JPS63146883A - 新規なイミダゾ〔4,5−b〕ピリジン誘導体、その製造法及びそれを含有する抗潰瘍剤 - Google Patents

新規なイミダゾ〔4,5−b〕ピリジン誘導体、その製造法及びそれを含有する抗潰瘍剤

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JPS63146883A
JPS63146883A JP13353587A JP13353587A JPS63146883A JP S63146883 A JPS63146883 A JP S63146883A JP 13353587 A JP13353587 A JP 13353587A JP 13353587 A JP13353587 A JP 13353587A JP S63146883 A JPS63146883 A JP S63146883A
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松石 直人
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武田 春樹
Kenichi Iiizumi
飯泉 憲一
Seiichi Murakami
清一 村上
Akira Hisamitsu
久光 明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産米上のl光■ 本発明は置換基として2−ジメチルアミノベンジルスル
フィニル基を有するイミダゾ[4,5−b]ピリジン誘
導体に関する。本発明のイミダゾ[4,5−b]ピリジ
ン誘導体は、カリウムイオン依存性アデノシントリホス
ファターゼ[以下(H+K  >ATPアーゼと略す。
]の活性を特異的に阻害する作用を有し、胃又は十二指
腸潰瘍の治療薬として期待されるものである。
炙米五亘誓 近年、胃又は十二指腸潰瘍の病態生理学において、胃小
胞体ベシクル内での塩酸産生に関与する(H+K  >
ATPアーゼの挙動が注目され、この酵素の活性阻害の
有無が、抗潰瘍剤の一つの指標とされるに至って来た[
ガストロエンテロロジイ−(aastroentero
+ogy) 1巻420頁 1943年;同73巻92
1頁 1977年]。2−ジメチルアミノベンジルスル
フィニル基を置換基として持つ化合物において、かかる
観点から研究され、抗潰瘍剤としての利用を示唆されて
いるものとしては、ベンズイミダゾール骨格を有する2
−[(2−ジメチルアミノベンジル)スルフィニル]ベ
ンズイミダゾール(以下rNC−1300Jと仮称する
。)が報告されている[特開昭61−60660号公報
:第14回薬物活性シンポジウム講演要旨集(日本薬学
会・日本薬理学会共催)97頁 昭和60年10月1日
発行]。
日が ゛しようとする問題7.。
本発明者らは、NC−1300の周辺化合物を鋭意探索
した結果、2−ジメチルアミノへンジルスルフィニル基
を2位に持つイミダゾ[4,5−b]ピリジン誘導体が
、顕著な(H” 十K” >ATPアーゼ活性阻害作用
を具備し、しかもその作用がNG−1300に比べて勝
ることを知り、本発明に到達した。
問題点を解決するための 段 本発明によれば、下記一般式[I] (式中、Rは水素原子、シクロプロピル基で置換されて
いてもよい炭素数1〜4個の直鎖状もしくは分岐状のア
ルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基又はアルキル
スルフィニル基を表わす。)で示されるイミダゾ[4,
5−blピリジン誘導体が提供される。
この一般式[I]で示されるイミダゾ[4,5−b]ピ
リジン誘導体には、下記一般式[■゛](式中、Rは前
記と同*義である。) で示される互変異性体も包含される。
一般式[I]及び[工°]中のRに関し、炭素数1〜4
個の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、アルコキシ基
、アルキルチオ基又はアルキルスルフィニル基における
「アルキル」の概念はメチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、5ec−ブチル、イソブチ
ル又はtert−ブチルを意味する。
前記一般式[11及び[■°1で示されるイミダゾ[4
,5−b]ピリジン誘導体(以下単に本発明化合物[I
]と略す。)は、下記一般式[■](式中、R−は水素
原子、シクロプロピル基で置換されていてもよい炭素数
1〜4個の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、アルコ
キシ基、アルキルチオ基を表わす。) で示されるスルフィド化合物を、適当な反応溶媒の存在
下に酸化剤を用いて酸化させることにより製造すること
ができる。反応割合はスルフィド化合物[ff]に対し
て酸化剤を1.0〜1.3倍モルmとする。また、R′
がアルキルチオ基の場合、酸化剤を2.0〜2.5倍モ
ル量使用すれば、アルキルチオ基も同時に酸化されアル
キルスルフィニル基とすることができる。使用できる酸
化剤としては、例えばm〜クロロ過安息香酸、過安息香
酸又は過酢酸などの過酸化物が挙げられるが、安定性が
高いという点において、m−クロロ過安息香酸が好まし
い。適当な反応溶媒としては、例えばクロロホルムもし
くはテトラクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素類、
メタノール、エタノール、プロパツールもしくはブタノ
ールなどのアルコール類又はこれらの二種以上からなる
混合液が挙げられる。しかしながら、酸化反応における
選択性及び収率の点において、特にクロロホルム又はク
ロロホルムとメタノールの混合液が好ましい。反応温度
は一70〜30℃、好ましくは一20〜10℃の範囲内
とし、反応時間は1分間〜24時間、好ましくは5分間
〜1時間程度とする。
上述のスルフィド化合物[I[]は、下記一般式[] (式中、R−前記と同意義である。) で示されるチオール化合物と、2−ジメチルアミノベン
ジルクロライト塩酸塩とを、反応溶媒中で撹拌下に縮合
させ、ついで適当な塩基を用いて脱塩酸することにより
製造することができる。反応割合はチオール化合物[I
[1]に対して、2−ジメチルアミノベンジルクロライ
ド塩酸塩を等モル量とする。反応溶媒としては、例えば
メタノール、エタノール、プロパツールもしくはブタノ
ールなどのアルコール類、ジメチルホルムアミドもしく
はジメチルスルホキシドなどの非プロトン性極性溶媒も
しくは水又はこれらの二種以上からなる混合液が挙げら
れる。脱塩酸用の塩基としては、例えば炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウ
ム又は水酸化カリウムなどが挙げられる。反応は0〜2
00℃、好ましくは20〜80℃の範囲で行い、反応時
間は1分間〜12時間、好ましくは5分間〜4時間程度
とする。出発原料となるチオール化合物[I11]は、
公知の方法、例えばジャーナル・オプ・Aルガニツク・
ケミストリー(Journal of Organic
 Chemistry)  24巻 1455頁 19
59年に記載された方法に準じて製造することができる
1里及U旦皿五皇1 本発明化合物[エコの<H+K  )ATPアーゼに対
する阻害活性及び胃酸分泌抑制作用を以下に詳述する。
被験化合物としては、本発明化合物[I]の代表例であ
る以下に列記の化合物を用いた。なお、各化合物乞のあ
との括弧内の表示は、本明細書におけるそれら化合物の
仮称名を夫々意味し、かつ俊述の実施例に夫々対応する
ものである。
2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−5
−メトキシイミダゾ[4,5−b]ピリジン(実施例1
)、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−6
−メトキシイミダゾ[4,5−bjピリジン(実施例2
)、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−7
−ニトキシイミダゾ[4,5−b]ピリジン(実施例3
)、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−5
−sec−ブチルオキシイミダゾ[4゜5−b]ピリジ
ン(実施例5)、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−5
−シクロプロピルメチルオキシイミダゾ[4,5−b]
ピリジン(実施例7)、2−(2−ジメチルアミノベン
ジルスルフイニル)イミダゾ[4,5−b]コピリジン
実施例8)、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−6
−メチルイミダゾ[4,5−b]コピリジン実施例10
)、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−7
−イソプロビルイミダゾ[4,5−b]コピリジン実施
例12)、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−5
−エチルチオイミダゾ[4,5−b]コピリジン実施例
13)、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−5
−イソブチルチオイミダゾ[4,5−blピリジン(実
施例15)、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−5
−エチルスルフィニルイミダゾ[4,5−b]コピリジ
ン実施例17)、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−7
−エチルスルフィニルイミダゾ[4,5−bコピリジン
(実施例19)、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−5
−イソブチルスルフィニルイミダゾ[4゜5−b]コピ
リジン実施例20>、 2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニル)−5
−シクロプロピルメチルスルフィニルイミダゾ[4,5
−b]コピリジン実施例21)。
(i)(H+K  >ATPアーゼ阻害活性本発明化合
物[I]の(H+K  )ATPアーゼ阻害活性の試験
は、蛋白質量に換算して300〜500pgの該酵素を
含有する溶液に被験化合物を添加し、これを35〜37
℃で5〜30分間反応させたのち、反応液中の(H十K
  )ATPアーゼの残存活性を測定することにより行
った。被験化合物は予めメタノール又はエタノールに溶
解したものを用い、反応系における被験化合物の濃度が
1×10−3モル濃度になるように加えた。(H+K 
 )ATPアーゼは食用脂(ti09)の新鮮な胃底腺
部よりザッコマニ(Saccomani)らの方法[ザ
・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(
The Journal of Biological
 Chemistry)  251巻 23号 169
0頁 1916年コに従って調製したものを使用した。
(H+K  >ATPアーゼの残存活性は得られた反応
液に塩化マグネシウム及び塩化カリウムを混和し、これ
にアデノシン三燐酸を添加して37℃で5〜15分間酵
素反応を行い、ついで遊離してくる無機リン酸をモリブ
デン酸アンモニウム試薬を用いて比色定量することによ
り求めた。塩化マグネシウム、塩化カリウム及びアデノ
シン三燐酸の初発濃度はそれぞれ2ミリモル濃度、20
ミリモル濃度及び2ミリモル濃度とした。
比色は360〜400止の波長で行った。また、被験化
合物を添加しなかった場合の(H十K  )ATPアー
ゼの残存活性も上述と同様な操作をして測定し、これを
対照実験とした。結果を第1表に示す。表中、阻害効果
は、対照実験で得られた測定値と被験化合物を添加した
場合の測定値との差を求め、これを対照実験の測定値の
百分率で表示した。なお、同表には上述と同様な方法で
測定したNo−1300の(H+K  )ATPアーゼ
阻害活性を比較の為併記した。
第1表 (ii)胃酸分泌抑制作用 本発明化合物[I]による胃酸分泌抑制作用の試験は、
−佼絶食後、幽門部を結紮させたウィスター系雄性ラッ
ト(1群5匹:体重2009前後)を用い、75マイク
ロモル/Klの被験化合物を経口投与し、4時間経過し
たのちの各ラットにおける胃液の総酸度を測定すること
により行った。被験化合物は結紮30分前に、0.5%
カルボキシメチルセルロース水溶液に懸濁して投与した
。胃液は各ラットを層殺し、開腹して採取した。胃液の
総酸度は0.1規定水酸化ナトリウム水溶液を用い、胃
液のpH値が7.0になるまで滴定することにより求め
た。対照実験として、無投与群の胃液総酸度も上述と同
様に操作して測定した。胃酸分泌抑制作用は、胃液総酸
度抑制率で評価した。当該抑制率は、無投与群と各被験
化合物投与群との総酸度の差をとり、これの無投与群の
総1度に対する百分率で表わした。結果を第2表に示す
。なお、同表には上述と同様にして求めたNG−130
0の当該抑制率を比較の為併記した。
第2表 第1表及び第2表から明白なように、本発明化合物[I
]は、強力な(H+十K” )ATPアーゼ阻害活性に
基づき、胃酸分泌を顕著に抑制することが認められる。
(iii)毒性試験 5週令のウィスター系雄性ラットを用い、本発明の代表
的化合物として実施例1,13及び17の化合物につい
て急性毒性(LD50)試験を行った。
LD5゜値はいづれの化合物とも経口投与で4000m
’j / K’J 以上、腹腔内投与で500mg/に
!J以上であった。NC−1300のLDso値は経口
投与で4000m1/に’J以上でおった。
従って、本発明化合物[I]は胃又は十二指腸潰瘍の経
口用治療薬として有望視できるものである。
本発明化合物[I]は通常の製剤担体を配合することに
より錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、細粒剤等の固形
製剤、注射剤、シロップ剤、水剤、懸濁剤、乳剤等の液
剤に調製できる。固形剤にあっては、コーティング法に
より腸溶性コーティング剤に調製してもよい。また、液
剤は、本発明化合物fI]をアルカリと生理的に許容で
きる塩を形成してから水に溶解するか又は本発明化合物
[I]をアルカリ水溶液に溶解することにより調製する
。配合する製剤担体としては、所望の剤型に応じ適宜選
択して使用すればよく、例えば、1−ウモロコシ澱粉、
デキストリン、α、βもしくはγ−シクロデキス1〜リ
ン、ブドウ糖、乳糖、ショ糖、メチルセ!レロース、エ
チルセルロ−スボキシメチルセルロースカルシウム、結
晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、アルギン酸
ナトリウム、ウィテブソールW35、ウィテプソールE
85、ポリビニルアルコールもしくは合成ケイ酸アルミ
ニウムなどの賦形剤、結合剤もしくは崩壊剤:タルク、
ワックス類、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエヂルメチル
セルロース、セルロースアセテートフタレート、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースフタレート、ポリビニル
アルコールフタレート、スチレン無水マレイン酸共重合
体もしくはポリごニルアセタルジエチルアミンアセテー
トなどの滑沢剤もしくは被覆剤:グリセリン、プロピレ
ングリコールもしくはマンニトールなどの溶解補助剤:
ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエチレン
セチルアルコールエーテル、ポリエチレングリコールも
しくはポリビニルピロリドンなどの乳化剤もしくは懸濁
剤;もしくはソルビトール、ツイーン80、スパン60
もしくは油脂類等の安定化剤;又は各種の溶剤が挙げら
れる。
本発明化合物[I]の忠者への投与量は、年令、病気の
症状などにより異なるが、一般に成人に対し一日当り0
.5〜2000my、好ましくは3〜2001+17を
1〜6回、好ましくは1〜3回に分けて投与する。
本発明を参考例及び実施例をもって更に説明する。参考
例はスルフィド化合物[I[]の製造例である。
髪考叢A 2−メルカプト−5−メトキシイミダゾ[4゜5−b]
コピリジン1819 (0,01モル)及び2−ジメチ
ルアミノベンジルクロライド塩酸塩2.069< o、
 oiモル)を、80dのエタノール中、25℃で2時
間撹拌した。この反応液を減圧濃縮し、残留液に10%
炭酸水素ナトリウム水溶液200Idを注ぎ暫時撹拌し
、ついでこれをクロロホルム800dで抽出処理に付し
た。得られた抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥したの
ち減圧乾固した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒はクロロホルム)で精製し、
2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5−メトキ
シイミダゾ[4,5−blピリジンの淡黄色油状物2.
21g(収率70.4%)を1qた。
2−メルカプト−5−メトキシイミダゾ[4゜5−b]
コピリジン0.01モル)を対応するチオール化合物[
Inl  (0,01モル)に変更し、反応温度、時間
等を若干変更した以外は、上述とほぼ同様に処理して以
下の十−化合物を製造した。
2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−6−メ1−
キシイミダゾ[4,5−b]コピリジン油状物 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−7−ニトキ
シイミダゾ[4,5−blピリジン、油状物 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5−イソプ
ロピルオキシイミダゾ[4,5−blピリジン、 ガラ
ス状物 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5−sec
−ブチルオキシイミダゾ[4,5−b]コピリジン  
油状物 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−7−n−ブ
チルオキシイミダゾ[4,5−b]コピリジン  油状
物 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5−シクロ
プロピルメチルオキシイミダゾ[4,5−b]コピリジ
ン  油状物 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)イミダゾ[4
,5−bコピリジン、融点130−132℃2−(2−
ジメチルアミノベンジルチオ)−5−メチルイミダゾ[
4,5−b]コピリジン融点144−146℃ 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−6−メチル
イミダゾ[4,5−b]とリジン、融点171−173
℃ 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−7−エチル
イミダゾ[4,5−b]コピリジン融点93−94℃ 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−7−イソプ
ロビルイミダゾC4,5−b]ピリジン、ガラス状物 鼠!■旦 2−メルカプト−5−エチルチオイミダゾ[4゜5−b
]コピリジン2119 (0,01モル)及び2−ジメ
チルアミノベンジルクロライド塩酸塩2.069(0,
01−Eル) ヲ、80m(7)メタ/−ル中、50”
0130分間撹拌した。この反応液を水浴中10℃に冷
却したのちジエチルエーテル16G戒を撹拌下加えた。
析出した淡黄色結晶を濾取し、2−(2−ジメチルアミ
ノベンジルチオ)−5−エチルチオイミダゾ[4,5−
b]ピリジ/2[2jaヲ3.909(収率93.5%
)得た。この物質に10%炭酸水素ナトリウム水溶液2
50dを注ぎ、暫時撹拌し、ついでこれをクロロホルム
80011dlで抽出した。得られた抽出液を無水硫酸
ナトリウムで乾燥したのち減圧乾固した。得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒はク
ロロホルム)で精製し、2−(2−ジメチルアミノベン
ジルチオ)−5−エチルチオイミダゾ(4,5−b]ピ
リジンの淡黄色油状物3.05 ’j (収率88.7
%)を得た。
2−メルカプト−5−エチルチオイミダゾ[4゜5−b
]ピリジン(o、oiモル)を対応するチオール化合物
[1[1] (o、o1モル)に変更し、反応温度、反
応時間等を若干変更した以外は、上述とほぼ同様に処理
して以下の四化合物を製造した。
2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−7−エチル
チオイミダゾ[4,5−b]ピリジン、油状物 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−6−メチル
チオイミダゾ[4,5−blピリジン、油状物 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5−イソブ
チルチオイミダゾ[4,5−blピリジン、 油状物 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)=5−シクロ
プロピルメチルチオイミダゾ[4,5−b]ピリジン、
  油状物 釆1叢ユ 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5−メトキ
シイミダゾ[4,5−b]ピリジン1,579(0,0
05モル)をクロロホルム200dに溶解し、これにm
−クロロ過安息香酸0.86g(0,005モル)を0
〜5℃で徐々に加え、ついで同温度で20分間攪拌した
。この反応液に10%炭酸水素ナトリウム水溶液1oo
iを0〜5℃で注入混合したのち静置し、下層のクロロ
ホルム層を分取した。このクロロホルム層を無水硫酸す
1−リウムで乾燥したのち減圧濃縮し、得られた残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶媒はエ
タノール−クロロホルム(1:49)]に付し、目的物
を含む分画液を採取した。この分画液を減圧屹固し、得
られた残渣をエーテル−石油ニーデル混合液で再結晶し
たところ、2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィ
ニル)−5−メトキシイミダゾ[4,5−b]ピリジン
の照色ガラス状物0.97 g(収率58.8%)を得
た。
赤外線吸収スペクトル(K8r、 cm−1) :10
40 (S−0) 元素分析値(01BH18N402 Sとして):理論
1直(%);C,58,16H,s、49  N、  
16.96実測値(%);C,58,04H,5,56
N、 17.11実施例2〜12 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5−メトキ
シイミダゾ[4,5−blピリジン(0,005モル)
を対応するスルフィド化合物[I[](0,005モル
)に変更し、反応時間、温度等を若干変更した以外は、
実施例1とほぼ同様に処理し、第3表に示す化合物を収
率54.2〜88.7%で製造した。
(以下余白) X血■ユ旦 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5−エチル
チオイミダゾ[4,5−b]ピリジン1、729 (0
,005モル)をクロロホルム200mに溶解し、これ
にm−クロ口過安息香1!0.869(0,005モル
)を−15〜−10℃で徐々に加え、同温度で1時間攪
拌した。この反応液に10%炭酸水素ナトリウム水溶液
100m1を0〜5℃で注入、混合したのち静置し、下
層のクロロホルム層を分取した。このクロロホルム層を
無水@酸ナトリウムで乾燥したのち減圧tR命し、得ら
れた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展
開溶媒はクロロホルム−酢酸エチル(1:1) ]に付
し、目的物を含む分画液を採取した。この分画液を減圧
留去し、2−(2−ジメチルアミノベンジルスルフィニ
ル)−5−エチルチオイミダゾ[4,5−b]ピリジン
の淡黄色油状物0.56 g(収率31.1%)を得た
赤外線吸収スペクトル(KBr、 cm−1) :10
40 (S=O) 元素分析値(C17H2ON4032として):理論値
(χ);C,5B、64 H,5,59N、 15.5
4実測値(%);C,5B、80 )〜1.5.51 
 N、 15.48亙直叢ユ且ニユヱ 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5−エチル
チオイミダゾ[4,5−b]ピリジン(0,005モル
)を対応するスルフィド化合物[II](0,005モ
ル)に変更し、反応温度、反応時間等を若干変更した以
外は、実施例13とほぼ同様に処理し、第4表に示す化
合物を収率25.7〜41.3%で製造した。
X思叢ユ1 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5−エチル
チオイミダゾ[4,5−b]ピリジン1.729 (0
,005モル)をクロロホルム200mに溶解し、これ
にm−クロロ過安息香酸1.72g(0,01モル)を
0〜5℃で徐々に加え、ついで同温度で20分間攪拌し
た。この反応液に10%炭酸水素ナトリウム水溶液20
0m’20〜5℃で注入、混合したのち静置し、下層の
クロロホルム層を分取した。
このクロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したの
ち減圧濃縮し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー[展開溶媒はメタノール−クロロホルム
(1:49)]に付し、目的物を含む分画液を採取した
。この分画液を減圧乾固し、得られた残漬を酢酸エチル
−ヘキサン混合液から再結晶して、2−(2−ジメチル
アミノベンジルスルフィニル)−5−エチルスルフィニ
ルイミダゾ[4,5−blピリジンの無色結晶i、aa
 g(収率76.6%)を得た。 融点は、147〜1
49℃であった。
赤外線吸収スペクトル(KBr、 cm−1> :10
50 (S=O) 元素分析値(C17H2oN402S2として):理論
値(%);C,54゜23 H,5,35N、 14.
88実測値(%);C,54,37H,5,26N、 
14.92X匹叢ユ旦二2ユ 2−(2−ジメチルアミノベンジルチオ)−5−エチル
チオイミダゾ[4,5−b]ピリジン(0,005モル
)を対応するスルフィド化合物[II](0,005モ
ル)に変更し、反応温度、反応時間等を若干変更した以
外は、実施例17とほぼ同様に処理し、第4表に示す化
合物を収率62.1〜84.5%で製造した。
(以下余白) 次に本発明化合物[I]の製剤例について示す。
(錠 剤) 重量(%) (1)実施例1の化合物       25.0(2)
乳糖             41.0(3)トウモ
ロコシ澱粉       15.0(4)結晶セルロー
ス        15.0(5)とドロキシプロピル
セルロース 3.0上述の(1)〜(5)を混合し、水
を添加して造粒し、ついで乾燥した。得られた顆粒を整
粒したのち、(6)を加えて混合し、これを圧縮成形し
て1錠100myの錠剤を調製した。
(カプセル剤) 重置(%) (1)実施例17の化合物       25.0(2
)乳糖             50.0(3)トウ
モロコシ澱粉       20.0(4)ヒドロキシ
プロピルセルロース 3.0(5)合成ケイ酸アルミニ
ウム    1.0(6)ステアリン酸マグネシウム 
  1.0常法に従って、上述の成分を混和して顆粒と
した。これをカプセルに充填し、1個1oomyのカプ
セル剤を1i製した。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子、シクロプロピル基で置換されて
    いてもよい炭素数1〜4個の直鎖状もしくは分岐状のア
    ルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基又はアルキル
    スルフィニル基を表わす。)で示されるイミダゾ[4,
    5−b]ピリジン誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R′は水素原子、シクロプロピル基で置換され
    ていてもよい炭素数1〜4個の直鎖状もしくは分岐状の
    アルキル基、アルコキシ基又はアルキルチオ基を表わす
    。) で示されるスルフィド化合物を酸化することによる一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子、シクロプロピル基で置換されて
    いてもよい炭素数1〜4個の直鎖状もしくは分岐状のア
    ルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基又はアルキル
    スルフィニル基を表わす。)で示されるイミダゾ[4,
    5−b]ピリジン誘導体の製造法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子、シクロプロピル基で置換されて
    いてもよい炭素数1〜4個の直鎖状もしくは分岐状のア
    ルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基又はアルキル
    スルフィニル基を表わす。)で示されるイミダゾ[4,
    5−b]ピリジン誘導体を有効成分とする抗潰瘍剤。
JP62133535A 1986-07-25 1987-05-30 新規なイミダゾ〔4,5−b〕ピリジン誘導体、その製造法及びそれを含有する抗潰瘍剤 Expired - Lifetime JP2546841B2 (ja)

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