JPS63145516A - 計算機用停電処理回路 - Google Patents

計算機用停電処理回路

Info

Publication number
JPS63145516A
JPS63145516A JP61291983A JP29198386A JPS63145516A JP S63145516 A JPS63145516 A JP S63145516A JP 61291983 A JP61291983 A JP 61291983A JP 29198386 A JP29198386 A JP 29198386A JP S63145516 A JPS63145516 A JP S63145516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
computer
time
time limit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61291983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05728B2 (ja
Inventor
Masaaki Mobara
茂原 公明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP61291983A priority Critical patent/JPS63145516A/ja
Publication of JPS63145516A publication Critical patent/JPS63145516A/ja
Publication of JPH05728B2 publication Critical patent/JPH05728B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はRAM等の記憶部に対してバックアップ電源が
備えられた計算機に対して、その計算機電源が停電した
ときに計算機中の重要な情報を緊急退避させるとともに
記憶部内の記憶内容が変わることがないようにリセット
を掛ける停電処理回路に関する。
〔従来の技術〕
計算機に広く用いられているRAM等の記憶部は、スタ
ティック形などの特殊な場合を除いて、給電が断たれた
り給電電圧がある限界以下に下がると記憶内容が喪失さ
れる問題があるので、重要な計算機にはその本体に対す
る電源とは別に乾電池やバッテリを用いたバックアンプ
電源を記憶部に対して設けることがよく行なわれる。し
かし、計算機電源の停電時や電圧の異常降下時にはとく
にその過渡期において計算機自体の動作が不確実になる
ことがあり、折角記憶部の記憶内容をバックアンプ電源
により保護するようにしておいても、計算機の誤った動
作によってその記憶内容が無用に書き換えられてしまう
おそれがある。このため、停電や電圧降下などの異常時
にはいわゆるリセットパルスを発生させて、これによっ
て記憶部の内容の書換え禁止等の記憶内容の保全上の処
理が行なわれる。従来、かかる停電処理用のリセットパ
ルスないしはリセット信号の発生回路としては、5vや
12Vの計算機電源の電圧レベルを常時監視しておき、
それがある限界値以下になったときにリセットパルスな
いしはリセット信号を発する比較的簡単なものが用いら
れて来た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、計算機システムの大きなものや特に重要な仕事
をするものでは、単に記憶部の内容だけを保全するので
は無意味な場合がしばしばある。
すなわち計算機内のCPU内のレジスタやCPUのもつ
アドレス空間内の特定な領域内の情報内容が停電により
一旦失われてしまうと、復電後に残っているRAM内の
記憶内容だけでは仕事の再開ないしは続行することがで
きなくなるからである。
このためRAM等の記憶部以外にある重要な情報の内容
を異常時にバンクアップ電源を備える記憶部内の所定の
領域に緊急退避させてやることが望ましい、もちろん、
この緊急退避は前述のリセットパルスやリセット信号に
連動させてすることでは最早や間に合わないから、リセ
ットパルスとは別のなんらかの停電検出信号が必要にな
る。前述の従来からの簡単なリセット信号発生回路だけ
では、緊急退避用に適した停電検出信号を発生させるこ
とができなかった。
かかる現状に立って、本発明は計算機電源の停電等の異
常時に計算機内にある重要な情報の内容を記憶部に緊急
退避させた上でバンクアップ電源によってサポートされ
た記憶部の記憶内容を安定して保全できる計算機用停電
処理回路を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は本発明によれば、停電処理回路を計算機電
源の瞬時停電を検出可能な停電検出手段と、該手段から
停電検出信号を受けてラッチされ該ラッチ期間中計算機
に対し緊急退避用の割込信号を発する緊急割込回路と、
該緊急割込回路のラッチ出力を受けて起動され計算機の
緊急退避に必要な第1の時限の経過後に第1の時限信号
を発して緊急割込回路のラッチ状態を解く第1の時限回
路と、第1の時限信号を受けて起動され所定の第2の時
限の間中第2の時限信号を発する第2の時限回路と、第
1の時限信号および第2の時限信号の少なくとも一方が
存在する間中計算機の記憶部に対してリセット信号を発
してそれを保持するリセット信号とで構成することによ
って達成される。
〔作用〕
前述の構成にいう停電検出手段はできるだけ鋭敏に停電
を検出できるもの、すなわち瞬間停電をも検出可能なも
のとする。ただし、外部からのスパイク状のノイズを瞬
間停電としてしまうと、本発明においては一旦停電検出
信号が停電検出手段から発しられると計算機に緊急退避
動作をさせてしまうので、無用な緊急退避をさせること
になり兼ねないので、計算機が誤動作を起こさない程度
のノイズは無視するように停電検出手段を構成するのが
よい、緊急割込回路は停電検出手段から停電検出信号を
受けると直ちにラッチa′態に入り、この状態にある間
は計算機に割込信号を与えるので、計算機はこれに応じ
て緊急退避動作に入りその内部にある重要情報の内容を
記憶部内の所定領域に退避させ記憶させる。この割込信
号に対して計算機が与えるべき優先度は最高のものとす
るのが望ましく、他のすべての指令やコマンドを中断な
いし無視して緊急退避プログラムがこれにより自動起動
されるようにするのがよい。
緊急割込回路のこのラッチ情報はまた第1の時限回路に
よっても直ちに検知され、計算機の緊急退避に必要な時
間を確保するための第1の時限を起動させ、その経過後
に発しられる第1の時限信号により始めて緊急割込回路
のラッチ情報が解かれる。従って計算機電源に瞬間停電
があり、その後に復電したとしても計算機の緊急退避動
作はそれと無関係に続けられ、これによって緊急退避の
思わぬ中断によって重要情報の内容が失われるおそれが
なくなる。もちろん、緊急退避された重要情報はまだ記
憶部にはリセット信号が出されていないので記憶部内に
そのまま記憶される。なお、停電検出信号が出された後
計算機電源が完全停電してしまったときには第1の時限
信号は連続的に維持されるが、第1の時限の経過後に復
電したときには第1の時限信号は復電の少時後に消滅さ
れる。
第1の時限信号の発生は第2の時限回路によっても検知
され、これによってその第2の時限動作が起動されてこ
の時限内に限り第2の時限信号がそれから発しられる。
リセット回路はこの第2の時限信号と前の第1の時限信
号のいずれか一方が存在する間リセット信号を発するか
ら、少なくともこの第2の時限間は記憶部内への書込み
ないしはその記憶内容の書換えは完全に防止される。こ
の第2の時限の経過後にまだ計算機電源が停電状態のま
まである場合には第1の時限信号が維持されているので
、リセット信号も継続されて記憶部の書換えは禁止され
たままになる。逆に第2の時限の経過時点で計算機電源
が復電しておれば、その時点以降は第1の時限信号と第
2の時限信号はともに消滅状態となり、停電前の状態に
戻るから、計算機はその動作を直ちに再開することがで
きる。
つまり、停電検出信号が一旦出されれば、本発明による
停電処理回路は最悪の事態を予想して計算機側に緊急退
避動作をさせ、かつリセット信号による記憶部内の記憶
内容の書換え禁止を所定時間内継続させることにより、
計算機の重要情報と記憶部内の記憶内容との双方の保全
を確実に行ない、この保全期間経過後に計算機電源が復
電していれば計算機の動作再開を直ちに可能とし、まだ
復電していなければ記憶部の記憶内容の保全を復電時点
まで継続する0以上のようにして前記の課題が解決され
る。
〔実施例〕
以下、図を参照しながら本発明の詳細な説明する。第1
図は本発明による計算機用停電処理回路の実施例を示す
回路図である。
図において、計算機1はRAMとして示された記憶部2
とバス5を介して結ばれたCPUであり、割込人力NM
Iを備える。この割込人力N旧は割込レベルとしても最
高位のNon Maskable Interrupt
と呼ばれるもので、これに割込信号TSが与えられると
バス5に接続された図示しないROM等に格納されてい
る緊急退避プログラムが自動起動される。この計算機1
は例えば定電圧電源である計算機電源3から給電されて
おり、一方記憶部2の方はバンクアップ電源4により単
独にないしは計算機電源3を並列に給電されている。ま
た、バックアップ電s4は記憶部2のほか図で!1線で
囲まれた停電処理回路の一部にも給電するものとする。
図の左側に示された停電検出手段10は、計算機電源3
の電圧が所定の限界値を下回ったとき停電検出信号を発
しうる従来からのものであってよく、その停電検出感度
はできるだけ高いことが望ましい、この実施例における
停電検出手段10は無停電時に論理値rl(Jを発する
オープンコレクタ接続の出力十うンジスタを持ち、それ
に対する電位引き上げ抵抗IIが図示されている。キャ
パシタ12と抵抗13とはスパイク状のノイズを無視す
る程度の小さな時定数を決めるためのもので、それ以上
の時定数をもつ信号がインバータ14を介して論理値「
H」の停電検出信号DSとして緊急割込回路2oに与え
られる。上述の時定数は無用なノイズに応じて計算機1
に徒らに緊急退避動作をする危険をなくすためのもので
ある。
緊急割込回路20は上述の停電検出信号DSをインバー
タ21を介して受け、これによりフリップフロップ22
の補のプリセット入力PRHに補の停電検出信号DSが
与えられるので、該フリップフロップ22は停電検出信
号DSに応じてラッチされそのQ出力からラッチ出力L
5を発する。一方オアゲート23は補の停電検出信号i
とフリップフロップ22のi出力とをその補入力に受け
、停電検出信号DSに応じてそのゲートを開いて割込信
号Isとして計算機1の割込人力NMfに与える。この
オアゲート23はフリップフロップ22がラッチ状態に
ある間停電検出信号DSが消滅しても該フリップフロッ
プのQ出力により開かれるので、割込信号Isはフリッ
プフロップ22のラッチ状態の間中維持される。
第1の時限回路30はインバータ31を介して緊急割込
回路20からのラッチ出力LSを受ける。このインバー
タ31の出力側は電位引き上げ抵抗32により常時は論
理値144の状態にあり、ラッチ出力LSを受けて論理
値「L」となるが、その後段の第1の時限TLIを設定
するための抵抗33とキャパシタ34との接続点の電位
v1はある時定数をもって経時的に立ち下がる。この時
定数回路の出力v1を受ける直列抵抗35.インバータ
36.37および並列抵抗37は往復動作特性に履歴が
ある2個の動作しきい値TH1d、TH1uをもつシュ
ミット回路を構成し、電圧v1が下がり方向のしきい値
TH1dを下回ったとき第1の時限信号TSI−を補信
号の形で出力する。この第1の時限信号TSI−は図示
のように緊急割込回路20内のフリップフロップ22の
補のクリア人力CLRに与えられるので、緊急割込回路
20は第1の時限信号が発しられたときそのラッチ状態
が解かれる。
第2の時限回路40内のナンドゲー)41の2個の入力
は常時は共に論理値「H」でその出力の論理値rLJで
あるが、前述の第1の時限信号TSIが発しられると直
ちにこれを検知してその出力を論理値rHJとする。こ
れを入力VI2として受けるキャパシタ42と抵抗43
とからなる逆り字状の時定数回路は第2の時限TL2を
設定するためのもので、入力VI2の立ち上がりに応じ
てその出力VO2は立ち上がった後に所定の時定数で立
ち下がる。後段の抵抗44とインバータ45とからなる
シュミット回路は単一の動作しきい債TH2をもち、出
力VO2がこの値T112を下回ったときに第2の時限
信号TS2を補信号の形で出力する。
リセット回路50内のオアゲー)51は第1の時限信号
「と第2の時限信号TS2−をその補入力にそれぞれ受
け、両者の内のいずれか一方により開かれてインバータ
52を介してリセット信号R3を補信号の形で出力して
記憶部2に与える。
以上で本発明による停電処理回路の構成の説明を−遺り
終えたので、ついでその動作を第2図から第5図までの
波形図を参照しながら説明する。
第2図はその(8)に示すように本格的な停電が発生し
た場合の本発明による停電処理回路の動作を示すもので
ある。停電検出手段lOからの停電検出信号DSは停電
の時刻toに直ちに立ち上がった後にrHJの状態を維
持しようとするが、停電検出手段の後続回路への供給電
圧も計算機電!I3の出力電圧の降下と共に下がってし
まうので、停電検出信号DSは少時後に立ち下がって消
滅してしまう。
この停電検出信号DSを受けてラッチされる緊急割込回
路20からのラッチ出力LSも同図中)に示すように同
じ経過を辿る0図示されていないが、緊急割込回路20
が発する割込信号!Sもこのラッチ出力と同じ波形とな
り、計算機lは時刻10でそれを受けて緊急退避動作を
始める。第1の時限回路30内の電圧v1は同図tel
に示すように立ち下がって行き、その値がしきい値TH
1dを切った時刻t1において同図(d+に示すように
第1の時限回路30から第1の時限信号TSIが発しら
れる0時刻toからtlまでの時間が第1の時限TLL
であって、この間に計算機1はその重要情報の記憶部2
への緊急退避を終える。
第1の時限信号TSIはもちろん緊急割込回路20のラ
ッチ状態を解こうとするが、時刻tlではまだ停電検出
信号DSが存在していてこの方が優先されるのでラッチ
状態は解けない、第1の時限信号TSIの発生とともに
第2の時限回路40内の時定数回路への人力VI2は同
図(e)のように立ち上がり、これに応じてその出力す
02も同図(flのように立ち上がり、かつ第2の時限
信号TS2も同図+Inのようにほぼ同時に発しられる
。この時刻tl後の第2の時限TL2の経過後に時定数
回路の出力VO2がしきい値TH2を切る時刻t2に第
2の時限信号TS2は消滅する。リセット回路50から
のリセット信号R5は時刻tlからt2までの間第1の
時限信号と第2の時限信号が共存するのでこの間を通じ
て記憶部2に与えられる0時刻t2以降は第2の時限信
号TS2は消滅するが、第1の時限回路30内の出力部
であるシェミット回路にはバックアップ電源4からの給
電がなされていて第1の時限信号TSIは存在し続ける
ので、リセット信号R8はその後も引き続いて維持され
る。つまりこの場合には停電時刻toの後の緊急退避用
の第1の時限経過後の時刻tlから記憶部2に書換え禁
止が掛かり、停電中はこの禁止が継続されて記憶部2内
の記憶内容が安全に保全される。
第3図は前と逆に瞬間停電があった場合の動作を示すも
のであるが、前の説明と重なる所は煩雑を避けるために
省略する。同図(alに示すように停電検出信号O8は
停電時刻to後の第1の時限TLIの経過前に消滅して
いるが、前述のように緊急割込回路20のラッチ状態は
第1の時@ TLIの経過前に解かれることはなく、計
算機lの緊急退避動作は復電の有無に関せず完了される
。しかし、この場合は時刻11に第1の時限信号TSI
が第1の時限回路30から発しられたとき、停電検出信
号口Sは既に消滅しているので、緊急割込回路20に直
ちにラッチ状態を同図世)に示すように解かれる。これ
に応じて緊急割込回路20の電圧v1も同図(C1に示
すように回復に向かい、上昇方向のしきい値TH1uを
越えた時刻111に第1の時限信号TSIが同図(d+
に示すように消滅する。しかし、時刻tlに起動された
第2の時限回路40の動作はそのまま継続され、リセッ
ト回路50からのリセット信号R5は第2の時111T
L2の間中同図(h)のように記憶部2に与えられ、書
換禁止を維持させる。第2の時限TL2後の時刻t2に
は第2の時限信号TS2も消失して停電処理回路は停電
前の状態に戻るので、計算機lはこの時刻から動作を再
開できる。
第4図はその(alかられかるように瞬間停電が断続的
に2回起きた場合の動作を示すものである。
この場合は、同図(bl、 (d+に見られるように、
緊急割込回路20のラッチとその解除が2回起こり、こ
れに応じて第1の時限信号TSIも2度発生されるが、
全体の動作としては第3図の場合とほぼ同じであり、第
2の時限TL2の経過後の時刻t2から計算機1は動作
を再開できる。なお、この第4図に示された例は瞬間停
電が重ねて起きる時間間隔が第2の時限より短い場合で
あるが、間隔が第2の時限よりも長くなった場合の動作
は前の第3図の場合と同じになることは容易に理解され
よう。
第5図は長い停電後に復電した場合の動作を示すもので
、この場合停電検出手段IOやその後続回路への給電が
最初は切れていて停電検出信号が発しられることがない
ので、同図+a+には今までの停電検出信号のかわりに
緊急割込回路20等への給電電圧Vが示されている。こ
の給電電圧Vは復電時刻t3からその正規の値である例
えば5vに図示のように立ち上がって行く、緊急割込回
路20のラッチ出力LSはこの立ち上がりに応じて同図
伽)に示すように多少立ち上がる傾向を示すが、バック
アップ電源4で給電されている第1の時限回路30の出
力回路からの第1の時限信号TSI−が存在し、フリッ
プフロップ22の補のクリア人力CLRに与えられてい
るので、ごく短時間後の時刻t4に緊急割込回路20は
非ラツチ状態に置かれる。第1の時限回路30内の電圧
Vlは電位引き上げ用抵抗32への給電電圧が立ち上が
るに応じて同図(C1に示すように立ち上がり、それが
上向は方向に対するしきい値TH1uを越す時刻t5に
第1の時限信号TSIが消失する。
一方第2の時限回路40の方では前の第2図からもわか
るように第2の時限信号TS2は消滅状態にあるから、
第1の時限信号TSIが消失するとリセット回路50の
オアゲート51への2人力が共になくなるので、リセッ
ト信号R5も第5図(h)に示すようにこの時刻t5に
消滅して記憶部2の書換え禁止が解かれ、計算機1は再
開できる状態に入る。
以上説明した停電発生時と復電時のほか、この実施例に
おける計算機用停電処理回路は停電継続中は記憶部2に
リセット信号R5を常に送って記憶部2の記憶内容が変
わることがないように保護する。このためにはリセット
回路50を停電中も動作させ、第1の時限信号および第
2の時限信号の内の少な(とも一方を存在させておくの
が前述の構成から必要であり、第1図に示したように第
1の時限回路30の出力部と第2の時限回路40とリセ
ット回路50とにバックアンプ電源4からの給電を継続
しておくのが望ましい、さらに、この実施例のようにリ
セット信号iがrLJの状態で記憶部2にリセットがか
かるようにしておくのが記憶部2の記憶内容の保全をよ
り確実にする上で望ましい。
第1の時限信号および第2の時限信号についても同様の
意味で、実施例におけるようにrLJを存在の状態に対
応させるのが望ましい。
〔発明の効果〕
以上の説明かられかるように、本発明によれば計算機電
源に停電があった時、これを検出する停電検出手段から
の停電検出信号に緊急割込回路が直ちに応じて計算機に
緊急退避用の割込信号を発するので、計算機は重要情報
を記憶部内の所定領域に退避させてその保全を図ること
ができる。この緊急退避に必要な第1の時限の間は停電
がw1続的なものか瞬間的なものかに関せず上の割込信
号が確保されるので、本発明による停電処理回路は停電
の種類や状況に怒わされることなく確実な緊急退避を保
証する。第1の時限回路によるこの第1の時限の設定動
作に引き続いて第2の時限回路により第2の時限が設定
されて、リセット回路は少なくともこの第2の時限間は
記憶部にリセット信号を送って、上のように緊急退避さ
れた重要情報を含めて記憶部内の全記憶内容を書換え禁
止等の手段てバックアップ電源からの給電下で安全に保
全させる。第2の時限の経過時点で復電しておれば、停
電処理回路の内部状態も停電前の状態に帰っているので
、計算機は直ちに動作を再開することができ、第2の時
限の経通時点でまだ停電が継続しておれば、リセット回
路からリセット信号が引き続いて記憶部に供給されその
記憶内容の保全を復電時まで継続させる。従って本発明
による停電処理回路によれば、緊急退避された重要情報
を含めて記憶部内の全記憶内容を停電の経過のいかんに
関せず最も安全に保護することができ、かつ停電が瞬間
的なものであったときに計算機の動作の早期再開を可能
とする効果を有する。
なお、計算機が記憶部内のデータの読出しあるいはそれ
への書込み動作をしている最中に停電が発生し、これに
応じて直ちに記憶部にリセット信号を送って書換え禁止
を掛けると、読書き中のデータが破壊されてしまうおそ
れがあるが、上述の第1の時限内の緊急退避動作はかか
るデータ破壊の危険をも未然に防止する意味も持つもの
である。
【図面の簡単な説明】
図はすべて本発明に関するもので、内部1図は本発明に
よる計算機用停電処理回路の実施例回路図、第2図1第
3図および第4図はそれぞれ連続停電、瞬間停電および
断続停電の場合の本発明回路の動作を示す主な信号の波
形図、第5図は復電時の本発明回路の動作を示す主な信
号の波形図である0図において、 1:計算機、2:記憶部ないしはRAM、3 :計算機
電源、4:バンクアップ電源、5:バス、10:停電検
出手段、11:電位引き上げ抵抗、12:時定数回路の
キャパシタ、13:時定数回路の抵抗、14:インバー
タ、20:緊急割込回路、21:インバータ、22:フ
リップフロップ、23ニオアゲート、30:第1の時限
回路、31:インバータ、32:電位引合上げ抵抗、3
3:時定数回路の抵抗、34:時定数回路のキャパシタ
、35.38:シュミット回路の抵抗、36.37:シ
ュミット回路のインバータ、40:第2の時限回路、4
1:ナンドゲート、42:時定数回路のキャパシタ、4
3:時定数回路の抵抗、44:シュミット回路の抵抗、
45:シュミット回路のインバータ、50:リセット回
路、51ニオアゲート、52:インバータ、DS:停を
検出信号、■S:割込信号、Llラッチ出力、IIMI
:計算機の割込入力、R3:リセット信号、TLI:第
1の時限、TL2 :第2の時限、〒l1ld :第1
の時限回路内シュミット回路の下向けの動作しきい値、
THlu :第1の時限回路内シュミット回路の上向き
の動作しきい値、TH2:第2の時限回路内シュミット
回路の動作しきい値、TSI :第1の時限信号、TS
2:第2の時限信号、t:時間、tO:停電時刻、tl
:第1の時限終了時刻、t2:第2の時限終了時刻、t
3フ復電時刻、vl:第1の時限回路内時定数回路の電
圧、V12:第2の時限回路内時定数回路への入力電圧
、v02:第2の時限回路内時定数回路の出力電圧、V
:回路への給電電圧、・、ン 第2図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)記憶部に対してバックアップ電源が備えられた計算
    機に対する停電処理回路であって、計算機電源の瞬時停
    電を検出可能な停電検出手段と、該手段から停電検出信
    号を受けてラッチされ該ラッチ期間中計算機に対し緊急
    退避用の割込信号を発する緊急割込回路と、該緊急割込
    回路のラッチ出力を受けて起動され計算機の緊急退避に
    必要な第1の時限の経過後に第1の時限信号を発して緊
    急割込回路のラッチ状態を解く第1の時限回路と、第1
    の時限信号を受けて起動され所定の第2の時限の間中第
    2の時限信号を発する第2の時限回路と、第1の時限信
    号および第2の時限信号の少なくとも一方が存在する間
    中計算機の記憶部に対してリセット信号を発してそれを
    保持するリセット回路とを備えてなる計算機用停電処理
    回路。 2)特許請求の範囲第1項記載の回路において、緊急割
    込回路に対する停電検出信号によるラッチが第1の時限
    信号によるその解除よりも優先されることを特徴とする
    計算機用停電処理回路。 3)特許請求の範囲第1項記載の回路において、第1の
    時限回路中の第1の時限経過後に第1の時限信号を発生
    する出力部と第2の時限回路とリセット回路とが記憶部
    に対すると共通のバックアップ電源により給電されるこ
    とを特徴とする計算機用停電処理回路。
JP61291983A 1986-12-08 1986-12-08 計算機用停電処理回路 Granted JPS63145516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61291983A JPS63145516A (ja) 1986-12-08 1986-12-08 計算機用停電処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61291983A JPS63145516A (ja) 1986-12-08 1986-12-08 計算機用停電処理回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63145516A true JPS63145516A (ja) 1988-06-17
JPH05728B2 JPH05728B2 (ja) 1993-01-06

Family

ID=17775992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61291983A Granted JPS63145516A (ja) 1986-12-08 1986-12-08 計算機用停電処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63145516A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04162116A (ja) * 1990-10-26 1992-06-05 Fujitsu Ltd 停電アラーム検出制御方式
JP2011166886A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Toshiba Corp 情報処理装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5926332B2 (ja) 2014-07-31 2016-05-25 本田技研工業株式会社 車両用メータ表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04162116A (ja) * 1990-10-26 1992-06-05 Fujitsu Ltd 停電アラーム検出制御方式
JP2011166886A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Toshiba Corp 情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05728B2 (ja) 1993-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4827149A (en) Operation halting circuit
US6711692B1 (en) Data processing unit including central unit and peripheral unit driven by separate power supplies
JPS63145516A (ja) 計算機用停電処理回路
TWI465895B (zh) 低功率模式錯誤回復方法,系統及裝置
WO2016206263A1 (zh) 一种防止spi flash开关机时数据破坏的系统及方法
JP2006318105A (ja) 監視システム
JPH05218834A (ja) リセット回路
JP2504502B2 (ja) 集積回路カ―ド
JPH01288934A (ja) ダブルマイコンシステムの暴走防止回路
JP2934693B2 (ja) 携帯型電子機器のメモリ保護装置
JP2535546B2 (ja) メモリカ−ド
JPH01169558A (ja) 電源オフに対するデータ保護装置
KR970003318B1 (ko) 데이터 기록제어 수단
JPH03105514A (ja) 電源断の検出・復帰回路
JPS5933111Y2 (ja) 蓄積型火災感知器
JP3763866B2 (ja) 記憶回路
JPS61123086A (ja) 磁気バブル記憶装置
JPH03256108A (ja) デジタルシステムのリセット回路
JPH01112314A (ja) 電源装置
JPH09212201A (ja) 生産設備用制御回路
JPH0363782A (ja) Icカードの保護装置
JPH03113524A (ja) Cmosメモリのバッテリバックアップ制御回路
JPH0380346A (ja) メモリ保護システム
JPH0543223U (ja) パワーダウンモードにおけるラツチアツプ防止回路
JPH04313128A (ja) メモリ用電源喪失検出回路