料粉より粉末成形を行い、パルスギ
ヤ成形体とする工程と、 前記パルスギヤ成形体を焼結し、パルスギヤ焼結体とす
る工程と、 前記パルスギヤ焼結体を寸法矯正する工程と、寸法矯正
したパルスギヤ焼結体を焼鈍する工程とからなるパルス
ギヤの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15819586A JPS6314805A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | パルスギヤの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15819586A JPS6314805A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | パルスギヤの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6314805A true JPS6314805A (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=15666349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15819586A Pending JPS6314805A (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | パルスギヤの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6314805A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5849817A (en) * | 1994-03-24 | 1998-12-15 | Silberline Limited | Metal pigments |
JP2007532320A (ja) * | 2004-04-13 | 2007-11-15 | アキュメント インテレクチュアル プロパティーズ エルエルシー | 粉末状金属のマルチローブ状工具及び作成の方法 |
CN104043820A (zh) * | 2014-05-26 | 2014-09-17 | 芜湖水泵制造有限公司 | 一种性能优异的粉末冶金齿轮 |
-
1986
- 1986-07-04 JP JP15819586A patent/JPS6314805A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5849817A (en) * | 1994-03-24 | 1998-12-15 | Silberline Limited | Metal pigments |
JP2007532320A (ja) * | 2004-04-13 | 2007-11-15 | アキュメント インテレクチュアル プロパティーズ エルエルシー | 粉末状金属のマルチローブ状工具及び作成の方法 |
CN104043820A (zh) * | 2014-05-26 | 2014-09-17 | 芜湖水泵制造有限公司 | 一种性能优异的粉末冶金齿轮 |
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