JPS6314803A - パルスギヤの製造方法 - Google Patents

パルスギヤの製造方法

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JPS6314803A
JPS6314803A JP15819386A JP15819386A JPS6314803A JP S6314803 A JPS6314803 A JP S6314803A JP 15819386 A JP15819386 A JP 15819386A JP 15819386 A JP15819386 A JP 15819386A JP S6314803 A JPS6314803 A JP S6314803A
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JP
Japan
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pulse gear
pulse
molding
gear
tooth
Prior art date
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Pending
Application number
JP15819386A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Imahashi
今橋 邦彦
Ichiro Nagarei
永礼 一郎
Keiji Ogino
荻野 恵司
Norio Ito
則雄 伊藤
Kazuhiko Takahashi
和彦 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パルスギヤの製造方法に関し、詳細には、パ
ルスギヤを備えた軸部材の回転数を検知するのに用いら
れ、高いピッチ精度および寸法精度を要求されるパルス
ギヤの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
自動車の制動装置において、急制動時の車輪のロックを
防ぐために、いわゆるアンチスキンドブレーキが実用化
されている。
これは、車輪の回転数を検出することにより車輪のスリ
ップ状態を判別し、タイヤと路面の最大摩擦力を保持す
るように、ブレーキ液圧を制御するものである。そして
、車輪の回転数の検出には、車軸に備えた所定のセレー
ション配列を有するパルスギヤを車軸と共に回転させ、
それに電磁ピックアップを近接して固定し、車輪回転数
に比例した周波数のパルスを発生させる速度検出装置を
使用する。
このパルスギヤは、プレス加工により成形されたものを
、一体にしたり(特開昭56−43816号)、または
、要求精度が高い場合は、粉末成形材料を焼結後、寸法
矯正により所定の形状まで仕上げていた。
そして、この焼結による場合は、第9図に示すような寸
法矯正装置100により行われていた。
寸法矯正装置100は、外型としてのダイス102と中
央のコア104とで郭定される充填空間に、焼結した成
形体106を上パンチ108により上方より押し込み、
下パンチ110とで圧縮して寸法矯正を行うようになっ
ている。なお、第9図は、矯正時の矯正加工装置の断面
図、そして、第10図は、ノックアウト時の同断面図で
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような焼結によるパルスギヤの製造によれば、成形
体108を寸法矯正したパルスギヤ112において、型
の合わせ面に第11図に示すようなパリ112a−11
2dが発生する。これらの内、歯形部にできるパリ11
2aは、検知コイルに対する磁束変化に影響を与えるた
め、除去をする必要がある。そして、パリの除去は、加
工工程を増やしてコストの上昇につながった。
したがって、本発明の目的は、歯形部にパリの発生しな
いパルスギヤの寸法矯正方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は、キャビティを構成する受け型の一つ
にパルスギヤ成形体の歯部に当接する一体の支持部を設
けることにより、歯形部にパリが発生するのを防止した
ことを特徴とする。
具体的には、本発明はパルスギヤを製造する方法であり
、次の構成からなる。
製造されるパルスギヤは、リング状をしており、軸部材
に取り付けられる。パルスギヤには、内歯もしくは外歯
が形成されている。それらの歯は、磁性体からなり、所
定のセレーション配列を有しており、軸部材の回転に応
じて回転し、回転数検出用センサに磁束変化を生じさせ
るようになっている。
このパルスギヤを製造するに当たって、まず、予め成形
されたパルスギヤ成形体を備えた軸部材を1!!備する
0次に、前記成形体の寸法矯正を行う。
この寸法矯正工程において使用される型は、歯部の側お
よび歯裏側にそれぞれ受け型が配設され、かつ、それら
の受け型の何れかに、パルスギヤ成形体の歯部に当接す
る、受け型と一体の支持部を備えているものである。そ
して、それらの受け型で形成されるキャピテイ内にパル
スギヤ成形体を装填し、その上からパンチにより加圧を
行うことにより、寸法矯正を行うようになっている。
上記した本発明の構成において、パルスギヤ成形体は、
金属、セラミックス等の粉末材料を成形後、焼結したも
の、もしくは、機械加工、塑性加工で略完成品形状まず
加工されたものであってもよい。
また、パルスギヤの成形体の歯部は、外歯、内歯の何れ
にも適用可能である。外歯の場合は、支持部が外側の受
け型に、そして、内歯の場合は、支持部が中心側の受け
型に一体に構成される。
また、パルスギヤは、少なくともその歯部が磁性体より
形成されていればよいが、パルスギヤ全体を磁性体から
構成してもよい。
〔作用〕
以上のような本発明にかかるパルスギヤの製造方法は、
一体となった支持部を備えた受け型を用いるので、パル
スギヤの歯部が型の合わせ面に当接しないため、歯部に
型の合わせ面に沿ったパリを生じない。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面を参考にして説明する。
(第1実施例) この実施例は、薄肉円筒状のノックアウトパンチを用い
て受け型の成形体歯部での分割を防止したものである。
ここで、第1図は、本発明の実施例にかかるパルスギヤ
の製造に使用される寸法矯正装置の断面図、第2図は、
ノックアウト時を示す同断面図、第3図は、同装置で加
工したパルスギヤの平面図、そして、第4図は、第3図
のIV−IV線矢視断面図である。
第1図において、寸法矯正装置10は、工作物の外形を
形成する受け型のダイス12と、ダイス12の内側中央
に配設される受け型のマンドレル14とからパルスギヤ
成形体としての焼結体22を収容するキャビティを形成
するようになっている。ダイ12の下部は、一体の支持
部16を形成している。支持部16とマンドレル14と
の間には、薄肉円筒状のノックアウトパンチ18が配設
されている。キャビティの上方には、ダイス12とマン
ドレル14間に嵌合する中空円筒状の上パンチ20が取
り付けられている。
この寸法矯正装置10を用いた工作物としてのパルスギ
ヤの製造方法について説明する。
まず、予めパルスギヤの焼結体22を作製しておく。焼
結体22には、外径側に歯部22aが軸方向の一部にわ
たり形成されている。歯部22aの歯丈は、4fiとし
た。5US430  (JIS規格)相当のフェライト
系金属粉を約5t/cdで成形後、減圧雰囲気巾約12
00℃の温度で1時間の加熱を行い、焼結体22を得た
。焼結体22の歯22aは、軸方向の途中まで形成され
ている。
この焼結体22をダイス12とマンドレル14で形成さ
れるキャビティ内へ挿入する。そして、上バンチ20を
加圧して、焼結体22を寸法矯正加工する。寸法矯正加
工後、ノックアウトパンチ18を上昇させ、第2図に示
す状態で成形されたパルスギヤ26が取り出される。
上パンチ20による加圧の際、図上パルスギヤ24の上
部の上パンチ20とダイス12およびマンドレル14と
の型合わせ面26.28により、パリ26a、28aが
生じる。また、成形体24の下部のノックアウトパンチ
18とダイス12およびマンドレル16との型合わせ面
30.32によってもバリ30a、32aが生じる。し
かし、これらのパリは、歯部には存在しないため、パル
スの発生には、悪影響を与えない。
また、ダイス12が一体型の支持部16を設けているた
め、従来の型におけるダイスと下パンチを兼ねており、
剛性が高いため、上パンチ20とダイス12およびマン
ドレル14とのクリアランスが小さくできる。ちなみに
、従来例のクリアランスが0.03〜0.1Onであっ
たのが、本実施例では、0.02m以下にすることがで
きた。
上述の方法で作製したパルスギヤ24を、第5図に示す
ようにフロントアクスルハブ34に圧入し、このアクス
ルハブを電磁ピックアップ36に対向させ、一定の速度
で回転させて出力電圧を調べたが、パルス電圧のバラツ
キは、従来方法に対し、約2/3〜1/2とすることが
できた。また、出力波形を調べたが、波形に乱れはなく
、精度のよいパルスが得られた。
また、上述の第1実施例においては、パルスギヤ成形体
として空孔を有する焼結体を用いたので、加工に要する
力が少なく済み、加工装置の剛性が比較的小さいものも
適用可能となった。
(第2実施例) この実施例は、ノックアウトピンを用いて受け型の成形
体歯部での分割を防止したものである。
ここで、第6図は、本発明の第2実施例にかかるパルス
ギヤの製造に使用される寸法矯正装置の断面図、第7図
は、ノックアウト時を示す同断面図、そして、第8図は
、同装置で成形されたパルスギヤの一部断面図である。
第1実施例が薄肉円筒状のノックアウトを使用している
のに対し、本実施例では、ノックピンを用いた点のみが
異なる。
本実施例の寸法矯正装置40では、第6図において、ダ
イス42の支持部44に周方向に8力所貫通孔46が形
成されており、貫通孔46には、ノックアウトピン48
が挿通されている。
本装置によれば、第1実施例と同様に、ノックアウトピ
ン48がダイス42の支持部44に収容された状態で、
上パンチ50が下降して、寸法矯正を行う(第6図に示
す状G)。その後、ノックアウトピン48が上昇して、
パルスギヤ56を取り出すく第7図に示す状態)。
矯正されたパルスギヤ56は、第8図に示すように、バ
リ56a、56b、56cが、いずれも歯部に形成され
ないので、パルスの発生に悪影響を与えない。また、ノ
ックアウトピン48と支持部44の貫通孔48との型合
わせ面にできるバリ56cは、型合わせ面のクリアラン
スが小・さいため、第1実施例に比べて小さくできる。
上述の方法で作製したパルスギヤ56を、第1実施例と
同様に第5図に示すフロントアクスルハブ34に圧入し
、このアクスルハブを電磁ピックアップ36に対向させ
、一定の速度で回転させて出力電圧を調べたが、パルス
電圧のバラツキは、従来方法に対し、約2/3〜1/2
とすることができた。
以上、本発明の特定の実施例について説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではな(、特許の範囲
内において種々の実施態様を包含するものである。
〔発明の効果〕
以上により、本発明のパルスギヤの製造方法によれば、
歯形部にパリが無いパルスギヤを得ることができ、また
、クリアランスを小さくできるため、歯形のバラツキも
小さくなり、回転数の検出等において正確なパルス電圧
を出力できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例にかかるパルスギヤの製
造に使用される寸法矯正装置の断面図、第2図は、ノッ
クアウト時を示す同断面図、第3図は、同装置で加工し
たパルスギヤの平面図、 第4図は、第3図のIV−IV線矢視断面図第5図は、
同装置で加工したパルスギヤをハブに取り付けた状態を
示す部分断面図、 第6図は、本発明の第2実施例にかかるパルスギヤの製
造に使用される寸法矯正装置の断面図、第7図は、ノッ
クアウト時を示す同断面図、第8図は、同装置で成形さ
れたパルスギヤの一部断面図、 第9図は、従来の寸法矯正装置の断面図、第10図は、
ノックアウト時の同断面図、そして、第11図は、同装
置で成形されたパルスギヤの一部断面図である。 10−・−・・−・寸法矯正装置 12−・−−一−−・ダイス 16−・−・支持部 18・−−一一−−−ノックアウトピン20−・−・・
上パンチ 22・−・−パルスギヤ成形体 出願人  トコタ自動車株式会社 第4図 第7図 第8図 6C 112C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 軸部材に取り付けられ、リング状をしており、軸部材の
    回転に応じて所定の磁束変化を回転数検出用センサに生
    じさせるセレーション配列を有する磁性体からなる内歯
    もしくは外歯を備えたパルスギヤの製造方法であって、 予め成形されたパルスギヤ成形体を準備する工程と、 前記成形体の寸法矯正工程とからなり、 前記寸法矯正工程は、歯側および歯裏側にそれぞれ受け
    型を有し、何れかの受け型はパルスギヤ成形体の歯部に
    当接する一体の支持部を備え、それら受け型で形成され
    るキャビティ内にパルスギヤ成形体を装填し、その上か
    らパンチで加圧することにより、寸法矯正が行われるこ
    とを特徴とするパルスギヤの製造方法。
JP15819386A 1986-07-04 1986-07-04 パルスギヤの製造方法 Pending JPS6314803A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5888271A (en) * 1996-03-01 1999-03-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Ozone storing method and ozone storage system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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