JPS63147033A - プレフアブル−ムの組立方法及び構造 - Google Patents

プレフアブル−ムの組立方法及び構造

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JPS63147033A
JPS63147033A JP29175286A JP29175286A JPS63147033A JP S63147033 A JPS63147033 A JP S63147033A JP 29175286 A JP29175286 A JP 29175286A JP 29175286 A JP29175286 A JP 29175286A JP S63147033 A JPS63147033 A JP S63147033A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は既設の建物の中に構築される便所等を備えたプ
レフアブルームの組立方法及び構造に関し、特に、基礎
枠上にパネル部材を建付けて所望の部屋空間を画成する
プレフアブルームの組立方法及び構造と、パネル部材の
建付けに加え上方から天井を吊設して所望の部屋空間を
画成するプレフアブルームの組立方法及び構造に関する
(従来の技術) 近年、ビルジングの躯体建設後、その屋内工事を行うに
際し、便所等を備えた部屋空間、例えば、便器と洗面台
が浴槽に併設されるバスルームや男子用及び女子用のト
イレと洗面台が複数並置されるトイレ等のスペースは、
工事内容が多岐に亘る為、事前に一括して工場等でユニ
ット化した汎用の壁パネルや便器或いは洗面台付ユニッ
トパネル等のパネル部材や配管、或は器具を建物の中に
搬入し、これらを建付けて所謂プレファブ方式のインナ
ールームを新たに設けることにより行い、以って施工の
簡略化を図る傾向に在る。
斯うしたプレフアブルームは、その部屋空間の側面を前
記パネル部材で画成することにより所望の部屋形状を得
ている。この点、部屋形状の設計の自由度を確保する上
で、パネル部材を建物の躯体壁部から独立させて建付け
るようにすることが望ましい。
そこで、建物の床上に所望の部屋形状に応じて基礎枠な
敷き回し、この基礎枠上にパネル部材を建て付けるよう
にしたプレフアブルームが、例えば、特開昭80−10
5747号公報において既に提案されている。
上記公報においては、添付図面の第13図及び第14図
に示される如く、先ず、上向きチャンネル形状のランナ
一部材(A)を建物の躯体床面に固着して所望の部屋形
状に敷き回し、次いで所要枚数のタイルパネル部材(B
)を用意してその下部(b+をランナ一部材(A)に嵌
挿係止し、上部(bzは隣り合うもの同士を下向きチャ
ンネル形状の連結部材(C)でつなぎ合わせる要領で、
ランナ一部材(A)の任意のコーナ一部(a)から両側
へと順次建て付けて行くことによりプレフアブルーム(
R)が仮組されている。
ところで、従来、斯うしたプレフアブルームの部屋空間
の上面は建物躯体自身の天井かこの躯体天井の下方に設
けられた吊天井により画成されていたが、後者の場合、
吊天井も矢張り建物躯体から独立させて設けることが望
ましく、それも天井荷重をプレフアブルーム自体に支え
させるようにできればより好ましい。
そこで、建物の床上に基礎枠を敷き回してこの基礎枠上
にパネル部材を建付け、更に、このパネル部材の上部で
支持した横梁から天井を吊り下げるようにしたプレフア
ブルームが、既に、前記特開昭80−105747号公
報に開示されている。
上記公報においては、前記パネル部材(B)の上部連結
部材(C)の上に天井吊下用の梁部材(D)が横架され
ている。
(発明が解決しようとする問題点) だが、上述の如き従来のプレフアブルームにおいては、
所要枚数のパネル部材を隣接するもの同士のもたれ合い
を利用して自立させることにより張り込んで行くことか
ら、パネル部材の建付施工時における安定性に欠け、特
に部屋容積の大きい最近のビルジングにあっては強度及
び剛性上不利であるばかりか、いずれかの角隅部から建
付施工を開始せざるを得ない為、施工手順が極めて束縛
され、同時に建付可能なパネル部材の枚数も少ない。し
かも建付時のパネル部材が仮組状態に置かれている為、
関連作業全てがどうしても一時的なものとならざるを得
ず、従って同様な作業を後でもう一度繰返す事となり、
二重手間となるばかりか、木組時に各部材をまとめて面
倒見ることになる為、細かな調整や締込等に甘さが残る
虞れが有る。
本発明は斯かる従来のプレフップルームの組立方法及び
構造上の問題点を有効に解決すべく為されたもので、そ
の第一の目的は、基礎枠上に連行けて部屋空間を画成す
る為のパネル部材の取付を簡易迅速且つ十分な安定性を
もたせて行うことができ、同時に鏡付可能なパネル部材
の枚数も実質的に制限されることが無く、しかも連行施
工を木組の状態で行うことも可能なプレフップルームの
組立方法及び構造を提供するに在る。
ところで、上記従来のプレフップルームの組立方法及び
構造上の問題点は、プレフップルームに吊天井を設けそ
の荷重をプレフップルーム自身の強度を利用して支えよ
うとする場合、安定性の点で特に顕著となる。この点、
前記公報に係るプレフップルームは、天井荷重をパネル
部材で受ける構成となっており、パネル自身の部材強度
及び設計上の制約といった点でも問題が有る。
そこで、本発明は、上述の効果に加え、天井の吊設をも
極めて安定して行うことのできるプレフップルームの組
立方法及び構造を#M供することをその第二の目的とし
ている。
(問題点を解決するための手段) 前記第一の目的を達成すべく、本発明は、問題解決の第
一の手段として、建物躯体の床上に基礎枠を敷き回した
後、この基礎枠上にパネル部材を連行けて所望の部屋空
間を画成するプレフップルームの組立方法において、上
記基礎枠の敷設後、この基礎枠の各角隅に支柱を立設し
、次いでこれらの支柱に各支柱の上部を巡らせて囲枠を
固設した後、上記パネル部材を基礎枠と囲枠との間に連
行けるようにした。
更に、第二の手段として、建物躯体の床上に敷き回され
た基礎枠と、この基礎枠上に連行けられたパネル部材と
を備え、このパネル部材により所望の部屋空間が画成さ
れているプレフップルームの組立構造において、上記基
礎枠の各角隅に支柱を立設すると共に、これらの支柱に
各支柱の上部を巡らせて囲枠を固設し、以って上記パネ
ル部材を基礎枠と囲枠との間に連行けるようにした。
また、前記第二の目的を達成する上では、問題解決の第
三の手段として、建物躯体の床上に基礎枠を敷ぎ回した
後、この基礎枠上にパネル部材を連行け、更に、このパ
ネル部材よりも上方に位置する横梁から天井を吊設して
所望の部屋空間を画成するプレフップルームの組立方法
において、上記基礎枠の敷設後、この基礎枠の各角隅に
支柱を立設し、次いでこれらの支柱に各支柱の上部を巡
らせて囲枠を固設した後、上記横梁をこの囲枠上に架設
し、以って上記パネル部材を基礎枠と囲枠との間に連行
け、併せ上記天井の吊設を行うようにした。
また更に、第四の手段として、建物躯体の床上に敷き回
された基礎枠と、この基礎枠上に連行けられたパネル部
材と、このパネル部材よりも上方に位置する横梁から吊
設された天井とを備え、これらのパネル部材と天井によ
り所望の部屋空間が画成されているプレフップルームの
組立構造において、上記基礎枠の各角隅に支柱を立設す
ると共にこれらの支柱に各支柱の上部を巡らせて囲枠を
固設して、上記横梁をこの囲枠上に架設し、上記パネル
部材は基礎枠と囲枠との間に連行けるようにした。
(作用) 前記第一の手段によれば、基礎枠を下枠とし囲枠を上枠
とするパネル部材の鏡付構造がその連行施工に先立って
構築される為、任意枚数のパネル部材の連行を任意位置
から開始することができ、よって施工が迅速であるのみ
か、側方からの張込が可能である点簡易な作業で済み、
しかも各支柱が上下の枠を堅牢強固に保持する隅柱とし
て機能することから、所望の部屋形状に応じたプレフッ
プルーム全体のリジッドなフレームストラクチャ−が構
築され、従って連行時の安定性に優れ、木組状態での連
行施工が可能となる。
同様に、前記第二の手段によれば、基礎枠を下枠とし囲
枠を上梓とするパネル部材の鏡付構造が得られ、しかも
各支柱が上下の枠を堅牢強固に保持する隅柱として機能
することから、所望の部屋形状に応じたリジッドなフレ
ームストラクチャ−が構築される。
また、前記第三及び第四の手段によれば、夫々吊天井付
きプレフアブルームの組立方法及び構造において、上記
類似の作用に加え、横梁の存在によりフレームストラク
チャ−のリジディテイが一層増大し、その分、フレーム
ストラクチャ−を介した天井の吊設も安定性を増し、し
かも天井荷重が直接パネル部材に掛かることがない。
(実施例) 以下、本発明の実施例に係る組立方法及び構造が通用さ
れたプレフアブルームに付き、添付図面を参照してその
全体構造、詳細構造及び組立方法の順に説明を行う。
先ず第1図に基づき全体構造の説明を行う。
第1図は概略組立られたプレフアブルームの一部を切欠
いた全体斜視図である。
図中参照符号(P)はプレフアブルームの全体を示す。
プレフアブルーム(P)は既に建設された不図示のビル
ジング内の所与のルームスペースにおいて建物躯体の床
(F)上に便所等を備えて構築され、その全体骨組を成
すフレームストラクチャ−(1)と、このフレームスト
ラクチャ−(1)の側面に沿って鏡付られてプレフアブ
ルーム(P)内の部屋空間(S)を側方から画成する所
要枚数のパネル部材(2)・・・と、フレームストラク
チャ−(1)内に上方から吊設されて部屋空間(S)の
上面を画成する吊天井(3)とから成る。
フレームストラクチャ−(1)は、所望の部屋形状に合
わせて躯体の床(F)上に敷き回された下枠としての基
礎枠(4)と、この基礎枠(4)の角隅部(4a)・・
・に立設された隅柱としての支柱(5)・・・と、これ
らの支柱(5)・・・に各支柱(5)の上部(5a)を
巡らせて止着固設された上枠としての囲枠(6)と、こ
の囲枠(6)の対向辺間に上部補強材として適宜本数架
設された横梁(7)・・・とから成り、更なる上部補強
材として各コーナーの両辺間に架は渡されたプレース(
8)・・・及び平面視略三角形状のコーナープレート(
9)・・・を宥している。
次いで、第2図乃至第11図に基づいてプレフアブルー
ム(P)の詳細構造を説明する。
第2図は第1図のII −II線に沿った縦断面の要部
拡大図、第3図は同III −III線に沿った横断面
の要部拡大図である。尚、第4図、第5図及び第6図は
夫々基礎枠の敷設構造を示す要部の平面図、立面図及び
斜視図、第7図はパネル部材の正面図、第8図及び第9
図は夫々第7図の■−■線及びIX−IX線断面図、ま
た第10図及び第11図は夫々天井の吊構造を示す要部
正面図及びそのXl−沿線断面図である。
基礎枠(4)はプレフアブルーム(P)の部屋形状に沿
って一筆書状に敷き回されていて、その全周に亘り、基
台を成すボーダー(10)に大幅木(11)が被冠され
た構成となっている。
ボーダー(lO)は、第4図乃至第6図に見る如く、背
もたれ付長椅子状の下枠部材(13)をその長手方向に
所要箇数並べ込み、隣り合うもの同士を突合せ方式によ
りボルト(14)で接合して構成される。各下枠部材(
13)は、外向きL字状断面の脚部(13a)と内向き
L字状断面の受座部(13b)とから成り、脚部(13
a)はその外方へ折曲された基片部(13c)が植込ボ
ルト(15)を介して躯体側の床(F)に係止されてい
る。基礎枠(4)の角隅部(4a)を構成する下枠部材
(13) 、 (13)同士は、それらの受座部(13
b) 、 +13b)の上方への各起立片(13d) 
、 (13d)が互いに面一の状態で出会える様、−万
態の受座部(13b)にその端縁沿いに起立片(13d
)を廻り込ませた形で行当りとなった折曲部(13e)
が設けられている。また、各下枠部材(13)は、その
基片部(13C)に穿設された通し穴(16)の上側に
ナツト(17)が溶接されており、このナツト(17)
に螺合させた棒ネジ(18)により高さ調節可能となっ
ていて、高さ調節後、床(F)との間に個物(19)が
介装され、第2図に示す如く、床面のタイル等の仕上材
(20)との間には目地(21)が打たれている。尚、
基礎枠(4)の起立片(13dlに皿体側の床(F)に
敷いた防水シートを上げ、その表面に幅木(11)を取
り付け、防水シートを挟んでも良い。
基礎枠(4)の各角隅部(4a)は本実施例ではいづれ
も入隅となフていて、そこに立設される支柱(5)の取
付構造は四隅とも同じ構成になっている。つまり、支柱
(5)は、第3図に示される如く、各角隅部(4a)の
−万態の下枠部材(13)の基片部(13c)上に起設
され、略W字状の断面を有していて、その中央直角部(
5a)の両辺が上記下枠部材(13)の受座部起立片(
13d)とその折曲部(13e)に−外方より冠着し、
夫々、ビス(22)及びビス(23)により内方から縫
い留められている。この中央直角部(5b)の両側縁は
夫々外方に90°折曲されてフランジ部(5c) 、 
(5d)となっており、片方のフランジ部(5c)には
、ビス(24)によっだぼ(25)が結着されている。
一方、各支柱(5)の上部(5a)には前記コーナープ
レート(9)及び不図示のビスを介して囲枠(6)が止
着されている。囲枠(6)は、第2図に示される様に、
室内(S)側に向いた上片部(6a)及び外側に向いた
下片部(6b)とその間を上下に結ぶ帯状本体部(6c
)とから成る断面路Z字状の形鋼材で、上片部(6a)
には、横梁(7)が載置されビス(26)により下方か
ら縫い留められている。
以上の構成によりフレームストラクチャ−(1)がリジ
ッドに構築され、その下枠及び上枠としての基礎枠(4
)と囲枠(6)との間に室内(S)側からパネル部材(
2)が建付けられている。
パネル部材(2)は、第7図乃至第9図に示される様に
、建付けた際に室内(S)側に来る壁体アセンブリ(2
7)と躯体の壁(W)側に来るパネルフレーム(28)
とから成る。アセンブリ(27)はフレーム(28)に
止着されたバックプレート(29)とタイルその他の適
宜な表面材で仕上られた壁面部(30)とを有し、その
間には芯材(31)を介装すると共に両側縁に沿ってス
ペーサ(32)、(33)が嵌着され、一方のスペーサ
(32)には外側内診の欠継部(32a)が、また他方
のスペーサ(33)には内側向きの欠継部(33a)が
設けられている。
一方、パネルフレーム(28)は、C形チャンネル部材
を組合せて構成され、壁体アセンブリ(27)を保持す
る格子状のバックフレーム部(34)と、その上方に突
出するアッパフレーム部(35)とから成る。バックフ
レーム部(34)は最下段に下框としてのボトムフレー
ムメンバー(3δ)を備え、メンバー(36)は下方へ
開口したC形チャンネルとなっている。
また、アッパフレーム部(35)は最上段に上框として
のトップフレームメンバー(37)を備え、このメンバ
ー(37)は上方へ開口し室内(SJ側の端部(37a
)が躯体側の端部(37b)より長い略G形のチャンネ
ルとなっている。このトップフレームメンバー(37)
と上記バックフレーム部(34)との間には、センター
フレームメンバー(38)と両サイドフレームメンバー
(39) 、 (39) 、それに室外方向へ若干ずら
し込んだオフセットメンバー(40) 、 (40)が
設けられている。尚、両サイドフレームメンバー(39
) 、 (39)は、スペーサ(32)と同じ側のもの
が横開き、またスペーサ(33)側のものが後開きとな
ったCチャンネルにより夫々構成され、いづれも、バッ
クフレーム部(34)からアッパフレーム部(35)ま
で連続した一部材となっている。上記サイドフレームメ
ンバー(39)の向きは、図示のパネル部材(2)が建
付に際し支柱(5)に係止される位置に置かれるもので
あることによる。他の場所に位置するパネル部材の場合
、両サイドフレームメンバー(39) 、 (39)共
に後方へ開いたCチャンネル形状となっている。
第2図に示される様に、パネル部材(2)は、そのバッ
クフレーム部(28)最下段のフレームメンバー(36
)を、下枠部材(13)の受座部(13b)に植設され
た位置決めガイドとしてのだぼ(42)に係着させて建
付け、パネル部材(2)の上部は、そのアッパフレーム
部(35)のオフセットメンバー(40)を囲枠(6)
の本体部(6c)にビス(43)で室内側から縫い付け
ることにより止着されている。尚、図中、(90)はパ
ネル部材(2)を後方から介添えする為の補強材である
ところで、基礎枠(4)の各角隅部(4a)に位置する
パネル部材(2) 、 (2)の内の一方は、他の場所
のものと異なり、第3図に示される如く、支柱(5)側
に来るサイドフレームメンバー(39)に、lfr面り
字形状の取合部材(44)の一方の翼部(44a)がビ
ス(45)により外方から止着されている。この翼部(
44a)には穴(46)が穿設され、支柱(5)の片方
のフランジ部(5C)のだぼ(25)に遊嵌位置決めさ
れている。L字状取合取合部材(44)の他方の翼部(
44b)は、ビス(47)により支柱(5)の他方のフ
ランジ部(5d)に止着されている。この翼部(44b
)にもビス(48)によっだぼ(49)が植設されてい
て、このだぼ(49)により角隅部(4a)のもう−万
態のパネル部材(2)がそのサイドフレームメンバー(
39)を介して係止されている。
また、鏡付に際し隣接するパネル部材(2)、(2)同
士は、互いにそれらのサイドフレームメンバー(39)
 、 (39)を相手側との取合部材として提供し合い
、その間を断面略U字形状のジヨイント部材(50)が
接合している。
ここで天井(3)の吊構造に付き説明する。
天井(3)は、天井パネルを順次張り込んで行く所謂シ
ステム天井構造となっていて、第2図に示すように、囲
枠(6)の対向辺間に架設した横梁(7)から、その横
向kcチャンネル形状の下縁部(7a)に着設したアッ
パフック(51)により垂設されるボルト(52)を介
して、吊設されている。ボルト(52)からは、第10
図及び第11図に示すように、上下のナツト(53) 
、 (54)により高さ調節自在なホルダ(55)を介
して天井フレーム(56)が水平に抱持され、このフレ
ーム(56)上の適宜箇所に上部(57a)が取付けら
れたロアーフック(57)の丁字形下部(57b)によ
り天井パネル(58)が吊り下げられている。
尚、天井(3)はその端縁部が、パネル部材(2)のパ
ネルフレーム(28)上部に室内(S)側からビス(5
9)により止着された係止片(60)を介して揺れ止め
されている。
以上述べたプレフアブルームの組立構造によれば、パネ
ル部材(2)を張り込んでゆく上で、基礎枠(4)を下
枠とし囲枠(6)を上枠とする鏡付構造が得られ、しか
も各支柱(5)がそうした上下の枠゛を堅牢強固に保持
する隅柱として機能することから、所望の部屋形状に応
じたリジッドなフレームストラクチャ−(1)が構築さ
れる。
また、横梁(7)の存在によりフレームストラクチャ−
(1)のリジディティが一層増大し、その分、フレーム
ストラクチャ−(1)を介した天井(3)の吊設も安定
性を増し、しかも天井荷重が直接パネル部材(2)に掛
かることがない。
以上の構成から成るプレフアブルーム(P)の組立方法
を以下に述べる。
先ず、建物躯体の床(F)上に所望の部屋形状に応じて
墨を打ち、植込ボルト(15)の芯出しを行ってボルト
孔を明け、ボルト(15)を植設する。その後、下枠部
材(13)を植込ボルト(15)に係合させつつ敷き込
んで行き、同時に高さ調節用のボルト(18)によりレ
ベルを出し、個物(19)を入れ、関係するナツト等を
締め込んでおく。
次いで、基礎枠(4)の各角隅部(4a)において、支
柱(5)下部の中央直角部(5b)をビス(22) 、
 (23)で下枠部材(13)に縫い付けて支柱(5)
を立設し、以って隣り合う支柱(5)、(5)の各上部
(5al 、 (5a)間に囲枠(8)の対応する辺を
ビス止め等により止着し架設する。
本実施例は部屋形状がシンプルであり、よって、囲枠(
6)を全周架設し終えた段階で横梁(7)を囲枠(6)
の対向辺間に架は渡し、両端を止着する。この時、プレ
ース(8)及びコーナープレート(9)も止着しておく
。部屋形状が複雑な場合やルームスペースが広い場合に
は、囲枠を適宜な辺まで架設した段階で対応する横梁を
架は渡し、その部分のプレースやコーナープレートを止
着しておき、同様な作業を繰り返すことで、全周の施工
を済ます。また、角隅の間隔が大ぎい場所では、適宜な
中間位置にも支柱を立設する。
以上により、フレームストラクチャ−(1)が構築され
る。尚、搬入経路の都合上、パネル部材(2)の連行後
では天井フレーム(56)の抱持や天井パネル(58)
の張り込みが難しい場合その他、この段階で天井(3)
の施工を行っておくことはさしつかえない。
次いで、パネル部材(2)を鏡付は張り込んで行く。パ
ネル部材(2)の張り込みは基礎枠(4)上のどの位置
からでも開始できるが、以下、説明の都合上、角隅部(
4a)から行うものとする。
最初に支柱(5)の一方のフランジ部(5C)にだぼ(
25)を止着しておく。一方、対応するパネル部材(2
)のこのフランジ部(5C)に係着される側のサイドフ
レームメンバー(39)にビス(45)でL形状取合部
材(44)を止着しておく。
そして、このパネル部材(2)を基礎枠(4)の長手方
向に押し付けて、取合部材(44)の両翼部(44a)
 、 (44b)を支柱(5)の両側フランジ部(5c
)。
(5d)に夫々に重ね合わせ、その際、一方の翼部(4
4a )の穴(46)にだぼ(46)を嵌入させて、パ
ネル部材(2)の押付方向から見た上下左右方向での位
置決めを行う。次いで、取合部材(44)の他方の翼部
(44b)を支柱(5)と対応する側のフランジ部(5
d)にビス(47)で止着して、パネル部材(2)の押
付方向から見た前後方向で位置決めを行う。尚取合部材
(44)の翼部(44b)のだぼ(49)は、この時点
では既に止着されているものとする。
その後、角隅部(4a)の他方の側のパネル部材(2)
を基礎枠(4)の長手方向に押し付けて、その対応する
側のサイドフレームメンバー(39)をだぼ(49)に
係着する。
以って、各パネル部材(2)のオフセットメンバー(4
0) 、 (40)をビス(43)により囲枠(6)の
本体部(6C)に縫い付ける。
基礎枠(4)の角隅部(4a)以外の場所でのパネル部
材(2)の鏡付けは、先ず、パネル部材(2)のボトム
フレームメンバー(36)をだぼ(42)に係着させて
基礎枠(4)の受座部(13b)上に起立させ、次いで
、このパネル部材(2)のサイドフレームメンバー(3
9)とこれに隣接するパネル部材(2)のサイドフレー
ムメンバー(39)とにU字状ジヨイント部材(50)
を係着して両者を接合した後、オフセットメンバー(4
0)を囲枠(6)に止着する。
以上によりプレフアブルーム(P)の室内空間(S)の
側面が画成される。
次いで、天井(3)を以下の要領で吊設して室内空間(
S)の上面を画成する。
先ず、アッパフック(51)にボルト(52)を取付け
ると共にこのボルト(52)にナツト(53) 、 (
54)でホルダ(55)を係着したもを所要組数用意し
ておき、これらを各横梁(7)の下縁部(7a)に引掛
は所定の間隔で垂設した後、天井フレーム(56)をホ
ルダ(55)に通し、ロアーフック(57)を取付けて
行く。
この点、アッパフック(51)のみ成るいはアッパフッ
ク(51)にボルト(52)及びナツト(53) 、 
(54)を取付けたものを先に垂らしておき、他のもの
は天井フレーム(56)に取付けた状態で搬入してアッ
パフック(51)側に取付けるようにすることは差し支
えない。
次に、天井フレーム(56)の高さ調整及びレベル確認
後、天井パネル(58)をロアーフック(57)の下部
に引掛けて張り込んでゆき、最後に係止片(60)を取
付けて天井(3)の揺れ止めを行う。
以上述べたプレフアブルームの組立方法によれば、パネ
ル部材(2)を鏡付けていく上で、基礎枠(4)を下枠
とし囲枠(6)を上梓とする鏡付構造が鏡付施工に先立
って構築される為、任意枚数のパネル部材(2)の鏡付
を基礎枠(4)の角隅部(4a)に限らずその任意の位
置から開始することができ、よって施工が迅速であるの
みか、側方からの張込が可能である点簡易な作業で済み
、しかも各支柱(5)が上下の枠を堅牢強固に保持する
隅柱として機能することから、所望の部屋形状に応じた
プレフアブルーム全体のリジッドなフレームストラクチ
ャ−(1)が構築され、従って連行時の安定性に優れ、
木組状態での鏡付施工が可能となる。
ここで、第12図を参照して、本発明の別の実施例係る
組立方法及び構造が適用されたプレフアブルームの支柱
取付構造並びに基礎枠角隅部におけるパネル部材の鏡付
構造及び方法に付き説明を行う。尚、前記実施例と同じ
部材には同じ参照番号を付しその説明を省略する。
第12図はプレフアブルームの要部横断面図である。
図中(70)は基礎枠(4)の角隅部(4a)に立設さ
れた支柱を示し、支柱(7G)は略り字形状の断面を有
する形鋼材から成り、その下端を下枠部材(13)の受
座部(13b)に着座させ、またそのL字形状断面の長
辺側の側部(70a)と短辺側の側部(70b)とを夫
々ビス(71)、(72)により上記受座部(13b)
の起立辺(13d)とその折曲部(13e)に止着し、
以って、鉛直に起設されている。支柱(7o)の各側部
(70a) 、 (70b)はその端縁に内方への折曲
部(70C) 。
(70d)を設けて強度を増しである。
パネル部材(2)のサイドフレームメンバー(39)は
いずれも後向きに開いたCチャンネルになっていて、基
礎枠角隅部(4a)以外の場所では、隣合うパネル部材
(2) 、 (2>の相対するサイドフレームメンバー
(39) 、 (39)間を断面U字形状のジヨイント
部材(50)でつないで接合されている。
基礎枠角隅部(4a)両側のパネル部材(2) 、 (
2)については、断面り字形状のジヨイント部材(8o
)の短辺側の側部(80a)に一方のパネル部材(2)
のサイドフレームメンバー(39)の側部をビス(81
)により縫い付け、また長辺側の側部(aob)に他方
のパネル部材(2)の壁体アセンブリ(27)とサイド
フレームメンバー(39)を当接させてサイドフレーム
メンバー(39)の側部をビス(82)により縫い付け
て接合している。
上記構成によれば、支柱(7o)が下枠部材(13)の
受座部(13b)に着座し従って起立片(13d)の内
側に置かれている為、下枠部材(13)の基片部(13
c)の外方への突出量を少なくでき、プレフアブルーム
(P)を建物躯体のルームスペース一杯に構築できる。
尚、この実施例の場合、基礎枠角隅部(4a)に位置す
るパネル部材(2)、(2)の建付は、事前に両者をL
字形ジヨイント部材(8o)で接合しておくことになり
、構成が簡易であるばかりでなく、その分速付作業も容
易となる。
(発明の効果) 以上の発明により理解される如く、本発明によれば、建
物躯体の床上に基礎枠を敷き回し、この基礎枠上にパネ
ル部材を建付けて所望の部屋空間を画成するプレフアブ
ルームの組立方法及び構造において、パネル部材の取付
を簡易迅速且つ十分な安定性をもたせて行うことが可能
となり、その際連行可能なパネル部材の枚数が実質的に
制限されずに済み、しかも連行施工を木組の状態で行う
ことも可能となる。
また、本発明によれば建物躯体の床上に基礎枠を敷き回
し、この基礎枠上にパネル部材を建付け、更に、このパ
ネル部材よりも上方に位置する横梁から天井を吊設して
所望の部屋空間を画成するプレフアブルームの組立方法
及び構造において、天井の吊設を極めて安定して行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例に係る組立方法及び構造が適用
されたプレフアブルームを示したもので、第1図は概略
組立られたプレフアブルームの一部を切欠いた全体斜視
図、第2図は第1図の11−11線に沿った縦断面の要
部拡大図、第3図は同III −III線に沿った横断
面の要部拡大図、第4図、第5図及び第6図は夫々基礎
枠の敷設構造を示す要部の平面図、立面図及び斜視図、
第7図はパネル部材の正面図、第8図及び第9図は夫々
第7図の■−■線及びIX−IX線断面図、第10図及
び第11図は夫々天井の吊構造を示す要部正面図及びそ
の℃−刈縁線断面図第12図は別実施例に係る組立方法
及び構造が通用されたプレフアブルームの要部横断面図
、そして第13図及び第14図は従来例を示す為の説明
図である。 尚、図中、(1)はフレームストラクチャ−5(2)は
パネル部材、(3)は天井、(4)は基礎枠、(4a)
は角隅部、(5)は支柱、(5a)は支柱上部、(6)
は囲枠、(7)は横梁、(F)は建物躯体の床、(P)
はプレフアブルーム、(S)は部屋空間である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建物躯体の床上に基礎枠を敷き回した後、該基礎
    枠上にパネル部材を建付けて所望の部屋空間を 画成するプレフアブルームの組立方法において、前記基
    礎枠の敷設後、該基礎枠の各角隅に支柱を立設し、次い
    でこれらの支柱に各支柱の上部を巡らせて囲枠を固設し
    た後、 前記パネル部材を前記基礎枠と前記囲枠との間に建付け
    るようにしたことを特徴とするプレフアブルームの組立
    方法。
  2. (2)建物躯体の床上に敷き回された基礎枠と、該基礎
    枠上に建付けられたパネル部材とを備えて成り、該パネ
    ル部材により所望の部屋空間が画成さ れているプレフアブルームの組立構造において、前記基
    礎枠の各角隅に立設された支柱と、これらの支柱に各支
    柱の上部を巡らせて固設された囲枠とを更に備え、 前記パネル部材は前記基礎枠と前記囲枠との間に建付け
    られていることを特徴とするプレフアブルームの組立構
    造。
  3. (3)建物躯体の床上に基礎枠を敷き回した後、該基礎
    枠上にパネル部材を建付け、更に、該パネル部材よりも
    上方に位置する横梁から天井を吊設して所望の部屋空間
    を画成するプレフアブルームの組立方法において、 前記基礎枠の敷設後、該基礎枠の各角隅に支柱を立設し
    、次いでこれらの支柱に各支柱の上部を巡らせて囲枠を
    固設した後、 前記横梁を前記囲枠上に架設し、以つて前記パネル部材
    を前記基礎枠と前記囲枠との間に建付けると共に前記天
    井の吊設を行うようにしたことを特徴とするプレフアブ
    ルームの組立方法。
  4. (4)建物躯体の床上に敷き回された基礎枠と、該基礎
    枠上に建付けられたパネル部材と、該パネル部材よりも
    上方に位置する横梁から吊設された天井とを備えて成り
    、これらのパネル部材と天井により所望の部屋空間が画
    成されているプレフアブルームの組立構造において、 前記基礎枠の各角隅に立設された支柱と、これらの支柱
    に各支柱の上部を巡らせて固設された囲枠とを更に備え
    、 前記横梁は前記囲枠上に架設され、前記パネル部材は前
    記基礎枠と前記囲枠との間に建付けられていることを特
    徴とするプレフアブルームの組立構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619401U (ja) * 1984-06-22 1986-01-20 東陶機器株式会社 大型ユニツトル−ム

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JPS619401U (ja) * 1984-06-22 1986-01-20 東陶機器株式会社 大型ユニツトル−ム

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