JPS63145216A - 育毛養毛等美髪料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は育毛養毛等美外科に関し、より詳しくは通常
の食用植物であるアシタバ（ＡｎｇｅｌｉｃａＭｅｉｓ
ｋｅｉ　Ｋｏｉｄｚ）を利用し、その全草部の抽出物を
主成分とし、副作用を排して極めて安全性が高いととも
に皮膚ことに頭皮機能の賦活による養毛、白髪防止、抗
脱毛等の効果の高い育毛養毛等美外科の提供にある。

（従来の技術及びその欠点） 一般に、人は成人後加齢するに従い老化現象が冗進し、
この老化現象に伴う線毛、脱毛、白髪の問題が特に男性
にとって大きな悩みとなっている。

一方、近年生活全般におけるストレスの充満、特に仕事
の高度化及び煩雑化に伴う動労者の過労と一方における
美食（高カロリー、高糖質食）に原因して老化開始年齢
が低下してきており、それによってますます上記線毛、
脱毛、白髪などの問題も低年齢化してきている。

最近は２．学童、学生ら未成年者においてすら早くも老
化現象と考えられる症状を呈する者が多く、実際に文部
省の調査では体力のピークは１７オを頂上として下降す
る現状である。

特に、学童、学生らに際立つ特異現象として美食（高カ
ロリー、高糖質食）と添加物を含む加工食品の多摂に原
因する体脂肪増に伴う皮膚頭髪の脆弱化という症状があ
る。

即ち、頭髪の脱落昂進や白髪に悩む男性の急増であり、
特にその年齢層の低い方への拡大である。

従来から育毛養毛等頭髪保全の問題を解決する為種々の
化粧料組成物が開発されているが、その作用機序は、そ
の殆どがｗ１髪の生え際の皮膚特に毛根を刺激し、毛根
部とその周辺の血流を促進し頭皮への栄養補給をはかる
もの、又は保湿剤配合により頭皮の乾燥を防ぎ育毛養毛
等美髪問題を解決せんとこころみるものであった。

又、物理的に頭皮をブラシ等でたたいて刺激するのも同
じ様な目的によるもので、又他に細胞賦活を期待し或い
は頭皮の炎症の予防の為の薬剤や生薬成分を配合するの
が一般的な方法であるが何れも確たる効果を期待しうる
ちのに非ず、その為従来の育毛料にはそれぞれの目的に
沿うように総花的に数種の成分が配合されている。

例えばエタノール、女性ホルモン、ビタミンＢ６、ビタ
ミンＥ５パントテン酸、トウガラシチンキ、ショウキョ
ウチンキ、センブリエキス、ヒノキチオール、セファラ
ンチン、感光素、オードキニン、等が通常３種類以上混
合されている。

現在のところ、上記２方法の併用を超えるすぐれた育毛
、養毛方法は存在しない。

ところが、これら薬剤や生薬成分にあってはその効力が
外用として明らかなものが少なく、その結果従来市販の
ものの外用による育毛効果は、大力において期待されて
いる実を挙げていない。

又、これら前記の各種成分は育毛料としての厚生省承認
許可を取得するために配合前例あるものとして安易に反
復利用されてきた傾向もある。

更に、これら従来の育毛養毛等化粧料は、配合成分が複
数有ることにより皮膚刺激効果による過敏反応が表れや
すく人によってはかぶれの問題が生じたり１．炎症を生
じたり頭皮、頭髪が乾燥しすぎたりして却って逆効果で
ある等の欠点がある場合もあった。

（解決手段） ところで、この発明者は従来から食用植物の研究をすす
めその過程でアシタバ（ＡｎｇｅｌｉｃａＫｅｉｓｋｅ
ｉ　Ｘｏｉｄｚ）の全草部の抽出物を必須成分とする育
毛養毛等美外科が単味であっても優れた育毛、養毛等の
美髪効果をもつことを見いだすと同時に配合成分数が少
ない為もあり頭部のかぶれや損傷がす（なく従って従来
の欠点が解消できることを見いだし、この発明に到達し
たものである。

即ちこの発明は、アシタバ（Ａｎｇｅｌｉｃａ　Ｋｅｉ
ｓｋｅｉＫｏｉｄｚ）の葉茎部、根部等の全草部の抽出
物を必須成分とする育毛養毛等美外科にかかるものであ
る。

（発明の構成） この発明に於いて使用するアシタバ（Ａｎｇｅｌｉｃａ
ＫｅｉｓｋｅｉＫｏｉｄｚ）とは、通常食用に提供され
るセリ科の多年草で主として伊豆大島、へ丈島において
生育し普通その葉茎部が食される。

この発明に於いては、前記アシタバ（Ａｎｇｅｌｉｃａ
Ｋｅｉｓｋｅｉ　Ｋｏｉｄｚ）の葉茎部のみならず、地
下部（根部）等の全草部を用いる。

この発明においてアシタバ（Ａｎｇｅｌｉｃａ　Ｋｅｉ
ｓｋｅｉＫｏｉｄｚ　）の使用部位としては根部等の地
下部位が、より効果が大きく望ましいという実験的知得
も存する。

これをこの発明に係る育毛養毛等美外科の必須成分とす
るには以下に記す抽出法でエキス或いはエキス粉末を得
る。

尚、抽出方法は次の例に限定されるものでは無い。

まず葉茎部をよく洗浄し細切し、約１０倍量の温湯（通
常４０〜５０°Ｃのものが望ましい）を加え、恒温状態
で一夜静置し濾過し濾液を得る。

この発明で抽出に際し温湯の温度を１５〜８０℃、望ま
しくは４０〜５０℃とする理由は、熱水抽出（８０℃を
越える温度の水）物に比して、１５〜８０℃望ましくは
４０〜５０℃で抽出した抽出物をこの発明の必須成分と
した方がより効果が大となるので望ましい。

これをそのまま、又は約１７１０量に減圧等の方法で濃
縮し、この発明の必須成分として供する。

これら抽出液又はその濃縮液或いはその乾燥粉末は、一
定量のリノール酸を用い一定時間に一定量の空気を吹込
み、一定の熱をかけ続けた時に生じるリノール酸の過酸
化物を抑制する効果を、日本薬局方ｄｉ−α−トコフェ
ロール（ビタミンＥ）と比較した場合、たとえばアシタ
バ葉茎部抽出液（ビタミンＥと等量を予めリノール酸に
混入した場合）のリノール酸過酸化物抑制率は、ビタミ
ンＥの数倍に達する。

この事実は脱毛、白髪等発生要因の−っである頭皮皮脂
過酸化に対し有効性をもつものと推論できるが、この発
明者らの今後の課題でもある。

この発明でアシタバ（Ａｎｇｅｌｉｃａ　Ｋｅｉｓｋｅ
ｉ　Ｋｏｉｄｚ）の葉茎を含む濃縮液或いはその乾燥粉
末又は抽出物のへアートニックへの添加量は１％水溶液
として換算して３〜Ｌｏｗ／ｖχとするのが望ましい。

その理由は、３ｗ／ｖＸ未満では充分この発明の効果が
奏せず、又逆に１０ｗ／ｖχを越えて配合してもその効
果は１０ｗ／ｖχ配合物に比して大きく効果が増大しな
いということに基づく。

また、この発明においてはアシタバ（Ａｎｇｅｌｉｃａ
Ｋｅｉｓｋｅｉ　Ｋｏｉｄｚ）の養毛育毛効果を増大さ
せるために他にいずれか配合成分を混合してもよい。

この配合物としては、エタノール、女性ホルモン、ビタ
ミンＢ６、ビタミンＥ、パントテン酸、トウガラシチン
キ、ショウキョウチンキ、センブリエキス、ヒノキチオ
ール、セファランチン、感光素、オードキニン等の通常
育毛料に配合されている成分全てが挙げられる。

この様な配合成分を混合してこの発明にかかる育毛養毛
等美外科とするには、常法に準じて行えばよく最終形態
としてはヘアトニック、ヘアクリーム、ヘアートリート
メント、ヘアオイル等の任意の形態を採用できる。

（効果） 以上詳述した如く、この発明はアシタバ（Ａｎｇｅｌｉ
ｃａ　Ｋｅｉｓｋｅｉ　Ｋｏｉｄｚ）の全草部の抽出物
を必須成分とする育毛養毛等美外科であるから、この成
分単独或いはせいぜい他の一成分を混合するだけで育毛
養毛等美髪効果があるため、従来のように多成分混合系
の育毛養毛等美外科とことなり頭皮への副作用を防止し
ながら育毛養毛等効果を発揮することができる美外科で
ある。

次に実施例及び試験例を記載することにより、より一層
この発明の効果を明確にする。

実施例及び比較例１・２ （実施例） アシタバの全草部の乾燥物２ｋｇを調製し、この乾燥物
を粉砕し、この粉砕物に温湯（４０〜５０°）１０リツ
トルを加え恒温状態で一夜抽出した。

その後、これを濾別し濾液を１／１０に濃縮し、エキス
を減圧乾燥し、６６０ｇの緑色粉末が得られた。

この粉末を１０χ水溶液として用いて、次の処方により
ヘアートニックを作り試験に供した。

エタノール　　　　　　　　３４．５％香料　　　　　
　　　　　　　０．５χネ青製氷　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　６２′＆アシタバ抽出物水
溶液　　　３ｚ （比較例１） アシタバ乾燥物の粉砕物を１００℃の熱水で抽出した以
外は実施例と同様にヘアートニックを調製した。

（比較例２） 実施例のへアートニックの配合物中アシタバ抽出物水溶
液を、局方センブリ末１０χ水溶液とした以外は実施例
と同一組成のへアートニックを調製した。

試験例１ 実施例で得たヘアートニックを、脱毛で悩んでいる２２
才から５１才の男性３０人を（第１群）、（第２群）、
（第３群）の三群各群１０人にわけ、毎日入浴洗髪後、
乾いたタオルで頭髪を良く清拭させた後、所要量頭髪に
被用させた。

第１群は抜毛が多いもの。

第２群は部分的に頭髪のうすいもの。

第３群は全体に頭髪のうすいもの。

３週間後の結果を、次の第１表に示す。

脱毛試験は、入浴時に洗髪しこの後乾燥したタオルで頭
髪をこすりタオルに残った髪の毛の数で判断した。

尚、洗髪時期、洗髪方法、タオルで頭髪を拭く回数も一
定とした。

育毛、養毛については本人の自覚を問診で確認し、著効
という本人の自覚にたいしては第三者が同時に頭部の産
毛の生え状況を目視で確認して結論した。

育毛、養毛についての有効中には本人の自覚のみで第三
者の確認をともなわないものも含む。

試験例２ ２５才から５５才までのやや毛が薄い男性合計３０人を
、実施例１施用群（第１群）、比較例１施用群（第２群
）、比較例２施用群（第３群）のそれぞれ１０人づつの
グループに分け、試験例１と同様に施用させて３ケ月後
、及び６ケ月後に改善状態を質問して、調べた。

結果をまとめて第２表及び第３表に示す。

（以下余白 一一一一第　３−　　　　　６　　　　’注）略効果有
の中には、第三者が外観状目視で効果が確認出来なくと
も、本人が自覚的になんとなく調子が良いと自覚したも
のを含む。

叉、効果有とは第三者が外観状目視で効果が顕著に確認
できるものをまとめた。

この結果から判るように、この発明に係る育毛養毛等美
外科は長期施用により、従来品に比べて〃Ｊ果が顕著に
なることが判るとともに副作用が無く、有効に育毛養毛
等美髪の効果を発揮できることが明らかである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）アシタバ（Ａｎｇｅｌｉｃａ　Ｋｅｉｓｋｅｉ　
   Ｋｏｉｄｚ）の全草部の抽出物を必須成分とする育毛養
   毛等美髪料。